52 関係: 司令官、参謀、大砲、大日本帝国陸軍、小隊、少佐、師団、中尉、中佐、中隊、バズーカ、ブローニングM1919重機関銃、ブローニングM2重機関銃、ドイツ陸軍 (国防軍)、判任官、オードナンス QF 6ポンド砲、カンボジア、兵科、国際連合平和維持活動、第1空挺団 (陸上自衛隊)、第1騎兵師団 (アメリカ軍)、第二次世界大戦、独立部隊、職種 (陸上自衛隊)、駐屯地司令、軍、軍団、軍集団、軍曹、迫撃砲、重火器、重戦車大隊、自衛隊カンボジア派遣、通信科 (陸上自衛隊)、連隊、陸上自衛隊、陸軍、M1 81mm 迫撃砲、M2 60mm 迫撃砲、業務車3号、機甲科、機関銃、武装親衛隊、歩兵、歩兵砲、戦術、施設科、日本、日本軍、旅団、...、普通科 (陸上自衛隊)、73式小型トラック。 インデックスを展開 (2 もっと) »
司令官
司令官(しれいかん、Commander)とは、主に陸軍なら「軍」以上、海軍なら「艦隊」以上等、ある程度の大きな規模を有する単位の部隊(部隊#部隊の単位や近代陸軍の編制#部隊の単位等参照)を指揮する指揮官(部隊長、長)に充てられる役職。.
参謀
参謀(さんぼう、英:Military staff)とは、軍隊などの軍事組織において高級指揮官の幕僚として、作戦・用兵などに関して計画・指導にあたる将校の役職。.
大砲
大砲(たいほう)は、火薬の燃焼力を用いて大型の弾丸(砲弾)を高速で発射し、弾丸の運動量または弾丸自体の化学的な爆発によって敵および構造物を破壊・殺傷する兵器(武器)の総称。火砲(かほう)、砲とも称す。.
大日本帝国陸軍
大日本帝国陸軍(だいにっぽんていこくりくぐん、だいにほんていこくりくぐん、旧字体:大日本帝國陸軍)は、1871年(明治4年) - 1945年(昭和20年)まで日本 (大日本帝国) に存在していた軍隊組織である。通常は、単に日本陸軍や帝国陸軍と呼ばれた。解体後は、陸上自衛隊との区別などのため旧日本陸軍もしくは旧帝国陸軍という名称も使用される。.
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小隊
小隊(しょうたい)は、軍隊の編成において中隊より下位で分隊より上位の部隊。小隊は、概ね2個から4個の分隊(陸上自衛隊普通科連隊において班)で編成され、10人から50人程度の兵員を有する。指揮官には下級将校又は上級下士官が補職される。英語ではPlatoonで略称は「Pt」とされる。.
少佐
少佐(しょうさ)は軍隊の階級の一。佐官に区分され、中佐の下、大尉の上に位置する。北大西洋条約機構の階級符号では、OF-3に相当する。 アメリカ軍を始めとして主要国の軍隊では、大尉から少佐に昇進する時に特別な専門教育を受ける。これは少佐以上の階級の軍人は、一つの作戦単位の指揮官となることを求められるからである。そのため能力の不十分な大尉は、少佐に昇進することができないまま除隊することが多い。士官にとっては、一つの出世の壁と言っても良い。 企業に例えれば「副部長クラス」に相当し、将来的な幹部候補として出世コースに歩むことになる。経営陣(上官)の下につき、現場での直接指揮をする役割を担う。つまり、個人での能力以外に、「現場での集団への指揮能力」を認められた者に与えられる役職であると言える。.
