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性ホルモン

索引 性ホルモン

性ホルモン(せいホルモン、sex hormone)は、ステロイドホルモンの一種で、主にこのホルモンにより第二次性徴において性器以外でも外形的性差を生じさせ、性腺に作用して精子や卵胞の成熟、妊娠の成立・維持に関与する。性ホルモンは、男性ホルモン(アンドロゲン)と女性ホルモンに分けられ、女性ホルモンはさらにエストロゲン(卵胞ホルモン)とゲスターゲン(黄体ホルモン)に分けられる。.

27 関係: 卵巣卵胞卵胞刺激ホルモン女性ホルモン妊娠プロゲステロンテストステロンデヒドロエピアンドロステロンフィードバックホルモンアンドロゲンエストラジオールエストリオールエストロンエストロゲンジェスタージェンステロイドホルモン第二次性徴精子精巣視床下部黄体形成ホルモン脳下垂体性差性器性腺刺激ホルモン性腺刺激ホルモン放出ホルモン

卵巣

卵巣(らんそう)とは、動物のメスの生殖器のひとつで、卵子(または卵(らん)ともいう)を作り出す器官。一般的な機能として、卵子のもとになる卵細胞を維持・成熟させ、その後放出する。オスで精子を作り出す精巣と合わせて、生殖巣と呼ばれる。また、脊椎動物の卵巣は、エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌する器官でもあるので、内分泌器官でもある。.

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卵胞

ヒトの卵胞 卵胞(らんほう、ovarian follicle)または濾胞(ろほう)は卵巣にある、卵子を含んだおおよそ球状の細胞の集合であり、排卵によりそこから卵子が放出される。これは繊維・血管の外被、有核細胞(卵胞上皮細胞)の内被、及び卵子の浮遊する透明なアルブミン溶液(卵胞液)からなる。卵胞は発育段階により原始卵胞、一次卵胞、二次卵胞、三次卵胞(胞状卵胞)およびグラーフ卵胞に分けられる。排卵後の卵胞は黄体へと変化する。.

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卵胞刺激ホルモン

卵胞刺激ホルモン(らんほうしげきホルモン,, FSH)または濾胞(ろほう)刺激ホルモンは脳下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞で合成・分泌されるホルモンである。卵巣内で未成熟の卵胞の成長を刺激し成熟させる。卵胞は成長するとインヒビンを分泌しFSH産生を遮断する。男性において、FSHは精巣のセルトリ細胞のアンドロゲン結合タンパク質の産生を増幅し、これは精子形成に重要である。.

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女性ホルモン

女性ホルモン(じょせいホルモン、female hormones)とは、性ホルモンのうち女性の性腺に大きく関与しているホルモンである。 雌性ホルモン(しせいホルモン)ともいう。 卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(ゲスターゲン)の2種類があり、うち女性らしい体つきなどへの影響が大きいエストロゲンを特に指して女性ホルモンと呼ぶ場合もある。.

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妊娠

妊娠している女性(妊婦) 妊娠(にんしん、英:pregnancy)とは、受精卵が卵管内を移動し、子宮内膜表面に着床し、母体と機能的に結合し、(胎盤から臍帯を介して)栄養や酸素の供給を受けて成長し、やがては出産にいたるまでの生理的経過(およびその状態)を指す。.

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プロゲステロン

プロゲステロン(progesterone)とは、ステロイドホルモンの一種。一般に黄体ホルモン、プロゲストーゲンの働きをもっている物質として代表的である。.

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テストステロン

テストステロン(testosterone)は、アンドロゲンに属するステロイドホルモンで、男性ホルモンの一種。.

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デヒドロエピアンドロステロン

デヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone、略称 DHEA)とは、副腎や性腺で産生される男性ホルモンの一種である。 アンドロゲン(男性ホルモン)活性としてはテストステロンの約5%である。 成人女性においては、アンドロステンジオンとともに主要なアンドロゲンとして重要である。 昭和の時代、前立腺癌増殖は男性ホルモンの中で最も生理活性が高いテストステロンによって促進されると考えられていた。1993年頃になると前立腺細胞内においては、男性ホルモンの15%程度が DHEA と言われていたが、前立腺癌診療ガイドライン(2006年版、日本泌尿器科学会編)にはその40%を占めると述べられている。泌尿器科医師による前立腺癌の存在を否定されていない壮年男子が DHEAサプリメントを服用した場合、もし前立腺癌が存在すれば増殖を促進させてしまうことが危惧されている。 DHEAはテストステロンやエストラジオールと同様に性ステロイドホルモンであり、生体内でコレステロールを原料として生合成される。.

