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完了形

索引 完了形

完了形(かんりょうけい)とは、述語で表現される事象が、叙述中で基準となる時点で完了していることを表現する文法的形式。英語の"have+過去分詞"などが代表的である。 本来的には事象を、それが完了した結果あるいは経験などとして表現するもの(完了相:英語Perfect aspect)であるが、実際には2つの事象の時間的関係の表現(注目する事象が基準となる事象より前に終了または完成したことを示す)に使われることが多く、現在・過去・未来等の単純時制と組み合わせた複合時制(いわゆる完了時制)として扱われる。基準時点の時制に応じて現在完了形・過去完了形・未来完了形となる。過去完了は基準時点よりさらに過去の事象を表すので大過去形ということもあり(言語によっては別に前過去などの形式もある)、未来完了形は前未来形と呼ぶこともある。間接話法では主節が基準となり、従属節の時制はそれに従って(時制の一致)表示されるので、過去の時点でそれより過去に言及した内容も大過去形で表現される。 完了形と進行形は意味的に対立するように考えられるが、いずれも基本的には基準時点での状態を表現するものだから、必ずしも対立するわけではない(例:英語の完了進行形、日本語の「ている」)。 なお、事象を一回限りのものとして時間経過に関係なく表現する完結相(英語Perfective aspect)は、完了相と区別されるが、言語によっては明確に区別しないこともある。.

38 関係: 助動詞 (国文法)助動詞 (言語学)助詞古代ギリシア語古物完結相中国語形態素俗ラテン語北京語ラテン語ロマンス諸語フランス語ドイツ語分詞アオリストコピュラスペイン語再帰動詞共通語兵庫県現在時制節 (文法)目的語相 (言語学)過去時制述語英語連体形連用形進行形活用未来時制文法日本語所有 (言語学)時制時間

助動詞 (国文法)

国文法でいう助動詞(じょどうし)とは、時制(テンス)、相(アスペクト)、態(ヴォイス)、法(ムード)などの文法機能を表す品詞である。付属語だが、助詞と異なり活用する。なお、言語学でいう「助動詞」(助動詞 (言語学) )は国文法では補助動詞に相当する。 活用の様式は多岐にわたっており、動詞の活用をするもの、形容詞に近い活用をするもの、形容動詞に近い活用をするもの、独自の活用様式を持つものなどがある。.

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助動詞 (言語学)

言語学でいう助動詞(じょどうし)とは、動詞と同じような形態を持つが、他の動詞と結びついて相、法などの文法機能を表す語である。日本語の「-ている」や「-ておく」など、英語の can や will などがある。 国文法では、この助動詞を補助動詞と呼び、「-た」や「-れる・-られる」などを「助動詞」と呼ぶ。言語学ではこれらは英語の -ing や -ed と同様に語尾や接尾辞と見なされる。.

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助詞

助詞(じょし)とは、日本語の伝統的な品詞の一つである。他言語の後置詞、接続詞に当たる。.

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古代ギリシア語

古代ギリシア語(こだいギリシアご、Ἑλληνική、現代ギリシア語:Αρχαία ελληνική γλώσσα)は、ギリシア語の歴史上の一時期を指す言葉。古代ギリシアの、アルカイック期(紀元前8世紀 - 前6世紀)、古典期(前6世紀 - 前4世紀)、ヘレニズム期(前4世紀 - 後6世紀)の3つの時代に跨がっており、様々な方言が存在し、古典ギリシア語もその一つである。.

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古物

古物(こぶつ)とは、既に一度消費者によって利用されたものが何等かの理由により手放され、再び売りに出されている工業製品などのこと。「中古(品)」(ちゅうこ(ひん))やセコハン(Secondhand)、ユーズド(Used)ともいう。 販売はされたが、一度も利用されずに再び売りに出されたものは俗に「新古(品)」(しんこ(ひん))という。反対語は工場から出荷されたままの状態であり、メーカーによる品質保証のついた状態で販売される新品である。.