師団
師団(しだん、Division)は、軍隊の部隊編制単位の一つ。旅団・団より大きく、軍団・軍より小さい。師団は、主たる作戦単位であるとともに、地域的または期間的に独立して、一正面の作戦を遂行する能力を保有する最小の戦略単位とされることが多い。多くの陸軍では、いくつかの旅団・団または連隊を含み、いくつかの師団が集まって軍団・軍等を構成する。 師団の編制については、国や時期、兵科によって変動が大きいが、21世紀初頭現代の各国陸軍の師団は、2~4個連隊または旅団を基幹として、歩兵、砲兵、工兵等の戦闘兵科及び兵站等の後方支援部隊などの諸兵科を連合した6千人から2万人程度の兵員規模の作戦基本部隊である。多くの国において師団長には少将が補せられるが、日本やブラジル等中南米の幾つかの国のように中将が補せられる国もあり、またソ連・ロシアや東ドイツ等の旧東欧諸国では大佐が務める例も見られる。 師団は、幕僚部(師団参謀部・師団副官部・師団法務部など)を固有する、最小の部隊でもある。.
中尉
中尉(ちゅうい)は、軍隊の階級の一。将校(士官)に相当。尉官に区分され、大尉の下、少尉の上に位置する。.
中佐
中佐(ちゅうさ)は軍隊の階級の一。佐官に区分され、大佐の下、少佐の上に位置する。北大西洋条約機構の階級符号では、OF-4に相当する。.
中隊
中隊(ちゅうたい)は、軍隊の部隊編成の単位で、小隊の上、大隊の下に位置する。一般的には歩兵なら約200人(4個小隊相当)、砲兵では4門か6門だが、兵科、装備、時代によって規模はさまざまである。 西洋語では兵科によって異なる語を当てる。英語にすると、歩兵と工兵の中隊はCompany、砲兵はBattery、騎兵や戦車、装甲車はtroop、ヘリコプターなどの部隊はsquadronである(squadronは、空軍や海軍航空隊の飛行隊の意味もある)また、警察(機動隊など)や消防などにも中隊単位の編成がされる場合もある。.
バズーカ
朝鮮戦争におけるM20スーパーバズーカ(左)とM9バズーカ(右) 89mm(3.5インチ)ロケット弾(画像上)と60mm(2.36インチ)ロケット弾(画像中段および下) バズーカ(Bazooka)は、アメリカ合衆国で開発された携帯式対戦車ロケット弾発射器の愛称である。 戦後アメリカから西側諸国に多数が供与され、携帯対戦車兵器の代名詞的にもなったため、以来同様の対戦車ロケット弾発射器や無反動砲を一般名詞的に「バズーカ」と呼ぶこともある(後述#名称についてを参照)。.
ブローニングM1919重機関銃
ブローニングM1919重機関銃(ブローニングM1919じゅうきかんじゅう)は、1919年にアメリカ合衆国で開発された重機関銃である。.
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ブローニングM2重機関銃
ブローニングM2重機関銃(ブローニングエムツーじゅうきかんじゅう)は、ジョン・ブローニングが第一次世界大戦末期に開発した重機関銃である。 M2がアメリカ軍に制式採用されたのは1933年であるが、信頼性や完成度の高さから現在でも世界各国で生産と配備が継続されている。.
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ドイツ陸軍 (国防軍)
ドイツ陸軍(Heer (ヘーア))は、1935年から1945年までの期間に設置されていたドイツ国防軍(Wehrmacht)の陸軍である。 第二次世界大戦中に電撃戦や、パンツァーカイルなど多くの新戦術を生み出し、開戦時の緒戦では圧倒的優位にあったが、大戦後期には物量の差により連合軍に対して劣勢に立たされた。.
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判任官
判任官の位置づけ 判任官(はんにんかん)は、1871年8月に官等を改定した際に八等出仕以下を意味し、明治憲法下の下級官吏の等級であった。高等官(勅任官・奏任官)の下に位置していた。第2次世界大戦終結後は三級(官)と改められた。例えば検察庁法(昭和22年法律第61号)第27条第2項では「検察事務官は、二級又は三級とする。」と定めている。 判任官は天皇の任命大権の委任という形式を採って各行政官庁が任命していた。雇員・傭人と異なり、国家と公法上の関係に立つ官吏である。一等から四等までに分かれていた。なお、判任官ではないが、判任官に準じるものとして判任待遇という位置づけも存在していた。 文官はそれぞれの職務に応じて等級が分かれていた。ただし、警察官など階級で分かれる官吏は、次の武官と同じく階級ごとに等級が分かれていた。警察官の場合、警部、警部補が判任官であり、巡査部長、巡査は判任待遇であった。 旧陸海軍は下士官が判任官に相当した。奏任官同様に階級ごとに等級が決まっていた。その下の兵は、帝国臣民(男子)の義務たる徴兵を通して皆が皆、軍に入営・入団するという建前から官吏とは認められていなかった。.
