ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

回想録

索引 回想録

回想録(かいそうろく)または回顧録(かいころく)は、記録あるいは文学作品の一形式で、ある事件、事象や時代に関する自らの経験を記したものである。また口述筆記させたり、他人の聞き書きによる著作もある。日本の新聞の多くは、記者による著名人の聞き書き(ロング・インタビュー)式回想の枠を設けている。 自伝と重なる部分も多いが、自伝が書かれた時点以前の人生全体について、しばしば個人生活・内面生活に重点を置いて記すのに対し、回想録は、より狭い時間範囲を対象とし、(特に著名人では)社会との関係と、それに対しての自らの記憶や感情・反応などに重点を置いて記すという違いがある。ただしその時代を象徴するような人物の場合は、自伝と回想録との区別定義は曖昧となる。 政治家、軍人、社会的指導者など歴史的に重要といわれる人々、また彼らに直接関係した人々が書いた著作は、場合によっては史料としても価値がある。また、歴史的には無名といってよい人物でも、郷土史・業界史・当時の風俗の証言などの記録としては有益であることも多い。平均的な人物の自伝や回想録を一定の問題意識で多数分析して「当時の平均的な人物はかくかくの意識を持っており云々」という研究手法も多く行われている。 英語Memoir(フランス語「記憶」から、その元はラテン語)の語源からわかるように、古代ギリシャ・ローマでは「覚え書き」的な意味があり、必ずしも公表を目的とするものではなかった。古代ローマ帝国時代の弁論家リバニウスは、人生の回顧録(自伝)で知られるが、これも公にするためではなく、自身の弁論の一環としてであった。 本来はノンフィクション的作品であるが、自伝と同様、主観性が排除されているとは限らない。また意識的・無意識的な自己弁護の可能性も高い。中には文学作品とする目的で創作を交えたものもあり、18世紀以降の作品に多い。日記をもとにして書かれたものも多いが、日記そのものが公表されて回想録同様に注目される例もあり(『アンネの日記』など)、史料としての価値はこちらの方が高い(回想録は後日の編集・執筆になるので、記憶の風化や変化が存在することがある。一例に、20世紀後半以降の時点で1940年代の回想を書く場合に、その当時すでに無差別爆撃や人種差別が絶対悪と捉え書くなど、執筆時期の感覚が混入することもある)。 今日では、歴史上特に重要とは言えない一般人による自分史的な作品や、エッセー風の手記が、現代史研究で注目される事例もあり、他ジャンルとの区別はさらに曖昧になっている。.

35 関係: 史料三浦梧楼人種差別ノンフィクションノーベル文学賞ローマ帝国ブッカー・T・ワシントンドミートリイ・ショスタコーヴィチアンネの日記インタビューウィンストン・チャーチルガリア戦記ガイウス・ユリウス・カエサルジャン=ジャック・ルソージャコモ・カサノヴァソロモン・ヴォルコフ絨毯爆撃随筆観樹将軍回顧録記録蹇々録軍人自伝自分史陸奥宗光歴史我が生涯の物語新聞文学日記日本政治家18世紀1940年代20世紀

史料

史料(しりょう、Quellen、Source, historical materials)は、歴史を考察する上で手がかりになるもののことで、紙に文字で書き記された文献や、考古学上の遺構・遺物・遺跡、イメージ史料となる絵画、写真、オーラル・ヒストリー、伝承などを含む。歴史家が歴史を研究・記述する際に用いるあらゆるものが史料である(紙の代わりに古くは木簡・竹簡、粘土板、石板などにも書かれたが、これらは伝世品であれば「文献」と言い、出土品なら遺物と言いわけるのが一般的である)。.

新しい!!: 回想録と史料 · 続きを見る »

三浦梧楼

三浦 梧楼(梧樓)(みうら ごろう、弘化3年11月15日(1847年1月1日) - 大正15年(1926年)1月28日)は、日本の武士、陸軍軍人、政治家。最終階級は陸軍中将。栄典は従一位勲一等子爵。号は観樹。.

新しい!!: 回想録と三浦梧楼 · 続きを見る »

人種差別

人種差別(じんしゅさべつ、racial discrimination)とは、人間を人種や民族、国籍、地域において、その特定の人々に対して嫌がらせ、暴力やいじめなどの行為や差別をすることである。世界的、歴史的に、各種の事例が存在している。 差別的思想を持つ者のことを「racist(レイシスト)」(race:人種、racist「人種差別主義者」)と称す場合もある。 南アフリカ共和国におけるかつての人種差別政策については、「アパルトヘイト」も参照。.

新しい!!: 回想録と人種差別 · 続きを見る »

ノンフィクション

ノンフィクション(英語:non-fiction) とは、史実や記録に基づいた文章や映像などの創作作品。また、その形態。ドキュメンタリーやインタビューなど多肢にわたる。製作上の綿密な調査や取捨選択など作成者の独自色が出る。 日本では雑誌記事の分類としてノンフィクションという言葉は使われていたが、概念として一般に認知されるようになったきっかけは筑摩書房が1960年4月から月刊で刊行を始めた全50巻の『世界ノンフィクション全集』である。その後の1970年の文藝春秋の「大宅壮一ノンフィクション賞」と1979年の講談社の「講談社ノンフィクション賞」によって広く知られるようになったと言われる。現代文学のジャンルとしてルポルタージュ文学が定着していたアメリカに対して、日本では日中戦争など戦争や事件があると、出版社が作家を現地に派遣して現地報告を書かせるのが主流であり、文学としては低く見られていた。こうした作家の余技としてでなく、ノンフィクション・ライターが登場するようになったのは1960年代から1970年代にかけてである。雑誌社系の週刊誌の登場で、チーム取材による特集記事が需要が生まれ、文学者の余技ではない無名のライターによるノンフィクションの記事が成立した。.

新しい!!: 回想録とノンフィクション · 続きを見る »

ノーベル文学賞

ノーベル文学賞(ノーベルぶんがくしょう、Nobelpriset i litteratur)はノーベル賞6部門のうちの一つ。文学の分野において理念をもって創作し、最も傑出した作品を創作した人物に授与される。原則として定数1名のみ受賞されるが、これまでに1904年のフレデリック・ミストラル、ホセ・エチェガライ・イ・アイサギレや1917年のカール・ギェレルプ、ヘンリク・ポントピダン、1966年のシュムエル・アグノン、ネリー・ザックス、1974年のエイヴィンド・ユーンソン、ハリー・マーティンソンが2人同時受賞となっている。.

新しい!!: 回想録とノーベル文学賞 · 続きを見る »

ローマ帝国

ーマ帝国(ローマていこく、Imperium Romanum)は、古代ローマがイタリア半島に誕生した都市国家から、地中海にまたがる領域国家へと発展した段階以降を表す言葉である。従って厳密には古代ローマの体制が共和制だった頃を含んでいる。最盛期には地中海沿岸全域に加え、ブリタンニア、ダキア、メソポタミアなど広大な領域を版図とした。シルクロードの西の起点であり、古代中国の文献では大秦の名で登場する。 帝国という訳語があてられている事から、狭義にはオクタウィアヌスがアウグストゥスの尊称を与えられた紀元前27年からの古代ローマを指す場合もある。しかし、本来の表現からすればこの場合は帝政ローマ、またはローマ帝政期とした方が正確である。.

新しい!!: 回想録とローマ帝国 · 続きを見る »

ブッカー・T・ワシントン

ブッカー・タリフェーロ・ワシントン ブッカー・タリフェーロ・ワシントン (Booker Taliaferro Washington, 1856年4月5日 - 1915年11月15日)は、アメリカ合衆国の教育者、作家。 ワシントンはバージニア州フランクリン郡のヘイルズ・フォードで生まれた。彼は母親と共に奴隷制から解放された後、バージニア東部のハンプトンに設立される教員養成学校で学ぶためウェストバージニア州から東へ向かった。 後年彼は著名な教育者となり、19世紀後半から20世紀前半にかけてアメリカ合衆国におけるアフリカ系アメリカ人の間で人気のあるスポークスマンとして活動した。彼は「調停者 accomodator」の愛称で呼ばれた。白人と協力し、裕福な慈善家からの支援を得た彼の仕事は、多数の小さな地域の学校と、南部の至る所で黒人のための高等教育機関を設立、運営することを支援した。.