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完結相

完結相(かんけつそう、英語Perfective aspect)とは言語学で、一回限りの事象を時間経過と無関係に(点として)表現する相をいう。 類似したものに、事象をそれが完了した結果として表現する完了相(Perfect aspect:時制と組み合わされ完了時制と呼ばれることもある)がある。両者は厳密には区別されるが、言語によっては区別されない場合もある。 完結相は一般に、動詞の意味論的種類により決まるものと、言語ごとに文法形式として表現されるものに分けられる。例えば、「発つ」「着く」「(何かに)なる」などは一回限りの瞬間的な完結相動詞である。それに対し「歩く」「走る」「違う」などは目標のない継続的動作または状態を表す非完結相動詞であり、「食べている」のような進行・反復表現も非完結相である。「行く」「作る」のような目標のある動詞は文脈によっては完結相となる。 文法形式として表現される完結相には、以下のようなものがある。.

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中国語

記載なし。

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形態素

形態素(けいたいそ、morpheme)とは、言語学の用語で、意味をもつ表現要素の最小単位。ある言語においてそれ以上分解したら意味をなさなくなるところまで分割して抽出された、音素のまとまりの1つ1つを指す。形態素の一般的な性質や、形態素間の結びつきなどを明らかにする言語学の領域は、形態論と呼ばれる。.

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俗ラテン語

ポンペイに残された選挙の落書き。民衆の話し言葉、俗ラテン語で書かれており貴重な資料である。 俗ラテン語(ぞくラテンご、sermo vulgaris セルモー・ウルガーリス、)は、ロマンス語の祖語で、ローマ帝国内で話されていた口語ラテン語のことである。ローマ帝国崩壊後、地方ごとに分化し現在のロマンス諸語になった。 古代ローマから現代にかけて使用されてきたラテン語は基本的に文献に残る文語(古典ラテン語)のことであるが、これに対し口語、つまり民衆の話し言葉があったことが文献に残されており、これを俗ラテン語という。ただし、「俗」を意味するvulgarという言葉には「下品な」、「粗野な」、「卑しい」などの意味があるため、「民衆ラテン語」 (Popular Latin) 、「ロマンス祖語」(Proto-Romance)などの用語を主張する学者も多い。 なお、 sermo vulgaris とは「日常の言葉」の意味の古典ラテン語であり、下記の音韻の変化に従えば俗ラテン語では sermo volgare (セルモー・ヴォルガレ)となる。.

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北京語

北京語(ペキンご)は、中国の北京で話される中国語の方言。中華民国では北平語などと呼ばれたこともある。北方方言に属する。 普通話、国語、華語などと呼ばれる現代標準中国語は北京の発音を基本としており、これを俗に北京語と呼ぶ場合もあるが、方言としての北京語とは完全に同じではない。普通話は文言(漢文)の語彙語法を取り込んだ教養ある知識人の北京語(官話)を基準にしており、北京の街角で話される日常語とは違いがある。日本語の標準語(共通語)と東京方言(山の手言葉、江戸弁)のような関係にあると考えるとわかりやすいであろう。.

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ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

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ロマンス諸語

マンス諸語(ロマンスしょご)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派ラテン・ファリスク語群に属する言語のうち、ラテン語の口語である俗ラテン語に起源をもつ言語の総称である。ロマン諸語、ロマンス語、ロマン語とも言う。 また、ラテン・ファリスキ語群のことをロマンス語群、イタリック語派のことをロマンス語派と言うこともある。 方言連続体についての論議の際、しばしばロマンス系諸語の近似性について言及される。これは近代言語学の父・フェルディナン・ド・ソシュールが一般言語学講義の中でフランス語とイタリア語は一つの方言連続体であり、「明確な境界線を引くことは難しい」と記している事からも窺える。ロマンス諸語は個々の言語である前にラテン語の方言であるともいえる。.

