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監督 (キリスト教)

索引 監督 (キリスト教)

リスト教における監督(bishop)は、新約聖書にみられるエピスコポス(ἐπίσκοπος, epískopos)の訳語(監督、保護者の意)であり、後代には一般的に監督の位置と権限を委託されたキリスト教の高位聖職者を指す。新約聖書における監督(エピスコポス、ἐπίσκοπος)を現代における高位聖職者の原型と捉える教派と、そうでない教派とがある。 高位聖職者を指す場合、日本語では教派(宗派)によって訳語が異なる。「監督」は主にプロテスタントで使われる訳語であり、カトリック教会での司教、聖公会・正教会での主教に相当する。.

73 関係: 助祭執事 (キリスト教)きよめ教会いのちのことば社南インド教会古代ギリシア語司祭司教名誉司教大司教大主教宗教改革岡田稔主教世界教会協議会府主教位階使徒継承マーティン・ロイドジョンズメソジストルーテル教会プロテスタントフィリピの信徒への手紙ホーリネス分裂事件ホーリネス和協分離初代教会アレクサンドリア総主教庁アンティオキアのイグナティオスエヴァンジェリカル・オーソドックス教会エキュメニズムエクザルフカトリック教会キリスト教キリスト教大事典キリスト教諸教派の一覧ギリシア語ジョン・ウェスレー再建現代訳聖書神父総大司教総主教牧師監督聖伝聖公会聖職者補佐司教西方教会首座主教...首都大司教車田秋次輔祭英語枢機卿東西教会東方教会正教会有賀寿新約聖書新改訳聖書日本ハリストス正教会日本ホーリネス教会日本ホーリネス教団日本聖公会日本聖教会日本聖書協会日本正教会訳聖書改革派教会教皇教派教派別のキリスト教用語一覧教文館 インデックスを展開 (23 もっと) »

助祭

助祭(じょさい、)はキリスト教における教会職務のひとつで、ギリシャ語のδιάκονος(奉仕者の意)を語源とする。カトリック教会では、司祭につぐ職位。正教会では「輔祭」の訳語を、聖公会などプロテスタントでは「執事」という訳語を用いている。 ラテン語ではdiaconusといい、トリエント公会議では「聖職位階の上位」であったが、第2バチカン公会議ではそれまで存在した副助祭、祓魔師、読師、守門という四つの下級叙品が廃止されたため、現代では「聖職位階の下位」(『教会憲章』29項)となっている。 第二バチカン公会議以来、助祭を司祭への通過点や、ミサなどの典礼における単なる「司祭の補助」と見なすのではなく、助祭として固有の職務を再確認する方向に進んでいる。これに伴い司祭には叙階されず、既婚者もなりうる終身助祭 (permanent deacon) の制度が復活し、最近では日本でも登場し始めている。 また、中世以降(現教会法でも)、助祭は男性に限られているが、カルケドン公会議などで40歳以上の独身女性の叙階を認めるなどの例が教会の歴史において見られる。 Category:キリスト教の称号・役職 Category:カトリック en:Deacon id:Diakon pl:Diakonat.

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執事 (キリスト教)

本項ではキリスト教における執事(しつじ)を扱う。 使徒行伝6章に登場する、共同体の雑用のための職の訳語としての用法のほか、現代のキリスト教の教会における職位・役割も指すが、教会(教派)によって語義・指す職に違いがある。.

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きよめ教会

きよめ教会(きよめきょうかい)は1936年(昭和11年)に、日本ホーリネス教会の和協分離に伴って設立された中田重治監督派のきよめ派の教団。 1941年(昭和16年)の日本基督教団成立と1942年(昭和17年)6月のホーリネス弾圧事件(きよめ教会事件)により、秘密結社禁止処分により解散を命じられ、事実上組織は消滅する。 現在は、1958年(昭和33年)に創立された基督聖協団が実質的にきよめ教会を受け継いでいる。.

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いのちのことば社

いのちのことば社(いのちのことばしゃ)は、スウェーデン同盟キリスト教団内で運営される組織の名称。 プロテスタント福音派系の出版社、超教派の文書伝道団体である。.

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南インド教会

南インド教会(みなみインドきょうかい、)は長老派教会、オランダ改革派教会、会衆派教会、メソジスト教会、聖公会が合併してできた、インドでキリスト教プロテスタントの信徒が最大数が参加する合同教会で、本部はタミル・ナードゥ州の州都・チェンナイにある。.

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古代ギリシア語

古代ギリシア語(こだいギリシアご、Ἑλληνική、現代ギリシア語:Αρχαία ελληνική γλώσσα)は、ギリシア語の歴史上の一時期を指す言葉。古代ギリシアの、アルカイック期(紀元前8世紀 - 前6世紀)、古典期(前6世紀 - 前4世紀)、ヘレニズム期(前4世紀 - 後6世紀)の3つの時代に跨がっており、様々な方言が存在し、古典ギリシア語もその一つである。.

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司祭

司祭(しさい)とは、キリスト教における位階の一つ。東方諸教会、正教会、カトリック教会、聖公会に存在する。 プロテスタントには、万人祭司の教理により司祭がおらず、指導者として牧師がいる。.

