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キリスト教

索引 キリスト教

リスト教で最も頻繁に用いられるラテン十字 アギア・ソフィア大聖堂にある『全能者ハリストス』と呼ばれるタイプのモザイクイコン。 キリスト教(キリストきょう、基督教、Χριστιανισμός、Religio Christiana、Christianity)は、ナザレのイエスをキリスト(救い主)として信じる宗教「キリスト教」『宗教学辞典』東京大学出版会、1973年、146頁。「キリスト教」『大辞泉』増補・新装版、小学館、1998年11月20日、第一版、714頁。 小学館、コトバンク。。イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。その多く(正教会正教会からの出典:・東方諸教会東方諸教会からの出典:・カトリック教会カトリック教会からの出典:・聖公会聖公会からの出典:・プロテスタントルーテル教会からの出典:改革派教会からの出典:バプテストからの出典:メソジストからの参照:フスト・ゴンサレス 著、鈴木浩 訳『キリスト教神学基本用語集』p103 - p105, 教文館 (2010/11)、ISBN 9784764240353など)は「父なる神」「御父」(おんちち、『ヨハネによる福音書』3:35〈『新共同訳聖書』〉)。と「その子キリスト」「御子」(みこ、『ヨハネによる福音書』3:35〈『新共同訳聖書』〉)・「子なる神」。と「聖霊」を唯一の神(三位一体・至聖三者)として信仰する。 世界における信者数は20億人を超えており、すべての宗教の中で最も多い。.

380 関係: 原罪偽典この人を見よいのちのことば社せりか書房十字架印象派南部バプテスト連盟反キリスト古代ローマ古典古代司祭司教受肉叙階同性愛大韓民国大辞泉大斎 (正教会)天使失楽園外典奉神礼婚配機密宗教宗教一覧宗教改革宇田進対位法小学館山北宣久岡田暁生上智大学中央アジア中央公論新社中公新書中沢新一主要国首脳会議世界キリスト教情報三位一体年代記五線譜仏教会衆派教会使徒使徒信条復活 (キリスト教)復活大祭復活祭徳善義和...徹夜祷 (ラフマニノフ)修道士修道院修道院長地の塩、世の光医療ペンテコステペトルス・ダミアニペトロの手紙二ナザレのイエスミラのニコラオスミトラ教ミサミサ曲ノンクリスチャンマーティン・ルーサー・キング・ジュニアマニ教ノアの方舟働かざる者食うべからずネイチャーネウマ譜ハルマゲドンハレルヤハンムラビ法典バプティストバプテスト教会バウハウスポリフォニーポップ・ミュージックムスリムメメント・モリメンデルの法則メトシェラメソジストモノフォニーモーセモザイクヤコブの手紙ユーノーユダの手紙ユダヤ教ヨハネによる福音書ヨハネの黙示録ヨハネの手紙三ヨハネの手紙二ヨハネス・ケプラーヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテヨハン・ゼバスティアン・バッハラテン語ライトノベルリパブリック讃歌リベル・ウズアリスリキュールルーテル教会レイ・チャールズレクイエムレゲンダ・アウレアロバート・スターリングローマ帝国ローマ美術ロシア正教会ワインヴァルター・グロピウスヴァニタスヴィーナスの誕生ヴィクトル・ヴァスネツォフトマス・ルイス・デ・ビクトリアトマス・アクィナストランジヘンリク・シェンキェヴィチヘブライ人への手紙ヘブライ語聖書ブルガリアプロテスタントパウロパウロ書簡ヒンドゥー教ビールビザンティン建築ビザンティン聖歌ピョートル・チャイコフスキーティベリウスフョードル・ドストエフスキーフランシスコ会フリードリヒ・ニーチェファウストフィリピンフスト・ゴンサレスドミトリー・ボルトニャンスキードーブリ・フリストフニュートンニカイア・コンスタンティノポリス信条ニコライ・リムスキー=コルサコフニコラウス・コペルニクスホーリネス運動ホーリネス教会ダンテ・アリギエーリ初代教会初期キリスト教美術善きサマリア人のたとえ善きサマリア人の法和声アナバプテストアヤソフィアアリストテレスアルヴォ・ペルトアルベルト・アインシュタインアレクサンドル・アルハンゲルスキーアントン・ブルックナーアンドレ=マリ・アンペールアーメンアッシリア東方教会アブラハムの宗教アフリカ系アメリカ人アドベントアウグスティヌスイースター・エッグイエス・キリストイグナチオ・デ・ロヨライコンイスラム教イタリアエマオエッケ・ホモエピメニデスのパラドックスエデンの東エクトル・ベルリオーズエストニアオルガンオルガヌムオスカー・ワイルドカラマーゾフの兄弟カリストス (ウェア)カルヴァン主義カトリック中央協議会カトリック教会カトリック教会のカテキズムカエサル (称号)ガリレオガリレオ・ガリレイキリエキリシタンキリシタン大名キリストキリストの降誕キリスト論キリスト新聞キリスト教と他宗教との関係キリスト教の聖人一覧キリスト教の歴史キリスト教大事典キリスト教年表キリスト教徒キリスト教用語一覧キリスト教音楽キリスト教諸教派の一覧キリスト教文学一覧ギリシャギリシャ正教会ギリシア語クラウディオス・プトレマイオスクリスマスツリークロロホルムクローンクロード・レヴィ=ストロースクエーカークォ・ヴァディスグレゴリオ聖歌グレゴール・ヨハン・メンデルゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルコトバンクゴシック建築ゴスペル (音楽)シャルトリューズジョルジュ・ルメートルジョン・ミルトンジョン・スタインベックジョヴァンニ・ダ・パレストリーナジョージ・バーナード・ショージェームズ・シンプソンスペインステンドグラスステヴァン・フリスティッチスコラ学スターリングエンジンセルビアセルゲイ・ラフマニノフタナハサロメ (戯曲)サンドロ・ボッティチェッリサンタクロースサクラメント再臨冬至出エジプト記全能者ハリストス公同書簡公会議公現祭共産主義典礼創世記創造論創文社国教四旬節皇帝のものは皇帝に灰の水曜日獣の数字礼典礼拝神の子神の王国神学神学者の一覧神人神父神道神曲祝福福音派福音書秘跡科学史科学者第1コンスタンティノポリス公会議第二正典純潔運動父なる神終末論牧師物理学者百瀬文晃音楽理論過越聖人聖伝聖体礼儀聖アウグスチノ修道会聖公会聖餐聖霊聖枝祭聖母マリア聖書聖書のみ聖書学聖書無謬説聖書正典道教落穂拾い非カルケドン派正教会西ヨーロッパ西ローマ帝国西アジア西方教会記譜法語源学説教高橋保行謝肉祭講談社講談社学術文庫黙示輪作藤代幸一蒸気機関脳科学自由主義神学自然哲学至聖三者金口イオアン進化論進化論裁判I Have a Dream枝の主日接吻東京大学出版会東京聖書学院東ヨーロッパ東ローマ帝国東ティモール東西教会東方諸教会東方教会村上陽一郎楽譜機密 (正教会)正教会死の舞踏洗礼渡辺正雄有斐閣最後の審判明治維新新古典主義新カトリック大事典新共同訳聖書新約聖書新潮社日本基督教団日本基督教団改革長老教会協議会日本のプロテスタント人名一覧日本のプロテスタント教派一覧日本のキリシタン一覧日本のキリスト教史日本ハリストス正教会日本聖公会旧約聖書旧約聖書続編改革派教会数学者教会暦教会旋法教役者教皇教理教派教派別のキリスト教用語一覧教文館怒りの葡萄普遍論争時課経12世紀12世紀ルネサンス14世紀15世紀18世紀19世紀 インデックスを展開 (330 もっと) »

原罪

原罪(げんざい、original sinゴンサレス、鈴木, p87 - p88, 2010, peccatum originaleカトリック大辞典 II, p172 昭和42年)は、キリスト教内の西方教会において最も一般的な理解では、アダムとイヴから受け継がれた罪のこと。東方教会においては原罪の概念は存在しない。.

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偽典

偽典(ぎてん、Pseudepigrapha)とは、旧約聖書の正典・外典に含まれないユダヤ教・キリスト教の文書である。旧約偽典とも呼ばれる。ψευδεπιγραφία(偽りの著者名)に由来する。.

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この人を見よ

『この人を見よ』(原題:Ecce homo)は、フリードリヒ・ニーチェが発狂する1888年の前年の秋に書いた自伝。1908年に妹のエリーザベト・フェルスター=ニーチェが出版した。なぜ自身が賢いのかなど、皮肉を交えた自画自賛が綴られると同時に、『悲劇の誕生』や『ツァラトゥストラはこう語った』など、それまでに出されたニーチェの著作を自ら総括している。題名のラテン語“Ecce homo”は新約聖書『ヨハネによる福音書』の19章5節から引用されたものである。 日本語訳は文庫本では、手塚富雄訳が岩波文庫に、弟子の西尾幹二訳が新潮文庫にある。他に若き日の文章も入れた、川原栄峰訳『この人を見よ 自伝集』(ちくま学芸文庫版ニーチェ全集15)がある。 2016年に、丘沢静也訳が光文社古典新訳文庫から出た。.

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いのちのことば社

いのちのことば社(いのちのことばしゃ)は、スウェーデン同盟キリスト教団内で運営される組織の名称。 プロテスタント福音派系の出版社、超教派の文書伝道団体である。.

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せりか書房

せりか書房(せりかしょぼう)は、日本の出版社。.

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十字架

ラテン十字 ギリシャ十字 十字架(じゅうじか)はイエス・キリストが磔刑に処されたときの刑具と伝えられ、主要なキリスト教教派が、最も重要な宗教的象徴とするもの。イエスの十字架を象り、立体のものを作ったり画布や板に描いたものを崇敬の対象とする。また、祈祷の一部として手で自分の胸に画いたり、相手の頭上に画いたりする。.

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印象派

モネ『印象・日の出』 印象派(いんしょうは)または印象主義(いんしょうしゅぎ)は、19世紀後半のフランスに発した絵画を中心としたであり、当時のパリで活動していた画家たちのグループが起源である。フランスの保守的な美術界からの激しい批判にさらされながらも、独立した展覧会を連続して開催することで、1870年代から1880年代には突出した存在になった。この運動の名前はクロード・モネの作品『印象・日の出』に由来する。この絵がパリの風刺新聞「」で批評家ルイ・ルロワの槍玉に挙げられ、その結果「印象派」という新語が生まれた。 印象派の絵画の特徴としては、小さく薄い場合であっても目に見える筆のストローク、戸外制作、空間と時間による光の質の変化の正確な描写、描く対象の日常性、人間の知覚や体験に欠かせない要素としての動きの包摂、斬新な描画アングル、などがあげられる。 印象派は登場当初、この時代には王侯貴族に代わって芸術家たちのパトロン役になっていた国家(芸術アカデミー)にも評価されず、印象派展も人気がなく絵も売れなかったが、次第に金融家、百貨店主、銀行家、医者、歌手などに市場が広がり、さらにはアメリカ合衆国市場に販路が開けたことで大衆に受け入れられていった。ビジュアルアートにおける印象派の発展によって、他の芸術分野でもこれを模倣する様式が生まれ、印象主義音楽や として知られるようになった。 ドガ『舞台の踊り子』(1878年、オルセー美術館).

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南部バプテスト連盟

南部バプテスト連盟(Southern Baptist Convention)は、アメリカ合衆国南部のバプテスト派の最大勢力。本部をテネシー州ナッシュビルに置く。南部バプテスト派は南部を起源とするバプテストの一派であり、米国プロテスタント系キリスト教の最大教派である。米国内の信徒数は約1,600万人で、カトリックの約6,800万人に次ぐ(2006現在)。聖書無誤説(聖書原典の内容は、あらゆる面で完全に正しいとする立場)を取る信者も多く、他の教会や信徒団体にくらべ神学的・政治的に保守・キリスト教右派的なキリスト教根本主義の傾向が強いとされる。 近年においては、女性の主任牧師を認めず、パウロ書簡にある女性の男性への服従義務を信仰告白に明記するなど、保守化傾向をさらに強めている。これに反発する者もおり、アメリカではジミー・カーター元大統領をはじめ信徒の脱退・転会も確認され、またリベラルな日本バプテスト連盟も批判を行っている。.

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反キリスト

反キリスト(はんキリスト、Antichrist)は、イエス・キリストの教えに背く人。聖書では新約聖書のヨハネの手紙一(2:18、2:22、4:3)、ヨハネの手紙二(1:7)にのみ記述されている。ヨハネの手紙2章22節においては、イエスがキリストであることを否定する者を反キリストであるとしている。キリスト教の終末論においては、真実に対極し、悪魔の具現化であると解釈され、最後の審判の際に苦しみが与えられるとされ、救いは決して得られないとされる。.

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古代ローマ

古代ローマ(こだいローマ、Roma antiqua)は、イタリア半島中部に位置した多部族からなる都市国家から始まり、領土を拡大して地中海世界の全域を支配する世界帝国までになった国家の総称である。当時の正式な国号は元老院ならびにローマ市民(Senatus Populusque Romanus)であり、共和政成立から使用されて以来滅亡まで体制が変わっても維持された。伝統的には476年のロムルス・アウグストゥルスの退位をもって古代ローマの終焉とするのが一般的であるが、ユスティニアヌス1世によってイタリア本土が再構成される554年までを古代ローマに含める場合もある。ローマ市は、帝国の滅亡後も一都市として存続し、世界帝国ローマの記憶は以後の思想や制度に様々な形で残り、今日まで影響を与えている。.

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古典古代

古典古代(こてんこだい、Classical Antiquity)は、ヨーロッパ史(西洋史)において古代ギリシア・ローマ時代を指す名称である。この時代に生み出された文化・文明が現在のヨーロッパ文化の基盤になっていることに由来し、「古典的」という修飾句を冠することで他の古代(文化・文明)と区別したものである。 古典古代の文化は、先行して繁栄していた古代オリエントの文化(エジプト文明およびメソポタミア文明)からの大きな影響(文字や鉄器の使用など)を受けて成立し、地中海世界(特にその北半分)を中心に発展した。この地域からはアレクサンドロスの帝国およびローマ帝国が台頭し、オリエント世界をも統合する大帝国を現出した。言語的側面から見れば、古典古代文化は古代ギリシア語およびラテン語による文化であった。 古典古代の終焉は、古代末期の終了に伴う古代文化の崩壊と中世初頭の開始を以ってとされ、これ以後の西ヨーロッパ世界は、ローマ帝国末期から次第に力を増してきたキリスト教とゲルマン人の文化に支配されることになった(中世の始まり)。古典古代の文化的遺産は東ローマ(ビザンツ)に継承され、8世紀以降はアラビア語への翻訳を通じてイスラーム世界に引き継がれた。ここで古典古代文化は哲学・自然科学の研究の面で独自の発達を遂げ、十字軍・レコンキスタによる西欧世界との接触・交流の開始により、再び西欧へと「逆輸入」されることになり、12世紀ルネサンス、(14世紀以降の)イタリア・ルネサンスの成立につながった。この結果、古典古代文化はキリスト教・ゲルマン人文化に加え現代にいたるヨーロッパ文化の基盤とみなされるに至っている。.

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司祭

司祭(しさい)とは、キリスト教における位階の一つ。東方諸教会、正教会、カトリック教会、聖公会に存在する。 プロテスタントには、万人祭司の教理により司祭がおらず、指導者として牧師がいる。.

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司教

司教(しきょう、Episcopus, bishop)は、カトリック教会の位階の一つで、ある司教区(教区)を監督する聖務職のこと。 正教会や聖公会などではこれに相当するのは「主教」と呼び、福音主義(ルター派)教会やメソジストでは「監督」と呼ぶ。 なお、カトリック教会でも中国語・韓国語では訳語に「主教」を採用している(例:天主教台湾地区主教団)。.

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受肉

受肉(じゅにく、Ενσάρκωση Ensarkōsē, Incarnatio, Incarnation, Fleischwerdung, Menschwerdung, Воплощение)とは、三位一体のうち子なる神(神の言)が、ナザレのイエスという歴史的人間性を取った事を指す、キリスト教における教理。.

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叙階

叙階(じょかい)とは、キリスト教カトリック教会の秘跡(サクラメント)の一つで聖職者を任命すること。 正教会では神品機密(叙聖)に相当。聖公会では聖職者按手(叙任)に相当するが、聖奠ではなく聖奠的諸式に位置づけられる。プロテスタント教会では按手礼に相当するが、サクラメントとは位置づけられていない。.

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同性愛

同性愛(どうせいあい)、ホモセクシュアリティ(homosexuality)ホモセクシャリティとも表記。は、男性同士または女性同士の間での性愛や、同性への性的指向を指す。同性愛の性質を持っている人のことを同性愛者(どうせいあいしゃ)、ホモセクシュアル(homosexual)ホモセクシャルとも表記。という。 本項では同性愛の一般概要について記す。「日本における同性愛」は同項を参照。.

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大韓民国

大韓民国(だいかんみんこく、대한민국、漢字: 大韓民國)、通称韓国(かんこく)は、朝鮮半島(韓半島)南部を実効支配する東アジアの共和制国家であり、戦後の冷戦で誕生した分断国家。 憲法上は鴨緑江、豆満江以南の「朝鮮半島及び付属島嶼」全域を領土とするが、現在、北緯38度付近の軍事境界線以北は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の統治下にあり施政権は及んでいない。朝鮮戦争で争った北朝鮮とは1953年に休戦したが、その後も断続的に軍事的対立や小規模な衝突が発生している。 政治面は1980年代半ばまで独裁体制が取られていたが、1987年の民主化宣言によって成立し、現在まで続いている第六共和国憲法に基づく体制は民主主義政体と評価される。 経済面は1960年代前半まで世界最貧国グループにあったため朝鮮戦争で荒廃した韓国は、当時1人あたりの国民所得が日本の5分の1に満たず世界の最貧国に数えられていた。一方、北朝鮮は経済の5カ年計画(*)に成功し、1人あたりの国民所得が韓国の2倍を超えていた。NHKスペシャル 戦後70年 ニッポンの肖像 -世界の中で- 第1回「信頼回復への道」2015年6月19日放送。(*)北朝鮮はソ連型の計画経済を導入した。当時の韓国の一人あたりの国民所得は、日本の五分の一に満たない82ドルで、朝鮮戦争の荒廃から立ち直っておらず、世界の最貧国のひとつだった。NHK さかのぼり日本史「戦後“経済外交”の軌跡」第三回 経済援助 積み残された課題 2012年4月17日放送、キャスター 石澤典夫、解説 学習院大学教授 井上寿一。、独自に資金や技術を調達できなかった岩田勝雄,, 立命館大学コラム「あすへの話題」2006年7月(第44回).

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大辞泉

『大辞泉』(だいじせん)は小学館が発行する中型国語辞典。.

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大斎 (正教会)

大斎(たいさい、Great Lent)は東方正教会の用語で、赦罪の主日晩課後、聖枝祭前晩までの6週間に渡る期間、また特にその期間に行う禁食(斎 ものいみ)のこと。広義には受難週を含む。受難週は大斎とは独立の期間であるが、斎の仕方が共通であり、いくつか大斎と祈祷の仕方でも共通するため、日常の会話においてはしばしば受難週を含めて大斎と呼ぶ。また大斎開始から聖大水曜日(受難週の水曜日)までの期間、週末を除くほぼ40日間を四旬大斎(しじゅんたいさい)と呼ぶことがある。 大斎期間中、信者には、禁食を中心とする節制、祈祷、施しなどの慈善を心がけることが通常に増して求められる。こうした信仰実践の目的は、神との交わりに信者が向かうことを助けると考えられている。 大斎は古くは入信希望者に対する洗礼準備のための期間であった。信者のほとんどが幼児洗礼を受け改宗者が稀になるにつれ、むしろ信者が己を振り返り新たに信仰心を深める意義が強調されるようになったが、聖書の朗詠箇所などには、そうした古い時代の名残が残っている。.

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天使

歌を歌う天使達。ウィリアム・アドルフ・ブグロー (1881)。 セラフィム。ヴィクトル・ヴァスネツォフ (1885-1896頃の作品)。 天使(てんし)は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖典や伝承に登場する神の使いである。以下、しばしばアブラハムの宗教と呼ばれ、比較宗教論の宗教分類で並置されるこの3宗教の天使について叙述する。.

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失楽園

楽園を追放されるアダムとエバ(ジェームズ・ティソ画) 『失楽園』(しつらくえん、英語:)とは、旧約聖書『創世記』第3章の挿話である。蛇に唆されたアダムとエバが、神の禁を破って「善悪の知識の実」を食べ、最終的にエデンの園を追放されるというもの。楽園喪失、楽園追放ともいう。.

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外典

外典(げてん、げでん、とつふみ)とは、仏典(内典)に対して、儒教・道教などの仏教以外の教え(外道)を説いた書を、仏教の側から呼ぶ語。「げてん」「げでん」の読みは呉音。 ---- 外典(がいてん)またはアポクリファ(Apocrypha)とは、ユダヤ教・キリスト教関係の文書の中で、聖書の正典に加えられなかった文書のこと。「がいてん」の読みは漢音。 「Apocrypha(アポクリファ)」とは、ギリシア語のαπόκρυφος(隠されたもの)に由来する言葉である。 対義語は「正典」または「カノン(Canon)」。.

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奉神礼

在のコンスタンディヌーポリ総主教座聖堂である聖ゲオルギオス大聖堂の内観。奉神礼時の光景。詠隊が歌っている。左側に至聖所のイコノスタシスが写っている。 奉神礼(ほうしんれい、λειτουργία高橋保行『ギリシャ正教』162頁、講談社学術文庫 1980年 ISBN 9784061585003 (4061585002), Богослуже́ние, Liturgy)は、正教会における奉事・祈りの総称。日本ハリストス正教会の訳語。カトリック教会における典礼に相当する。 公祈祷(時と場所を定めて行われる公的な祈祷)と私祈祷(日々の生活の場や私室等において行う祈祷や臨時祈祷等)のいずれも含む。公に行う狭義の奉神礼を指す事を特に示したい場合には「公祈祷」「公奉神礼」といった用語が用いられる。 聖体礼儀などの機密を含む礼儀の他にも、毎日の奉事である時課、さらに成聖式・各種祈願・モレーベン・パニヒダ・埋葬式などの機会に応じた祈祷などが含まれる。 より広義には、奉神礼には日々の生活までが含まれる。正教会では奉神礼(=リトゥルギア)の範囲をどこからどこまでというように明確に区分する事を避け、奉神礼を広義の奉神礼としての生活の雛形として捉えるべきである事を教えている。 本記事では祈り・儀礼の総称としての奉神礼について詳述する。.

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婚配機密

ミトラをかぶりフェロンを着用した司祭が、新郎新婦のつながれた手にエピタラヒリを乗せようとしている場面。(プラハ、チェコ共和国) マリア・フョードロヴナの婚配機密中、戴冠礼儀の中でアナロイの周りを回る皇太子・皇太子妃と司祭を描いた絵画。かつての皇族のみならず、現代の一般の新郎新婦も同様に行う。 婚配機密(こんぱいきみつ、Γάμος, Брак (венчание), Cununie, Marriage)とは、婚姻(結婚)、および子を生み養育する事を成聖する恩寵が与えられるように祈願する、正教会における機密の一つマカリイ p.381 - p.382。 儀礼・結婚式としては、聘定式(へいていしき)と呼ばれる結婚指輪の交換を中心とする奉神礼と、新郎新婦が戴冠を行う戴冠礼儀(たいかんれいぎ)と呼ばれる奉神礼で構成される。結婚式としての式典については婚配式(こんぱいしき)とも呼ばれる。 正教徒のみが与ることが出来るため、結婚を機会に洗礼もしくは帰正を経て正教徒になる者もいる。婚配機密に正教徒のみが与るのは、正教において結婚と夫婦は、福音によって一体となって生き、ハリストス(キリスト)における永遠の結合となるものとして理解されることメイエンドルフ p.19 - p.23、婚配において新しい家庭が正教会という共同体に迎え入れられる意義があることなどが理由として挙げられる。.

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宗教

宗教(しゅうきょう、religion)とは、一般に、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり『世界大百科事典』 231頁。、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。 。.

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宗教一覧

宗教一覧(しゅうきょういちらん).

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宗教改革

フスの殉教 宗教改革(しゅうきょうかいかく、Protestant Reformation)とは、16世紀(中世末期)のキリスト教世界における教会体制上の革新運動である。贖宥状に対するルターの批判がきっかけとなり、以前から指摘されていた教皇位の世俗化、聖職者の堕落などへの信徒の不満と結びついて、ローマ・カトリック教会からプロテスタントの分離へと発展した。 ルターによるルター教会、チューリッヒのツヴィングリやジュネーヴのカルヴァンなど各都市による改革派教会、ヘンリー8世によって始まったイギリス国教会などが成立した。また、当時はその他にアナバプテスト(今日メノナイトが現存)など急進派も力を持っていた。.

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宇田進

宇田 進(うだ すすむ、1933年2月18日 - )は、日本の神学者、牧師、神学校教師、神学博士。元日本基督神学校教授。元ウェストミンスター神学校客員教授。東京都生まれ。福音派のカルヴァン主義神学者。日本基督教団出版局の『総説現代神学』で福音派神学執筆を担当するなど、福音派とは区別されるエキュメニカル派の神学界とも交流がある。.

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対位法

対位法(たいいほう)(counterpoint, Kontrapunkt )とは、音楽理論のひとつであり、複数の旋律を、それぞれの独立性を保ちつつ互いによく調和して重ね合わせる技法である。 対位法と並び、西洋音楽の音楽理論の根幹をなすものとして和声法がある。和声法が主に楽曲に使われている個々の和音の種類や、和音をいかに連結するか(声部の配置を含む和音進行)を問題にするのに対し、対位法は主に「いかに旋律を重ねるか」という観点から論じられる。もっとも、和声法においても和音を連結する際に各声部の旋律の流れは論じられるし、対位法においても旋律間の調和を問題とする以上、音の積み重ねとしての和音を無視するわけではないので、これら二つの理論は単に観点の違いであって、全く相反するような性質のものではないと言える。 また対位法とは、狭義にはフックスの理論書を淵源とする厳格対位法(類的対位法)の理論、並びにその実習のことであり、作曲の理論・実習のひとつである。.

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小学館

株式会社小学館(しょうがくかん)は、東京都千代田区にある日本の総合出版社。系列会社グループの通称「一ツ橋グループ」の中核的存在である。.

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山北宣久

山北 宣久(やまきた のぶひさ、1941年4月1日 - )は日本基督教団の牧師。総会議長を4期務めた。前青山学院院長。.

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岡田暁生

岡田 暁生(おかだ あけお、1960年 - )は、日本の音楽学者。京都大学人文科学研究所教授。.

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上智大学

記載なし。

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中央アジア

東南アジア 中央アジアのいくつかの定義。狭い順に濃茶: ソ連の定義+茶: 現代的な定義+淡茶: UNESCOの定義 中央アジアの位置 中央アジア(ちゅうおうアジア)は、ユーラシア大陸またアジア中央部の内陸地域である。18世紀から19世紀にかけては一般にトルキスタンを指したが、現在でも使用される。トルキスタンとは「テュルクの土地」を意味し、テュルク(突厥他)系民族が居住しており、西トルキスタンと東トルキスタンの東西に分割している。 西トルキスタンには、旧ソ連諸国のうちカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5か国が含まれる(以下、中央アジア5か国と記す)。 東トルキスタンは中華民国に併合されて以降、新疆省と成り、中華人民共和国に併合されて以降は新疆ウイグル自治区と成った。中国領トルキスタン、ウイグルスタンともいう。 広義には、「アジアの中央部」を意味し、東西トルキスタンのほか、カザフステップ、ジュンガル盆地、チベット、モンゴル高原、アフガニスタン北部、イラン東部、南ロシア草原を含む。UNESCOはトルキスタン以外にも、モンゴル地域、チベット地域、アフガニスタン、イラン北東部、パキスタン北部、インド北部、ロシアのシベリア南部などを中央アジア概念の中に含めている。.

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中央公論新社

株式会社中央公論新社(ちゅうおうこうろんしんしゃ)は、日本の出版社である。読売新聞グループ本社の傘下。略称は中公(ちゅうこう)。 本項では、旧法人の株式会社中央公論社(ちゅうおうこうろんしゃ)についても述べる。.

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中公新書

中公新書(ちゅうこうしんしょ)は、中央公論新社(読売新聞グループ)が発行している新書レーベルの1つ。現行の新書レーベルでは岩波新書に次ぐ歴史がある。サブレーベルとして中公PC新書、中公新書ラクレがある。.

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中沢新一

中沢 新一(なかざわ しんいち、1950年5月28日 - )は、日本の人類学者、思想家、宗教学者。元中央大学総合政策学部教授。明治大学特任教授/野生の科学研究所所長。多摩美術大学美術学部芸術学科客員教授。.

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主要国首脳会議

主要国首脳会議(しゅようこくしゅのうかいぎ)もしくは先進国首脳会議(せんしんこくしゅのうかいぎ)は、国際的な首脳会議のひとつ。 G7(ジーセブン、"Group of Seven"の略)、主要(先進)7か国首脳会議、サミット(首脳の地位を山頂に擬えたもの)ともいう。 ロシアが参加していた頃は、G8(ジーエイト)、主要8か国首脳会議などと呼ばれていた。 2014年以降、ロシアは参加資格を停止され、再びG7(先進国首脳会議)と称されている。.

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世界キリスト教情報

世界キリスト教情報は、世界のキリスト教界で発生したニュースを、幅広く様々なネットワークから取材・編集し、週刊「世界キリスト教情報」(毎週月曜発行)として無料配信している非営利のボランティア活動(主宰・郡山千里)。世界情勢を理解するために欠かせない“隠れた補助線”として、キリスト教世界のニュースを、継続して発信している。.

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三位一体

date.

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年代記

年代記(ねんだいき)または編年史(へんねんし)は、出来事や事件を年ごとに記述した歴史書のこと。.

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五線譜

五線譜(ごせんふ)は、主に西洋音楽で最も広く用いられている楽譜。5本一組の線からなる五線が上から下に数段書かれている用紙「五線紙」に音符や音楽記号を書いて楽譜とする。縦が音高を表し、高い音が上に、低い音が下に書かれる。横が時間を表し、左から右に書かれる。.

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仏教

仏教寺院 仏教(ぶっきょう、旧字体:佛敎、サンスクリット:बौद्धधर्मः 、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教である。キリスト教・イスラム教と並んで、日本では出版点数の多い宗教の一つに数えられる。仏陀(仏、目覚めた人)の説いた教えである。 その教義は、苦しみの輪廻から解脱することを目指している。原因と結果の理解に基づいており、諸々の現象が縁起するとされる。 仏教は仏、その教えである法、その実践者である僧からなる三宝を中心に組織されている。実践における戒定慧の三学は、戒律、心を集中する禅定、ものごとの縁起を観察する智慧であり、後ろ二つは併せて止観とも呼ばれる仏教の瞑想法である。実践にて重要となる能力は六波羅蜜や八正道のように、いくつかの方法でまとめらている。 紀元前450年ごろに、インドで開始された仏教は、今では初期仏教として研究されている。釈迦は、他の苦行などの実践者の主張であるアートマン(真我)の存在を否定して無我とした。釈迦の死後数百年で部派仏教が生まれ、大きく大衆部と上座部とに、さらに細かく分かれたが、今なお大きな勢力として続いているのは南伝した上座部仏教であり、初期の教えを模範としている。紀元前の終わりごろには北伝し日本にも伝わることになる大乗仏教が開始され、教義や団体は多彩に発展しており、禅の瞑想法の様々、チベットや日本の真言宗に残る密教、一方で浄土信仰のような信仰形態の変化など多様である。『日本書紀』によれば仏教が伝来したのは飛鳥時代552年(欽明天皇13年)である(日本の仏教)。.