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フランス語

フランス語(フランスご)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語。ロマンス諸語のひとつで、ラテン語の口語(俗ラテン語)から変化したフランス北部のオイル語(またはウィ語、langue d'oïl)が母体と言われている。日本語では、仏蘭西語、略して仏語とも書く。 世界で英語(約80の国・地域)に次ぐ2番目に多くの国・地域で使用されている言語で、フランス、スイス、ベルギー、カナダの他、かつてフランスやベルギーの領域だった諸国を中心に29カ国で公用語になっている(フランス語圏を参照)。全世界で1億2,300万人が主要言語として使用し、総話者数は2億人以上である。国際連合、欧州連合等の公用語の一つにも選ばれている。このフランス語の話者を、'''フランコフォン''' (francophone) と言う。.

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ドイツ語

ドイツ語(ドイツご、独:Deutsch、deutsche Sprache)は、インド・ヨーロッパ語族・ゲルマン語派の西ゲルマン語群に属する言語である。 話者人口は約1億3000万人、そのうち約1億人が第一言語としている。漢字では独逸語と書き、一般に独語あるいは独と略す。ISO 639による言語コードは2字が de、3字が deu である。 現在インターネットの使用人口の全体の約3パーセントがドイツ語であり、英語、中国語、スペイン語、日本語、ポルトガル語に次ぐ第6の言語である。ウェブページ数においては全サイトのうち約6パーセントがドイツ語のページであり、英語に次ぐ第2の言語である。EU圏内では、母語人口は域内最大(ヨーロッパ全土ではロシア語に次いで多い)であり、話者人口は、英語に次いで2番目に多い。 しかし、歴史的にドイツ、オーストリアの拡張政策が主に欧州本土内で行われたこともあり、英語、フランス語、スペイン語のように世界語化はしておらず、基本的に同一民族による母語地域と、これに隣接した旧支配民族の使用地域がほとんどを占めている。上記の事情と、両国の大幅な領土縮小も影響して、欧州では非常に多くの国で母語使用されているのも特徴である。.

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分詞

分詞(ぶんし)は準動詞の一種であり、動詞が形容詞としての用法をあわせ持つものである。分詞には現在分詞と過去分詞、ラテン語や古典ギリシア語などには未来分詞がある。分詞は形容詞としての機能を持つのが普通だが、分詞構文では副詞としての機能も持つ。 「分詞」という用語は印欧語に対して用いることが多いが、その他の言語でも類似の活用形に用いることがある。 また、ロシア語等では分詞に類するものとして、動詞から派生した形容詞・副詞である形動詞・副動詞がある。.

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アオリスト

アオリスト(Aorist)とは文法上のアスペクトの一種で、ἀόριστος (aóristos)「境界のない、範囲が不確定の」に由来する。狭義にはギリシア語をはじめとするインド・ヨーロッパ語族の時制のひとつである。ただしアオリストという用語はときに他の言語、例えばトルコ語などにおける上記とは無関係の概念を表すのに使われる場合もある。.

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コピュラ

ピュラ (copula) または繋辞(けいじ)とは、文の主語とその後に置かれる語を結ぶための補助的な品詞をいう。コピュラによって主語と結ばれる語は名詞など、動詞以外の品詞が多い。.

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スペイン語

ペイン語(スペインご、)もしくはカスティーリャ語(カスティーリャご、)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。略して西語とも書く。.

