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巻積雲

索引 巻積雲

和歌山県煙樹ヶ浜の巻積雲 11月4日 巻積雲(けんせきうん)は雲の一種。白色で陰影のない非常に小さな雲片が多数の群れをなし、集まって魚の鱗や水面の波のような形状をした雲。絹積雲とも書く。また、鱗雲(うろこ雲)、鰯雲(いわし雲)、さば雲などとも呼ばれる。.

25 関係: 台風塔状雲天気天気図季語対流尾流雲層状雲巻雲乳房雲レンズ雲結晶熱帯低気圧高積雲蜂の巣状雲雲形波状雲温暖前線房状雲放射冷却

台風

宇宙から見た台風(平成16年台風第18号) 日本の南にある3つの台風(平成18年台風7, 8, 9号)。2006年8月7日。 台風(たいふう、颱風)は、北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速が約17m/s(34ノット、風力8)以上にまで発達したものを指す呼称 気象庁 2016年9月3日閲覧。。強風域や暴風域を伴って強い雨や風をもたらすことが多く、しばしば気象災害を引き起こす。.

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塔状雲

塔状雲(とうじょううん、ラテン語学術名castellanus、略号cas)とは、巻雲、巻積雲、高積雲、層積雲に見られる雲種の1つ。それぞれ塔状巻雲、塔状巻積雲、塔状高積雲、塔状層積雲と呼ぶこともある。学術名はラテン語のcastella-nus(城のような)に由来する。.

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天気

天気(てんき、weather)は、ある場所における、ある時刻もしくは一定の期間の、地表に影響をもたらす大気の状態である。.

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天気図

天気図(てんきず, 英:weather map, weather chart)とは、さまざまな規模の気象現象を把握するために、地図上に天気、気圧海面気圧。地表における気圧は標高に影響されてしまうため、海抜0mにおける値に更正される。、等圧面における高度、気温、湿数、渦度などの値を、等値線その他の形で記入した図のことである。 1820年にが観測データを郵送等で集めて発表した天気図が世界初とされる。.

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季語

季語(きご)とは、連歌、俳諧、俳句において用いられる特定の季節を表す言葉を言う。「雪」(冬)、「月」(秋)、「花」(春)などのもの。流派、結社によっては、題詠の題としたり、一句の主題となっている言葉を「季題」(きだい)と言い、単に季節を表すだけの「季語」と区別することもあるが、両者の境は曖昧であり互いを同義に用いることも多い山下一海 「季語」『現代俳句大事典』 173-174頁(詳細は後述)。「季語」「季題」いずれも近代以降に成立した言い方であり、古くは「季の詞(きのことば)」「季の題」「四季の詞」あるいは単に「季(き)」「季節」などと呼ばれていた山下一海 「季題」『現代俳句大事典』 178-179頁。以下では特に説明のない限り「季語」で統一して解説する。.

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対流

対流(たいりゅう、convection)とは、流体において温度や表面張力などが原因により不均質性が生ずるため、その内部で重力によって引き起こされる流動が生ずる現象である。 地球の大気においては、大気の鉛直方向の運動は高度 0 キロメートルから約 11 キロメートルの層に限られ、この領域を対流圏と呼ぶ。また地球や惑星の内部では、対流により内部の熱源から地表面への熱輸送が生じており、地表面の変動を引き起こす原因となっている。 近年、計算機の性能が向上し、流体の運動方程式(ナビエ-ストークスの式)を高精度に計算することが可能となったため、コンピュータを用いたシミュレーションによる対流現象の研究が盛んに行われており、工学的な技術としても重要な分野である。また惑星内部の対流など、実験・観測が不可能な領域における流体の挙動を理論的に解明する研究も行われている。.

