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無線方向探知機

索引 無線方向探知機

無線方向探知機 (radio direction finder, RDF) とは、電波の発信源の方位を測定(無線測位)する装置である。 位置が既知の2つ以上の無線局から電波を受信し、それぞれの角度を元に三角測量より現在位置を特定できるほか、他の無線局の位置を決定できる。 主に船舶や航空機で利用されている。航空機用としては、地上に設置された無指向性無線標識や超短波全方向式無線標識などからの電波を航空機に搭載した自動方向探知機 (ADF) で受信し、位置を特定している。.

14 関係: 三角測量ループアンテナカージオイドグローバル・ポジショニング・システム無線局無線航行局無線測位局無指向性無線標識計器着陸装置超短波全方向式無線標識距離測定装置航空保安施設航空機

三角測量

ディアック島における三角測量 三角測量(さんかくそくりょう)は、ある基線の両端にある既知の点から測定したい点への角度をそれぞれ測定することによって、その点の位置を決定する三角法および幾何学を用いた測量方法である。その点までの距離を直接測ると対比される。既知の1辺と2か所の角度から、三角形の3番目の頂点として測定点を決定することができる。 三角測量はまた、三角網(さんかくもう)と呼ばれる非常に巨大な三角形群の正確な測量を行うことも指すことがある。これはヴィレブロルト・スネル(スネリウス)が1615年から1617年にかけて行った業績に由来している。スネルは、三つの既知の点に対する未知の点の角度を、既知の点からではなく未知の点から測定して、その点の位置を確定する方法(後方交会法)を示した。より規模の大きな三角形を最初に測定することにより、測量誤差を最小化できる。そうすれば、その三角形の内部の点は三角形に対して正確に位置を測定することができる。こうした三角測量法は、1980年代に衛星測位システムが登場するまで、大規模精密測量に用いられてきた。.

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ループアンテナ

ループアンテナは、エレメント(導線、導体部分)を環状(ループ)のコイルにしたアンテナである。 次の2種類の分類がある。.

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カージオイド

ージオイド(cardioid)は、極座標の方程式 によって表される曲線である。心臓形(しんぞうけい)とも呼ばれる。心臓に似た形のためこの名称が付いた(καρδιοειδής).

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グローバル・ポジショニング・システム

船舶用GPS受信機 グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System, Global Positioning Satellite, GPS、全地球測位システム)とは、アメリカ合衆国によって運用される衛星測位システム(地球上の現在位置を測定するためのシステムのこと)を指す。 ロラン-C(Loran-C: Long Range Navigation C)システムなどの後継にあたる。.

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無線局

無線局(むせんきょく)は、電波法第2条第5号に「無線設備及び無線設備の操作を行う者の総体をいう。但し、受信のみを目的とするものを含まない。」と定義している。 引用の促音、拗音、送り仮名の表記は原文ママ。「法」は電波法の、「設備規則」は無線設備規則の略。.

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無線航行局

無線航行局(むせんこうこうきょく)は、無線局の種別の一つである。.

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無線測位局

無線測位局(むせんそくいきょく)は、無線局の種別の一つである。 引用の送り仮名、促音の表記は原文ママ.

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無指向性無線標識

無指向性無線標識(むしこうせい むせんひょうしき、、NDB)は、主に中波を用いて航空機の航法援助を行う無線標識。標識局では、全方向に無指向性の電波を発射している。航空機上でADF(自動方向探知機)を用いることにより、無線標識の方向を探知する。また、2個以上の無線標識局を探知することにより、現位置が判明する。近年では同様の情報が得られより精度が高いVORに置き換えられつつある。.

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計器着陸装置

計器着陸装置(けいきちゃくりくそうち、Instrument Landing System、ILS)とは、着陸進入する航空機に対して、空港・飛行場付近の地上施設から指向性誘導電波を発射し、視界不良時にも安全に滑走路上まで誘導する計器進入システム。 日本の電波法施行規則において『ILS』とは計器着陸方式(航空機に対し、その着陸降下直前又は着陸降下中に、水平及び垂直の誘導を与え、かつ、定点において着陸基準点までの距離を示すことにより、着陸のための一の固定した進入の経路を設定する無線航行方式)をいう」と定義されている(電波法施行規則2条1項49号)。 同種の装置にマイクロ波着陸装置(MLS)があるが、こちらはほとんど普及しておらず、日本国内には導入されていない。.

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超短波全方向式無線標識

超短波全方向式無線標識施設(ちょうたんぱ ぜんほうこうしき むせんひょうしき しせつ、VHF Omnidirectional Range、VOR)は、VHF帯(超短波帯)の電波を用いる航空機用無線標識。標識局を中心として航空機がどの方向にいるかを知ることができる。多くの場合DMEと併設される。.

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距離測定装置

距離測定装置(きょりそくていそうち)は距離を測定するあらゆる装置を指すが、本項目では航空機用の航法支援用二次レーダー設備であるDME(航空用DME)について説明する。 距離測定装置 (DME, Distance Measuring Equipment) は、無線通信により航空機と地上局との距離を航空機から測定する装置である。DMEは「ディーエムイー」の他に「デメ」と発音されることがある。.

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航空保安施設

航空保安施設(こうくうほあんしせつ)は、航空機の航行を援助するための無線施設、灯火、標識などの総称である。名称から「空港の警備や整備を行う施設」と誤解されることがあるがそうではない。航空保安関連施設とも呼ばれる。 日本の航空法では、第2条第5項に「電波、灯光、色彩または形象により航空機の航行を援助するための施設で、国土交通省令で定めるものをいう」と定義されている。 この省令にあてはまる航空法施行規則第1条では、電波により航空機の航行を援助するための施設を航空保安無線施設と、灯光により航空機の航行を援助するための施設を航空灯火と、昼間において航行する航空機に対し色彩又は形象により航行の障害となる物件の存在を認識させるための施設を昼間障害標識と規定している。.

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航空機

航空機(こうくうき、aircraftブリタニカ百科事典「航空機」)は、大気中を飛行する機械の総称である広辞苑 第五版 p.889「航空機」。.

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''アメリゴ・ヴェスプッチ'' 船(ふね、舟、舩)とは、人や物をのせて水上を渡航(移動)する目的で作られた乗り物の総称である広辞苑 第五版 p.2354「ふね【船・舟・槽】」。 基本的には海、湖、川などの水上を移動する乗り物を指しているが、広い意味では水中を移動する潜水艇や潜水艦も含まれる。動力は人力・帆・原動機などにより得る。 大和言葉、つまりひらがなやカタカナの「ふね」「フネ」は広範囲のものを指しており、規模や用途の違いに応じて「船・舟・槽・艦」などの漢字が使い分けられている。よりかしこまった総称では船舶(せんぱく)あるいは船艇(せんてい)などとも呼ばれる(→#呼称参照)。 水上を移動するための乗り物には、ホバークラフトのようにエアクッションや表面効果を利用した船に近いものも存在する。また、水上機や飛行艇のように飛行機の機能と船の機能を組み合わせた乗り物も存在し、水上機のフロートや飛行艇の艇体は「浮舟」(うきぶね)と表現される。 なお、宇宙船や飛行船などの水上以外を航行する比較的大型の乗り物も「ふね」「船」「シップ」などと呼ばれる。これらについては宇宙船、飛行船などの各記事を参照のこと。また舟に形状が似ているもの、例えば刺身を盛る浅めの容器、セメントを混ぜるための容器(プラ舟)等々も、その形状から「舟」と呼ばれる。これらについても容器など、各記事を参照のこと。.

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Direction finder自動方向探知機

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