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会衆派教会

会衆派教会(かいしゅうはきょうかい/Congregational Church)は、キリスト教のプロテスタントの一教派で、他に会衆派、組合派、組合教会とも。各個教会の教会政治において、会衆制とよばれる教会員の直接民主制に近い制度を採ることが特徴で、各個教会の独立自治を極めて重視する。.

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使徒

使徒(しと)は、狭義にはイエス・キリストの12人の高弟を指すが、それに近い弟子(パウロ、七十門徒など)にもこの語が用いられることがある。広義には、重要な役割を果たしたキリスト教の宣教者(「遣わされた者」)および、その宣教者の称号である。 原語のギリシア語はαπόστολος (apostolos) で、「派遣された者」が原義である。転じて「使者」「使節」をも指す。このギリシア語は、キリスト教文書以外にも出てくるものであるが、キリスト教文書の日本語訳の際だけ「使徒」という専門語を当てて訳すため、両者の単語間には齟齬がある。この点では、他の西洋語も、ギリシア語の形を踏襲しているものの、事情はさして変わらない(apostolus、apôtre、Apostel、apostleなど)。なお、「使徒」という訳語は、漢訳聖書から継いだものである。 また、イスラム教においては、ラスール(rasūl, رسول)という語が同じく「使者」の意であり、キリスト教の使徒と似た意味に用いられて、訳語として「apostle」や「使徒」があてられている。.

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使徒信条

使徒信条(しとしんじょう、Symbolum Apostolicum, Apostles' Creed)は、キリスト教のうち、西方教会(カトリック教会、聖公会、プロテスタント)における基本信条のひとつ久松英二『ギリシア正教 東方の智』151頁 講談社選書メチエ (2012/2/10) ISBN 9784062585255。使徒信経(しとしんきょう)とも。ラテン語原文の冒頭の語をとってクレド(Credo) とも呼ばれる。 東方教会(正教会、東方諸教会)は、使徒信条に告白されている内容は否定しないものの、使用はしてはいない。.

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復活 (キリスト教)

復活(ふっかつ、Ἀνάστασις Anastasis アナスタシス、resurrectio、resurrection、Auferstehung、Воскресение)では、キリスト教における復活を扱う。.

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復活大祭

正教会の復活大祭に、信者が持ち寄った食品の入った籠を、司祭がイソプを使い聖水を撒いて成聖している(リヴィウ、2007年4月7日)。 復活大祭(ふっかつたいさい、パスハ、Πάσχα, Пасха, Pascha)は正教会において最も重要な祭日。イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)「イイスス・ハリストス」は、中世ギリシア語読みに由来する、イエス・キリストの日本正教会における表記。中世ギリシア語(Ίησοῦς Χριστός)での読みが、教会スラヴ語のロシアでの再建音を経て、日本正教会での転写・表記に至っている。ηは既にコイネーにおいて発音は"i"になっていた(イ音化)。ηについての参照:岩隈直『新約ギリシヤ語辞典』526頁、山本書店、2006年5月11日 増訂7版 ISBN 4841400303の復活を記憶する祭りであり、西方教会における復活祭に相当する。西方教会と同様、復活大祭の日付は年によって異なる。 正教会において復活大祭は、旧約聖書における過越の成就であり、新しい約束の時代(新約の時代)の新たな過ぎ越しであると位置づけられるため、「過ぎ越し」を意味するヘブライ語に由来する「パスハ」と呼ばれる。正教会は西方教会と異なり、「イースター」とはあまり呼ばないでも、「復活大祭(聖大パスハ)」と、「パスハ」の記述はあるが「イースター」の記述は無い。。 復活大祭と、復活祭期の間、信徒の間では「ハリストス復活!」「実に復活!」と挨拶が交わされる。.

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復活祭

復活祭(ふっかつさい、Πάσχα、Pascha、Pâques、Easter、Ostern、Пасха)は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭正教会の出典:()カトリック教会の出典:(カトリック中央協議会)聖公会の出典:(日本聖公会 東京教区 主教 植田仁太郎)プロテスタントの出典:『キリスト教大事典』910頁、教文館、昭和48年9月30日 改訂新版第二版(正教会:教会用語辞典)(カトリック百科事典)。 多くの教会で特別な礼拝(典礼・奉神礼)が行われるほか、様々な習慣・習俗・行事がある。 正教会ではギリシャ語から「パスハ」とも呼ぶ「パスハ」表記の大本はギリシア語である。Πάσχαは、古典ギリシア語再建からは「パスカ」と転写し得るが、現代ギリシア語では「パスハ」。新約時代以降のギリシア語の発音はアクセントやイ音化、各種子音の発音等、かなり現代ギリシア語に近くなっていた。正教が優勢な地域におけるスラヴ系言語、ルーマニア語等における、ギリシア語に由来する教会関連の語彙の発音は、中世以降のギリシア語発音に則っている。。カトリック教会では「復活の主日」(カトリック中央協議会)とも呼ばれ、聖公会、プロテスタントなどでは「復活日」(ふっかつび)「祭」の表記が教会暦において頻繁に使われる教会(正教、カトリックなど)では「復活祭」の表記が使われ、「祭」と位置づけられ呼ばれるが、「祭」の表記が比較的もしくはあまり使われない教会(聖公会、プロテスタントなど)では「復活日」という表記が一般的であり、「祝日」といった説明がなされる。プロテスタントの参照元である『キリスト教大事典』でも項目名は「復活日」となっていて、その説明冒頭において「祝日」としており「祭」とは書かれて居ない。や、英語から「イースター」とも呼ぶ。「復活節」(ふっかつせつ)は、西方教会において復活祭からの一定期間を指す用法の他、プロテスタントの一部で復活祭(復活日)当日を指す用法がある。 基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。日付は変わるものの、必ず日曜日に祝われる。キリスト教が優勢な国においてはその翌日の月曜日も休日にされていることがある。欧州における主要株式・債券市場は、復活祭の前の聖金曜日、復活祭後の月曜日に休場する。 東方教会と西方教会とでは日付の算定方法が異なるため、日付が重なる年もあるものの、日付が異なる年の方が多い春分の日の扱いが異なること、正教会では復活祭をユダヤ教の過越とともに祝わないという古い規定をそのまま守っていること、これら二つの違いが東西教会間にある。。.

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徳善義和

徳善 義和(とくぜん よしかず、1932年 - )は、日本の牧師、神学博士。エキュメニズムの立場から、教会史を講義している。ワルトブルクルーテル神学校より、名誉神学博士号を受ける。ルーテル学院大学、日本ルーテル神学校名誉教授。.

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徹夜祷 (ラフマニノフ)

『徹夜祷』(てつやとう、Все́нощное бде́ние)作品37はロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフが1915年に作曲した正教会の奉神礼音楽である。正教会の公祈祷の形式の一つである徹夜祷に基づく作品であり、1910年に作曲された『聖金口イオアン聖体礼儀』作品31と並ぶラフマニノフの奉神礼音楽の大作である。無伴奏の混声合唱のための作品で、歌唱は教会スラヴ語によって行われる。 日本では『晩祷』(ばんとう)と呼ばれることも多い。これは必ずしも誤りではないが(詳しくは徹夜祷#「晩祷」との語義の違いを参照)、『徹夜祷』と訳す方がより正確である。.

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修道士

修道士(しゅうどうし、)というキリスト教用語には二つの語義・概念がある。ただし二つの概念は排他的概念ではなく包含関係にある(「1」の語義が「2」の語義より広義)。.

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修道院

イスラエルにあるカトリック教会のトラピスト修道院 シナイ山にある正教会の聖カタリナ修道院 カラー写真。 パドゥーラ修道院(イタリア、カトリック教会) グレゴール・ヨハン・メンデル。修道士であると共に、遺伝学の研究も行った 修道院(しゅうどういん、Abbey)は、キリスト教において修道士がイエス・キリストの精神に倣って祈りと労働のうちに共同生活(修道生活)をするための施設。 男子修道院と女子修道院とがあり、いずれにおいても修道士・修道女は独身を守る。いくつかの修道院の集まった修道院群のことを、大修道院と呼ぶ。修道院を有する教派としては、東方諸教会、正教会、カトリック教会、聖公会、ルーテル教会がある。ルーテル教会を除き、プロテスタントには極めて僅かな例外を除いて修道院は無い。 カトリック教会には修道会の制度がある。このうち観想修道会の会員は原則的に修道院の敷地内を出ずに生活するため、修道院が修道士たちが自由に行き来することが可能な唯一の場所になる。トラピスト会のような観想修道会に所属する会員(修道士)は、基本的には自分の意思で修道院から出ることは出来ない。 帝国代表者会議主要決議の第35条は、各領主に修道院を自由に処分する権限を与えた。有力なプロイセン王国・バーデン王国・ヴュルテンベルク王国・バイエルン王国において、修道院はどんどん解体されていった。バイエルン選帝侯領の修道院は身分制議会に議席を持ち、また選帝侯領の32%を保有していた。このころの修道院は科学研究機関をかねており、解散により保有していた学術的収集品が資産として処分されてしまった。.

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修道院長

西方教会における修道院長の紋章の基本型 修道院長(しゅうどういんちょう)とは、修道院の長である者を指すキリスト教用語である。ラテン語ではアッバス (Abbas) といい、原義は「父」を意味する。西欧中世においては司教に匹敵する権威を持ち、世俗領主のような富と権力を持つ院長もあらわれた。女子修道院長の場合、女性形abbatissaとなる。.

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地の塩、世の光

地の塩、世の光(ちのしお、よのひかり)は、新約聖書の山上の垂訓のひとつ。マタイ福音書の5章13節から16節に記述がある。そのほかマルコ福音書の9章48節から50節、ルカ福音書の14章34節から35節に、地の塩に関する同様の記述がある。塩は腐敗を防ぐことから、優れたもの、役に立つものを示す比喩で、ここでは愛と慈悲を意味している。また、光は神の智慧とその働きを意味する。.

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医療

医療(いりょう、health care、medical care)とは、人間の健康の維持、回復、促進などを目的とした諸活動について用いられる広範な意味を持った語である。広義の類語はヘルスケアや保健。.

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ペンテコステ

ペンテコステ(Pentecostes)は、聖霊降臨(せいれいこうりん)と呼ばれる新約聖書にあるエピソードの1つ。イエスの復活・昇天後、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事のこと、およびその出来事を記念するキリスト教の祝祭日。教派により訳語は異なり、聖霊降臨祭(せいれいこうりんさい)、五旬節(ごじゅんせつ)、五旬祭(ごじゅんさい)ともいう。.

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ペトルス・ダミアニ

ペトルス・ダミアニ ペトルス・ダミアニ(Petrus Damianus、Pier Damiani、Pietro Damiani、1007年 - 1072年2月21日)はイタリアの神学者。ベネディクト派修道会士で、11世紀にグレゴリウス7世と共に教会改革を推進した。枢機卿。カトリック教会の聖人であり、1823年には教会博士に宣言された。謙遜してペトルス・ペッカトレ("Petrus Peccator")と名乗った。ダンテは『神曲』の中で聖フランチェスコの先達として高く評価している。.

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ペトロの手紙二

『ペトロの手紙二』(ペトロのてがみに)は新約聖書正典中の公同書簡に分類されている一書で、伝承上は使徒のペトロ(ペテロ、ペトル)に帰せられている手紙の一つである。偽教師の誤った教えを攻撃しつつ、キリストの再臨が必ずあることを説く。いわゆる「終末の遅延」の問題を扱っている文書である。 記事名の『ペトロの手紙二』は新共同訳聖書での呼称で、ほかに『ペテロの後の書』(大正改訳)、『ペテロの第二の手紙』(口語訳)、『ペトロスの手紙II』((旧)共同訳)『ペトロの第二の手紙』(バルバロ訳、フランシスコ会聖書研究所訳、岩波委員会訳)、『ペテロの手紙 第二』(塚本訳、新改訳)、『ペトルの後書』(日本正教会訳)などとも呼ばれる。以下、便宜上、「第二ペトロ書」と表記する。.

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ナザレのイエス

ナザレのイエス(יְהוֹשֻׁעַ/יֵשׁוּעַ הַנָּצְרִי,,, )または史的イエス、歴史的イエス(, 紀元前6年から紀元前4年頃誕生日は不明。『福音書』にも言及がない(八木谷 2016, p. 47)。 - 紀元後30年頃)は、紀元1世紀にパレスティナのユダヤの地、とりわけガリラヤ周辺で活動したと考えられている人物である。イエスの存在についてはフラウィウス・ヨセフス(1世紀)、タキトゥス(1世紀)、スエトニウス(1世紀)などの歴史家がその著作の中で言及している。 「ナザレの」とは『福音書』と『使徒言行録』でイエスが「ナザレのイエス」と呼ばれていることによる十二使徒の筆頭ペトロが「ナザレのイエス」と言っている(『使徒言行録』10章38節)。パウロが回心する決定的な場面ではイエス自身が「わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスである」と言っている(『使徒言行録』22章8節、『新共同訳』)。ただし22章8節は『口語訳』では「わたしは、あなたが迫害しているナザレ人イエスである」となっている。。イエスという名は当時めずらしくなく例として少し後の時代になるが、(第一次)ユダヤ戦争について書いたフラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ戦記』には本編部分のみで「反乱軍の地方指揮官だったイエス」、「反乱軍の初期のまとめ役だった元大祭司のイエス」、「エルサレム神殿炎上の時に神殿の宝物や書物を持ち出して投降した祭司のイエス」の3人(時系列をさかのぼった補遺的な部位も入れると「反乱軍のまとめ役とは別の元大祭司のイエス」「ユダヤ戦争の起こる前にエルサレムで不思議な預言をして回ったイエス」の2人も)「イエス」という名の同名の別人達がでてくる。、姓の風習もなかったため、しばしば出身地を含めた呼び方で区別されていたただしナザレ出身であったという確実な史料はない、『福音書』でもナザレは出生場所ではなく幼少期に育った所とされている。。キリスト教においてはイエス・キリストと呼ばれる福音書に共通して記されているのは、イエスはユダヤを救う者として民衆から待望されていた(ルカ 3:15)キリスト(メシア)だということである。マタイ 1:16, マタイ 16:20, マルコ 8:29, ルカ 2:11, ヨハネ 20:31 参照。。.

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ミラのニコラオス

ミラのニコラオスあるいはミラの聖ニコラオ(270年頃 - 345年または352年12月6日)はキリスト教の主教(司教)、神学者である。小アジアのローマ帝国リュキア属州のパタラの町に生まれ、リュキアのミラで大主教をつとめた。1087年にイタリアのバリに聖遺物(不朽体)が移された。聖人の概念を持つ全ての教派で、聖人として崇敬されている。.

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ミトラ教

ミトラ教またはミトラス教またはミスラス教(Mithraism)は、古代ローマで隆盛した、太陽神ミトラス(ミスラス)を主神とするである。 ミトラス教は古代のインド・イランに共通するミスラ神(ミトラ)の信仰であったものが、ヘレニズムの文化交流によって地中海世界に入った後に形を変えたものと考えらることが多い。 紀元前1世紀には牡牛を屠るミトラス神が地中海世界に現れ、紀元後2世紀までにはミトラ教としてよく知られる密儀宗教となった。ローマ帝国治下で1世紀より4世紀にかけて興隆したと考えられている。しかし、その起源や実体については不明な部分が多い。 近代になってが初めてミトラス教に関する総合的な研究を行い、ミトラス教の小アジア起源説を唱えたが、現在ではキュモンの学説は支持されていない。.

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ミサ

ミサ(, )は、カトリック教会においてパンとぶどう酒を聖別して聖体の秘跡が行われる典礼(祭儀)。司教または司祭が司式し、信者全体が捧げるものとして位置づけられており新要理書編纂特別委員会/編、日本カトリック司教協議会/監修(2003年)『カトリック教会の教え』197頁、カトリック中央協議会、ISBN 9784877501068、カトリック教会で最も重要な典礼儀式である。 カトリック教会における他の典礼や、キリスト教の他教派における礼拝(公祈祷)一般をまとめて「ミサ」と呼ぶ事例がマスメディアや書籍などでさえも多く見られるがこれは誤りである及川信『オーソドックスとカトリック―どのように違うのか歴史と多様性を知る 第二部 三「ミサではないのに」』139頁 - 140頁、サンパウロ ISBN 9784805612279。「ミサ」とは、本項で詳述するカトリック教会における聖体の秘跡にかかる典礼だけを指す語彙である『キリスト教大事典 改訂新版』1033頁、教文館、昭和52年 改訂新版第四版。カトリック教会のミサは、正教会では聖体礼儀に、聖公会およびプロテスタントでは聖餐式に相当する。 特に、正教会およびプロテスタントでは「ミサ」という表記は全く使われない。教派や祈祷の種別を問わない場合は「礼拝」という表現を使うのが無難である。 ミサの様式は世界共通で、大多数の地域のカトリック教会で「ラテン典礼と呼ばれる様式によって行われるが、東方典礼カトリック教会においては、ビザンチン式などラテン典礼と異なるミサが行われることがあり、その場合の詳細な式次第などは後述と異なる場合がある。本項ではラテン典礼を中心に詳述する。古代以来1960年代までラテン典礼におけるミサはすべてラテン語で行われていたが、第2バチカン公会議以降の典礼改革により各国語でも行われることになった。.

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ミサ曲

ミサ曲(ミサきょく)は、カトリック教会のミサ(感謝の祭儀)に伴う声楽曲。正教会の聖体礼儀に対して「ミサ」の語が誤用される場合があるが、正教会自身が「ミサ」との呼称を聖体礼儀に対して用いる事は無い及川信『オーソドックスとカトリック―どのように違うのか歴史と多様性を知る 第二部 三「ミサではないのに」』139頁 - 140頁、サンパウロ ISBN 9784805612279。 カトリック教会においては、聖体拝領を伴うミサは、教会の典礼儀式のなかでもっとも重要なものである。典礼文の歌唱は、東西分裂前に発する伝統を有する(ただし、こんにちの東方教会の奉神礼で用いられる形式・祈祷文は、西方教会各教派のものとは大きく異なる)。 ミサの典礼文には固有文と通常文があり、固有文はミサの行われる日によって扱われる文が異なるが、ミサ曲は基本的に通常文をテキストとしているため、作曲された時代背景が異なっても、歌詞そのものは一定である。 西方教会においてはグレゴリウス1世の頃より典礼の形式が整備され、最初期のミサにおいては、典礼文はグレゴリオ聖歌や単声による朗唱方式によって歌われた。これらが音楽的な基盤となり、多声によるミサ曲が書かれるようになった。複数の音楽家がミサの各章ごとに付曲していたが、のちに一人の音楽家が全曲を扱うようになった。全曲を通じて一人の音楽家によって作曲されたミサ曲は、14世紀、ギヨーム・ド・マショーの『ノートルダム・ミサ曲』が最初のものといわれる。さらに、声楽に加えて器楽も付加されるようになり、大規模化された。19世紀、ベートーヴェンのころには、宗教音楽の域を超えた演奏会用の作品としての位置づけも持つようになった。 現代では、ルネサンス期のものとして、ギヨーム・デュファイ、ヨハネス・オケゲム、ジョスカン・デ・プレ、ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナなど、バロック期では、マルカントワーヌ・シャルパンティエの作品や、ヨハン・ゼバスティアン・バッハのロ短調のミサ曲、古典派では、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの作品やルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのミサ・ソレムニス、ロマン派ではルイジ・ケルビーニ、ジョアキーノ・ロッシーニ、フランツ・シューベルト、アントン・ブルックナーの作品などが有名である。また、日本の作曲家の作品としては、三枝成彰や佐藤賢太郎のものがあげられる。.

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ノンクリスチャン

ノン・クリスチャン()とは、キリスト教、特にプロテスタントの福音派等においてクリスチャンでない人を指して使われる表現である。このような片仮名表記は使用頻度が稀な教派も多く、例えば日本正教会ではこの片仮名表記は全く用いられず、カトリック教会でもほとんど用いられない。片仮名表記を用いない場合、「キリスト教徒ではない人」「(キリスト教)信者ではない人」など様々に表現される。 本項では福音派によるノン・クリスチャン(非キリスト教徒)に対する捉え方について述べるが、正教会、カトリック教会は以下のような見解を持たず、聖公会・プロテスタントにも以下に述べるような見解を持たない者が多数存在する。.

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マーティン・ルーサー・キング・ジュニア

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr.、1929年1月15日 - 1968年4月4日)は、アメリカ合衆国のプロテスタントバプテスト派の牧師である。キング牧師の名で知られ、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動した。 「I Have a Dream」(私には夢がある)で知られる有名な演説を行った人物。1964年のノーベル平和賞受賞者。2004年の議会名誉黄金勲章受章者。アメリカの人種差別(特にアフリカ系アメリカ人に対する差別)の歴史を語る上で重要な人物の一人である。.

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マニ教

青木(2010)pp.39-40。 マニ教(マニきょう、摩尼教、Manichaeism)は、サーサーン朝ペルシャのマニ(216年 - 276年または277年)を開祖とする、二元論的な宗教である上岡(1988)pp.140-141。 ユダヤ教・ゾロアスター教・キリスト教・グノーシス主義グノーシス主義は、紀元前後のオリエント世界においてヘレニズム、とくにプラトンやピタゴラスの影響を強く受けた思弁法で、「隠された知識」を求めて一種の覚醒にいたることを目的としており、ユダヤ教と結びついたとき、その神学の形成・発展に寄与する一方、多くの分派をもたらした。キリスト教もまた、元来はそうしたユダヤ教の一派であった。山本(1998)pp.22-23などの流れを汲んでおり、経典宗教の特徴をもつ。かつては北アフリカ・イベリア半島から中国にかけてユーラシア大陸で広く信仰された世界宗教であった。マニ教は、過去に興隆したものの現在ではほとんど信者のいない、消滅した宗教と見なされてきたが、今日でも、中華人民共和国の福建省泉州市においてマニ教寺院の現存が確かめられている。.

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ノアの方舟

ノアの方舟(ノアのはこぶね、Noah's Ark)は、旧約聖書の『創世記』(6章-9章)に登場する、大洪水にまつわる、ノアの方舟物語の事。または、その物語中の主人公ノアとその家族、多種の動物を乗せた方舟自体を指す。「はこぶね」は「方舟」のほか、「箱舟」「箱船」などとも記される。 『クルアーン』にも類似の記述があり、「ヌーフの方舟」と呼ばれる(11章 フード)。.

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働かざる者食うべからず

働かざる者食うべからず」(はたらかざるものくうべからず、He who does not work, neither shall he eat.)とは、労働に関する慣用句である。.

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ネイチャー

『ネイチャー』()は、1869年11月4日、イギリスで天文学者ノーマン・ロッキャーによって創刊された総合学術雑誌である。 世界で特に権威のある学術雑誌のひとつと評価されており、主要な読者は世界中の研究者である。雑誌の記事の多くは学術論文が占め、他に解説記事、ニュース、コラムなどが掲載されている。記事の編集は、イギリスの Nature Publishing Group (NPG) によって行われている。NPGからは、関連誌として他に『ネイチャー ジェネティクス』や『ネイチャー マテリアルズ』など十数誌を発行し、いずれも高いインパクトファクターを持つ。.

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ネウマ譜

ネウマ譜(ネウマふ、neumatic notation)とは、楽曲の楽譜を「ネウマ」と呼ばれる記号を用いて書き表す記譜法のことである。.

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ハルマゲドン

ハルマゲドン(アルマゲドン、ハーマゲドンと表記される場合もある、Ἁρμαγεδών、Armageddon、日本語では最終戦争)とは、アブラハムの宗教における、世界の終末における最終的な決戦の地を表す言葉の片仮名音写。ヘブライ語で「メギドの丘」を意味すると考えられている。世界の終末的な善と悪の戦争や世界の破滅そのものを指す言葉である(戦争を終わらせる最後の戦争。一説では大艱難の頂点がハルマゲドンとも言われている)。.

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ハレルヤ

ハレルヤ(、、、、、、)は、ヘブライ語由来の言葉で、「神をほめたたえよ」の意 (ヘブライ語で旧約聖書「詩篇」をテヒリームと呼び、テヒラーという名詞の複数形。この単語は「讃える、賛美する」を意味する動詞ヒッレールからの派生名詞で、「賛美」を意味する。この動詞の複数命令形ハレルーに神の名ヤハウェを短縮したヤーを付した形がハレルヤ。「ヤハ(ヤハウェ)」を「ハレル(ほめたたえよ)」)。ユダヤ教の讃美の言葉に由来し、アーメン、ホサナ(オザンナ、ホザンナ)など共に、キリスト教に残る代表的なヘブライ語の祈りの一つでもある。 ラテン語などでは、ハレルヤの語頭のhを発音せずにアレルヤという。日本のカトリック教会では典礼において「アレルヤ」を使用している。正教会(日本正教会)では中世以降のギリシャ語・教会スラヴ語を反映して「アリルイヤ」と発音される。.

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ハンムラビ法典

ハンムラビ法典(ハンムラビほうてん、Code of Hammurabi)は、紀元前1792年から1750年にバビロニアを統治したハンムラビ(ハムラビ)王が発布した法典。アッカド語が使用され、楔形文字で記されている。材質は玄武岩(当初は閃緑岩と鑑定されそう記述されているものが多い)で高さは2m25cm、周囲は上部が1m65cm、下部が1m90cm、発見当時は大きく3つに破損していた。.

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バプティスト

バプティスト、バプテスト、バプチスト(Baptist、Baptists、Baptiste).

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バプテスト教会

バプテスト(Baptist、漢:浸礼教会、しんれいきょうかい)は、バプテスマ(浸礼での洗礼)を行う者の意味に由来しており、イギリスの分離派思想から発生したキリスト教プロテスタントの一教派。個人の良心の自由を大事にする。 バプテストは17世紀頃にイギリスで始まり、現在ではアメリカ合衆国に多く分布している。アメリカ合衆国の宗教人口はプロテスタントが最も多いが、その中で最も多いのがバプテストである。アメリカの保守派に属するバプテスト派、殊に南部バプテスト連盟は、アメリカ合衆国の非カトリック教派団体である。 バプテスト派は、アルミニウスの流れを汲む普遍救済主義を支持するジェネラル・バプテストと、ジャン カルヴァン(カルヴィン)の流れを汲む予定説を支持するパティキュラー・バプテストとに分かれる。現在は、パティキュラー・バプテストが数において優勢である。アメリカ合衆国のジェネラル・バプテストは存続を保っているが、イギリスのジェネラル・バプテストはパテキュラー・バプテストに吸収されつつある。アメリカ合衆国のパティキュラー・バプテストは 奴隷制度に関する意見の対立以降、米国バプテスト同盟(旧称:北部バプテスト同盟;アメリカン・バプテスト)と南部バプテスト連盟とに 分裂している。 日本には主に19世紀末にアメリカ合衆国からパティキュラー・バプテストが伝わっているが、ジェネラル・バプテストによる宣教もなされている。その他に、アフリカや東欧・ロシア等への宣教もなされている。 ランドマーク・バプテストはプロテスタントを自称しない。.

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バウハウス

バウハウス(Bauhaus, バオハオスとも)は、1919年、ドイツ国・ヴァイマルに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校。また、その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術を指すこともある。学校として存在し得たのは、ナチスにより1933年に閉校されるまでのわずか14年間であるが、その活動は現代美術に大きな影響を与えた(モダニズム建築、20世紀美術の項を参照)。 バウハウスはドイツ語で「建築の家」を意味する。中世の建築職人組合であるバウヒュッテ (Bauhütte, 建築の小屋) という語をヴァルター・グロピウスが現代風に表現したものである。.

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ポリフォニー

ポリフォニー (polyphony) とは、複数の独立した声部(パート)からなる音楽のこと。ただ一つの声部しかないモノフォニーの対義語として、多声音楽を意味する。 西洋音楽史上では中世〜ルネサンス期にかけてもっとも盛んに行われた。ただし、多声音楽そのものは西洋音楽の独創ではなく世界各地にみられるものであり、東方教会においてもグルジア正教会は西方教会の音楽史とは別系統にありながら多声聖歌を導入していた。 ポリフォニーは独立した複数の声部からなる音楽であり、一つの旋律(声部)を複数の演奏単位(楽器や男声・女声のグループ別など)で奏する場合に生じる自然な「ずれ」による一時的な多声化はヘテロフォニーと呼んで区別する。 なお、西洋音楽では、複数の声部からなっていてもリズムが別の動きでなければポリフォニーとして扱わないことが多く、この意味で対位法と重複する部分を持つ。 また、とりわけ西洋音楽において、主旋律と伴奏からなるホモフォニーの対義語としても使われる。ポリフォニーにはホモフォニーのような主旋律・伴奏といった区別は無く、どの声部も対等に扱われる。 文学においては、ミハイル・バフチンが『ドストエフスキーの詩学』において、ドストエフスキーの作品を「ポリフォニー」の語を用いて分析している。 ほりふおにい ほりふぉにい ほりふおにい ほりふおにい.

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ポップ・ミュージック

ポップ・ミュージック()とは、1950年代から1960年代にかけて西洋でロックンロールから派生して現代的形態で始まったポピュラー音楽のジャンルの1つ。「ポピュラー音楽」と「ポップ・ミュージック」はしばしば同義で扱われ、「ポピュラー音楽」は人気がある全ての音楽を指すと定義される。 ジャンルとしてのポップ・ミュージックは極めて折衷的であり、多くの場合は他ジャンル(ダンス・ミュージック、ロック、ラテン音楽、カントリー・ミュージック等)からの要素を取り入れる。一方で楽曲に割り当てられる時間が長すぎず、動きのあるメロディが重視され、基本的な楽式(西洋では主にヴァース‐コーラス形式)を用いてコーラス(サビ)を楽曲中で繰り返すといった普遍的な特徴を持つ。.

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ムスリム

ムスリム(مسلم、Muslim)とは、「(神に)帰依する者」を意味するアラビア語で、イスラム教の教徒のことである。.

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メメント・モリ

メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句。「死を記憶せよ」「死を想え」などと訳され、芸術作品のモチーフとして広く使われる。.

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メンデルの法則

メンデルの法則(メンデルのほうそく)は、遺伝学を誕生させるきっかけとなった法則であり、グレゴール・ヨハン・メンデルによって1865年に報告された。分離の法則、独立の法則、優性の法則の3つからなる。.