オードナンス QF 6ポンド砲
ードナンス QF 6ポンド砲(オードナンス QF 6ポンドほう、)は、第二次世界大戦初期にイギリスが開発した対戦車砲であり、6ポンド対戦車砲とも呼ばれる。 同砲は戦車砲として第二次世界大戦中期の戦車にも搭載され、アメリカ軍もM1 57mm砲として制式採用し、ライセンス生産を行っている。.
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カンボジア
ンボジア王国(カンボジアおうこく、ព្រះរាជាណាចក្រកម្ពុជា)、通称カンボジアは、東南アジアのインドシナ半島南部の立憲君主制国家。ASEAN加盟国、通貨はリエル、人口1,513万人、首都はプノンペン。1970年にカンボジア王国が倒れてから勃発したカンボジア内戦を経て、1993年に誕生した。 南はタイランド湾に面し、西はタイ、北はラオス、東はベトナムと国境を接する。国民の90%以上が、クメール語(カンボジア語)を話し、仏教(上座部仏教)を奉ずるクメール人(カンボジア人)である。国歌は素晴らしき王国である。.
兵科
兵科(へいか)とは、狭義には軍隊において軍人に割り当てられた職務区分のうち、主に直接的な戦闘を担当する区分のこと。広義には、戦闘職務以外の後方職務を含む区分全体のこと。さらに狭義の兵科においてより細分化された特技職区分(兵種と称す)を指すこともある。そのため、単に「兵科」といっても多様な用いられ方をする。 例として、大日本帝国陸軍では主に戦闘を担当する区分を「兵科」、後方職務を「各部」と区分し、さらに兵科の一部には細分化された「兵種」を内部に置いていた。しかし1940年9月の改正により、歩兵科といった兵科の区分(「兵科区分」)を憲兵を除いて廃止し、単一の「兵科」としている(「各部」および「兵種」は存続)。陸上自衛隊では戦闘を担当する職務以外を含めて、「職種」という。.
国際連合平和維持活動
青色が現在活動中。水色が過去に活動を実施した地域 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で展開するノルウェー軍の兵士(1992年) UNIFILのYP-408装甲兵員輸送車。白に塗色されるのが通例である 国際連合平和維持活動(こくさいれんごうへいわいじかつどう、)は、国連憲章でうたわれた集団安全保障を実現し、紛争において平和的解決の基盤を築くことにより、紛争当事者に間接的に平和的解決を促す国際連合の活動である。日本ではPKO(ぴーけいおー)と略されることが多い。PKOに基づき派遣される各国軍部隊を、国際連合平和維持軍(こくさいれんごうへいわいじぐん、United Nations Peacekeeping Force)という。日本ではPKF(ぴーけいえふ)とも略されるという。.
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第1空挺団 (陸上自衛隊)
1空挺団(だいいちくうていだん、JGSDF 1st Airborne Brigade)は、陸上自衛隊の団のひとつで、特殊作戦群が創設されるまでは陸上自衛隊唯一の空挺部隊であった。 陸上総隊隷下で千葉県船橋市の習志野駐屯地に団本部を置く。部隊の標語は「精鋭無比」。陸上自衛隊唯一の特殊部隊である特殊作戦群の母体ともなった。.
