ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

岩脈

索引 岩脈

岩脈(がんみゃく、ダイク、dike、dyke)は、地層や岩石の割れ目にマグマが貫入して板状に固まったもの。中心火道から放射状に伸びる岩脈がしばしば見られる。露頭で目にするのはその板状の岩体の断面のことが多いため、筋のようなものと思いがちである。 マグマが地層に平行に貫入したものは岩床という。.

13 関係: 半深成岩岩床岩石岩頸地層マグマシップロック知夫赤壁火山火道火成岩露頭

半深成岩

半深成岩(はんしんせいがん、)は、火成岩の一部で、深成岩と火山岩の中間的なもの、と定義されていたが、成因の研究が進むとともに、深成岩の一部と考えるべきものや、火山岩の一部と考えるべきものなどいろいろあることがわかってきたため、「半深成岩」という言葉は現在ではほとんど使われなくなった。 岩脈や岩床といった脈状で産することが多いため、脈岩(みゃくがん、dike rock、dyke rock)ともいわれていた。.

新しい!!: 岩脈と半深成岩 · 続きを見る »

岩床

岩床と岩脈 Salisbury Crags) 岩床(がんしょう、sill、sheet)は、地層にマグマが貫入して固まった板状岩体のうち、地層面にほぼ平行に貫入したものをいう。シルあるいはシートともいう。 マグマが地層面を横切るように貫入したものは岩脈という。.

新しい!!: 岩脈と岩床 · 続きを見る »

岩石

岩石(がんせき、)は、鉱物が集合している物体のことである。日常語では石ころや岩盤のことをさす。、。岩石は大きく火成岩、堆積岩、変成岩に分けることができる。その成因は、岩石が溶けた液体であるマグマ(岩漿)が冷えたり、砂や泥が続成作用と呼ばれ、地下で固結作用をうけて岩石に戻ったり、あるいは誕生した岩石が変成作用とよばれる熱、圧力、溶液、気体との化学反応や物理現象を受け溶けてマグマにならないまでも、性質が変化し、二次的に岩石が誕生することもある。多くの地球型惑星は岩石でできている。.

新しい!!: 岩脈と岩石 · 続きを見る »

岩頸

岩頸(がんけい)あるいは岩栓(がんせん)、突岩(とつがん)とは、火道内のマグマが硬化してできた形成物である。火山が侵食によって削られて、火道内の岩栓が地表に現れた地形を岩頸または突岩と呼ぶ。活火山においてはこれらの下にマグマ溜まりが存在することがあり、その圧力によって火山爆発が起こることがある。.

新しい!!: 岩脈と岩頸 · 続きを見る »

地層

アルゼンチン サルタ州 サンカルロスに見られる地層 ポーランド南東部のカルパティア山脈に見られる地層 本記事では地層(ちそう、英:単数形 stratum、複数形 strata)について解説する。.

新しい!!: 岩脈と地層 · 続きを見る »

マグマ

マグマ(magma)とは、地球や惑星を構成する固体が溶融したものである。地球のマントルや地殻は主にケイ酸塩鉱物でできているため、その溶融物であるマグマも一般にケイ酸塩主体の組成を持つが、稀に「炭酸塩」鉱物を主体とするマグマも存在する。岩漿(がんしょう)ともいう坪井誠太郎『岩石學I』(岩波全書)。英語の magma は、ギリシャ語の μάγμα (糊の意)からきている。.

新しい!!: 岩脈とマグマ · 続きを見る »

シップロック

ップロックは、アメリカ合衆国ニューメキシコ州北西部のサンフアン郡ナバホ自治区にある岩山。標高は2,188mだが、麓の平地からの比高は482mほど。 山名は19世紀のクリッパー型帆船に形が似ていることに因み、米国地質調査所は1870年代からこれを使用している。 この岩山は、27百万年前に活動した火山の火道が冷却固化し、侵食に耐えて地表に露出した岩頸と呼ばれる地形である。放射状に伸びる何本かの岩脈を伴う。 人との関係面では、アナサジと呼ばれる古代アメリカ先住民族文化を持ったプエブロ族が活動した地域にある。ナバホ族にとり、この岩峰と周囲は宗教的・歴史的に大変重要で神話や伝説に満ちている。 シップロックは、ロッククライマーや写真家を惹きつける。初登頂記録は1939年のシエラクラブ・パーティーで、その後7ルートが開拓されたが大変難しいもので、それだけに多くのクライマーの挑戦を受けることになったが、ナバホ自治区は登頂を違法とみなしている。登頂が違法であるのは、ナバホ族にとっての神聖な精霊がシップロックの頂に住んでいるからである。 米国で唯一4州が1点で交わる地点に近く、最寄りの都市ファーミントンに地方空港がある。 2013年の米映画「ローン・レンジャー」のラストシーンに写る岩山である。.