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司教

司教(しきょう、Episcopus, bishop)は、カトリック教会の位階の一つで、ある司教区(教区)を監督する聖務職のこと。 正教会や聖公会などではこれに相当するのは「主教」と呼び、福音主義(ルター派)教会やメソジストでは「監督」と呼ぶ。 なお、カトリック教会でも中国語・韓国語では訳語に「主教」を採用している(例:天主教台湾地区主教団)。.

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名誉司教

名誉司教(めいよしきょう、Episcopus Emeritus, bishop emeritus)とはカトリック教会における栄誉称号の一つ。退任した司教に与えられる日本カトリック司教協議会教会行政法制委員会翻訳『カトリック新教会法典―羅和対訳』 (有斐閣、1992年) 219頁参照。。関連する称号に名誉総大司教、名誉大司教、名誉司祭がある(いずれも本項で解説)。.

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大司教

大司教の紋章 大司教(だいしきょう、Archiepiscopus)は、カトリック教会の聖職者位階司教の範疇に属する聖務職。正教会と聖公会では大主教に相当する。他言語のほとんどでは区別せず、たとえば英語ではともにアーチビショップ(archbishop)である。 カトリック教会の教会法において4種類に分類される。.

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大主教

大主教(ギリシア語: Αρχιεπίσκοπος (archepiskopos) )はキリスト教の役職のひとつ。主教の中で権威の高い位として用いられる称号。 正教会、ルター派、聖公会でこの訳語を用いる。日本カトリック教会では大司教に相当するが、他言語では両者を区別しないことが多い。たとえば英語ではともにアーチビショップ (archbishop) である。.

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宗教改革

フスの殉教 宗教改革(しゅうきょうかいかく、Protestant Reformation)とは、16世紀(中世末期)のキリスト教世界における教会体制上の革新運動である。贖宥状に対するルターの批判がきっかけとなり、以前から指摘されていた教皇位の世俗化、聖職者の堕落などへの信徒の不満と結びついて、ローマ・カトリック教会からプロテスタントの分離へと発展した。 ルターによるルター教会、チューリッヒのツヴィングリやジュネーヴのカルヴァンなど各都市による改革派教会、ヘンリー8世によって始まったイギリス国教会などが成立した。また、当時はその他にアナバプテスト(今日メノナイトが現存)など急進派も力を持っていた。.

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岡田稔

戸神学校の神学生時代 岡田 稔(おかだ みのる、1902年12月11日 - 1992年7月13日)は、日本の牧師、神学者。日本キリスト改革派教会の創立者。その神学は神中心、徹底した聖書信仰に貫かれており、キリストにおける神の救いの確かさと豊さを明らかにすることを目指していた、と言われている。 カニンガム、アブラハム・カイパー、バーヴィング、チャールズ・ホッジ、ウォーフィールドのカルヴァン神学の正統的な改革派信仰を継承し、教会を形成した。四国学院大学名誉教授。.

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主教

主教(しゅきょう、Επίσκοπος, Episcopus, Bishop, Епископ)とは、正教会、聖公会における高位聖職者主教について、「最高位」(英語では"highest" もしくは"supreme")に類した表現を使用して居らず、「高位」(英語では"high")に当たる言葉も使っていないケースもあるが(、 )、一方で「最高位」 ("highest") を使用している文献もある。ここでは大辞泉での表現「高位」に拠った。。複数教会によって構成される教区を管轄する(大辞泉)正教会の出典:聖公会の出典:。 カトリック教会では司教と呼ばれる。「主教」は正教会に属する日本ハリストス正教会、および聖公会に属する日本聖公会などで用いられる訳語。なお朝鮮語および中国語では、カトリック教会の司教も「主教」である。ルーテル教会やメソジストでは監督と呼ばれる『キリスト教大事典』519頁、教文館、昭和48年9月30日 改訂新版第二版。 2世紀初頭には既に主教職があり現代に至っているが、教派ごとにその位置付けは異なる。.

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世界教会協議会

世界教会協議会(せかいきょうかいきょうぎかい、英語:The World Council of Churches 、略:WCC)は、世界的なエキュメニカル組織である。スイスのジュネーヴを本拠地に、120か国以上からの340を超える教会と教派の会員が所属している。 世界教会協議会は、1970年代テロ活動を行っていたグループに資金援助をしていたため、論争をまき起こした。世界教会協議会自身は、「1948年のイスラエル建国以来、聖地の平和のために努力してきた」と主張している。.

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府主教

ンボスキニオン(チョトキ)と呼ばれる、正教会での数珠状の祈りの用具。リヤサを着用している。 府主教(ふしゅきょう、Μητροπολίτης, Митрополит, metropolitan)はキリスト教のうちで正教会の主教品の位階の一つで、日本正教会の訳語。カトリック教会の管区大司教、あるいは首都大司教に相当する。 正教会の場合、主教の上位聖職者として、総主教、府主教、大主教がある。各地域の正教会毎に序列が異なる。.

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位階

位階(いかい)とは、国家の制度に基づく個人の序列の標示である。位(くらい)ともいう。「位階」という語は、基本的には地位、身分の序列、等級といった意味広辞苑 第五版 p.121「位階」である。制度としての「位階」は、元は古代中国の政治行政制度である律令制や、それを継受した国における官僚・官吏の序列の標示(身分制度)である。後には、位階は、長く官職にあった者や特に功績のあった者などに与えられる栄典の一となった。位階を授与することを「位階に叙する」または叙位(じょい)という日本においては平安時代以後、宮中で例年正月5日頃に行われる五位以上の位階を授ける儀式のことも叙位(例の叙位)と言った。。.