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第1騎兵師団 (アメリカ軍)
1騎兵師団(だいいちきへいしだん、U.S.Army 1st Cavalry Division)は、アメリカ陸軍の師団の一つ。アメリカ陸軍第三軍団の隷下でもっとも大規模な師団である。第二次世界大戦以降アメリカの関わった全ての紛争に参加している。師団司令部はテキサス州フォート・フッドに所在。名前は騎兵師団だが現在のアメリカ軍で馬は特殊な儀礼、祭典のみに用いられるのみで実戦には投入されない。.
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第二次世界大戦
二次世界大戦(だいにじせかいたいせん、Zweiter Weltkrieg、World War II)は、1939年から1945年までの6年間、ドイツ、日本、イタリアの日独伊三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス、ソビエト連邦、アメリカ 、などの連合国陣営との間で戦われた全世界的規模の巨大戦争。1939年9月のドイツ軍によるポーランド侵攻と続くソ連軍による侵攻、そして英仏からドイツへの宣戦布告はいずれもヨーロッパを戦場とした。その後1941年12月の日本とイギリス、アメリカ、オランダとの開戦によって、戦火は文字通り全世界に拡大し、人類史上最大の大戦争となった。.
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独立部隊
立部隊(どくりつぶたい)とは、軍隊の編成において師団などの上位組織に所属していない、軍団長や軍・軍集団司令官など上級部隊指揮官の直接麾下に入る部隊である。一般的には大隊規模の部隊として編成される、これは大隊が独立した活動を行うことができる最も小さな戦術単位であるからである。.
職種 (陸上自衛隊)
職種(しょくしゅ)は、1等陸佐以下の陸上自衛官に割り当てられ、素質及び技能に基づいて指定することで、その配置及び教育訓練を適正にし、もって個人及び部隊の能率を向上し、かつ、人事管理を容易にすることを目的とした職務区分をいう。旧軍においては兵科(Branch、Truppengattung)と呼ばれた。「陸上自衛官の職種に関する訓令」(平成13年陸上自衛隊訓令第18号)では15種だが、一般向けの解説では野戦特科と高射特科を分けて16種としている - 防衛省。.
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駐屯地司令
屯地司令(ちゅうとんちしれい)は、陸上自衛隊の駐屯地に置かれる役職である。分屯地に置かれるものは分屯地司令と呼ばれる。また、航空自衛隊の基地や分屯基地においてはこれに相当するものとして基地司令・分屯基地司令がある。なお、海上自衛隊において基地司令という用語が用いられる場合があるが、正しくは「基地隊司令」・「基地業務隊司令」となる(類似の補職名に「群司令」・「隊司令」があるが任務は異なる)。すべての駐屯地(分屯地・基地・分屯基地)司令は兼任であり、専任の司令は存在しない。 以下、本項において陸上自衛隊は駐屯地と分屯地の「司令職」について扱うが、航空自衛隊の「基地司令」と「分屯基地司令」についてもほぼ同様の任務を有するため、本項でとりまとめて扱うものとする。.
軍
軍(ぐん、army)は、軍隊の部隊編制単位の一つ。戦略単位としての性格を持ち、主に陸軍部隊の編成をする際に用いられる。おおむね軍団・師団の上、軍集団・方面軍の下に位置するが、その規模や位置づけは国と時代によって多少の差異がある。.
軍団
軍団(ぐんだん、corps, army corps)は、陸軍の編成上の単位のひとつである。.
軍集団
軍集団(ぐんしゅうだん、)とは、近代陸軍の編制の一つであり、部隊の規模を示す。2個以上の軍を束ねたものであり、さらに軍集団は複数束ねられて総軍()あるいは戦域軍()となる。 呼び方は国や時代により差がある。アメリカ軍、イギリス軍、ドイツ国防軍などでは軍集団と呼ぶが、日本陸軍では方面軍、赤軍やポーランド軍では戦線と呼ばれた。.
軍曹
軍曹(ぐんそう)は、.