新しい!!: 回想録とブッカー・T・ワシントン · 続きを見る »

ドミートリイ・ショスタコーヴィチ

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(ロシア語: ドミートリイ・ドミートリイェヴィチ・シャスタコーヴィチ; ラテン文字転写の例: Dmitrii Dmitrievich Shostakovich, 1906年9月25日(ロシア暦9月12日) - 1975年8月9日)は、ソビエト連邦時代の作曲家。交響曲や弦楽四重奏曲が有名である。 シベリウス、プロコフィエフと共に、マーラー以降の最大の交響曲作曲家としての評価がほぼ確立され、世界的にも特に交響曲の大家と認知されている。また、弦楽四重奏曲においても秀逸な曲を残し、芸術音楽における20世紀最大の作曲家の一人である。ショスタコーヴィチの音楽には暗く重い雰囲気のものが多いが、その一方でポピュラー音楽も愛し、ジャズ風の軽妙な作品も少なからず残している。 当初、体制に迎合したソ連のプロパガンダ作曲家というイメージで語られていたが、『ショスタコーヴィチの証言』音楽学者の千葉潤は、発表以来続いた『ショスタコーヴィチの証言』の真贋論争は現在では偽書でほぼ決着しているとの見解を示している。(千葉潤 『ショスタコーヴィチ』 音楽之友社、2005年。181 - 182頁。ISBN 4-276-22193-5。)が出版されて以後、ショスタコーヴィチは皮肉や反体制といったイメージによって塗り替えられ、「自らが求める音楽と体制が求める音楽との乖離に葛藤した、悲劇の作曲家」として西側諸国における演奏の機会も急激に増加した。.

新しい!!: 回想録とドミートリイ・ショスタコーヴィチ · 続きを見る »

アンネの日記

ベルリンのアンネ・フランク・ツェントルムに展示されている『アンネの日記』 『アンネの日記』(アンネのにっき、Het Achterhuis)とは、ユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクによる日記様の文学作品。.

新しい!!: 回想録とアンネの日記 · 続きを見る »

インタビュー

インタビュー()とは、二人かそれ以上の間での会話で、一方が他方に質問をして情報を得るために行われるものである。インタビューは大きく分けて、評価のためのインタビューと情報収集のためのインタビューの2つに分かれる。.

新しい!!: 回想録とインタビュー · 続きを見る »

ウィンストン・チャーチル

ウィンストン・レナード・スペンサー=チャーチル(Sir Winston Leonard Spencer-Churchill, 、1874年11月30日 - 1965年1月24日)は、イギリスの政治家、軍人、作家。.

新しい!!: 回想録とウィンストン・チャーチル · 続きを見る »

ガリア戦記

『ガリア戦記』(ガリアせんき、Commentarii de Bello Gallico)は、共和政ローマ期の政治家・軍人のガイウス・ユリウス・カエサルが自らの手で書き記した、「ガリア戦争」の遠征記録である。続篇として、ルビコン渡河以降の「ローマ内戦」を記録した『内乱記』がある。 指揮官カエサル自らが書いた本書は、もともとは元老院への戦況報告の体裁を取っていたと考えられ、文中において自己に言及するときは「カエサル」もしくは三人称で書かれていることが特徴である。また文中の所々にガリア人・ゲルマン人の風俗についての記述がある。.

新しい!!: 回想録とガリア戦記 · 続きを見る »

ガイウス・ユリウス・カエサル

イウス・ユリウス・カエサル(古典ラテン語:Gaius Iulius Caesar、紀元前100年 - 紀元前44年3月15日)は、共和政ローマ期の政治家、軍人であり、文筆家。「賽は投げられた」(alea iacta est)、「来た、見た、勝った」(veni, vidi, vici) 、「ブルータス、お前もか (et tu, Brute?)」などの特徴的な引用句でも知られる。また暦で彼の名称が使用されていた(ユリウス暦)時期が存在していた。 古代ローマで最大の野心家と言われ、マルクス・リキニウス・クラッスス及びグナエウス・ポンペイウスとの第一回三頭政治と内戦を経て、ルキウス・コルネリウス・スッラに次ぐ終身独裁官(ディクタトル)となった。.