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使徒継承

使徒継承(しとけいしょう、apostolic succession)は、キリスト教においてイエス・キリストの直弟子である十二使徒に直接に連なりその教えを継承するという信念をいう。使徒継承であることを使徒継承性という。日本語の慣行としては、使徒継承の語自体は主にカトリック教会の用語として使われ、正教会では用いられない。正教会ではたんに「使徒の」ということを好む(例:「使徒の教会」)。カトリック教会でも、使徒継承の語は、通常は「使徒的」(しとてき)と訳されるapostlicus(ラテン語、αποστολική(apostolike)に由来)の訳語として使われることもある。 .

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マーティン・ロイドジョンズ

デイヴィッド・マーティン・ロイドジョンズ(David Martyn Lloyd-Jones、1899年12月20日 - 1981年3月1日)は、20世紀のプロテスタントに大きな影響を与えた改革派系福音派陣営の牧師である。 ほぼ30年の間ロンドン、ウェストミンスター・チャペルの牧師であった。彼はウェールズとイングランドの多くの教派が受け入れたリベラル神学が非聖書的であるとして強く反対した。そして真理と御霊によらない一致はないとしてエキュメニカル運動からの分離を訴え、特にエキュメニカル派のイングランド国教会(聖公会、アングリカン・コミュニオン)から、福音的なクリスチャンが出てくるように呼びかけた。 20世紀最大の説教者とも呼ばれ、講解説教で有名であり、福音派では金科玉条のように読まれているが、伝道者としてのロイドジョンズも注目されるようになった。 ロイド=ジョーンズと転写されることもあるが、近年の日本語訳はほとんどが「ロイドジョンズ」を用いており、著書の翻訳でロイド=ジョーンズと表記された例はない。以下でも「ロイドジョンズ」を用いる。.

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メソジスト

メソジスト (Methodist) とは、18世紀、英国でジョン・ウェスレーによって興されたキリスト教の信仰覚醒運動の中核をなす主張であるメソジズム (Methodism) に生きた人々、および、その運動から発展したプロテスタント教会・教派に属する人々を指す。日本では美以教会とも言われていた。.

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ルーテル教会

ルーテル教会(ルーテルきょうかい、, )は、マルティン・ルターによりドイツに始まる、キリスト教の教派または教団。ルター派(ルターは)とも呼ばれる。プロテスタントの一つであり、全世界に推定8260万人の信徒が存在する。発祥の地ドイツを始め、北欧諸国では国民の大半がルター派であり、そこから移民が渡った先のアメリカ合衆国、カナダ、ブラジル等の南アメリカ各国でも信徒数が多い。 パッヘルベル、J.S.バッハ、テレマン、メンデルスゾーンなど著名な音楽家が多く所属し、作曲家や音楽家に縁がある教会としても知られる。.

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プロテスタント

プロテスタント(Protestantism、Protestant)は、宗教改革運動を始めとして、カトリック教会(または西方教会)から分離し、特に(広義の)福音主義を理念とするキリスト教諸教派を指す。日本ではカトリック教会(旧教)に対し、「新教」(しんきょう)ともいう。.

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フィリピの信徒への手紙

『フィリピの信徒への手紙』(ふぃりぴのしんとへのてがみ)は新約聖書中の一書で使徒パウロがフィリピ(ピリッポイ)のキリスト者共同体にあてた書簡。『フィリピ人への手紙』『フィリピ書』『ピリピ人への手紙』『ピリピ書』また脚注などでは、とりわけ章節を伴う出典参照において、しばしば「フィリ」「フィリピ」等と略記される。.

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ホーリネス分裂事件

ホーリネス分裂事件(ホーリネスぶんれつじけん)は、1933年から1936年まで続いた日本ホーリネス教会内部の分裂事件である。.

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ホーリネス和協分離

ホーリネス和協分離は、日本ホーリネス教会の内紛の結果、生じた争いに対して、和協委員の仲介によって成立した日本ホーリネス教会の正式な分離。和協分離は交渉の段階で検事などの法律家を交えたゆえに使用した法律用語である。.

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初代教会

初代教会(しょだいきょうかい)は、教会史における初代のキリスト教会を指すキリスト教の用語である。ここでは新約聖書、教父文書、信条、信仰告白においてあらわされ、キリストの教会、教派において共有される見解のみ記述する。他の学問的理解については原始キリスト教を参照。.

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アレクサンドリア総主教庁

アレクサンドリア総主教庁は、パパ・アレクサンドリア総主教の機関・座所を言う。アレクサンドリア総主教は現在2人いる。.