迫撃砲
迫撃砲(はくげきほう、mortar)は、簡易な構造からなる火砲で、高い射角をとることから砲弾は大きく湾曲した曲射弾道真空中であれば砲弾は放物線を描くが、迫撃砲は最も強く空気抵抗の影響を受けるため砲弾の落下角度は垂直に近くなる。詳しくは斜方投射を参照を描く。 少人数で運用でき操作も比較的簡便なため、砲兵ではなく歩兵の装備であることが一般的で、最前線の戦闘部隊にとっては数少ない間接照準による直協支援火器の一つである。 射程を犠牲にして砲口初速砲口初速(muzzle velocity)とは、砲身から射出された直後の砲弾の飛翔速度のこと。単に初速ともいう。砲弾が砲身内を進んでいる間は装薬の燃焼ガスによる圧力で加速し続けるため、長砲身であるほど初速は高くなる(ただしバランスがあり、砲身長が長ければ長いほど良いとは限らない)を低く抑えているため、各部の必要強度を抑えられ、全体を小型化かつ軽量化できる。また、射撃時の反動は地面に吸収させる方式によるため駐退機や復座機といった反動制御機構を省略し、機構を簡素化することができる。多くは砲口装填式(前装式)のため閉鎖機も不要であり、同口径「口径」には二通りの意味があり、ストレートに砲口直径が何mmであるかを指す場合(例えば「口径155mm」と表記)と、砲身長が砲口直径の何倍であるかを指す場合(例えば「71口径88mm砲」と表記)がある。後者は「口径長」を略した「口径」である。紛らわしいのが拳銃や小銃・機関銃などの口径表記で、例えば30口径は銃身長ではなく口径7.62mmを指す。50口径なら12.7mmで、これは1インチ(25.4mm)の0.3倍、0.5倍であることから。.30.50」と表記することもあるの榴弾砲と比べ極めて軽量・コンパクトである。小中口径迫撃砲は分解して担いででも携行でき、120mmクラスの重迫撃砲も小型車輌で牽引できるなど可搬性に優れる。 低い命中精度や短い射程といった短所もあるが、軽量で、大きな破壊力をもち、速射性に優れ、安価で生産性に優れるなど、多くの長所を有している。そのため、かつて師団砲兵の標準的な装備の一つであった105-122mmクラスの榴弾砲が近年では120mm迫撃砲に更新されつつあり、このことも本砲の有用性を示している。 本稿では、最も一般的な81mm及び120mmクラスの(自走式でない)迫撃砲を中心に、その他の迫撃砲、他の火砲との比較、更に古代の曲射弾道兵器から迫撃砲に至る発展の歴史などについても敷衍する。.
重火器
重火器(じゅうかき)は火器のうち相対的に大型のものを表し、小火器の対立概念である。したがって重火器は多義であり、一般的な万人に受け入れられる定義は存在しない。その文脈から意味を汲取ることが必要である。.
重戦車大隊
ティーガーII 重戦車大隊(じゅうせんしゃだいたい、独:Schwere Panzer-Abteilung、略号:s.Pz.Abt.)は第二次世界大戦中のドイツ国防軍で編成された重戦車による戦車大隊。陸軍または軍団直轄の独立部隊として編成され、ティーガーI、ティーガーII重戦車の大部分はこれらの独立重戦車大隊で集中運用された。初期には随伴の中戦車を含む編制であったが、後に重戦車のみの編制に改められた。.
自衛隊カンボジア派遣
自衛隊カンボジア派遣(じえいたいカンボジアはけん)とは、1992年(平成4年)9月以降、自衛隊が国際平和協力法に基づいて国際連合平和維持活動(PKO)の一環として、カンボジアへ派遣されたことをいう。 自衛隊からは施設大隊(施設科部隊)及び停戦監視要員が派遣された。同時に、自衛隊以外からは文民警察要員及び選挙監視要員の派遣も行われた。 自衛隊にとっては、自衛隊ペルシャ湾派遣に続く2度目の海外派遣であったが、陸上自衛隊にとっては初、国際連合の枠組みで活動するPKOとしても初の試みであった。.
