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淡水

索引 淡水

地表面の淡水(ニュージーランドのハウェア湖) 白糸の滝) 南極大陸の雪原は地球上の主要な淡水である drinking fountain"、いわゆる、飲用泉。) 淡水(たんすい)あるいは真水(まみず)とは、第1義として、塩分濃度の低い水の包括的呼称(地球を含む宇宙の天体上に存在する)。第2義としては、陸棲の生物が生体維持のために利用可能な程度に塩分濃度が低い水のことである(地球にのみ存在する。''cf.'' 水#生物と水)。.

54 関係: 台湾塩分濃度塩水天体宇宙対義語地下地下水地球地質学ミネラルハウェア湖バイカルアザラシヨーロッパエンディネ・ガイアーノ現代 (時代区分)硬水科学純水生物発音白糸の滝 (静岡県)食塩水飲料水鰭脚類資源鹹水軟水蒸留水英語雪原陸水学水循環水道氷山氷河汽水域淡水魚湖沼流氷海水...海水淡水化海氷日本日本語 インデックスを展開 (4 もっと) »

台湾

台湾(タイワン、臺灣 / 台灣、台: Tâi-oân)は、東アジアの国である。 1945年に当時中国大陸を本拠地とした中華民国の統治下に入り、1949年に中華民国政府が台湾に移転した。1955年以降、中華民国は台湾本島以外にも澎湖諸島、金門島、馬祖島、東沙諸島、南沙諸島の太平島を実効支配しているが、全体の面積に占める台湾(本島)の割合は99%以上になる。そのため、中華民国の通称として「台湾」と表記される(詳細は定義参照)。近隣諸国としては、東及び北東に日本、南にフィリピンがある。事実上の首都は台北市である。台北県が直轄市となったことにより成立した新北市は、台北市及びその外港である基隆市を囲む大都市圏を包含し、2018年時点では同島で人口最多の都市である。.

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塩分濃度

塩分濃度(えんぶんのうど、salinity)は、水に溶けている塩の量である。 ここで言う「塩分」とは、塩化ナトリウム だけでなく、硫酸マグネシウム や硫酸カルシウム そして炭酸水素塩などの塩類を含める場合が多い。 オーストラリアや北アメリカでは、この語が往々にして土壌に含まれる塩分を示唆し得る。.

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塩水

塩水(しおみず、えんすい、brine)は、塩化ナトリウムの飽和水溶液または飽和状態に近い水溶液のことである。野菜、魚、肉などの保存やフェタチーズの熟成に使われる。食品の保存に関しては他に、砂糖やビネガーも使われる。 塩水は、凝固点降下が起こるため真水よりも凝固点が低く、また、低コストで熱輸送を行うことができる。塩分濃度が23.3%の塩水の凝固点は-21℃であり、この温度は共晶温度と呼ばれている。塩化ナトリウムの15.5℃での溶解度は26.4gで0℃のときのそれは23.3gである。.

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天体

天体(てんたい、、)とは、宇宙空間にある物体のことである。宇宙に存在する岩石、ガス、塵などの様々な物質が、重力的に束縛されて凝縮状態になっているものを指す呼称として用いられる。.

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宇宙

宇宙(うちゅう)とは、以下のように定義される。.

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対義語

対義語(たいぎご/ついぎご、antonym)とは、意味が反対となる語や、意味が対照的になっている語。アントニム。反義語、反意語、反義詞、反対語、対語などともいう。「対義語」の対義語は「類義語」、「同義語」などである。.

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世界最長の川であるナイル川 世界最大の流域面積を有する川であるアマゾン川 日本最長の川である信濃川 日本最大の流域面積を有する川である利根川 川(かわ)は、絶えず水が流れる細長い地形である。雨として落ちたり地下から湧いたりして地表に存在する水は、重力によってより低い場所へとたどって下っていく。それがつながって細い線状になったものが川である。河川(かせん)ともいう。時期により水の流れない場合があるものもあるが、それも含めて川と呼ばれる。.

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体(體、躰、躯、身体、からだ)、身体(しんたい)は、生物学的かつ文化的に規定された、有機体としての人間や動物の構造を指す。人間は身体を通じて世界を経験し、世界を構成する。.