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メトシェラ

メトシェラ(メトセラ、、生没年不詳)は、旧約聖書の『創世記』5章21節から27節に登場する、伝説的な人物。創世記によれば、エノクの息子で、かつノアの方舟で知られるノアの祖父にあたる。メトシェラは969歳で死んだと記述され(創世記5:27)、創世記においても、聖書全体においても、最も長寿であった人物である。 メトシェラはエノクが65歳のときに生まれた(創世記5:21)。187歳のときに孫のノアをもうけノアの父はメトシェラの子のレメク、ほかに男子と女子をもうけた。その齢は969歳であった。これが聖書正典に述べられた彼の生涯のすべてである。 ヘブライ語では、。『創世記』の記述から計算すると、彼の死の直後に洪水が起きたことになりメトシェラからレメクまで187年、レメクからノアまで182年、ノアが産まれてから大洪水までが600年、合計969、メトシェラは享年969歳。これはユダヤ暦(太陰暦)による数え方であり、太陽暦で数えると約940歳になる。 、彼の死の時まで神は忍耐を持って洪水を起こさなかったという解釈が出て来る。神の忍耐によって彼は最長寿となった。彼のあとノアとその家族らが残ったことから、また彼の信仰をノアが受け継いだとも考えることが出来る。 キリスト教においては、イエス・キリストの先祖であることから、一部の教派で聖人とされる。.

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メソジスト

メソジスト (Methodist) とは、18世紀、英国でジョン・ウェスレーによって興されたキリスト教の信仰覚醒運動の中核をなす主張であるメソジズム (Methodism) に生きた人々、および、その運動から発展したプロテスタント教会・教派に属する人々を指す。日本では美以教会とも言われていた。.

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モノフォニー

モノフォニー (Monophony) とは、音楽において、例えばグレゴリオ聖歌に見られるように、1声部しかないテクスチュアのことである。演奏家や歌手の人数に関係なく、単一の旋律だけが続いている限り、そのような部分や全体のことを「モノフォニー」と呼ぶ。このため、器楽と歌手が同じ旋律を重ねていてもモノフォニーと呼ばれる。最も根本的な作曲技法であり、しばしば民族音楽では重要な創作原理となっている。キリスト教の単旋律聖歌の他に、仏教などの宗教音楽でも、古い時代のものはモノフォニーによるものが多い(例えば声明など)。.

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モーセ

モーセ像(ミケランジェロ作) モーセ(מֹשֶׁה、Μωυσής、Moyses、Moses、موسىٰ)あるいはモーゼは、旧約聖書の『出エジプト記』などに現れる紀元前16世紀または紀元前13世紀ごろ活躍したとされる古代イスラエルの民族指導者である。正教会ではモイセイと呼ばれ聖人とされる。 新約聖書の使徒言行録 によれば、神の目に適った美しい子で、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教およびバハーイー教など多くの宗教において、もっとも重要な預言者の一人。伝統的には旧約聖書のモーセ五書(トーラー)の著者であるとされてきた。『出エジプト記』によれば、モーセはエジプトのヘブライ人家族に生まれたが、新生児を殺害することを命じたファラオの命令を逃れるためにナイル川に流され、王族に拾われて育てられたという。長じてエジプト人を殺害し、砂漠に隠れていたが、神の命令によって奴隷状態のヘブライ人をエジプトから連れ出す使命を受けた。エジプトから民を率いて脱出したモーセは40年にわたって荒野をさまよったが、約束の土地を目前にして世を去ったという。.

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モザイク

モザイク(英語:mosaic、フランス語:mosaïque)は、小片を寄せあわせ埋め込んで、絵(図像)や模様を表す装飾美術の手法。石、陶磁器(タイル)、有色無色のガラス、貝殻、木などが使用され、建築物の床や壁面、あるいは工芸品の装飾のために施される。この装飾方法は古くから世界的に見られ、宗教画や幾何学模様など様々なものが描かれており、歴史上、カテドラルの内部空間やモスクの外壁などの装飾手法として特に有名である。.

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ヤコブの手紙

『ヤコブの手紙』(ヤコブのてがみ)は新約聖書中の一書。『ヤコブ書』とも。.

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ユーノー

バチカンのユーノー像 ユーノー(Juno、古典綴:Iūno)は、ローマ神話で女性の結婚生活を守護する女神で、主に結婚、出産を司る。また、女性の守護神であるため月とも関係がある高津春繁 『ギリシア・ローマ神話辞典』 岩波書店 1960、293頁。。主神ユーピテルの妻であり、ローマ最大の女神である。神権を象徴する美しい王冠をかぶった荘厳な姿で描かれ、孔雀がその聖鳥。女性的気質の神格化である。ギリシア神話のヘーラーと同一視される。 英語ではジューノウ (Juno) 、フランス語ではジュノン (Junon) 。日本語ではユノ、ユノー、ジュノーなどともカナ表記する。 ユーピテル、ミネルウァと共に3柱1組でカピトーリウムの丘の神殿で崇拝されている。 古代ローマのユーノーの祭としては3月1日のマートローナーリア (Matronalia) や7月7日のノーナイ・カプロティーナイ (Nonae Caprotinae) があったが、現在では6月の女神として知られる。ヨーロッパの言語で6月を表す Giugno, Juin, June などはユーノーに由来する。また、「6月の花嫁(ジューン・ブライド)」は、6月に結婚することで花嫁にユーノーの加護を期待する風習である。.

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ユダの手紙

『ユダの手紙』(ユダのてがみ)は新約聖書の正典中の、公同書簡に分類される手紙のひとつである。わずか25節の短い書簡であり、異端に対して厳しい批判を展開するとともに、信徒に正しい信仰を守ることを勧めている。著者は手紙の冒頭でヤコブの兄弟ユダと名乗っており、一般にこのユダはを示すと考えられている。ただし、現代の自由主義神学の立場からは、ユダに帰した偽名書簡の可能性が指摘されている。 定評あるギリシア語校訂版のネストレ・アーラント28版での題名は である。『ユダの手紙』という書名は新共同訳聖書ほか、口語訳、バルバロ訳、フランシスコ会訳、新改訳、塚本訳、岩波委員会訳、現代訳などの日本語訳聖書で用いられている。他の訳例としては、『ユダの書』(大正改訳)、『ユダスの手紙』(共同訳)、『イウダの書』(日本正教会訳)、『ユダ書』(前田訳)、『ユダ書簡』(田川訳)などがある。簡略化のため、以下では便宜的に「ユダ書」と表記する。.

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ユダヤ教

ダビデの星 ユダヤ教(ユダヤきょう、יהדות)は、古代の中近東で始まった唯一神ヤハウェ(יהוה)を神とし、選民思想やメシア(救世主)信仰などを特色とするユダヤ人の民族宗教である。ただしメシア思想は、現在ではハバド・ルバヴィッチ派などを除いて中心的なものとなっていない。 『タナハ』(キリスト教の『旧約聖書』に当たる書物)が重要な聖典とされる。.

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ヨハネによる福音書

『ヨハネによる福音書』(ヨハネによるふくいんしょ、Κατά Ιωάννην Ευαγγέλιον Kata Iōannēn Euangelion、Evangelium Secundum Iohannem)は新約聖書中の一書。 『マタイによる福音書』、『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』に次ぐ4つの福音書(イエス・キリストの言行録)の一つである。ルターは本福音書とパウロ書簡を極めて高く評価しており、その影響は現在のプロテスタント各派に及んでいる。.

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ヨハネの黙示録

『ヨハネの黙示録』(ヨハネのもくしろく Ἀποκάλυψις Ἰωάννου、Apocalypsis Iōannis、Revelation)は、『新約聖書(クリスチャン・ギリシャ語聖書)』の最後に配された聖典であり、『新約聖書』の中で唯一預言書的性格を持つ書である。 『ヨハネの黙示録』は、単に『黙示録』あるいは『ヨハネによる黙示録』、『神学者聖イオアンの黙示録』(日本ハリストス正教会)、『使徒聖ヨハネ黙示録』(天主公教会)、『ヨハネへの啓示』(ものみの塔聖書冊子協会)ともいわれる。 タイトルの「黙示」とはギリシャ語の「アポカリュプシス(Ἀποκάλυψις)」の訳であり、καλύπτω(覆う)に接頭辞のἀπό(離れて)が組み合わさったἀποκαλύπτω(明かす、明らかにする)という動詞に、-σιςという抽象名詞を作る接尾辞が付いた複合語である。英語では「Revelation」と言い、上記と同義のラテン語revēlātiō(暴露、すっぱ抜き)に由来する。『黙示録』はキリスト教徒の間でも、その解釈と正典への受け入れをめぐって多くの論議を呼びおこしてきた書物である。ヨハネの黙示録は2世紀に書かれたと言われているムラトリ正典目録に含まれており、A.D.397年に開催されたカルタゴ会議では、ヨハネの黙示録を含む27文書が正典として認められた。.

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ヨハネの手紙三

『ヨハネの手紙三』(ヨハネのてがみさん)は新約聖書の正典を構成する27文書の一つで、公同書簡に分類される3通のヨハネ書簡の最後のものである。ガイオという人物に宛てて、他のキリスト教徒を受け入れ、親切にすることを説いたこの書簡は15節しかなく、旧約・新約聖書の中でも短さの点で一、二を争う。1世紀後半から2世紀初め頃に成立したと考えられているが、その短さや教理的要素の少なさもあって、キリスト教文献での直接的言及は3世紀まで見られず、正典と広く承認されるまでに時間を要した。 定評あるギリシア語校訂版のネストレ・アーラント28版での題名は である。『ヨハネの手紙三』という呼称は新共同訳聖書によるもので、カール・ギュツラフによる最初の日本語訳『約翰下書』原典には『約終下書』とある。しかし、「約終」は「約翰」(ヨハネ)の誤記と見なされている()。以来、様々な題名で呼ばれてきた。何らかの団体によって訳された聖書(およびそれと訳名が一致する個人訳)での名称としては、『ヨハネの第三の書』(大正改訳)、『ヨハネの第三の手紙』(口語訳、バルバロ訳、フランシスコ会訳、岩波委員会訳)、『ヨハンネスの手紙 III』(共同訳)、『ヨハネの手紙 第三』(新改訳、塚本虎二訳)、『イオアンの第三書』目次での表記。本文中での見出しは『聖使徒神学者イオアンの第三公書』。(日本正教会訳)などがあるこのほか個人訳による表記として『ヨハネ第三書』(ラゲ訳。本文中の見出しは『使徒聖ヨハネ第参書簡』)、『第三ヨハネ書』(前田護郎訳、柳生直行訳)、『ヨハネ書簡、第三』(田川建三訳)などがある。また尾山令仁の現代訳聖書は『ヨハネの手紙3』と、3が算用数字になっている。。以下では便宜上、第三ヨハネ書ないし第三書と略す。ほか2つのヨハネ書簡の略し方もこれに準ずる。.

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ヨハネの手紙二

『ヨハネの手紙二』(ヨハネのてがみに)は新約聖書正典中の一書で、公同書簡と呼ばれる書簡の一つ。他のヨハネ書簡などとともにヨハネ文書と分類されることもある。13節のみで構成され、旧約・新約を通じて聖書中最短の書である。 この記事名は新共同訳聖書に基づくものだが、『ヨハネの第二の書』(文語訳聖書)、『ヨハネの第二の手紙』(口語訳聖書、バルバロ訳聖書、フランシスコ会訳聖書、岩波委員会訳聖書)、『ヨハネの手紙 第二』(新改訳聖書)、『イオアンの第二書』(日本正教会訳聖書)などとも訳される。.

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ヨハネス・ケプラー

ヨハネス・ケプラー(Johannes Kepler、1571年12月27日 - 1630年11月15日)はドイツの天文学者。天体の運行法則に関する「ケプラーの法則」を唱えたことでよく知られている。理論的に天体の運動を解明したという点において、天体物理学者の先駆的存在だといえる。一方で数学者、自然哲学者、占星術師という顔ももつ。欧州補給機(ATV)2号機、アメリカ航空宇宙局の宇宙望遠鏡の名前に彼の名が採用されている。.

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ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe、1749年8月28日 - 1832年3月22日)は、ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト』など広い分野で重要な作品を残した。 その文学活動は大きく3期に分けられる。初期のゲーテはヘルダーに教えを受けたシュトゥルム・ウント・ドラングの代表的詩人であり、25歳のときに出版した『若きウェルテルの悩み』でヨーロッパ中にその文名を轟かせた。その後ヴァイマル公国の宮廷顧問(その後枢密顧問官・政務長官つまり宰相も務めた)となりしばらく公務に没頭するが、シュタイン夫人との恋愛やイタリアへの旅行などを経て古代の調和的な美に目覚めていき、『エグモント』『ヘルマンとドロテーア』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』などを執筆、シラーとともにドイツ文学における古典主義時代を築いていく。 シラーの死を経た晩年も創作意欲は衰えず、公務や自然科学研究を続けながら『親和力』『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』『西東詩集』など円熟した作品を成した。大作『ファウスト』は20代から死の直前まで書き継がれたライフ・ワークである。ほかに旅行記『』、自伝『詩と真実』や、自然科学者として「植物変態論」『色彩論』などの著作を残している。.

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ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

ライプツィヒ・聖トーマス教会前に立つバッハ像 バッハにゆかりのある土地 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(, 1685年3月31日(ユリウス暦1685年3月21日) - 1750年7月28日)は、18世紀のドイツで活躍した作曲家・音楽家である。 バロック音楽の重要な作曲家の一人で、鍵盤楽器の演奏家としても高名であり、当時から即興演奏の大家として知られていた。バッハ研究者の見解では、バッハはバロック音楽の最後尾に位置する作曲家としてそれまでの音楽を集大成したとも評価されるが、後世には、西洋音楽の基礎を構築した作曲家であり音楽の源流であるとも捉えられ、日本の音楽教育では「音楽の父」と称された。 バッハ一族は音楽家の家系で(バッハ家参照)数多くの音楽家を輩出したが、中でも、ヨハン・ゼバスティアン・バッハはその功績の大きさから、大バッハとも呼ばれている。J・S・バッハとも略記される。.

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ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

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ライトノベル

ライトノベルは、日本で生まれた小説の分類分けの1つ。英単語のlightとnovelを組み合わせた和製英語。略語としてはラノベ。.

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リパブリック讃歌

リパブリック讃歌(リパブリックさんか、原題: )は、アメリカ合衆国の民謡・愛国歌・賛歌であり、南北戦争での北軍の行軍曲である。作詞者は詩人のジュリア・ウォード・ハウであり、軍歌の作詞を女性が務めた珍しい事例である。原題を日本語で直訳すると「共和国の戦闘讃歌」となる。.

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リベル・ウズアリス

『リベル・ウズアリス』(Liber Usualis)は、フランスのサン・ピエール・ド・ソレーム修道院の修道僧によって編纂された、広く使用されているグレゴリオ聖歌集。「通常の書」の意で、『通常定式書』とも呼ばれる。 はじめ、ソレーム修道院・修道院長アンドレ・モッケロー(André Mocquereau、1849年 - 1930年)の手により、1896年に編纂された。ソレーム修道院ではグレゴリオ聖歌の復興・研究が盛んで、すでに1889年に Paléographie musicale (音楽の古文書学)として聖歌集が編纂されており、『リベル・ウズアリス』はその後身である。しかし、この頃のソレーム修道院の編纂は、各音符の音価を同じとしてしまうなどの問題点もあった。 ページ数は1900ページにのぼり、ミサの通常文(キリエ、グロリア、クレド、サンクトゥス、アニュス・デイ)の聖歌の基本的なもののほとんどと、『教会の祈り』(カトリック教会の司祭の日々の祈りを収録する書)の聖歌や、教会暦の主な祭日のための聖歌などが収録される(聖週間のためのものだけで200ページを超える)。また、洗礼や結婚式、葬儀、聖職授任式、降副式などの特別の典礼のための聖歌も含まれる。 序(イントロダクション)では、ネウマ譜の読み方や解釈が解説され、また聖歌の検索に便利な総索引も付属する。 1962年から開かれた第2バチカン公会議によって典礼憲章で典礼での現地語使用が認められ、また同公会議で定められた教会暦に基づくミサの儀式次第に内容が沿わなくなったため、『リベル・ウズアリス』の使用は減少した。また、『リベル・ウズアリス』公刊後のグレゴリオ聖歌研究によって、アダイアステマ記譜法(音高を明示しないネウマ)には、譜線ネウマよりも多くのリズムやアーティキュレーションの情報が含まれていることが明らかになってきた。これらのことから、今日では『リベル・ウズアリス』は過去の遺物とみなされるようになってきており、1974年刊の Graduale Romanum (ローマ昇階曲)などにその位置を取って代わられている。ただし、同公会議の『典礼憲章』第116段落の中で、グレゴリオ聖歌は「誇り高き位置」を維持すべきとされ、修道院や一部の教会ではグレゴリオ聖歌は依然として歌われており、また音楽的な観点から演奏を行っている団体も少なくない。典礼ではなく、音楽的な観点からの演奏においては、『リベル・ウズアリス』収録の版や、『リベル・ウズアリス』が基づいている写本をもととすることも、依然として広く行われている。 『リベル・ウズアリス』はその欠点などを理由として、1964年に絶版となり、1970年代から90年代にかけては入手が困難だったが、20世紀末になって復刻された。現在はオンラインでも入手が可能である。.

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リキュール

リキュールの1種、アブサン リキュール(liqueur リクール、liqueurアメリカ英語発音: リカー、イギリス英語発音: リキュア)とは、蒸留酒(スピリッツ)に果実やハーブなどの副材料を加えて香味を移し、砂糖やシロップ、着色料などを添加し調製した混成酒である。 そのまま飲むこともあるが、多くはカクテルの材料や菓子の風味付けなどに使う。.

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ルーテル教会

ルーテル教会(ルーテルきょうかい、, )は、マルティン・ルターによりドイツに始まる、キリスト教の教派または教団。ルター派(ルターは)とも呼ばれる。プロテスタントの一つであり、全世界に推定8260万人の信徒が存在する。発祥の地ドイツを始め、北欧諸国では国民の大半がルター派であり、そこから移民が渡った先のアメリカ合衆国、カナダ、ブラジル等の南アメリカ各国でも信徒数が多い。 パッヘルベル、J.S.バッハ、テレマン、メンデルスゾーンなど著名な音楽家が多く所属し、作曲家や音楽家に縁がある教会としても知られる。.

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レイ・チャールズ

レイ・チャールズ・ロビンソン(Ray Charles Robinson、1930年9月23日 - 2004年6月10日)は、アメリカ合衆国・ジョージア州オールバニ出身の歌手、ピアニスト。 盲目というハンディを背負いながらも、R&Bやジャズ、ゴスペル、黒人霊歌などのブラックミュージックを、黒人である自らのルーツを遡って行くような音楽活動の中で、自分の魂を歌うという「ソウルミュージック」の形を自らで実証し、「ソウルの神様」と呼ばれたカリスマとなった。 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第2位。 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第10位。 「Q誌の選ぶ歴代の偉大な100人のシンガー」において第24位。.

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レクイエム

レクイエム(Requiem、レクィエムとも表記される)は、ラテン語で「安息を」という意味の語であり、以下の意味で使われる。.

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レゲンダ・アウレア

『レゲンダ・アウレア』または『黄金伝説』(Legenda aurea または Legenda sanctorum)は、ヤコブス・デ・ウォラギネ(1230頃 – 98)によるキリスト教の聖人伝集。1267年頃に完成した。タイトルは著者自身によるものではなく、彼と同時代の読者たちによってつけられたものである。中世ヨーロッパにおいて聖書についで広く読まれ、文化・芸術に大きな影響を与えた。 日本においても芥川龍之介が同書所収の聖女マリナの物語(79章)をもとに『奉教人の死』を書いている。.

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ロバート・スターリング

バート・スターリング ロバート・スターリング(Robert Stirling, 1790年10月25日 - 1878年6月6日)は、スコットランドの牧師、発明家。1816年にスターリングエンジンを発明したことで有名。.

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ローマ帝国

ーマ帝国(ローマていこく、Imperium Romanum)は、古代ローマがイタリア半島に誕生した都市国家から、地中海にまたがる領域国家へと発展した段階以降を表す言葉である。従って厳密には古代ローマの体制が共和制だった頃を含んでいる。最盛期には地中海沿岸全域に加え、ブリタンニア、ダキア、メソポタミアなど広大な領域を版図とした。シルクロードの西の起点であり、古代中国の文献では大秦の名で登場する。 帝国という訳語があてられている事から、狭義にはオクタウィアヌスがアウグストゥスの尊称を与えられた紀元前27年からの古代ローマを指す場合もある。しかし、本来の表現からすればこの場合は帝政ローマ、またはローマ帝政期とした方が正確である。.

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ローマ美術

ーマ美術(ローマびじゅつ)とは、古代ローマ帝国の美術であり、時間的には共和制末期とコンスタンティヌス1世以前の帝政期の美術を指す。空間的には地中海地域(アフリカ北岸も含む)とライン以西の欧州、ユーフラテス以西の近東地域での美術である。 ローマ帝国の主流となった美術は、作者が主としてギリシャ人であったので、ヘレニズム美術の延長となった。彫刻と絵画の領域では、古典期~ヘレニズム期のギリシャ美術を古典・典範とする見方が主流であり、模倣的な傾向が強い。.

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ロシア正教会

ア正教会(ロシアせいきょうかい、Русская Православная Церковь、Russian Orthodox Church)は、正教会に属するキリスト教の教会であり、数多くある独立正教会の一つである。 正教会は一カ国に一つの教会組織を具えることが原則だが(ロシア正教会以外の例としてはギリシャ正教会、グルジア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、日本正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳ではなく、同じ信仰を有している。 教派名は「正教」「正教会」であり、「ロシア正教」「ロシア正教会」は主にロシア連邦・近隣地域を管轄する一教会組織名である。 本項では日本正教会による訳語を断りなく用いる場合がある。 17世紀の奉神礼改革に反対し古い奉事方法を守ったために主流派ロシア正教会から追放された古儀式派は、自らこそが正統なロシア正教会だとしている。.

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ワイン

ワイン(vin、wine、vino、Wein)とは、主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料である。葡萄酒、ぶどう酒(ぶどうしゅ)とも。通常、単に「ワイン」と呼ばれる場合には他の果汁を主原料とするものは含まない。日本の酒税法では「果実酒」に分類されている。.

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ヴァルター・グロピウス

ヴァルター・アードルフ・ゲオルク・グローピウス(Walter Adolph Georg Gropius, 1883年5月18日 - 1969年7月5日)は、モダニズムを代表するドイツの建築家。 近代建築の四大巨匠(ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に)の一人とされる。世界的に知られた教育機関(学校)である「バウハウス」の創立者であり、1919年から1928年まで初代校長を務めた。.

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ヴァニタス

『ヴァニタス』、ピーテル・クラース(Pieter Claesz)、1630年 ヴァニタス(vanitas)とは、寓意的な静物画のジャンルのひとつ。 16世紀から17世紀にかけてのフランドルやネーデルラントなどヨーロッパ北部で特に多く描かれたが、以後現代に至るまでの西洋の美術にも大きな影響を与えている。ヴァニタスとは「人生の空しさの寓意」を表す静物画であり、豊かさなどを意味するさまざまな静物の中に、人間の死すべき定めの隠喩である頭蓋骨や、あるいは時計やパイプや腐ってゆく果物などを置き、観る者に対して虚栄のはかなさを喚起する意図をもっていた。 ヴァニタスは、「カルペ・ディエム」や「メメント・モリ」と並ぶ、バロック期の精神を表す概念でもある。.

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ヴィーナスの誕生

--> 『ヴィーナスの誕生』(ヴィーナスのたんじょう、La Nascita di Venere) は、ルネッサンス期のイタリアの画家サンドロ・ボッティチェッリの作品で、キャンバス地に描かれたテンペラ画である。縦172.5cm、幅278.5cmの大作で、現在、フィレンツェのウフィッツィ美術館が所蔵し、展示している。 この絵は、ギリシア神話で語られている通り、女神ヴィーナス(アプロディーテー)が、成熟した大人の女性として、海より誕生し出現した様を描いている。.

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ヴィクトル・ヴァスネツォフ

'''自画像'''(1873年) ヴィクトル・ミハイロヴィチ・ヴァスネツォフ( / ローマ字表記例:Viktor Mikhailovich Vasnetsov, 1848年5月15日 - 1926年6月23日)はロシア帝国の画家。神話や宗教・歴史を題材とした絵画の専門家であり、19世紀のロシア画壇における文芸復興運動の立役者の一人とみなされている。叙事的で壮大な表現や耽美主義的な傾向が見られることから、ロシア象徴主義の一員に数えられることもある。.

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トマス・ルイス・デ・ビクトリア

トマス・ルイス・デ・ビクトリア(Tomás Luis de Victoria, 1548年 アビラ - 1611年8月27日)は黄金世紀スペインの生んだルネサンス音楽最大の作曲家の一人。16世紀スペインの作曲家では最も有名であり、多くの人からパレストリーナに次ぐポリフォニックな教会音楽の大家と見なされている。 少年期にセゴビアでバルトロメー・デ・エスコベドに学んだらしい。1564年頃にローマに行き、イエズス会の会士となった。この頃にパレストリーナに師事したようだが、これについては状況証拠しか残っていない。とはいえビクトリアがパレストリーナの様式に影響されているのは確かである。ビクトリアはイエズス会の修道院で一連の楽長職を務めたのち、1575年に司祭として叙階された。 しかしながらイタリアに逗留することなく、1586年になるとスペインに帰国、今度は、マドリッドのデスカルサス・レアレス女子修道会の一員となった皇太后マリアに奉職することになる。ビクトリアは終生にわたってこの修道会にとどまり、司祭・作曲家・合唱指揮者・オルガニストなど、数々の役割をこなした。皇太后マリアは神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン2世の妃であり、スペイン王フェリペ2世の妹だった人物である。 ビクトリアは対抗改革期のスペインで最も重要な作曲家であり、後期ルネサンス においては最もすぐれた宗教音楽の作曲家である。ビクトリアの作品は20世紀に復活を遂げ、近年たくさんの録音が制作されている。数多くの評者がビクトリア作品に、神秘的な烈しさと、直接に感情に訴えかけてくる特質を認めている。これらの特徴は、見方によっては、ビクトリアの偉大な同時代のイタリア人、パレストリーナの作品には見当たらない。パレストリーナ作品は、技術的には申し分ないが、情緒的には超然としているからである。 様式的に見るとビクトリア作品は、多くの同時代の作曲家と同様の凝った対位法は遠ざけて、単純な旋律線とホモフォニックなテクスチュアを好んでいるが、それでもなお多種多彩なリズムの変化や、時に驚くほどの明暗の対比を内に秘めている。旋律の書法や不協和音の扱いはパレストリーナよりもずっと自由である。ビクトリアは随所で、16世紀の厳格対位法では禁則とされていた音程、たとえば上行する長6度音程を用いた。あるいはモテット《聖なるマリアよ、顧みたまえ Sancta Maria, succurre》において、旋律中の嘆きを表す楽句に臨時記号のついた減4度音程をさえ使っている。ビクトリアは時どき、通常はマドリガーレに使われるような音画技法も利用した。ビクトリアの宗教曲のいくつかは器楽も用いており(16世紀スペインの宗教曲には異例の慣習)、さらには、ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂につとめるヴェネツィア楽派の作曲家がしたように、分割合唱のための作品も残した。 ビクトリアの最も美しく、かつ最も洗練された作品の一つが、かの偉大な「死者のためのミサ曲」である。この作品は、1586年以来ビクトリアの主人であった皇太后マリアの葬礼のために作曲された。.

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トマス・アクィナス

トマス・アクィナス(Thomas Aquinas、1225年頃 - 1274年3月7日)は、中世ヨーロッパ、イタリアの神学者、哲学者。シチリア王国出身。ドミニコ会士。『神学大全』で知られるスコラ学の代表的神学者である。カトリック教会と聖公会では聖人、カトリック教会の33人の教会博士のうちの1人。イタリア語表記ではトンマーゾ・ダクイーノ (Tommaso d'Aquino)。.

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トランジ

ルネ・ド・シャロンのトランジ トランジ(フランス語:Transi)は、中世ヨーロッパの貴族や枢機卿などの墓標に用いられた、朽ちる過程の遺体の像やレリーフである。 12世紀から16世紀のフランス語ではtransiは死者について使う名詞であり、その動詞形のtransirは「死にゆく」「通り過ぎる」という意味で用いられた小池寿子『死を見つめる美術史』ポーラ文化研究所 1999年、ISBN 4938547473 pp.56-72.

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ヘンリク・シェンキェヴィチ

ヘンリク・アダム・アレクサンデル・ピウス・シェンキェーヴィチ(, 1846年5月5日 - 1916年11月15日)は、ポーランドの小説家。リトフォス(Litwos )のペンネームもある。.

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ヘブライ人への手紙

『ヘブライ人への手紙』は新約聖書中の一書で、新約聖書中もっとも文学的な書であるといわれる。その理由はギリシア語の流麗さにあり、アレクサンドリアのクレメンスも絶賛していたとエウセビオスが記している。オリゲネスは(当時使徒パウロの手紙とされていた)『ヘブライ人への手紙』(以下『ヘブライ書』)は他のパウロ書簡とはギリシア語の見事さにおいて際立った違いがあると分析している。著者は不詳であるが、おそらくパウロ書簡がまとめられたあとの95年ごろに執筆されたと考えられている。本書が『ヘブライ人への手紙』と呼ばれるのはテルトゥリアヌスが『デ・プディチティア』の中でそう呼んで以来のことである。.

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ヘブライ語聖書

ヘブライ語聖書(ヘブライごせいしょ、(תַּנַ"ךְ、תּוֹרָה, נביאים ו(־)כתובים)) とは、ユダヤの「聖書」。タナハ、ミクラー。聖書ヘブライ語 (Biblical Hebrew) で書かれており、ユダヤ教の「聖書正典」である。 最初の5書(חֻמָשׁ, Pentateuch, 狭義の「トーラー」)とタナフ全体(トーラー、תּוֹרָה)は、「成文トーラー、成文律法(תּוֹרָה שֶׁ(־)בִּכְתָב, Written Torah, Written Law)」として、口伝トーラー(תּוֹרָה שֶׁ(־)בְּעַל־פֶּה, Oral Law)と主に「二重のトーラー (Dual Torah)」の一部とされる。「トーラー(תּוֹרָה)」は教え、指図、理論、学説の意味であり、算術(תּוֹרַת הַ(־)חֶשְׁבּוֹן)、論理学(תּוֹרַת הַ(־)הִגָּיוֹן)、認識論(תּוֹרַת הַ(־)הַכָּרָה)、のように一般名詞としてもつかわれる。口伝トーラーは「タルムード(「学び」)」の代名詞となった。 最初の5書は「フンマーシュ(Chumash(חֻמָשׁ), キリスト教的なニュアンスを含む用語では「五書 Pentateuch, モーセ五書 Five Books of Moses(חֲמִשָּׁה חֻמְשֵׁי תוֹרה))」である(特に日本語訳の「聖書(ביבליה)」自体がすでにキリスト教的ニュアンスを含んでいる)。本来のヘブライ語での「聖(קֹדֶשׁ, קָדוֹשׁ, קִדּוּשׁ)」とは特別な、特殊な、他と違う、献呈された、献納された、捧げられた、費やされた、といった意味である。 タナフは本来セーフェルー・トーラー (Sefer Torah) として巻物の形であった。 なお、「旧約聖書(Old Testament, הברית הישנה)」というのはキリスト教徒や彼らの影響を受けた異教徒の呼び方、考え方であり、ユダヤ教、つまりユダヤ人はキリスト教徒の言う「新約聖書」を認めないため(「古い契約」とも考えないため)、旧約聖書とは呼ばれない。.