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アンティオキアのイグナティオス

アンティオキアのイグナティオス(35年頃 - 107年?永眠年について、「107年」とするものと、「98年から117年の間」とするものがある。在位年間も諸説ある。)は、アンティオキアの第2代主教(司教)プロテスタントの出典:『キリスト教大事典』74頁、教文館、昭和48年9月30日 改訂新版第二版当時はまだ総主教制は形成されていない。。正教会、非カルケドン派、カトリック教会、聖公会、ルーテル教会などで聖人とされる。使徒教父の一人。 正教会では「神品致命者」という称号のほか、「捧神者」(ほうしんしゃ、Θεοφόρος, Богоносец)という称号を付されて呼ばれるΘεοφόρος(古典ギリシア語再建音:テオフォロス、現代ギリシア語転写:セオフォロス)につき、キリスト教大事典では「神を宿すもの」との訳をあてている。。イグナティウスと表記されることもある。.

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エヴァンジェリカル・オーソドックス教会

ヴァンジェリカル・オーソドックス教会(Evangelical Orthodox Church, 略称"EOC")は、東方教会の伝統を採用していったキリスト教の福音派プロテスタント、特にキャンパス・クルセード・フォー・クライストの学生宣教師機関に起源を持つ組織であり、後に大半が正教会に合流する事になった運動体である。 「オーソドックス」即ち「正教」と名乗っているが、当初は使徒継承を有していない福音主義プロテスタントの運動体であり、他の正教会からは正教会と認められていなかった。しかしながら東方奉神礼(東方典礼)の導入過程で正教会と交流していく中、使徒継承の必要性の認識に至り、やがて大半の構成員が正教会に合流する事となった。 なお正教会に合流しなかった残存するエヴァンジェリカル・オーソドックス教会は2011年1月現在も、正教会とは独立した組織として少数ながら存続している。.

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エキュメニズム

ュメニズム(Ecumenism)とは、キリスト教の教派を超えた結束を目指す主義、キリスト教の教会一致促進運動のことである。世界教会主義(せかいきょうかいしゅぎ)ともいう。転じて、キリスト教相互のみならず、より幅広くキリスト教を含む諸宗教間の対話と協力を目指す運動のことを指す場合もある。.

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エクザルフ

ルフ(Экзарх, exarch)とは、正教会の主教の役職・称号。総主教の使節としての役割を果たす他、独自の教区(エクザルフ教区, exarchate)を持つ場合もある。総主教代理と表記されることもある。 原語であるἔξαρχος(エグザルホス「エグザルホス」…現代のコンスタンディヌーポリ総主教庁やギリシャ正教会といった、現代ギリシャ語を用いる正教会でも用いられる語彙であるため、現代ギリシャ語転写に則った。後述の通り、古典ギリシャ語再建音では「エクサルコス」となる。、英語・ロシア語風表記としてはエクザルフ)は、上述の主教の役職・称号としての用法の他に、東ローマ帝国時代の「総督」「地方大守」等と訳される職も指していた。日本語以外の言語では、東ローマ帝国の総督職と、正教会における主教としてのエクザルフとを、原語からの転写を基にした同じ言葉で言い表す事が多い。.

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カトリック教会

トリック教会(カトリックきょうかい、)は、ローマ教皇を中心として全世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派。その中心をローマの司教座に置くことからローマ教会、ローマ・カトリック教会とも呼ばれる。.

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キリスト教

リスト教で最も頻繁に用いられるラテン十字 アギア・ソフィア大聖堂にある『全能者ハリストス』と呼ばれるタイプのモザイクイコン。 キリスト教(キリストきょう、基督教、Χριστιανισμός、Religio Christiana、Christianity)は、ナザレのイエスをキリスト(救い主)として信じる宗教「キリスト教」『宗教学辞典』東京大学出版会、1973年、146頁。「キリスト教」『大辞泉』増補・新装版、小学館、1998年11月20日、第一版、714頁。 小学館、コトバンク。。イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。その多く(正教会正教会からの出典:・東方諸教会東方諸教会からの出典:・カトリック教会カトリック教会からの出典:・聖公会聖公会からの出典:・プロテスタントルーテル教会からの出典:改革派教会からの出典:バプテストからの出典:メソジストからの参照:フスト・ゴンサレス 著、鈴木浩 訳『キリスト教神学基本用語集』p103 - p105, 教文館 (2010/11)、ISBN 9784764240353など)は「父なる神」「御父」(おんちち、『ヨハネによる福音書』3:35〈『新共同訳聖書』〉)。と「その子キリスト」「御子」(みこ、『ヨハネによる福音書』3:35〈『新共同訳聖書』〉)・「子なる神」。と「聖霊」を唯一の神(三位一体・至聖三者)として信仰する。 世界における信者数は20億人を超えており、すべての宗教の中で最も多い。.

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キリスト教大事典

リスト教大事典(キリストきょうだいじてん)は、日本キリスト教協議会 (NCC) 文書事業部・キリスト教大事典刊行委員会により刊行された大事典。プロテスタント宣教100年(1959年)を記念して企画された。エキュメニズムの世界教会協議会神学教育委員会 (Theological Education Fund, WCC) から多額の助成金を受けた事業である。発行は教文館。1963年に初版発行。1968年に改訂新版、1977年に改訂新版第4版、1988年に改訂新版第9版が出た。判型:B5判/1600ページ 教文館。2016年12月26日閲覧。。.

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キリスト教諸教派の一覧

リスト教諸教派の一覧(キリストきょうしょきょうはのいちらん)は、キリスト教の諸教派(宗派)を歴史的教義的に関係するものをまとめて一覧する。また、各教派に所属する個々の教会組織・教団についても掲載する。.