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尾流雲

尾流雲(びりゅううん、Virga)とは、多くの雲種にみられる雲の副変種の1つ。雲の高度にかかわらず、雲から大量の雲粒が落下すれば見られるので、巻積雲、高積雲、高層雲、層積雲、積乱雲、積雲、乱層雲の計7種に見られる。雲の下から筋状や柱状の白っぽい霧のようなものが垂れ下がったように見える。雲の先端が地上に達していないのが特徴。地上に達すれば、降水雲となる。 雨、雪、霰などの降水が雲から落下する途中で、地上に達しないうちに蒸発・昇華したときに発生する。降水現象の1つとして捉えられる場合もある。降水条(こうすいじょう, Fall streaks)とも言う。尾流雲の場合は、地上で降水が観測されなくても、上空を飛行する航空機などは降水を受ける可能性がある。 尾流雲は、降水雲と同様に、虹が見られることがある。 尾流雲が発生している場合、氷晶や水滴が蒸発する際に周囲の大気から熱を奪う。そのため、尾流雲の先端部分の上付近では空気が冷やされて下降気流が発生する。この下降気流はダウンバーストの1種であり、乾燥した大気の上に湿った大気があるときに発生するので「乾いたダウンバースト(ドライ・ダウンバースト)」と呼ばれている。地上のレーダーでは高い高度の尾流雲を観測できない場合があり、航空の安全を脅かすことがあるため注意しなければならないとされる。アメリカなどでは、尾流雲を伴った急激な下降気流によって空気が圧縮されて逆に温度が上がるヒートバースト(Heat burst)も観測されており、猛烈な突風を発生させることが知られている。 また、高積雲などの高度が高い雲では、尾流雲が発生すると、雲がある大気の層が下降気流によって引き下げられて雲が消散してしまうことがある。.

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層状雲

層状雲(そうじょううん、Stratiformis)とは、巻積雲、高積雲、層積雲に見られる雲種の1つ。層状巻積雲、層状高積雲、層状層積雲ともいう。地上付近に現れる層雲のように、上空で層状に全天を覆う雲。 "Stratiformis"はラテン語で「層状の」を意味するStratiと「形、形状」を意味するformaの2語の合成語。 巻積雲や高積雲、層積雲などはいずれも、多数の雲の塊が集まって空に浮かんでいるのが普通である。しかし、時に雲同士の隙間が狭くなって厚くなり、1つのまとまった雲が空を覆うことがある。層状雲が見られた場合は、次第に雲が低くなってくることが多く、天候が悪化してくることが多い。.

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巻雲

巻雲(けんうん)は雲の一種。刷毛で白いペンキを伸ばしたように、または櫛で髪の毛をすいたように、あるいは繊維状の、細い雲が集まった形の雲である。細い雲片一つ一つがぼやけず輪郭がはっきりしていて、絹のような光沢をもち、陰影がないのが特徴。絹雲(けんうん、きぬぐも)と書かれることもある。俗称ですじ雲、はね雲、しらす雲とも呼ばれる。.

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乳房雲

乳房雲(ちぶさぐも、にゅうぼうぐも、にゅうぼううん 英:Mammatus、ラテン語学術名:Mamma)とは、雲底からこぶ状の雲がいくつも垂れ下がっている状態のこと。その形は乳房、泡などとも形容される。巻雲、巻積雲、高積雲、高層雲、層積雲、積乱雲に現れる。 学術名はラテン語の"Mamma"(「乳房、胸」を意味する)にちなんで名づけられた。 雲底で下降気流や渦流が発生しているとき発生する雲。積乱雲の場合、雲の中に大量の雨粒や雪・氷の粒が蓄えられているようなときに、乱流を伴った下降気流が生じることがある。雲の中の気流は多数の乱流(渦)を持った下降気流、雲の下の気流は上昇気流または雲の中よりも弱い下降気流であるため、雲の底面付近で気流の衝突が起こる。すると、雲の中の乱流がこぶ状の雲となって現れる。積乱雲やそれに付随する雲で見られることが多いが、それ以外の雲でも、乱流のあるときに現れることがある。 乳房雲の出現は強い下降気流の発生を示唆しており、下降気流に伴って降る大雨や雹、雷に注意が必要である。また、はっきりとしたこぶが現れた場合は激しい気流の渦が発生していることが考えられ、上空では乱気流、地上近くでは竜巻が発生する恐れがある。ただ、上空高い所の乳房雲(巻雲や巻積雲など)は乱流が原因といってもその影響が地上にまで及ぶことは考えにくく、地上の竜巻よりも上空の乱気流への警戒が必要である。 積乱雲など、特に上空の低い所に現れる乳房雲は、アメリカでは竜巻の前兆として広く知られている。 Image:Riesiger Cb mit mammatus.jpg|積乱雲の上部にできた乳房雲 Image:Mammatus cloud02.jpg|畝状の層積雲に現れた乳房雲 Image:Mammatus clouds and Sutro tower.jpg|一部が尾流雲に変わりつつある乳房雲 Image:Mammatus Clouds.png|夕日に照らされて浮かび上がる乳房雲.