新しい!!: 岩脈とシップロック · 続きを見る »

知夫赤壁

知夫赤壁(ちぶせきへき、ちぶりせきへき)は、島根県隠岐郡知夫村の西海岸にある高さ50から200メートルの巨大な岩石の壁である。一般には「赤壁(あかかべ)」と呼ばれる。酸化鉄のためにその岩石の色が赤、茶、黒に変色し、同郡西ノ島町の国賀海岸とは違って強烈な印象がある。陸から展望台があるほか、海からも遊覧船がある。 1935年(昭和10年)、「隠岐知夫赤壁」(おきちぶりせきへき)として国の名勝および天然記念物に指定された。.

新しい!!: 岩脈と知夫赤壁 · 続きを見る »

火山

火山(かざん、)は、地殻の深部にあったマグマが地表または水中に噴出することによってできる、特徴的な地形をいう。文字通りの山だけでなく、カルデラのような凹地形も火山と呼ぶ。火山の地下にはマグマがあり、そこからマグマが上昇して地表に出る現象が噴火である。噴火には、様々な様式(タイプ)があり、火山噴出物の成分や火山噴出物の量によってもその様式は異なっている。 火山の噴火はしばしば人間社会に壊滅的な打撃を与えてきたため、記録や伝承に残されることが多い。 は、ローマ神話で火と冶金と鍛治の神ウルカヌス(ギリシア神話ではヘーパイストス)に由来し、16世紀のイタリア語で または と使われていたものが、ヨーロッパ諸国語に入った。このウルカヌス(英語読みではヴァルカン)は、イタリアのエトナ火山の下に冶金場をもつと信じられていた。シチリア島近くのヴルカーノ島の名も、これに由来する。日本で の訳として「火山」の語が広く用いられるようになったのは、明治以降である。.

新しい!!: 岩脈と火山 · 続きを見る »

火道

火道(かどう、volcanic vent)はマグマが地中に貫入するときの通り道のこと。.

新しい!!: 岩脈と火道 · 続きを見る »

火成岩

化学組成による火山岩の分類 火成岩(かせいがん、igneous rock)は、マグマが冷えて固まった岩石(若干の異物を取り込んだものを含む)。 火成岩は大きく分けて、火山岩(マグマが急激に冷えて固まったもの)と深成岩(マグマがゆっくり冷えて固まったもの)の2つに分類される。以前はその中間として半深成岩という分類もあったが、現在では使われない。火山岩と深成岩の分類において重要なのは、冷え固まったスピードであり、どの場所で固まったかは分類に関係しない。 また、SiO2の含有量(重量%)によって、超塩基性岩・塩基性岩・中性岩・酸性岩と分けられる。苦鉄質鉱物(マフィック鉱物)と珪長質鉱物(フェルシック鉱物)の量比により、超苦鉄質岩・苦鉄質岩・中間質岩・珪長質岩と分けられ、色指数により、超優黒質岩・優黒質岩・中色質岩・優白質岩と分けることもある。いずれの境界も、定義により値は異なる。.

新しい!!: 岩脈と火成岩 · 続きを見る »

露頭

Hovedøya島) 鉱山の例(生野銀山) 露頭(ろとう、、)とは、野外において地層・岩石が露出している場所。 海岸の崖、河床など自然な場所のほか、林道などの切り割り、工事現場など人工的に露出している場所も含む。鉱山では、鉱物が露出している面を指すこともある。 地質学の野外調査では露頭を観察することが中心となる。露頭からは地層の上下関係、化石や鉱物の産状をはじめとする様々な地質についての情報を得ることができる。そのため、地質学者たちは海岸や沢、林道に沿って地質調査を行う。.

新しい!!: 岩脈と露頭 · 続きを見る »

板(いた).

新しい!!: 岩脈と板 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »