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教皇権

索引 教皇権

教皇権(きょうこうけん)とは、ローマ教皇がもつ,カトリック教会を管理し、信徒を指導する最高司牧権「教皇権」世界大百科事典 第2版。.

23 関係: 叙任権闘争両剣論中世ヨーロッパ中世ヨーロッパにおける教会と国家使徒ペトロマタイによる福音書ヨハネによる福音書ルカによる福音書初期キリスト教イエスウルトラモンタニズムカトリック教会グレゴリウス改革神聖ローマ帝国聖座聖書高柳俊一新カトリック大事典政教一致教会改革教皇教皇領

叙任権闘争

叙任権闘争(じょにんけんとうそう、)は、中世初期において特にローマ皇帝(俗権)がローマ教皇(教権)との間で司教や修道院長の任命権(叙任権)をめぐって行った争いのこと。.

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両剣論

両剣論(りょうけんろん、gladii duo,theory of two swords)とは、12世紀から13世紀にかけての中世ヨーロッパにおいて考察された聖俗権力についての理論渕倫彦「第十二・十三世紀ヨーロッパにおける両剣論」『宗教法』1号、p164-190.1983年、宗教法学会。ローマ教皇と神聖ローマ皇帝の間での叙任権闘争を背景にして生まれた佐々木隆「トマス ・ アクイナスの法論の起源」『中世思想研究』第27号、1985年(昭和60年)9月20日発行。 「この世は聖俗二つの権力によって統治されている」という観念を教皇ゲラシウス1世が提唱し、また教会法学者も二つの権力が存在するのは神法に基づくと説いた。『オックスフォード中世事典』では「司祭の聖なる権威と王の権力」についてのゲラシウス1世の理論を補強して解説したものと説明されている苑田亜矢「」熊本法学, 127: 241-289,2013-03-21 。.

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中世ヨーロッパ

中世ヨーロッパ.

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中世ヨーロッパにおける教会と国家

The Cross of Mathildel 教会国家という世俗的な基盤を有しながらも、全ヨーロッパ規模での普遍的な権威を主張した。近代ヨーロッパ各地に国民国家が成立していくと教皇領は世俗国家に回収された。現在ローマ教皇庁は独立国家バチカン市国にある。 中世ヨーロッパ史においては、西欧諸国の学界においても日本の学界においても「教会と国家」と称せられる巨大な研究領域が存在する。前近代社会においては政教分離を基本的な原則とする現代の先進国とは異なり、宗教と政治は不可分の要素として存在しており、西ヨーロッパ中世世界の特有なあり方に多くの研究者の興味が寄せられて来た。 本記事では、中世ヨーロッパにおける教会(カトリック)と国家のありかたの推移を概説する。この期間は一般に封建時代と呼ばれる。ここでは西ローマ帝国滅亡後、キリスト教普遍世界の成立期から宗教改革の起こるまでの、およそ500年から1500年までの約1000年間を取り扱う。.

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使徒

使徒(しと)は、狭義にはイエス・キリストの12人の高弟を指すが、それに近い弟子(パウロ、七十門徒など)にもこの語が用いられることがある。広義には、重要な役割を果たしたキリスト教の宣教者(「遣わされた者」)および、その宣教者の称号である。 原語のギリシア語はαπόστολος (apostolos) で、「派遣された者」が原義である。転じて「使者」「使節」をも指す。このギリシア語は、キリスト教文書以外にも出てくるものであるが、キリスト教文書の日本語訳の際だけ「使徒」という専門語を当てて訳すため、両者の単語間には齟齬がある。この点では、他の西洋語も、ギリシア語の形を踏襲しているものの、事情はさして変わらない(apostolus、apôtre、Apostel、apostleなど)。なお、「使徒」という訳語は、漢訳聖書から継いだものである。 また、イスラム教においては、ラスール(rasūl, رسول)という語が同じく「使者」の意であり、キリスト教の使徒と似た意味に用いられて、訳語として「apostle」や「使徒」があてられている。.

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ペトロ

ペトロ (שִׁמְעוֹן בַּר־יוֹנָה,,, )(生年不明 - 67年?)は、新約聖書に登場する人物で、イエス・キリストに従った使徒の一人。シモン・ペトロ、ペテロ、ケファともいわれる。聖人の概念をもつ全てのキリスト教諸教派(正教会・東方諸教会・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会)において聖人とされ、その記念日(聖名祝日)は6月29日(ユリウス暦を使用する正教会では7月12日に相当)である。 カトリック教会においては「使徒の頭」、正教会においてはペトルと呼ばれ、パウロ(パウェル)と並んで首座使徒の一人と捉えられている。.