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再帰動詞

再帰動詞(さいきどうし、 reflexive verb)とは、意味上の動作主と被動者(形式的には主語および目的語として現れることが多い)が同じであるような動詞をいう。フランス語などでは接辞的な再帰代名詞が動詞につくので、代名動詞(だいめいどうし)という呼び方もされ、フランス語を含むロマンス語では特に頻繁に用いられる。 多くの言語では、他動詞の目的語を再帰代名詞(英語では oneself 、 myself 、 themselves など -self の形をしている)に変えることで再帰動詞が作られる。再帰動詞としてしか用いない"本質的再帰動詞"もあり、英語では perjure oneself(偽証する)などごくわずかしかないが、ロマンス語やドイツ語などではよく使われる。また対応する他動詞と再帰動詞で意味が若干異なることもある。 意味的には、自分自身を対象として行う行為(再帰的)のほか、言語にもよるが、複数の人または物が互いにしあう行為(相互的:英語ではeach otherなどを使う)、他の明示されない動作主や現象によって受ける行為(受動的:英語では能格動詞などを使う)などにも用いられる。本質的再帰動詞は、他の言語ならば自動詞を使うような場面(他の動作主があるとは普通考えられない)に用いられる。.

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共通語

共通語(きょうつうご)とは、ある地域や集団間で共通に用いられる言語をいう。.

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兵庫県

兵庫県(ひょうごけん)は、日本の都道府県の一つ。本州の中西部に位置し、近畿地方に属する。県庁所在地は神戸市。.

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現在時制

在時制(げんざいじせい)とは、言語で現在の行為、現象、状態等を表現する時制。用いられる範囲は言語により異なる。一般には過去時制および未来時制と対立するが、この区別も言語によって大きく異なる。 瞬間的な行為を表す動詞(完結相動詞)については、現実には「現在」はあり得ない(遂行動詞を除く)。このような動詞の現在形は、反復や習慣を表すのが普通である。 また、例えば英語では現在における継続・進行を表すのに現在進行形(現在時制と進行相を組み合わせた形式で現在進行時制とも呼ばれる)を用いる。日本語でも「・・・ている」という現在進行形が用いられ、反復・習慣の表現も含めこれが用いられる(場合により完了・結果も同形式で表す)。しかし世界的には進行形がない言語も多く、これらでは単純な現在形で継続や進行をも表す。 一方、未来を表現するのにも未来時制でなく現在時制を用いる言語も多く、この場合は非過去時制と呼ばれる。例えば日本語でも確定的な未来を表すのには単純な現在形が用いられる。英語やドイツ語では未来形という形式はあるが、助動詞を用いる形式であり、また現在形でも確定的な未来を表現できるので、基本的には非過去時制である。 一部には独立の未来時制がある一方で現在と過去の区別がない言語(例えばケチュア語、ユカギール語)もあり、この場合は非未来時制と呼ばれる。 ロシア語などのスラヴ語には、動詞に継続的なことを示す不完了体(非完結相)と、一回限りまたは瞬間的なことを示す完了体(完結相)との区別がある。このうち完了体には未来形がなく、完了体現在は(現在ではなく)未来のことを表す。 言語によっては、現在からごく近い未来または過去(近接未来・近接過去)にも現在時制を用いた慣用句的な表現を使う。例えば英語では近接未来を、be going to+不定詞、または現在進行形と同じbe+現在分詞で表す。フランス語でも動詞「行く」「来る」を用いた近接未来・近接過去表現がある。 時制のない言語(例えば中国語、インドネシア語など)では副詞句や文脈により時間が表現され、これらのない表現は一般に現在を表すと考えられる。.

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節 (文法)

(せつ、clause)とは、文を構成する、述語とその項からなるまとまりのことで、その中でも特に定形 (finite) のものだけを指す。.

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目的語

語(もくてきご、objectum)は、文の構成素、文の成分の一つ。客語または補語(対象語)と呼ぶ場合もある。ロマンス諸語では目的補語と呼ぶことが多い。日本語ではおもに格助詞「を」や「に」で示される。目的語を示す格を目的格と呼ぶ。 行為の直接的な対象を表す直接目的語(主として対格、日本語では「を」等で示される)と、その行為によって間接的に影響を受ける対象を表す間接目的語(主として与格、日本語では「に」等で示される)に分類される。.

