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小白山脈

索引 小白山脈

小白山脈(ソベクさんみゃく)は朝鮮半島南部に位置する山脈。半島東部を南北に縦断する太白山脈とあわせて、朝鮮半島の背骨といわれる白頭大幹(ペクトゥデガン)をなす。 山脈は太白山脈から南西方向に分岐し、半島の中央を南下する。南端には山脈の最高峰である智異山(チリサン, 標高1915m)がそびえる。智異山は済州島の漢拏山(ハルラサン)に次いで韓国第二の高峰である。そのほか俗離山(ソンニサン)、伽耶山(カヤサン)、月岳山(ウォラクサン)、小白山(ソベクサン)など1000m級の山々が連なる。 この山脈をほぼ境にして東側が慶尚道、西側が忠清道・全羅道である(朝鮮八道参照)。.

10 関係: 太白山脈山脈伽耶山俗離山済州島漢拏山朝鮮半島朝鮮八道文化観光部2000年式智異山

太白山脈

太白山脈(テベクさんみゃく、たいはくさんみゃく)は、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国にまたがる山脈で、朝鮮半島の東部を縦断する主要な山脈である。北朝鮮から韓国の釜山市付近まで500km以上にわたり、1000m級の山々が続いている。北に続く狼林山脈や、南西へ分岐する小白山脈と合わせて、朝鮮半島の背骨である白頭大幹(ペクトゥデガン)をなす。 最高峰は韓国政府統治下の江原道に位置する雪岳山(ソラクサン 1,708m)で、そのほか北朝鮮政府統治下に位置する金剛山(クムガンサン 1,638m)は景勝地として有名である。 半島の主要な河川である漢江と洛東江はともにこの山脈から発している。.

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山脈

アルプス山脈の衛星写真 山脈(さんみゃく)とは、低地の間に挟まれる、細長く連続的に伸びる山地のことである。一般的に山脈は他の山脈と峠や川で分けられている。.

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伽耶山

伽耶山(伽倻山、カヤさん 가야산)は、大韓民国南部にある山並の総称で、慶尚北道の南西部(高霊郡・星州郡)と慶尚南道の北西部(陜川郡)にまたがり、小白山脈の一部をなす。主峰の上王峰(サンワンボン/상왕봉)は標高1,430mであるが、最高峰は1,433mの七仏峰である。周囲には標高1,000m級の山が屏風のように連なる。 かつては朝鮮八景のひとつに数えられた名山で、1966年には韓国政府の史蹟・名勝地第5号に指定され、1972年には伽耶山国立公園に指定されている。 南西麓には新羅時代の古寺・海印寺(ヘインサ)があり、高麗八萬大蔵経の版木を収めた大蔵経板殿は世界遺産に登録されている。海印寺に至る長さ4kmほどの紅流洞渓谷は松林に囲まれ、龍門瀑布をはじめとする滝や岩、東屋や庵などがある。紅流洞の名は、秋の紅葉の時期には川の水まで赤く見えるところからきている。.

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俗離山

俗離山(ソンニさん 속리산)は、大韓民国中部の忠清北道・慶尚北道にまたがる、小白山脈に位置する山並の総称。俗離山国立公園に指定されている。。 俗離山は忠清北道の報恩郡および槐山郡、慶尚北道の尚州市にまたがり、最高峰の天王峰(チョンワンボン、1,058m)やハイキング客の多い文蔵台(ムンジャンデ、1,029m)など標高1,000m程度の花崗岩でできた険しい峰からなる。天王峰、毘盧峰、観音峰、文蔵台、立石台などの九峰から構成される俗離山は、九峰山などとも呼ばれる。 また東へは洛東江、南へは錦江、西へは漢江といった韓国を代表する大河が俗離山に発している。山麓には華陽、仙遊、双谷などの渓谷があり、八橋九遙と呼ばれるように曲がりくねっている。これらの峰と渓谷が国立公園を形成している。一帯は松林や松の大木が多く、特に正二品松と呼ばれる松は高さや傘のような枝ぶりの美しさで名高い。この松は、李氏朝鮮時代の第7代国王世祖が俗離山を訪れた際に官位を与えた逸話がある。 山麓の俗離山(ソンニサン)面には、曹渓宗に属する653年創建の古刹・法住寺(ポッチュサ)がある。新羅時代から高麗時代には巨大な寺院であったが、李氏朝鮮王朝の排仏政策で衰退し文禄・慶長の役で焼失した。後に再建され、大仏や数々の建築物が残っている。 この他、法住寺周辺の街道沿いには土産物店、料理旅館などが立ち並び、韓国有数の観光地を形成している。特に俗離山一帯で採れる山菜を使った料理が有名である。 2002年には国際連合が定めた国際山岳年を記念し、山林庁は100大名山を選定、この中に俗離山も名を連ねることとなった。.

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済州島

済州島(チェジュとう、さいしゅうとう)は、朝鮮半島の西南、日本海、東シナ海、黄海の間にある火山島。その付属島嶼と併せて大韓民国済州特別自治道を構成する。人口は約66万人、面積は1,845km2。 15世紀初め頃までは耽羅という独立した王国があった。以前の西洋では、オランダ統治時代の台湾から長崎に向かう途中に難破したオランダの商船に因んで、Quelpart(귤밭、橘밭、「みかん畑」の意)と呼ばれていた。 なお、朝鮮語では「島」と「道」は同じ音のため、「済州島」と「済州道」の区別に注意を要する。.

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漢拏山

漢拏山(ハルラサン、かんなさん、韓国語:한라산、Hallasan Mountain)は、韓国の済州島にある山。標高1,950mであり、韓国の最高峰。.

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朝鮮半島

朝鮮半島(ちょうせんはんとう、)は、ユーラシア大陸の中緯度の東端に位置する半島。 陸地の幅が最も狭くなるのは平壌のやや北の平安南道 - 咸鏡南道だが、とくに人文地理学で「朝鮮半島」と言った場合は半島最狭部より北の、豆満江や鴨緑江などによって隔てられる伝統的な中朝国境より南を指すのが普通であり、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と大韓民国(韓国)を擁する。済州島を含めた朝鮮地域全体を指して用いられることも多い。このように、自然地形の名称というよりは政治的・文化的・歴史的な文脈において、朝鮮の同義語として使われることが少なくない。1948年に建国された韓国における呼称は韓半島(かんはんとう、)である。.

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朝鮮八道

朝鮮八道(ちょうせんはちどう)は、李氏朝鮮(朝鮮王朝)が朝鮮半島に置いた8つの道(行政区画)。 400年以上にわたって同一の区分が用いられたため、「八道」は転じて「朝鮮全土」のことも指した。鶏林八道(けいりんはちどう)と呼ぶ事もある。8つに区分された道は、現在も地域的なまとまりとして捉えられている(朝鮮の地方)。 また、現在の韓国と北朝鮮の行政区画の基礎にもなっている。.

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文化観光部2000年式

文化観光部2000年式(ぶんかかんこうぶ2000ねんしき)は、現在大韓民国で用いられている韓国語のラテン文字転写に関する規則である。2000年7月1日に「国語のローマ字表記法(국어의 로마자 표기법)」として大韓民国文化観光部(現・文化体育観光部)長官が告示した。 2000年の告示以来、韓国では人名などの例外を除き、原則としてこの表記法に従った表記がなされている。なお、北朝鮮ではマッキューン=ライシャワー式や北朝鮮1992年式が公式に用いられている。.

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智異山

智異山(チリさん 지리산)は、大韓民国南部の全羅南道・全羅北道・慶尚南道にまたがる、小白山脈の南端に位置する山並の総称。智異山国立公園に指定されている。.

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