ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

日本資本主義発達史講座

索引 日本資本主義発達史講座

日本資本主義発達史講座(にほんしほんしゅぎはったつしこうざ)は、野呂栄太郎・服部之総・羽仁五郎・平野義太郎・山田盛太郎らを中心にマルクス主義理論家を結集して発刊された日本の資本主義の歴史・経済・社会・文化の総合的研究。1932年5月から1933年8月まで、岩波書店から刊行された。全7巻。 検閲・発行禁止がしばしば行なわれたが、基本的に日本共産党の32年テーゼと同じ認識が示されており(しかしこの講座の企画自体は32年テーゼの公表以前である)、天皇制を廃棄するブルジョワ民主主義革命から社会主義への展望を示している。『講座』とも略称され、雑誌『労農』による向坂逸郎らが、社会主義革命の立場から批判を行なったので、向坂らが「労農派」、『講座』の執筆者が「講座派」と呼ばれた。当時の社会科学研究者に大きな影響を与え、現在においても大きな影響力を有する著作が多い。.

48 関係: 労農労農派向坂逸郎大塚金之助大内兵衛大河内信威天皇制小野武夫小林良正山下徳治山田勝次郎山田盛太郎山田清三郎 (作家)岡邦雄岩波書店平野義太郎井汲卓一土屋喬雄マルクス主義ブルジョワジー共産主義革命玉城肇社会社会主義社会科学秋笹政之輔秋田雨雀細川嘉六羽仁五郎経済相川春喜風早八十二西雅雄講座派資本主義赤木健介野呂榮太郎検閲歴史民主主義革命服部之総文化日本日本における検閲日本共産党1932年1933年32年テーゼ

労農

『労農』(ろうのう)は、1927年12月6日に創刊された政治雑誌。 1932年に『前進』と改題された。この雑誌を拠点とした向坂逸郎、山川均、荒畑寒村、大内兵衛、土屋喬雄などが一般に「労農派」と呼ばれる。それに対し、『日本資本主義発達史講座』に結集する社会科学者のグループは「講座派」と呼ばれ、戦前の日本資本主義の現状認識をめぐり、両者は資本主義論争などを繰り広げた。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と労農 · 続きを見る »

労農派

労農派(ろうのうは)は、戦前の非日本共産党系マルクス主義者集団。1927年創刊の雑誌『労農』に依ったので、こう呼ばれる。日本資本主義論争において講座派と対抗した経済学者、最左派の無産政党に拠った社会運動家、「文戦派」のプロレタリア文学者などからなる。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と労農派 · 続きを見る »

向坂逸郎

向坂 逸郎(さきさか いつろう、1897年2月6日 - 1985年1月22日)は、日本のマルクス経済学者・社会主義思想家。九州大学教授・社会主義協会代表を歴任。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と向坂逸郎 · 続きを見る »

大塚金之助

大塚 金之助(おおつか きんのすけ、1892年5月15日 - 1977年5月9日)は日本の経済学者。一橋大学名誉教授。近代経済学から始め、ベルリン大学留学後、マルクス経済学者となり、治安維持法で検挙された。日本の降伏後復帰し、日本学士院会員、日本ドイツ民主共和国友好協会会長等を務めた。フンボルト大学名誉哲学博士、ドイツ国立図書館名誉終身閲覧者。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と大塚金之助 · 続きを見る »

大内兵衛

大内 兵衛(おおうち ひょうえ、1888年8月29日 - 1980年5月1日)は、大正・昭和期の日本のマルクス経済学者。専攻は財政学。日本学士院会員。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と大内兵衛 · 続きを見る »

大河内信威

大河内 信威(おおこうち のぶたけ、1902年7月24日 - 1990年7月12日)は、日本の美術史家、評論家、実業家、社団法人日本陶磁協会第5代理事長。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と大河内信威 · 続きを見る »

天皇制

天皇制(てんのうせい)とは、日本の君主制。『岩波 日本史辞典』によると「広義には前近代天皇制と象徴天皇制を含め、狭義には明治維新から敗戦までの近代天皇制を指す」とされている。『日本史広辞典』によれば天皇制は、「天皇を中心とする日本の国家体制」である。 『岩波 日本史辞典』によれば、「象徴天皇制は天皇が元首でないので君主制としない説もある」という。「君主制(王制)」について、『日本大百科全書(ニッポニカ)』は「一般には、世襲の君主が、ある政治共同体において最高権力(主権)をもつ政治形態」としている。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と天皇制 · 続きを見る »