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相 (言語学)

(そう)あるいはアスペクト (aspect) は、言語学・文法学の用語で、述語が表す事象の完成度や時間軸における分布の様子などの差異化をもたらす文法形式である。語交替や語形変化を伴う。 「相」はもともとスラヴ語に見られる完了性と不完了性の対立を呼ぶ言葉であった。なおロシア語の場合、「相」ではなく「体」を用いて「完了体」「不完了体」とするのが慣例である。以前は古典語の文法解説において voice を「相」と訳しているものが多かったが、現代では aspect を「相」と呼んで voice は態と呼ぶようになっている。 事象について相が表現する内容として次のようなものがある:.

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過去時制

過去時制(かこじせい)とは、言語で過去の動作、現象、状態等を表現する時制。時制を持つ言語の多くには過去時制があるが、未来時制と非未来時制しかない言語(例えばケチュア語)もある。 詳細は言語により異なる。特に、現在完了形と過去形を区別しない言語は多い。英語では両者を厳密に区別し、現在完了形には現在時と離れた特定の過去時を指示する副詞句をつけられないが、ドイツ語やフランス語(特に口語)では区別しないことが多い。日本語で過去を表す「た」も、起源は完了であり、「到着したら連絡して下さい」などの用法は純粋に完了を意味している(現実には未来のことである)。 このほか言語によっては、動作・現象の相による区別、伝聞か、話者の現実の経験かといった法に関わる区別(日本語の古語など)、あるいは現在時とのへだたり(近い過去か、遠い過去か)による区別をする。 過去のある時点ですである事態が実現していたということを表す過去完了形は、大過去形ともいう(言語によってはさらに(直)前過去形などを区分することもある)。間接話法では、主節の動詞の時制を基準にし従属節の時制はこれに従って決定される(時制の一致)ので、過去におけるそれより過去についての言及内容は大過去形で表される。また、過去から見た未来を表現するのに特化した過去未来形を持つロマンス諸語のような言語もある。これは現実に反する内容を表わすこともあり、直説法ではなく「条件法現在形」として扱われることもある。.

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述語

述語(じゅつご、predicate)とは、.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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連体形

連体形(れんたいけい)とは、日本語の用言における活用形の一つ。日本語の動詞や形容詞などは語形変化を起こすが、活用形とは学校文法において語形変化後の語形を6つに分類したものであり、連体形はそのうちの一つで4番目に置かれる。.

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連用形

連用形(れんようけい)とは、日本語の用言における活用形の一つ。日本語の動詞や形容詞などは語形変化を起こすが、活用形とは学校文法において語形変化後の語形を6つに分類したものであり、連用形はそのうちの一つで2番目に置かれる。.

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進行形

進行形(しんこうけい)は、英語などに見られ、ある時点において動作・現象が進行中または継続中であり完了していないことを表す動詞の表現形式である。英語では"be …ing(現在分詞)"で表される。特に教育では「現在進行形」「過去進行形」などの形で、時制として扱われるが、「進行」自体は時制ではなく相(アスペクト)であるから、「進行相」というのが適切である。 進行相はさらに厳密には、主語が行為をしている状態を表す「継続相」(日本語でいえば「…ている」)と、行為・現象の動的な性質(完了に向けて進行中)を表す「進行相」(「…ていく」「…つつある」)の2つに分けられる。これらを区別する言語もある。 進行形はすべての言語に独自の形式として存在するわけではなく、単純な現在形などと区別しない言語も多い。また進行形のある言語でも守備範囲は言語によって大きく異なる。たとえば英語では現在進行形が近接未来「…ようとしている」の意味でも用いられる。一方、日本語では進行形に相当する「…ている」で習慣・反復を表すこともあるが、これは相としては区別され、英語でもこれには普通、進行形を用いない。 進行相と対立する概念としては、動作・現象を時間経過と関係なく一回きりとして捉える完結相がある。完了相も対立するように考えられるが、これは本来的には基準時点での状態を示すものであるから、必ずしも進行相に対立するものではない(例えば完了進行形などがある)。.

