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導火線

索引 導火線

導火線(どうかせん)とは、黒色火薬を芯薬とし、紙などでひも状に被覆した線のこと。雷管などにつなげ、端に火をつけると、一定の速度で燃え進み、一定時間後に他の端から火を吹き、雷管に点火する。 芯薬にペンスリットなど爆薬を用いたものは導爆線といい、導火線とは違い、爆轟を伝達するために用いられる。.

12 関係: 導爆線小便小僧ペンスリット火薬爆轟点火燃焼黒色火薬雷管速度

導爆線

導爆線(どうばくせん、detcord)は、爆轟を伝えるために用いられるロープ状の火工品である。 導火線と違い、芯薬は爆薬で、端を雷管などで起爆して使用し、どんなに長くても完全に他端まで爆轟を伝達する。導爆線は6号雷管で起爆することができ、また6号雷管で起爆できる爆薬は導爆線で起爆することができる。 現在使用されている物はペンスリットを芯薬としてこれを紙と糸で被覆したものにアスファルトを塗布して防水しその上をビニールで被覆したものである。直径は4.9ミリ~5.5ミリのロープ状であり、爆速5,500m~7,000m/secで爆轟を伝達する。芯薬の量は10g/m。ほぼ10センチ置きに6号雷管を並べたのに相当する威力があり、大量の爆薬を同時発火させたい場合や水中発破などで雷管の代わりに使用されたりする。 安全性は高く、火炎に曝されても燃焼するが、爆轟に至ることは殆ど無く、打撃や摩擦で発火する恐れも殆ど無い。また、雷や静電気に対しても安全である。 導爆線は赤か黄色に黒線が入った色をしており、導火線と区別できるようになっている。 別名「プリマコード」とも呼ばれこれは世界的にシェアを占めているエンシング・ビックフォード社の登録商標である。日本国内で日本カーリット社によって広く輸入販売されている。 分離ボルトなどと同様に破壊解体の為に使用される場合もある。特に、翼、燃料タンク、エンジン、機体構造などネジを外しただけでは解体されない、構造材や外板などを横一文字や外周に沿って切断する必要がある箇所などには切断線に沿って導爆線が圧着されている。導爆線を用いれば厚さ3ミリ以下の鋼鉄やジュラルミンの板であれば確実に切断できる。 応用として、導爆線の周囲を水の入った袋で挟んで覆うことで、「斬る」様な圧力を「押す」圧力へ変換し、吹き飛ばす力を最大限に発揮することができる。.

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小便小僧

小便小僧 小便小僧(しょうべんこぞう、Manneken Pis)は、放尿する少年を模した像、噴水。 同様のものは世界各地に存在するが、ここでは起源とされているブリュッセルに設置されているものを中心に述べる。 1619年にフラマン人彫刻家・ジェローム・デュケノワ(Jérôme Duquesnoy)により製作された。現在設置されている像はレプリカであり、オリジナルの像は1960年代に盗難防止のためにブリュッセル市立博物館(王の家)に所蔵された。 付近に、かがんで放尿する小便少女(Jeanneke Pis)の像もある。.

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ペンスリット

ペンスリット (penthrite, pentaerythritol tetranitrate、略称PETN) は高性能爆薬。 呼び名は四硝酸ペンタエリスリットペンスリットのほか、ニペリットとも呼ばれる。白色の結晶性粉末で化学式は C(CH2ONO2)4 である。爆発威力が大きい、熱に対して鈍感、自然分解を起こしにくい、など優れた特徴を持つ爆薬である。プラスチック爆弾の材料として用いられる。 トリニトロトルエンとの混合物はペントライトなどと呼ばれ成型炸薬などに使われるが、単独で用いられることは導爆線などを除いてほとんど無い。.