小野武夫

小野 武夫(おの たけお、1883年(明治16年)8月3日 - 1949年(昭和24年)6月5日)は、日本の農業経済学者。法政大学教授。専門は農民経済史。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と小野武夫 · 続きを見る »

小林良正

小林 良正(こばやし よしまさ、1898年3月1日 - 1975年12月29日)は、日本の経済学者である。いわゆる『講座派』に属し、マルクス経済学の立場から日本資本主義の分析をおこなった。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と小林良正 · 続きを見る »

山下徳治

山下 徳治(やました とくじ、1892年1月15日 - 1965年7月10日)は、日本の教育学者。改姓後は森 徳治と称した。戦前の新自由教育運動の中で、欧州、ソビエト連邦への留学、視察を通じて獲得した労働教育を中心にした教育理論の移入を図った。また、生前のヴィゴツキーに会った唯一の日本人として知られている。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と山下徳治 · 続きを見る »

山田勝次郎

山田 勝次郎(やまだ かつじろう、1897年10月7日 - 1982年6月7日)は、日本の経済学者。筆名は柏崎次郎。蝋山政道の弟、蝋山芳郎の兄。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と山田勝次郎 · 続きを見る »

山田盛太郎

山田盛太郎 山田 盛太郎(やまだ もりたろう、1897年(明治30年)1月29日 - 1980年(昭和55年)12月27日)は、昭和期日本のマルクス経済学者。東京大学名誉教授。愛知県出身。東京帝国大学卒業。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と山田盛太郎 · 続きを見る »

山田清三郎 (作家)

山田 清三郎(やまだ せいざぶろう、1896年6月16日 - 1987年9月30日)は、日本の小説家、評論家。 京都市生まれ。小学校中退後、さまざまな職を転々とする。1922年『新興文学』を創刊、のち小牧近江らの『種蒔く人』同人となり、以後プロレタリア文学の作家として活躍する。戦時中は転向し、満州国にわたり、大東亜文学者大会にも参加した。 戦後は民主主義作家として活動し、プロレタリア文学史の研究、回想記の記述につとめた。また、白鳥事件を冤罪と見る立場から活動し、その件の著書もある。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と山田清三郎 (作家) · 続きを見る »

岡邦雄

岡 邦雄(おか くにお、1890年(明治23年)1月15日 - 1971年(昭和46年)5月22日)は科学史家。山形県米沢市生まれ。東京物理学校(現在の東京理科大学)卒。1924年旧制第一高等学校(現在の東京大学教養学部)助教授。文化学院大学部設立に助力し、教師も務める。1932年に共産主義活動を理由に一高を解雇され、同年、戸坂潤らとともに唯物論研究会の創立に参加した。治安維持法により1938年に逮捕されたが終戦後に釈放され、鎌倉アカデミアで教えた。技術論論争の論客としても知られる。1936年には糟糠の妻と6人の子を捨て、26歳のロシア語翻訳者桝本セツとの恋愛に走ったことで世間を騒がせ、新聞には、自らが唱えた新しきモラルの実践か、と揶揄された。息子に元日本労働組合総連合会社会政策局長の桝本純。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と岡邦雄 · 続きを見る »

岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と岩波書店 · 続きを見る »

平野義太郎

平野 義太郎(ひらの よしたろう、1897年3月5日 - 1980年2月8日)は、日本のマルクス主義法学者、中国研究者、平和運動家。 後藤新平の義理の姪婿で、獄中転向で有名な元日本共産党委員長佐野学、共産党系演劇人でインターナショナル訳詞者の佐野碩、武装共産党時代の党指導者佐野博、鶴見和子・俊輔姉弟とは姻戚に当たる。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と平野義太郎 · 続きを見る »

井汲卓一

井汲 卓一(いくみ たくいち、1901年4月1日 - 1995年7月25日)は、日本の経済学者、東京経済大学学長。景気循環論、国家独占資本主義論の論客として知られ、その主張は、「井汲理論」、ないしは、今井則義の名を加えて「今井、井汲理論」と称され、構造改革論の論理的支柱と評された。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と井汲卓一 · 続きを見る »

土屋喬雄

土屋 喬雄(つちや たかお、1896年(明治29年)11月21日 - 1988年(昭和63年)8月19日)は、日本の経済学者。東京大学名誉教授。東京都生まれ。日本経済史専攻。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と土屋喬雄 · 続きを見る »