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マタイによる福音書

『マタイによる福音書』(マタイによるふくいんしょ、Κατά Ματθαίον Ευαγγέλιον Kata Matthaion Euangelion、Evangelium Secundum Mattheum)は、新約聖書におさめられた四つの福音書の一つ。 伝統的に『マタイによる福音書』が新約聖書の巻頭に収められ、以下『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』、『ヨハネによる福音書』の順になっている。呼び方としては『マタイの福音書』、『マタイ福音』、『マタイ伝』などがあり、ただ単に『マタイ』といわれることもある。日本ハリストス正教会では『マトフェイに因る聖福音』または『マトフェイによる福音書』という。.

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ヨハネによる福音書

『ヨハネによる福音書』(ヨハネによるふくいんしょ、Κατά Ιωάννην Ευαγγέλιον Kata Iōannēn Euangelion、Evangelium Secundum Iohannem)は新約聖書中の一書。 『マタイによる福音書』、『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』に次ぐ4つの福音書(イエス・キリストの言行録)の一つである。ルターは本福音書とパウロ書簡を極めて高く評価しており、その影響は現在のプロテスタント各派に及んでいる。.

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ルカによる福音書

『ルカによる福音書』(ルカによるふくいんしょ、Κατά Λουκάν Ευαγγέλιον Kata Loukan Euangelion、Evangelium Secundum Lucam)は、新約聖書中の一書で、イエス・キリストの言行を描く四つの福音書のひとつ。『マタイによる福音書』、『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』(以下『ルカ福音書』)の三つは共通部分が多いことから共観福音書とよばれる。 福音書中には一切著者についての言及はないが、それぞれの冒頭部分の献辞などから『使徒言行録』と同じ著者によって執筆されたことは古代から認められており、現代の学者たちのほとんどが本福音書と使徒言行録は著者による二巻の作品が新約聖書の成立過程でイエスの生涯を記す福音書と、イエス後の教会の発展史という観点から分離して配列されることになった可能性が高いと考えている。(このため、『ルカ福音書』と『使徒言行録』をあわせて「ルカ文書」と称することもある。)伝承では『ルカ福音書』の著者はパウロの弟子の医師であるルカとされてきた。その名は『フィレモンへの手紙』等に見られる。.

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初期キリスト教

初期キリスト教(しょきキリストきょう)では、古代におけるキリスト教の展開を概説する。ここでは、キリスト教成立から新約聖書の成立までを原始キリスト教とし、新約聖書の成立後の1世紀後半から古代末期の3世紀までを「初期キリスト教」とする。3世紀以降については古代末期のキリスト教で詳述する。 ローマ帝国が全地中海世界を支配していた西暦1世紀の前半、イエスと使徒と呼ばれる彼の弟子達によってパレスチナの一角で始められたキリスト教は、古代の歴史を通して信徒を増やし、ローマ帝国の支配地全域とその周辺地域に広まった。この古代のキリスト教の拡大によって、ヨーロッパではキリスト教(教会)の存在が政治、社会、思想全てにおいて最も重要な要素となると共に、北アフリカ、中近東においても、イスラム教の到来以前には最も重要な宗教となり、イスラム化以後も今日まで続くキリスト教共同体が形成されることとなった。.

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イエス

イエス または Yes.

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ウルトラモンタニズム

ウルトラモンタニズム または ユルトラモンタニスム(ultramontanism) とは、キリスト教の歴史上、17,18世紀フランスやドイツにおけるカトリック教会内の教会政治上の論争において、ローマ教皇の首位性を主張した立場。しばしば「教皇至上権主義」「教皇至上主義」と意訳される。転じて、教皇が政治上も絶対的権威を有するという近代の主張もこの語で表される。.

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カトリック教会

トリック教会(カトリックきょうかい、)は、ローマ教皇を中心として全世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派。その中心をローマの司教座に置くことからローマ教会、ローマ・カトリック教会とも呼ばれる。.

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グレゴリウス改革

レゴリウス改革(Gregorian Reform)は、11世紀に教皇グレゴリウス7世(在位:1073年-1085年)によって推進されたカトリック教会の改革。叙任権の世俗権力からの奪還と聖職者の綱紀粛正が改革の二本柱であった。.

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神聖ローマ帝国

聖ローマ帝国(しんせいローマていこく、,,, Holy Roman Empire)は、現在のドイツ、オーストリア、チェコ、イタリア北部を中心に存在していた国家。9~10世紀に成立し、1806年まで続いた。西ローマ帝国の後継国家を称した。.

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聖座

聖座(せいざ、Sancta Sedes, Holy See)とは、ローマ・カトリック教会の用語で、ローマ教皇(教皇)が持つ権威(または職権)のうち、最高のものとされるもの。カトリック教会においてこの権威は、首位権および不可謬性が成り立つと考えられている。。語源的にはローマ教皇の着座式に由来している。 ただし、「聖座」との日本語訳は専ら日本のカトリック教会によってローマ教皇庁を指すものとして使われるが、Holy See(「聖なる主教座」の意)は、東方諸教会の総主教、カトリコスによっても使われる称号である。 ローマカトリック内にあっても、マインツ大司教はHeilige Stuhl、すなわち「聖座」との称号を有しているが、カトリック教会内で単に「聖座」と言った場合は、ローマ教皇を指す。 日本の外務省では、法王聖座という用語を用い、ローマ教皇及びローマ教皇庁を総称した概念としている。また、バチカンは、ローマ教皇を国家元首とする独立国家であるバチカン市国と、法王聖座との総称であるとしている。国際連合においてバチカンを代表する国際連合総会オブザーバーとしての名義も聖座(Holy See)とされている。.

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聖書

聖書(せいしょ)とは、キリスト教、ユダヤ教の教典、正典であり、イスラム教でも教典とされている。.

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高柳俊一

柳 俊一(たかやなぎ しゅんいち、1932年 - )は、日本の英文学者、神学者。上智大学名誉教授。.

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新カトリック大事典

『新カトリック大事典』(しんカトリックだいじてん)は、研究社が出版している大事典である。カトリックについてはもとよりキリスト教全般、さらには関連する諸分野など広範な事項を扱う。 1996年に第1巻が刊行され、1998年に第2巻、2002年に第3巻、2009年に最終巻である第4巻が刊行された。 判型はB5変型判で、第1巻と第2巻は各1300頁。第3巻は1664頁。第4巻は1550頁で別冊として438頁の総索引を付す。 総項目1万5千を専門家900名が 研究社すべて署名入りで執筆している。キリスト教を中心にした百科事典ともいうべき内容をもつ。 巻頭に第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が自筆の「教皇メッセージ」を寄せている。 2010年には別巻が出版された。別巻は435頁で、人名・地域名を中心とした各項目の補遺、および一覧表や年表などの資料集からなる。.

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政教一致

政教一致(せいきょういっち)とは、政教分離の対語(造語)で、政治と宗教、または教会と国家が分離されずに一体化した統治体制の型。政教一致には、教会国家型(Church-State)と国家教会型(State-Church)とがある岩井淳「政教分離」歴史学事典第11巻 宗教と学問,2004年、弘文堂、p.399-400。。教会国家主義と国家教会主義ともいわれる中野毅「政教分離・政教一致」宗教の事典(朝倉書店)pp.862-864.。.

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教会改革

教会改革とは、11世紀半ばから12世紀半ばにいたる中世ヨーロッパのキリスト教教会における改革。教皇権が皇帝権に対して優位となった。改革以前までは聖職者と俗人がともに教会(エクレシア)に属していたが、教会改革において俗人が次第に締め出されて、教皇首位権のもとに教階制(ヒエラルキア)へと統合されていった。教皇改革、教皇革命ともいう。従来知られてきた叙任権闘争やグレゴリウス改革を含めて、さらにその前後のより広い時期を指す。.

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教皇

教皇(きょうこう、Pāpa、Πάπας Pápas、The Pope)は、キリスト教の最高位聖職者の称号。一般的にはカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者であるローマ教皇を指す。ヴァティカン市国の首長。教皇の地位は「教皇位」、あるいは「教皇座」と呼ばれる。また、教皇の権威のことを「聖座」、「使徒座」ということもある。現在の教皇はフランシスコ(第266代)。 日本語では「ローマ法王」と表記されることも多いが、日本のカトリック教会の中央団体であるカトリック中央協議会は「ローマ教皇」の表記を推奨している(後述)。またカトリックの内部では「教父」の呼称を用いる場合もある。なお、退位した教皇の称号は名誉教皇(名誉法王とも)という。 本項では主にローマ教皇について記述する。その他の教皇については称号の変遷とその他の「教皇」の節を参照。.

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教皇領

教皇領(きょうこうりょう、ラテン語:Status Pontificius, イタリア語:Stato Pontificio)は、ローマ教皇あるいはローマ教皇庁の支配していた領土である。歴史的には国家としての体裁も持ったため、教皇国、教皇国家とも呼ばれる。.

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