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夏至南風

索引 夏至南風

夏至南風(カーチーベー)は、沖縄県において梅雨明け直後に吹く、湿気を帯びた南~南西の比較的強い風である。夏至の頃に吹く南風ということから夏至南風と呼ばれる。沖縄では梅雨明けを知らせる季節風として知られている。宮古・八重山地方では「カーチーバイ」と呼ばれるほか、呼称については「カーチベー」「カーチバイ」など、沖縄県内においても地域差がある。.

21 関係: 南西諸島夏至太平洋高気圧宮古列島小笠原諸島伊豆諸島地衡風モンスーンコリオリの力八重山列島等圧線熱帯収束帯華南華中貿易風那覇市長野まゆみ梅雨沖縄県沖縄気象台

南西諸島

南西諸島(赤枠内)と当諸島を構成する島嶼群。 南西諸島(なんせいしょとう)は、九州南端から台湾北東にかけて位置する島嶼群である仲田(2009年)p.10『角川日本地名大辞典 47.沖縄県』「南西諸島」(1991年)p.550中村(1996年)p.2河名(1988年)p.11。 北から南へ、大隅諸島、吐噶喇列島、奄美群島、沖縄諸島、宮古列島、八重山列島と連なり、沖縄諸島の東に離れて大東諸島、八重山列島の北に離れて尖閣諸島がある。.

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夏至

夏至(げし、summer solstice)は、二十四節気の第10。北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が長い。南半球では、北半球の夏至の日に最も昼の時間が短くなる(#天文も参照)。日本における旧暦5月内に発生する。 現在広まっている定気法では太陽黄経が90度のときで6月21日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間を夏至とし、それを含む日を夏至日(げしび)と呼ぶ。恒気法では冬至から1/2年(約182.62日)後で6月22日ごろ。 期間としての意味もあり、この日から次の節気の小暑前日までである。 西洋占星術では、夏至を巨蟹宮(かに座)の始まりとする。.

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太平洋高気圧

太平洋高気圧(たいへいようこうきあつ、英語:Pacific High)は、太平洋に発生する温暖な高気圧である。亜熱帯高気圧の内の一つ。北太平洋に存在する北太平洋高気圧(きたたいへいようこうきあつ、North Pacific High)と、南太平洋に存在する南太平洋高気圧(みなみたいへいようこうきあつ, South Pacific High)の2つがある。日本において単に「太平洋高気圧」と言う場合北太平洋高気圧を指す。また、大西洋ではアゾレス高気圧がこれに相当する。 北太平洋高気圧の中心はハワイ諸島近辺、北東太平洋上にあり、東西に張り出して、東側ではアメリカ合衆国西海岸に年間を通じて温暖で乾燥した気候をもたらし、夏の日本の天気を支配する。その他の季節にも影響を及ぼすことがあり、冬に勢力が強いときは、寒気の南下を妨げることがある。広大な太平洋高気圧のうち、日本の南海上付近のものは小笠原諸島付近に中心を持つことが多いことから小笠原高気圧(おがさわらこうきあつ、Ogasawara High)とも呼ばれる。.

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宮古列島

宮古列島(みやこれっとう)または宮古諸島(みやこしょとう)は、南西諸島西部の島嶼群で、先島諸島の一部を成す。.

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小笠原諸島

小笠原諸島(おがさわらしょとう)は、東京都特別区の南南東約1,000kmの太平洋上にある30余の島々である。日本の国土で、東京都小笠原村の区域と完全に一致する。総面積は104km2。南鳥島、沖ノ鳥島を除いて伊豆・小笠原・マリアナ島弧(伊豆・小笠原弧)の一部をなす。.