マルクス主義

マルクス主義(マルクスしゅぎ、Marxismus)とは、カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによって展開された思想をベースとして確立された社会主義思想体系の一つである。しばしば科学的社会主義(かがくてきしゃかいしゅぎ)とも言われる。 マルクス主義は、資本を社会の共有財産に変えることによって、労働者が資本を増殖するためだけに生きるという賃労働の悲惨な性質を廃止し、階級のない協同社会をめざすとしている。 エンゲルスは1883年に『空想から科学へ』を出版し、彼やマルクスの思想を社会主義思想、弁証法的唯物論、資本主義分析の三つの分野に分けて解説したうえで、唯物史観と剰余価値の発見によって社会主義は科学になったと説明した。また、レーニンは1913年に『マルクス主義の三つの源泉と三つの構成部分』を書き、マルクス主義の三つの源泉をドイツ哲学、イギリス経済学、フランス社会主義とし、マルクス主義の三つの構成部分を弁証法的唯物論、経済学、社会主義思想とした。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座とマルクス主義 · 続きを見る »

ブルジョワジー

ブルジョワジー(Bourgeoisie)は、中産階級の事であり、特に17 - 19世紀においては革命の主体になりうるほどの数と広がりを持つ階層であったが、市民革命における革命の推進主体となった都市における有産の市民階級をさす場合も有る。貴族や農民と区別して使われた。 短くブルジョワ(Bourgeois)ともいうが、これは単数形で個人を指す。20世紀の共産主義思想の下で産業資本家を指す言葉に転化し、共産主義者の間では概ね蔑称として用いられたが、この資本家階級という意味では上層ブルジョワジーのみをさしている。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座とブルジョワジー · 続きを見る »

共産主義革命

共産主義革命(きょうさんしゅぎかくめい communist revolution)とは共産主義を目指した革命である。 バブーフやブランキは、平等社会を目指しての暴力革命を主張した。 マルクス主義では、資本主義の発展により矛盾が増大すると、社会革命(社会主義革命、共産主義革命)が発生し、プロレタリア独裁の段階を経由して、市場・貨幣・賃金労働などが廃絶された新しい無階級社会である共産主義社会が生まれ、階級抑圧の機構としての国家・軍隊・戦争なども消滅するとした。 後にスターリンによって定式化されたマルクス・レーニン主義の概念では、共産主義の第一段階(より低い段階)が社会主義社会と呼ばれ、第二段階(より高い段階)が共産主義社会と呼ばれた。これにより当時の社会主義諸国は社会主義段階と位置づけられ、貨幣・国家などの廃止は将来の共産主義社会にて実現されるとされた。スターリニズムや一国社会主義論も参照。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と共産主義革命 · 続きを見る »

玉城肇

玉城 肇(たまき はじめ、1902年11月25日 - 1980年1月11日)は、日本の経済学者、歴史学者、愛知大学学長を務めた。 宮城県出身。第二高等学校卒、東北帝国大学経済学科卒。東北学院大学教授、愛知大学法経学部教授、学長。1957年「近代日本における家族構造」で関西学院大学文学博士。1960年中日文化賞受賞。家族史、経済史。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と玉城肇 · 続きを見る »

社会

会(しゃかい)は、人間と人間のあらゆる関係を指す。 社会の範囲は非常に幅広く、単一の組織や結社などの部分社会から国民を包括する全体社会までさまざまである。社会の複雑で多様な行為や構造を研究する社会科学では人口、政治、経済、軍事、文化、技術、思想などの観点から社会を観察する。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と社会 · 続きを見る »

社会主義

会主義(しゃかいしゅぎ、socialism)は、個人主義的な自由主義経済や資本主義の弊害に反対し、より平等で公正な社会を目指す思想、運動、体制The Oxford English Dictionary (1970年) C - 701p。 歴史的にも社会主義を掲げる主張は多数あり、共産主義、社会民主主義、無政府主義、国家社会主義なども含む生産手段の共有化は社会主義に見られる大きな特徴であり、必須の条件のように語られることも多いが、後出のアンリ・ド・サン=シモンのようにそれを掲げていない思想家の例もある。エミール・デュルケームは「社会主義とは、結局のところ経済生活をばそれを規制する中心的機関に結びつけることに帰着するのではないか」と述べている(『社会主義およびサン‐シモン』邦訳:森博 恒星社厚生閣 ISBN 4-769-90190-9)。この言葉に従うならば、社会を組織化することにより人々を支える制度は、例えば富の再分配だけであっても、社会主義の範疇に含めることができる。。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と社会主義 · 続きを見る »