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通信科 (陸上自衛隊)
通信科(つうしんか、Signal)は、陸上自衛隊の職種の一つ。他国軍隊における通信兵に相当する。通信組織を構成・維持・管理し戦闘能力発揮の基盤となるほか、電子戦や隊内の映像・写真撮影、通信電子器材の整備等を行う。戦闘支援職種であるが行動の特性から車両の充足率は極めて高い。職種標識の色は青。.
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連隊
連隊(れんたい、聯隊とも、Régiment、regiment)は、近世以降の陸軍の部隊編制単位のひとつである。ヨーロッパにおいて16世紀末までに成立した。統治を意味するregimeの語幹が意味する通り、連隊は管理・行政用の単位で、そのまま一つの駐屯地・兵営に相当することが多い。このため、戦時編制としては上位の旅団か、下位の大隊が重視される。師団が普及するまでは徴兵と管理の基本単位で、それ以後は同一兵科で編成される最大の部隊であった。諸兵科の混成が進んだ現代では独自の意義は薄れた。 本来ならば旅団の下で大隊の上にあたるが、旅団・連隊・大隊のいずれかを中抜きする編制を採ることもあるので、師団のすぐ下に連隊を置く編制(アメリカ海兵隊やロシア陸軍、ロシア空挺軍など)や連隊のすぐ下に中隊を置く編制(フランス陸軍や陸上自衛隊など)、さらに連隊を置かず旅団のすぐ下に大隊を置く編制(アメリカ陸軍など)も現代では珍しくない。第二次世界大戦後の連隊の人員は3000名程度ほど。連隊長には、通常大佐が充てられるが、場合によっては中佐が充てられることもある。.
陸上自衛隊
上自衛隊(りくじょうじえいたい)は日本の自衛隊のうちの陸上部門にあたる組織である。また、官公庁の一つであり、防衛省の特別の機関の集合体である。 略称陸自(りくじ)、英称 Japan Ground Self-Defense Force (JGSDF)。諸外国からは Japanese Army(日本陸軍の意)に相当する語で表現されることがある。.
陸軍
軍(りくぐん、army, ground force)は、主に陸上において軍事作戦を遂行する軍隊の一種である。.
M1 81mm 迫撃砲
M1 81mm 迫撃砲(M1 Mortar)は、アメリカ軍が使用した口径81mmの中迫撃砲である。.
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M2 60mm 迫撃砲
M2 60mm迫撃砲()は、アメリカ軍が第二次世界大戦-ベトナム戦争にかけて使用した軽迫撃砲である。.
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業務車3号
業務車3号(ぎょうむしゃさんごう)は、陸上自衛隊及び航空自衛隊の装備。.
機甲科
機甲科(きこうか、Armor)は、陸上自衛隊の職種の一つで、主に戦車部隊や偵察部隊などを構成するものである。職種学校は富士学校である。職種標識の色は橙。.
機関銃
機関銃(きかんじゅう、)は、弾薬を自動的に装填しながら連続発射する銃である。略称は「機銃」、英語とドイツ語機関銃はドイツ語では「Maschinengewehr」と言うでは「MG」。 狭義には、フルサイズ当時の小銃で使用されていた7.62mmや7.92mmクラスの弾丸の事で、単射を前提としているので反動が強い。後に反動が弱く連射しやすい中間弾を使用するアサルトライフルが登場したため、区別上、以前の単射を前提とした小銃弾をフルサイズと呼ぶの小銃弾を断続的に発射することで戦場を広範囲に制圧できるものを指し、本稿ではこれを解説する。 広義には、拳銃弾を使用する短機関銃、拳銃弾とフルサイズ小銃弾の中間にあたる弾丸を使用するアサルトライフル、全自動射撃に向かないながらも一応はそれが可能な自動小銃(バトルライフル)などが含まれるが、乱暴なくくりであり、ほとんど用いられない。英語でこのニュアンスを指す場合は"machine gun"ではなく"fully automatic firearm"が該当する。.
