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氷雪気候

索引 氷雪気候

リーンランドの氷雪地帯 氷雪気候(ひょうせつきこう)とはケッペンの気候区分における気候区のひとつで、寒帯に属する。記号はEFでEは寒帯、Fは氷雪(Froste)を表す。 フローンの気候区分における高極帯(記号:EE)に相当する。.

42 関係: 南極半島南極大陸寒帯平年値人間地球温暖化地質時代ペンギンマクマード基地ボストーク基地ブリザードプランクトンツンドラ気候フローンの気候区分ホッキョクグマアネクメネアムンゼン・スコット基地アザラシクイーンエリザベス諸島グリーンランドケッペンの気候区分矢沢大二研究白夜菌類資源都市野生動物雨温図降水量植物極夜極低気圧氷床永久凍土気団滑昇風昭和基地海面上昇海藻

南極半島

南極半島(なんきょくはんとう、Antarctic Peninsula)は、南極大陸西部(西南極)にある半島。南極海に向かって南緯75度から南緯63度まで伸びる、S字状の細く長大な半島である。半島北部は南極大陸では珍しく南極圏外で、ドレーク海峡を挟んで南アメリカ大陸がある。半島の周辺には多くの島があり、沿岸には棚氷が発達している。 この半島は、1820年代に人類が最初に到達した南極大陸の一角である。南極の中では気候が最も温和なので、この半島や周辺の島には多くの観測基地がある。.

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南極大陸

南極大陸(なんきょくたいりく、、(または) 、、、、)は、地球の最も南にあり、南極点を含む大陸。南半球の南極地方にあり、南氷洋に囲まれた南極圏に位置する。5番目に大きな大陸であり約1400万km2の面積は、オーストラリア大陸のほぼ2倍に相当する。約98%は氷で覆われ、その厚さは平均2.00325kmに及ぶ。 南極大陸は、平均気温が最も低く、乾燥し、強風に晒され、また平均海抜も最も高い大陸である。年間降水量が海岸部分で200mm、内陸ではさらに少ない砂漠と考えられる。 南極大陸で観測された最低気温は、2010年8月10日に記録した-93.2である。この気温では人間が定住することは難しいが、約1000-5000人が大陸中に点在する研究所に年間を通して滞在している。自然状態では、寒冷な環境に適応可能な生物のみが生存し、多くの藻類、ダニ・線虫やペンギン・鰭脚類・節足動物などの動物類、バクテリア、菌類、植物および原生生物が繁殖している。植生はツンドラである。 かつて、「南の地」を意味するメガラニカ (Terra Australis) という大陸が空想されていた南極域に、公式に大陸が存在する事が確認されたのは1820年にロシアの探検家ファビアン・ゴットリープ・フォン・ベリングスハウゼンとがボストーク号(en)とミールヌイ号(en)で行った遠征に端を発する。しかし、厳しい自然環境や、当時は資源が見つからなかった事、そして孤立的な地理条件から、19世紀中はほとんど歯牙にかけられなかった。 1959年、12ヶ国の批准で始まった南極条約は、その後加盟国が49にまで増えた。条約は、軍事的活動や鉱物採掘、核爆発や核廃棄物の発生、各国家による領域主権の主張を禁止し、科学的研究の支援と生物地理区としての保護を定めた。多くの国から派遣された科学者たちが、研究や実験を行っている。.

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寒帯

寒帯(かんたい)とは気候帯の一種で最暖月平均気温が10℃未満の地域である(降水量は無条件)。この地域では樹木の生育は基本的に不可能である。ケッペンの気候区分による記号はEで、低緯度から5番目(最も高緯度)に位置することを示す。 フローン=クプファーの気候区分においては、ケッペンの区分でいう氷雪気候(EF)のみを寒帯気候帯(記号:EE)とする。アリソフの気候区分では、気候帯7(極気団地帯)に対応する。.

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平年値

平年値(へいねんち)とは、気温や降水量などの気象要素(気候要素)の長期平均の値のことで、ふつう30年間の平均。気候値とも言う『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』(コトバンク収録)、「平年値」『世界大百科事典』第二版(コトバンク収録)、「平年値」『大辞林』第三版(コトバンク収録)、「平年値」。.

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人間

人間(にんげん、英: human beingジーニアス和英辞典「人間」)とは、以下の概念を指す。.