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ブルガリア

ブルガリア共和国(ブルガリアきょうわこく)、通称ブルガリアは、ヨーロッパの共和制国家である。 バルカン半島に位置し、北にルーマニア、西にセルビア、マケドニア共和国、南にギリシャ、トルコと隣接し、東は黒海に面している。首都はソフィア。.

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プロテスタント

プロテスタント(Protestantism、Protestant)は、宗教改革運動を始めとして、カトリック教会(または西方教会)から分離し、特に(広義の)福音主義を理念とするキリスト教諸教派を指す。日本ではカトリック教会(旧教)に対し、「新教」(しんきょう)ともいう。.

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パウロ

ャン・フーケによる絵、中央にパウロ パウロ(Παῦλοςラテン文字表記: ? - 65年?)は、初期キリスト教の使徒であり、新約聖書の著者の一人。はじめはイエスの信徒を迫害していたが、回心してキリスト教徒となり、キリスト教発展の基礎を作った。ユダヤ名でサウロ (שָׁאוּל、) とも呼ばれる。古代ローマの属州キリキアの州都タルソス(今のトルコ中南部メルスィン県のタルスス)生まれのユダヤ人。.

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パウロ書簡

パウロ書簡とはキリスト教の聖書正典である新約聖書に収められた27文書の中でパウロが執筆したと聖書中に書かれてある文書のことで、すべて書簡の形式をとっていることから、こう呼ばれる。オリジナルはギリシア語で書かれていた。.

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ヒンドゥー教

ヒンドゥー教(ヒンドゥーきょう、Hinduism、हिन्दू धर्म、सनातनधर्मः)、慣用表記でヒンズー教、ヒンヅー教、ヒンド教、ヒンドゥ教は、インドやネパールで多数派を占める民族宗教、またはインド的伝統を指す。西欧で作られた用語である。 英語のHinduは、まずイスラム教徒との対比において用いられるのが現在では一般的で、イスラム教徒以外で小宗派を除いた、インドで5億人を超えるような多数派であるインド的な複数の有神教宗派の教徒の総称である。ヒンドゥー教徒の数はインド国内で8.3億人、その他の国の信者を合わせると約9億人とされ、キリスト教、イスラム教に続いて、人口の上で世界で第3番目の宗教である。 同じくヒンドゥー教と訳される英語のHinduismは、最も広い意味・用法ではインドにあり、また、かつてあったもの一切が含まれていて、インドの歴史では先史文明のインダス文明まで遡るものであるが、一般的には、アーリア民族のインド定住以後、現代まで連続するインド的伝統を指す。西洋では、このうち仏教以前に存在した宗教をバラモン教()、特にヴェーダ時代の宗教思想をヴェーダの宗教()と呼んだ。。 ヒンドゥー教の狭い意味での用法は、仏教興隆以後発達して有力になったもので、とくに中世・近世以後の大衆宗教運動としてのシヴァ教徒・ヴィシュヌ教徒などの有神的民衆宗教を意識しての呼び方であることが多い川崎信定 『インドの思想』 放送大学教育振興会、1997年。.

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ビール

ップに注がれたビール 日本の缶ビール ドイツの瓶ビール ビール(bier)は、アルコール飲料の一種。様々な作り方があるが、主に大麦を発芽させた麦芽(デンプンが酵素(アミラーゼ)で糖化している)を、ビール酵母でアルコール発酵させて作る製法が一般的である。 現在は炭酸の清涼感とホップの苦みを特徴とするラガー、特にピルスナーが主流となっているが、ラガーはビールの歴史の中では比較的新参であり、ラガー以外にもエールなどのさまざまな種類のビールが世界で飲まれている。 日本語の漢字では麦酒(ばくしゅ)と表記される。.

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ビザンティン建築

ビザンティン建築(ビザンティンけんちく、Byzantine Architecture)は、東ローマ帝国(ビザンツ帝国、ビザンティン帝国)の勢力下で興った建築様式である。4世紀頃には帝国の特恵宗教であるキリスト教の儀礼空間を形成し、そのいくつかは大幅な補修を受けているものの今日においても正教会の聖堂、あるいはイスラム教のモスクとして利用されている。日本では、ビザンツ建築と呼ばれる場合もある。 ローマ建築円熟期の優れた工学・技術を継承し、早い段階で技術的成熟に達するが、その後、東ローマ帝国の国力の衰退と隆盛による影響はあるものの、発展することも急速に衰退することもなく存続した。 キリスト教の布教活動とともに、ブルガリアやセルビアなどの東欧の東ローマ帝国の勢力圏のみならずロシアあるいはアルメニアやジョージアなど西アジアにも浸透していった。その影響力は緩やかなもので、地域の工法・技術と融合しながら独自の様式を発展させた。また、初期のイスラーム建築にも影響を与えている。 ハギア・ソフィア大聖堂周囲の4本のミナレットはオスマン帝国時代にモスクに転用された際に付け加えられたもの。.

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ビザンティン聖歌

右詠隊(「右側の聖歌隊」の意。正教会の詠隊が左右に分かれる場合の、右側の詠隊を指す語)が歌っている。左側に至聖所のイコノスタシスが写っている。 ビザンティン聖歌(ビザンティンせいか、Byzantine Chant)とは、正教会の奉神礼で用いられる聖歌。ギリシャ語世界に存在するビザンティン聖歌の伝統は、ビザンティウムが東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルとして建都された330年から、その陥落の1453年までの間に発展し、現代においても日常的に歌い継がれている。ビザンツ聖歌とも。 ビザンティン聖歌には明らかに、組み合わされた起源がある。古典時代およびヘブライ音楽の芸術的・技術的産物の上に成立し、アレクサンドリア・アンティオキア・エフェソスといった初期のキリスト教都市で展開されたモノフォニー声楽から影響を受けている。.

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ピョートル・チャイコフスキー

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Пётр Ильич Чайковский ;ラテン文字表記の例:PyotrあるいはPeter Ilyich Tchaikovsky、1840年5月7日(ユリウス暦では4月25日) - 1893年11月6日(ユリウス暦10月25日))は、ロシアの作曲家。.

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ティベリウス

ティベリウス・ユリウス・カエサル(古典ラテン語:Tiberius Julius Caesar、紀元前42年11月16日 - 紀元後37年3月16日)は、ローマ帝国の第2代皇帝(在位:紀元14年 - 37年)。初代皇帝アウグストゥスの養子。養子となる以前の名前は実父と同じティベリウス・クラウディウス・ネロ。 なお、イエス・キリストが世に出、刑死したときのローマ皇帝である。イエスの言葉である「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に」(新約マタ 22:17-21、マコ12:14-17、ルカ 20:22-25)の「カエサル」とは、ティベリウスないし彼を含めた(皇帝の称号としての) カエサル(=ローマ皇帝)一般のことである。.

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フョードル・ドストエフスキー

フョードル・ドストエフスキー(ヴァシリー・グリゴリエヴィチ・ペロフ画) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(p、1821年11月11日〔ユリウス暦10月30日〕 - 1881年2月9日〔ユリウス暦1月28日〕)は、ロシアの小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』など。レフ・トルストイ、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀後半のロシア小説を代表する文豪である。 その著作は、当時広まっていた理性万能主義(社会主義)思想に影響を受けた知識階級(インテリ)の暴力的な革命を否定し、キリスト教、ことに正教に基づく魂の救済を訴えているとされる。実存主義の先駆者と評されることもある。反ユダヤ主義者としても知られる。.

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フランシスコ会

フランシスコ会の会章 フランシスコ会(フランシスコかい、Ordo Fratrum Minorum、Order of Friars Minor)またはフランチェスコ会(フランチェスコかい)は、13世紀のイタリアで、アッシジのフランチェスコによってはじめられたカトリック教会の修道会の総称であり、広義には第一会(男子修道会)、第二会(女子修道会)、第三会(在俗会)を含む。現在、その活動は全世界にわたっている石井(2004)「フランシスコ会」。 狭義には男子修道会、すなわち男子修道士による托鉢修道会である第一会に相当する3つの会のことを指し、特にそのなかの主流派である改革派フランシスコ会のみを指すこともある。この3つの会はいずれも「小さき兄弟会」Ordo Fratrum Minorum (OFM) の名を冠している。また、イングランド国教会系の聖公会でもフランシスコ会が組織されている。 フランシスコ会は、無所有と清貧を主張したフランチェスコの精神にもとづき、染色を施さない修道服をまとって活動している。.

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フリードリヒ・ニーチェ

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche, 1844年10月15日 - 1900年8月25日)は、ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られる。古典文献学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・リッチュルに才能を見出され、哲学教授職を希望しつつも、バーゼル大学古典文献学教授となり、辞職した後は在野の哲学者として一生を過ごした。随所にアフォリズムを用いた、巧みな散文的表現による試みには、文学的価値も認められる。 なお、ドイツ語では、「ニーチェ」(フリードリヒ  ヴィルヘルム  ニーチェ )のみならず「ニーツシェ」とも発音される。.

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ファウスト

『ファウスト』(Faust)はドイツの文人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの代表作とされる長編の戯曲。全編を通して韻文で書かれている。『ファウスト』は二部構成で、第一部は1808年、第二部はゲーテの死の翌年1833年に発表された。.

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フィリピン

フィリピン共和国(フィリピンきょうわこく、Republika ng Pilipinas、Republic of the Philippines、) 通称フィリピンは、東南アジアに位置する共和制国家である。島国であり、フィリピン海を挟んで日本とパラオ、ルソン海峡を挟んで台湾、スールー海を挟んでマレーシア、セレベス海を挟んでインドネシア、南シナ海を挟んで中国およびベトナムと対する。フィリピンの東にはフィリピン海、西には南シナ海、南にはセレベス海が広がる。首都はマニラで、最大の都市はケソンである。国名のフィリピンは16世紀のスペイン皇太子フェリペからちなんでいる。.

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フスト・ゴンサレス

フスト・ゴンサレス(Justo Gonzalez、1937年 ハバナフスト・ゴンサレス 著、鈴木浩 訳『キリスト教神学基本用語集』教文館 (2010年11月)、ISBN 9784764240353 - )は、メソジストの歴史学者であり、多作な著作家。キューバ系アメリカ人。ヒスパニック神学(ラティノ神学)の発展およびその教育に、多大な貢献をした。 1957年までキューバでメソジスト教会の牧師を務めたが、その後渡米。歴史神学でイェール大学史上最年少でPh.D.の学位を取得し、米国で神学を講じた。プエルトリコ福音主義神学校(Evangelical Seminary of Puerto Rico)でも教鞭を執ったことがある。世界教会協議会の信仰職制委員会の委員も務めた。.

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ドミトリー・ボルトニャンスキー

ドミトリー・ステパーノヴィチ・ボルトニャンスキー(ロシア語:Дмитрий Степанович Бортнянский、1751年10月28日 - 1825年10月10日)は、ロシア帝国で活躍したウクライナ人の作曲家。ウクライナ・ロシアのクラシック音楽の開祖。ウクライナ語名はドムィトロー・ステパーノヴィチ・ボルトニャーンシクィイ(Дмитро Степанович Бортнянський)。.

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ドーブリ・フリストフ

ドーブリ・フリストフ(ブルガリア語:Добри Христов、ラテン文字表記:Dobri (Dobre) Hristov (Christov) (Khristov)、1875年12月14日 - 1941年1月23日)はブルガリアの作曲家。同国のヴァルナ出身。 1900年から1903年までプラハ音楽院でドヴォルザークに学び、帰国後はブルガリアの近代音楽の父として国立音楽学校等で後進の指導にあたり、合唱音楽やオーケストラの作曲も行った。ブルガリア民謡の収集にも尽力している。正教会聖歌の作品は数多く、ブルガリア正教会のみならずロシア正教会などでもその聖歌が歌われたり録音されたりする事は少なくない。 1912年から1928年にかけて、フリストフは「七聖人声楽アンサンブル(The Seven Saints Vocal Ensemble)」の指揮者に就任する。また、「七聖人」に同名の教会の聖歌隊指揮者にも就任した。これらの合唱団・聖歌隊のためにも、数多くの正教会聖歌が作曲された。.

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ニュートン

ニュートン(newton、記号: N)は、 国際単位系 (SI)における力の単位。1ニュートンは、1kgの質量を持つ物体に1m/s2の加速度を生じさせる力。名称は古典力学で有名なイギリスの物理学者アイザック・ニュートンにちなむものである。.

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ニカイア・コンスタンティノポリス信条

ニカイア・コンスタンチノポリス信条(ニケア・コンスタンティノープル信条)は、キリスト教会の宗教的会議(公会議)である第1回コンスタンティノポリス公会議(381年)で定められた信条(信仰告白)である。第1回ニカイア公会議(325年)で定められたニカイア信条(原ニケア信条)と区別するため、この語を用いる。ただし教会によってはニケア信条の名をもってニカイア・コンスタンティノポリス信条を指すことがある(日本基督教団改革長老教会協議会など)。 日本ハリストス正教会では、これを単に「信経」あるいは「ニケア・コンスタンティノープル信経」と呼ぶ。 今日、この信条を認め礼拝に用いる教派は、カトリック教会・正教会(東西のキリスト教会が1054年に分裂、西が「カトリック教会」、東が「正教会」となる)、カルケドン公会議などでそれ以前に分離した東方諸教会や、聖公会を含む大半のプロテスタント教会である。ただし、東方教会と西方教会は聖霊(聖神)が御父なる神のみから出るか、御子なるキリストからも出るかの解釈が異なる(フィリオクェ問題)ため、すべての教派で同一のものを用いるわけではない。また、教義上問題とされることはないが、ラテン語のもの、さらにこれに準拠して西方教会系の教派で使われる版には、ギリシア語の原文にはない句「神よりの神」が挿入されている。 またカトリックでもほとんどの教会では現地語の翻訳を用いるため、翻訳に教派独自の解釈が反映される場合もある。.

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ニコライ・リムスキー=コルサコフ

ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ(, 1844年3月18日(ユリウス暦3月6日) - 1908年6月21日(ユリウス暦6月8日))はロシアの作曲家。ロシア五人組の一人で、色彩感あふれる管弦楽曲や民族色豊かなオペラを数多く残す。調性に色を感じる共感覚者であったといわれる。.

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ニコラウス・コペルニクス

ニコラウス・コペルニクス(ラテン語名: Nicolaus Copernicus、ポーランド語名: ミコワイ・コペルニク 、1473年2月19日 - 1543年5月24日)は、ポーランド出身の天文学者、カトリック司祭である。当時主流だった地球中心説(天動説)を覆す太陽中心説(地動説)を唱えた。これは天文学史上最も重要な発見とされる。(ただし、太陽中心説をはじめて唱えたのは紀元前三世紀のサモスのアリスタルコスである)。また経済学においても、貨幣の額面価値と実質価値の間に乖離が生じた場合、実質価値の低い貨幣のほうが流通し、価値の高い方の貨幣は退蔵され流通しなくなる (「悪貨は良貨を駆逐する」) ことに最初に気づいた人物の一人としても知られる。 コペルニクスはまた、教会では司教座聖堂参事会員(カノン)であり、知事、長官、法学者、占星術師であり、医者でもあった。暫定的に領主司祭を務めたこともある。.

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ホーリネス運動

ホーリネス運動(ホーリネスうんどう)は、キリスト教・プロテスタントのムーブメントのひとつ。この運動の結果として生まれた諸教派は「聖潔派」「きよめ派」とも呼ばれる。かつては純福音派とも呼ばれた。.

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ホーリネス教会

ホーリネス教会は、ジョン・ウェスレーの後継者たちの築いたメソジスト教会内部から、信仰復興のための「ホーリネス運動」が起こされた結果、生まれたキリスト教プロテスタントの教派の一つである。ホーリネス教団及びその教会をいう。メソジストと同様、神学的にはアルミニウス主義の立場をとる。.

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ダンテ・アリギエーリ

ダンテ・アリギエーリ(イタリア語:Dante Alighieri、1265年 - 1321年9月14日)は、イタリア都市国家フィレンツェ出身の詩人、哲学者、政治家。 ダンテの代表作は古代ローマの詩人ウェルギリウスと共に地獄(Inferno)、煉獄(Purgatorio)、天国(Paradiso)を旅するテルツァ・リーマで構成される叙事詩『神曲(La Divina Commedia)』であり、他に詩文集『新生(La Vita Nuova)』がある。イタリア文学最大の詩人で、大きな影響を与えたとされるルネサンス文化の先駆者と位置付けられている。.

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初代教会

初代教会(しょだいきょうかい)は、教会史における初代のキリスト教会を指すキリスト教の用語である。ここでは新約聖書、教父文書、信条、信仰告白においてあらわされ、キリストの教会、教派において共有される見解のみ記述する。他の学問的理解については原始キリスト教を参照。.

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初期キリスト教美術

初期キリスト教美術は、キリスト教初期段階の美術を指す。ローマ帝国勢力圏内で発生し、604年、教皇グレゴリウス1世の死まで続いた。古代ローマ末期の文化を母体として、政治的・宗教的状況の変化のはざまで、東方・西方世界それぞれに発展して行った。キリスト教独自の図像は、のちに神学体系の発展にともない、徐々に確立して行った。.

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善きサマリア人のたとえ

イコン『善きサマリア人』(18世紀、ロシア) レンブラント、1630年) 善きサマリア人のたとえ(よきサマリアびとのたとえ、Parable of the Good Samaritan)とは、新約聖書中のルカによる福音書10章25節から37節にある、イエス・キリストが語った隣人愛と永遠の命に関するたとえ話である。このたとえ話はルカによる福音書にのみ記されており、他の福音書には記されていない。 「善いサマリア人(じん)のたとえ」とも表記される。「サマリア人」は媒体によって「サマリヤ人(びと)」、「サマリヤ人(じん)」、「サマリア人(じん)」の表記がある。新共同訳新約聖書では「サマリア人(じん)」と表記されている。.

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善きサマリア人の法

善きサマリア人の法(よきサマリアびとのほう、英:Good Samaritan laws、良きサマリア人法、よきサマリア人法とも)は、「災難に遭ったり急病になったりした人など(窮地の人)を救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実にその人ができることをしたのなら、たとえ失敗してもその結果につき責任を問われない」という趣旨の法である。誤った対応をして訴えられたり処罰を受ける恐れをなくして、その場に居合わせた人(バイスタンダー)による傷病者の救護を促進しよう、との意図がある。 アメリカやカナダなどで施行されており、近年、日本でも立法化すべきか否かという議論がなされている。.

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和声

和声(わせい、harmony)は、西洋音楽の音楽理論の用語で、和音の進行、声部の導き方(声部連結)および配置の組み合わせを指す概念である。西洋音楽では、メロディ(旋律)・リズム(律動)と共に音楽の三要素の一つとする。 狭義の和声は16世紀ヨーロッパに端を発した古典的な機能和声をさす。これは、個々の和音にはその根音と調の主音との関係に従って役割・機能があると考えるものである。 なお、おもに機能和声から派生した現代のポピュラー音楽における和声については「ポピュラー和声」を参照されたい。.

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アナバプテスト

アナバプテスト(Anabaptist、再洗礼派、さいせんれいは)は、キリスト教において宗教改革時代にフルドリッヒ・ツヴィングリの弟子たちから分派した教派。 英語の"Anabaptist"は語源でいうと、anaはギリシャ語の ἀνά-(ana-, 再び)に、baptistは同じくギリシャ語の βαπτίζω(baptizo, 水に浸ける、浸す)に由来する。"re-baptizers"すなわち再洗礼派と訳された。ただし、この系統のうち現代ランドマーク・バプテストはバプテスマのヨハネと初代教会から続く正統性を主張している。.

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アヤソフィア

アヤソフィア(トルコ語:Ayasofya、古典ギリシア語:Ἁγία Σοφία (Hagia Sophiā)、現代ギリシア語:Αγία Σοφία (Aagia Sophia))は、トルコのイスタンブールにある博物館日高ら(1990)、p.31-66、2.ドームを仰ぎ見るとき、◎ハギア・ソフィア大聖堂<オスマン・トルコ時代のアヤソフィア>。東ローマ帝国(ビザンツ帝国・ビザンティン帝国)時代に正統派キリスト教の大聖堂としての建設を起源とし、帝国第一の格式を誇る教会、コンスタンティノープル総主教座の所在地であったMüller-Wiener (1977), p. 112.が、1204年から1261年まではラテン帝国支配下においてローマ・カトリックの教徒大聖堂とされていた。その後は1453年5月29日から1931年までの長期間にわたりモスクとして改築を繰り返し使用されて現在の特徴的な姿となり"." ArchNet.、後に世俗化された。1935年2月1日から博物館(Ayasofya Müzesi)として使われている。 東ローマ帝国の代表的な遺構であり、しばしばビザンティン建築の最高傑作と評価される。その歴史と威容から、オスマン帝国の時代においても第一級の格式を誇るモスクとして利用された。日本語では慣用的に「ハギア・ソフィア」と呼称されるが、厳密にはトルコ語読みは「アヤソフャ」、古典ギリシア語読みは「ハギア・ソピアー」、現代ギリシア語読みでは「アギア・ソフィア」に近い。正教会では「アギア・ソフィア大聖堂」と呼ばれ、「ハギア・ソフィア大聖堂」と表記されることも多い。.

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アリストテレス

アリストテレス(アリストテレース、Ἀριστοτέλης - 、Aristotelēs、前384年 - 前322年3月7日)は、古代ギリシアの哲学者である。 プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、しばしば「西洋」最大の哲学者の一人とされ、その多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる。特に動物に関する体系的な研究は古代世界では東西に類を見ない。イスラーム哲学や中世スコラ学、さらには近代哲学・論理学に多大な影響を与えた。また、マケドニア王アレクサンドロス3世(通称アレクサンドロス大王)の家庭教師であったことでも知られる。 アリストテレスは、人間の本性が「知を愛する」ことにあると考えた。ギリシャ語ではこれをフィロソフィア()と呼ぶ。フィロは「愛する」、ソフィアは「知」を意味する。この言葉がヨーロッパの各国の言語で「哲学」を意味する言葉の語源となった。著作集は日本語版で17巻に及ぶが、内訳は形而上学、倫理学、論理学といった哲学関係のほか、政治学、宇宙論、天体学、自然学(物理学)、気象学、博物誌学的なものから分析的なもの、その他、生物学、詩学、演劇学、および現在でいう心理学なども含まれており多岐にわたる。アリストテレスはこれらをすべてフィロソフィアと呼んでいた。アリストテレスのいう「哲学」とは知的欲求を満たす知的行為そのものと、その行為の結果全体であり、現在の学問のほとんどが彼の「哲学」の範疇に含まれている立花隆『脳を究める』(2001年3月1日 朝日文庫)。 名前の由来はギリシア語の aristos (最高の)と telos (目的)から 。.

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アルヴォ・ペルト

アルヴォ・ペルト(Arvo Pärt, 1935年9月11日 - )はエストニア生まれの作曲家である。しばしばミニマリスムの楽派に属する一人とされる。.

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アルベルト・アインシュタイン

アルベルト・アインシュタイン日本語における表記には、他に「アルト・アインシュタイン」(現代ドイツ語の発音由来)、「アルト・アインタイン」(英語の発音由来)がある。(Albert Einstein アルベルト・アインシュタイン、アルバート・アインシュタイン アルバ(ー)ト・アインスタイン、アルバ(ー)タインスタイン、1879年3月14日 - 1955年4月18日)は、ドイツ生まれの理論物理学者である。 特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アインシュタイン凝縮などを提唱した業績などにより、世界的に知られている偉人である。 「20世紀最高の物理学者」や「現代物理学の父」等と評され、それまでの物理学の認識を根本から変えるという偉業を成し遂げた。(光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって)1921年のノーベル物理学賞を受賞。.

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アレクサンドル・アルハンゲルスキー

アレクサンドル・アルハンゲルスキー アレクサンドル・アンドレーイェヴィチ・アルハンゲルスキー(1846 - 1924)は、正教会の一員であるロシア正教会の聖歌作曲家。.

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アントン・ブルックナー

ヨーゼフ・アントン・ブルックナー(Joseph Anton Bruckner, 1824年9月4日 - 1896年10月11日) は、オーストリアの作曲家、オルガニスト。交響曲と宗教音楽の大家として知られる。.

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アンドレ=マリ・アンペール

アンドレ=マリ・アンペール(André-Marie Ampère, 1775年1月20日 - 1836年6月10日)は、フランスの物理学者、数学者。電磁気学の創始者の一人。アンペールの法則を発見した。電流のSI単位の アンペアはアンペールの名にちなんでいる。.

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アーメン

アーメン((ティベリア式発音: āmēn アーメーン、現代音: amen アメン); (āmīn アーミーン); (古典音: amḗn アメーン、コイネーおよび現代ギリシア語: amín アミン); āmēn アーメーン; Аминь アミン)はヘブライ語で、「本当に」「まことにそうです」「然り」「そうありますように」の意。アブラハムの宗教で使われる用語である。.

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アッシリア東方教会

アッシリア東方教会(アッシリアとうほうきょうかい、ܥܕܬܐ ܩܕܝܫܬܐ ܘܫܠܝܚܝܬܐ ܩܬܘܠܝܩܝ ܕܡܕܢܚܐ ܕܐܬܘܪ̈ܝܐ、)は、サーサーン朝を経由して唐代の中国に渡り景教となった、古代のネストリウス派(東方教会()とも呼ばれる)の流れを継承し、東方諸教会に分類されるキリスト教の教派のひとつである。アッシリア教会、アッシリア東方使徒教会、東方アッシリア教会とも。 アッシリア正教会と呼ばれる事もあるが、当該教会は「オーソドックス(Orthodox:正教)」に類する自称を用いないのでこの呼称は誤りである。 現在のアッシリア・カトリコス総主教は、アメリカ・シカゴに居住しているが1976年よりその地位にある。 三位一体論を支持していないと誤解される事があるが、三位一体論(ニカイア信条)は認めている。.

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アブラハムの宗教

アブラハムの宗教(アブラハムのしゅうきょう、英語:Abrahamic religions) とは、聖書の預言者アブラハムの宗教的伝統を受け継ぐと称するユダヤ教、キリスト教、イスラム教(イスラーム)の三宗教のことである。初期のイスラームはこの概念によって、先行するユダヤ教・キリスト教とイスラームは立場が同じであることを強調した。「セム族の啓示宗教」、あるいは単に「啓示宗教」と称されることがある。 比較宗教学の観点ではインド宗教(Dharmic、Indian religions)、東アジア宗教(Taoic、East Asian religions)と並ぶ三分類の一つに位置付けられる。.

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アフリカ系アメリカ人

アフリカ系アメリカ人(African-American アフリカナメリカン)は、アメリカ合衆国民のうち、アフリカ出身の黒人(ネグロイド)もしくはその子孫である。アフリカン・アメリカン、アフロアメリカン (Afro-Americanアメリカ英語発音: アフロウアメリカン)、アメリカ黒人ともいう。 アフリカ系アメリカ人という言葉には黒人(ネグロイド)を意味する語は入っていないが、コーカソイドに属する北アフリカ系アメリカ人(アラブ人やベルベル人の子孫)や、ヨーロッパ系アフリカ人(アフリカーナーやアングロアフリカンなど)の子孫を含まない。.

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アドベント

アドベント (Advent) は、キリスト教西方教会において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことである。日本語では待降節(たいこうせつ)、降臨節(こうりんせつ)、または待誕節(たいたんせつ)という。教派によって名称が異なり、主にカトリックや福音主義教会(ルター派)では待降節、聖公会では降臨節と呼ぶ八木谷 (2003) pp.20-23。.

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アウグスティヌス

マニ教を批判したアウグスティヌスの書簡。 ラテラノ大聖堂に描かれたアウグスティヌス アウレリウス・アウグスティヌス(Aurelius Augustinus、354年11月13日 - 430年8月28日)あるいはアウグウティノは、古代キリスト教の神学者、哲学者、説教者。ラテン教父とよばれる一群の神学者たちの一人。キリスト教がローマ帝国によって公認され国教とされた時期を中心に活躍し、正統信仰の確立に貢献した教父であり、古代キリスト教世界のラテン語圏において多大な影響力をもつ理論家。カトリック教会・聖公会・ルーテル教会・正教会・非カルケドン派で聖人。母モニカも聖人である。日本ハリストス正教会では福アウグスティンと呼ばれる。 なお、イングランドの初代カンタベリー大司教も同名のアウグスティヌスであるため、本項のアウグスティヌスはこれと区別してヒッポのアウグスティヌスと呼ばれる。.

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イースター・エッグ

チョコレートのイースター・エッグ イースター・エッグ(英語:Easter egg)あるいは復活祭の卵(ふっかつさいのたまご)とは、復活祭(イースター)の休日もしくは春を祝うための、特別に飾り付けられた鶏卵である。 元来染めたり塗ったりした鶏卵(ゆで卵)を使うが、現代では卵アレルギーの懸念などから、チョコレートで作られた卵や、ジェリービーンズなどのキャンディを詰めたプラスチックの卵で代用するようになってきた。プラスチックの卵には現金を入れることもある。 菓子を詰めたイースター・エッグについては、カラフルなホイルで包まれ中が空洞になったチョコレートの卵といったように、菓子業界があらゆる形のものを提供している。砂糖細工やペーストリーの装飾技術を駆使した繊細な作りのものもある。 よくあるゼリーの卵やジェリービーンズは、ペクチンのキャンディを砂糖でコーティングしたもの(糖衣)である。英語圏やドイツにはこれらの卵をイースター・バニーというウサギが隠すという伝承があり、復活祭の朝に子供たちは隠された卵を探す。フランスやイタリアでは教会の鐘が運んでくることになっている。卵は屋外に(天気が悪ければ屋内に)隠される。誰が一番多くの卵を集められるか、競争をするときもある。 正教会やカトリック教会などでは、復活祭の礼拝中に、卵の祝福(成聖・祝別)を行う。.

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イエス・キリスト

イエス・キリスト(紀元前6年から紀元前4年頃 - 紀元後30年頃、Ίησοῦς Χριστός、יְהוֹשֻׁעַ/יֵשׁוּעַ הַמָּשִׁיחַ, )は、ギリシア語で「キリストであるイエス」、または「イエスはキリストである」という意味である。すなわち、キリスト教においてはナザレのイエスをイエス・キリストと呼んでいるが、この呼称自体にイエスがキリストであるとの信仰内容が示されているX.

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イグナチオ・デ・ロヨラ

イグナチオ・デ・ロヨラ(Ignacio López de Loyola、またはInigo Oinaz Loiola、バスク語:Ignazio Loiolakoa, 1491年10月23日もしくは12月24日 - 1556年7月31日)はカスティーリャ王国領バスク地方出身の修道士。カトリック教会の修道会であるイエズス会の創立者の1人にして初代総長。バスク人。同会の会員は教皇への厳しい服従をモットーに世界各地で活躍し、現代に至っている。イグナチオは『霊操』の著者としても有名で、対抗改革の中で大きな役割を果たした。カトリック教会の聖人で記念日(聖名祝日)は7月31日である。.

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イコン

イコン(εικών, Икона, Icon, Ikon)とは、イエス・キリスト(イイスス・ハリストス)、聖人、天使、聖書における重要出来事やたとえ話、教会史上の出来事を画いた画像(多くは平面)である。"εικών"をイコンと読むのは中世から現代までのギリシャ語による(ειは中世・現代ギリシャ語では「イ」と読む)。古典ギリシャ語再建音ではエイコーン。正教会では聖像とも呼ぶ。.

