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朝鮮語の音韻

索引 朝鮮語の音韻

朝鮮語の音韻(ちょうせんごのおんいん)では、大韓民国の標準語(以下「南の標準語」)の音韻に関して記述する。必要に応じて朝鮮民主主義人民共和国の標準語(「文化語」、以下「北の標準語」)の音韻に関して補う。 標準語の発音は南北ともに条文化された規範によって規定されている。その意味では、標準語の発音とは手本となるべき一種の「理想音」と言うことができる。しかしながら、実質的には南の標準語の発音はソウルの発音に基づき、北の標準語の発音は平壌の発音に基づいていると言わざるをえないであろう。.

41 関係: はじき音半母音声門破裂音大韓民国大関嶺中和 (言語学)中国語中期朝鮮語平壌二重母音形態素形態音韻論パッチムアクセントソウル特別市品詞内破音国際音声記号硬音無声音異形態音節音素語尾鼻音阻害音長母音接尾辞東南方言 (朝鮮語)母音調和漢字語 (朝鮮語)朝鮮語の正書法朝鮮民主主義人民共和国朝鮮漢字音有声音有気音流音文化語 (朝鮮語)日本語擬声語放出音

はじき音

はじき音(はじきおん、tap or flap)とは、口腔内に調音器官によって瞬間的な接触を作ることで作り出される子音。弾音(だんおん)、単顫動音(たんせんどうおん)とも呼ばれる。はじき音は通常有声である。 はじき音はふるえ音に似ており、両者を区別しない言語も多いが、ふるえ音が高速に複数回接触するのに対して、はじき音は1回だけ接触する。 国際音声記号の表では "Tap or Flap" と記述されており、両者を区別する場合、tap をたたき音、flap をはじき音と訳す。両者の違いは、Tap が単に接触するだけなのに対して、Flap が調音器官をいったん逆方向に動かして、その反動を利用する点にあるが、Tap と Flap を音韻的に区別する言語は存在せず、両者を区別せずに使うことが多い。.

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半母音

半母音(はんぼいん、)とは接近音の一種で、接近音の構えからすぐに別の母音に移行していくとき、最初に瞬間的に発音される接近音の部分を子音と認識していう用語である。持続する部分がなく、常に動く音であることからわたり音()とも呼ばれる。言語によっては、母音に後続する短い接近音を半母音とすることもある(ロシア語のйなど)。定義上、半母音は音節主音にはなり得ない。 接近音をある程度以上に持続して発音すると、もはや半母音ではなく母音として認識される(狭母音)。.

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声門破裂音

声門破裂音(せいもんはれつおん; )あるいは声門閉鎖音(せいもんへいさおん; )とは子音の類型の一つ。閉じた声門が開放されて起こる破裂音(閉鎖音)。国際音声字母でと記述される。声門を完全に閉じた後、呼気とともに急に声門を開いたときに出る音。言い換えれば声門を閉じた状態からすかさず何らかの母音を発音すれば、子音部分がこの音となる。咳をするときには特に強い声門破裂音が聞こえる。 声門を閉じたまま声帯を振動させることはできないので、理論的に有声の声門破裂音は存在しない。.

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大韓民国

大韓民国(だいかんみんこく、대한민국、漢字: 大韓民國)、通称韓国(かんこく)は、朝鮮半島(韓半島)南部を実効支配する東アジアの共和制国家であり、戦後の冷戦で誕生した分断国家。 憲法上は鴨緑江、豆満江以南の「朝鮮半島及び付属島嶼」全域を領土とするが、現在、北緯38度付近の軍事境界線以北は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の統治下にあり施政権は及んでいない。朝鮮戦争で争った北朝鮮とは1953年に休戦したが、その後も断続的に軍事的対立や小規模な衝突が発生している。 政治面は1980年代半ばまで独裁体制が取られていたが、1987年の民主化宣言によって成立し、現在まで続いている第六共和国憲法に基づく体制は民主主義政体と評価される。 経済面は1960年代前半まで世界最貧国グループにあったため朝鮮戦争で荒廃した韓国は、当時1人あたりの国民所得が日本の5分の1に満たず世界の最貧国に数えられていた。一方、北朝鮮は経済の5カ年計画(*)に成功し、1人あたりの国民所得が韓国の2倍を超えていた。NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 -世界の中で- 第1回「信頼回復への道」2015年6月19日放送。(*)北朝鮮はソ連型の計画経済を導入した。当時の韓国の一人あたりの国民所得は、日本の五分の一に満たない82ドルで、朝鮮戦争の荒廃から立ち直っておらず、世界の最貧国のひとつだった。NHK さかのぼり日本史「戦後“経済外交”の軌跡」第三回 経済援助 積み残された課題 2012年4月17日放送、キャスター 石澤典夫、解説 学習院大学教授 井上寿一。、独自に資金や技術を調達できなかった岩田勝雄,, 立命館大学コラム「あすへの話題」2006年7月(第44回).

