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海王星横断小惑星

索引 海王星横断小惑星

海王星横断小惑星(かいおうせいおうだんしょうわくせい)とは、軌道が海王星の軌道と交差する小惑星である。その軌道の性質上、ケンタウルス族や冥王星族に属しているものもある。 海王星の軌道を横断する最も大きな天体は、準惑星の冥王星である。 内接 (Inner-grazer): ''中央上'';外接 (Outer-grazer): ''中央下'';近傍 (Crosser): ''右下'';共通軌道 (Co-orbital): ''右上''.

21 関係: 太陽系外縁天体小惑星小惑星番号ネッスス (小惑星)トロヤ群ヒュロノメ (小惑星)テュフォン (小惑星)ディオレッツァ (小惑星)フヤ (小惑星)フォルス (小惑星)アスボルス (小惑星)イクシオン (小惑星)キルラルス (小惑星)ケンタウルス族 (小惑星)ケト (小惑星)冥王星冥王星族軌道要素準惑星海王星海王星のトロヤ群

太陽系外縁天体

太陽系外縁天体(たいようけいがいえんてんたい)またはトランスネプチュニアン天体(trans-Neptunian objects, TNO)とは、海王星軌道の外側を周る天体の総称である。エッジワース・カイパーベルトやオールトの雲に属する天体、かつて惑星とされていた冥王星もこれに含まれる。 太陽系についての話題であることが自明な場合には、単に外縁天体とも呼ばれている。.

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小惑星

光分(左)と天文単位(右)。 ケレス(右)、そして火星(下)。小さな物ほど不規則な形状になっている。 メインベルト小惑星の分布。縦軸は軌道傾斜角。 軌道長半径 6 AU までの小惑星の分布。縦軸は軌道傾斜角。赤い点はメインベルト小惑星。 小惑星(しょうわくせい、独: 英: Asteroid)は、太陽系小天体のうち、星像に拡散成分がないものの総称。拡散成分(コマやそこから流出した尾)があるものは彗星と呼ばれる。.

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小惑星番号

小惑星番号(しょうわくせいばんごう、英語:minor planet number)とは、軌道要素が確定し、小惑星センターに正式登録された天体に与えられる登録番号である。なお、ここで言う「小惑星」とは岩石を主成分とする「小惑星(asteroid)」の事ではなく、それに加えて太陽系外縁天体、彗星・小惑星遷移天体や準惑星などを含んだ天体の総称としての「小惑星(minor planet)」の事である。.

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ネッスス (小惑星)

ネッスス (7066 Nessus) は、太陽系の小惑星のひとつ。土星と冥王星の間を巡る楕円軌道にある。 1995年、アリゾナ大学のスペースウォッチ計画に参加していたデイヴィッド・ラビノウィッツらによって発見され、ギリシア神話でヘラクレスの妻に手を出そうとして殺されたが、遺言によってヘラクレスを謀殺し復讐したケンタウロス、ネッソスのラテン語表記にちなんで命名された。.

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トロヤ群

トロヤ群(トロヤぐん、英語:Trojan asteroid)は、惑星の公転軌道上の、太陽から見てその惑星に対して60度前方あるいは60度後方、すなわちラグランジュ点L4・L5付近を運動する小惑星のグループである。 単に「トロヤ群」という場合は通常「木星のトロヤ群」を意味する。(詳細は上記項目を参照。本項は簡単に記すだけにする。).

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ヒュロノメ (小惑星)

ヒュロノメ(10370 Hylonome)は、外部太陽系を公転する太陽系小天体の1つである。ケンタウルス族として知られる氷天体に分類される。海王星の軌道と交差する天王星横断小惑星である。1995年2月27日に発見された。 名前は、ギリシア神話に登場する雌のケンタウロスのヒュロノメに由来する。 スピッツァー宇宙望遠鏡による赤外線観測で、直径が70 ± 20 kmであることが明らかとなった。.

