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拘束性肺疾患

索引 拘束性肺疾患

拘束性肺疾患(こうそくせいはいしっかん, )とは、呼吸器疾患の一つで、肺の容積減少に伴う肺活量の減少を主徴候とするものを指す。間質性肺炎がその代表であり、続発性の拘束性肺疾患を除けば、両者はほぼ等価である。 共通の所見として動脈血酸素分圧の低下、動脈血二酸化炭素(ガス)分圧の増加、ベルクロラ音(有響性の捻髪音)、%肺活量低下などが挙げられるが、1秒率に変化があらわれないという特徴を持つ。突発性間質性肺炎(肺線維症)、サルコイドーシス、塵肺等が含まれる。.

9 関係: %肺活量塵肺呼吸器疾患サルコイドーシス動脈血間質性肺炎肺活量1秒率

%肺活量

%肺活量(パーセントはいかつりょう、% vital capacity)は呼吸機能検査の項目の一つで、計算によって求められた予測肺活量に対する、実際の肺活量の割合である。%VCと表記される。この割合が高いと気管支が拡張して空気がスムーズに流れることができることを意味し、気管支拡張症患者、肺線維症等の拘束性肺疾患患者で低下を示す。.

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塵肺

塵肺(じんはい、じんぱい、Pneumoconiosis)は、粉塵や微粒子を長期間吸引した結果、肺の細胞にそれらが蓄積することによって起きる肺疾患(病気)の総称。じん肺法(1960年)は「粉塵を吸入する事によって肺に生じた繊維増殖性変化を主体とする疾病」と定義している。症状として咳、痰、息切れ、呼吸困難、動悸を起こす。原因となる粉塵には、; 有機粉塵; 無機粉塵; 特定粉塵; その他 があり、鉱山や炭鉱、陶磁器製造業、製紙業、石切業、鋳物業、トンネル工事、アスベストを用いる建築や建造物の解体など粉塵の多い環境に従事する職業に見られる職業性疾患であることが多い。そのため、職業性肺疾患とも呼ばれる。.

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呼吸器疾患

呼吸器疾患(こきゅうきしっかん)とは、いわゆる呼吸器(上気道、気管・気管支、肺、胸膜等)に起こる疾患の総称である。罹患した部分によって多様な症状を見せる。.

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サルコイドーシス

ルコイドーシス (Sarcoidosis) とは、非乾酪性の類上皮細胞肉芽腫が臓器に認められる疾患。厚生労働省が認定する特定疾患の一つである。.

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動脈血

動脈血(どうみゃくけつ)とは、肺に入って酸素を多く含んだ血液のことである。動脈血は二酸化炭素を多く含んだ静脈血に比べ、赤みを帯びている。 ヒトの場合、動脈血は、肺から肺静脈を通って心臓の左心房に入る。そこから左心室に行き、大動脈を通って心臓から出て、身体の各部位に酸素を供給する。 血管の動脈、静脈の別は心臓から出るか心臓に向かうかで分けられているが、血液の動脈血、静脈血の別は、肺から出るか肺に向かうかの別で分けられるため、肺静脈を動脈血が、肺動脈を静脈血が流れるという言葉の上での矛盾が生じる。.

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間質性肺炎

間質性肺炎(かんしつせいはいえん、interstitial pneumonia (IP))は肺の間質組織の線維化が起こる疾患の総称である。進行して炎症組織が線維化したものは肺線維症(はいせんいしょう)と呼ばれる。間質性肺炎のうち特発性間質性肺炎(後述)は日本の特定疾患で、その予後は臨床診断によって様々ではあるが、特に特発性肺線維症(IPF)及び急性間質性肺炎(AIP)については難治性である。.

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肺(はい、)は、脊椎動物の器官の1つである。肺臓とも呼ばれる。空気中から得た酸素を体内に取り込んだり、老廃物である二酸化炭素を空気中に排出する役割(呼吸)を持つ。これに対して水中から得た酸素を取り込み、水中に排出する器官が鰓(えら)である。 なお、無脊椎動物においても、体内に一定の腔所を持ち、その内側でガス交換を行う器官をこう呼ぶ。節足動物のクモ型綱、軟体動物の腹足綱にその例がある。 ヒトの肺(濃い灰色の臓器)は左右に一対備わる呼吸器の一つ。この図では中央下の心臓を露出するために肺の心臓よりの部分をめくりあげている。.

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肺活量

パイロメーターでの測定結果。波形の最大値と最小値との差が肺活量(VC)を示している。 肺活量(はいかつりょう、vital capacity、VC)とは、息を最大限吸い込んだ後に肺から吐き出せる空気量のことである。肺の全肺気量(Total lung capacity、TLC)から残気量(residual volume、RV)を引いた値と一致する。肺気量の単位はmLが用いられる。肺気量は性別や年齢によって異なるものの、標準的な肺活量の値は、男性で4000-4500mL、女性で3000-4000mLとされている。なお、ヒトは普段の肺呼吸において、肺活量の全てを換気しているわけではなく、せいぜい1回の呼吸において500 ml程度を換気しているに過ぎない。.

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1秒率

1秒率(いちびょうりつ)は呼吸機能検査の項目の一つで、息を努力して(力を込めて)吐き出したときに呼出される空気量(努力肺活量)のうち最初の一秒間に吐き出された量(1秒量)の割合である。この割合が低下していると気管支が狭窄して空気がスムーズに流れることができなくなっていることを意味し、気管支喘息患者や肺気腫等の閉塞性肺疾患患者で低下を示す。肺、胸郭、横隔膜の弾性、呼吸筋の強さを測定する。計算式は以下のようになる。 1秒率(%).

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