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大関嶺

大関嶺(テグァルリョン、ko:대관령)は、大韓民国江原道にある峠である。太白山脈の山中にあり、江陵の西に位置している。高さは832mで、嶺東高速道路の大関嶺トンネルが貫いている。平昌郡大関嶺面と江陵市城山面との境界に所在している。地方道第456号線の別名である大関嶺横断道路は、2002年以前は嶺東高速道路であり、旧大関嶺パーキングエリアが置かれていた。行政区分では大關嶺面(대관령면)に属し、人口は6,141人(2016年)、2018年平昌オリンピック、平昌パラリンピックにおいて複数の競技会場が設置された。.

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中和 (言語学)

中和(ちゅうわ、neutralization)とは、二つ以上の対立項が一定の環境で対立をなさなくなるという現象を指す言語学の用語である。 例えば音韻論における例として、朝鮮語の音節末阻害音の中和が挙げられる。 朝鮮語の阻害音は音節初頭の位置において無気対有気(t と th)、声門化対非声門化(tt と t)で対立し、さらに歯茎音では摩擦音(s, ss)、破擦音(c, cc, ch)、破裂音(t, tt, th)が対立する。しかしこれらの対立は音節末の位置では失われ、無開放のとして実現する。 このような音韻論の中和において現れる音の扱いには二つの方法が考えられている。一つは新たに原音素 (archiphoneme) という音素を設定する方法である。もう一つは対立項の中から無標のものを選ぶ方法である。前者については音素の数を増やすという問題があり、特に音素を構成する弁別素性を考えると、中和においては一つ以上の弁別素性が現れていないと考えられるため、後者が望ましいとされている。 なお、中和は形態論、統語論でも見られる現象であるが、音韻論でもっともよく取り上げられる。 Category:音韻論 Category:形態論 Category:統語論 ちゆうわ.

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中国語

記載なし。

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中期朝鮮語

中期朝鮮語(ちゅうきちょうせんご)は、朝鮮語の時代区分において、おおよそ15世紀中葉から16世紀末までの朝鮮語を指す。ハングルが開発されて朝鮮語の全体像を詳しく研究できるようになった時期であり、またそれ以前の古代朝鮮語やそれ以降の近世朝鮮語を研究する上でも不可欠であるので、中期朝鮮語は朝鮮語史において最も重要である。.

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平壌

平壌(ピョンヤン)は、朝鮮民主主義人民共和国の首都、直轄市であり、最大の都市。 朝鮮八道では平安道、十三道制では平安南道に属するが、同国の行政区画においては道に属さず、平壌直轄市(ピョンヤンちょっかつし)として道級の直轄市となっている。 日本統治時代の行政区分は「平壌府」、当時の正式な読みは「へいじょう」である。.

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二重母音

二重母音(にじゅうぼいん)とは、調音の開始時と終了時で音質を異にする母音のことを言う。調音している間に調音器官の位置が変化することによって生じる。 始まりの音質と終わりの音質を比べれば確かに違うが、調音器官が滑らかに移動することによって、聴覚的に1つの母音として認識される。 二重母音は、始まりの音質の方が聞こえ度の高いものを下降二重母音と言い、終わりの音色の方が聞こえ度の高い上昇二重母音と区別される。 また、上昇二重母音が途中で調音器官の移動方向を変えて下降することによって三重母音となることがある。 逆に調音器官の移動が急激に変化し、2つの母音として認識されるものは母音接続(連母音・ヒアートゥス)と呼ばれて区別される。 国際音声字母では始まりの音色を表す母音字母と終わりの音色を表す母音字母を並べて書き、聞こえ度の低い字母の方に音節副音を示す記号 を付けて表す。 例えば、下降二重母音では英語の cake 、上昇では中国語の 花 などがある。 一方、母音接続の場合は、二つの字母の途中に音節境界を表す記号 を入れて表す。例えば、フランス語の pays 。日本語の姪 、甥 など。 日本語では通常の会話においてアイ、アウ、アオ、アエ、オイ、オウの他にも、ウエ、ウイ、オエなどが二重母音として現れやすい。しかし、ゆっくり丁寧に発音されると母音接続となり、日本語話者の意識では2つの母音どころかその数の音節として扱われる。.

