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圧受容器

索引 圧受容器

圧受容器(あつじゅようき、英:baroreceptor又はbaroceptor)とは圧力変化に反応する受容器の総称。皮膚の圧変化を感知する受容器、細胞外液量を感知する受容器、血圧変化を感知する受容器が存在するが、特に血圧変化を感知する受容器を指すことがある。血圧変化を感知する受容器は頚動脈洞、大動脈弓、心房、心室に存在する。血圧変化を感知する受容器は短期における変化には応答するが、慢性的な変化にはほとんど反応しない。これは長期的な変化では反応レベルが再設定されるためである。.

10 関係: 受容体大動脈弓心臓圧力皮膚細胞外液頚動脈洞反射血圧血圧反射機能英語

受容体

受容体(じゅようたい、receptor)とは、生物の体にあって、外界や体内からの何らかの刺激を受け取り、情報として利用できるように変換する仕組みを持った構造のこと。レセプターまたはリセプターともいう。下記のいずれにも受容体という言葉を用いることがある。.

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大動脈弓

大動脈弓(だいどうみゃくきゅう、arch of aorta)は、ヒトでは上行大動脈に続き、第4胸椎の高さで胸大動脈となる。肺動脈幹の分岐部を囲むように左方向へ背側に弯曲し、その後下行する形があたかも”弓”のように見えるため、この名が付いた。.

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心臓

心臓と肺。古版『グレイの解剖学』より 心臓(しんぞう)とは、血液循環の原動力となる器官のこと大辞泉【心臓】。血液循環系の中枢器官のこと広辞苑 第五版 p.1386【心臓】。.

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圧力

圧力(あつりょく、pressure)とは、.

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皮膚

膚(ひふ)は、動物の器官のひとつで、体の表面をおおっている層のこと生化学辞典第2版、p.1068 【皮膚】。体の内外を区切り、その境をなす構造である。皮膚と毛、爪、羽毛、鱗など、それに付随する構造(器官)とをあわせて、外皮系という器官系としてまとめて扱う場合がある。また、動物種によっては、皮膚感覚を伝える感覚器の働きも持っている場合がある。ヒトの皮膚は「肌」(はだ)とも呼ばれる。 高等脊椎動物では上皮性の表皮、その下にある結合組織系の真皮から構成され、さらに皮下組織そして多くの場合には脂肪組織へと繋がってゆく。 ヒトの皮膚は、上皮部分では細胞分裂から角化し、垢となって剥がれ落ちるまで約4週間かかる解剖学第2版、p.26-31、外皮構造(皮膚)。.

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細胞外液

細胞外液(さいぼうがいえき、extracellular fluid)は、細胞外に存在する体液の総称であり、血漿と間質液より構成される。脳脊髄液などの一部の細胞外液は細胞通過液として分類される場合もある。細胞の生活環境である細胞外液は内部環境とも呼ばれ、細胞外液の恒常性の維持は生命維持において不可欠な機構である。細胞外液は体重のおよそ20%(血漿:5%、間質液:15%)を占める。 なお、血漿等における無機塩類の濃度は表のとおりである。.

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頚動脈洞反射

頚動脈洞反射(けいどうみゃくどうはんしゃ)とは、頚動脈洞を刺激することによって起こる舌咽神経-迷走神経反射である。喉仏の左右にある頚動脈洞を圧迫すると、圧受容体が圧上昇を感知し、舌咽神経が延髄孤束核に伝え、孤束核から迷走神経背側核に伝え、迷走神経が過剰な反射を起こし、心臓の洞房結節や房室結節に伝え抑制され、徐脈となり、血圧が低下し、脳幹へ行く血液が少なくなり脳幹での酸素量減少で失神状態に陥ることもある。これを、頚動脈洞性失神という。ツェルマーク・ヘーリング反射、ツェルマク・ヘーリング反射ともいう。1879年から後にヨハン・ネポムク・ツェルマクが考えだし、1866年初期にはエリアス・シオンとカール・ルートヴィヒが受容器反射の働きを証明し、ハインリッヒ・エヴァルト・ヘリングは、頚動脈反射として1923年に証明した。 脈拍が過剰になった時、それを抑えるために利用されることもあり、これは、頚動脈マッサージといわれる。 また、柔道や柔術のような格闘技などの絞め技にも利用され、頚動脈洞反射によって失神した状態を「落ちる」と呼ぶ。.

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血圧

血圧(けつあつ、)とは、血管内の血液の有する圧力のことである。一般には動脈の血圧のことで、心臓の収縮期と拡張期の血圧をいい、それぞれ収縮期血圧(または最高血圧、)、拡張期血圧(または最低血圧、)と呼ぶ。単位は永年の慣行からSI単位のパスカル(Pa)ではなく、水銀柱ミリメートル(mmHg)を使用することがほとんどである。.

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血圧反射機能

血圧反射機能(けつあつはんしゃきのう)とは、血圧の値を一定の範囲に保持するための反射システム。血圧反射、動脈圧反射、圧受容器反射(英 baroreflex)と表現されることもある。 本態性高血圧症の患者の一部では、この血圧反射機能の感受性の低下が高血圧の原因の一つになっていることが知られている。 圧受容器(英 baroreceptor)は、頚動脈洞と大動脈弓に存在し、血圧の変動を感知している。血圧が上昇すると、圧受容器が反応し、反射的に、心拍数が下がり、心筋の収縮力が低下し、動脈が拡張するので血圧が下がって正常値に復帰する。しかしながらある種の高血圧患者では、この反射の感受性が低下し、高血圧の病因となるので、循環器病学、心臓病学などにおいても重要な概念である。 血圧反射の感受性は、血圧の変動に対する心拍数の変化などで診断される。すなわち、薬剤注射などによりを血圧を上昇させた際に、心拍数の減少を記録し、血圧の上昇量に対する心拍の反応で診断を行う。しかしながらこの方法では、心臓の血圧反射機能は診断できるが、血管系、動脈系の血圧反射機能は診断できない。そこで、血管の血圧反射機能を定量的に診断するために、最近では脈波伝播速度の情報から動脈の血圧反射機能を診断する方法も東北大学などから提案されている。 心臓の血圧反射機能と、動脈の血圧反射機能を、独立して精密に定量診断できれば、高血圧患者の病態に応じた最適な医療が可能になる点で興味深い。 すなわち、心臓が血圧反射機能が不十分で血圧が上昇している場合の薬剤や食事指導の選択など、精密できめ細かい予防医療が可能になり、薬剤選択においても重要な知見をもたらすこととなる。 最近、薬剤治療により血圧反射機能が改善した例も報告されているので、血圧反射機能の定量診断は、高血圧における薬剤選択に決定的に重要な診断基準になりうる可能性を秘めており、研究が進められている。 また、心不全においてはこの血圧反射機能の感受性が変化していると言う報告もあり、心不全の病態の診断や予後判定のためにも重要なパラメータになる。 Category:生理学 けつあつはんしやきのう.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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