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地球温暖化

1940年–1980年の平均値に対する1999年から2008年の地表面の平均気温の変化 1990年–2010 年9月22日年の平均値に対する2070年から2100年の地表面の平均気温変化量の予測 地球温暖化(ちきゅうおんだんか、Global warming)とは、気候変動の一部で、地球表面の大気や海洋の平均温度が長期的に上昇する現象である。最近のものは、温室効果ガスなどの人為的要因や、太陽エネルギーの変化などの環境的要因によるものであるといわれている。単に「温暖化」とも言われている。.

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地質時代

地質時代(ちしつじだい、)とは、約46億年前の地球の誕生から現在までの内、直近数千年の記録の残っている有史時代(歴史時代)以前のことである。 地球の年齢46億年超の内、有史時代(数千年間)は100万分の1であり、地球の年齢の99.9999%は地質時代である。なお、人類の誕生以降における有史時代以前のことは先史時代とも呼ばれる。また、地質時代区分において有史時代(現在を含む)は新生代/第四紀/完新世に含まれる。.

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ペンギン

ペンギンは、鳥綱ペンギン目(Sphenisciformes)に属する種の総称である。ペンギン科(Spheniscidae)のみが現生する。 主に南半球に生息する海鳥であり、飛ぶことができない。 今では使われることは稀だが、「人鳥(じんちょう)」「企鵝(きが、企は爪先立つの意、鵝はガチョウ)」なお、企鵝は本来は和名ではなくいわゆる漢語表記(中文・粤語、企鵝 / 企鹅)である。という和名もある。.

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マクマード基地

マクマード基地(マクマードきち、McMurdo Station)は、アメリカ合衆国の南極観測基地。南緯77度51分、東経166度40分のロス島ハットポイント半島南端部に位置する。.

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ボストーク基地

ボストーク基地の位置 基地全景 ボストーク基地(ボストークきち、)はロシアの南極観測基地である。ヴォストーク基地とも書かれる。に位置し、標高は3488m。旧ソ連時代の1957年に開設された。 1983年7月21日にマイナス89.2℃を観測し、これは地表における世界最低気温である。また0℃を越えたことは一度もない()。同じく南極大陸のドームA付近では-93.2℃の温度が観測したことがあるが、これは気温ではなく地表面温度であるため、実際にこの記録を下回っているのかは不明である。 ボストーク(Восток)の名称はロシア語で「東」を意味し、ロシアの南極探険家のファビアン・ゴットリープ・フォン・ベリングスハウゼンの船(Восток、Vostok)に因んで命名された。.

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ブリザード

ブリザード(Blizzard).

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プランクトン

プランクトン(Plankton、浮遊生物)とは、水中や水面を漂って生活する生物の総称。様々な分類群に属する生物を含む。微小なものが多く、生態系では生態ピラミッドの下層を構成する重要なものである。.

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ツンドラ気候

ツンドラ気候(ツンドラきこう)とはケッペンの気候区分における気候区のひとつで寒帯に属する。記号はETで、Eは寒帯、Tはツンドラ(Tundre)を意味する。 ツンドラとは本来、サーミ語・ウラル地方の言語で「木がない土地」を意味する。気候が森林の生育に不適格なため樹木が生長せず、永久凍土が広がっていることが多い。.

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フローンの気候区分

フローンの気候区分(フローンのきこうくぶん)とはドイツの地理学者であるヘルマン・フローンが考案した気候区分である。フローン.

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ホッキョクグマ

ホッキョクグマ(北極熊、Ursus maritimus)は、クマ科クマ属に分類される食肉類。.

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アネクメネ

メーネ アネクメネまたはアネクメーネ(Anökumene)とは人間の居住できない、あるいは居住することが非常に困難な地域を指す。主に氷雪気候、砂漠気候や高度限界地域などを指す。 対義語はエクメーネ(居住可能地域)。 また気候以外にも放射能汚染や感染症拡大等により、居住不能地域が生じることもある。チェルノブイリ原子力発電所事故により広範囲に高度の放射能汚染が広がり、廃村となった多くの村落もアネクメネの1つ。 また、本来ならば人が居住できない(居住できるが農業に適さず外部に食料を依存する場所)地域に作られた居住地域のことをズブエクメーネ(Subökumene)と言う。.

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アムンゼン・スコット基地

アムンゼン・スコット基地(アムンゼン・スコットきち、Amundsen-Scott South Pole Station)はアメリカ合衆国が1956年11月に1957年の国際地球観測年を記念するために南極点付近に建設した観測基地。.

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アザラシ

アザラシ(海豹)は、鰭脚類に含まれる海棲哺乳類のグループである。アザラシ科、もしくはアザラシ科アザラシ亜科に分類される。 北海道ではアイヌ語より「トッカリ」とも呼ばれている。.

