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来島海峡

索引 来島海峡

来島海峡大橋 来島海峡(くるしまかいきょう)とは、瀬戸内海中部、愛媛県今治市とその沖の大島との間を隔て、水域においては西の斎灘(いつきなだ)と東の燧灘(ひうちなだ)とを隔てる海峡。日本三大急潮の一つ。付近一帯は瀬戸内海国立公園に属し、糸山公園(いとやまこうえん)を初めとする景勝地が点在する。また、大島の亀老山山頂の展望台から見下ろす来島海峡の眺め、特に暮れなずむ夕景は観光写真等によく登場する。 海峡付近には島が多く、大型船舶の航行はこの海峡によらなければならないが、昔から「一に来島、二に鳴門、三と下って馬関瀬戸」と唄われるように、潮の流れが速く、海の難所として知られている。海峡は間に存する小島(馬島、武志島等)によって、来島ノ瀬戸、西水道、中水道、東水道の4つの狭水道に分けられるが、いずれも狭く、また大きく湾曲している。潮流は速く、加えて小島の影響によりところにより複雑な流向、流速で、流速は時には10ノットにも達することがあり、瀬戸内海のみならず全国的にも有数の船の難所とされる。 また 鳴門海峡・関門海峡と列び、日本三大急潮にあげられている。.

22 関係: 大島 (愛媛県今治市)小島 (愛媛県)展望台亀老山今治市燧灘瀬戸内海瀬戸内海国立公園西瀬戸自動車道馬島鳴門海峡関門海峡来島海峡大橋武志島潮流放送海峡海上交通安全法海上交通安全法別表に掲げる航路海上交通センター斎灘日本三大一覧愛媛県

大島 (愛媛県今治市)

大島(おおしま)は、愛媛県に属する面積41.89km(国土地理院による)の島。芸予諸島に属する。行政区分は越智郡吉海町と宮窪町の2町に分かれていたが、2005年1月16日に今治市などとの合併により同市の一部となった。旧町時代には伯方島、大三島とともに三島五町と総称されていた。 島の北東部の宮窪地域は、中世に瀬戸内海を舞台として縦横に活躍した村上水軍(能島村上水軍)が本拠をおき、水軍遺跡や言い伝えも多数ある。これにちなみ、宮窪港を会場に村上水軍にちなんだ水軍レースなどのイベントが毎年7月に開催され、多くの人でにぎわう。特産品には大島石等がある。.

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小島 (愛媛県)

小島(おしま)は、瀬戸内海のほぼ中央部、来島海峡の西部に位置する有人島。愛媛県今治市に属する。来島群島を構成する島のひとつ。離島指定。 明治30年代に日露戦争に備えて芸予要塞が築かれ、遺跡が島内に数多く残されている。 面積0.50km、周囲3kmの「琵琶」の形をした小さい島。集落・船着場・港(漁港)は島の南側にあり、2007年1月31日現在、21世帯、人口33人で、漁業、農業、海運業で生計を立てている世帯が多い。.

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展望台

展望台(てんぼうだい)は、岬の先端や山の頂上付近、あるいは高層建築物や塔の最上階等にある、景色を見るために設置されている設備。.

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亀老山

亀老山(きろうさん、きろうざん)とは、瀬戸内海のほぼ中部の大島の南部にある山。別名 大亀山(おおきやま)、隅ヶ岳。標高307m。行政区画は愛媛県今治市吉海町。 山頂には、景観にも配慮した展望台が設置されており、ここからは西及び北に来島海峡や芸予諸島の島々、東に燧灘、また南に今治港・今治市街を望むことができる。従来は山頂までの道路は幅員も狭かったが、1999年の瀬戸内しまなみ海道開通を控えた観光地整備により、道路が改良され、また山頂近くには駐車場も設置されるなど、アクセスは改善され、訪れる人も増えている。瀬戸内海国立公園の区域に含まれる。特に、来島海峡を眼下に望む瀬戸内の夕日の眺望は、観光PR写真等によく用いられる。 北と西には小集落が形成されているが、南と東は来島海峡に接した海岸が続いている。山の各所から弥生式土器が出土しており、古代より海上交通の要衝であったことが窺える。中腹には鎌倉時代後期の様式の宝篋印塔があり、村上義弘の墓と伝えられる。 File:Kurushimakaikyo Ohashi bridge from Mt.Kirosan.jpg|亀老山から望む来島海峡大橋 File:Hiuchinada, Ishizuchi Mountains.jpg|亀老山から望む燧灘と石鎚山脈 Category:愛媛県の山 Category:今治市の地理 Category:愛媛県の自然景勝地 Category:瀬戸内海国立公園.

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今治市

今治市(いまばりし)は、愛媛県の北東部に位置する市である。.

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燧灘

燧灘(ひうちなだ)は、瀬戸内海中央部、香川県の荘内半島と愛媛県高縄半島の間を占める海域で、四国側を指す『角川日本地名大辞典』 角川書店、1981年。北は備後灘に接する。 東西約60 km、南北約40 kmの海域で、一帯はタイ、サワラなどの好漁場として知られる。沿岸地域から火打石が産出したことからこの名がついた。沿岸は遠浅の砂浜海岸が発達しており、近世までは無数の干潟が見られたが、これらはほとんど戦後になって工業用地造成のために埋め立てられた。しかし、今治市の唐子浜や桜井海岸、西条市の河原津、観音寺市の琴弾公園など自然の砂浜は僅かに残存している(全て瀬戸内海国立公園に含まれる)。.