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イスラム教

イスラム教(イスラムきょう、イスラーム教、イスラーム、和名・漢字圏名:回教)は、唯一絶対の神(アラビア語でアッラー)を信仰し、神が最後の預言者を通じて人々に下した(啓示した)とされるクルアーンの教えを信じ、従う一神教である。 ユダヤ教やチゲリスト教の影響を受けた唯一神教で、偶像崇拝猶、いわゆる『偶像崇拝』が神像を用いた礼拝と同義であるのかを巡っては、宗教や個人により大きな開きがあるを徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色があるとされる。アッラーを崇拝するが、アッラーとは、もともとアラビアの多神教の神々の中の一人であったが、ムハンマドがメッカを占領すると、他の多神教の神々の像は全て破壊され、そして作ることや描くことも禁止され、その神だけを崇拝するようになった。.

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イタリア

イタリア共和国(イタリアきょうわこく, IPA:, Repubblica Italiana)、通称イタリアは南ヨーロッパにおける単一国家、議会制共和国である。総面積は301,338平方キロメートル (km2) で、イタリアではロスティバル(lo Stivale)と称されるブーツ状の国土をしており、国土の大部分は温帯に属する。地中海性気候が農業と歴史に大きく影響している。.

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エマオ

マオ(Emmaus)は新約聖書のルカの福音書(24章13〜35節)に登場する地名であり、「温かい井戸」という意味がある。 エルサレムから11km離れたところにあり、クレオパともう一人の弟子が旅をしていたときに、復活したイエス・キリストが現れた町である。 イエスは復活後にエマオに途中の道で、クレオパに近づいて、彼らと語りながら歩いた。そして、食事の招待を受けて、感謝してパンを裂いた時にそれが、イエスだと分かったが、その時イエスは見えなくなった。 ハン・ファン・メーヘレン作の「エマオの食事」(Emmaus)はこのエピソードを題材とした絵画である。 現在、カロニエ、エル・クベーベ、アブ・ゴーシュ(Abu Gosh、エルサレムからヤッフォ方面へ20km)、アムワスがエマオのあった場所として提唱されている。.

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エッケ・ホモ

ッケ・ホモ (Ecce homo エッケ・ホモー) はラテン語で「見よ、この人だ」を意味するが、「この人を見よ」と訳されることも多い。磔刑を前に、鞭打たれ荊冠を被せられたイエス・キリストを侮辱し騒ぎ立てる群衆に向けて、ピラトが発した言葉であり、ウルガタ版ラテン語訳聖書の『ヨハネによる福音書』(19:5)を出典とする。 原語であるギリシア語は「Ίδοὺ ὁ ἄνθρωπος イドゥー・ホ・アントローポス」であり、「見よ、この人だ」を意味する。欽定訳聖書ではこの句を「Behold the man!」という英語に翻訳した。この場面は、多くのキリスト教芸術の題材となっている。.

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エピメニデスのパラドックス

"Promptuarii Iconum Insigniorum" に描かれたエピメニデス エピメニデスのパラドックスは論理の問題の一つである。クレタ島出身の哲学者クノッソスのエピメニデス(紀元前600年ごろ)の名を冠している。この問題を表す文は一種類に決まっているわけではない。ダグラス・ホフスタッターの『ゲーデル、エッシャー、バッハ』に記されている典型的バリエーションは次の通りである。 「テトスへの手紙」にエピメニデスへの言及があり、「クレテ人のうちのある預言者が『クレテ人は、いつもうそつき、たちの悪いけもの、なまけ者の食いしんぼう』と言っている」とある()。 エピメニデスが言ったことが真実かどうかを考えることで、一般に自己言及のパラドックスが生じる。ただし、エピメニデスが自身以外に正直者のクレタ人を少なくとも1人知っていたとしたら、彼のこの言は単なる嘘であってパラドックスではなく、論理的矛盾を生じない。「全てのクレタ人は嘘つきだ」の否定は「クレタ人には嘘をつかない人もいる」であり、「クレタ人には嘘つきもいる」という文と同時に真となることがある。.

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エデンの東

『エデンの東』(エデンのひがし、East Of Eden)は、アメリカ合衆国の作家ジョン・スタインベックが1952年に発表した長編小説。 旧約聖書の創世記におけるカインとアベルの確執、カインのエデンの東への逃亡の物語を題材に、父親からの愛を切望する息子の葛藤、反発、和解などを描いた作品である。.

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エクトル・ベルリオーズ

ルイ・エクトル・ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz, 1803年12月11日 - 1869年3月8日)は、『幻想交響曲』でよく知られているフランスのロマン派音楽の作曲家である。この他に『死者のための大ミサ曲』(レクイエム、1837年)にみられるように、楽器編成のはなはだしい拡張や、色彩的な管弦楽法によってロマン派音楽の動向を先取りした。 ベルリオーズの肖像はかつてフランス10フラン紙幣に描かれていた。.

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エストニア

トニアが外交使節を派遣している諸国の一覧図。 エストニア共和国(エストニアきょうわこく、)、通称エストニア()は、北ヨーロッパの共和制国家。EUそしてNATOの加盟国、通貨はユーロ、人口は134万人。首都はタリンである。.

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オルガン

ルガン (organ) は、加圧した空気を鍵盤で選択したパイプに送ることで発音する鍵盤楽器であり、パイプオルガンとも呼ばれる。パイプオルガンに準じた鍵盤楽器である、リードオルガンや電子オルガンもオルガンの名で呼ばれる。.

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オルガヌム

ルガヌム(Organum)は、中世ヨーロッパで発達した合唱の技法である。西洋音楽におけるポリフォニーの原点である。.

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オスカー・ワイルド

ー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド(Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde、1854年10月16日 - 1900年11月30日)は、アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。 耽美的・退廃的・懐疑的だった19世紀末文学の旗手のように語られる。多彩な文筆活動をしたが、男色を咎められて収監され、出獄後、失意から回復しないままに没した。.

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カラマーゾフの兄弟

『カラマーゾフの兄弟』(カラマーゾフのきょうだい、Братья Карамазовы)は、フョードル・ドストエフスキーの最後の長編小説。1879年に文芸雑誌『』(Русскій Вѣстникъ)に連載が開始され、翌1880年に単行本として出版された。『罪と罰』と並ぶドストエフスキーの最高傑作とされ、『白痴』、『悪霊』、『未成年』と併せ後期五大作品と呼ばれる。 複雑な4部構成(1〜3編、4〜6編、7〜9編、10〜12編)の長大な作品であるが、序文によれば、続編が考えられていた。信仰や死、国家と教会、貧困、児童虐待、父子・兄弟・異性関係などさまざまなテーマを含んでおり、「思想小説」「宗教小説」「推理小説」「裁判小説」「家庭小説」「恋愛小説」としても読むことができる。 三兄弟を軸に親子・兄弟・異性など複雑な人間関係が絡む中で、父親殺しの嫌疑をかけられた子の刑事裁判について三兄弟の立場で向き合うことが本筋と目されているが、この本筋からやや離れたサイドストーリーも多く盛り込まれている。無神論者のイヴァンと修道僧のアリョーシャが神と信仰をめぐって論争した際に、イヴァンがアリョーシャに語る「」(Великий инквизитор、第2部5編5章)は、イヴァンのセリフ Если Бога нет, все позволено»(神がいなければ、全てが許される) によって文学史的に特に有名な部分である。 この作品に題をとった映画や劇が数多く作られている。サマセット・モームは『世界の十大小説』の一つに挙げている。.

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カリストス (ウェア)

リストス・ウェア府主教(2008年2月26日撮影) ディオクレイア府主教カリストス(Kallistos Ware, 俗名ティモシー・ウェア Timothy Ware、1934年生まれ)はコンスタンディヌーポリ全地総主教庁の管掌下にある府主教である。ディオクレイア府主教の称号を持つが、これは名義的なものであって実際にディオクレイアを管轄している訳では無く、英国に在住している。 1966年から2001年の間、彼はオックスフォード大学において正教会研究の講師をつとめ、正教信仰に関係する膨大な書籍・論文を著している。1985年には来日講演を行った。.

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カルヴァン主義

ルヴァン主義(カルヴァンしゅぎ、Calvinism)とは、すべての上にある神の主権を強調する神学体系、およびクリスチャン生活の実践である。 宗教改革の思想家ジャン・カルヴァンにちなんでカルヴァン主義と名づけられている。このプロテスタントのキリスト教は、改革派の伝統、改革派信仰、改革派神学と呼ばれる。 改革派の伝統は、マルチン・ブツァー、ハインリヒ・ブリンガー、フルドリッヒ・ツヴィングリなどの神学者によって進展し、また、トマス・クランマーら英語圏の宗教改革者にも影響を与えた。 それでも、ジャン・カルヴァンの大きな影響と信仰告白、教会の議論における役割のため、これは17世紀から、一般にカルヴァン主義として知られている。 今日、この語はカルヴァンが初期の指導者であった改革派教会の教理と実践を意味する。またこの神学体系は予定説と全的堕落の教理により、最もよく知られている。 日本語では「カルビン主義」表記で知られる。.

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カトリック中央協議会

宗教法人カトリック中央協議会(Catholic Bishops' Conference of Japan)は、日本カトリック司教協議会(カトリック教会法に基づく常設組織)の法人としての名称。宗教法人としては包括宗教法人。 宗教法人法の公布および施行(1951年)に伴い、1952年(昭和27年)に現在の名称で法人登録した。所在地は、東京都江東区潮見2-10-10。 近くには、「蟻の町のマリア」で知られるカトリック潮見教会がある。 現在の会長は長崎教会管区大司教であるヨセフ高見三明大司教が、副会長は大阪教会管区大司教であるトマス・アクイナス前田万葉大司教が務めている。.

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カトリック教会

トリック教会(カトリックきょうかい、)は、ローマ教皇を中心として全世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派。その中心をローマの司教座に置くことからローマ教会、ローマ・カトリック教会とも呼ばれる。.

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カトリック教会のカテキズム

トリック教会のカテキズム(カトリックきょうかいのカテキズム、、、略称:CCC)は、教皇ヨハネ・パウロ2世によって公布された、ローマ・カトリック教会とローマに連なる21の東方典礼カトリック教会|の教理(教え)の、公式な説明である。1992年にフランス語版が発行され (その分量は優に900ページを超えていた)、 英語を含む他の多くの言語に訳されている。最初のフランス語版が幾つかの点で修正されて、1997年にラテン語規範版が発行され 、これが日本語に翻訳されて2002年7月31日にカトリック中央協議会から出版されている。 その後2005年には、『カトリック教会のカテキズム』の「忠実かつ確実な要約」として『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』が教皇ベネディクト16世によって公布され、日本語版も2010年に出版されている。.

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カエサル (称号)

イウス・ユリウス・カエサル カエサル(Caesar)は、ローマ帝国およびその継承国家で用いられた君主号である。 共和政ローマ末期の終身独裁官ガイウス・ユリウス・カエサルは、内戦での勝利を経て事実上の単独支配を確立し、帝政の礎を築いた。これを継承し、実際に帝政(プリンキパトゥス)を開始したオクタウィアヌス(アウグストゥス)もまた、カエサル家の養子となっておりガイウス・ユリウス・カエサルに後継者として選ばれた後は「カエサル」の名はオクタウィアヌスの名でもあった。 帝政を確立したアウグストゥスは自分の後継者も養子としてカエサルの名を継がせており、ユリウス・クラウディウス朝の皇帝たちは皆、カエサルの家族名を持っていた。このため「カエサル」は皇帝の家族名であると同時に徐々に皇帝そのものを指す一般名詞としても機能するようになっていった。イエス・キリストが語ったとされる言葉「カエサルのものはカエサルに」はこうした用法の例といえ、ここでの「カエサル」は具体的には当時のティベリウス帝を指しているものの、もっと広い意味でローマ皇帝=ローマ帝国一般を指しているともとることができる。 こうした皇帝を指す一般名詞としての「カエサル」の用法は、ユリウス・クラウディウス朝が断絶したあとの皇帝たちもカエサルを名乗ったことから確立されていった。また皇帝たちは自らの後継者にカエサルの名を与えたため「カエサル」は次期元首を意味するようにもなっていった。 次期元首としてのカエサルの用法はローマ帝国後期(専制君主制、ドミナートゥス)に入ると副帝をあらわす称号として使われるようになり、正帝(アウグストゥス)を補佐する者として使われるようになった。ビザンツ帝国でも当初は副帝を指すことば(ギリシア語では「カイサル」)だったが、11世紀後半のコムネノス王朝時代には、セバストクラトール・デスポテースなどの皇帝(バシレウス)の下位・カエサル(カイサル)より上位に位置づけられた爵位が多数新設されて、そのなかに埋没してしまった。 このように「カエサル」の名はローマ皇帝を指す語として使われてきたため、ヨーロッパ各国では皇帝を意味する語として「カエサル」に由来する単語が使用されることも多い。代表的なものとして、ドイツ語のカイザー (Kaiser) やロシア語のツァーリ (Царь, Tsar) がある。 イスラームの伝統的な歴史学においては、タバリー以前から初代ローマ皇帝アウグストゥス以来の歴代ローマ帝国皇帝やその後の西ローマ皇帝、東ローマ皇帝などをアラビア語でカイサル (قيصر, Qayṣar) と呼んでいた。東ローマ帝国を滅ぼしたオスマン帝国では、オスマン語(およびトルコ語)でカイセル (قيصر, Qayṣar/Kayser) と言い、主にローマ皇帝を表すものとしてルーム・カイセリ (Kayser-i-Rûm) という称号が用いられ、スレイマン1世などの一部のスルタンは東ローマの継承者であることを示すためにこの称号を用いた。.

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ガリレオ

リレ.

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ガリレオ・ガリレイ

リレオ・ガリレイ(Galileo Galilei、ユリウス暦1564年2月15日 - グレゴリオ暦1642年1月8日)は、イタリアの物理学者、天文学者、哲学者。 パドヴァ大学教授。その業績から天文学の父と称され、ロジャー・ベーコンとともに科学的手法の開拓者の一人としても知られている。1973年から1983年まで発行されていた2000イタリア・リレ(リラの複数形)紙幣にガリレオの肖像が採用されていた。.

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キリエ

リエ(Kyrie)はギリシア語の κύριος(kyrios - 主)の呼格κύριεをラテン文字で表わしたもので「主よ」を意味する。また、「キリエ」(もしくは「キリエ・エレイソン」)はキリスト教の礼拝における重要な祈りの一つ。日本のカトリック教会では第2バチカン公会議以降典礼の日本語化に伴い、憐れみの賛歌と呼ばれる。日本正教会では「主、憐れめよ」と訳される。.

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キリシタン

リシタン(吉利支丹、Cristão)は、日本の戦国時代から江戸時代、更には明治の初めごろまで使われていた日本語(古語口語)である。.

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キリシタン大名

リシタン大名(キリシタンだいみょう、吉利支丹大名)は、戦国時代から江戸時代初期にかけてキリスト教に入信、洗礼を受けた大名のことである。.

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キリスト

リストは、ヘブライ語のメシア(מָשִׁיחַ)のギリシア語訳 Χριστος (Khristos クリストス、フリストス)からの、日本語における片仮名表記。基督、クリスト、クライスト、ハリストスとも表記される。 本項ではキリスト教における語彙「キリスト」の語義・意義について述べる。.

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キリストの降誕

リストの降誕(キリストのこうたん)とは、イエス・キリストの誕生のこと。英語で大文字の Nativity は、キリストの降誕を指すことが多い。.

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キリスト論

リスト論はキリスト教の教理・教義、また神学の細目の一。イエス・キリストはどのような存在であるかの定義、付随して先在、受肉、公生涯、十字架、復活、昇天などのキリストに纏わる事象や行為の意味などをキリストとの関わりにおいて考察する神学分野。.

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キリスト新聞

リスト新聞(キリストしんぶん、The Christ Newspaper/タブロイド判8-16頁)は、日本のキリスト教系専門紙(毎月1・11・21日発行、旬刊)である。発行元は株式会社キリスト新聞社(本社;東京都新宿区)で、創始者は賀川豊彦、武藤富男。.

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キリスト教と他宗教との関係

本項ではキリスト教と他宗教の関係について扱う。.

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キリスト教の聖人一覧

リスト教の聖人一覧(キリストきょうのせいじんのいちらん)では、キリスト教における主要な聖人を、教派別に一覧で示す。正教会、非カルケドン派、カトリック教会、聖公会では聖人崇敬が行われているが、ルーテル教会については聖人に対する考え方・捉え方がこれらとは異なる。.

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キリスト教の歴史

本項では、成立期から近代に到るまでのキリスト教の歴史(キリストきょうのれきし)を概説する。 キリスト教とは何か、聖典である『聖書』の範囲がどこまでかは、「キリスト教」を名乗る教団の中でも定義は一定していない。そこで本項では、キリスト教を自称する教派・教団を網羅的に取り扱うものとし、紀元後1世紀前半からはじまるその歴史を、近代に到るまで概観する。近代以降の展開については「キリスト教」の頁の「近代以降のキリスト教の展開」の節を参照。.

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キリスト教大事典

リスト教大事典(キリストきょうだいじてん)は、日本キリスト教協議会 (NCC) 文書事業部・キリスト教大事典刊行委員会により刊行された大事典。プロテスタント宣教100年(1959年)を記念して企画された。エキュメニズムの世界教会協議会神学教育委員会 (Theological Education Fund, WCC) から多額の助成金を受けた事業である。発行は教文館。1963年に初版発行。1968年に改訂新版、1977年に改訂新版第4版、1988年に改訂新版第9版が出た。判型:B5判/1600ページ 教文館。2016年12月26日閲覧。。.

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キリスト教年表

リスト教年表(キリストきょうねんぴょう)では、キリスト教宣教史に関する重要なできごとを年表としてまとめる。 ---- 1世紀 2世紀 3世紀 4世紀 5世紀 6世紀 7世紀 8世紀 9世紀 10世紀 ---- 11世紀 12世紀 13世紀 14世紀 15世紀 16世紀 17世紀 18世紀 19世紀 20世紀 21世紀 ----.

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キリスト教徒

リスト教徒(キリストきょうと、Christianus; クリスティアーヌス)あるいはクリスチャン(Christian)とは、キリスト教の信徒のことである。 キリスト教はいくつかの教派に分かれているが、ナザレのイエスを救世主キリスト(メシア)と信じ、旧約聖書に加えて、新約聖書に記されたイエスや使徒たちの言行を信じ従い、その教えを守る者がキリスト教徒であると言える。 日本では、明治時代以前、キリスト教徒のことを「キリシタン」と呼んだ。近現代の日本のキリスト教徒はキリスト者(きりすとしゃ)と自称することがある。日本正教会ではロシア語から「ハリスティアニン(Христианин)」との転写も用いられる。.

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キリスト教用語一覧

リスト教用語一覧(キリスト教きょうようごいちらん)では、キリスト教に関係する用語の一覧を示す。 アギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール) INDEX あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ 英数字 一覧記事.

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キリスト教音楽

本項はキリスト教の祈祷(公祈祷・礼拝)で用いられる聖歌・音楽を中心に扱うとともに、礼拝ではほとんど用いられないが演奏会などでは用いられるキリスト教音楽についても扱う。教会音楽(きょうかいおんがく)という語もあるが、こちらは教会で用いられる音楽にほぼ限定して指すことがほとんどであり、演奏会向けのキリスト教音楽のことはあまり含まれない。キリスト教における礼拝音楽(れいはいおんがく)、典礼音楽(てんれいおんがく)はさらに狭義となり、公祈祷・礼拝で用いられる音楽のみを指す(ただし、礼拝音楽、典礼音楽は他宗教の音楽にも使われる用語である)。.

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キリスト教諸教派の一覧

リスト教諸教派の一覧(キリストきょうしょきょうはのいちらん)は、キリスト教の諸教派(宗派)を歴史的教義的に関係するものをまとめて一覧する。また、各教派に所属する個々の教会組織・教団についても掲載する。.

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キリスト教文学一覧

リスト教文学一覧(キリストきょうぶんがくいちらん)では、キリスト教をテーマの中心に据えている文学作品を挙げる。.

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ギリシャ

リシャ共和国(ギリシャきょうわこく、ギリシャ語: Ελληνική Δημοκρατία)、通称ギリシャは、南ヨーロッパに位置する国。2011年国勢調査によると、ギリシャの人口は約1,081万人である。アテネは首都及び最大都市であり、テッサロニキは第2の都市及び中央マケドニアの州都である。.

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ギリシャ正教会

リシャ正教会(ギリシャせいきょうかい)は、以下の三通りの意義に使われる、キリスト教の教派・教会組織を指す言葉。本項では下記1番の用例による、ギリシャ共和国に存在するギリシャ正教会について詳述する。.

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ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

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クラウディオス・プトレマイオス

André_Thevet作。 クラウディオス・プトレマイオス(Κλαύδιος Πτολεμαῖος, Claudius Ptolemaeus, 83年頃 - 168年頃)は、数学、天文学、占星学、音楽学、光学、地理学、地図製作学など幅広い分野にわたる業績を残した古代ローマの学者。エジプトのアレクサンドリアで活躍した。『アルマゲスト』、『テトラビブロス』、『ゲオグラフィア』など、古代末期から中世を通して、ユーラシア大陸の西半分のいくつかの文明にて権威とみなされ、また、これらの文明の宇宙観や世界観に大きな影響を与えた学術書の著者である。英称はトレミー (Ptolemy)。.

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クリスマスツリー

リスマスツリー()は、クリスマスのために飾り付けられた木である。「知恵の樹」の象徴とされる。別名の聖樹(せいじゅ)とも呼ばれる。.

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クロロホルム

ホルム (chloroform) は化学式 CHCl3 で表されるハロゲン化アルキルの一種である。IUPAC名はトリクロロメタン (trichloromethane) であり、トリハロメタンに分類される。広範囲で溶媒や溶剤として利用されている。.

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クローン

ーンは、同一の起源を持ち、尚かつ均一な遺伝情報を持つ核酸、細胞、個体の集団。もとはギリシア語で植物の小枝の集まりを意味するκλών klōn から。1903年、が、栄養生殖によって増殖した個体集団を指す生物学用語として“” という語を考案した。本来の意味は挿し木である。.

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クロード・レヴィ=ストロース

ード・レヴィ=ストロース(Claude Lévi-Strauss、1908年11月28日 - 2009年10月30日)は、フランスの社会人類学者、民族学者。出身はベルギーの首都ブリュッセル。コレージュ・ド・フランスの社会人類学講座を1984年まで担当し、アメリカ先住民の神話研究を中心に研究を行った。アカデミー・フランセーズ会員。 専門分野である人類学、神話学における評価もさることながら、一般的な意味における構造主義の祖とされ、彼の影響を受けた人類学以外の一連の研究者たち、ジャック・ラカン、ミシェル・フーコー、ロラン・バルト、ルイ・アルチュセールらとともに、1960年代から1980年代にかけて、現代思想としての構造主義を担った中心人物のひとり。.

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クエーカー

ーカーのシンボル クエーカー(Quaker)は、キリスト教プロテスタントの一派であるキリスト友会(キリストゆうかい、Religious Society of Friends, フレンド派とも)に対する一般的な呼称であるコトバンク。友会は、17世紀にイングランドで設立された宗教団体である。ピューリタン革命の中で発生した宗派で、教会の制度化・儀式化に反対し、霊的体験を重んじる。この派の人びとが神秘体験にあって身を震わせる(quake)ことからクエーカー(震える人)と俗称されるようになった。会員自身はこの言葉を使わずに友会徒(Friends)と自称している。クエーカーという名称は、創始者ジョージ・フォックスに対して判事が使った言葉に由来する。.

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クォ・ヴァディス

"Dirce chrześcijańska", 本項で扱う小説を題材としたヘンリク・シェミラツキの絵画である。 『クォ・ヴァディス: ネロの時代の物語』(Quo Vadis: Powieść z czasów Nerona)は、ポーランドの作家ヘンリク・シェンキェヴィチによる、西暦1世紀のローマ帝国を舞台とした歴史小説である。一般には単に『クォ・ヴァディス』として知られる。「クォ・ヴァディス」とはラテン語で「(あなたは)どこに行くのか?」を意味し、新約聖書の『ヨハネによる福音書』13章36節からの引用でもある。.

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グレゴリオ聖歌

レゴリオ聖歌(グレゴリオせいか、グレゴリアン・チャント)は、西方教会の単旋律聖歌(プレインチャント)の基軸をなす聖歌で、ローマ・カトリック教会で用いられる、単旋律、無伴奏の宗教音楽。.

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グレゴール・ヨハン・メンデル

レゴール・ヨハン・メンデル(Gregor Johann Mendel、1822年7月20日 - 1884年1月6日)は、オーストリア帝国・ブリュン(現在のチェコ・ブルノ)の司祭。植物学の研究を行い、メンデルの法則と呼ばれる遺伝に関する法則を発見したことで有名。遺伝学の祖。 当時、遺伝現象は知られていたが、遺伝形質は交雑とともに液体のように混じりあっていく(混合遺伝)と考えられていた。メンデルの業績はこれを否定し、遺伝形質は遺伝粒子(後の遺伝子)によって受け継がれるという粒子遺伝を提唱したことである。.

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ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

ルク・フリードリヒ・ヘンデル(, 1685年2月23日 - 1759年4月14日)は、ドイツ出身の作曲家。後にイギリスに帰化し英語綴りに改名した(George Frideric (Frederick) Handel )。ヨハン・ゼバスティアン・バッハと並びバロック音楽における最も重要な作曲家である。ドイツ、イギリスともに自国の作曲家と主張しているが、日本ではドイツの作曲家として扱われるのが通例となっている。.

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コトバンク

kotobank(コトバンク)は朝日新聞社が主体となってとりまとめたインターネット百科事典。新聞社が提供するウェブサイトの特色として報道記事中の用語解説を強化し、朝日新聞サイト掲載記事にリンクする朝日新聞「新用語解説サイト「kotobank」(コトバンク)を4月23日に開設 - asahi.com提供サービス」2009年4月22日 。 2009年4月23日の正式発足時は、同社と講談社、小学館、朝日新聞出版の各社が提供するものを核とした44辞書・事典の計43万項目を網羅する。VOYAGE GROUPがサイト構築と運営を担当し、オーバーチュアの検索エンジンとインターネット広告システムを利用、検索連動型広告(キーワード広告)を収益源とする。 2011年3月より朝日新聞とジェネシックスがiPhone向け電子辞書プラットフォームアプリ「kotobank for iPhone」の配信を開始ECナビ「」2011年3月29日。.

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ゴシック建築

ック建築(英語:Gothic Architecture)は、12世紀後半から花開いたフランスを発祥とする建築様式。最も初期の建築は、パリ近くのサン=ドニ(聖ドニ)大修道院教会堂(Basilique de Saint-Denis)の一部に現存する。イギリス、北部および中部イタリア、ドイツのライン川流域、ポーランドのバルト海沿岸およびヴィスワ川などの大河川流域にわたる広範囲に伝播した。 「ゴシック」という呼称は、もともと蔑称である。15世紀から16世紀にかけて、アントニオ・フィラレーテやジョルジョ・ヴァザーリらが、ルネサンス前の中世の芸術を粗野で野蛮なものとみなすために「ドイツ風の」あるいは「ゴート風の」と呼んだことに由来する(ゴート族の建築様式というわけではない)。 ルネサンス以降、ゴシック建築は顧みられなくなっていたが(この時期をゴシック・サヴァイヴァルと呼ぶ)、その伝統は生き続け、18世紀になると、主として構造力学的観点から、合理的な構造であるとする再評価が始まった。18世紀から19世紀のゴシック・リヴァイヴァルの際には、ゲーテ、フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン、フリードリヒ・シュレーゲルらによって、内部空間はヨーロッパの黒い森のイメージに例えられて賞賛され、当時のドイツ、フランス、イギリスでそれぞれが自らの民族的様式とする主張が挙がるなどした。.

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ゴスペル (音楽)

ペル (gospel) または福音音楽(ふくいんおんがく)は、アメリカ発祥の音楽の一ジャンル。元来はキリスト教プロテスタント系の宗教音楽。ゴスペルは英語で福音および福音書の意。ゴスペル音楽(ゴスペルおんがく)ともいう。.

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シャルトリューズ

ャルトリューズヴェールVEP シャルトリューズ (Chartreuse) は、カルトジオ会に伝えられた薬草系リキュールの銘酒で、「リキュールの女王」とも称される。エリクサーの一種であり、フランスを代表するリキュールのひとつとされる。 基本的にストレートで飲まれるが、カクテルの材料として用いられることもある。.

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ジョルジュ・ルメートル

ョルジュ=アンリ・ルメートル(Georges-Henri Lemaître、1894年7月17日 - 1966年6月20日)は、ベルギー出身のカトリック司祭、宇宙物理学者、天文学者。アレクサンドル・フリードマンに次いで膨張宇宙論を提唱した。 ルメートルは宇宙創生の理論であるビッグバン理論の提唱者とされている。彼自身は自らの宇宙の起源に関する説を 'hypothesis of the primeval atom'(原始的原子の仮説)と呼んでいた。彼が1927年から1933年にかけて発表した理論は特にアルベルト・アインシュタインの一般相対性理論に基づいたものであった(しかし当時のアインシュタインはまだ定常宇宙モデルを信じていた)。 ルメートルは宇宙線こそが宇宙初期の爆発の名残であると考えていた(現在では宇宙線は銀河系内に起源を持つと考えられている。)ルメートルは宇宙年齢を100億年から200億年の間であると見積もっていた。この値は現在の最新の観測から得られた値と整合している。.

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ジョン・ミルトン

ョン・ミルトン ジョン・ミルトン(John Milton, 1608年12月9日 - 1674年11月8日から11月10日の間)は、イギリスの詩人。共和派の運動家であり、オリヴァー・クロムウェルを支持した。 代表作『失楽園』はダンテ『神曲』やアリオスト『狂えるオルランド』と並ぶルネサンス期の長編叙事詩の名作である。.

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ジョン・スタインベック

ョン・アーンスト・スタインベック(John Ernst Steinbeck, 1902年2月27日 - 1968年12月20日)は、アメリカの小説家・劇作家。.

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ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ

ョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(Giovanni Pierluigi da Palestrina, 1525年?-1594年2月2日)は、イタリア・ルネサンス後期の音楽家である。一般に「パレストリーナ」と呼ばれるが、ジョヴァンニが名、ピエルルイージが姓。パレストリーナは後述のように生地である。カトリックの宗教曲を多く残し「教会音楽の父」ともいわれる。.

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ジョージ・バーナード・ショー

ョージ・バーナード・ショー(, 1856年7月26日 - 1950年11月2日)はアイルランドの文学者、脚本家、劇作家、評論家、政治家、教育家、ジャーナリスト。 ヴィクトリア朝時代から近代にかけて、イギリスやアメリカ合衆国など英語圏の国々で多様な功績を残した才人として知られている。.

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ジェームズ・シンプソン

James Young Simpson シンプソンの実験を描いた挿絵 ジェームズ・ヤング・シンプソン(Sir James Young Simpson、1811年6月7日 - 1870年5月6日)はスコットランドの産科医である。クロロホルムによる麻酔の医学への応用を初めて行った。.