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レンズ雲

富士山 はなれ笠 レンズ雲 (レンズうん、レンズぐも、Lenticularis)は、巻積雲、高積雲、層積雲に見られる雲種の1つ。凸レンズの様な形をした特徴的な雲。巻積雲の場合はレンズ状巻積雲、高積雲の場合はレンズ状高積雲、層積雲の場合はレンズ状層積雲とも呼ばれる。 筑波山にできた傘雲 学術名"Lenticularis"は、ラテン語で「小さなヒラマメ」を意味する。"lentil"(ヒラマメ)は"lens"(レンズ)の語源となった言葉であり、"lenticular"は英語で「レンズ状の」を意味する。 山や山脈において、風と地形の影響によって、山頂付近を湿った空気が昇る際に断熱冷却されてできる。傘雲、笠雲などは、この山のてっぺんにできるレンズ雲を指す呼び名である。 また、山から離れた場所でも発生する。これは山岳波が原因である。風が山を越えた際に、その上下運動が波となって、減衰しながらも形を保ったまま風下側に流れ、定在波となって山と同じ作用を及ぼす。吊し雲(つるし雲)と呼ばれることが多いほか、ロール雲、ローター雲、巻き雲などとも呼ばれる。山岳波は上空に向かって上昇することも多く、山の高さよりも高い所にできることがある。また、山の高さ付近を伝わる山岳波の振動が上空の気流にも影響して、上空に別のレンズ雲が現れ、時に二重のレンズ雲になることもある。この上空の雲だけを指す呼称として「レンズ雲」を用いる場合もある。 上空の風が強いときに発生することが多い。多くの場合、風が強く吹く前兆、あるいは天候が悪化する前兆だとされるが、これは強風がやってくるときは上空から現れやすいことや、低気圧や前線といった悪天候の要因に伴って強風が吹くことが多いことからも理屈が通る。世界各地でも悪天候を知らせる観天望気の1つとして知られている。ただ、同一地点のレンズ雲でもさまざまな形があり、中には好天の前兆とされているものもある。また、数十分~数時間持続することが多い。 笠雲や吊るし雲などは、乱気流の原因となる山岳波を視覚的に見ることができる数少ない証拠となる。そのため、航空分野でも危険な雲として知られている。 レンズ雲の多くは、雲の十種分類では高積雲にあたる。積雲の亜種とされるが、積雲ではなく、積雲のような構造をした雲である。 傘雲、笠雲などはレンズ雲である。また、積雲や積乱雲の頂上部にできる頭巾雲やベール雲にはレンズ雲と似たものもあるが異なる分類の雲である。 ファイル:Lenti bayern 190604-2.jpg|夕焼けに染まるレンズ雲 ファイル:Standing wave clouds formed in the lee of Mt.

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秋を代表する花、コスモス ツリー秋 秋を彩る紅葉した落ち葉 秋は稲の刈り入れの季節 秋(あき)は、四季の1つであり夏の後、冬の前に位置する。 北半球ではグレゴリオ暦の1年の後半、南半球では1年の前半に秋がある。夏時間実施国では夏時間が終了し、時計の針を1時間戻すこととなる。 中緯度の温帯地方では広葉樹が葉を落とし、草が枯れるなど冬へと向かう季節である。稲などの穀物や果物が実る時期であり、成熟などを意味する。.