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地(チ、ジ、つち)とは、土、陸、場所、下などを指す。比喩、抽象、哲学などの意味で使われる場合もある。.

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地下

地下(ちか、, )とは、地面の下のこと。地中、地底とも言う。 人類は古来、人為的に掘った穴や自然にできた洞窟などを通して地下の存在を認識し、利用してきた。その用途は住居及び食料などの保管場所(地下室)、井戸からの地下水の汲み上げ、鉱山などでの地下資源の採掘、防衛・軍事施設(陣地や防空壕、シェルター、脱出用抜け穴)、死体の埋葬(墓地)、ゴミ処理(貝塚や最終処分場)、トンネルや地下鉄、地下街の建設など幅広い。土木・建築技術の進歩に伴い、現代は地下の利用範囲・目的が急速に広がっている。 また地下は直接見えず、太陽の光が届かないことから、地底深くに地獄や冥界などがあると想像してきた。 浅い地下にはモグラやミミズといった小動物や微生物(細菌や菌類など)が多数生息しているほか、植物が根や地下茎を張り巡らし、地表の生態系を支えている。これらとは別に、地下5000mくらいまで、高温高熱に耐えて岩石の成分で生きる化学合成独立栄養細菌群のような極限環境微生物がいることが明らかになっている。.

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地下水

地下水(ちかすい)とは、広義には地表面より下にある水の総称であり、狭義では、特に地下水面より深い場所では帯水層と呼ばれる地層に水が満たされて飽和しており、このような水だけが「地層水」や「間隙水」「地下水」と呼ばれ、地下水面より浅い場所で土壌間に水が満たされずに不飽和である場合はその水は「土壌水」と呼ばれる。このような狭義では、両者を含めた地表面より下にある水全体は「地中水」と呼ばれる。広義の地下水に対して、河川や湖沼、ため池といった陸上にある水は「表流水」と呼ばれる日本地下水学会/井田徹治著『見えない巨大水脈 地下水の科学』、講談社、2009年5月20日第1刷発行、ISBN 9784062576390。.

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地球

地球(ちきゅう、Terra、Earth)とは、人類など多くの生命体が生存する天体である広辞苑 第五版 p. 1706.。太陽系にある惑星の1つ。太陽から3番目に近く、表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、多様な生物が生存することを特徴とする惑星である。.

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地質学

地球の外観 地質学時標図 地質学(ちしつがく、)とは、地面より下(生物起源の土壌を除く)の地層・岩石を研究する、地球科学の学問分野である。広義には地球化学を含める場合もある。 1603年、イタリア語でgeologiaという言葉がはじめてつかわれた。当時はまれにしか使用されていなかったが、1795年以降一般に受け入れられた。.

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ミネラル

ミネラル()は、一般的な有機物に含まれる4元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外の必須元素である。無機質、灰分(かいぶん)などともいう。蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられる。 日本では13元素(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・モリブデン・ヨウ素・リン)が健康増進法に基づく食事摂取基準の対象として厚生労働省により定められている。 生物の種類や性別、成長段階によって必要な種類や量は異なる。すべての要素は適度な量を摂る事が良く、欠乏症だけでなく過剰摂取も病気の原因ともなる。 ミネラルは人の体内で作ることは出来ないため、毎日の食事からとる必要がある。.

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ハウェア湖

ハウェア湖は、ニュージーランドのセントラル・オタゴ地区に位置しており、348メートルの標高にある。この湖は、約141平方キロメートルの面積があり、最大水深は392メートルである。この湖の名前はマオリ語であり、地方部族にちなんで名付けられたと考えられているが、正確な意味は不明確である。.

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バイカルアザラシ

バイカルアザラシ(Phoca sibirica)は、哺乳綱食肉目アザラシ科ゴマフアザラシ属(Pusa属とする説もあり)に分類されるアザラシ。.

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ヨーロッパ

ヨーロッパ日本語の「ヨーロッパ」の直接の原語は、『広辞苑』第5版「ヨーロッパ」によるとポルトガル語・オランダ語、『デジタル大辞泉』goo辞書版「」によるとポルトガル語。(、)又は欧州は、地球上の七つの大州の一つ。漢字表記は欧羅巴。 地理的には、ユーラシア大陸北西の半島部を包括し、ウラル山脈およびコーカサス山脈の分水嶺とウラル川・カスピ海・黒海、そして黒海とエーゲ海を繋ぐボスポラス海峡-マルマラ海-ダーダネルス海峡が、アジアと区分される東の境界となる増田 (1967)、pp.38–39、Ⅲ.地理的にみたヨーロッパの構造 ヨーロッパの地理的範囲 "Europe" (pp. 68-9); "Asia" (pp. 90-1): "A commonly accepted division between Asia and Europe...

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エンディネ・ガイアーノ

ンディネ・ガイアーノ(Endine Gaiano )は、イタリア共和国ロンバルディア州ベルガモ県にある、人口約3500人の基礎自治体(コムーネ)。.

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現代 (時代区分)

時代区分の現代(げんだい)とは、世界の歴史における時代区分で、現在進行している時代のことである。平たく言えば「現在の時代」である。 通例では、対象とする分野における体制や状態が、現在と同じ形に変化した時点以後の時代を指す。“古代→中世→近世→近代→現代”という時代区分の最後に来る。.

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硬水

水(こうすい)とは、カルシウムやマグネシウムの金属イオン含有量が多い水のことである。逆のものは軟水という。.

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科学

科学(かがく、scientia、 仏:英:science、Wissenschaft)という語は文脈に応じて多様な意味をもつが、おおむね以下のような意味で用いられている。.

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純水

純水(じゅんすい)とは、不純物を含まないかほとんど含まない、純度の高い水のことである。.

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生物

生物(せいぶつ)または生き物(いきもの)とは、動物・菌類・植物・古細菌・真正細菌などを総称した呼び方である。 地球上の全ての生物の共通の祖先があり(原始生命体・共通祖先)、その子孫達が増殖し複製するにつれ遺伝子に様々な変異が生じることで進化がおきたとされている。結果、バクテリアからヒトにいたる生物多様性が生まれ、お互いの存在(他者)や地球環境に依存しながら、相互に複雑な関係で結ばれる生物圏を形成するにいたっている。そのことをガイアとも呼ぶものもある。 これまで記録された数だけでも百数十万種に上ると言われており、そのうち動物は100万種以上、植物(菌類や藻類も含む)は50万種ほどである。 生物(なまもの)と読むと、加熱調理などをしていない食品のことを指す。具体的な例を挙げれば“刺身”などが代表的な例としてよく用いられる。.

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発音

音(はつおん)は、.

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白糸の滝 (静岡県)

白糸の滝(しらいとのたき)とは、静岡県富士宮市上井出にある滝。隣接する音止めの滝と共に、著名な観光地の1つとして知られ日本の滝百選にも選ばれている他、日本三大名瀑に選ばれることがある。国の名勝、天然記念物。 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている。.

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食塩水

食塩水(しょくえんすい、Saline water)は水に食塩を溶かした溶液のこと。塩水(えんすい、しおみず)と呼ばれることもある。生理食塩水(せいりしょくえんすい)として適当な濃度にして生物を生かすために用いるほか、調理や比重差を利用した選別などにも用いられる。化学実験においては、反応溶液から酸や塩を除去するために用いられる。.

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飲料水

飲料水を提供している水飲み場。 飲料水(いんりょうすい、eau potable、drinking water、Trinkwasser)とは、飲用に適した水を表す広辞苑 第六版「飲料水」。「のみみず」とも。.

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鰭脚類

鰭脚類(ききゃくるい)は、海生哺乳類のグループ。食肉目(ネコ目)イヌ亜目に位置づけられる。.

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資源

資源(しげん)は、人間の生活や産業等の諸活動の為に利用可能なものをいう。広義には人間が利用可能な領域全てであり、狭義には諸活動に利用される原材料である。 各種天然資源や観光資源のような物的資源と、人的資源とがある。さらに、経済上投入可能な資源として経済的資源という区分もある。 人間の活動に利用可能なものが資源とされるため、何が資源と認識されるかはその時代や社会によって異なり、これまでは単なるゴミなどとされていたものでも技術の発達に伴い資源とされたり、逆にこれまで利用され資源と認識されたものでも、社会の変化と共に資源でなくなったりする。.