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テュフォン (小惑星)

テュフォン (42355 Typhon) は、太陽系外縁天体(散乱円盤天体)のひとつ。ただし近日点が天王星より内側にあるため、ケンタウルス族とされることもある。パロマー天文台で行われた地球近傍小惑星追跡プログラムで発見された。後に1989年にも観測されていたことが判明している。 2006年1月20日にハッブル宇宙望遠鏡を用いて行われた観測によって衛星が発見された。二つの天体はかなり近い大きさ(直径の比率が0.58)であるため、二重小惑星と見なすことも出来る。 2006年11月9日に主星はテュフォン、衛星はエキドナと命名された。それぞれギリシア神話に登場する魔神テューポーンと、その妻エキドナに由来する。.

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ディオレッツァ (小惑星)

ディオレッツァ (20461 Dioretsa) は、彗星のような細長い軌道を持つ小惑星。近日点は小惑星帯に、遠日点はエッジワース・カイパーベルトにある。軌道傾斜角が非常に大きく、惑星や多くの小惑星とは逆方向に公転している。 リンカーン研究所のサーベイによって発見された。初めて見つかった逆行小惑星であることから、"asteroid" の綴りを逆にして "dioretsa" と名付けられた。.

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フヤ (小惑星)

フヤ(38628 Huya、フーヤー、西:Juyá)は、太陽系外縁天体の一つ。冥王星に良く似た、海王星軌道と交叉する軌道を持つ。公転周期は海王星と3:2の共鳴関係にあり、冥王星族に分類される。 2000年3月10日、ベネズエラのメリダで、国立ロス・アンデス大学天文研究センター (CIDA) のイグナシオ・フェリン (Ignacio Ferrin) により発見された(その後、1996年まで遡る観測記録が見つかっている)。発見当時としては最も明るく大きい外縁天体として観測され、直径は597kmと推定された。後に下方修正されたが、マイケル・ブラウンの分類では冥王星型天体の候補たりうる大きさである。 周辺の天体によく見られる特徴と共通して赤い表面を持つ。この色は古くから表面にある有機化合物(ソリン)によるものと推測されている。 フヤという名は、ベネズエラやコロンビアの先住民であるワニュー族 (Wayúu) の神話の雨と豊穣の神、フーヤーに由来する。.

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フォルス (小惑星)

フォルス (5145 Pholus) は、ケンタウルス族に属する小惑星である。近日点が土星軌道付近、遠日点が海王星軌道のすぐ外側にある楕円軌道を描いている。紀元前764年以降、どの惑星にも1天文単位以内まで接近したことがなく、次に接近するのは5290年だと予想されている (Solex 10)。エッジワース・カイパーベルトを起源に持つと考えられている。 フォルスは1992年、アリゾナ大学のスペースウォッチ計画に参加していたデイヴィッド・ラビノウィッツによって発見された。名前も彼の提案によるものであり、ギリシア神話のケンタウロスの一人ポロスのラテン語表記にちなんで名づけられた。 フォルスはケンタウルス族の中では二番目に発見された天体であり、少なくとも2005年までに発見された太陽系の天体としては最も赤いものである。そのために「ビッグ・レッド」とあだ名されることがある。この色は表面にある有機化合物によるものと推測されている。 フォルスの表面は、反射スペクトルから暗いアモルファスカーボンの領域と、水の氷、メタノールの氷、カンラン石、ソリンと呼ばれる有機化合物などの混合物からなる領域に分かれていると推測されている。 同じくケンタウルス族に属するキロンと異なり、フォルスには彗星に見られるような活動は観測されていない。.

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アスボルス (小惑星)

アスボルス (8405 Asbolus) は、太陽系の小惑星のひとつ。木星と海王星の間を巡る楕円軌道にある。 1995年、アリゾナ大学のスペースウォッチ計画に参加していたジェイムズ・スコッティらによって発見され、ギリシア神話の黒い翼を持つケンタウロス、アスボロスにちなんで名づけられた。 1998年、ハッブル宇宙望遠鏡の分光観測により、形成されて1000万年以内の比較的新しいクレーターの存在が発見された。.

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イクシオン (小惑星)

イクシオン (28978 Ixion) は、将来的に準惑星(冥王星型天体)に分類される可能性がある太陽系外縁天体の1つ。2001年5月22日に黄道深部サーベイ (Deep Ecliptic Survey) で発見された。 ギリシア神話に登場するイクシオンから名付けられた。.