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フィードバック

フィードバック(feedback)とは、もともと「帰還」と訳され、ある系の出力(結果)を入力(原因)側に戻す操作のこと。古くは調速機(ガバナ)の仕組みが、意識的な利用は1927年のw:Harold Stephen Blackによる負帰還増幅回路の発明に始まり、サイバネティックスによって広められた。システムの振る舞いを説明する為の基本原理として、エレクトロニクスの分野で増幅器の特性の改善、発振・演算回路及び自動制御回路などに広く利用されているのみならず、制御システムのような機械分野や生物分野、経済分野などにも広く適用例がある。自己相似を作り出す過程であり、それゆえに予測不可能な結果をもたらす場合もある。.

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ホルモン

ホルモン(Hormon、hormone)は、狭義には生体の外部や内部に起こった情報に対応し、体内において特定の器官で合成・分泌され、血液など体液を通して体内を循環し、別の決まった細胞でその効果を発揮する生理活性物質を指す生化学辞典第2版、p.1285 【ホルモン】。ホルモンが伝える情報は生体中の機能を発現させ、恒常性を維持するなど、生物の正常な状態を支え、都合よい状態にする生化学辞典第2版、p.1285 【ホルモン作用】重要な役割を果たす。ただし、ホルモンの作用については未だわかっていない事が多い。.

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アンドロゲン

アンドロゲン(androgen)は、ステロイドの一種で、生体内で働いているステロイドホルモンのひとつ。雄性ホルモン、男性ホルモンとも呼ばれる。雄では主に精巣のライディッヒ細胞から分泌される。雌では卵巣内の卵胞の顆粒層細胞から分泌されるアンドロゲンは卵胞内の卵胞上皮細胞で芳香環化されてエストロゲンに変換される。副腎においては雌雄ともに分泌される。アンドロゲンは肝臓で不活化されるため、経口投与ではほとんど効果がなく、投与は一般に注射によって行われる。 アンドロゲンとは雄の副生殖器の発育および機能を促進し、第二次性徴を発現させる作用をもつ物質の総称であり、数種類のホルモンからなる。乳児期早期(1-3ヶ月)の男性は思春期並に分泌量が多く、将来の精子形成に重要だとされているが、2歳から思春期を迎えるまでは分泌量が減少する。思春期開始時は男性器の発達のみに作用し、男性器の成長の第2段階から第3段階にかけて分泌量が急激に増大する。増大すると共に変声など、他の体位でも作用し始める。アンドロゲンは卵胞刺激ホルモン(FSH)と共同して精子形成の維持に関与し、視床下部の負のフィードバック作用を介して下垂体前葉からの黄体形成ホルモン(LH)の分泌を抑制する。.

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エストラジオール

トラジオール(英Estradiol、E2)とはエストロゲンの一種。性質等は、エストロゲンに詳しい。.

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エストリオール

トリオール(Estriol, E3)は、エストロゲンの一種。母体の肝臓と胎盤、胎児の副腎を経て生成されるため、その血中濃度は胎児の生命状態の指標として用いられる。最終的には肝臓で薬物代謝酵素によって不活性化され、肝臓や小腸でその大半は硫酸抱合体やグルクロン酸となり、大部分は尿中に排出される。.

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エストロン

トロン(Estrone:E1)は、エストロゲンの一種。分子式はC18H22O2。性質等についてはエストロゲンに詳しい。.

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エストロゲン

トロゲン(Estrogen, Oestrogen, Estrogene)は、エストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類からなり、ステロイドホルモンの一種。一般にエストロジェン、卵胞ホルモン、または女性ホルモンとも呼ばれる。 エストロゲン(Estrogen)の語源は、ギリシャ語の“estrus(発情)”と、接尾語の“-gen(生じる)”から成り立っており、エストロゲンの分泌がピークになると発情すると言われたことに由来する。.

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ジェスタージェン

ェスタージェン(gestagen)とは子宮内膜に着床性増殖を引き起こす物質の総称。黄体ホルモン、ゲスターゲン、ゲスタージェン、プロゲスターゲンとも呼ばれる。代表的な物質としてプロゲステロンが知られている。ゲスタージェンは主に黄体から分泌されるが、動物種によっては胎盤からも分泌される。ゲスタージェンはエストロゲンの作用を受けた子宮内膜に働いて着床性増殖を起こす。また、子宮筋を弛緩させ、オキシトシンに対する感受性を低下させる。大量のゲスタージェンが長時間作用すると、視床下部を介して卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を抑制するが、適量のゲスタージェンが短時間作用するとLHサージを誘起する。ゲスタージェンは肝臓で不活化され、大部分は消化管内、一部は尿中に排泄される。ゲスタージェンはヒトでは経口避妊薬として、家畜では発情周期の同期化に利用されている。.

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ステロイドホルモン

テロイドホルモン とは脊椎動物や節足動物などに作用するホルモンである。脊椎動物のステロイドホルモンは結合する受容体により以下のように分類することができる。.