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スペイン

ペイン王国(スペインおうこく、Reino de España)、通称スペインは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。.

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ステンドグラス

Les Andelys)ノートルダム寺院のステンドグラス Cathédrale Notre-Dame de Strasbourg) のステンドグラス(バラ窓) 簡潔な模様が多くなった近代のステンドグラス ステンドグラス (stained glass) は、エ字形の断面を持つ鉛のリムを用いて着色ガラスの小片を結合し、絵や模様を表現したもの。ガラスに金属酸化物を混入することで着色している。教会堂や西洋館の窓の装飾に多く用いられる。外部からの透過光で見るため、人の目に非常に美しく写る。装飾を否定するモダニズム建築全盛の時期になるとあまり用いられなくなったが、今日では再びステンドグラスが見直され、公共建築、住宅、教会などに採用されている。ガラス工芸として、ランプの傘などにも用いられる。.

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ステヴァン・フリスティッチ

テヴァン・フリスティッチ(Stevan Hristić、Стеван Христић 1885年6月19日 - 1958年8月21日)は、セルビアの作曲家。.

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スコラ学

ラ学はラテン語「scholasticus」(学校に属するもの)に由来する言葉で、11世紀以降に主として西方教会のキリスト教神学者・哲学者などの学者たちによって確立された学問のスタイルのこと。このスコラ学の方法論にのっとった学問、例えば哲学・神学を特にスコラ哲学・スコラ神学などのようにいう。.

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スターリングエンジン

thumb スターリングエンジン()とは、熱機関の形式のひとつで、シリンダー内のガス(もしくは空気等)を外部から加熱・冷却し、その体積の変化(加熱による膨張・冷却による収縮)により仕事を得る外燃機関である。熱交換をすることによってカルノーサイクルと同じ理論効率となる。スコットランドの牧師、ロバート・スターリングが1816年に発明し、名称はこれに由来する。.

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セルビア

ルビア共和国(セルビアきょうわこく)、通称セルビアは、南東ヨーロッパ、バルカン半島中西部の内陸に位置する共和制国家。かつてのユーゴスラビアに属した地域の中央に位置しており、政治的にもその中心となる国であった。 首都であるベオグラードは、ユーゴスラビア誕生以来2006年にセルビア・モンテネグロが解体されるまで一貫して連邦の首都であった。2006年6月3日のモンテネグロの分離独立に伴い独立宣言をした。セルビア内のコソボ・メトヒヤ自治州がコソボ共和国として事実上独立状態にある。.

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セルゲイ・ラフマニノフ

ルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ(Серге́й Васи́льевич Рахма́нинов、ラテン文字転写例: Sergei Vasil'evich Rachmaninov姓はRachmaninoff、Rachmaninow, Rakhmaninovなどと表記されることがある。名も同様に、Sergey、Sergeなどとも表記される。ラフマニノフ自身は欧米でSergei Rachmaninoffと綴っていた。、1873年4月1日(当時ロシアで用いられていたユリウス暦では3月20日) - 1943年3月28日)は、ロシア帝国出身の作曲家、ピアニスト、指揮者。.

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タナハ

タナハ(タナク、タナフ、תנ״ך、Tanakh)は、ユダヤ教の聖書のことであり、すなわちヘブライ語のヘブライ語聖書を指す言葉である。 ユダヤ教では聖書を3つの部分に分け、それぞれを以下のように呼ぶ。.

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サロメ (戯曲)

『サロメ』(Salomé)は、オスカー・ワイルドの戯曲。新約聖書を元にした内容。1891年にフランス語で書かれ、1893年にパリで出版された。1894年に出版された英訳版ではオーブリー・ビアズリーの挿画が使用されているPeter Raby, "Introduction", in Oscar Wilde, The Importance of Being Earnest and Other Plays, ed.

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サンドロ・ボッティチェッリ

ンドロ・ボッティチェッリ(Sandro Botticelli, 1445年3月1日? - 1510年5月17日)は、ルネサンス期のイタリアのフィレンツェ生まれの画家で、本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ (Alessandro di Mariano Filipepi) といい、ボッティチェッリは兄が太っていたことから付いた「小さな樽」という意味のあだ名である。ボッティチェルリ、ボッティチェリ、ボティチェリ、ボティチェッリなどと表記されることもある。.

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サンタクロース

ンタクロース()は、クリスマス・イブに良い子のもとへプレゼントを持って訪れる人物。 サンタクロー.

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サクラメント

ラメント(sacrament、sacramentum)は、キリスト教において神の見えない恩寵を具体的に見える形で表すことである。それはキリスト教における様々な儀式の形で表されている。 ただし現在のキリスト教においては教派によってその指し示す内容、さらには日本語訳として用いられる表現も異なっている。例えば、カトリック教会では秘跡、聖公会では聖奠(せいてん)、プロテスタント教会では礼典、正教会では機密と呼ばれる。 ラテン語に由来する"Sacrament"(サクラメント)は、西方教会では一般的な用語であるが、正教会ではギリシア語の"μυστήριον"(ミスティリオン)や、これを語源とする英語の"Mystery"(ミステリー)などが用いられる。日本の正教会でももっぱらギリシア語からの直訳的な機密との呼称を用い、これを「サクラメント」と呼ぶ事はない。 他方、キリスト友会や救世軍のように、サクラメント自体を否認する教派も存在する。.

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再臨

再臨(さいりん)とは、キリスト教神学の用語。復活し、天に昇ったとされるイエス・キリストが世界の終わりの日に、キリスト教徒を天へ導き入れるため、また、世界を義をもってさばくために、再び地上に降りてくることである(『ヨハネの黙示録』を参照のこと)。.

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冬至

冬至(とうじ、winter solstice)は、二十四節気の第22。北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短い。十一月中(旧暦11月内)。 現在広まっている定気法では太陽黄経が270度のときで12月22日ごろ。恒気法は節気を冬至からの経過日数で定義するが、基点となる冬至は定気と同じ定義である。定気と恒気で一致する唯一の節気である。暦ではそれが起こる日を冬至とするが、天文学においては、太陽黄経が270度となる瞬間を「冬至」と定義している。この場合、冬至の瞬間を含む日を冬至日(とうじび)と呼ぶ。 期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小寒前日までである。 西洋占星術では、冬至を磨羯宮(やぎ座)の始まりとする。.

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出エジプト記

『出エジプト記』(しゅつエジプトき、、)は、旧約聖書の二番目の書であり、『創世記』の後を受け、モーセが、虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語を中心に描かれている。モーセ五書(トーラー)のひとつであり、ユダヤ教では本文冒頭の言葉から『シェモース』と呼ぶ。全40章から成る。.

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全能者ハリストス

全能者ハリストス(Παντοκράτωρ, Вседержи́тель もしくは Пантокра́тор)は、イイスス・ハリストス(イエス・キリストのギリシャ語読みに由来する、日本正教会で用いられる転写)のイコンにおける主要な形式であり、ハリストスが天上の王であり審判者である事を示しているものである。デイシスの一部から発展した形式である。ギリシャ語からそのままパントクラトールと転写される事もある。ロシア語では"Спас Вседержитель"(救世主全能者)とも呼ばれる。 主に正教会で用いられるが、ビザンティン美術の影響を受けた西方教会においても用いられない訳ではない。また、「全能者ハリストス」はイコンの名として使われる事が多いが、全能者ハリストス(全能のキリスト)といった敬称そのものが使われる場面は、イコンに限定されない。また、「全能者」は至聖三者のうち、神父(かみちち)に対する称号でもある。.

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公同書簡

公同書簡(こうどうしょかん、Catholic Epistles, General Epistles)とは、公会書簡とも訳され、新約聖書中の、.

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公会議

公会議(こうかいぎ、Οικουμενικές σύνοδοι, Concilium Oecumenicum, Ecumenical council)とは、キリスト教において全世界の教会から司教(主教)等の正規代表者が集まり、教義・典礼・教会法などについて審議決定する最高会議『キリスト教大辞典』(660頁、教文館、昭和48年改訂新版第二版)。それぞれの公会議は、開催地の名前を伴って~公会議と呼ばれ、同地域で複数回の公会議が行われた場合はそれぞれ第~を冠する。 別称として、世界公会議、エキュメニカル会議、普遍的公会議、全地公会議、総会議、万国公会議などがある。 公会議(公会)に対して、地方ごとに行われる教会会議も存在する。とくに西ヨーロッパにおいて、地方ごとの教会会議もしばしば公会議 (concilium, council) と称されることがあるが(例:1095年のクレルモン教会会議を「クレルモン公会議」と称するなど)、世界公会議と、こうした地方ごとに開催された公会議とも呼ばれる教会会議の性格は異なる。 正教会は787年の第2ニカイア公会議(第7回公会議)までのみを普遍的公会議と認め、7回の公会議を全地公会、全地公会議と呼ぶ。正教会においては地方ごとに行われる教会会議も地方公会等と称し、「公会」の語義が広い。.

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公現祭

公現祭(こうげんさい、ἐπιφάνεια, Epiphania domini, Epiphany)は、西方教会(カトリック教会・聖公会・プロテスタント諸派)において、異邦への救い主(イエス・キリスト)の顕現を記念する祝日。カトリック教会で「主の公現」とも表記される。聖公会ではこの祝日のことを顕現日(けんげんび)と呼び、対応する期節を顕現節(けんげんせつ)と呼ぶ。「主顕節」などとも呼ばれる。 元は東方教会の祭りであり、主の洗礼を記念するものであった。4世紀に西方教会に伝わり、現在の公現祭(顕現日などとも)となったが、西方教会では主の洗礼の意味が失われ、幼子イエスへの東方の三博士の訪問と礼拝が記念の中心となり、異邦人に対する主の顕現として祝われるようになった。 正教会では東方教会における起源のまま、神現祭(しんげんさい、Θεοφάνεια)もしくは主の洗礼祭(せんれいさい)と呼んでヨルダン川でのイエスの洗礼を記念し、三博士の礼拝は降誕祭で祭られている。 本項は西方教会における公現祭について詳述する。.

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共産主義

主にマルクス・レーニン主義系の共産主義のシンボルともされる赤い星 共産主義(きょうさんしゅぎ、Communism、Коммунизм)とは、政治や経済分野での思想や理論、運動、政治体制のひとつ、財産の一部または全部を共同所有することで平等な社会をめざす。その理念、共有化の範囲や形態、あるいは共産主義社会実現のための方法論などには古くから多数の議論があり、このため「共産主義」の定義は多数存在している。 共産主義のシンボルには、社会主義と同様に赤色や赤旗が広く使用されている。また特にマルクス・レーニン主義系の共産主義を表すシンボルには赤い星や鎌と槌なども使用されている。.

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典礼

典礼(てんれい)とは、定まった儀式・儀礼あるいはこれを司る役である。通常はキリスト教(カトリック教会)のそれを指すことが多いが、釈奠典礼とも呼称される儒教の祖孔子を祀る儀礼である釈奠なども一般に典礼と呼ばれる。 本項目ではカトリック教会における典礼、すなわち公的礼拝およびその様式について述べるが、媒体によってはカトリック教会に限定されない術語として「典礼」が用いられる場合もあるため、キリスト教の他教派のものについても部分的に解説する。.

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創世記

光と闇の分離 『創世記』(そうせいき、ヘブライ語:、ギリシア語:Γένεσις、)は、古代ヘブライ語によって記された、ユダヤ教、キリスト教の聖典で、イスラム教の啓典である聖書(旧約聖書)の最初の書であり、正典の一つである。写本が現存しており、モーセが著述したとされている。いわゆるモーセ五書は、ユダヤ教においてはトーラーと呼ばれている。 『創世記』はヘブライ語では冒頭の言葉を取って(ベレシート)と呼ばれているおり、これは「はじめに」を意味する。また、ギリシア語の七十人訳では、2章4節からとってΓένεσις(ゲネシス)と呼ばれており、「起源、誕生、創生、原因、開始、始まり、根源」の意である。.

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創造論

創造論(そうぞうろん)とは、宇宙や生命などの起源を創世記に書かれた「創造主なる神」に求める考え方であり、「創造主なる神」によって天地万物の全てが創造されたとする様々な議論のことである。 創世記を教典に含む宗教には、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教があるが、これらはいずれも創造についての教えがある。 創造の具体的な過程については、創造の過程に進化的な要素を含むか含まないか、創造に要した時間はどれぐらいか、などの点で異なるいくつかの説がある。.

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創文社

創文社(そうぶんしゃ)は、日本の学術出版社。哲学、宗教、歴史、東洋学などの人文科学関係の専門書のほかに、法律学、法制史、政治学、経済史など社会科学系も多数刊行している。 弘文堂の内紛により、当時社員だった久保井理津男が、独立退社し1951年(昭和26年)11月3日に創業した。 著名な刊行書目に、哲学・キリスト教思想関連ではトマス・アクイナス『神学大全』、訳者の山田晶、稲垣良典を主にキリスト教中世哲学研究、『ドイツ神秘主義叢書』(刊行中)、カール・ヤスパースの『哲学』3部作、『ハイデッガー全集』(全100数巻で刊行中)など多数がある。 西洋史学・社会学の訳書ではアンリ・ピレンヌの『中世都市論集』、マルク・ブロック、ベネデット・クローチェ、マックス・ウェーバー等が〈歴史学叢書〉他で出版し、東洋学・中国文学研究は、主に〈東洋学叢書〉や〈中国学芸叢書〉で出されている。 月刊PR誌『創文』を1962年8月より発刊していたが、2010年10月号で「小誌の持つ使命・役割は果しえたもの」とみなし、12月号にて終刊する事が告知された。2011年より季刊として再発足した。 2016年7月、国立大学の研究費削減などにより売り上げ減少が続き回復が見込めないことから、四年後の2020年をめどに会社を解散するという内容の文書を関係者に配布、創文社解散を事前告知した。『創文』は23号(2016年秋号)で終刊した。2017年3月、「会社解散のお知らせ」が公式サイトにも掲載された。.

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国教

国教(こっきょう)とは、国家が保護し活動を支援する宗教のこと。国家宗教ともいう。.

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四旬節

四旬節(しじゅんせつ、)は、カトリック教会などの西方教会において、復活祭の46日前(四旬とは40日のことであるが、日曜日を除いて40日を数えるので46日前からとなる)の水曜日(灰の水曜日)から復活祭の前日(聖土曜日)までの期間のこと。 聖公会では「大斎節」と呼び、プロテスタントの教派によっては「受難節」と呼ぶこともある。復活祭は3月22日から4月25日のいずれかの日曜日(年によって一定ではない)なので、四旬節は2月4日から3月10日のいずれかの日に始まる。 正教会では「大斎(おおものいみ)」に相当する。ただし、正教会における大斎の始まりは日曜日日没(教会暦でいう月曜日・教会暦は日没を一日の境目と捉える)であることや、東方教会の復活祭の日付は西方教会と必ずしも一致しないため大斎と四旬節は年によって1週から5週ほどのずれを生じていることなどにより、期間には相違がある。 本項はカトリック教会の四旬節について詳述する。.

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皇帝のものは皇帝に

皇帝のものは皇帝に」(こうていのものはこうていに、新共同訳聖書訳、欽定訳聖書訳:)あるいは「カエサルのものはカエサルに」(新改訳聖書訳2017)とは、新約聖書の三共観福音書に共通に書かれているイエス・キリストの逸話のひとつ。.

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灰の水曜日

の水曜日(はいのすいようび、 Ash Wednesday、Miércoles de Ceniza、Mercredi des Cendres、Aschermittwoch、Aswoensdag)は、キリスト教カトリック教会をはじめとする西方教会の典礼暦年のうちの一日。四旬節の初日(復活祭の46日前)に当たる。元来はカトリック教会の行事であるが、その流れを汲むプロテスタント教会(聖公会、ルーテル教会など)でも行われる。東方教会では行われない。 カトリック教会や伝統的なプロテスタント教会(聖公会、ルーテル教会など)ではこの日に大斎または小斎が守られるのが標準となっていた。一般に典礼色は紫を使用する。.

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獣の数字

ウィリアム・ブレイク作「The number of the beast is 666」 獣の数字(けもののすうじ)は、『新約聖書』の『ヨハネの黙示録』に記述されている。以下に引用すると、「ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。」(13章18節).

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礼典

典(れいてん)は、Ordinanceあるいはサクラメントの訳語として、キリスト教のプロテスタントで用いられる言葉。.

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礼拝

拝(れいはい、らいはい)は、宗教において神や仏などを拝むこと。仏教においてのみ「らいはい」、それ以外は「れいはい」と読む。.

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神の子

本記事ではキリスト教における神の子(かみのこ、Ο Υιός του Θεού, Filius Dei,Sohn Gottes, Son of God, Сын Божий(正教会の出典) )の概念を主に扱う。 「神の子」はキリスト教において多義的である『キリスト教大事典 改訂新版』p224, 教文館、昭和52年 改訂新版第四版。.

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神の王国

の王国(かみのおうこく、βασιλεία τοῦ Θεοῦ, kingdom of God)は、1世紀30年ごろパレスチナで活動したユダヤ人宗教家ナザレのイエスの宣教における最重要概念である。この宗教概念はのちにイエスがキリスト教の開祖とされ、キリスト教が世界宗教となるに及んで、宗教、社会、政治などさまざまな分野に影響を与えた。 日本語の訳語としては『口語訳聖書』や『新共同訳聖書』が採用している神の国が広く使われている。岩波書店発行の佐藤研らが日本語訳した『新約聖書』では神の王国と訳されている。.

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神学

学(しんがく、英語:theology、ドイツ語:Theologie、ラテン語:theologia)は、信仰を前提とした上で、神をはじめとする宗教概念についての理論的考察を行う学問である。神道や仏教では、教学(きょうがく)や宗学(しゅうがく)と呼称することが多い。護教学(ごきょうがく)と呼ばれることもある文脈によっては、護教学という言葉は神学の立場を批判する意味を込めて用いられる。。各宗教ごとに存在するものではなく、自身の信仰について考察する学問として、一般的な神学が存在しうるとの理解も可能である一部のキリスト教大学の神学部では、信者以外の入学も認めており、神学部を卒業した仏教僧侶もいる。。Theologyの語源はギリシア語のθεολογια。θεος (神)および λογος(言葉)の合成語。「神についての議論(学問)」という意味。.

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神学者の一覧

学者の一覧(しんがくしゃのいちらん)は、キリスト教神学者の一覧である。.

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神人

人(じにん、じんにん / しんじん、かみびと / かみんちゅ)とは日本(琉球を含む)の神職である。読みにより意味が異なる。; じにん、じんにん; しんじん、かみびと; かみんちゅ.

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神父

(しんぷ、πατήρ, pater, Father, don, отец (батюшка))とは、正教会・東方諸教会・カトリック教会で、司祭に対して呼びかける際に用いられる敬称正教会の出典:カトリック教会の出典:。.

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神道

道(しんとう)は、日本の宗教。教典や具体的な教えはなく、開祖もおらず、神話、八百万の神、自然や自然現象などにもとずく多神教。自然と神とは一体として認識され、神と人間を結ぶ具体的作法が祭祀であり、その祭祀を行う場所が神社であり、聖域とされた。 天照大御神の孫であるニニギノミコトが降臨した高千穂河原 樹齢約3000年の武雄神社の御神木.

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神曲

『神曲』(しんきょく、)は、13世紀から14世紀にかけてのイタリアの詩人・政治家、ダンテ・アリギエーリの代表作である。 地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部から成る、全14,233行の韻文による長編叙事詩であり、聖なる数「3」を基調とした極めて均整のとれた構成から、しばしばゴシック様式の大聖堂にたとえられる。イタリア文学最大の古典とされ、世界文学史にも重きをなしている。当時の作品としては珍しく、ラテン語ではなくトスカーナ方言で書かれていることが特徴である。.

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祝福

祝福(しゅくふく)とは、.

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福音派

福音派(ふくいんは、Evangelical、エヴァンジェリカル)は、キリスト教のプロテスタントを神学や信仰の姿勢によって比較分類する際に用いられる用語である。語源はギリシア語の「: 福音)」である。 福音派自身による簡潔な定義は、「福音に献身する者」である。日本福音同盟の「自由主義神学(リベラル)に対しての福音主義、エキュメニカル派に対しての福音派」という表現に、これが表されている。日本の福音派とは、「聖書は神の霊感によって書かれ、誤り無い神のことばであるという、聖書の十全霊感(聖書信仰)を信じるすべての教会」である。この聖書信仰は「福音派全体の恵みの絆」と呼ばれる。 組織としては、日本プロテスタント聖書信仰同盟から日本福音同盟、世界福音同盟が代表的であるが、そこに属さない福音派の教会も存在する。正教会の総主教やカトリック教会の教皇といった指導者は存在せず、聖書を信仰する多くの新宗教の緩やかな連帯である。 現在、世界的に福音派の信仰として広く認められているのはローザンヌ誓約である。.

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福音書

福音書(ふくいんしょ、ευαγγέλιον, ラテン語: Evangelium)は、イエス・キリストの言行録である。通常は新約聖書におさめられた福音書記者による四つの福音書(マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書)を意味する。その他にトマスによる福音書などがあるが、正典として認められなかった外典文書である。 日本正教会では福音経(ふくいんけい)とも呼ばれる。これは福音書を、奉神礼において詠まれる祈祷書(経典)の一つでもあると捉える考えに基づいている。.

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秘跡

跡(ひせき、μυστηριον、sacramentum、sacrament, サクラメント)は、カトリック教会の用語で、「イエス・キリストによって制定され、教会にゆだねられた、神の恵みを実際にもたらす感覚的しるし」のことカトリック教会のカテキズムより。(『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』137頁、カトリック中央協議会 ISBN 978-4-87750-153-2 )。かつては「秘蹟」とも書かれていた。キリスト教の他の教派にも相当するものがあるが、日本では教派によって訳語が異なる。 秘跡(サクラメント)は、正教会では「機密(きみつ)」、聖公会では「聖奠(せいてん)」、プロテスタントでは「礼典・聖礼典(れいてん、せいれいてん)」などと言い、意味も異なっていることがある。.

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科学史

科学史(かがくし、英語:history of science)とは、科学の歴史的変化や過程を研究する学問分野である。これを専攻する学者は科学史家と呼ばれる。.

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科学者

科学者(かがくしゃ、scientist)とは、科学を専門とする人・学者のことである。特に自然科学を研究する人をこう呼ぶ傾向がある。.

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第1コンスタンティノポリス公会議

1コンスタンティノポリス公会議(だい1コンスタンティノポリスこうかいぎ)は、381年にコンスタンティノポリス(現トルコ、イスタンブール)で行われた二回目のキリスト教の公会議。(正教会の一員たる日本ハリストス正教会では第二全地公会ともいう。).

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第二正典

二正典(だいにせいてん)とは、旧約聖書の中で東方教会(正教会)やカトリック教会では正典とするが、プロテスタントでは正典とせず外典や偽典として扱われている書物のこと。聖公会は正典と同格の文書として受け容れるが、教義の源泉とすることは禁じている。.

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純潔運動

純潔運動(Sexual abstinence)とは、「結婚するまで性交渉を行うことを控えるように」と呼びかける運動。.

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父なる神

多くの宗教において、最高位の神は「父性」を持ち、「父」と呼称される。多神教の多くでは、最高神は神々および人類の「父」と考えられている。古代イスラエル宗教および現代ユダヤ教では、ヤハウェは創造主、立法者、守護者であり、「父」と称される。キリスト教においても、同様の理由により神を「父」と呼ぶが、特にイエス・キリストと神との父子の関係からいう。一般的に、神性に対し当てはめた「父」の名称は、神に属している至高で強力な権威、父祖、守護者であることの源が神自身であることを示している。.

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終末論

終末論(しゅうまつろん、英語: eschatology)は、歴史には終わりがあり、それが歴史そのものの目的でもあるという考え方。目的論という概念の下位概念。.

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牧師

牧師(ぼくし)とは、キリスト教のプロテスタントの教職者(教役者)。その地位は、各教派によって異なる。英語・ドイツ語ではPastorと言い、ラテン語の「羊飼い」に由来する。.

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物理学者

物理学者(ぶつりがくしゃ)は、物理学に携わる研究者のことである。.

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百瀬文晃

文晃(ももせ ふみあき、 - )は、キリスト教カトリック司祭、神学者。 東京生まれ。1961年イエズス会入会。上智大学文学部哲学科卒、1967年同大学院修士課程修了。ドイツ(当時:西ドイツ)のフランクフルト、チュービンゲン、ミュンヘンで神学研究。1970年フランクフルトで司祭叙階。1977年フランクフルト・聖ゲオルグ神学大学で神学博士号を取得。帰国後、上智大学神学部助教授、教授、神学部長。退任後、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学神学部講師。.

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音楽理論

音楽理論(おんがくりろん、英語:music theory)とは、音楽学の一分野で、音楽の構造や手法を理論立てて説明するもの、またその論。 古代から中世にかけてのヨーロッパでは、音楽は自由七科の一科目として取り上げられ、文法学・修辞学・論理学などと同じように数学的・哲学的に理論立てられ説かれてきた。 歴史的に知られた音楽理論家には、音の協和を説いたピタゴラス学派や逍遙学派アリストクセノス、古代音楽理論を編纂し中世ヨーロッパにもたらしたボエティウス、旋法を説いたやグラレアヌス、譜表による記譜法を編み出したグイード・ダレッツォ、対位法を説いたジョゼッフォ・ツァルリーノやヨハン・ヨーゼフ・フックス、平均律を数学的に示したマラン・メルセンヌがいる。近代には機能和声を説いたジャン=フィリップ・ラモー、管弦楽法を説いたエクトル・ベルリオーズがいる。.

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過越

過越(すぎこし、פָּסַח、Passover)またはペサハ (pesach) とは、ユダヤ教の宗教的記念日。家族が食卓につき、マッツァー等の儀式的なメニューの食事をとって祝う。期間はユダヤ暦ニサン月(政治暦7月、宗教暦正月)15日から一週間である。ユダヤ暦は太陰太陽暦であり、初日のニサン月15日はグレゴリオ暦3月末から4月頃の満月の日となる。.

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聖人

聖人(せいじん[漢音]、しょうにん[呉音])とは、一般的に、徳が高く、人格高潔で、生き方において他の人物の模範となるような人物のことをさす。主に特定の宗教・宗派の中での教祖や高弟、崇拝・崇敬対象となる過去の人物をさすことが多い。一般的な読み方は「聖人」(せいじん)であるが、仏教の場合は「聖人」(しょうにん)と読むことがある。.

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聖伝

聖伝あるいは聖伝承(せいでん、Sacred Tradition, Holy Tradition)は、キリスト教における伝承のこと。正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会では重要視される。 聖伝の位置づけについては正教会とカトリック教会の間に違いがある。前者は「聖伝の中に聖書が含まれる」と捉えるのに対し、後者は「聖書と聖伝」と並び称す。 他方、プロテスタントでは位置付けが異なり伝統と訳すが、伝統をどこまで認めるかには幅があり、純粋に聖書のみを主張する者も居れば、逆にカトリック教会に近い伝統主義の者などもいる。.

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聖体礼儀

聖体礼儀(聖體禮儀、せいたいれいぎ、,, )は正教会で最も主要な機密である聖体機密を含む、最も重要な奉神礼。 正教会において聖体礼儀は、「教会それ自体の真の本質であるたったひとつの共同の機密」「天上と地上の神の共同体としての教会の本質の一つの機密的現れ」「ハリストスの神秘的な『からだ』」「ハリストスの『花嫁』としての教会のかけがえのない機密的啓示」であるとされる。それゆえ場合によっては、単に「祈りの一つ」「機密の一つ」と捉えることを否定するのみならず、「最大の祈祷」「最高の祈祷」という表現すら(祈祷という枠組みにとどまらないのでそうした表現をさらに越えると捉えられることから)不適当であるとされることすらある。 イイスス・ハリストス(イエス・キリストのギリシャ語読み)自身により、機密制定の晩餐(最後の晩餐)において制定されたとされる。 聖体機密のみならず神品機密も聖体礼儀において行われる。 聖体礼儀をはじめとする奉神礼は教会の聖伝であり、正教会である限り聖体礼儀の構造への恣意的な変更は認められない。 聖体にかかる礼拝という点ではカトリック教会のミサ、聖公会およびプロテスタントにおける聖餐式に相当するが、正教会の聖体礼儀とカトリック教会のミサとは形式は全く異なるものであり、聖体礼儀をミサと呼ぶのは誤りである。.

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聖アウグスチノ修道会

聖アウグスチノ修道会の会章 聖アウグスチノ修道会(せいアウグスチノしゅうどうかい、Ordo Sancti Augustini,略称: O.S.A.)は、聖アウグスティヌスの作った会則に基づいて修道生活を送っていた修道士のグループが、13世紀半ばに合同して成立した修道会。ドミニコ会やフランシスコ会、カルメル会と並ぶ托鉢修道会として知られる。.

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聖公会

聖公会(せいこうかい、Anglicanism, Anglican Church)は、イングランド国教会 (Church of England) の系統に属するキリスト教の教派。「聖公会」とは聖なる公同の教会(holy catholic church)という意味であり、1887年から日本で、その後中国でも用いられるようになった名称である。 聖公会は自らを、西方教会におけるカトリック教会とプロテスタントの中間として位置づけ、そのことから「中道(Via Media)」の教会であると自認している(系統概略図も参照)。 世界各地にある聖公会の諸教会の世界的連合を、アングリカン・コミュニオン (Anglican Communion)という。アングリカン・コミュニオンはイングランド国教会を母体とし、カンタベリー大主教の指導的地位を認めるが、裁治権はカンタベリー大主教にはない。聖公会の教会組織は、国家ごとに独立して自治を行う形態をとっている。.

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聖餐

聖餐(せいさん)とはイエス・キリストの最後の晩餐に由来するキリスト教の儀式。「エウカリスト」(ユーカリスト)の日本語訳。「聖餐」はおもに西方の教派で使われる訳語だが、カトリック教会では「聖体祭儀」、「聖体の秘跡」と呼ばれる。日本の聖公会、プロテスタント教会などでは「聖餐式」とも呼ばれる。正教会における「聖体礼儀」、「聖体機密」「領聖」に相当する。「主の晩餐」の語はいずれの教派でも使われる。 いずれも、洗礼を受けていない非信徒は参加を控えるよう事前に呼びかけがある。.

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聖霊

聖霊(せいれい、Άγιο Πνεύμα、Spiritus Sanctus、Holy Spirit、日本正教会では聖神゚:せいしん)は、キリスト教において、三位一体の神の位格の一つ神゚は「神」に半濁点の「゜」をつけたもので、唯一神と区別するために付す。。聖霊について論じる神学を聖霊論という。 広く「第三の位格」とも説明される一方で、「第三の」といった数え方をせずに「ペルソナ(位格)の一者」「個位(のひとつ)」「神格(のひとつ)」とだけ説明される場合もある。4世紀に聖霊論を展開した聖大バシレイオス(聖大ワシリイ)は、聖霊に限らず、三位一体の各位格に言及する際に、数を伴わせることに批判的である聖大バシレイオス(聖大ワシリイ)は、「第一に、第二に、第三に」「一つには…、二つには…、三つには…」といった数え方・言及の仕方を三位一体に適用することに批判的である。彼はその根拠として、マタイによる福音書28章19節を挙げ、そこでイエス・キリストが「父と子と聖霊」を述べる際に数を伴わせていない事を挙げている。。 本項で扱う聖霊に漢字「精霊」を当てるのは誤字(もしくは誤変換)であるΆγιο Πνεύμαは「聖なるプネウマ(霊)」、Holy Spiritも聖なるスピリット(霊)」であって、「精」の字(「精霊」)は教会で使われないのみならず、語義的にも不適切である。。.