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瀬戸内海

戸内海(せとないかい)は、本州、四国、九州に挟まれた内海。山口県、広島県、岡山県、兵庫県、大阪府、和歌山県、徳島県、香川県、愛媛県、大分県、福岡県がそれぞれ海岸線を持つ。沿岸地域を含めて瀬戸内(せとうち)とも呼ばれている(ただし瀬戸内海の名称源ではない。瀬戸内海は「瀬戸の内海」の意である)。 古来、畿内と九州を結ぶ航路として栄えた。気候は瀬戸内海式気候と呼ばれ、温暖で雨量が少ない。.

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瀬戸内海国立公園

戸内海国立公園(せとないかいこくりつこうえん)は、瀬戸内海を中心とする国立公園。.

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西瀬戸自動車道

西瀬戸自動車道(にしせとじどうしゃどう)は、本州四国連絡道路の3ルートのうち、西に位置する尾道・今治ルートを成す道路である。 広島県尾道市の尾道福山自動車道(国道2号松永道路)西瀬戸尾道ICを起点とし、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島などを経て愛媛県今治市の今治ICに至る、延長59.4 kmの高規格幹線道路(国道317号の自動車専用道路)である。本州四国連絡橋に本州四国連絡道路である西瀬戸自動車道を通しているという形をとっており、本州四国連絡高速道路が管理している。高速道路等ナンバリング(高速道路等路線番号)では尾道福山自動車道(松永道路)・今治小松自動車道とともに「E76」が割り振られている。 略称は西瀬戸道だが、西瀬戸自動車道周辺地域振興協議会が公募した愛称である瀬戸内しまなみ海道または、単にしまなみ海道「しまなみ街道」という誤記もポータルサイトや観光ガイド、個人ブログなどで少なからず見られる。※参考: - Yahoo!ウェブ検索と呼ばれることが多い。「しまなみ」の呼称は、本道路の開通後、広島県東部や愛媛県北部の複数の団体・企業等の名称に用いられているしまなみ信用金庫(三原市)、しまなみ交流館、しまなみ球場(共に尾道市)、しまなみ造船(今治市)など。また、広島市にはしまなみ債権回収(広島銀行系の債権回収会社)がある。廻鮮寿司店の店舗ブランドにもなっている。。なお、橋自体の名前は「瀬戸内海大橋」であるが、完成記念イベント『瀬戸内海大橋完成記念イベント「しまなみ海道'99」』を最後に殆ど使われなくなった。.

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馬島

島.

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鳴門海峡

海峡(なるとかいきょう)は淡路島(兵庫県南あわじ市)と四国の大毛島・島田島(ともに徳島県鳴門市)の間にある海峡。播磨灘と紀伊水道を結ぶ。日本百景に選定されている。大鳴門(おおなると)とも。.

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関門海峡

航空機内から撮影した関門海峡。上が下関市、下が北九州市門司区 関門海峡を望む(火の山駅より撮影) 夜景(同上) 関門海峡(かんもんかいきょう)は、本州の下関市(山口県)と九州の北九州市(福岡県)を隔てる海峡。名称は両岸の地名である、馬関(現 下関市)の「関=カン」と、門司(現 北九州市門司区)の「門=もん」を取ったものである(難関という意味の関門ではない)。穴戸海峡、馬関海峡(ばかんかいきょう)、下之関海峡とも称された。最深部は水深47m。潮流は大潮で最大10ノットを超えることもある。 通過時には4ノット以上の速力を維持することが義務付けられている。 本州と九州を隔てる水路を大瀬戸(おおせと)といい、彦島と本州を隔てる水路を小瀬戸(こせと)または小門海峡(おど)という。大瀬戸の幅が約600mまで狭まる壇ノ浦と和布刈の間は早鞆の瀬戸(はやとものせと)という。 一般には大瀬戸の下関と北九州市門司区の間を関門海峡と呼ぶ。なお、海運業界では下関市彦島の周囲を迂回する形で門司区 - 小倉北区 - 戸畑区 - 若松区に抜けるルートが関門航路=関門海峡との認識である。 2017年、山口県下関市と福岡県北九州市にまたがる42件が「『関門“ノスタルジック”海峡』~時の停車場、近代化の記憶~」として日本遺産に認定された。.

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来島海峡大橋

糸山公園展望台より来島海峡大橋を望む。対岸は馬島その向こうに大島が見える。手前から第三、第二、第一大橋の順 来島海峡第一大橋(本州側入口) 夕暮れの来島海峡大橋(本州側より) 来島海峡大橋(くるしまかいきょう おおはし)は、愛媛県今治市、瀬戸内海の来島海峡を跨いで大島と四国を結ぶ長大橋で、来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の総称。本州四国連絡橋の尾道・今治ルートを構成する橋の1つ。 3つの長大橋梁により構成された世界初の3連吊り橋であり、全長は4105mである。中央が西瀬戸自動車道(しまなみ海道)で北側に自転車歩行者道、南側にバイク道を併設している。.

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武志島

武志島(むしじま)は、瀬戸内海のほぼ中央、来島海峡に位置する小島。無人島。愛媛県今治市に属する。 面積0.07kmの小島で、瀬戸内海国立公園の区域に含まれる。西に馬島、中渡島、北東に小武志島、毛無島がある。 左:小武志島、中央:武志島 中世の古文書に「務司島」の名を目にすることができる。付近の中渡島や小武志島、毛無島とともに村上水軍の砦が築かれていた。 明治から大正にかけて、モモの栽培が試みられたことがあったが、現在は無人島となっている。武志島と小武志島との間には来島海峡大橋の橋脚が屹立している。 定期航路等はない。島全体が個人の所有物となっている.

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潮流放送

潮流放送とは、海上保安庁の一部の海上交通センター(マーチス)が、特定の海峡を航行する船舶に対し、潮流の状況を音声とモールス信号で送信するものである。 本記事では、視覚情報で潮流を伝える潮流信号についても解説する。.

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海峡

海峡(かいきょう)とは、陸地によって狭められている水域のこと。日本語では「海」の一字が含まれるが、必ずしも海に限ったものではない(五大湖のスペリオル湖とミシガン湖結ぶマキノー海峡など)。 同義語に「瀬戸」と「水道」がある。これらの語に意味上の本質的な違いはなく、同じ海域について別の語を用いた別称や副称をもつものもある。上記のマキノー海峡のように湖にある場合は「湖峡」ということもある。 海上交通路が絞られるポイント(チョークポイント)である海峡は、その確保や制限(海上封鎖)のために、軍事・国際政治上の焦点となることも多かった。.

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海上交通安全法

海上交通安全法(かいじょうこうつうあんぜんほう、昭和47年7月3日法律第115号)は、船舶交通が輻輳(ふくそう)する海域における船舶交通について、特別の交通方法を定めるとともに、その危険を防止するための規制を行なうことにより、船舶交通の安全を図ることを目的とする日本の法律。 第3条では、航路優先の原則等、海上交通安全法と海上衝突予防法が矛盾する部分は、海上衝突予防法を適用しない旨が定められており、実際に第十雄洋丸事件の海難審判において、海上交通安全法が海上衝突予防法に優先する旨の裁決が下されている。 海上交通安全法の指定する航路の概略地図A:浦賀水道航路、中ノ瀬航路B:伊良湖水道航路C:明石海峡航路D:備讃瀬戸各航路E:来島海峡航路.

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海上交通安全法別表に掲げる航路

本項では、海上交通安全法別表に掲げる航路について記述する。海上交通安全法は東京湾、伊勢湾、瀬戸内海の海域で船舶交通が輻輳(ふくそう)する航路と所在海域を別表に掲げ、具体的な航路については所在海域の中から政令で定めることとしている。(海上交通安全法施行令、昭和四十八年一月二十六日政令第五号) この航路では船舶航行の安全を確保するために通常の海上衝突予防法とは異なる特別のルールおよび航路ごとに定められた特別なルールが定められている。この項では、航路ごとのルールの概略を記述する。.

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海上交通センター

海上交通センター(かいじょうこうつうせんたー)は、海上交通安全法や港則法で定められた多数の船舶が通航する航路・海域において、海上交通に関する航行情報提供および航行管制の業務を行う海上保安庁交通部の機関。MARINE TRAFFIC INFORMATION SERVICE の頭文字をとり、MARTIS(マーチス)とも呼ぶ。英語表記は Traffic Advisory Service Center。 レーダー、テレビカメラ、VHF無線機、気象観測装置、自動船舶識別装置 (AIS) などを装備し、管制信号板や船舶無線などにより、通航船舶に対し航行管制を行う。また、情報信号板、FAX、インターネット、テレホンサービス、ラジオ放送による情報提供も実施している。1977年(昭和52年)の東京湾海上交通センターを始まりに順次設置が行われ、2003年(平成15年)7月以降、7箇所の海上交通センターが設置されている。.

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斎灘

斎灘(いつきなだ)は、瀬戸内海西部、狭義で安芸灘と区別した場合に用いられる海域で、東は高縄半島、西は倉橋島~愛媛県中島に至るが、正確な区分は曖昧としている。名の由来はかつて斎内親王から弊物料を下賜したことから名付けられた斎島に因む。穏やかな海域で知られ、一帯はエビやタチウオなどの好漁場。安居島は斎灘の中央部に孤立する有人島で、古くは風待ちの港として繁栄した。 なお、2001年3月24日に起こった安芸灘地震は斎灘の海域を震源とするものである。.

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日本三大一覧

日本三大一覧(にほんさんだいいちらん)は、日本を代表する三つのものの一覧。.

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愛媛県

愛媛県(えひめけん)は、日本の都道府県の一つで四国地方の北西部から北中部に位置する県。県庁所在地は松山市。令制国の伊予国に当たる。.

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