武装親衛隊
武装親衛隊(ぶそうしんえいたい、Waffen-SS)は、国家社会主義ドイツ労働者党の親衛隊における武装組織である。.
歩兵
2歩兵師団所属の歩兵 歩兵(ほへい、Infantry)は、軍隊における兵科の一つであり、戦場を徒歩で行動する兵士のこと。(戦場にたどり着くまでは馬や自動車などさまざまな移動手段を用いても戦場において徒歩であれば歩兵である)。最古かつ最も基本的な兵科であり、歩兵の存在しない軍隊は存在しない。最も柔軟性の高い兵科でもあり、あらゆる戦場で姿を見ることができる。自衛隊用語では普通科という。 いかに軍の機械化が進んでも、諸兵科連合を構成したり、都市・拠点を確保したりするのには歩兵の存在が不可欠である。近年は非対称戦への要求が高まり、占領地の治安維持や平和維持活動に従事する特別な訓練を受けさせた歩兵の需要が増している。.
歩兵砲
M1927 76mm歩兵砲 歩兵砲(ほへいほう)とは、歩兵に対する直接火力支援を行うため歩兵科が独自に運用する火砲の一種。多くの対戦車砲と同様に、砲兵科の管轄下ではないことが最大の特徴であり、比較的小型軽量な榴弾砲であることが多い。英語ではしばしばIG (Infantry Gun)と略される。広義には迫撃砲を含むが、一般に歩兵砲と呼ぶ場合は閉鎖機と駐退復座機をもつ通常形式の火砲を指す。 歩兵砲の機能は、歩兵がトーチカ・機関銃陣地・戦車など、標準装備である小火器では対処が困難な敵目標に遭遇した場合、これに打撃を加え、無力化することである。 本来、砲の運用は専門の砲兵の任務であるが、頑強な敵陣地や戦車の攻撃に遭遇した歩兵部隊が現場から砲兵に連絡するには、前線 -> 歩兵部隊司令部 -> 砲兵司令部 -> 砲兵の現地部隊 という正規の経路では時間がかかりすぎた。まして無線がなく、作戦連絡を有線電話か伝令に頼っていた時代はなおさらであった。 そのため、歩兵部隊の前進に随伴し、歩兵自身が扱える、軽量で移動性に優れた火砲が、どうしても必要であった。そのため歩兵砲は一頭か二頭の馬、あるいは人力でも移動できる軽量性と機動性が最優先で設計され、射程や威力は犠牲にされた。 日本の歩兵砲の射程や威力は、砲兵の用いる同クラスの口径の榴弾砲よりも小さい場合が多いが、これは敵陣に対する直接射撃など比較的近距離で用いられることと、歩兵科と砲兵科の管轄争いの結果、砲兵科の領分を侵さない程度に性能が抑えられたものである。その程度は各国陸軍部内における両兵科の発言力など国によって異なり、ドイツでは口径150ミリの強力な大型歩兵砲も運用された。 また山砲は分解搬送が容易で比較的軽量であることから、歩兵砲用途にも適しており、旧式化した山砲を歩兵科に融通転用した例も少なくない。 現代ではRPGなど打撃力に優れた携帯用歩兵火器が普及したこと、また無線の発達で航空支援が迅速かつ容易になったことで、歩兵砲という分類の火砲は完全にすたれた。.
戦術
戦術(せんじゅつ、Tactics)は、作戦・戦闘において任務達成のために部隊・物資を効果的に配置・移動して戦闘力を運用する術である。そこから派生して言葉としては競技や経済・経営、討論・交渉などの競争における戦い方をも意味するようになる。理論的・学問的な側面を強調する場合は戦術学とも言う。.
施設科
米陸軍工兵科の兵科区分徽章。 破壊筒による障害処理の訓練 重機(油圧ショベル)を操作する第5施設群の隊員 施設科(しせつか、Engineer)は、陸上自衛隊の職種の一つ。他国、旧日本軍などでは「工兵」と呼ばれる。作戦の全局面において施設技術能力を駆使し、主として戦闘支援、兵站支援及び情報支援を行って諸部隊を支援することを任務とする。職種標識の色はえび茶。.