社会科学

会科学(しゃかいかがく、social science)とは、自然と対比された社会についての科学的な認識活動およびその活動によって生み出された知識の体系である世界大百科事典 第二版。人間の社会の様々な面を科学的に探求する学術分野の総体である。社会科学における「社会」という概念は、自然と対比されているものであるが、この「自然 / 社会」という対比は、遡れば古代ギリシャの「フュシス / ノモス」という対比的概念にまでさかのぼることができる。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と社会科学 · 続きを見る »

秋笹政之輔

秋笹 政之輔(あきささ まさのすけ、1903年1月16日 - 1943年7月15日)は、日本の戦前の政治運動家。日本共産党中央委員、「赤旗」編集長。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と秋笹政之輔 · 続きを見る »

秋田雨雀

秋田 雨雀(あきた うじゃく、1883年(明治16年)1月30日 - 1962年(昭和37年)5月12日)は、日本の劇作家・詩人・童話作家・小説家・社会運動家である。本名は徳三(とくぞう)。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と秋田雨雀 · 続きを見る »

細川嘉六

細川 嘉六(ほそかわ かろく、1888年9月27日 - 1962年12月2日)は、日本のジャーナリスト・政治学者。日本共産党参議院議員。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と細川嘉六 · 続きを見る »

羽仁五郎

羽仁 五郎(はに ごろう、男性、1901年(明治34年)3月29日 - 1983年(昭和58年)6月8日)は、日本の歴史家(マルクス主義歴史学・歴史哲学・現代史)。参議院議員。日本学術会議議員。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と羽仁五郎 · 続きを見る »

経済

経済(けいざい、οικονομία、oeconomia、economy)とは、社会が生産活動を調整するシステム、あるいはその生産活動を指す。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と経済 · 続きを見る »

相川春喜

川 春喜(あいかわ はるき、1909年8月15日-1953年4月29日)は、科学史家、社会運動家。本名は矢浪久雄。第二次世界大戦前の時期に唯物論研究会に参加し、技術史、科学哲学を中心にした理論学習運動の中核を担い、戦後は、シベリア抑留を経て、アジア地域における抑留者引揚運動に尽力した。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と相川春喜 · 続きを見る »

風早八十二

早 八十二(かざはや やそじ、1899年8月10日(戸籍上は8月24日) - 1989年6月18日)は、日本の法学者。専門は刑事法、社会政策。衆議院議員(1949年1月-1952年7月)、弁護士(登録は1949年12月8日)。岡山県出身。1922年、東京帝国大学法学部卒業。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と風早八十二 · 続きを見る »

西雅雄

西 雅雄(にし まさお、1896年4月24日 - 1944年4月16日)は、政治活動家。 岡山県出身。高梁中学校(現高梁高等学校)卒。上京して秀英舎の文選工となる。1921年「社会主義研究」の編集主任となり、22年(第一次)日本共産党に入党、機関誌『マルクス主義』の編集者。のち南満州鉄道勤務、42年満鉄調査部事件で検挙され、獄死。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と西雅雄 · 続きを見る »

講座派

講座派(こうざは)とは、日本資本主義論争において労農派と対抗したマルクス主義者の一派。岩波書店から1930年代前半に出版された、『日本資本主義発達史講座』を執筆したグループが中心となったのでこう呼ばれる。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と講座派 · 続きを見る »

資本主義

資本主義(しほんしゅぎ、capitalism)または資本制は、生産手段の私的所有および経済的な利潤追求行為を基礎とした経済体系である。資本主義を特徴づける中心的概念には、私的所有(個人的所有)、資本蓄積、賃金労働、自発的交換、価格体系、競争市場などがある。資本主義の市場経済では、投資の意思決定は金融市場や資本市場の中で所有者によって判断され、生産物の価格や配分は主に市場での競争によって決定される。 歴史的に、資本主義の初期は自由資本主義(リベラルキャピタリズム liberal capitalism)であり、私的所有によって特徴づけられる。現在では資本主義の形態は、経済学者・政治学者・歴史学者などにより、レッセフェールまたは自由市場による資本主義、福祉資本主義、国家資本主義などの多数の議論がある。これらの経済体制では、自由市場や自由競争と、公権力(社会政策による政府規制などの経済的干渉主義)との間のバランスが異なるMacmillan Dictionary of Modern Economics, 3rd Ed., 1986, p. 54.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と資本主義 · 続きを見る »

赤木健介

赤木 健介(あかぎ けんすけ、1907年3月2日 - 1989年11月7日)は、日本の詩人、歌人、編集者、歴史家 20世紀日本人名事典。本名・赤羽 寿(あかばね ひさし)、別名・伊豆 公夫(いず きみお)。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と赤木健介 · 続きを見る »