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燃えるマッチ 火(ひ)とは、熱と光を出す現象。 化学的には物質の燃焼(物質の急激な酸化)に伴って発生する現象、あるいは燃焼の一部と考えられている現象である。 火は熱や光と共に様々な化学物質も生成する。気体が燃焼することによって発生する激しいものは炎と呼ばれる。煙が熱と光を持った形態で、気体の示す一つの姿であり、気体がイオン化してプラズマを生じている状態である。燃焼している物質の種類や含有している物質により、炎の色や強さが変化する。 (→#火の構造、しくみ) 人類の火についての理解は大きく変遷してきている。象徴的な理解は古代から現代まで力を持っている。また理知的には古代ギリシアにおいては4大元素のひとつと考えられた。西欧では18世紀頃までこうした考え方はされた。18世紀に影響力をもったフロギストン説も科学史的に重要である。(→#火の理解史) 人類は調理、暖房、合図として、また動力源としても火を利用してきた。(→#火の利用・用途) 火は火災を引き起こし、燃焼によって人間が物的損害を被ることがある。また、世界的な生態系にも影響する重要なプロセスである。火はある面では生態系を維持し、生物の成長を促す効果を持つ。また、火は水質・土壌・大気などを汚染する原因という側面もある。.

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火薬

無煙火薬 火薬(かやく)は、熱や衝撃などにより急激な燃焼反応をおこす物質(爆発物)のことを指す。狭義には最初に実用化された黒色火薬のことであり、ガン・パウダーの英名通り、銃砲に利用され戦争の歴史に革命をもたらした。また江戸時代には焔硝(えんしょう)の語がよくつかわれ、昭和30年代頃までは、玩具に使われる火薬を焔硝と言う地方も多かった。 GHSにおける火薬類とは、Explosives(爆発物)のことである。.

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紙(かみ)とは、植物などの繊維を絡ませながら薄く平(たいら)に成形したもの。日本工業規格 (JIS) では、「植物繊維その他の繊維を膠着させて製造したもの」と定義されている。 白紙.

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爆轟

轟(ばくごう、detonation)とは、気体の急速な熱膨張の速度が音速を超え衝撃波を伴いながら燃焼する現象である。.

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点火

点火(てんか)はヒトが意思を持って燃焼現象を開始させること。着火、火を点けるとも言う。ヒトの意思によらず燃焼が始まることは自然発火という。.

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燃焼

燃焼(ねんしょう)とは、可燃物(有機化合物やある種の元素など)が空気中または酸素中で光や熱の発生を伴いながら、比較的激しく酸素と反応する酸化反応のことである(ろうそくの燃焼、木炭の燃焼、マグネシウムの燃焼など)。 また、火薬類のように酸化剤(硝酸塩、過塩素酸塩など)から酸素が供給される場合は、空気が無くても燃焼は起こる。 広義には次のような反応も燃焼と呼ぶことがある。.

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黒色火薬

黒色火薬(こくしょくかやく、)は、可燃物としての木炭と硫黄、酸化剤としての硝酸カリウム(硝石)の混合物よりなる火薬の一種である。硝酸カリウムの代わりに硝酸ナトリウムを使用する場合もある。この3成分の配合比率は品種によって異なる。反応時にはかなり大量の火薬滓と白煙を発生させる。.

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雷管

雷管(らいかん、Blasting cap)は、わずかな熱や衝撃でも発火する火薬を筒に込めた火工品。 微量の起爆薬(爆粉、ばくふん)と、それによって点火される添装薬(導爆薬)で構成され、火薬・爆薬などに、意図通りのタイミングで確実に点火するため、主に軍事用途のほか発破など工業用途で用いられている。 アンホ爆薬などは雷管だけでは起爆できず、伝爆薬(プライマーブースタ)を必要とする。 なお、信管は「雷管」に「起爆時期を感知する装置」と「安全装置」を組み込み、一体化させたものである。 1865年、アルフレッド・ノーベルによりダイナマイト点火用として、併せて発明された。.

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速度

速度(そくど、velocity)は、単位時間当たりの物体の位置の変化量である。.

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火縄

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