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ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

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ジョン・ウェスレー

ョン・ウェスレー(John Wesley、1703年6月28日(ユリウス暦6月17日) - 1791年3月2日)は、18世紀のイングランド国教会の司祭で、その後メソジスト運動と呼ばれる信仰覚醒運動を指導した人物。この運動から生じたのがメソジスト派というプロテスタント教会であり、アメリカ合衆国・ヨーロッパ、アジアで大きな勢力をもつに至った。特にアメリカではプロテスタント系で信徒数第2の教派である。聖化を強調し、『キリスト者の完全』を唱えた。これはウェスレー派のメソジストときよめを強調するホーリネスに継承されている。.

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再建

再建(さいけん).

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現代訳聖書

代訳聖書(げんだいやくせいしょ、Modern Japanese Bible)は、尾山令仁が翻訳し、1983年に羊群社より出版された旧新約聖書の個人訳。聖書正典66巻からなり、聖書キリスト教会の公式の礼拝聖書である。現代訳聖書を基にして2013年にロゴス出版社より出版された創造主訳聖書(そうぞうしゅやくせいしょ)についても述べる。.

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神父

(しんぷ、πατήρ, pater, Father, don, отец (батюшка))とは、正教会・東方諸教会・カトリック教会で、司祭に対して呼びかける際に用いられる敬称正教会の出典:カトリック教会の出典:。.

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総大司教

総大司教(そうだいしきょう)は、カトリック教会において最高の裁治権をもつ司教職。 原語であるギリシャ語"πατριαρχής"(パトリアルケース、英語:Patriarch)は正教会では「総主教」と訳されるが、正教会の総主教は各国の正教会の首長であり聖職者の最高位であるため、その権限は西方の総大司教とは大きく異なる(「正教会の総主教」の段落で後述)。 ギリシャ語"πατριαρχής"(パトリアルケース)は、父を意味するπατήρ (pater)「パーテル」とリーダーなどを意味する ἄρχων (archon)「アルコン」の複合語である。ラテン語では"patriarcha"(パトリアルカ)という。この語は旧約聖書の七十人訳において、族長時代の族長のことを指していた。.

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総主教

総主教(そうしゅきょう、Πατριάρχης, ロシア語・ブルガリア語: Патриарх, Patriarch)は、東方教会(正教会、東方諸教会)における最高位聖職者であり、主教品の最上位。正教会においては特定の独立正教会の首座主教に付与される称号(首座主教であっても総主教ではない主教が正教会には居る)。 総主教の管轄する教区・教会・事務局・総主教邸は総主教庁(Patriarchate)と呼ばれる。.

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牧師

牧師(ぼくし)とは、キリスト教のプロテスタントの教職者(教役者)。その地位は、各教派によって異なる。英語・ドイツ語ではPastorと言い、ラテン語の「羊飼い」に由来する。.

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監督

監督(かんとく)とは、多くの事柄や人々・組織など見張ったり、指図をすることで取り締ることである。転じて、それらを行う人や組織のこともいう。.

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聖伝

聖伝あるいは聖伝承(せいでん、Sacred Tradition, Holy Tradition)は、キリスト教における伝承のこと。正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会では重要視される。 聖伝の位置づけについては正教会とカトリック教会の間に違いがある。前者は「聖伝の中に聖書が含まれる」と捉えるのに対し、後者は「聖書と聖伝」と並び称す。 他方、プロテスタントでは位置付けが異なり伝統と訳すが、伝統をどこまで認めるかには幅があり、純粋に聖書のみを主張する者も居れば、逆にカトリック教会に近い伝統主義の者などもいる。.

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聖公会

聖公会(せいこうかい、Anglicanism, Anglican Church)は、イングランド国教会 (Church of England) の系統に属するキリスト教の教派。「聖公会」とは聖なる公同の教会(holy catholic church)という意味であり、1887年から日本で、その後中国でも用いられるようになった名称である。 聖公会は自らを、西方教会におけるカトリック教会とプロテスタントの中間として位置づけ、そのことから「中道(Via Media)」の教会であると自認している(系統概略図も参照)。 世界各地にある聖公会の諸教会の世界的連合を、アングリカン・コミュニオン (Anglican Communion)という。アングリカン・コミュニオンはイングランド国教会を母体とし、カンタベリー大主教の指導的地位を認めるが、裁治権はカンタベリー大主教にはない。聖公会の教会組織は、国家ごとに独立して自治を行う形態をとっている。.

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聖職者

Таджуддин, Талгат Сафич(ムフティー、イスラームの指導者)、アレクシイ2世(モスクワ総主教、正教の指導者) 聖職者(せいしょくしゃ、κλῆρος、clerus、clergy, cleric)とは、宗教上の聖職に就いている人。(宗教的に)人々を導き、教える役割を果たしている人のことである。対義語は、平信徒。.