野呂榮太郎

野呂 榮太郎(のろ えいたろう、1900年(明治33年)4月30日 - 1934年(昭和9年)2月19日)は日本の在野のマルクス経済学者で、戦前の非合法政党時代の日本共産党の理論的指導者の一人であるとともに、幹部(委員長)として党を指導するなど、実践活動にも関わった。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と野呂榮太郎 · 続きを見る »

検閲

検閲(けんえつ)は、狭義には国家等の公権力が、表現物(出版物等)や言論を検査し、国家が不都合と判断したものを取り締まる行為をいう - 弁護士ドットコム(2018年5月19日閲覧)。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と検閲 · 続きを見る »

歴史

Historia (Allégorie de l'Histoire). ニコラオス・ギジス(Nikolaos Gysis) (1892年) The Historian E. アービング・クーゼ(1902年) 歴史(れきし、羅: historia)は、何かしらの事物が時間的に変遷したありさま、あるいはそれに関する文書や記録のことをいう。主に国家や文明など人間の社会を対象とする。記述されたことを念頭に置いている。ヴィルヘルム・ヴィンデルバントの科学分類に拠れば、「自然科学が反復可能な一般的法則であるのに対し、歴史科学が対象とする歴史は反復が不可能である一回限りかつ個性を持つもの」と定義している。また、現在に至る歴史を「来歴」と言う。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と歴史 · 続きを見る »

民主主義革命

#リダイレクト市民革命.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と民主主義革命 · 続きを見る »

服部之総

服部 之総(はっとり しそう、1901年(明治34年)9月24日 - 1956年(昭和31年)3月4日)は、日本の歴史学者(マルクス主義歴史学・歴史哲学・現代史)。島根県那賀郡旭村(現・浜田市)出身。本名は服部之総(-これふさ)。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と服部之総 · 続きを見る »

文化

文化(ぶんか、)にはいくつかの定義が存在するが、総じていうと人間が社会の成員として獲得する振る舞いの複合された総体のことである。社会組織(年齢別グループ、地域社会、血縁組織などを含む)ごとに固有の文化があるとされ、組織の成員になるということは、その文化を身につける(身体化)ということでもある。人は同時に複数の組織に所属することが可能であり、異なる組織に共通する文化が存在することもある。もっとも文化は、次の意味で使われることも多い。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と文化 · 続きを見る »

日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と日本 · 続きを見る »

日本における検閲

日本における検閲(にほんにおけるけんえつ)では、日本における検閲の歴史を述べる。 近代以降では、戦前の内務省や、連合国占領下の連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)によって検閲が実施されていた。和田洋一 『人文學』87、同志社大学人文学会、1966年3月、pp.3-8参照。これと逆に、戦前の発売頒布禁止は「頒布・流布の前であって、印刷・発行の前ではない」ことを理由に事前検閲に分類する浜田純一の異説もあるが(「事前抑制の理論」芦部信喜編『講座 憲法訴訟 第2巻』有斐閣、1987年5月、p.274)、発売して書店に出た後に禁止処分を受けて回収する事が普通に見られたので歴史的事実に合致しない。同じ浜田純一が『日本大百科全書 8』(小学館、1986年3月)の の項で「形式的には事後検閲にあたるが、実質的には事前検閲と同視できる効果をもっていた」と述べた所見の方が適切である。。 --> 現在の日本において、検閲(行政による事前検閲)は日本国憲法第21条によって正式に禁止されているが、刑法175条とその適用が事実上の検閲であるとの批判もある。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と日本における検閲 · 続きを見る »

日本共産党

日本共産党(にほんきょうさんとう、Japanese Communist Party)は、日本の政党。英文略称はJCP。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と日本共産党 · 続きを見る »

1932年

記載なし。

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と1932年 · 続きを見る »

1933年

記載なし。

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と1933年 · 続きを見る »

32年テーゼ

32年テーゼ(32ねんテーゼ)は、1932年5月にコミンテルンで決定された『日本における情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ』の通称。「赤旗」1932年7月10日特別号に発表された。日本からは片山潜、野坂参三、山本懸蔵らが参加して討議された。前年に草案として提示されたいわゆる「31年政治テーゼ草案」を作成したゲオルギー・サファロフが失脚したため、あらたなテーゼが必要とされてつくられたものである。発表以降、1936年2月に岡野(野坂参三)・田中(山本懸蔵)という変名で「日本の共産主義者への手紙」がモスクワにおいて発表されるまで日本共産党の綱領的文書として扱われた。.

新しい!!: 日本資本主義発達史講座と32年テーゼ · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »