7 関係: 姿勢制御、宇宙空間、宇宙遊泳、宇宙飛行士、エドワード・ホワイト、ジェミニ4号、セルフレスキュー用推進装置。
姿勢制御
姿勢制御(しせいせいぎょ)とは姿勢を制御すること。姿勢とはなんらかの物体がいかなる方向を向いているか、ということであり、一般にベクトルの組などで表される。ロボットなどでも多用される語だが、以下ではもっぱら宇宙機のそれについて説明する。.
宇宙空間
地球大気の鉛直構造(縮尺は正しくない) 宇宙空間(うちゅうくうかん、)は、地球およびその他の天体(それぞれの大気圏を含む)に属さない空間領域を指す。また別義では、地球以外の天体を含み、したがって、地球の大気圏よりも外に広がる空間領域を指す。なお英語では を省いて単に と呼ぶ場合も多い。 狭義の宇宙空間には星間ガスと呼ばれる水素 (H) やヘリウム (He) や星間物質と呼ばれるものが存在している。それらによって恒星などが構成されていく。.
宇宙遊泳
MMUを装着して自由飛行するブルース・マッカンドレス飛行士 カナダアーム2の先端に足を固定して船外活動を行うスティーヴ・ロビンソン飛行士 宇宙遊泳(うちゅうゆうえい, spacewalk)とは、宇宙服を着た宇宙飛行士(船外活動員)が宇宙船の外に出て活動すること。船外活動 (extra-vehicular activity; EVA)で行う作業の一種である。本項では、宇宙遊泳のことだけでなく船外活動全般も含めて表記する。 宇宙遊泳が開始された当初は、命綱で宇宙飛行士と宇宙船を繋いで船内から酸素の供給などを行っていた。現在では、宇宙服自体に酸素を供給する機能が付与されているため、移動の自由度は増している。しかし、安全上の理由で命綱を使用するのが基本的なルールである。スペースシャトルでは初期のミッションにおいて、自由に移動噴射や姿勢制御ができる有人機動ユニット(MMU)を使用したことがあったが、実用的ではなかったため使用されなくなった。近年では、スペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームの先端に足場を固定して行われる事が多い。.
宇宙飛行士
ユーリイ・ガガーリン アポロ計画でのニール・アームストロング NASAでの毛利衛 MMU) を使用して宇宙遊泳を行なっている。 宇宙飛行士(うちゅうひこうし、、ソ連/ロシアの飛行士はコスモノート カスマナーフト kosmonavt、中国の飛行士は宇航員や太空人と呼ぶのが通例)とは、宇宙船による大気圏外の飛行を行なうよう選ばれた人のこと。.
エドワード・ホワイト
ドワード・ヒギンズ・ホワイト2世(Edward Higgins White, II、1930年11月14日 - 1967年1月27日)はアメリカ空軍の将校で、アメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士である。180cm、80kg。1965年6月3日、彼はアメリカ人初の宇宙遊泳を行った。ホワイトは、アポロ1号の訓練中の事故で死亡し、死後に合衆国名誉宇宙飛行士勲章を授与された。それ以前にも、ジェミニ4号の飛行に対して、NASA宇宙飛行メダルを受章している。.
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ジェミニ4号
ェミニ4号 (Gemini IV)はアメリカ合衆国の有人宇宙飛行であるジェミニ計画で打ち上げられた宇宙船およびその宇宙飛行計画。ジェミニ宇宙船としては4番目のものであり、1965年6月3日に打ち上げられた。アメリカでははじめて宇宙遊泳が行なわれた。.
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セルフレスキュー用推進装置
Mark C. Lee SAFER セルフレスキュー用推進装置SAFER(-ようすいしんそうち、Simplified Aid for EVA Rescue: SAFER)とは、スペースシャトルや国際宇宙ステーション (ISS) の乗組員が船外活動 (EVA) を行なう時に誤って飛ばされてしまった場合でも、自分で戻れるようにするための小型・独立型の緊急用の推進装置である。不測の事態でのみ使うことを目的として、有人機動ユニット (MMU) を小型化・簡略化したものである。 STS-88(2A)以降、ISSで米国の宇宙服船外活動ユニット (EMU) を装着する船外活動では、SAFERの装着が義務づけられている。SAFERは、ジョンソン宇宙センターにある NASA のロボット工学部門で開発された。初めて使われたのは STS-64 で、命綱無しでの飛行テストが行なわれた。STS-88から実用装備が開始された。SAFER は重さ約34kg(76lb)であり、窒素ガスの噴射で推進力を発生させるものであり、ΔVの合計は少なくとも3m/s(10ft/s)である。使用する時は、右側の腰の下からハンドコントローラを取り出し、胸の所に設置して、操縦を行う。2009年末まで、試験目的以外で使用されたことは1度もない。 STS-121においてピアーズ・セラーズがEVAの最中に、SAFERの左側面にあるラッチを意図せずに何かにぶつけて、ラッチ解除の位置に移動してしまったため、マイケル・E・フォッサムがテザーでSAFERが外れないように仮固定し、船外活動は続けられた。その後のSTS-121、STS-115の船外活動では、ラッチが不意に開かないようにカプトンテープで予防的に固定された。 STS-116からは、ラッチの誤動作防止のためのカバーが開発されて装備されている。.
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