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結晶

結晶(けっしょう、crystal)とは原子や分子が空間的に繰り返しパターンを持って配列しているような物質である。より厳密に言えば離散的な空間並進対称性をもつ理想的な物質のことである。現実の物質の大きさは有限であるため、そのような理想的な物質は厳密には存在し得ないが、物質を構成する繰り返し要素(単位胞)の数が十分大きければ(アボガドロ定数個程度になれば)結晶と見なせるのである。 この原子の並びは、X線程度の波長の光に対して回折格子として働き、X線回折と呼ばれる現象を引き起こす。このため、固体にX線を当てて回折することを確認できれば、それが結晶していると判断できる。現実に存在する結晶には格子欠陥と呼ばれる原子の配列の乱れが存在し、これによって現実の結晶は理想的な性質から外れた状態となる。格子欠陥は、文字通り「欠陥」として物性を損ねる場合もあるが、逆に物質を特徴付けることもあり、例えば、一般的な金属が比較的小さな力で塑性変形する事は、結晶欠陥の存在によって説明される。 準結晶と呼ばれる構造は、並進対称性を欠くにもかかわらず、X線を回折する高度に規則的な構造を持っている。数学的には高次元結晶の空間への射影として記述される。また、液晶は3次元のうちの一つ以上の方向について対称性が失われた状態である。そして、規則正しい構造をもたない物質をアモルファス(非晶質)と呼び、これは結晶の対義語である。.

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熱帯低気圧

ハリケーン・サンディ 熱帯低気圧(ねったいていきあつ、tropical cyclone)は、熱帯から亜熱帯の海洋上で発生する低気圧のことである。強い風と雨を伴うため、しばしば甚大な気象災害をもたらす。その進路や勢力は季節によって変化し、温帯にまで移動し被害をもたらすこともある。台風、ハリケーン、サイクロンなどは、強い熱帯低気圧に対してその位置する海域別に与えられている名称である。.

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白(しろ)は、全ての色の可視光線が乱反射されたときに、その物体の表面を見た人間が知覚する色である。無彩色で、膨張色である。白色(ハクショク、しろいろ)は同義語。「無色」の意味に含まれることもある。.

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高積雲

積雲(こうせきうん)は雲の一種。小さな塊状の雲片が群れをなして、斑状や帯状の形をつくり、白色で一部灰色の陰影をもつ雲のこと。まだら雲、ひつじ雲、叢雲(むら雲)とも言う。.

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鱗(うろこ、λεπις (lepis)、squama)は、動物の体表を覆う硬質の小片状の組織である。 主な役目として、動物の体を外部環境の変化から守り、攻撃から防御する。防御のため一枚板の装甲板で体表を覆った場合、その動物の体の可動性は著しく損なわれるが、これを小片に分割し、小装甲板の間に可動性を持たせれば、かなりの防御性を維持したまま身体の可動性を得ることができる。 さまざまな分類群の動物が鱗を発達させたが、その起源、構造、組成などは異なる。.

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蜂の巣状雲

蜂の巣状雲(はちのすじょううん、Lacunosus)とは多少規則的に分布した丸い穴が開いている比較的薄い雲。穴が縁取られているため蜂の巣のように見える。 雲形分類では、雲塊の配列、雲の透明度による細分類である「変種」として扱われ、主に上層の巻層雲や中層の高積雲に現れ、まれに下層の層積雲にも見られる。 学術名"Lacunosus"は、ラテン語で「穴または溝のある」といった意味があり、これにちなんで名づけられた。 雲中に下降気流が発生した時に現れる変種である。上昇気流が優勢で雲の形が維持された状態から、次第に下降気流が優勢となってくるとできる。下降気流の部分だけ雲が蒸発することで、蜂の巣のようなまばらな雲の消え方になる。強い下降気流よりも、弱くてかつ広範囲に発生する下降気流のほうができやすい。 下降気流が一般的に天気が良くなる前兆とされるのと同じで、この雲が発生すると次第に晴れて天気が良くなってくるとされる。 雲が消えるときにできる雲で、形の変化が激しいため、空をよく観察していなければ見つけることができないような珍しい雲である。.

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雲形

すじ雲 (巻雲) 雲形(うんけい)とは、雲をその形状により分類したものである。雲級(うんきゅう)ともいう。 世界気象機関発行の「国際雲図帳」では雲をその大まかな形から10の「類」に分類しており、これを十種雲形(十種雲級)と呼ぶ。それぞれの類は、形の特徴や雲塊の組成などからさらに「種」に分類される。また、雲塊の配列、雲の透明度による細分類は「変種」と呼ばれる。さらに、部分的な特徴や、付随する雲がある場合には「副変種」として記される。 また、地形などによって発生する雲は、十種雲形には含まれていない。.