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補佐司教

補佐司教(ほさしきょう、episcopus auxiliaris, auxiliary bishop)は、カトリック教会の教区において、その司牧上必要があると思われる場合に、司教の要請によって1名または数名置くことができる、当該教区の司教を補佐する司教のこと。教会法上、補佐司教は司教座が空位になった際に継承権を有しない(教会法403条1項)点が、継承権を有する協働司教(coadjutor bishop)と異なる。また重大な事情があれば、特別の権限を付与された補佐司教を教区司教に与えることができる(教会法403条3項)。 日本のカトリック教会においては、大司教が教区長である大阪教区に補佐司教が2名置かれている。かつては同じく大司教が教区司教である長崎教区と東京教区にも補佐司教が置かれていたが、長崎教区では補佐司教が大司教に任命されて教区司教に着座したため、東京教区でも補佐司教が辞任したため、いずれも現在は置かれていない。メキシコシティ教区やローマ教区のように6 - 8名の補佐司教を擁する教区も存在する。.

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西方教会

西方教会(せいほうきょうかい、Western Christianity) は、西ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(ローマ・カトリック教会、聖公会、プロテスタント、アナバプテストなど)の総称。ローマ・カトリック教会のみを指す場合もある。東方教会の対語。 ただし、東方典礼カトリック教会は完全にローマ・カトリック教会の一員であるが、基本的に東方教会に分類される(まれに西方教会に分類されることもある)。.

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首座主教

首座主教(しゅざしゅきょう、Προκαθήμενοι, Primate, Примас)とは、キリスト教の聖職者の役職のひとつである。正教会に属する日本ハリストス正教会、および聖公会に属する日本聖公会などで用いられる用語である。 英語表記は "Primate" が一般的だが、アングリカン・コミュニオンのうち、スコットランド聖公会と歴史上その流れを汲んだ米国聖公会では "Presiding Bishop" と呼ぶ。聖公会には「総裁主教」(そうさいしゅきょう)との表記もある。.

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首都大司教

首都大司教(しゅとだいしきょう、 希:Μητροπολίτης,羅:Metropolita,英:Metropolitan bishop)は、キリスト教の一派カトリック教会の聖職の階級の1つ。教会管区の裁治権を持つ司教である。管区大司教とも。カトリック教会による訳語。歴史的には正教会(Orthodox Church)の府主教(Metropolitan bishop)と同一の起源を持つ(ギリシャ語名はカトリック教会も正教会も同じである)。 以下本項ではカトリックの制度を解説する。 首都大司教は管区下の司教を招集する権利と義務を持つ。 カトリックにおいて全司教に対する裁治権を持つのはローマ司教(ローマ教皇)のみである。首都大司教にはローマ司教が祝別したパリウムが授与される。 大司教の権限は、配下にある司教らの相談役で、教会禄は自教区のみである。 日本には長崎教会管区、東京教会管区、大阪教会管区が置かれており、いずれも首都大司教が選ばれている。.

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車田秋次

車田 秋次(くるまだ あきじ、1887年4月10日 - 1987年)は日本の牧師。ホーリネス教会の初期に、中田重治監督の側近の五教授の一人として活躍。戦後は、日本ホーリネス教団の創設者で、同教団の指導者となった。.

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輔祭

輔祭(ほさい、Διάκονος、Диакон、Deacon)は正教会における神品(聖職者)の職分のひとつ。主教・司祭の許(もと)で、主教・司祭を奉神礼において補佐する。日本正教会の訳語。男性の正教徒が主教による神品機密によって叙聖されることにより、輔祭職に就く。 他教会との比較では、カトリック教会の助祭、聖公会の執事に相当する。なお、正教会における「執事」は、他教派では一般の信徒が務める「教会役員」等に相当する。 輔祭の中に細分化された位階として、首輔祭・長輔祭がある。稀に「補祭」との表記が見られるがこれは誤りである。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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枢機卿

枢機卿(すうききょう、すうきけい、、)は、カトリック教会における教皇の最高顧問である。重要な案件について教皇を直接に補佐する「枢機卿団」を構成すると同時に、個々の枢機卿は、教会全体にかかわる日常的な職務について教皇を助ける。 正式な称号は「聖なるローマ教会の枢機卿()」 で、枢機卿(カーディナル)という言葉自体はラテン語の「Cardo(カルド.

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東西教会

東西教会(とうざいきょうかい)とは、東方教会と西方教会の両方を指す概念。 東方教会と西方教会が分裂したと一般に言われる東西教会の分裂であるが、東方教会に含まれる非カルケドン派、アッシリア東方教会は、それぞれカルケドン公会議、エフェソス公会議で既に分裂していた。しかしながら「東西教会の分裂」は東方教会と西方教会の分裂ではなく、正教会(東方正教会)とカトリック教会(ローマカトリック教会)の分裂を指して用いられる語として用いられる。.

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東方教会

東方教会(とうほうきょうかい、Eastern Christianity)は、中東・ギリシャ・アナトリア・東ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(正教会、東方諸教会)の総称。正教会のみを指す場合もある。西方教会の対語。 広義の東方教会には以下の諸教会が含まれる"The Blackwell Dictionary of Eastern Christianity" Wiley-Blackwell; New edition (2001/12/5), p168 - p169, ISBN 9780631232032。;正教会;非カルケドン派;アッシリア東方教会;東方典礼カトリック教会;上記諸教会から異端とされるグループ.