日本
日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.
日本軍
日本軍(にほんぐん、にっぽんぐん)は、広義には日本が有する軍隊のことであるが、狭義には第二次世界大戦以前(以下戦前)の日本が保持していた軍隊(帝国陸軍と帝国海軍の両軍)を指す。第二次世界大戦の敗戦により軍は解体されたため、戦後は旧日本軍(きゅうにほんぐん、きゅうにっぽんぐん)、旧軍(きゅうぐん)などと略称する。また、戦前からの名称・呼称としては陸海軍(りくかいぐん)、帝国陸海軍(ていこくりくかいぐん)、国軍(こくぐん)、皇軍(こうぐん、すめらみいくさ)、官軍(かんぐん)などがある。 戦後、日本の防衛組織として創設された「自衛隊」については、日本国内では「日本軍」と称されることはほとんどない。日本語以外の言語地域では正式には英語名称で「Japan Self-Defense Forces」など「自衛隊」に相当する語で表現するが、「日本軍」に相当する語(「Japanese military」、「Japan Armed Forces」など)で表す場合もある。本項では「旧日本軍」について詳述する。.
旅団
旅団(りょだん、Brigade)は、陸軍編成上の単位のひとつで、師団よりも小さく、連隊と同等又はこれよりも大きい単位で、1,500名から6,000名程度の兵員によって構成される部隊をいう。日本語にいう旅団の語は古代中国の軍隊の単位である旅に由来する。「Brigade」はケルト語のbriga(争い)に由来するという。 英軍のBrigadier(准将あるいは上級大佐)は本来は「旅団の長」そのものであった。よって、諸外国の陸軍では旅団長には伝統的には准将級(旧ロシア帝国軍や現在のロシア陸軍・ブラジル陸軍・中華民国陸軍等准将を置かない軍隊では少将)が充てられてきたが、アメリカ陸軍では大佐が充てられ、中国人民解放軍ではそれぞれ上級大佐・大佐に相当する大校・上校が充てられる。また、ドイツ連邦軍、ポルトガル軍等では准将が充てられる事もあれば、大佐の旅団長の例も珍しくない。 将官の階級を3段階として准将級の階級を置かなかった旧日本陸軍では少将が、将官の階級を2段階とした陸上自衛隊では陸将補(少将相当)がそれぞれ充てられる。.
普通科 (陸上自衛隊)
上自衛隊における普通科(ふつうか、Infantry)は、職種の一つで、軍隊に於ける歩兵科相当の呼称である。職種標識の色は赤。 師団等あるいは諸職種連合部隊(戦闘団等)の基幹部隊となり、各種戦術行動において主として近接戦闘により、敵を撃破または捕捉し、あるいは必要な地域を占領確保するのが使命である。89式5.56mm小銃、06式小銃てき弾やミニミ軽機関銃など小火器による直接照準火力、L16 81mm 迫撃砲や120mm迫撃砲 RTなど迫撃砲による間接照準火力、中距離多目的誘導弾や01式軽対戦車誘導弾など対戦車兵器による対装甲火力、そして普通科隊員による近接戦闘能力を備えている。各種車両または徒歩で行動し、いわゆる機械化歩兵部隊、あるいはヘリボーン部隊等として行動することもある。陸上自衛隊の中では最も基本となる職種であり、人員も多い。.
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73式小型トラック
73式小型トラック(ななさんしきこがたトラック)は、1973年(昭和48年)に採用された自衛隊の汎用小型軍用車両(トラック)である。三菱自動車工業(パジェロ製造)が製造するが、現在は2種類の車両がある。 なお、「73式」となっているが、製造コストの削減・部品の共通化・民生品の活用の一環から2003年度以降「制式化」対象から除外され、以後の正式名称については「1/2tトラック」に変更された。 旧型は「ジープ」、新型は「パジェロ」の通称がある。.
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