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クイーンエリザベス諸島

イーンエリザベス諸島(クイーンエリザベスしょとう、Queen Elizabeth Islands)は、北アメリカ大陸とグリーンランドの間にあるカナダ領の諸島である。その合計面積は約418,961km2。カナダの北極諸島の北部を占め、ノースウエスト準州とヌナブト準州に属する。最も大きな島はエルズミーア島である。1953年、エリザベス2世のカナダ女王戴冠後に現在の名称が付けられた。ほとんどヒトが住んでいない地域として知られる。.

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グリーンランド

リーンランド(Kalaallit Nunaat「人の島」の意、Grønland「緑の島」の意)は、北極海と北大西洋の間にある世界最大の島(日本の面積の5.7倍)。デンマークの旧植民地。現在はデンマーク本土、フェロー諸島と対等の立場でデンマーク王国を構成しており、独自の自治政府が置かれている。 大部分が北極圏に属し、全島の約80%以上は氷床と万年雪に覆われる。巨大なフィヨルドが多く、氷の厚さは3,000m以上に達する所もある。居住区は沿岸部に限られる。 カナダとの国境線上にあるハンス島の領有をめぐって、カナダとデンマークの間で係争中である。.

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ケッペンの気候区分

ッペンの気候区分(ケッペンのきこうくぶん、)は、ドイツの気候学者ウラジミール・ペーター・ケッペンが、植生分布に注目して考案した気候区分である。.

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矢沢大二

沢 大二(やざわ だいじ、1913年5月1日 - 1994年5月29日)は、日本の地理学者である。.

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研究

(けんきゅう、research リサーチ)とは、ある特定の物事について、人間の知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、その物事についての事実を深く追求する一連の過程のことである。語義としては「研ぎ澄まし究めること」の意。.

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白夜

ノルウェー、ノールカップの白夜(2003年6月6日午前0時44分撮影) 白夜(はくや、びゃくや)とは、真夜中になっても薄明になっているか、または太陽が沈まない現象のこと。 主に、北極圏付近や南極圏付近で見られる現象で、北極圏付近では夏至前後に、南極圏付近では冬至前後に、白夜が多く見られる。北半球では北欧諸国、グリーンランド、ロシア北部、カナダ北部、アメリカ合衆国アラスカ州、南半球では南極大陸の大部分で観測できる。深夜でも街中を散策する人々が見られる。対義語は極夜。.

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菌類

菌類(きんるい)とは、一般にキノコ・カビ・酵母と呼ばれる生物の総称であり、菌界(学名:Regnum Fungi )に属する生物を指す。外部の有機物を利用する従属栄養生物であり、分解酵素を分泌して細胞外で養分を消化し、細胞表面から摂取する。 元来、「菌」とは本項で示す生物群を表す語であったが、微生物学の発展に伴い「細菌」などにも派生的に流用されるようになったため、区別の観点から真菌類(しんきんるい)、真菌(しんきん)とも呼ばれる。.

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資源

資源(しげん)は、人間の生活や産業等の諸活動の為に利用可能なものをいう。広義には人間が利用可能な領域全てであり、狭義には諸活動に利用される原材料である。 各種天然資源や観光資源のような物的資源と、人的資源とがある。さらに、経済上投入可能な資源として経済的資源という区分もある。 人間の活動に利用可能なものが資源とされるため、何が資源と認識されるかはその時代や社会によって異なり、これまでは単なるゴミなどとされていたものでも技術の発達に伴い資源とされたり、逆にこれまで利用され資源と認識されたものでも、社会の変化と共に資源でなくなったりする。.

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都市

都市(とし、city)とは、商業、流通などの発達の結果、限られた地域に人口が集中している領域である。.

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野生動物

野生動物(やせいどうぶつ)とは、原野など人の手の入らない領域に生息している・人間に養われていない・人間社会の存在に依存していない動物全般を指す。 また、生態学の見地からは人間に改良された品種としての飼育動物(生産動物を含む)以外の、本来自然界に於いて生息するのが自然な状態である動物全般を指す。.

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雨温図

温図(うおんず、)とは、気象分野で用いられるある地域の降水量と気温をあらわすグラフ。降水量と気温のみを元に地域を分類するケッペンの気候区分でよく用いられる図法であり、主にある地域での月別平均降水量を棒グラフで表した表示と、月別平均気温を折れ線グラフで表した表示を重ね合わせる。.

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雪(ゆき、、)とは、大気中の水蒸気から生成される氷の結晶が空から落下してくる天気のこと。また、その氷晶単体である雪片(せっぺん、)、および降り積もった状態である積雪(せきせつ、等)のことを指す場合もある。後者と区別するために、はじめの用法に限って降雪(こうせつ、)と呼び分ける場合がある。.

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降水量

降水量(こうすいりょう)とは、大気から地表に落ちた水(氷を含む)の量。雨や雪を気象台の雨量計や、アメダスなどで観測し、計測する。通常、水に換算した体積を単位面積で除した値を mm で表す。.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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極夜

正午過ぎのトロムソの市街、ノルウェー 極夜(きょくや、)とは、日中でも薄明か、太陽が沈んだ状態が続く現象のことをいい、厳密には太陽の光が当たる限界緯度である66.6度を超える南極圏や北極圏で起こる現象のことをいう。対義語は白夜。 地球の自転軸は、公転軌道面に対して約23.4度傾いており、この傾きが季節によって一日中太陽の昇らない極夜を極圏に作り出している。 毎年、南極圏では夏至前後(現地における冬)、北極圏では冬至前後に極夜が起こる。極夜が起こる期間の長さは緯度により異なり、高緯度になるにつれてその期間は長くなる。地域によっては約2か月の間この現象に見舞われる。そのため特に暗い日として北極圏の英語圏では冬至のことを「ミッドウィンター」と呼ぶ。また、極夜の時期はオーロラが最も綺麗に長く見ることのできる時期とされ、他にも極成層圏雲を観測することができる。.

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極低気圧

極低気圧(きょくていきあつ、英語:polar low、ポーラーロウ)は、両極地方・極前線帯で発生した低気圧のことである。 気温が非常に低い寒気団の中で発生し、爆弾低気圧(猛烈低気圧)と異なり南東側に暖気移流を持たない。寒冷低気圧の小型版との見方もあり「真冬の台風」、または「真冬の小悪魔」と呼ばれることも決して少なくない。 また、前線を全く持たず、雪雲自体が纏った小さな渦を巻いていることが特徴的で寒冷な極気団(北極大陸性気団、北極海洋性気団、南極大陸性気団のいずれか)が海上を通過するときに発生する。傾圧不安定、条件付不安定、順圧不安定などが発生のメカニズムと考えられている。 温帯低気圧などのほかの低気圧に比べて規模はかなり小さいものの、時として大雪や風雪(まれに突発・局地的な豪雪や暴風雪の場合もある)、果ては雷をもたらすことも少なくない。主に南極大陸全域と南極海、北極海とその周辺部、および北大西洋北部、ベーリング海、オホーツク海、能登沖、秋田沖周辺部などで主に冬から春にかけて発生するが、夏や秋に発生する場合も稀にある。 また、極低気圧(ポーラーロウ)と似たものにポーラーサイクロン(polar cyclone。こちらも極低気圧と呼ばれることがある)があるが、こちらは低気圧の直径が1,000kmを超える大規模なもの(メソスケール)で、一年中発生する。.

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氷(冰、こおり)とは、固体の状態にある水のこと。 なお、天文学では宇宙空間に存在する一酸化炭素や二酸化炭素、メタンなど水以外の低分子物質の固体をも氷(誤解を避けるためには「○○の氷」)と呼ぶこともある。また惑星科学では、天王星や海王星の内部に存在する高温高密度の水やアンモニアの液体のことを氷と呼ぶことがある。さらに日常語でも、固体の二酸化炭素をドライアイスと呼ぶ。しかしこの記事では、水の固体を扱う。.

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氷床

氷床(ひょうしょう、ice sheet)は、地球型惑星など地表面がある天体の、地表部を覆う総面積5万km2以上の氷塊(地球の場合は氷河)の集合体である。氷床は氷棚や(狭義の)氷河より大きな規模のものを指す。対して、5万km2以下の氷塊は氷帽と呼ばれ、周囲の氷河を涵養している。 なお、太陽系内の地球型惑星で氷床が存在するのは地球と火星のみである。太陽系外の地球型惑星ではまだ確認されていないが、存在しないということは考えられない。以下、本項では地球の氷床と火星の氷床に分けて解説する。.

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永久凍土

北半球での凍土の分布。紫の地域が永久凍土 永久凍土中の氷楔 ポリゴンと呼ぶ凍土が解けた様々な形の水溜まり 永久凍土(えいきゅうとうど)とは少なくとも2冬とその間の1夏を含めた期間より長い間連続して凍結した状態の土壌を指す。 英語では、永久凍土のことを permafrost と表記するが、permanently frozen ground(永久に凍った土壌)の省略語で1945年に S. W. MULLERによって使われた木下誠一、 地学雑誌 Vol.85 (1976) No.1 P10-27。.