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正教会

Σημειώσεις από τις παραδόσεις τού καθηγητού Ι. Δ. Ζηζιούλαより)。 正教会(せいきょうかい、Ορθόδοξη Εκκλησία、Православие、Orthodox Church)は、ギリシャ正教もしくは東方正教会(とうほうせいきょうかい、Eastern Orthodox Church)とも呼ばれる、キリスト教の教会(教派)の一つ。 日本語の「正教」、英語名の"Orthodox"(オーソドックス)は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語のオルソドクシア "ορθοδοξία" に由来する。正教会は使徒継承を自認し、自身の歴史を1世紀の初代教会にさかのぼるとしている『正教会の手引き』8頁 - 11頁。 なお「東方教会」(とうほうきょうかい)が正教会を指している場合もある。 例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである。 なお、アルメニア使徒教会、シリア正教会、コプト正教会、エチオピア正教会なども同じく「正教会」を名乗りその正統性を自覚しているが、上に述べたギリシャ正教とも呼ばれる正教会とは別の系統に属する。英語ではこれらの教会は"Oriental Orthodox Church"とも呼ばれる。詳細は非カルケドン派正教会を参照。.

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有賀寿

有賀 寿(ありが ひさし、1926年2月7日 - 2015年8月24日)は日本の福音派の牧師、著作家。著作、翻訳活動を通して、福音派で文書伝道を展開した。.

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新約聖書

『新約聖書』(しんやくせいしょ、ギリシア語: Καινή Διαθήκη, ラテン語: Novum Testamentum)は、紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の正典。また、イスラム教でもイエス(イーサー)を預言者の一人として認めることから、その一部(福音書)が啓典とされている。『新約聖書』には27の書が含まれるが、それらはイエス・キリストの生涯と言葉(福音と呼ばれる)、初代教会の歴史(『使徒言行録』)、初代教会の指導者たちによって書かれた書簡からなっており『ヨハネの黙示録』が最後におかれている。現代で言うところのアンソロジーにあたる。「旧約聖書」「新約聖書」は、新旧の別による「旧いから無視してよい・誤っている、新しいから正しい」といった錯誤を避けるため、旧約聖書を『ヘブライ語聖書』、新約聖書を『ギリシア語聖書』と呼ぶこともある。内容的にはキリストが生まれる前までを旧約聖書、キリスト生誕後を新約聖書がまとめている。.

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新改訳聖書

新改訳聖書(しんかいやくせいしょ)は、日本聖書刊行会より発行された聖書で、原語(ヘブライ語、ギリシア語)からの日本語翻訳聖書のひとつ。旧約聖書と新約聖書の両方を含み、カトリック教会が第二正典と呼ぶ外典を含まない66巻の書からなる。1970年初版発行、1978年第2版発行、2003年に差別語等を見直した(例えば「らい病」をヘブライ語の原音に近い「ツァラアト」に変更した)第3版が刊行された。また、全面的な改訂作業を行い、『聖書 新改訳2017』として2017年10月に刊行された。.

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日本ハリストス正教会

函館ハリストス正教会復活聖堂 聖マトフェイ聖堂 日本ハリストス正教会(にほんハリストスせいきょうかい)は、キリスト教の教会。自治独立が認められている正教会所属教会のひとつである。ハリストスは「キリスト」の意(こうした独自の表記・翻訳については後述する)。英語表記は"Orthodox Church in Japan"である(略号はOCJ)。 通称・略称として日本正教会とも呼ばれる。1970年以前、自治正教会となっていなかったころにも、日本の正教会は日本人正教徒およびロシア人正教徒から「日本正教会」と呼ばれていた。 正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(日本正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけでは無く、同じ信仰を有している。 19世紀後半(明治時代)に、ロシア正教会の修道司祭聖ニコライ(のち初代日本大主教)によって正教の教えがもたらされ、これがその後の日本ハリストス正教会の設立につながった。聖ニコライによって建立されたニコライ堂(東京復活大聖堂)、函館の復活聖堂、豊橋の聖使徒福音記者マトフェイ聖堂は、国の重要文化財。 本項では日本ハリストス正教会で用いられている用語を断りなく用いることがある。.

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日本ホーリネス教会

日本ホーリネス教会(にほんほーりねすきょうかい)は1917年から1936年まで存在した、日本におけるホーリネス系の最初の団体である。.

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日本ホーリネス教団

日本ホーリネス教団(にほんホーリネスきょうだん)は、中西雅裕が代表を務める日本の宗教法人である。 プロテスタント系のキリスト教団でホーリネス運動の流れを汲むという。日本福音同盟に加盟しているとのこと。.

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日本聖公会

日本聖公会(にっぽんせいこうかい, Nippon Sei Ko Kai, NSKK, The Anglican-Episcopal Church in Japan)は、キリスト教の一派のアングリカン・コミュニオンの形成団体のひとつ。聖公会は宗教改革の中からイングランドで生まれたキリスト教の一教派で、「英国教会」または「英国国教会」とも訳される。日本で宣教を開始したのは安政6年(1859年)で、国内の信者数はおよそ58,000人。受聖餐者はおよそ20,000人。300以上の教会のほか、立教大学、桃山学院、聖路加国際病院など、200あまりの関連施設を持つ。.

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日本聖教会

日本聖教会(にほんせいきょうかい)はホーリネスの分裂の事件の結果、委員会側に分かれた団体。1936年に成立して、1941年の日本基督教団の成立の際に、第6部になり、日本聖教会の組織は消滅した。.