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伊豆諸島

伊豆諸島(いずしょとう)は、太平洋(フィリピン海)に連なる日本領の島々の総称。 伊豆半島の南東方向、伊豆大島から孀婦岩までの間にある100余りの島嶼からなる。最南部のベヨネース列岩、須美寿島、鳥島、孀婦岩は「豆南諸島(ずなんしょとう)」とも呼ばれる。行政区画としてはいずれも東京都であるが、歴史的経緯から「伊豆諸島」の名称が定着している。 現在、人が定住している島(有人島)の数は9。大島のほか、利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島の8島がそれである。かつては鵜渡根島や八丈小島・鳥島にも定住者がいたが、今は無人島になっている。また、地内島・早島・大野原島・藺灘波島・ベヨネース列岩・須美寿島・孀婦岩などは有史以来の無人島である。 伊豆諸島の八丈島以北が富士箱根伊豆国立公園に属する。.

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地衡風

地衡風(ちこうふう)とは、気圧傾度力とコリオリ力の釣り合いの結果生じる風。摩擦力がほとんど働かない上層における風は地衡風に近い。海洋でも同じ釣り合いの流れがあり、その場合地衡流(ちこうりゅう)と呼ばれることもある。 気圧傾度力は気圧の高い方から低い方へ向かって等圧線に直角に働き、コリオリの力は北半球では風の進行方向を向いて右向きに(南半球では左向きに)働く。それゆえ地衡風は、等圧線に沿って北半球では気圧の高い方を右手に(南半球では左手に)見る向きに吹く。 なお、等圧線が屈曲している場合には、気圧傾度力とコリオリの力に加えて遠心力が働く。この三つの力が釣り合った状態で吹く風を傾度風という。.

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モンスーン

モンスーン(monsoon)とは、ある地域で、一定の方角への風が特によく吹く傾向があるとき(その風を卓越風と呼ぶが)、季節によって風の吹く方角(卓越風向)が変化するものを呼ぶ。アラビア語の「季節」( mawsim、マウスィム)に由来する用語である。 これは、アラビア海で毎年6月から9月にかけて南西の風が、10月から5月にかけて北東の季節風が吹き、沿岸諸国の海上貿易、交通に大きな影響を与えていたことによる。もともとは毎年同じ時期に行われる行事のことを意味していたが、アラビア海で時期によって向きが変わる風のことを指す語となり、その後、季節風を意味する気象用語として広まった。アフリカのサブサハラや南米などでは雨季の嵐や大雨を、インドや東南アジアでは雨季そのものを意味する語としても使用されている。 インドでは「モンスーンというと小学生でも知っているが、気象台ではこれについて何も知らない」と言われている根本ほか(1959):1ページ。この言葉は、モンスーンが身近でありながら厳密な定義がなされていない俗語であることを意味する。.

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コリオリの力

左回りに回転する円盤の中心から等速度運動をする玉(上図)は、円盤上からは進行方向に対し右向きの力で曲げられたように見える(下図)。 コリオリの力(コリオリのちから、)とは、回転座標系上で移動した際に移動方向と垂直な方向に移動速度に比例した大きさで受ける慣性力(見かけ上の力)の一種であり、コリオリ力、転向力(てんこうりょく)ともいう。1835年にフランスの科学者ガスパール=ギュスターヴ・コリオリが導いた。 回転座標系における慣性力には、他に、角速度変化に伴うオイラー力と回転の中心から外に向かって働く遠心力がある。.

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八重山列島

八重山列島のランドサット画像 沖縄本島と八重山列島の位置図 八重山列島(やえやまれっとう)または八重山諸島(やえやましょとう)は、南西諸島西部の島嶼群で、宮古列島とともに先島諸島の一部を成す。.

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等圧線

等圧線(とうあつせん)は地上天気図で同じ気圧の地点を結んだ線。各地に位置するそれぞれの観測地点でのデータを海面上の高さに補正したもの(これを海面更正という)をもとに作成する。等圧線は前線をはさむ場合を除いて急激にカーブすることはなく、交差することもない。等圧線が混み合うほど気圧の傾きが急になるために風が強くなる。 等圧線は通常1000hPaを基準に4hPa間隔で引かれ、5本(20hPa)間隔で太線が引かれる。.