新しい!!: 回想録とガイウス・ユリウス・カエサル · 続きを見る »

ジャン=ジャック・ルソー

ャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau、1712年6月28日 - 1778年7月2日)は、フランス語圏ジュネーヴ共和国に生まれ、主にフランスで活躍した哲学者、政治哲学者、作曲家。.

新しい!!: 回想録とジャン=ジャック・ルソー · 続きを見る »

ジャコモ・カサノヴァ

ャコモ・カサノヴァ(Giacomo Casanova、1725年4月2日 - 1798年6月4日)は、ヴェネツィア出身の術策家(aventurier)であり作家。その女性遍歴によって広く知られている。彼の自伝『我が生涯の物語』Histoire de Ma Vie(訳題『カザノヴァ回想録』)によれば、その生涯に1,000人の女性とベッドを共にしたという。.

新しい!!: 回想録とジャコモ・カサノヴァ · 続きを見る »

ソロモン・ヴォルコフ

ソロモン・ヴォルコフ(Соломон Моисеевич Волков、1944年 - )は、タジク・ソビエト社会主義共和国(現タジキスタン共和国)、レニナバード(現ホジェンド)出身の音楽学者。1976年にソ連からアメリカ合衆国に亡命。1979年に公刊した『ショスタコーヴィチの証言』によって脚光を浴びた。ヴォルコフ本人は、この著書はショスタコーヴィチの回想録だと主張しているが、その正統性や信憑性をめぐって議論を惹き起こすこととなった。 Category:ロシアの音楽学者 Category:ソビエト連邦の音楽学者 Category:アメリカ合衆国の著作家 Category:サンクトペテルブルク音楽院出身の人物 Category:ホジェンド出身の人物 Category:ソビエト連邦の亡命者 Category:1944年生 Category:存命人物.

新しい!!: 回想録とソロモン・ヴォルコフ · 続きを見る »

絨毯爆撃

絨毯爆撃(じゅうたんばくげき、)は、地域一帯に対して無差別に行う爆撃。無差別爆撃、都市爆撃、地域爆撃、恐怖爆撃とも呼ばれ、住宅地や商業地を破壊して敵国民の士気の喪失を目的とした戦略爆撃である。これに対して、工場や港・油田などの施設の破壊を目的にした爆撃は「精密爆撃」に分けられる。絨毯爆撃という表現は、床に敷かれた絨毯のように、爆弾が一面を覆う印象から想起されたものである。.

新しい!!: 回想録と絨毯爆撃 · 続きを見る »

随筆

随筆(ずいひつ)とは、文学における一形式で、筆者の体験や読書などから得た知識をもとに、それに対する感想・思索・思想をまとめた散文である。随想(ずいそう)、エッセイ、エッセー(essai新村出編『広辞苑』「エッセー」による直接の伝来元, essay)などともいう。「」の原義は「試み」であり、「試論(試みの論文)」という意味を経て文学ジャンルとなった。 ミシェル・ド・モンテーニュの『エセー』(1580年)がこのジャンルの先駆者であり、欧米においては綿密な思索を基にした論文的なスタイルを念頭に置いてこの語を用いることがあるが、日本においては後述する江戸時代後期の日記的随筆のイメージもあって、もうすこし気楽な漫筆・漫文のスタイルを指して用いることがある。.

新しい!!: 回想録と随筆 · 続きを見る »

観樹将軍回顧録

『観樹将軍回顧録』(かんじゅしょうぐんかいころく)は、大正14年(1925年)に政教社で発刊された三浦梧楼(1847年 - 1926年)による最晩年の回顧談。古島一雄が校閲している。 三浦梧楼は元萩藩士であり奇兵隊で活躍した。明治維新後には陸軍中将も務め、大正時代には、政党による藩閥政治打倒のまとめ役をしている。著書でも、藩閥政治を敷いた元老山県有朋(同じ奇兵隊出身)への強い反発を貫かれている。 前年の1924年に刊行された『観樹将軍縦横談』と併せ、『明治反骨中将一代記 三浦観樹将軍秘話』の題名で、芙蓉書房(1981年)で新版刊行された。 『観樹将軍回顧録』は、中公文庫(1988年、解説佐伯彰一、表記は現代仮名遣い)でも再刊された。 研究者・図書館資料向けの復刻版『観樹将軍回顧録 伝記・三浦梧楼』(「伝記叢書46」大空社、1988年)が刊行されている。 Category:日本の自伝・回顧録 Category:1920年代の書籍 Category:大正時代の書籍 Category:政教社.