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形態素

形態素(けいたいそ、morpheme)とは、言語学の用語で、意味をもつ表現要素の最小単位。ある言語においてそれ以上分解したら意味をなさなくなるところまで分割して抽出された、音素のまとまりの1つ1つを指す。形態素の一般的な性質や、形態素間の結びつきなどを明らかにする言語学の領域は、形態論と呼ばれる。.

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形態音韻論

形態音韻論(けいたいおんいんろん、morphophonology)または形態音素論(けいたいおんそろん、morphophonemics)は、言語学の一分野で、形態変化に伴う音韻の交替を扱う。形態論と音韻論の境界的な分野である。.

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パッチム

パッチム(받침、patchim)とは、ハングルにおいて〈子音+母音+子音〉などで構成される音節(閉音節)で最後の音をあらわす子音または子音字母。終声とも呼ばれる。.

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アクセント

アクセントとは、言語学において単語または単語結合ごとに社会的な慣習として決まっている音の相対的な強弱や高低の配置のこと長野正『日本語の音声表現』玉川大学出版部、1995年、108頁。音の強弱による強弱アクセント(強勢アクセント) (stress accent) と音の高低による高低アクセント (pitch accent) に分けられる。なお、文レベルの感情表現に関わる高低はイントネーションという。アクセントは音素の一つであり、単語ごとに決まっていて意味との結びつきが必然性を持たないのに対し、イントネーションは文単位であり、アクセントの上にかぶさって疑問や肯定などの意味を付け加える。.

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ソウル特別市

ウル特別市(ソウルとくべつし、、漢字: 서울特別市 、英語:Seoul)、通称ソウルは、大韓民国の首都。かつての朝鮮王朝の首都「漢城府」である。日本統治時代の朝鮮では漢ではなく京を使い「京城府」と呼ばれた。.

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品詞

品詞(ひんし、parts of speech)は、単語を文法的な機能や形態などによって分類したもの。.

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内破音

内破音(ないはおん)とは、無開放閉鎖音(むかいほうへいさおん、unreleased stop)とも称し、閉鎖音において調音器官を密着させる閉鎖を行った後、それをしばらく持続する子音で、破裂音のような閉鎖のすぐ後の開放が行われない。いわば、唇、舌先、舌の付け根、または喉で息の流れを止める発音である。国際音声記号では同じ調音位置の破裂音の記号の上に をつけて、表記する。.

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国際音声記号

国際音声記号 (こくさいおんせいきごう、Alphabet phonétique international (API), International Phonetic Alphabet (IPA)::aɪphiːeɪ:) は、あらゆる言語の音声を文字で表記すべく、国際音声学会が定めた音声記号である。国際音声字母(こくさいおんせいじぼ)、国際音標文字(こくさいおんぴょうもじ)とも言う。.

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硬音

音(こうおん、fortis)は、音声学において調音器官の筋肉の強い緊張をともなう子音のことをいう。これに対する緊張の弱い音は軟音(なんおん、lenis)という。この区別が音声学的に有効であるかどうか疑問視する学者もある。 1952年にロマーン・ヤーコブソンらは、母音のはり・ゆるみ(tense/lax)と子音の硬音・軟音の区別をひとつの弁別的素性にまとめた。日本語ではこの素性を緊張性と呼ぶ。.

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無声音

無声音(むせいおん)とは、言語音を調音する際、肺からの呼気が喉頭を通る時に喉頭上部にある声帯を震動させずそのまま通り抜けて出る音。国際音声記号では、 と表記する。 子音のうち、破裂音 p, p̪, t̪, t, ʈ, c, k, q 並びに摩擦音 ɸ, f, θ, s, ʃ, ʂ, ç, x, χ, ħ, h などが無声音である。.