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聖枝祭

ハリストス(キリスト)のイェルサレムへの入城』(作者・年代不詳)。伝統的にハリストスは白いロバに乗った姿で描かれる。 聖枝祭(せいしさい、Κυριακή των Βαΐων, Вход Господень в Иерусалим, Duminica Floriilor, Palm Sunday)はイエス・キリストのエルサレム入城を記念する正教会の祭日であり、十二大祭のひとつである。「主のエルサレム入城」「枝の祭り」「枝の主日」「花の主日」といった呼び名もある。 カトリック教会での枝の主日(受難の主日)、プロテスタントでの棕櫚の主日に相当する。ただし本祭日は移動祭日であることと、正教会と両教派とでは教会暦が異なることから、日付は年によって、同日であることもあれば異なる日にちである場合もある。.

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聖母マリア

聖母マリア(せいぼマリア、מִרְיָם,, ܡܪܝܡ,, Μαρία, )は、イエス・キリスト(ナザレのイエス)の母、ナザレのヨセフの妻。ヨアキムとアンナの娘とされている。 「聖母(せいぼ)」はカトリック教会、聖公会で最も一般的な称号である。おとめマリア、処女マリア、神の母マリアとも。 正教会の一員である日本ハリストス正教会では生神女マリヤ(しょうしんじょマリヤ)の表現が多用される。 この記事ではキリスト教におけるマリアのみについて取り上げる。.

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聖書

聖書(せいしょ)とは、キリスト教、ユダヤ教の教典、正典であり、イスラム教でも教典とされている。.

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聖書のみ

聖書のみ(せいしょのみ、Sola scriptura)は、信仰義認、万人祭司と並ぶ、宗教改革におけるプロテスタントの三大原理の一つ。.

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聖書学

聖書学 (せいしょがく、Bible study) は訓詁学の一種。聖書を対象に、文献学的方法、また人文科学的な(言語学、考古学、地理学等)諸方法を用いて本文批評をし、キリスト教の立場からすると、原初期の聖書とキリスト教を明らかにしようとする学である。分野は旧約聖書学・新約聖書学に分かれる。また、リベラルと聖書信仰は前提が異なる。.

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聖書無謬説

聖書無謬説(せいしょむびゅうせつ、)は、、無誤無謬説、あるいは、逐語的無謬説などとも表現され、「聖書」は無謬である(誤りがない)ことを絶対的要件とする前提。キリスト教関連用語としては、神学者、聖書学者、キリスト信仰者が用いる用語。神学書の中では議論があり、専門用語であると理解されている。この用語は、キリスト者が「聖書」をどのように信仰の中で、あるいは神学、あるいは聖書学のなかで位置づけるかにも大きく関連する教理の基本にかかわる教説であり、また聖書の読み方の基本的な姿勢を規定している用語でもある。.

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聖書正典

聖書正典(せいしょせいてん。またはカノン(Canon))とは、ユダヤ教およびキリスト教の正典である。.

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道教

道教(どうきょう、)は、中国三大宗教(三教と言い、儒教・仏教・道教を指す)の一つである。中国の歴史記述において、他にも「道家」「道家の教」「道門」「道宗」「老氏」「老氏の教」「老氏の学」「老教」「玄門」などとも呼称され、それぞれ若干ニュアンスの違いがある横手(2008)、p.001-008、中国史の中の道教。.

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落穂拾い

落穂拾い(おちぼひろい)は、穀物の収穫後に、または収穫に加えるために、田畑に散らばる穂を拾い集めること。 旧約聖書「レビ記」19章9節から10節に定められた律法に、「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。…これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならない。」とある。また「レビ記」23章22節には「畑から穀物を刈り取るときは、その畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。貧しい者や寄留者のために残しておきなさい。」、「申命記」24章19節には「畑で穀物を刈り入れるとき、一束畑に忘れても、取りに戻ってはならない。それは寄留者、孤児、寡婦のものとしなさい。」とある。これは近代の農村社会でも貧者の権利として一部に残っていた慣習である。 「ルツ記」では、未亡人となったルツが義母のナオミを養うために、裕福な遠縁の親戚ボアズの畑で落穂拾いをする。ボアズは姑につくすルツに好意をもっていた。この姑ナオミのおかげで、ルツとボアズは結ばれ、ダヴィデの祖先となる。 ジャン=フランソワ・ミレーの絵画『落穂拾い』のテーマでもあり、農村の貧しき人々を描いただけの作品ではない。.

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非カルケドン派正教会

非カルケドン派正教会久松英二 『ギリシア正教 東方の智』7頁 講談社選書メチエ (2012/2/10) ISBN 9784062585255(Non-Chalcedonian Orthodox Churches)とは、カルケドン公会議(第四全地公会議)の決議を拒絶して成立した諸教会(アルメニア使徒教会、エチオピア正教会、コプト正教会、シリア正教会など)の総称。 「非カルケドン派」の名称により、コンスタンディヌーポリ総主教を名誉的なトップとし「ギリシャ正教」とも呼ばれる正教会本記事においては便宜上、以下「コンスタンディヌーポリ総主教を名誉的なトップとし『ギリシャ正教』とも呼ばれる正教会」を「カルケドン派正教会」と呼ぶ。及びカトリック教会東西教会の分裂の時期をかなり早い年代にとる見解でも、カルケドン公会議の時期に東西教会が分かれていたとする者はまずいないので、本記事では「カルケドン派正教会及びカトリック教会」とする。と区別される。 他にも様々な呼び名があり、オリエンタル・オーソドックス(オリエント正教、Oriental Orthodox"The Blackwell Dictionary of Eastern Christianity" Wiley-Blackwell; New edition (2001/12/5), p169 - p170, ISBN 9780631232032)、非カルケドン派教会(Дохалкидонские церкви)、古東方教会(Древневосточные Церкви)、古オリエント教会(Chiese orientali antiche, Altorientalische Kirchen)等と呼ばれる。 日本では便宜的な名称として東方諸教会、東方正統教会等と呼んでいる事例がある。なお、「東方諸教会」には、エフェソス公会議で既に分れた(つまり「非エフェソス派教会」であって「非カルケドン派教会」ではない)アッシリア東方教会が含まれる事がある(この場合、非カルケドン派+アッシリア東方教会=東方諸教会)。.

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西ヨーロッパ

中東 西ヨーロッパ(にしヨーロッパ、Western Europe、L’europe de l'ouest、Westeuropa)は、西欧ともいい、ヨーロッパ地域の西部を指す。.

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西ローマ帝国

西ローマ帝国(にしローマていこく)とはローマ帝国の西半分の地域を指す呼称である。一般に、テオドシウス1世死後の西方正帝が支配した領域と時代に限定して用いられるが、286年のディオクレティアヌス帝による東方正帝と西方正帝による分担統治開始(テトラルキアの第一段階)以降のローマ帝国の西半分や、3世紀のガリア帝国時代が含まれることもある。 なお「西ローマ帝国」と「東ローマ帝国」は共に後世の人間による呼称であり、当時の国法的にはローマ帝国が東西に「分裂」したという事実は存在せず、西ローマ帝国・東ローマ帝国というふたつの国家も存在しなかった。複数の皇帝による帝国の分担統治はディオクレティアヌスのテトラルキア以後の常態であり、それらは単に広大なローマ帝国を有効に統治するための便宜(複都制)にすぎなかった。ローマ帝国の東部と西部は現実には別個の発展をたどることになったものの、それらは、ひとつのローマ帝国の西方領土(西の部分)と東方領土(東の部分)だったのである。両地域の政府や住民が自らの国を単にローマ帝国と呼んだのも、こうした認識によるものである。 395年にテオドシウス1世が死去すると、その遺領は父テオドシウスの下で既に正帝を名乗っていた2人の息子アルカディウスとホノリウスに分割されたが、一般に、この時点をもって西ローマ帝国時代の始まりとされる。西ローマ帝国時代の終わりとしては、オドアケルによる476年9月4日のロムルス・アウグストゥルス廃位までとするのが一般的であるが、480年のユリウス・ネポス殺害までとすることもある。通常、この西方正帝の消滅をもって古代の終わり・中世の始まりとする。 ギリシア化を免れた西ローマ帝国では、中世においても古代ローマ式の文化と伝統とが保存された。西ローマ帝国内に定住した蛮族たちも、次第にカトリック教会に感化され、カトリック信仰やローマの文化、ローマ法を採用し、徐々に自らがローマの遺産の「真の相続者」であるという自意識を持つようになっていった。.

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西アジア

西アジア 西アジア(にしアジア)は、アジア西部を指す地理区分である.

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西方教会

西方教会(せいほうきょうかい、Western Christianity) は、西ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(ローマ・カトリック教会、聖公会、プロテスタント、アナバプテストなど)の総称。ローマ・カトリック教会のみを指す場合もある。東方教会の対語。 ただし、東方典礼カトリック教会は完全にローマ・カトリック教会の一員であるが、基本的に東方教会に分類される(まれに西方教会に分類されることもある)。.

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記譜法

記譜法(きふほう、notation)は、楽譜を書くための一定の規則をいう。.

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語源学

語源学(ごげんがく、etymologia、etymology)とは、ある語について、何に由来するのか、あるいはいつ借用されたのか、意味や形がどのように変化したのかを探る学問である。言語学の中では主要な分野ではなく、また一つ一つの語の由来を探ることは学問的に重視されていないが、その成果は言語の系統を調べる比較言語学で利用される。.

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説教

説教(せっきょう)とは、宗教の教義・教典を、その信者や民衆に、口頭で説き明かすこと。また、そこで話される内容そのものを指す場合もある。転じて、目下の者に対して、教え導くために言い聞かせることや、堅苦しい教訓をいう場合もある(「親に説教される」など)。 本来の語義における説教の場面では、説教をする者(説教者、説教家)は、一般信徒や民衆よりも高度で専門的な教義・教典についての知識や見識を有する者であること、さらにそれをわかりやすく教え伝える能力に長けていることが期待される。.

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高橋保行

イオアン高橋保行(たかはし やすゆき、イオアンは聖名:1948年 - )は、正教会の長司祭、神学者、歴史家。 東京都生まれ。1972年、聖ウラジミール神学大学院卒業。1974年、東京復活大聖堂司祭に叙聖される。1993年から東京女子大学講師として教鞭をとった。また日本ハリストス正教会の聖職者養成機関である東京正教神学院でも講師を務めた。後にアメリカ合衆国に渡り、2008年6月現在アメリカ正教会で司祭職を務めている。.

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謝肉祭

仮面舞踏会のマスク姿のヴェネツィアのカーニバル 謝肉祭(しゃにくさい、カーニバル)は、もともとカトリックなど西方教会の文化圏で見られる通俗的な節期で、四旬節の前に行われる。仮装したパレードが行なわれたり、菓子や花を投げる行事などが行なわれてきたことから、現代では宗教的な背景のない単なる祝祭をもカーニバルと称することが少なくない。.

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講談社

株式会社講談社(こうだんしゃ、英称:Kodansha Ltd.)は、日本の総合出版社。創業者の野間清治の一族が経営する同族企業。.

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講談社学術文庫

講談社学術文庫(こうだんしゃがくじゅつぶんこ)は、講談社刊の文庫判・学術書レーベル、1976年(昭和51年)に発足。シンボルマークは、古代エジプトで知識や学問の象徴とされていた「トキ」(アフリカクロトキ)の姿をした神トートである。 単行判・選書新書の(改訂・改題も含む)再刊、古典新訳のみならず、文庫書き下ろしでの出版も多い。約40年間で2000冊代を刊行、重版多数の書目がある一方で、初版のみで品切絶版となった書目も多い。 2011年(平成23年)より、電子書籍版を購入できるiOS用のアプリケーション「選書メチエ&学術文庫」をApp Storeを配信している。.

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黙示

黙示録のラッパ吹き 黙示(もくし、、、アポカリプス)は、初期のユダヤ教およびキリスト教において、神が選ばれた預言者に与えたとする「秘密の暴露」、またそれを記録したもの。黙示を記録した書を黙示文学(もくしぶんがく)という。黙示文学はユダヤ教・キリスト教・イスラム教の伝統において極めて重要である。 黙示文学では、天地創造以来現代を経て終末に至るまでの時代区分の説明、善と悪の対立、現代が悪の支配する時代であるという認識、終末による悪の時代の終焉、死者の復活、最後の審判、天国と地獄などの教義が与えられている。 黙示文学は元来、ギリシア語を話すユダヤ人に向けて書かれたものだったようであるが、キリスト教徒にも受け容れられ用いられるようになり、さらに発展していった。.

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輪作

ンザス州の農地を映した衛星写真。トウモロコシやコムギといった作物が、区画ごとに入れ替えられて栽培されている 輪作(りんさく、Crop rotation)は、農業の手法の1つで、同じ土地に別の性質のいくつかの種類の農作物を何年かに1回のサイクルで作っていく方法。.

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藤代幸一

藤代 幸一(ふじしろ こういち、1932年10月10日 - )は、日本の中世ドイツ文学者、東京都立大学名誉教授。 東京市築地(現中央区)生まれ。東京外国語大学ドイツ語科卒。1958年東京都立大学大学院修士課程修了。1959年日本大学講師、1964年静岡大学講師、1967年東京都立大学助教授、83年教授。96年定年退官、名誉教授。 幼少時から歌舞伎、落語に親しみ、中世ドイツの笑いの演劇・文芸を研究・翻訳した。.

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蒸気機関

蒸気機関(じょうききかん)は、ボイラで発生した蒸気のもつ熱エネルギーを機械的仕事に変換する熱機関の一部であり、ボイラ等と組み合わせて一つの熱機関となる。作業物質である水を外部より加熱する外燃機関に分類される。 蒸気機関には、蒸気をシリンダに導き、ピストンを往復運動させる往復動型のものと、蒸気で羽根車をまわすタービン型のものとが存在する。本稿では主として往復動型のものを説明する。タービン型のものについては蒸気タービンを参照のこと。.

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脳科学

脳科学(のうかがく、)とは、ヒトを含む動物の脳と、それが生み出す機能について研究する学問分野である。対象とする脳機能としては視覚認知、聴覚認知など感覚入力の処理に関するもの、記憶、学習、予測、思考、言語、問題解決など高次認知機能と呼ばれるもの、情動に関するものなどである。.

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自由主義神学

自由主義神学(じゆうしゅぎしんがく、Liberal theology, Theological liberalism、リベラル、リベラリズム)は、キリスト教のプロテスタントの神学的立場の一つ。その発生以来、プロテスタント教会の主流エキュメニカル派の多くが採用する立場。 「自由主義」の語は社会学・政治学用語からの仮借であり、神学分野では「歴史的・組織的な教理体系から自由に、個人の理知的判断に従って再解釈する」の意である。教義・教理の批判的研究である教義史を確立させたアリスター・マクグラス『キリスト教神学入門』教文館。 かつては新神学()とも呼ばれ、日本のキリスト教界にも大きな影響を与えた。.

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自然哲学

自然哲学(しぜんてつがく、羅:philosophia naturalis)とは、自然の事象や生起についての体系的理解および理論的考察の総称であり、自然を総合的・統一的に解釈し説明しようとする形而上学である「自然哲学 physica; philosophia naturalis」『ブリタニカ国際大百科事典」。自然学(羅:physica)と呼ばれた。自然、すなわちありとあらゆるものごとのnature(本性、自然 英・仏: nature、Natur)に関する哲学である。しかし同時に人間の本性の分析を含むこともあり、神学、形而上学、心理学、道徳哲学をも含む。自然哲学の一面として、自然魔術(羅:magia naturalis)がある。自然哲学は、学問の各分野の間においても宇宙の様々な局面の間でも、事物が相互に結ばれているという感覚を特徴とする。 現在では、「自然科学」とほぼ同義語として限定された意味で用いられることもあるが、その範囲と意図はもっと広大である。「自然哲学」は、主にルネサンス以降の近代自然科学の確立期から19世紀初頭までの間の諸考察を指すといったほうが良いだろう。自然哲学的な観点が、より専門化・細分化された狭い「科学的な」観点に徐々に取って代わられるのは、19世紀になってからである。 自然哲学の探求者の多くは宗教的な人間であり、抑圧的な宗教者と科学者の戦いという図式ではなかった。世界は「自然という書物」であり、神のメッセージだと考えられていたのである。ヨーロッパでは近代まで、ほとんど全ての科学思想家はキリスト教を信じ実践しており、神学的真実と科学的真実の間の相互連結に疑いはなかった。ジョンズ・ホプキンス大学教授は、科学の探求に無神論的な視点が必要であるという考え方は、20世紀に作られた神話にすぎないと指摘している。.

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至聖三者

旧約におけるアブラハムを三天使が訪れた記述を至聖三者の啓示・象徴として捉える伝統が正教会にはあるが、そのもてなしの食卓の情景を描いたイコンを元に三天使のみが描かれたものhttp://www.sutv.zaq.ne.jp/osaka-orthodox/icon/shiseisansha.htm 参照:至聖三者(三位一体)のイコン - http://www.sutv.zaq.ne.jp/osaka-orthodox/index.htm 大阪ハリストス正教会内のページ。至聖三者そのものは描けないのであり、あくまで象徴としてのイコンである。 至聖三者(しせいさんしゃ、Αγία Τριάδα, Пресвятая Троица, Most Holy Trinity)は、キリスト教における三位一体の神を表す正教会用語であり、日本正教会で用いられる訳語。祈祷文においては単に「聖三者」「三者」と訳されるケースも少なくないが、説教・文章・日常生活においては「至聖三者」が用いられる事が殆どである。正教会においては、正教会における定義を元に作られた神学用語を「代用となる語」に置き換える事は望ましくないことであり、至聖三者を三位一体という語に限定するのは誤りであるとされる。 また、日本正教会では"the Father"・"the Son"・"the Holy Spirit"に、「父・子・聖霊」ではなく「父・子・聖神゜(せいしん)」の訳語を用いる。.

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金口イオアン

金口イオアン(きんこうイオアン、Ἰωάννης ὁ Χρυσόστομος, 344年または349年 - 407年9月14日)あるいは聖ヨハネ・クリゾストモは、4世紀のキリスト教の神学者、説教者、コンスタンディヌーポリ大主教。いわゆるギリシア教父とよばれる神学者群を代表する一人である。金口とは、名説教で知られたことから「黄金の口」を意味する Χρυσόστομος(クリュソ〈黄金〉ストモス〈口〉)を付して呼ばれるようになったことによる尊称である。 ヨアンネス・クリュソストモス谷隆一郎「ヨアンネス・クリュソストモス」『岩波キリスト教辞典』岩波書店、2002年、1149頁。、ヨハネス・クリュソストモスあるいは単にクリュソストモスまたはクリソストム (Chrysostom) などとも表記される。イオアン、イオアンネス、イオアンニス、ヨハネス、ヨハネといった各種表記については後述する。 正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会、ルーテル教会で、聖人として崇敬される。 正教会において最も頻繁に用いられる聖体礼儀の形式には金口イオアンの名が冠せられ「聖金口イオアン聖体礼儀」と呼ばれる。三成聖者の一人でもある。 カトリック教会においては教会博士の一人でもある。.

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様々な種類の酒 缶チューハイに記された点字"おさけ" 酒(さけ)は、エタノール(アルコールの一種)が含まれた飲料の総称で、抑制作用があるため飲むと酩酊を起こす。お酒という丁寧な呼び方もよく用いられ、酒類やアルコール飲料、またソフトドリンクに対して「ハードドリンク」とも呼ばれることがある。西洋ではワインに相当する語彙が総称として用いられることがある。 酒は人類史において最古から存在する向精神薬の一つである。人間には普遍的に「自分以外の存在になりたい」という潜在的願望があり、酒による酩酊はその願望を叶える有効な手段の一つだった。しかし、酩酊は往々にして混乱や無秩序をもたらし、社会から忌避される。「百薬の長とはいへど、よろづの病は酒よりこそ起これ」などと言われ、古来より酒は社会にとって両価値的存在だった。 酒の歴史は古く、有史以前から作られていたと見られている(→#歴史)。製造方法や原料等多種多様であるが、原材料から発酵によってエタノールを生成することで共通している。果実原料ではブドウを使ったワインやリンゴなど果実酒、穀物原料では大麦によるビールや米など、イモ類ではサツマイモを使った焼酎など。様々なアルコール度数を持った酒が作られる(→#種類)。 効用としては、俗にストレスの解消、コミュニケーションの円滑化、疲労回復が挙げられる(→#効用)。しかし脳を委縮させ、時に違法薬物を上回ると言われる最も有害な薬物であり、世界で毎年250万人の死亡につながり死因の4%を占める。作用量と致命的な量が近く急性アルコール中毒になりやすい薬物であり、アルコール乱用や、禁断症状が致命的な振戦せん妄となりうるアルコール依存症となることもあり、アルコール飲料はIARC発がん性でグループ1(発がん性あり)にも分類される。(→#健康への影響)判断力が低下し、交通事故などの事故、また一時的に記憶が完全になくなることもある。社会的には暴力や自殺が挙げられる(→#飲酒と社会)。 このように及ぼす影響が大きいため、2010年に世界保健機関のアルコールの有害な使用を低減するための世界戦略が採択されており、また政府の税収確保のため、酒の製造および流通(販売)は、多くの国において法律により規制されている(→#法律)。宗教ごとに酒の扱いは異なっており、儀式に用いられたり、神への捧げものであったり、また身を清め神との一体感を高めるための飲み物とされている。宗教によっては、飲酒を禁じているものもある(→#宗教と酒)。.

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進化論

進化論(しんかろん、theory of evolution)とは、生物が進化したものだとする提唱、あるいは進化に関する様々な研究や議論のことである『岩波生物学辞典第4版』。 生物は不変のものではなく長期間かけて次第に変化してきた、という仮説(学説)に基づいて、現在見られる様々な生物は全てその過程のなかで生まれてきたとする説明や理論群である。進化が起こっているということを認める判断と、進化のメカニズムを説明する理論という2つの意味がある。なお、生物学における「進化」は純粋に「変化」を意味するものであって「進歩」を意味せず、価値判断について中立的である。 進化は実証の難しい現象であるが(現代では)生物学のあらゆる分野から進化を裏付ける証拠が提出されている (詳細は、進化の項目も参照のこと)。 初期の進化論は、ダーウィンの仮説に見られるように、画期的ではあったが、事実かどうか検証するのに必要な証拠が十分に無いままに主張されていた面もあった。だが、その後の議論の中で進化論は揉まれて改良されつつある。現代的な進化論は単一の理論ではない。それは適応、種分化、遺伝的浮動など進化の様々な現象を説明し予測する多くの理論の総称である。現代の進化理論では、「生物の遺伝的形質が世代を経る中で変化していく現象」だと考えられている。 本項では進化思想、進化理論、進化生物学の歴史、社会や宗教との関わりについて概説する。 なお、生物学において「進化論」の名称は適切ではないため、「進化学」という名称に変更すべきだとの指摘がある。.

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進化論裁判

進化論裁判(しんかろんさいばん)とは、アメリカ合衆国で制定された、進化論を学校教育の場で教えることを制限する法律、いわゆる反進化論法に対する一連の裁判のことをいう。特に有名な裁判として1925年のスコープス裁判、1982年のアーカンソー州の授業時間均等法裁判などがある。 また1982年の裁判に関わった科学者のひとりであるナイルズ・エルドリッジの著作物『The Monkey Business: A Scientist Looks at Creationism』の邦題でもある。.

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I Have a Dream

(アイ・ハヴ・ア・ドリーム、日本語に翻訳すると「私には夢がある」の意味)とは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが人種平等と差別の終焉を呼びかけた英語の演説である。.

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枝の主日

ナツメヤシ(聖書の本来の記述は同種) 枝の主日(えだのしゅじつ)は、キリスト教の移動祝日で、復活祭の一週間前の日曜日にあたる。聖週間の初日となる。「枝の主日」はカトリック教会・ルーテル教会での呼び名であるが、正教会でもこの名称を用いることがある。 教派によって呼び方が異なる。正教会での聖枝祭(花の主日)、プロテスタントでの棕櫚の主日に相当する。日本聖公会では「復活前主日」に同様の記念がなされており、これを「棕櫚の主日」と呼ぶこともある。 復活祭に連動して日付が決まるため、復活祭の日付の計算方法が異なる東方教会と西方教会の間で、日付が異なることもあれば、同日になることもある。西方教会では、グレゴリオ暦3月中旬から4月中旬に来ることとなる。東方教会のうち、エパクト計算上ユリウス暦を用いる諸教会では、グレゴリオ暦にすると、西方教会より約1ヶ月(朔望月1回分)遅れる場合(と遅れない場合)があって、3月末から5月上旬となる。 この祝日は、イエス・キリストがロバに跨り、エルサレムに入城したときを記念するものである。ヨハネ福音書では、エルサレムに来たイエスを、群衆がナツメヤシの枝を手に持ち「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように、イスラエルの王に。」(ヨハネ12:13、新共同訳)と叫んで迎えた(フランシスコ会訳では「ホザンナ。ほめ賛えられるように、主の名によって来られる方、イスラエルの王。」)。 そこでこの祝日では、ナツメヤシなどのヤシ科の植物の枝(植物学的には葉)が祝別(聖別)される。しかし、キリスト教会は、ナツメヤシの生育地をはるかに超えて世界的に広がっているため、地方ごとに、ふさわしいとされる、さまざまな樹種の枝葉が用いられている。アルプス以北の西ヨーロッパでは、自生する数少ない常緑樹であるツゲが用いられることが多く、更に寒冷な北ヨーロッパや東ヨーロッパでは、早春に真っ先に芽吹くネコヤナギが用いられる地域が多い。日本でも、温暖な西南日本のカトリック教会では、葉の形状がナツメヤシと似ており、かつよく生育するソテツの葉を用いるところが多い。ソテツの生育できない北日本では、北欧の教会や、東欧の正教会などと同様に、ネコヤナギを用いるところもある。 また、祝別される枝の使用方法は地域によって様々で、美しく編まれて使用されることもある。.

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接吻

接吻(せっぷん)は、口づけ、キス / キッス(kiss)、チュウともいい、愛情表現、友愛表現のひとつ。人が自分の親愛や友愛の情や魔除けその他を示すために唇を、相手の額や頬、唇などに接触させる行為。.

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東京大学出版会

一般財団法人東京大学出版会(とうきょうだいがくしゅっぱんかい、英称:University of Tokyo Press)は、東京大学の出版部に当たる法人。東京大学総長を会長とし、東京大学の活動に対応した書籍の出版を主に行う。.

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東京聖書学院

東京聖書学院(とうきょうせいしょがくいん、Tokyo Bible Seminary)は、東京都東村山市にある、ホーリネス系の神学校。東洋宣教会維持財団。ホーリネス系の教職者を輩出している。.

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東ヨーロッパ

中東 東ヨーロッパ(ひがしヨーロッパ)は、東欧ともいい、ヨーロッパ東部の地域を指す。時代によって「東欧」の概念は大きく変わる。広義には、かつてのヨーロッパのソ連型社会主義圏を指して「東欧」と呼んでいたが、狭義にはロシア(のウラル山脈以西)・ウクライナ・ベラルーシの三国を指す。以下は「東欧」という概念の大まかな変遷を説明する。.

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東ローマ帝国

東ローマ帝国(ひがしローマていこく)またはビザンツ帝国、ビザンティン帝国は、東西に分割統治されて以降のローマ帝国の東側の領域、国家である。ローマ帝国の東西分割統治は4世紀以降断続的に存在したが、一般的には最終的な分割統治が始まった395年以降の東の皇帝の統治領域を指す。西ローマ帝国の滅亡後の一時期は旧西ローマ領を含む地中海の広範な地域を支配したものの、8世紀以降はバルカン半島、アナトリア半島を中心とした国家となった。首都はコンスタンティノポリス(現在のトルコ共和国の都市であるイスタンブール)であった。 西暦476年に西ローマ帝国がゲルマン人の傭兵隊長オドアケルによって滅ぼされた際、形式上は最後の西ローマ皇帝ロムルス・アウグストゥスが当時の東ローマ皇帝ゼノンに帝位を返上して東西の帝国が「再統一」された(オドアケルは帝国の西半分の統治権を代理するという体裁をとった)ため、当時の国民は自らを古代のローマ帝国と一体のものと考えていた。また、ある程度の時代が下ると民族的・文化的にはギリシャ化が進んでいったことから、同時代の西欧からは「ギリシア帝国」とも呼ばれた。.

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東ティモール

東ティモール民主共和国(ひがしティモールみんしゅきょうわこく)、通称東ティモールは、アジア(東南アジア)地域に位置する共和制国家。1999年8月30日に国連の主導で独立についての住民投票を実施。 インドネシアの占領から2002年5月20日独立した(国際法上はポルトガルより独立)。21世紀最初の独立国である。ポルトガル語諸国共同体加盟国。 島国であり、小スンダ列島にあるティモール島の東半分とアタウロ島、ジャコ島、飛地オエクシで構成されている。南方には、ティモール海を挟んでオーストラリアがあり、それ以外はインドネシア領東ヌサ・トゥンガラ州(西ティモールを含む)である。.

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東西教会

東西教会(とうざいきょうかい)とは、東方教会と西方教会の両方を指す概念。 東方教会と西方教会が分裂したと一般に言われる東西教会の分裂であるが、東方教会に含まれる非カルケドン派、アッシリア東方教会は、それぞれカルケドン公会議、エフェソス公会議で既に分裂していた。しかしながら「東西教会の分裂」は東方教会と西方教会の分裂ではなく、正教会(東方正教会)とカトリック教会(ローマカトリック教会)の分裂を指して用いられる語として用いられる。.

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東方諸教会

東方諸教会(とうほうしょきょうかい、東方正統教会・東方キリスト教などとも)は、西ヨーロッパからみて東方に位置する地域で主に信仰されているキリスト教の諸教派のうち、正教会にもカトリック教会にも帰属しない教会の総称である。東方教会に分類される。 「東方諸教会」には、エフェソス公会議で既に分れた(つまり「非エフェソス」であって「非カルケドン」ではない)アッシリア東方教会が含まれる用例(この場合、非カルケドン派+アッシリア東方教会=東方諸教会)と、アッシリア東方教会を含まず非カルケドン派正教会と同義として扱う場合がある。 日本では東方正統教会等と呼んでいる事例がある。.

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東方教会

東方教会(とうほうきょうかい、Eastern Christianity)は、中東・ギリシャ・アナトリア・東ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(正教会、東方諸教会)の総称。正教会のみを指す場合もある。西方教会の対語。 広義の東方教会には以下の諸教会が含まれる"The Blackwell Dictionary of Eastern Christianity" Wiley-Blackwell; New edition (2001/12/5), p168 - p169, ISBN 9780631232032。;正教会;非カルケドン派;アッシリア東方教会;東方典礼カトリック教会;上記諸教会から異端とされるグループ.