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第二次性徴

二次性徴(だいにじせいちょう、Secondary sex characteristic)は、体全体での生物学的性差である。性的に成熟する過程で雌雄の形態の差を生じる現象は性的二形といわれ、多くの生物に見られる。ヒトにおいては、当初は第一次性徴のみの外形的性差が見られ、生殖能力は持たないが、それ以降はその発達成熟に伴って第二次性徴が発現し、生殖能力を持つようになる。第二次性徴の発現が始まり、子供から大人の身体に変化している期間を思春期と呼ぶ。本稿では主にヒトの体について記述する。.

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精子

精子(せいし)とは、雄性の生殖細胞の一つ。動物、藻類やコケ植物、シダ植物、一部の裸子植物(イチョウなど)にみられる。 卵子(右下)に到達した精子 頭部と尾部が見分けられる '''精子の構造''' 細胞核からなる頭部(青)、ミトコンドリアを含みエネルギーを生成する中片部、推進運動を行う尾部からなる。.

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精巣

精巣(せいそう、英語 Testicle、ラテン語 Testis)とは、動物の雄がもつ生殖器の1つ。雄性配偶子(精子)を産生する器官。哺乳類などの精巣は睾丸(こうがん、英語 Balls)とも呼ばれ、左右1対ある。俗称は、金玉(きんたま)、玉(たま)、ふぐりなど。また、魚類の精巣は白子(しらこ)と呼ばれ、魚の種類によっては食用にする。 脊椎動物の精巣は精子を作り出す他に、ホルモンであるアンドロゲンを分泌する内分泌器官でもある。 また精巣は男性の急所としても知られ軽くぶつけるだけでもかなり強い痛みを感じる部分である。.

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視床下部

視床下部(ししょうかぶ、hypothalamus)は、間脳(視床の前下方で、第三脳室下側壁)に位置し、自律機能の調節を行う総合中枢である。中脳以下の自律機能を司る中枢がそれぞれ呼吸運動や血管運動などの個々の自律機能を調節するのに対して、視床下部は交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を全体として総合的に調節している。.

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黄体形成ホルモン

体形成ホルモンまたは黄体化ホルモン(, LH)は脳下垂体前葉の性腺刺激ホルモン産生細胞から分泌される性腺刺激ホルモンである。その他の性腺刺激ホルモンには卵胞刺激ホルモン(Follicle stimulating hormone, FSH)がある。.

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脳下垂体

脳下垂体(のうかすいたい)または下垂体(かすいたい)は、脊椎動物の体に存在する内分泌器官の1つである。脳に接して、脳の直下(腹側)に存在し、脳の一部がぶら下がっているように見えることからこの名がある。.

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性差

性差(せいさ)とは、雌雄の動物(ヒトにおける男性と女性)の性別的な差異の事である。第一次性徴および第二次性徴といった生物学的な違いのみでなく、職業適性・価値志向の違い等、社会的・心理的な差異(これを第三次性徴と呼ぶ考えもある)を指す。 「生物学的」「心理的」「社会的」に大別出来る。 この項で扱う内容は「一般的に男女の差異と考えられているもの」であり、正確性の判断には慎重さが要される。また違いはあくまで違いであり、違いによって優劣の判断をするものではない、と世間には言われている。.

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性器

性器(せいき)、交接器(こうせつき)とは、動物のうち、有性生殖時に体内受精を行う種において行われる「交接(交尾)行動」に関与する器官の総称。生殖に関連する器官である生殖器のうち、主に外部生殖器に属する器官(外性器)のことを指す通称である。 一方の個体が、生殖子(精子または卵子など)をもう一方の体内に送り届けるための構造を有しており、突起状の器官を持つ側とそれを受け入れる袋状の器官をもつ側とが存在する。陸上生活をする脊椎動物では体内受精を行う必要があるためよく発達しており、この場合には、雄(オス)と雌(メス)が一対になる形状になっている。.

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性腺刺激ホルモン

性腺刺激ホルモンまたはゴナドトロピン(、)は脊椎動物の下垂体の性腺刺激ホルモン産生細胞から産生されるタンパク質ホルモンである。黄体化ホルモン(または黄体形成ホルモン、LH:luteinizing hormone)と卵胞刺激ホルモン(または濾胞刺激ホルモン、FSH:follicle stimulating hormone)の2種類の主要な性腺刺激ホルモンがある。LH、FSHともに、2つのペプチド鎖のα鎖とβ鎖がジスルフィド結合している。LHとFSHはほぼ同一のα鎖を持ち、β鎖が受容体相互作用へ特異性を与えている。 また、ヒトの第三の性腺刺激ホルモンとしてヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG:human chorionic gonadotropin)が挙げられ、妊娠中の胎盤で産生される。.

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性腺刺激ホルモン放出ホルモン

性腺刺激ホルモン放出ホルモン(Gonadotropin releasing hormone, GnRH)はFSHとLHを下垂体前葉から分泌させるペプチドホルモンである。これは視床下部で合成、分泌される。.

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