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異形態

形態(いけいたい、allomorph)とは、同一の形態素であるものがいくつかの異なる形をもって現れるときに、その個々の互いに異なる形を指す。 日本語の助数詞「本」には (「五本」などにおいて),(「一本」などにおいて),(「三本」などにおいて)という3つの異形態がある。 は直前が促音 であるときに、 は直前が撥音 であるときに現れる異形態であるが、 は直前の形態素が漢語であるときに現れ、(四)のように和語の場合には が現れる。これらの異形態は頭子音が -- と交替した形である。 ロシア語で「水」を表す単語の語幹は、(単数主格 вода などにおいて),(複数主格 воды などにおいて),(複数生格 вод において)の3つの異形態がある。 は語幹にアクセントがない場合、 は語幹にアクセントがある場合、 は直後に語尾がない(ゼロ語尾)場合に現れる。これらの異形態は母音が - と交替し、末子音が - と交替している。 朝鮮語で主格語尾(助詞)は 이, 가 という2つの異形態がある。 は名詞語幹が子音で終わる場合に、 は名詞語幹が母音で終わる場合に現れる。この2つの異形態は上記の2つとは異なり、音韻交替の結果として生じたものではなく、互いに語源を異とする形態(補充形)である。.

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音節

音節(おんせつ)またはシラブル()は、連続する言語音を区切る分節単位の一種である。典型的には、1個の母音を中心に、その母音単独で、あるいはその母音の前後に1個または複数個の子音を伴って構成する音声(群)で、音声の聞こえの一種のまとまりをいう。 中国語などの声調言語(トーン言語)では、母音と子音の組合せに、さらに母音の音程の高低変化による声調を加えて一つの音節を構成する。 日本語の場合、音節とは区切り方が必ずしも一致しない「モーラ」(拍)という分節単位が重要である。.

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音素

音素(おんそ、)とは、言語学・音韻論において、客観的には異なる音であるが、ある個別言語のなかで同じと見なされる音の集まり。ロシアの言語学者ボードゥアン・ド・クルトネが初めてその概念を提唱した。 音素は次の特徴を持つ。.

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語尾

語尾(ごび)とは、形態論で活用する語の変化する部分を指す。これに対して変化しない部分は語幹という。語幹が語尾と結びつき、派生語幹となってさらに語尾を取るものがある。語尾に実質的な意味はなく、文法的な意味を表している。語尾は名詞、動詞、形容詞等違う品詞から文法化したものが多い。語尾を伴わずに語幹だけでも用いられる場合には、語尾は接尾辞と見ることもできる。 また、日常の語として語尾と言った場合、単に「台詞の終わり」「言葉尻」のことを意味する場合もある。これは上記のような文法上の定義と概ね重なるが、必ずしも一致しない。 単純に語の末尾に在る音、文字等を指す場合は、語末のほうが正確である。.

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鼻音

鼻音(びおん、nasal)とは子音の一種であって、口からの通気を完全に閉鎖し、鼻の通気だけを開放して出す音。ただし、口と鼻の両方の通気を同時に可能にする音(鼻音化した口(腔)音、母音も子音もある)は除く。鼻音は、口(腔)音と対立する調音である。.

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阻害音

阻害音(そがいおん、obstruent)とは、子音の分類の一つ。妨げ音(さまたげおん)ともいう。調音器官で閉鎖や狭めなどの障害を作って、気流を妨げることによって調音される子音、すなわち破裂音・摩擦音・破擦音を総称する。また非肺臓子音では放出音・吸着音・入破音もこれに含まれる。 IPAの用語ではないが、調音方法の性格が同じものをまとめて言及するのによく使われる。 これに対照的なものは共鳴音である。共鳴音が通常、有声音のみであるのに対し、阻害音は無声音を典型として、声帯振動を伴う有声音をも有する。 Category:子音.

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長母音

長母音(ちょうぼいん)とは、母音の持続時間が長いものをいう。これと対照的に持続時間が短いものは、短母音(たんぼいん)と呼ばれる。.

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接尾辞

接尾辞(せつびじ)とは、接辞のうち、語基の後ろに付くもの。接尾語(せつびご)とも言うが、接尾辞は語ではない。.

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東南方言 (朝鮮語)

朝鮮語の方言区画図(小倉進平)。薄いピンク色の領域が東南方言の使用地域である。 東南方言(とうなんほうげん、동남 방언)は、朝鮮半島の東南部で用いられている朝鮮語の方言である。使用地域は慶尚道地域(現在の慶尚南道・慶尚北道・釜山広域市・大邱広域市・蔚山広域市)とほぼ一致し、嶺南方言(れいなんほうげん、영남 방언)や慶尚道方言(けいしょうどうほうげん、경상도 방언)とも呼ばれる。.

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母音調和

母音調和(ぼいんちょうわ)とは、一語の中に現れる母音の組み合わせに一定の制限が生じる現象のこと。 アルタイ諸語(満州語などのツングース諸語、モンゴル語などのモンゴル諸語、トルコ語などのテュルク諸語)、フィンランド語・ハンガリー語などのフィン・ウゴル諸語を含む「ウラル語族」のほか、アフリカやアメリカの言語にも見られる。 母音調和現象を持つ言語には、その言語の中で使われる母音にグループがあり、ある単語の語幹に付く接辞の母音が、語幹の母音と同一グループの母音から選択される。母音のグループは、口を大きくあけて発音するかすぼめて発音するか(広い・狭い)、発音するときに舌が口の前に来るか後ろのほうに来るか(前舌・後舌)などの特徴によって区分されており、母音の調音のための口蓋の変化を少なくして発音の労力を軽減するための一種の発音のくせであると考えられている。.

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漢字語 (朝鮮語)

朝鮮語における漢字語(かんじご、한자어、Sino-Korean vocabulary)は、語彙部類の一種で、朝鮮漢字音で発音される単語を言う。漢語系語彙(Sinoxenic vocabulary)の一種であり、日本語語種の上で単に「漢語」と総称される語彙体系がこれに対応する。.

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朝鮮語の正書法

朝鮮語の正書法(ちょうせんごのせいしょほう)とは、朝鮮語をハングルで表記するにあたっての綴字上の諸規則を指す。.

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朝鮮民主主義人民共和国

朝鮮民主主義人民共和国(ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく、)、通称北朝鮮(きたちょうせん)は、東アジアの朝鮮半島北部を実効支配する、最高指導者による事実上独裁体制を取る社会主義共和国。冷戦下で誕生した分断国家である。ただし大韓民国は朝鮮半島全域の領有権を主張しているほか、後述の通り日本も国家として承認していない。 軍事境界線(38度線)を挟み分断した片割れの大韓民国(韓国)と、豆満江を挟んで中華人民共和国及びロシア連邦と、鴨緑江を挟んで中国と接している。首都は平壌で、人口は約2515万人とされる。行政区画は平壌直轄市、開城工業地区、金剛山観光地区、新義州特別行政区、羅先特別市、羅先経済特区、南浦特級(特別)市と八つの道に分かれる。.

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朝鮮漢字音

朝鮮漢字音(ちょうせんかんじおん)は朝鮮語における漢字の音のことである。「朝鮮字音」ともいう。中国語における漢字の音に由来するもので、日本語の音読みに相当する。日本漢字音(音読み)の場合、漢字の読みは断続的に入ってきたため1つの漢字に対して持ち込まれた時代によって呉音・漢音・唐音・その他の4種類以上があるが、朝鮮漢字音は原則的に1つの漢字に対して音は1つである。.

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有声音

有声音(ゆうせいおん)とは、言語音を調音する際、肺からの呼気による声帯の周期的な震動(いわゆるこえ)を伴う音をいう。 母音は通常の場合、有声音であり、子音では(破裂音)、(摩擦音)、(鼻音)、(流音)などが有声音である。特に鼻音、流音(あわせて共鳴音)は多くの言語で通常有声であり、対立する無声音が音素として存在しないことが多い。 日本語や英語といった言語は、破裂音・摩擦音における有声音と無声音の差異、例えば有声音であると無声音である、有声音であると無声音であるといった差異で語の意味を区別する。一方、中国語や朝鮮語は、前述の例のような有声音と無声音の違いで意味を弁別せず、代わりに気息音の有無で弁別する言語である。それらの言語の摩擦音の多くは無声である。.