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熱帯収束帯

熱帯収束帯(ねったいしゅうそくたい、英語:Intertropical Convergence Zone、略称:ITCZ)は、大気循環の中で赤道付近に形成される低気圧地帯のこと。赤道低圧帯とも呼ぶ。 大気循環の中では、日射量の多い赤道付近で上昇気流が形成され、ここで上昇した空気は緯度20–30度の低緯度地域で下降気流となる(亜熱帯高圧帯)。このため赤道地域は低気圧、低緯度地域は高気圧となり、地上では常に赤道へ向かって吹き込む気流が形成される。この風を貿易風という。地上付近においては、熱帯収束帯の北側で北東貿易風、熱帯収束帯の南側で南東貿易風が吹く。地上から対流圏を観測すると、南北の高圧帯から常に風が吹き溜まり、常時風がこの帯域に収束しているように見えるので熱帯収束帯という名前が付いている。 また、熱帯収束帯の上空、対流圏界面に当たる高度12~17km付近では、風速の特に強い東風が帯状に分布している(赤道偏東風ジェット気流)。この風は、熱帯低気圧やモンスーンの発生に関与していると考えられている。.

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華南

華南地区の都市 中華民国の地方区分を表した図。水色の部分が華南。 華南(かなん、、)とは、中国南部を指す。 最も広義には淮河以南を指し、狭義では広東省・海南省・広西チワン族自治区の3省区(南嶺山脈の南、嶺南地方)を指す。また広東省・海南省・福建省の3省と、結びつきの強い香港・マカオを総称して、華南経済圏と呼ぶことがある。なお、第二次世界大戦頃まで日本では同地域を南支、南支那などの名称で呼んでいた。.

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華中

華中(かちゅう)とは、中国の揚子江と黄河に挟まれた地域。春秋戦国時代には楚の領地であり、三国時代は荊州である。北が華北、東が華東、南が華南、西は四川進出の入り口、古代からの戦略要衝であり、有名な赤壁の戦いもここで起された。 尚、第二次世界大戦頃まで日本国内では同地域を中支、中支那などの名称を用いていた。 亜熱帯大陸気候で、夏の気温と湿度が非常に高い。また地勢が低いため、毎年6、7月になると洪水災害が多発する。.

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になびく樹木 200px 風(かぜ)とは、空気の流れのこと、あるいは流れる空気自体のことである。.

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貿易風

貿易風(ぼうえきふう、、、)は、亜熱帯高圧帯から赤道低圧帯へ恒常的に吹く東寄りの風のこと。.

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那覇市

那覇市(なはし、沖縄方言:ナーファ、ナファ)は、沖縄本島南部の中核市で、県庁所在地並びに沖縄県最大の都市である。.

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長野まゆみ

長野 まゆみ(ながの まゆみ、1959年8月13日 - )は、東京都出身の小説家。1982年、女子美術大学芸術学部産業デザイン科デザイン専攻卒業。自作の表紙等を描くイラストレーターでもある福本直美「人間以外なら何にでも 長野まゆみの世界」『幻想文学58 特集 女性ファンタジスト2000』、幻想文学企画室 編集、アトリエOCTA、2000年。.

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梅雨

梅雨(つゆ、ばいう)は、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年めぐって来る曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種であるキーワード 気象の事典、加藤内蔵進「梅雨」221-226頁。.

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沖縄県

沖縄県(おきなわけん)は、日本で最も西に位置する県。沖縄本島・宮古島・石垣島など多くの島々から構成される。県庁所在地は那覇市。.

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沖縄気象台

沖縄気象台(おきなわきしょうだい)は、沖縄県にある気象台。薩南諸島以西の南西諸島(沖縄本島を含む)の天気予報業務などを行っている。管轄下に、南大東島地方気象台、宮古島地方気象台、石垣島地方気象台、那覇航空測候所がある。 「沖縄地方気象台」と間違って言われることがあるが、沖縄県は海洋面積で計算するとその広がりが非常に大きいため、法令の規定により当面の間管区気象台と同等の地位とされている。よって、「地方」や「管区」がつかない。.

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