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鹹水

鹹水(かんすい)は、塩化ナトリウムなどの塩分を含んだ水である。 代表的な鹹水は海水であり、海水との境界に存在する汽水も鹹水に含まれる。また、過去に海水が閉じ込められてできた化石水、岩塩地帯の塩分を含んだ水など、陸水にも鹹水が存在する。対義語は淡水。 鹹水の中でしか生きられない魚類を鹹水魚という。.

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軟水

ラスに注がれる水 軟水(なんすい)とは、カルシウムやマグネシウムの金属イオン含有量が少ない水のことである。.

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蒸留水

蒸留水(じょうりゅうすい)とは、水を加熱などによっていったん沸騰させて気体の水蒸気にしてから、それを別の場所で冷却して液体に戻した純水(純度の高い水)。この操作を蒸留と呼び、水の純度を上げるため(水から不純物を取り除くため)に行う。水の純度を上げる方法は何種類かあり、蒸留によってできた純水を蒸留水と呼ぶ。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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(あめ)とは、大気から水の滴が落下する現象で、降水現象および天気の一種。また、落下する水滴そのもの(雨粒)のことグランド現代大百科事典、大田正次『雨』p412-413。大気に含まれる水蒸気が源であり、冷却されて凝結した微小な水滴が雲を形成、雲の中で水滴が成長し、やがて重力により落下してくるものである。ただし、成長の過程で一旦凍結し氷晶を経て再び融解するものもある。地球上の水循環を構成する最大の淡水供給源で、生態系に多岐にわたり関与するほか、農業や水力発電などを通して人類の生活にも関与している。.

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雪(ゆき、、)とは、大気中の水蒸気から生成される氷の結晶が空から落下してくる天気のこと。また、その氷晶単体である雪片(せっぺん、)、および降り積もった状態である積雪(せきせつ、等)のことを指す場合もある。後者と区別するために、はじめの用法に限って降雪(こうせつ、)と呼び分ける場合がある。.

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雪原

山岳地帯の雪原/冬のヒビヌイ山脈。 Ben Lomond (Tasmania)。 雪原となった冬の北海道の景勝地「メルヘンの丘」 雪原(せつげん、snow field)とは、地形用語としては、雪によって覆われた広範囲な土地で永続的な積雪の地域を指す。面積が小さい場合は雪田ともいう。山地で氷河地域に使用される。なお、氷河は雪原から生じる。 日本語では、冬の積雪時に一面の雪に覆われた雪野原も「雪原」と呼ばれる。.

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半球 陸(りく、おか)とは、地球では、地表の恒常的に水で覆われていない部分、あるいは固体の水(氷雪)に覆われているが、その直下に液体の水が恒常的に存在しない部分をいう。陸地(りくち)。対義語は海である。 概ね地表の30%を占める。その面積から、大陸、島などに区別される。.

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陸水学

水学(りくすいがく、)は、生態系としての陸水の構造と機能の解明を主目的とする自然科学であり、湖、沼、池、ダム湖、渓流、河川、温泉、湿地、河口域、地下水ならびに雪氷等、内陸部に存在するあらゆる水塊を対象としている(海洋学は外洋を対象としている)。当初は、主に湖、沼、池、河川等の内陸の比較的身近な水塊が研究対象とされてきた。しかし、測定手法の開発にともない、内陸部に存在するあらゆる水塊を対象とするようになった。近年では、他惑星の水塊も対象としている。陸水とは、海洋に対する語であり、内陸部に含まれる淡水と塩水、つまり内水(ないすい)のことを示し、また、止水と流水を含める。 Limnology(陸水学)という言葉の語源は、ギリシャ語のλίμνη, limne, "lake(湖)"とλόγος, logos, "knowledge(学術・学科)"に由来しており、レマン湖の調査により当分野を開拓したフランソワ=アルフォンス・フォーレル (1841-1912)によって用いられた。フォーレルの陸水学の定義は、“湖の海洋学”であり、これは全ての内水研究を含み、拡張された。陸水学の原語・Limnologyは元来、湖沼学を意味してきたが、1921年アウグスト・ティーネマン(ドイツの動物学者)とアイナル・ナウマン(スウェーデンの植物学者)は一層広い意義に解釈し、現在では、湖沼だけでなく陸水全般に関する科学として定義づけられている。その後、1922年にティーネマンとナウマンが国際陸水学会(SIL, The International Society of Limnology)を共同設立した。日本国内において、陸水学という国語は、1931年6月2日の日本陸水学会創立発起人会で、新たに選定された。発案者は発起人のひとり川村多実二である。内陸水あるいは内陸水域を簡略に陸水としたのであって、英語のinland watersに相当する。 陸水学は淡水科学に等しく扱われることもあるが、陸水学は内水塩湖の研究も含んでいるため、これは誤りである。陸水で生じる諸現象の仕組みを解明することが陸水学の目標であり、その発展のなかから物質循環や生態系など、現在の環境科学の基礎となる重要な諸概念が生み出されてきた。 著名なアメリカの初期の陸水学者にはジョージ・イヴリン・ハッチンソン、エドワード・スミス・ディーベイ・ジュニア、エドワード・アサエル・バージ、そしてチャンシー・ジュデイらがいる。日本では1899年に山中湖の測深をおこなった田中阿歌麿などの研究がその始まりとされている。.