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氷(冰、こおり)とは、固体の状態にある水のこと。 なお、天文学では宇宙空間に存在する一酸化炭素や二酸化炭素、メタンなど水以外の低分子物質の固体をも氷(誤解を避けるためには「○○の氷」)と呼ぶこともある。また惑星科学では、天王星や海王星の内部に存在する高温高密度の水やアンモニアの液体のことを氷と呼ぶことがある。さらに日常語でも、固体の二酸化炭素をドライアイスと呼ぶ。しかしこの記事では、水の固体を扱う。.

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浜へ寄せる波 砂浜に打ち寄せるやや荒れ気味の波(瀬戸内海にて) 比較的小さな風浪 打ち寄せて水煙を上げるうねり なみ(波、浪、濤)広辞苑第六版「なみ【波、浪、濤】」とは、水面の高低運動である。波浪(はろう)とも言う。.

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波状雲

波状雲(はじょううん、なみじょううん, undulatus)とは、空の広範囲に広がる雲のうち、波のような模様があるもの。畝(うね)雲ともいう。雲形分類では、「雲塊の配列による分類」にあたる変種の1つ。巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲、層積雲、層雲に現れる。 学術名"undulatus"は、ラテン語で「波のある」という意味があり、これに因んで名付けられた。 雲類(雲の基本形)に関係なく、この雲の成因は重力波の一種である大気波だと考えられている。大気波にはいろいろな波長があるが、短い波長の大気波が地面と平行に進んでいると、大気波によって空気が上下に動かされる。このようなときに、そこの大気が雲のできやすい気温・湿度等であれば、持ち上げられた部分に雲ができ、引き下ろされた部分は雲ができない。 また、波紋のように同心円状に並ぶ曲線の波状雲もある。向きが異なる複数の大気波が同じ所に同時にやってくると、いろいろな方向をした波状雲ができることもある。 いわば水面にできる波紋が大気中でできるようなもので、それが偶然雲となって現れるものである。しかし、この雲は6つの雲類で見られるため、珍しい雲ではないが。ただ、層雲などではほとんど現れない。 また安定した波動により同じ場所に長時間滞留することがあり、このような一見通常とは異なると感じられる特徴から地震雲として紹介されてしまうことがある。 放射状雲とは基本的に同じ成因であり、見え方が異なるだけである。 波状高層雲 2009年、英・雲評価学会によって新種認定された雲に「アスペラトゥス波状雲」がある。アスペラトゥス(asperatus)とは"荒々しい、荒れ狂った"といった意味であり、アスペラトゥス波状雲は日本語にすれば「荒狂波状雲」となる。 近年発生が頻発しているが詳しい原因は分かっていない。.

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温暖前線

温暖前線(おんだんぜんせん、warm front)は、暖かい気団が冷たい気団に向かって移動する際の接触面で発生する前線。主に暖かい気団の前進によって発生するのでこう呼ばれている。 温暖前線の雲と気団のようす。左側の赤い矢印が暖気、右側の青い矢印が寒気。 天気図における温暖前線の記号。のびる線に対して半円側(この図では上)が寒気、何もない側(同じく下)が暖気で、寒気に向かって暖気が押し寄せる様子を示す。北半球では南が暖気なので、図のような向きの温暖前線が天気図上でよく見かけられる。.

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房状雲

房状雲(ぼうじょううん、Floccus)とは、巻雲、巻積雲、高積雲に見られる雲種の1つ。房状巻雲、房状巻積雲、房状高積雲と呼ぶこともある。ごくまれに層雲にも見られることがある。巻積雲や高積雲の場合、雲の1つ1つの塊(雲片)が丸いこと、巻雲の場合は細いすじ状の雲の先端が丸くなっていることが特徴。見かけることはあまり多くない雲だとされている。 "Floccus"は、ラテン語で「羊毛の房、綿毛、ふわふわした」といった意味があり、これに由来して名づけられた。.

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放射冷却

放射冷却(ほうしゃれいきゃく)とは、高温の物体が周囲に電磁波を放射し温度が下がる事。身の回りのあらゆる物においても日常的に見られる現象(例:熱いフライパンを放置すれば冷める)。また、非電化冷蔵庫にもこの原理が利用されていると言われている。.

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