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有気音

有気音(ゆうきおん)または帯気音(たいきおん)は、破裂音、摩擦音および破擦音において、調音器官の開放より少し遅れて母音の声帯振動が始まる子音。閉鎖の開放後に息の流れる音(破擦音の場合は摩擦音)が聞こえる。対義語は無気音。.

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流音

流音(りゅうおん)は側面音、ふるえ音、はじき音などの内、ラテン文字で l や r で表される子音を総称して言う。国際音声記号で扱われる術語ではないが、伝統的によく使われる。多くは持続音である。広義では鼻音も含まれることがある。 日本語は流音音素としてら行のみが存在するため、日本語話者の耳には流音の調音方法の違いの区別が困難であり、いずれもら行の音に聞こえる。英語の l と r がその代表的なものである。日本語や中国語、朝鮮語など、主に東・東南アジア系言語を母語とする者たちが用いる流音の表記・発音を間違えた英語を Engrish と呼び、さらに流音に限らず文法や発音などを間違えた奇妙な英語全般を揶揄する言葉となった。 日本語のように流音音素の区別が存在しない言語は世界的に見ると、太平洋沿岸からアメリカ大陸に分布している。ユーラシア大陸では大半の言語が二種あるいはそれ以上の流音を持ち、とりわけ印欧系言語はその全てが l と r とを区別している。ただし、流音の区別自体はあるものの、発音の都合上、一部の l が r に変わったポルトガル語なども存在する。また、アルタイ諸語(説によっては日本語と朝鮮語を含める)のように、語頭に流音もしくは r 音が立たない言語もある。.

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文化語 (朝鮮語)

文化語(ぶんかご、문화어)は、朝鮮民主主義人民共和国(以下、「北朝鮮」)の標準語である。 『조선말대사전(朝鮮語大辞典)』(2017年)では,「平壌語を基礎として築かれた規範的な言葉。偉大なる首領金日成同志と偉大なる指導者金正日同志,敬愛する最高指導者金正恩同志の革命的文風を手本として民族語のあらゆる優秀な要素を集大成した素晴らしい言葉」とされる。また、『朝鮮語規範集』(2010年)中の「文化語発音法」の総則によれば、「朝鮮語発音法は,革命の首都・平壌を中心地とし、平壌語を土台として成り立った文化語の発音に基づく」とされる。 このように,北朝鮮での定義によれば文化語は,西北方言に属す平壌語を土台としていることになる。しかしながら、査定した朝鮮語標準語集からつながる文化語制定の歴史的経緯や,文化語の態様などを考えれば、文化語は純粋な平壌方言に基づくものではなく、ソウル方言を中心とした中部方言を土台として、それに平壌方言的な要素や語彙整理の成果などを若干加えて形作られたものであると考えられる。.

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日本語

日本語(にほんご、にっぽんご「にっぽんご」を見出し語に立てている国語辞典は日本国語大辞典など少数にとどまる。)は、主に日本国内や日本人同士の間で使用されている言語である。 日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」として学習を課されるなど、事実上、唯一の公用語となっている。 使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、および日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3千万人以上と考えられている。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。 日本で生まれ育ったほとんどの人は、日本語を母語とする多くの場合、外国籍であっても日本で生まれ育てば日本語が一番話しやすい。しかし日本語以外を母語として育つ場合もあり、また琉球語を日本語と別の言語とする立場を採る考え方などもあるため、一概に「全て」と言い切れるわけではない。。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。 2017年4月現在、インターネット上の言語使用者数は、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語、マレー語に次いで7番目に多い。.

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擬声語

日本語の擬声語の例。 海外や漫画で使用されるいびきの擬声語の例。 本稿では、一か所にまとめる都合上擬声語(ぎせいご)を擬音語と擬態語の総称として見出しに使っているが、擬声語という日本語の本来の意味は擬音語に同じ、または擬音語のうち人や動物の声を表したもの(広辞苑より)。 日本語では、典型的には副詞であるが、形容動詞(「(お腹が)ぺこぺこだ」)などとしても用いられる。.

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放出音

放出音(ほうしゅつおん、英語: ejective)は、調音方法に基づいた自然言語の子音の分類のひとつ。入破音、吸着音と並んで、肺からの呼気を用いない非肺気流機構の子音である。.

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