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水面から跳ね返っていく水滴 海水 水(みず)とは、化学式 HO で表される、水素と酸素の化合物である広辞苑 第五版 p. 2551 【水】。特に湯と対比して用いられ、温度が低く、かつ凝固して氷にはなっていないものをいう。また、液状のもの全般を指すエンジンの「冷却水」など水以外の物質が多く含まれているものも水と呼ばれる場合がある。日本語以外でも、しばしば液体全般を指している。例えば、フランス語ではeau de vie(オー・ドゥ・ヴィ=命の水)がブランデー類を指すなど、eau(水)はしばしば液体全般を指している。そうした用法は、様々な言語でかなり一般的である。。 この項目では、HO の意味での水を中心としながら、幅広い意味の水について解説する。.

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水循環

水循環のモデル図 水循環(みずじゅんかん、)とは、太陽エネルギーを主因として引き起こされる、地球における継続的な水の循環のこと。固相・液相・気相間で相互に状態を変化させながら、蒸発・降水・地表流・土壌への浸透などを経て、水は地球上を絶えず循環している。 水文学的循環()と呼ばれることもある。.

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水道

水道の蛇口から出る清浄な水 水道(すいどう)は、.

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氷山

氷山(ひょうざん)とは氷河または棚氷から海に流れ出した大きな氷の塊である。.

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氷河

氷河(ひょうが、)は、山地では重力、平坦な大陸では氷の重さによる圧力によって塑性流動する、巨大な氷の塊である。.

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汽水域

汽水域(きすいいき)とは、河川・湖沼および沿海などの水域のうち、汽水()が占める区域である。漢字の「汽」は「水気を帯びた」という意味を含み、「汽水」は淡水と海水が混在した状態の液体を指す用語である。 一般には川が海に淡水を注ぎ入れている河口部がこれにあたる。深く入り込んだ湾などでもそれに近い状態があり、干潟の陸よりの部分は汽水域に入る。.

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淡水魚

メダカ ''Oryzias latipes'' (メダカ科)。日本を含めた東アジアに広く分布する、よく知られた淡水魚の1種である『日本の淡水魚 改訂版』 pp.426-429 淡水魚(たんすいぎょ、英:Freshwater fish)は、淡水で生活し得る魚類の総称。淡水魚は2006年の時点でおよそ1万2,000種が知られ、現生の魚類2万8,000種のうち約43%を占めている『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.11-14。主として河川にすむ魚は、川魚(「かわざかな」または「かわうお」)と呼ばれることも多い。 淡水魚が生息する河川や湖沼などの陸水は、地球上に存在するすべての水のうち0.01%にも満たず、一種あたりの平均体積は海水魚の約7,500分の1に過ぎない『The Diversity of Fishes Second Edition』 p.339。海水魚よりもはるかに狭い生物圏で獲得された淡水魚の著しい生物多様性は、平均水深が浅い淡水域では基礎生産が非常に高いこと、隔離状態が容易に発生し種分化が促進されやすいことなど、複雑に絡み合った生態学的・地質学的要因によってもたらされたものと考えられている。.