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村上陽一郎

村上 陽一郎(むらかみ よういちろう、1936年9月9日 - )は、日本の科学史家・科学哲学者、東京大学・国際基督教大学名誉教授。.

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楽譜

楽譜(がくふ)は、楽曲を演奏記号や符号などの記号によって書き表したものである。一般に、西洋音楽に発祥したものを指すが、世界の音楽において、様々な楽譜が存在している。また、この記号化の規則を記譜法といい、楽譜を譜面と呼んだり、単に譜と呼んだりもする。.

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機密 (正教会)

正教会における機密(きみつ、μυστήριον, Таинство)とは、「主(イイスス・ハリストス(イエス・キリスト))がすべての信者に恩寵を与えようとして自ら定める、見える状態でもって信者の霊魂に見えない神の恩寵を授けるものマカリイ p.381 - p.382」とされる。 狭義の機密は七件機密など、目に見える形で神の恩寵が授けられるものを指すが、広義の機密概念は、教会そのものを機密と捉える。 狭義の機密は、聖体礼儀等、定められた各種儀礼・形式に沿って執行される。西方教会でのサクラメント(カトリック教会では秘跡、プロテスタント教会では礼典、聖公会では聖奠と呼ばれる)に相当する。.

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正教会

Σημειώσεις από τις παραδόσεις τού καθηγητού Ι. Δ. Ζηζιούλαより)。 正教会(せいきょうかい、Ορθόδοξη Εκκλησία、Православие、Orthodox Church)は、ギリシャ正教もしくは東方正教会(とうほうせいきょうかい、Eastern Orthodox Church)とも呼ばれる、キリスト教の教会(教派)の一つ。 日本語の「正教」、英語名の"Orthodox"(オーソドックス)は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語のオルソドクシア "ορθοδοξία" に由来する。正教会は使徒継承を自認し、自身の歴史を1世紀の初代教会にさかのぼるとしている『正教会の手引き』8頁 - 11頁。 なお「東方教会」(とうほうきょうかい)が正教会を指している場合もある。 例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである。 なお、アルメニア使徒教会、シリア正教会、コプト正教会、エチオピア正教会なども同じく「正教会」を名乗りその正統性を自覚しているが、上に述べたギリシャ正教とも呼ばれる正教会とは別の系統に属する。英語ではこれらの教会は"Oriental Orthodox Church"とも呼ばれる。詳細は非カルケドン派正教会を参照。.

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死の舞踏

死の舞踏(しのぶとう)とは、13世紀から15世紀のヨーロッパで流布した寓話、およびその絵画群や、それらに着想を得て作曲された楽曲を指す。.

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洗礼

洗礼(せんれい、Βάπτισμα, Baptism、「バプテスマ」とも)は、キリスト教の入信に際して行われるサクラメント(大辞林)(機密、秘跡)。浸水(浸礼、身体を水に浸す)または灌水(頭部に水を注ぐ)や滴礼(頭部に手で水滴をつける)によって行われる。 正教会、カトリック教会、聖公会、および大半のプロテスタントで「洗礼」と表記されるが、バプテスト教会では専ら「浸礼」(しんれい)または「バプテスマ」と表記される。 洗礼を受けることを「受洗(じゅせん)」もしくは「受浸(じゅしん)」と言う。日本正教会では「領洗(りょうせん)」とも言う。 日本語の「洗礼」には、ここから派生した語義として「初めての経験」や通過儀礼などがあるが、本項ではキリスト教における洗礼を扱う。.

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渡辺正雄

渡辺 正雄(わたなべ まさお、1920年1月7日 - )は、日本の科学史家、東京大学名誉教授。 専門は科学文化史、日英科学交流史、キリスト教と科学など。弟子に小川真里子。.

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有斐閣

株式会社有斐閣(ゆうひかく、Yuhikaku Publishing Co., Ltd.)は、日本の人文社会系の学術書を中心とした出版社。.

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最後の審判

最後の審判(さいごのしんぱん、Last Judgement)とは、ゾロアスター教およびアブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教)が共有する終末論的世界観であり、世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められるという信仰である。.

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明治維新

Le Monde illustré』1869年2月20日刊行号内の挿絵。 明治維新(めいじいしん、Meiji Restoration, Meiji Revolution)とは、明治時代初期の日本が行った大々的な一連の維新をいう。江戸幕府に対する倒幕運動から明治政府による天皇親政体制への転換と、それに伴う一連の改革を指す。その範囲は、中央官制・法制・宮廷・身分制・地方行政・金融・流通・産業・経済・文化・教育・外交・宗教・思想政策など多岐に及んでいるため、どこまでが明治維新に含まれるのかは必ずしも明確ではない。.

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新古典主義

新古典主義(しんこてんしゅぎ、英語:neoclassicism)は、18世紀中頃から19世紀初頭にかけて、西欧で建築・絵画・彫刻など美術分野で支配的となった芸術思潮を指す。それまでの装飾的・官能的なバロック、ロココの流行に対する反発を背景に、より確固とした荘重な様式をもとめて古典古代、とりわけギリシァの芸術が模範とされた。18世紀後期にはこの様式を記述する為に用いられたのは「真の様式」であり、如何なる意味でも、偶有的であるとは看做されていなかったが、その一方で、流入する文化に対する反応や異国情緒の現れのような偏執は、「ロココのあの数々の局面の一つ」であったと評される。 音楽については第一次・第二次大戦間にストラヴィンスキーやフランスの「六人組」が中心になって採用した音楽全体のスタイルを指す。.

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新カトリック大事典

『新カトリック大事典』(しんカトリックだいじてん)は、研究社が出版している大事典である。カトリックについてはもとよりキリスト教全般、さらには関連する諸分野など広範な事項を扱う。 1996年に第1巻が刊行され、1998年に第2巻、2002年に第3巻、2009年に最終巻である第4巻が刊行された。 判型はB5変型判で、第1巻と第2巻は各1300頁。第3巻は1664頁。第4巻は1550頁で別冊として438頁の総索引を付す。 総項目1万5千を専門家900名が 研究社すべて署名入りで執筆している。キリスト教を中心にした百科事典ともいうべき内容をもつ。 巻頭に第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が自筆の「教皇メッセージ」を寄せている。 2010年には別巻が出版された。別巻は435頁で、人名・地域名を中心とした各項目の補遺、および一覧表や年表などの資料集からなる。.

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新共同訳聖書

新共同訳聖書(しんきょうどうやくせいしょ)は、聖書の日本語訳の一つ。1987年に初版が刊行された。正式な英語名は The Bible, The New Interconfessional Translation。.

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新約聖書

『新約聖書』(しんやくせいしょ、ギリシア語: Καινή Διαθήκη, ラテン語: Novum Testamentum)は、紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の正典。また、イスラム教でもイエス(イーサー)を預言者の一人として認めることから、その一部(福音書)が啓典とされている。『新約聖書』には27の書が含まれるが、それらはイエス・キリストの生涯と言葉(福音と呼ばれる)、初代教会の歴史(『使徒言行録』)、初代教会の指導者たちによって書かれた書簡からなっており『ヨハネの黙示録』が最後におかれている。現代で言うところのアンソロジーにあたる。「旧約聖書」「新約聖書」は、新旧の別による「旧いから無視してよい・誤っている、新しいから正しい」といった錯誤を避けるため、旧約聖書を『ヘブライ語聖書』、新約聖書を『ギリシア語聖書』と呼ぶこともある。内容的にはキリストが生まれる前までを旧約聖書、キリスト生誕後を新約聖書がまとめている。.

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新潮社

株式会社新潮社(しんちょうしゃ)は、日本の出版社。.

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日本基督教団

日本基督教団(にほんキリストきょうだん、英語: United Church of Christ in Japan)は、1941年6月24日に日本国内のプロテスタント33教派が「合同」して成立した合同教会であり、公会主義を継承する唯一の団体である『キリストこそ我が救い-日本伝道150年の歩み』日本基督教団日本伝道150年記念行事準備委員会。通称は「日本キリスト教団」、略称は「教団」。 教会・伝道所に関しては日本基督教団の教会・伝道所一覧を参照.

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日本基督教団改革長老教会協議会

日本基督教団改革長老教会協議会、(にほんキリストきょうだんかいかくちょうろうきょうかいきょうぎかい、Association of Reformed Presbyterian Churches in KYODAN、略称:改長協)とは、日本基督教団で公会主義、長老派教会の伝統を受け継ぐグループ。 日本基督教団改革長老教会協議会では、キリスト教のプロテスタントの諸教派のうち、改革派教会と長老(派)教会の総称として改革長老教会の語が用いられる。 教派的伝統としてスイスの宗教改革者ジャン・カルヴァンの流れに連なる改革主義教会は原則的に教会政治制度として長老制を採用する。 通常、改革派教会とはドイツやオランダなど欧州大陸での名称で、長老派教会とは、スコットランドを経由した主として英語圏での呼称である。 前者は自らの神学的出自、後者は教会政治制度に着眼した呼称で、実質的に同系統である。 なお、「改革長老教会」という呼称は、歴史的には 17世紀スコットランドのCovenantersに由来する Reformed Presbyterians の邦訳された名称でもある。狭義では後述するようにスコットランド宗教改革のカベナンター、カメロン派の系統を指す。時に「カルヴァン派」とも呼ばれるがニュアンスの相違が存在する(「カルヴァン派という呼称について」参照)。.

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日本のプロテスタント人名一覧

日本のプロテスタント人名一覧(にほんのプロテスタントじんめいいちらん)は、明治時代以降の日本の牧師、伝道者、宣教師、教育家などキリスト教のプロテスタント系の宗教家の一覧である。.

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日本のプロテスタント教派一覧

日本のプロテスタント教派一覧(にっぽんのプロテスタントきょうはいちらん)は、日本にあるプロテスタントの教団・教派・宣教団体・単立教会等を系列別に分類して一覧にする。合同によって消滅した団体も含める。.

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日本のキリシタン一覧

日本のキリシタン一覧は、戦国時代末期から明治時代初期までの日本の著名なキリシタン(当時のキリスト教徒)とその関係者の一覧。.

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日本のキリスト教史

日本のキリスト教史(にほんのキリストきょうし)では、日本におけるキリスト教の歴史とその展開について述べる。日本の宗教全般については日本の宗教を、世界のキリスト教の歴史については、キリスト教の歴史を参照のこと。.

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日本ハリストス正教会

函館ハリストス正教会復活聖堂 聖マトフェイ聖堂 日本ハリストス正教会(にほんハリストスせいきょうかい)は、キリスト教の教会。自治独立が認められている正教会所属教会のひとつである。ハリストスは「キリスト」の意(こうした独自の表記・翻訳については後述する)。英語表記は"Orthodox Church in Japan"である(略号はOCJ)。 通称・略称として日本正教会とも呼ばれる。1970年以前、自治正教会となっていなかったころにも、日本の正教会は日本人正教徒およびロシア人正教徒から「日本正教会」と呼ばれていた。 正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(日本正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけでは無く、同じ信仰を有している。 19世紀後半(明治時代)に、ロシア正教会の修道司祭聖ニコライ(のち初代日本大主教)によって正教の教えがもたらされ、これがその後の日本ハリストス正教会の設立につながった。聖ニコライによって建立されたニコライ堂(東京復活大聖堂)、函館の復活聖堂、豊橋の聖使徒福音記者マトフェイ聖堂は、国の重要文化財。 本項では日本ハリストス正教会で用いられている用語を断りなく用いることがある。.

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日本聖公会

日本聖公会(にっぽんせいこうかい, Nippon Sei Ko Kai, NSKK, The Anglican-Episcopal Church in Japan)は、キリスト教の一派のアングリカン・コミュニオンの形成団体のひとつ。聖公会は宗教改革の中からイングランドで生まれたキリスト教の一教派で、「英国教会」または「英国国教会」とも訳される。日本で宣教を開始したのは安政6年(1859年)で、国内の信者数はおよそ58,000人。受聖餐者はおよそ20,000人。300以上の教会のほか、立教大学、桃山学院、聖路加国際病院など、200あまりの関連施設を持つ。.

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旧約聖書

旧約聖書(きゅうやくせいしょ)は、ユダヤ教の聖典であるタナハを元に書かれたキリスト教の正典である。また、イスラム教においてもその一部(モーセ五書、詩篇)が啓典とされている。「旧約聖書」という呼称は旧約の成就としての『新約聖書』を持つキリスト教の立場からのもので、ユダヤ教ではこれが唯一の「聖書」である。そのためユダヤ教では旧約聖書とは呼ばれず、単に聖書と呼ばれる。『旧約聖書』は原則としてヘブライ語で記載され、一部にアラム語で記載されている。.

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旧約聖書続編

旧約聖書続編(きゅうやくせいしょぞくへん)とは、カトリック教会とプロテスタントの聖書共同翻訳事業において旧約聖書と新約聖書の間に配置されるように取り決められた文書の一群である。この原則に従った日本語訳聖書には新共同訳聖書(旧約聖書続編付き)がある。 カトリック教会は一部の文書を除いて第二正典として旧約聖書の一部としているが、プロテスタントの諸教会では正典としておらず、「外典」、「偽典」などと呼ばれる場合もある。.

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改革派教会

改革派教会 (かいかくはきょうかい、ドイツ語Reformierte Kirche 英語:Reformed churches)はキリスト教プロテスタント教派のうち、フルドリッヒ・ツヴィングリを指導者としてスイスのチューリヒに始まり、ジュネーヴのフランス人ジャン・カルヴァンを中心とした世代に体系づけられたスイス宗教改革の神学と、それに基づく段階的な会議制を特徴とした教会組織を、自覚的に、しかし時には批判的に受け継ぐ教派の総称であり、かつ各個教会の呼称である。カルヴァン主義の教会政治と教理を採用する教会として「カルヴァン派」という通り名が用いられることがあるが、現在の神学と組織の多様性を考えて、総称としては一般的に「改革派教会」という用語が用いられることが多い。一教派として「改革派教会」という場合と区別し、以下に述べる神学的な意味を強調して「改革教会」という日本語を用いることもある。すなわち、「改革(派)教会」とは元来、神の言(ことば)によって改革された(完了形としてのreformed, reformierte)教会という意味であり、後の理解によれば同時に、神の言によって「常に改革される教会」Ecclesia reformata semper reformanda(ラテン語)であるという意味である。後者の自覚は、伝統を受け継ぎながらも時に適って更新される公的な信仰告白の、歴史的世界的な多様性の事実に現れている。これが、一冊のアウグスブルク信仰告白を共通して持つルター派教会やその他の諸教会との区別であると説明されることもある。.

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数学者

数学者(すうがくしゃ、mathematician)とは、数学に属する分野の事柄を第一に、調査および研究する者を指していう呼称である。.

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教会暦

教会暦(きょうかいれき)とは、キリスト教で用いられる暦のこと。典礼暦(てんれいれき)ともいわれる典礼がカトリック教会において頻繁に使われる単語であることから、「典礼暦」という用語もカトリック教会で頻繁に使われるが、出典の通り、プロテスタントにおいても「典礼暦」という用語が使われる事例も若干ある。。太陽暦の1年を周期とし、各日の起算は日没を以ってする。以下では教会暦を、正教会とカトリック教会と聖公会の具体例を挙げて説明する。.

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教会旋法

教会旋法(きょうかいせんぽう、英語:gregorian mode)は、グレゴリオ聖歌の分類に用いられる旋法である。 教会旋法の体系は、主要なグレゴリオ聖歌の作曲よりも後に、ビザンティンのオクトエコスを基盤として成立したものである。したがって、実際のグレゴリオ聖歌は教会旋法の理論に全面的に合致するものではなく、聖歌の中には教会旋法では分類困難なものもある。 8〜9世紀頃以来、少なくとも16世紀頃まで西洋音楽理論の基礎であったが、機能和声の発達によって長調・短調の組織に取って代わられた。しかし19世紀末以降、新たな音楽の可能性の追求の中で教会旋法がしばしば用いられている。.

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教役者

教役者(きょうえきしゃ、Minister)とは、キリスト教の諸教派、すなわち正教会・カトリック教会・聖公会・プロテスタント諸派において、一定の範囲の役割を指し示す用語。教派によって内容が異なる。教職者(きょうしょくしゃ)とも言う。「聖職者」とは語義・内容が異なる場合が多い(後述)。.

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教皇

教皇(きょうこう、Pāpa、Πάπας Pápas、The Pope)は、キリスト教の最高位聖職者の称号。一般的にはカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者であるローマ教皇を指す。ヴァティカン市国の首長。教皇の地位は「教皇位」、あるいは「教皇座」と呼ばれる。また、教皇の権威のことを「聖座」、「使徒座」ということもある。現在の教皇はフランシスコ(第266代)。 日本語では「ローマ法王」と表記されることも多いが、日本のカトリック教会の中央団体であるカトリック中央協議会は「ローマ教皇」の表記を推奨している(後述)。またカトリックの内部では「教父」の呼称を用いる場合もある。なお、退位した教皇の称号は名誉教皇(名誉法王とも)という。 本項では主にローマ教皇について記述する。その他の教皇については称号の変遷とその他の「教皇」の節を参照。.

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教理

教理(きょうり、doctrina, doctrine、ドクトリン)は、宗教上の教え。ここではキリスト教における「教理」(doctrine)の語義とその指す内容とを、おもに教派別に扱う。「教義」(dogma)と同義の場合もあれば、異なる意義を持つ場合もある。キリスト教における「教理」の語義は、教派や時代によって異なっている。 近年のキリスト教関連の著作物では、dogmaに「教義」を、doctrineに「教理」を当てているが、日本の和英辞典では特に使い分けをしていないものもある。本項では、訳語「教理」「教義」が、"doctrine" "dogma" に対応して使い分けられている用例を中心に概念整理をした上で、各教派における理解につき詳述する。.

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教派

教派 (きょうは).

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教派別のキリスト教用語一覧

教派別のキリスト教用語一覧(きょうはべつのキリストきょうようごいちらん)ではキリスト教の日本語における用語を、教派別・分野別に一覧表にして扱う。相当する外国語として英語による語彙も一覧に掲載する。 日本におけるキリスト教は、東西教会の分裂(8世紀頃から13世紀頃にかけて)と、西方教会内の分裂である宗教改革(16世紀頃)が起きた後に宣教されている。すなわち教派の分裂が画定された後に宣教された事を意味する。 カトリック教会・正教会・聖公会・プロテスタント諸派といった教派ごとに翻訳が展開されるという歴史的経緯がある事から、日本語以外の言語では教派ごとに違う言葉を用いていなくとも、日本語では全く違う訳語を教派ごとに使用するケースが今日に至るまで少なくない。また、教派ごとの概念の違いが訳語に反映されているケースも多く、単なる言い換えでは対応出来ない場合もある。詳細はそれぞれのリンク先記事を参照。 本項ではこれら教派ごとに用いられている日本語の用語・語彙の対照整理を行い、一覧対照表を作成、4つの教派(正教会・カトリック教会・聖公会・プロテスタント諸派)の間で相当する語彙を示す。.

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教文館

株式会社教文館(きょうぶんかん、Kyobunkwan Inc., Christian Literature Society of Japan)とは、東京都中央区銀座四丁目に所在する出版社、書店。.

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怒りの葡萄

『怒りの葡萄』(いかりのぶどう:The Grapes of Wrath)は、アメリカ合衆国の作家ジョン・スタインベックによる小説である。初版は1939年。この小説により、スタインベックは1940年にピューリッツァー賞を受賞した。後のノーベル文学賞受賞(1962年)も、主に本作を受賞理由としている。.

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普遍論争

普遍論争(ふへんろんそう、)とは、スコラ哲学において「普遍は存在するか」という問いをめぐって争われた哲学上・神学上の論争の一つである。これと内容的に同じ議論が、古代から続いており、近代哲学や現代の哲学でも形を変えて問題となっている。「普遍概念」をめぐる論争として、中世の論争を特にこの名で呼ぶ。.

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時課経

時課経(じかけい、῾Ωρολόγιον, 教会スラヴ語: Часocлoвъ, Ceaslov, Horologion)は、正教会の奉神礼で用いられる祈祷書のひとつ。平日・主日の通常の祈祷で誦経者により頻繁に誦読される聖詠・讃詞・祝文をまとめてある。 日本正教会訳(日本語訳)の時課経の初版は1884年(明治17年)。1998年(平成10年)に、殆ど初版と同様の形で再版された。.

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12世紀

アンコールの地にアンコール朝の王スーリヤヴァルマン2世はアンコール・ワットの建設を行い、続くジャヤーヴァルマン7世はアンコール・トムを築いた。画像はアンコール・トムのバイヨン四面像(観世菩薩像)。 12世紀(じゅうにせいき)とは、西暦1101年から西暦1200年までの100年間を指す世紀。.

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12世紀ルネサンス

12世紀ルネサンス(じゅうにせいきルネサンス、英語:Renaissance of 12th Century)は、ヨーロッパ中世の12世紀にも、古典文化の復興と、文化の高揚が見られるとして、使われる言葉である。 14世紀頃イタリアでルネサンスの文化運動が始まり、やがて周辺国に影響を及ぼしたとされる。また、ルネサンス以前の中世は暗黒時代とみなされ、中世とルネサンスの間に断絶があると考えられてきた。こうした従来の中世観・ルネサンス観を相対化し、中世と近世、近代の連続性を強調し、中世の再評価を図ろうとするのが12世紀ルネサンス論である。 アメリカの歴史家チャールズ・ホーマー・ハスキンズ(Charles Homer Haskins 1870年-1937年)が『12世紀ルネサンス』(The Renaissance of the twelfth century,1927年)の中で提唱し、現在では様々な面から12世紀の文化が再評価されている。古典の文化がイスラム・ビザンツの文化を経由してヨーロッパに伝えられ、大きな刺激を与えた。また哲学、美術、文学など様々な分野で新しい動きがみられた。.

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14世紀

ナスル朝。イベリア半島最後のイスラム王朝であるこの王朝はすでに半島南端を占めるだけの小国となっていたが文化や芸術は最後の輝きを見せていた。画像はイスラム特有のアラベスクに彩られたアルハンブラ宮殿の「二姉妹の間」。 Gilles Le Muisitの年代記』の挿絵)。 エドワード3世率いるイングランド軍にフランス軍が大敗を喫した。画像はこの戦いを描いたジャン・フロワサールの『年代記』写本の挿絵。 ユダヤ人迫害。中世末期の不穏な情勢の中でスケープゴートとして標的にされたのがユダヤ人であった。画像は15世紀にまとめられた『ニュルンベルク年代記』の木版挿絵で、1338年に起きたバイエルン地方のデッゲンドルフでの「聖餅󠄀冒瀆」の罪により、生きながら火炙りにされたユダヤ人たちが描かれている。 カルマル同盟。デンマーク摂政(事実上の女王)マルグレーテ1世がデンマーク・ノルウェー・スウェーデンの三国を統合した。画像はロスキレ大聖堂に安置されたマルグレーテの石棺。 七選帝侯。神聖ローマ帝国では諸侯の分権化が強く選帝侯を味方につけることで帝権は維持された。やがてこの選出方法は金印勅書で法制化されることになる。 原初同盟は14世紀にはハプスブルク家との戦いに勝利し自立への道を踏み固めていった。画像は1315年のモルガルテンの戦いを描いたもの。 アヴィニョン教皇宮殿の正面入り口。 ダンテとベアトリーチェ。ダンテは地獄・煉獄・天国をまわる壮大な『神曲』を書いた詩人。画像は19世紀のヘンリー・ホリデーによるもの(ウォーカー・アート・ギャラリー蔵)。 シエナ。この街は黒死病の被害の影響が大きかったため景観が変化せず中世都市の面影を強く残した街となっている。画像はアンブロージョ・ロレンツェッティによるシエナのプブリコ宮殿(現シエナ市役所)九頭の間の壁画「善政の効果」。 セルビア人の帝国。ネマニッチ朝のステファン・ウロシュ4世ドゥシャンは東ローマ帝国を抑えバルカン最強の国家を樹立した。画像はウロシュ4世により創建されたコソボのデチャニ修道院にあるネマニッチ一族の系譜を描いたフレスコ画。 Codex Mendoza」。 後醍醐天皇。鎌倉幕府を亡ぼし建武の新政を行ったが、政権崩壊後には逃れて吉野に南朝を立てた。画像は清浄光寺所蔵の肖像画。 足利義満。室町幕府3代将軍で南北朝の統一を行い、将軍位を息子義持に譲ってからも法体で実際の政治を握っていた。画像は鹿苑寺所蔵の肖像画。 西アフリカのマリ王国の王マンサ・ムーサ。イスラム教徒としてメッカに巡礼に向かう旅路で黄金を惜しみなく使った逸話で知られる。 Baptistère de Saint Louis」。フランス歴代国王が実際に用いた洗礼盤だが、聖王ルイの時代より正確には半世紀ほど後のもので、マムルーク朝時代のエジプトまたはシリアで作られたイスラム工芸を代表する名品。現在はルーヴル美術館が所蔵している。 歴史家ラシードゥッディーン。その当時の知られていた世界の歴史を『集史』としてまとめ上げた。画像は彼が仕えたイル・ハン国の君主ガザンとオルジェイトゥの兄弟を描いた『集史』の挿絵。 草原の英雄ティムール。モンゴル帝国の分裂後の中央アジア・西アジアはティムールによって統一された。画像は1370年のバルフ包囲戦を描いたホーンダミール『清浄園』の16世紀の写本の挿絵。 ハンピ)のヴィルーパークシャ寺院。 チベット仏教の改革者ツォンカパ。綱紀粛正に努め左道密教を退けて現在のダライラマに連なるゲルク派(黄帽派)を大成した。 青花の誕生。元朝後期に西アジア産のコバルト顔料を用いて白磁に紋様を描く青花(染付)の技法が開発された。画像はこの世紀に造られた「青花魚藻文壺(ブルックリン美術館蔵)」。 明の洪武帝朱元璋。モンゴル人の元朝を北方に追いやり、漢民族の王朝を復興した。画像は洪武帝の肖像画(台北国立故宮博物院蔵)。 14世紀(じゅうよんせいき)は、西暦1301年から西暦1400年までの100年間を指す世紀。.

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15世紀

大航海時代。大西洋を渡り新世界を発見したコロンブス。 マチュ・ピチュ遺跡。アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿いの尾根にある遺跡で標高2430mの高さにある。用途は未だ明らかでない所もあるが、15世紀に建造されたインカ帝国の技術の高さを反映している。 National Museum of Anthropology (Mexico)蔵)。 香辛料の魅惑。15世紀には東方との交易路はオスマン帝国に遮断される事になり、香辛料の供給不足が大きな問題となった。画像は1410年代に描かれた『世界の記述(東方見聞録)』の挿絵で、インドでの胡椒採収が取り上げられている。 エンリケ航海王子。ポルトガルは東方への航路の開発を推進したが、その中心となったのは「航海王子」の名を持つエンリケ王子である。サグレスに設置した「王子の村」が航海士の育成に貢献したことはよく知られている。画像は「サン・ヴィセンテの祭壇画」で聖人のすぐ右隣に位置する黒帽で黒髭の人物が王子ととされているが異論もある。 キルワの大モスク跡。 サマルカンド近郊のウルグ・ベク天文台。ティムール朝の君主ウルグ・ベクは天文学に造詣が深く「ズィージ・スルターニー」のような精緻な天文表も作成させた。 Musée des Augustins蔵)。 ロシア正教会の自立。東ローマ帝国の衰退に伴い「タタールの軛」を脱したロシアでは独自の組織が形成され文化的にも新たな展開が見られた。画像はこの時代を代表するモスクワ派のイコン(聖画像)でアンドレイ・ルブリョフの「至聖三者」(モスクワのトレチャコフ美術館蔵)。 グルンヴァルトの戦い(タンネンベルクの戦い)。ポーランド・リトアニア連合軍がドイツ騎士団を破り、東方植民の動きはここで抑えられた。画像はこの戦いを描いたポーランド人画家ヤン・マテイコの歴史画(ワルシャワ国立美術館蔵)。 天文時計で1410年頃作成されてから、後世の補修はあるものの今日まで動いているものである。 プラハ大学学長ヤン・フスの火刑。コンスタンツ公会議の決定によりカトリック教会と相容れぬ異端の徒として処刑されたが、これがチェック人の憤激を呼び起こすことになった。 オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルク。劣勢のフランス軍を鼓舞し百年戦争の終結に大きな役割を果たしたが魔女裁判で火刑に処せられた。 グーテンベルク聖書(42行聖書)』の「創世記」。 『中世の秋』。歴史家ホイジンガはこの題名でこの時代のブルゴーニュ公国の歴史を描いた。画像はヤン・ファン・エイクの「宰相ロランの聖母」。ロランはこの国の宰相で、背後にはブルゴーニュのオータンの風景が広がる。 ブルネレスキの巨大なドーム建築で知られる「花の聖母教会(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)」。 ボッティチェリの「春(プリマヴェーラ)」。メディチ家などの文化支援活動に支えられてルネサンス文化が花開いた。画像の中心の女神は美と愛の女神ウェヌス(ヴィーナス)で、その周囲を多くの神々が取り囲んでいる(ウフィッツィ美術館蔵)。 サイイド朝からローディー朝へ。北インドではデリーを中心にイスラム系王朝が続いた。画像はデリーのローディー・ガーデン内にあるサイイド朝の君主ムハンマド・シャーの霊廟。この公園の敷地にはローディー朝君主たちの霊廟もある。 タイを支配したアユタヤ朝は上座部仏教を保護し東南アジアでも有数の国家となっていた。画像はアユタヤに残るワット・プラ・シーサンペットで、1448年にボーロマトライローカナート王により建立された寺院である。 万里の長城。モンゴル人を漠北に追い払ってからもその侵入に備え明代には長城が幾度となく修復・増築を繰り返されていた。画像は1404年に「慕田峪長城」と名付けられた長城で北京市の北東に位置するもの。 鄭和の南海大遠征。永楽帝時代には明の国威を示す大艦隊が各地に派遣された。画像は1417年にベンガルから運ばれたキリンを描いた「瑞應麒麟図」。 「仁宣の治」。明は仁宗洪熙帝と続く宣宗宣徳帝の時代に安定期を迎えた。画像は明の宣宗宣徳帝の入城を描いたもの(台北故宮博物院蔵)。 如拙「瓢鮎図」。禅宗の流入は「五山文学」や「舶来唐物」などを通じて室町時代の文化に大きな影響を与えた。この「瓢鮎図」も将軍足利義持の命で描かれた水墨画で数多くの禅僧の画讃がつけられている。京都妙心寺塔頭退蔵院の所蔵。 文化を極めた。 応仁の乱。将軍後継をめぐる守護大名の争いで京都の町は焦土と化した。以後足利将軍の権威は衰え下剋上の時代へと進むことになる。画像は応仁の乱を描いた「紙本著色真如堂縁起」(真正極楽寺蔵)。 15世紀(じゅうごせいき)とは、西暦1401年から西暦1500年までの100年間を指す世紀。.

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18世紀

Jean-Pierre Houëlが描いたバスティーユ襲撃(フランス国立図書館蔵)。 国立マルメゾン城美術館蔵)。 ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵)。 18世紀(じゅうはっせいき)は、西暦1701年から西暦1800年までの100年間を指す世紀。.

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19世紀

19世紀に君臨した大英帝国。 19世紀(じゅうきゅうせいき)は、西暦1801年から西暦1900年までの100年間を指す世紀。.

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