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日本聖書協会

一般財団法人日本聖書協会(にほんせいしょきょうかい)は、主に日本語訳聖書などを出版する聖書協会である。プロテスタント系であるが、ローマ・カトリックとも共同作業を行うほか、正教会にも聖書を頒布している。所在地は東京都中央区銀座四丁目。聖書協会世界連盟加盟。.

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日本正教会訳聖書

日本正教会訳聖書(にほんせいきょうかいやくせいしょ)は、日本ハリストス正教会で祈祷(奉神礼)に用いる聖書。明治期の翻訳で、新約聖書全巻と旧約聖書の部分訳からなる。ロシア人聖職者(のち大主教)ニコライ・カサートキンが翻訳し、日本の漢学者で信者であったパウェル中井木菟麻呂(なかい・つぐまろ)が助手を務めた。 漢文訓読調に近い文体で訳されているのは、他の日本正教会における祈祷書と共通している。旧約と新約を全部1冊にまとめたものは未だ刊行されていない。 現在の日本のキリスト教で、奉神礼(礼拝)に教派全体で公式に使用されている文語訳聖書は、日本正教会訳のみである。 ただし、文語の聖書を現代人がそのまま読むのは難しいということは日本ハリストス正教会教団自身も認めており、少なくとも一般信徒の日常的な学びについては新共同訳聖書や口語訳聖書を用いることを推奨している。.

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改革派教会

改革派教会 (かいかくはきょうかい、ドイツ語Reformierte Kirche 英語:Reformed churches)はキリスト教プロテスタント教派のうち、フルドリッヒ・ツヴィングリを指導者としてスイスのチューリヒに始まり、ジュネーヴのフランス人ジャン・カルヴァンを中心とした世代に体系づけられたスイス宗教改革の神学と、それに基づく段階的な会議制を特徴とした教会組織を、自覚的に、しかし時には批判的に受け継ぐ教派の総称であり、かつ各個教会の呼称である。カルヴァン主義の教会政治と教理を採用する教会として「カルヴァン派」という通り名が用いられることがあるが、現在の神学と組織の多様性を考えて、総称としては一般的に「改革派教会」という用語が用いられることが多い。一教派として「改革派教会」という場合と区別し、以下に述べる神学的な意味を強調して「改革教会」という日本語を用いることもある。すなわち、「改革(派)教会」とは元来、神の言(ことば)によって改革された(完了形としてのreformed, reformierte)教会という意味であり、後の理解によれば同時に、神の言によって「常に改革される教会」Ecclesia reformata semper reformanda(ラテン語)であるという意味である。後者の自覚は、伝統を受け継ぎながらも時に適って更新される公的な信仰告白の、歴史的世界的な多様性の事実に現れている。これが、一冊のアウグスブルク信仰告白を共通して持つルター派教会やその他の諸教会との区別であると説明されることもある。.

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教皇

教皇(きょうこう、Pāpa、Πάπας Pápas、The Pope)は、キリスト教の最高位聖職者の称号。一般的にはカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者であるローマ教皇を指す。ヴァティカン市国の首長。教皇の地位は「教皇位」、あるいは「教皇座」と呼ばれる。また、教皇の権威のことを「聖座」、「使徒座」ということもある。現在の教皇はフランシスコ(第266代)。 日本語では「ローマ法王」と表記されることも多いが、日本のカトリック教会の中央団体であるカトリック中央協議会は「ローマ教皇」の表記を推奨している(後述)。またカトリックの内部では「教父」の呼称を用いる場合もある。なお、退位した教皇の称号は名誉教皇(名誉法王とも)という。 本項では主にローマ教皇について記述する。その他の教皇については称号の変遷とその他の「教皇」の節を参照。.

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教派

教派 (きょうは).

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教派別のキリスト教用語一覧

教派別のキリスト教用語一覧(きょうはべつのキリストきょうようごいちらん)ではキリスト教の日本語における用語を、教派別・分野別に一覧表にして扱う。相当する外国語として英語による語彙も一覧に掲載する。 日本におけるキリスト教は、東西教会の分裂(8世紀頃から13世紀頃にかけて)と、西方教会内の分裂である宗教改革(16世紀頃)が起きた後に宣教されている。すなわち教派の分裂が画定された後に宣教された事を意味する。 カトリック教会・正教会・聖公会・プロテスタント諸派といった教派ごとに翻訳が展開されるという歴史的経緯がある事から、日本語以外の言語では教派ごとに違う言葉を用いていなくとも、日本語では全く違う訳語を教派ごとに使用するケースが今日に至るまで少なくない。また、教派ごとの概念の違いが訳語に反映されているケースも多く、単なる言い換えでは対応出来ない場合もある。詳細はそれぞれのリンク先記事を参照。 本項ではこれら教派ごとに用いられている日本語の用語・語彙の対照整理を行い、一覧対照表を作成、4つの教派(正教会・カトリック教会・聖公会・プロテスタント諸派)の間で相当する語彙を示す。.

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教文館

株式会社教文館(きょうぶんかん、Kyobunkwan Inc., Christian Literature Society of Japan)とは、東京都中央区銀座四丁目に所在する出版社、書店。.

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