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湖(みずうみ、英語:lake)は、湖沼のうち比較的大きなものであり、一般には水深 5 - 10 m より深いものを指す。湖沼学や陸水学に基づく定義、水質、形成要因などについては湖沼を参照のこと。.

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湖沼

湖沼(こしょう)とは、まわりを陸に囲まれ、一部の例外を除き海と直接連絡していない、静止した水のかたまりである。湖沼のうち比較的大きなものは湖、同様に比較的小さなものは池あるいは沼、もしくは両者を合わせて池沼と呼ばれるが、それぞれに明確な定義はない(後述)。.

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流氷

流氷(りゅうひょう、、)とは、水面を漂流する氷のこと。(陸に定着している氷)以外のものを指し、海水が凍って生じた海氷のほか、氷山や、川の水が凍って生じた河川氷(シガ等)も含まれる。北極海や南氷洋(南極海)などのほか、日本近海ではオホーツク海で見られる。 北風によって海岸に打ち上げられた流氷が重なり合って、小さな丘のような形を作ることがある。これを氷丘(ひょうきゅう)と言い、氷丘が水辺にあたかも山脈のごとく、高さ数メートル、長さは長いときには1キロメートル以上にもわたって造り出されたものを流氷山脈という。.

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海(うみ)は、地球の地殻表面のうち陸地以外の部分で、海水に満たされた、一つながりの水域である。海洋とも言う。 海 海は地表の70.8%を占め、面積は約3億6106万km2で、陸地(約1億4889万km2)の2.42倍である。平均的な深さは3729m。海水の総量は約13億4993万立方キロメートルにのぼる理科年表地学部。ほとんどの海面は大気に露出しているが、極地の一部では海水は氷(海氷や棚氷)の下にある。 陸地の一部にも、川や湖沼、人工の貯水施設といった水面がある。これらは河口や砂州の切れ目、水路で海とつながっていたり、淡水でなく塩水を湛えた塩湖であったりしても、海には含めない。 海は微生物から大型の魚類やクジラ、海獣まで膨大な種類・数の生物が棲息する。水循環や漁業により、人類を含めた陸上の生き物を支える役割も果たしている。 天体の表面を覆う液体の層のことを「海」と呼ぶこともある。以下では主に、地球の海について述べる。.

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海水

海面上から見た海水(シンガポール) スクーバダイビング中に見る海水の深い青(タイのシミランにて) 海水(かいすい)とは、海の水のこと。水を主成分とし、3.5 %程度の塩(えん)、微量金属から構成される。 地球上の海水の量は約13.7億 km3で、地球上の水分の97 %を占める。密度は1.02 - 1.035 g/cm3。.

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海水淡水化

海水淡水化(かいすいたんすいか)とは、海水を処理して淡水(真水)を作り出すこと、及びその設備を指す。.

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海氷

板状軟氷(若い一年氷)の間を運航する砕氷船 海氷(かいひょう、)とは海水が凍結したものである。海水は塩分を含むため融点は-1.8℃ほどである。定着氷(fast ice)は海氷が沿岸にそって凍り沖へ広がったもので、流氷(pack ice)とは、凍結・密集し岸から離れて漂流する海氷、もしくはそれらが岸へ漂着したものを言う。氷盤(ice floe)とは、浮かんでいる海氷の塊で最大径が10 kmより小さいものを指し、それより大きな氷盤は氷原(ice field)と呼ばれる。 海氷は、棚氷や氷河が分離した塊の氷山と混同されることがあるが、それとは異なるものである。 .

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日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

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日本語

日本語(にほんご、にっぽんご「にっぽんご」を見出し語に立てている国語辞典は日本国語大辞典など少数にとどまる。)は、主に日本国内や日本人同士の間で使用されている言語である。 日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」として学習を課されるなど、事実上、唯一の公用語となっている。 使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、および日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3千万人以上と考えられている。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。 日本で生まれ育ったほとんどの人は、日本語を母語とする多くの場合、外国籍であっても日本で生まれ育てば日本語が一番話しやすい。しかし日本語以外を母語として育つ場合もあり、また琉球語を日本語と別の言語とする立場を採る考え方などもあるため、一概に「全て」と言い切れるわけではない。。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。 2017年4月現在、インターネット上の言語使用者数は、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語、マレー語に次いで7番目に多い。.

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