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気団

気団(きだん)とは、停滞性の高気圧により、気温や湿度などの性質が水平方向に広い範囲にわたってほぼ一定になり、一つの塊と見なせるようになった状態をいう。1930年にスウェーデンの気象学者であるトール・ベルシェロンが定義し、分類を行った高橋ほか(1987):141ページ。.

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滑昇風

滑昇風(かっしょうふう、アナバティック風、アナバ風、anabatic wind)は、密度の低い空気が、低高度の地点から高高度の地点へと緩やかに上昇することで起こる風のこと。斜面上昇風(upslope wind)ともいう。 anabaticはギリシア語のanabatos(上昇する)に由来する。 滑昇風が生じるための前提として、谷間の空気が安定成層していることが必要である。つまり、谷底の空気が最も冷えていて重く(密度が高く)、尾根付近の空気が最も温かくて軽い(密度が低い)状態になっている必要がある。この状態は良く晴れた静穏な明け方に実現していることが多い。 朝になって日射が谷間に差し込むと、谷間の斜面が温められ、斜面に近い空気が少しだけ温まる。その少しだけ温まった空気は鉛直方向に上昇しようとするが、その空気に被さっている安定成層した空気よりはまだ重い。このように安定成層した空気に抑えられるため、すぐに上昇できなくなり、横方向に進もうとする力が働く。つまり、斜面上の空気は、谷間の中程に進もうとするか、斜面に沿って上昇しようとするかのどちらかになる。斜面から離れた谷間の中程の空気はまだ温まっていないので、斜面上の空気より重く、その空気を押しのけて進むことはできない。残りは斜面方向であるが、斜面上には他の高度でも同様に温められて、斜面に沿った方向に動こうとする空気が連なっている。このような訳で、斜面上の空気は鉛直上方にも谷間の中程にも動かず、斜面に沿って上昇するしかなくなる。谷底の空気もやはり鉛直上方には動けず、斜面に沿って上昇していくことになる。これが滑昇風である。 日射がさらに谷間に降り注ぐと、滑昇風が発達し、これとともに谷間の安定成層した空気はだんだん崩されて縮小する。この縮小によって斜面付近の空気が安定成層した空気に抑えられなくなると、もはや斜面に沿って動く理由が無くなり、鉛直方向に上昇するようになる。つまり滑昇風は解消する。 空気が上昇すると気圧の低下による断熱膨張によって気温が下がり、ある高度で露点温度を下回って雲ができることがある。山などで昼間や夕方によく見られる積雲や積乱雲は、滑昇風で集まった気流が上昇した結果生まれることが多い。日射量が多い時期は、積乱雲が発達して雷雨を降らせることもある。 滑昇風は全般的に風の弱い時に発生し、風が強いときには山の風下側などで打ち消されてしまう。グライダーやパラグライダーなどは、サーマルと呼ばれる熱上昇気流や滑昇風を利用して飛行している。 谷風は滑昇風の1種である。.

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昭和基地

南極にある日本の基地 昭和基地(しょうわきち)は、南極圏内の東オングル島にある日本の観測基地。、標高29.18m。基地の名称は建設された時代の元号「昭和」にちなむ。リュツォ・ホルム湾の東岸に位置する。.

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海面上昇

海面上昇(かいめんじょうしょう)とは、地球温暖化に端を発する海水の熱膨張や大陸氷床の融解などで海面が上昇する現象のこと。平均海水面、つまり波浪やうねり、津波・高潮などの短周期変動をならして平均化した水面の上昇を指す。 地球の長い歴史をみると、顕著な海面上昇と海面低下は何度も発生している(海水準変動を参照)。これは260万年前以降の第四紀にもみられ、特に氷期が終わって間氷期に向かい温暖化していく時期に、数十mもの海面上昇が起こったと推定されている。6000年前までの約1万年間にも、間氷期開始に伴う100m近い海面上昇が発生している。しかし、ここ数千年では大きくは変化せず、過去3千年間は平均0.1 - 0.2mm/年程度の上昇量であった。しかし近年は地球温暖化の影響により、その数十倍のペースの海面上昇が観測され、さらに加速するものと懸念されている。 現在では、一般的に「海面上昇」といえば19世紀以降の地球温暖化の影響と推定されるものを指す。地球史上の特定の時期に関して「海面上昇」と呼ぶこともあるが、この記事では特に断りがない限り地球温暖化によるものを取り上げる。.

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海藻

海中のワカメ 海藻(かいそう、Seaweed)は、藻類のうち容易に肉眼で判別できる海産種群の総称杉田浩一編『日本食品大事典』医歯薬出版 p.285 2008年。.

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