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活用

活用(かつよう、Conjugatio, conjugation)は、言語学一般においては、ある言語において述語に立つ品詞(典型的には動詞)に属する語の語形変化のこと。特に国語学においては、日本語の用言(動詞、形容詞、形容動詞)と助動詞がもつ語形変化の体系のこと。この「活用」という用語は江戸時代の国学で本居宣長が用いて以来のものである。活用する語を活用語といい、活用語が活用した語形の1つ1つをその語の活用形(conjugated form)という。.

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未来時制

未来時制(みらいじせい)とは、言語で未来の行為、現象、状態等を表現する時制。時制のある言語でも現在時制と未来時制の区別のない言語も多く、その場合には合わせて非過去時制という。逆に未来時制と非未来時制からなる言語もある(ケチュア語など)。 未来は本質的には確定したものではなく、関係する概念として予定、推量、意志・希望、命令・勧誘、当然、当為・義務、可能など(これらは言語学上は法に当たる)がある。言語によってこれらを未来時制で表現したり、表現し分けたり、また別の形式で表現したりする。 過去から見た未来を表現する時制は過去未来時制という。これについては現実と異なる場合もあり、直説法ではなく条件法現在形として扱われることもある。.

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文法

文法(ぶんぽう、grammar)とは、言語の体系、およびそのモデル、およびそれをもとにした、ある個別言語の話し手が従うべき規範である。この記事ではもっぱら自然言語の文法について扱う。形式言語の文法については形式文法の記事を参照のこと。なお、「文法論(grammar)」という語が指すものと「統語論(syntax、分野等によっては構文論とも)」という語が指すものが同一のものであるとして扱われている場合もあるが、ここでは別とする。.

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日本語

日本語(にほんご、にっぽんご「にっぽんご」を見出し語に立てている国語辞典は日本国語大辞典など少数にとどまる。)は、主に日本国内や日本人同士の間で使用されている言語である。 日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」として学習を課されるなど、事実上、唯一の公用語となっている。 使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、および日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3千万人以上と考えられている。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。 日本で生まれ育ったほとんどの人は、日本語を母語とする多くの場合、外国籍であっても日本で生まれ育てば日本語が一番話しやすい。しかし日本語以外を母語として育つ場合もあり、また琉球語を日本語と別の言語とする立場を採る考え方などもあるため、一概に「全て」と言い切れるわけではない。。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。 2017年4月現在、インターネット上の言語使用者数は、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語、マレー語に次いで7番目に多い。.

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所有 (言語学)

言語学における所有(しょゆう)とは、2つの対象物(または人)の間の非対称的な関係、あるいはその表現形式をいう。具体的には、一方の対象が他方の対象を手に持つ、所持する、支配・制御する、一部分として含む、属性として持つ、家族・親族として関係を持つなどの関係を表す。.

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時制

時制(じせい)、時称(じしょう)、あるいはテンス(tense)とは、発話の中で規定される言語学的な時間を示す文法範疇である。一般に動詞の標識として現れるが、名詞に時制が現れる言語もある。日本語では、非過去の「ル(厳密には母音の「ウ」)」と過去の「タ」で表される。.

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時間

人類にとって、もともとは太陽や月の動きが時間そのものであった。 アイ・ハヌム(紀元前4世紀~紀元前1世紀の古代都市)で使われていた日時計。人々は日時計の時間で生きていた。 砂時計で砂の流れを利用して時間を計ることも行われるようになった。また砂時計は、現在というものが未来と過去の間にあることを象徴している。くびれた部分(現在)を見つめる。すると時間というのは上(未来)から流れてきて下(過去)へと流れてゆく流れ、と感じられることになる。 時間(じかん)は、出来事や変化を認識するための基礎的な概念である。芸術、哲学、自然科学、心理学などの重要なテーマとなっている。それぞれの分野で異なった定義がなされる。.

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