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キルラルス (小惑星)

ルラルス (52975 Cyllarus) は、1998年2月27日にニコル・ダンツルがアリゾナ州のキットピーク天文台で発見した小惑星である。名前は、ギリシア神話に登場するケンタウロスのキルラルスに由来する。 2009年11月、マイケル・ブラウンのチームは、W・M・ケック天文台の望遠鏡を用いて、キルラルスのスペクトルを取得し、これを「カイパーベルト天体で最も暗いスペクトルの記録」とした。 キルラルスは、1989年9月に近点の位置に来た。.

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ケンタウルス族 (小惑星)

ンタウルス族(ケンタウルスぞく、Centaur)は、木星と海王星の間の軌道を公転する、氷で覆われた小惑星の分類名である。ケンタウルス族の名はギリシア神話に登場する半人半馬の一族・ケンタウロスに由来する。ケンタウルス族天体の命名の際にはケンタウロス族の名前を付ける慣習になっている。 最初に発見されたケンタウルス族天体であるキロンは近日点に近づいた際にコマが観測されたため、現在では公式には彗星 (95/P Chiron) と小惑星両方に分類されている。しかしキロンは典型的な彗星に比べてかなり大きいため、その分類についてはいまだに議論がある。他のケンタウルス族天体については、彗星のような活動が見られないか監視観測が続けられている。 2006年現在、ケンタウルス族として発見された後に彗星だと確認され、番号登録されたものはキロン以外には4つある(LINEAR彗星(仮符号(以下同):2000 B4)、NEAT彗星 (2001 T4)、CINEOS彗星、エケクルス(2000 EC98))。このうち、2000年に発見されたエケクルスは小惑星番号 (60558) を与えられていたが、2005年12月30日に急激に増光し、コマが観測されたことから彗星としても番号登録されると共に、小惑星として命名された。 ケンタウルス族は軌道が不安定で、巨大惑星の作用によっていずれは太陽系から飛び出すと考えられている。公転軌道の力学的な研究から、ケンタウルス族はおそらく太陽系外縁天体から木星族の短周期彗星へと軌道の状態が移り変わる途中の天体であろうとされている。これらの天体はエッジワース・カイパーベルトにあった頃に摂動を受けて間もなく海王星軌道を横切る軌道をとるようになり、海王星と重力的に相互作用をするようになったとみられる。こうしてケンタウルス族に分類されるようになったものの、これらの軌道はカオス的で、外惑星と何度か近接遭遇を繰り返すことにより短い時間スケールで軌道が変化する。ケンタウルス族の中にはこの軌道進化によって木星よりも内側まで入り込む軌道をとるようになり、近日点が太陽系の内側に移って、彗星的な活動性を見せる場合には木星族の彗星として再分類されるようになるものもあると考えられる(その例としてはヴィルト第2彗星がある)。それゆえ、ケンタウルス族は最終的には太陽や惑星と衝突するか、あるいは惑星、特に木星との近接遭遇によって星間空間に放出されると思われる。 今のところ、宇宙探査機によって接近撮影されたケンタウルス族天体はまだないが、2004年にカッシーニ探査機によって撮影された土星の衛星フェーベは土星に捕らえられたケンタウルス族である可能性がある。過去にはハッブル宇宙望遠鏡がケンタウルス族の一つであるアスボルスの表面の特性を調査している。2010年にはニュー・ホライズンズ探査機がケンタウルス族天体クラントルと遠距離のフライバイを行なう予定である。.

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ケト (小惑星)

ト (65489 Ceto) は、太陽系外縁天体(散乱円盤天体)のひとつ。天王星付近からエッジワース・カイパーベルトのはるか外側にまで達する長楕円軌道を公転している。パロマー天文台でトルヒージョとブラウンによって発見された。 2006年4月11日にハッブル宇宙望遠鏡を用いて行われた観測によって衛星が発見された。二つの天体はほとんど同じ大きさ(直径の比率が0.77)であるため、二重小惑星と見なすことも出来る。 2006年11月9日に主星はケト、衛星はポルキュスと命名された。それぞれギリシア神話に登場するガイアの娘で海の怪物ケートーと、その夫ポルキュースに由来する。.

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冥王星

冥王星(めいおうせい、134340 Pluto)は、太陽系外縁天体内のサブグループ(冥王星型天体)の代表例とされる、準惑星に区分される天体である。1930年にクライド・トンボーによって発見され、2006年までは太陽系第9惑星とされていた。離心率が大きな楕円形の軌道を持ち、黄道面から大きく傾いている。直径は2,370kmであり、地球の衛星である月の直径(3,474km)よりも小さい。冥王星の最大の衛星カロンは直径が冥王星の半分以上あり、それが理由で二重天体とみなされることもある。.

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冥王星族

冥王星族(めいおうせいぞく、Plutino)またはプルーティノ族(プルーティノぞく)とは、冥王星と似たような軌道を持つ天体である。この族に属する天体は海王星と3:2の共鳴関係にあり、公転周期が海王星の約2分の3倍(243 - 253年)となる。冥王星族はエッジワース・カイパーベルトの内周部分を構成し、知られているカイパーベルト天体の約5分の1を占め、確実に92個の天体が存在し、他に104個の天体が存在する可能性がある。 冥王星とカロンを除くと、最初の冥王星族 (1993 RO) は1993年7月16日に発見された。 冥王星族に冥王星自身を含むことは(冥王星も軌道の性質が同じ為)便利だが、英語表記では plutino に「小さな冥王星」の意味があるために、含むべきではないという主張もある。.

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軌道要素

軌道要素(きどうようそ、英語:orbital elements)とは、惑星や彗星、あるいは人工衛星のようにある天体の周囲を公転する天体の運動する軌跡(軌道)を指定するために使用されるパラメータである。 ある天体が重力によって公転する場合、その軌道は重力源となる天体を1つの焦点とする二次曲線を描く。二次曲線の形状を指定するためには、2つのパラメータが必要である。 また、さらにその軌道が存在する平面を指定するために2つのパラメータが必要である。その平面上での軌道がどちらの方向を向いているのかをさらに指定するために1つのパラメータが必要である。 それから、天体がある時刻に軌道上のどの位置に存在するのかを指定するために、少なくとも1組の時刻と軌道上の位置のデータが必要である。 天体の軌道の決定とは、その天体の観測位置をもっとも良く説明できる軌道要素を導き出すことである。軌道の形状、平面、向きを定める5つの独立したパラメータを求めるためには、5つの独立した観測データが必要である。1回の観測で赤経、赤緯の2つの独立した観測データの組が得られる。そのため、軌道の決定には少なくとも3回の観測が必要である。しかし短期間の間の3回の観測では誤差が大きくなる。 パラメータにはいくつかの選び方があり天体の種類などによって使い分けられている。.

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準惑星

ン(右) 準惑星(じゅんわくせい、dwarf planet)とは、太陽の周囲を公転する惑星以外の天体のうち、それ自身の重力によって球形になれるだけの質量を有するもの。国際天文学連合(IAU)が2006年8月24日に採択した第26回総会決議5A(以下、決議5Aと略)の中で「惑星」を再定義した際に、同時に定義された太陽系の天体の新分類である。.

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海王星

海王星(かいおうせい、Neptunus、Neptune)は、太陽系の太陽に近い方から8番目の惑星である。太陽系惑星の中では最も太陽から遠い位置を公転している。名称のNeptuneは、ローマ神話における海神ネプトゥーヌスにちなむ。.

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海王星のトロヤ群

4ラグランジュ点のトロヤ群 海王星のトロヤ群(Neptune trojan)は、海王星とほぼ同じ軌道を同じ周期で公転する小惑星である。現在、海王星のトロヤ群は9つが知られており、そのうち6つは、海王星を60°先行する太陽-海王星系のLラグランジュ点、3つは海王星から60°後方に位置するLラグランジュ点に存在する。海王星のトロヤ群は、木星のトロヤ群に習って「トロヤ群」という用語が用いられている。 大きな軌道傾斜角を持つの発見は、トロヤ群の「厚い」雲の可能性を示す意味で重要であった(木星のトロヤ群の軌道傾斜角は最大40°である)。これは、衝突による形成ではなく、凍結による捕獲を示す。半径100km程度の大きな海王星のトロヤ群は、木星のトロヤ群と比べて何桁も多い可能性があると考えられた E. I. Chiang and Y. Lithwick Neptune Trojans as a Testbed for Planet Formation, The Astrophysical Journal, 628, pp.

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