新しい!!: 回想録と観樹将軍回顧録 · 続きを見る »

記録

記録きろくは、安定した形で定着・保存された状態にある情報である。会議の議事録が、会議の終わった後にも残るように会議中の発言を文書などの形にして保存するのがこの例である。.

新しい!!: 回想録と記録 · 続きを見る »

蹇々録

『蹇々録』(けんけんろく、蹇蹇録)は、明治時代の外務大臣陸奥宗光が執筆した外交記録。1895年(明治28年)成立、1929年(昭和4年)刊。 陸奥の晩年の1892年(明治25年)以降に執筆されたが、外務省の機密文書を引用しているため長く非公開とされ、1929年(昭和4年)に初めて公刊された。明治外交史上の第一級史料である。.

新しい!!: 回想録と蹇々録 · 続きを見る »

軍人

大日本帝国陸軍の軍人と軍旗1931年(昭和6年) 軍人(ぐんじん)は、当該国家の正規の軍事組織に所属し、正規の軍事訓練を受け、国家により認められた階級を与えられた者を指す。軍人は国際法上交戦権として、敵対勢力を破壊する権利を持つ。また敵対勢力に投降した場合には、捕虜として基本的人権が保障されている。 文民や民間人の対義語として用いられ、軍人としての籍のことを兵籍・軍籍などといい、軍人としての履歴を軍歴という。軍属は原則として、文官(雇員・傭人等を含む。)であり軍人とは異なる。また、武官は軍人のうち、官吏でもある職業軍人を指し、徴兵された者は含まない。英語ではsoldierは通常陸軍軍人のみを指し、海軍、空軍、海兵隊の軍人はそれぞれseaman(またはsailor)、airman、marineという。全軍の軍人の総称としてはMilitary personnel、ラテン語ではmiles(ミーレス)という。 なお、自衛隊は、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と定めた日本国憲法第九条に従い、自衛のための必要最低限の実力組織と定義されているが、中山太郎外務大臣が国会答弁で「自衛隊は、憲法上必要最小限度を超える実力を保持し得ない等の厳しい制約を課せられております。通常の観念で考えられます軍隊ではありませんが、国際法上は軍隊として取り扱われておりまして、自衛官は軍隊の構成員に該当いたします」と述べているように、諸外国における軍人にあたる自衛官は国際法上は軍隊の構成員(軍人)と扱われるとされる。.

新しい!!: 回想録と軍人 · 続きを見る »

自伝

ベンジャミン・フランクリンの1793年の自伝の初版の表紙 自伝(じでん、 Autobiography )は、人が自分自身の眼から見た自分の生涯、人生を記述したものを言う。自身による伝記。自叙伝(じじょでん)。.

新しい!!: 回想録と自伝 · 続きを見る »

自分史

自分史(じぶんし)とは、自分自身の生涯あるいは半生の出来事を文章化したもの。.

新しい!!: 回想録と自分史 · 続きを見る »

陸奥宗光

奥 宗光(むつ むねみつ、天保15年7月7日(1844年8月20日) - 明治30年(1897年)8月24日)は、日本の政治家、外交官、武士(紀州藩藩士)。明治初期に行われた版籍奉還、廃藩置県、徴兵令、地租改正に大きな影響を与えた。また、カミソリ大臣と呼ばれ、伊藤内閣の外務大臣として不平等条約の改正(条約改正)に辣腕を振るった。江戸時代までの通称は陽之助(ようのすけ)。 正二位・勲一等・伯爵。家紋は仙台牡丹。.

新しい!!: 回想録と陸奥宗光 · 続きを見る »

歴史

Historia (Allégorie de l'Histoire). ニコラオス・ギジス(Nikolaos Gysis) (1892年) The Historian E. アービング・クーゼ(1902年) 歴史(れきし、羅: historia)は、何かしらの事物が時間的に変遷したありさま、あるいはそれに関する文書や記録のことをいう。主に国家や文明など人間の社会を対象とする。記述されたことを念頭に置いている。ヴィルヘルム・ヴィンデルバントの科学分類に拠れば、「自然科学が反復可能な一般的法則であるのに対し、歴史科学が対象とする歴史は反復が不可能である一回限りかつ個性を持つもの」と定義している。また、現在に至る歴史を「来歴」と言う。.

新しい!!: 回想録と歴史 · 続きを見る »

我が生涯の物語

『我が生涯の物語』(わがしょうがいのものがたり、Histoire de ma vie)は、18世紀イタリアの著名な冒険家・漁色家ジャコモ・カサノヴァの自伝。『カサノヴァ回想録』、『カザノヴァ情史』とも訳される。  カサノヴァはヴェネツィア人(1725年4月2日ヴェネツィア生まれ、1798年6月4日ボヘミアのドゥックス(現チェコ共和国ドゥフツォフ)にて死去)であったが、本書はフランス語で書かれた。当時の上流社会においてはフランス語が最も広く用いられていたためである。正式な題名は『1797年までの我が生涯の物語』(Histoire de ma vie jusqu'à l'an 1797)であるが、内容はカサノヴァの1774年までの生涯を扱ったものである。.

新しい!!: 回想録と我が生涯の物語 · 続きを見る »

新聞

新聞(しんぶん)は、事件、事故や政治や経済や芸能やスポーツや国際情勢などの動向などのニュースを報じるためのメディアで、記事文章や写真、図面などが紙(新聞紙)に印刷され綴じていないものである。 「ポスト」を名に冠する新聞が存在しているのは、帝国郵便が自前の新聞を発行していたことに由来する。.

新しい!!: 回想録と新聞 · 続きを見る »

文学

ジャン・オノレ・フラゴナール『読書する女』(1772年) 文学(ぶんがく)とは、言語表現による芸術作品のこと。文芸ともいう。それらを研究する学問も文学と称されるが、これについては文芸学で扱う。狭義には、詩・小説・戯曲・随筆・文芸評論などを典型的な文学の例とする。 西洋での文学(、、、、)はラテン語のlittera(文字)及びその派生語litteratura(筆記、文法、教養)を語源とし、現在では主に以下の意味を持つ。.

新しい!!: 回想録と文学 · 続きを見る »

日記

日記(にっき)とは、日々の出来事を紙などに記録したものである。単なる記録として扱われるものから、文学として扱われるものまで、その内容は様々である。ある人物の生涯にわたって記されるような長期にわたるものから、ある旅、ある職務、ある事件などの間だけ記された短期のものまで、期間・分量も様々であり、西洋・東洋を問わず、世界的に存在する。.

新しい!!: 回想録と日記 · 続きを見る »

日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

新しい!!: 回想録と日本 · 続きを見る »

政治家

政治家(せいじか)とは、職業として政治に携わっている者のことである。.

新しい!!: 回想録と政治家 · 続きを見る »

18世紀

Jean-Pierre Houëlが描いたバスティーユ襲撃(フランス国立図書館蔵)。 国立マルメゾン城美術館蔵)。 ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵)。 18世紀(じゅうはっせいき)は、西暦1701年から西暦1800年までの100年間を指す世紀。.

新しい!!: 回想録と18世紀 · 続きを見る »

1940年代

1940年代(せんきゅうひゃくよんじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1940年から1949年までの10年間を指す十年紀。.

新しい!!: 回想録と1940年代 · 続きを見る »

20世紀

摩天楼群) 20世紀(にじっせいき、にじゅっせいき)とは、西暦1901年から西暦2000年までの100年間を指す世紀。2千年紀における最後の世紀である。漢字で二十世紀の他に、廿世紀と表記される場合もある。.

新しい!!: 回想録と20世紀 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

回顧録

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »