54 関係: 基本周波数、増三和音、声部、属七の和音、七の和音、三和音、平均律、五度圏、作曲、作曲家、ハ短調、ハ長調、バークリー音楽大学、バス (声域)、ポピュラー和声、ポピュラー音楽、リード・シート、トリスタン和音、ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ、ピッチクラス、ピアノ、ピタゴラス、ピタゴラス音律、ファーディ・グローフェ、周波数、和声、アンサンブル、ウェル・テンペラメント、ギター、シントニックコンマ、ジャズ、ジェリー・ロール・モートン、四和音、倍音、短三和音、着信メロディ、純正律、編曲、音名・階名表記、音程、音階、音読み、音高、音楽理論、西洋音楽、調、長三和音、携帯電話、楽音、減七の和音、...、減三和音、減五短七の和音、漢字、演奏者。 インデックスを展開 (4 もっと) »
基本周波数
紐の振動運動と定常波。基本周波数と6倍音までの図 基本周波数(英: Fundamental frequency)とは、信号を正弦波の合成(例えばフーリエ級数)で表したときの最も低い周波数成分の周波数を意味する。基本波とも言う。 音楽では、発音体の出す音が複合音(いくつかの振動数からなる複音のこと)の時、そのもっとも低い音(最も低い周波数の音)を基音(Fundamental tone)と呼び、fo と表記する。例えば楽音にはもとになる音が一つあって、それに高い音がいくつか交わる。この一番低い音が基音で、もっとも高い音が上音である。 また、情報理論では、周期性のある信号の最小周期区間の繰り返し頻度を基本周波数と呼ぶ。.
増三和音
増三和音(ぞうさんわおん)とは、和音の一種である。.
声部
音楽にあって、声部(せいぶ)またはパートとは、複数の演奏者が同時に演奏するとき、同じ音の動きをする演奏者の集団、またはひとりの演奏者、を言う。一般にはパートの語を使い、声部の語はより理論的、概念的なときに使うことが多い。楽譜を使う演奏の場合には、同一のパートは同一の音符を演奏することになる。 また、より概念的に、例えばひとりで複数の音を出すときに、複数の演奏者による演奏に見立てて、それぞれの音の動きを声部またはパートと呼ぶことがある。.
属七の和音
属七の和音(ぞくしちのわおん)とは、四和音のひとつである。西洋音楽における重要な和音のひとつである。名前の通り、「属音上の七の和音」が定義であるが、属音が根音でなくとも構成音の音程が同じであれば属七の和音と呼ばれる。完全4度上の「長三和音」または「短三和音」に進みたがる不安定な響き。.
七の和音
七の和音(しちのわおん)とは、根音から7度に相当する音を構成音として含み、かつ9度以上の高次の音を含まないような和音の総称である。一般には、根音、第3音、第5音、第7音からなる四和音のことを指す。英語風にセブンス・コードとも呼ばれる。.
三和音
三和音(さんわおん)とは、三つのピッチクラスからなる和音である。狭義には、3度音程を積み重ねた、根音、第3音、第5音の三つの音からなる和音のことを言う(広義には、三つのピッチクラスからなってさえいれば、どんな和音でも三和音とよぶこともある)。 三和音のことを英語でtriadということから、日本語でもトライアドと呼ばれることもある。.
平均律
平均律(へいきんりつ)は、1オクターヴなどの音程を均等な周波数比で分割した音律。一般には12平均律を指すことが多い。.
五度圏
五度圏(ごどけん、英語:circle of fifths)は、12の長調あるいは短調の主音を完全五度上昇あるいは下降する様に並べて閉じた環にしたものである。 実際には純正な完全五度の連鎖から得られるピッチクラスは閉じた環を形成しない。閉じた環とするには G / F のような異名同音関係を利用する必要があるが、純正な完全五度を連鎖させた場合は異名同音のあいだにピタゴラスコンマの差が生じる。 平均律の場合、完全五度はそれぞれ純正音程よりもピタゴラスコンマの1/12だけ狭められているため、異名同音間の差が解消され、一様な五度によって閉じた五度圏を形成することができる。.
作曲
作曲(さっきょく)は、曲および音楽作品を作ること。作曲をした人を作曲者、作曲を業とする人を作曲家と呼ぶ。.
作曲家
作曲家(さっきょくか)は、音楽を創作(作曲)する人のことであり、とくにそれを生業とする人を指す。日本語で作曲者というとそれより広い意味を持つことがある。.
ハ短調
ハ短調(ハたんちょう)は、西洋音楽における調のひとつで、ハ (C) 音を主音とする短調。調号はフラット3箇所 (B, E, A) である。.
ハ長調
ハ長調(ハちょうちょう)は、西洋音楽における調のひとつで、ハ (C) 音を主音とする長調である。.
バークリー音楽大学
主にジャズおよび現代アメリカ音楽などの商業音楽全般を専門とし、大学のほかに専門学校も擁する高等教育機関である。ロック、フラメンコ、ヒップホップ、レゲエ、サルサおよびブルーグラスなど多岐にわたるコースを設けている。.
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バス (声域)
プラノ アルト テノール '''バス''' バス(Bass、英語ではベイスと発音)は、声域としては最も低い音域の声部をさす。.
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ポピュラー和声
ポピュラー和声(ポピュラーわせい、ハーモニー〈harmony〉)は、音楽に関する用語である「和声」から独立した記事名であり、改めて、ここではジャズやポップスにおける「和声」について記述する。和声……つまりハーモニーは、メロディ、リズムとともに、音楽における要素の一つを指し、時間の流れの中でコードとコードを連結するときに起こる動的な響きの変化を、広義にいうものである。.
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ポピュラー音楽
ポピュラー音楽(ポピュラーおんがく、popular music ポピュラー・ミュージック)とは、広く人々の好みに訴えかける音楽のことであるOxford Dictionaries.
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リード・シート
リード・シート(lead sheet)は、曲の実際の演奏のうち、メロディと和音と歌詞という基本的な部分のみを取り出して紙などに書きあらわす記譜法の一種。ポピュラー音楽の歌や、ジャズの曲を楽譜にするときによく使われる。 和音は、ポピュラー音楽やジャズの世界でよく使われるコードネーム(chord name またはchord symbol)を使って書きあらわされる。メロディーは五線記譜法で書きあらわされる。歌詞は、声を出すタイミングを表現するために、声に対応するメロディーの音符の位置と、左右の位置を合わせて書かれる。日本語では、元の歌詞をひらがなに変換して、書かれる。コードネームは、その和音が使われる場所に書かれる。その他には、テンポ、調号などが書かれ、さらにリズムに関する標語が書かれていることもある。 作曲者が意図する本来の演奏にできるだけ同じになるように演奏する必要がある場合には、コードネームではなく音符で記譜するべきであり、リード・シートの使用は不適切である。メロディーとコードネームだけではうまく表現できない曲には、リード・シートは向いていない。コードネームを演奏する場合に実際にどのような音をどんなタイミングで出すのかは、リード・シートの楽譜では指示されず、演奏者が決める。即興で編曲することはジャズでよく行なわれるが、編曲する場合は楽譜通りには演奏しないので、楽譜に和音が正確に音符で記録されていなくても、困ることはなく、むしろその和音がコードネームで表現されていたほうが、どのような和音を出すべきなのかを素早く読み取ることができる。コード・ネームは即興演奏でアンサンブルを行うためにも用いられる。ポピュラー音楽やジャズ以外の世界の音楽家も、リード・シートを使うことがあるが、クラシック音楽ではあまり使われない。 リード・シートは俗に英語でフェイク・シート(fake sheet)と呼ばれる。フェイクとは、偽物とか、本物のふりをするという意味である。歌の伴奏を急に頼まれたが元の曲を聴いたことがないという演奏者が、リード・シートを手渡されたような場合、その演奏者は、本物の伴奏とは違うけれど、一応伴奏のように聞こえる演奏ができることがある。そのような伴奏が、本物のふりをしているという意味で、フェイクなのである。 リード・シートの曲集は俗に英語でフェイク・ブック(fake book)と呼ばれることがあり、「The Real Book」という曲集がもっとも有名である。これは、fakeの対義語としてrealがあるため、皮肉になっている。 Category:記譜法 Category:楽譜 Category:ジャズ.
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トリスタン和音
トリスタン和音(―わおん)は、 からなる和音で和声学で言う「導七の和音」又は「減五短七の和音」(Half-diminished seventh chord)の一種である。また一般に同じ音程(下から順に増4度、長3度、完全4度)からなる和音をもいう。この和音がリヒャルト・ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』の冒頭に現れることから名づけられた。 この和音の和声上の機能についてはいろいろな解釈が可能であり、調性的には曖昧である。 この和音はエンハーモニック(異名同音)により、変ト長調VII 7または変ホ短調II 7の とも、またイ短調ドッペルドミナント7のロ(H) - 嬰ニ(Dis) - 嬰ヘ(Fis) - イ(A)の第五音を下方変異させた (嬰ト(Gis)は倚音または経過音である)とも解釈でき、第五音の下方変異したドッペルドミナントの第二転回形である増六の和音の一種、として捉えることもできる。 ワーグナーはこれによって和音の機能よりも音、響きを強調したといえる。 当時は“和声の危機”と騒がれたが、のちに同種の和音はブルックナーの交響曲やマーラー、ドビュッシーなどにより利用され、たとえば『牧神の午後への前奏曲』や『子供の領分』(ゴリヴォーグのケークウォーク)に頻繁にみられる。またこれを発展させた形として、スクリャービンの「神秘和音」がある。.
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ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ
ヘルマン・ルートヴィヒ・フェルディナント・フォン・ヘルムホルツ(Hermann Ludwig Ferdinand von Helmholtz, 1821年8月31日 - 1894年9月8日)はドイツ出身の生理学者、物理学者。.
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ピッチクラス
ピッチクラス(pitch class、直訳:音高の集合)は、同じ音名を与えられている音の集合。.
ピアノ
ピアノは、弦をハンマーで叩くことで発音する鍵盤楽器の一種である。鍵を押すと、鍵に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出る。また、内部機構の面からは打楽器と弦楽器の特徴も併せ持った打弦楽器に分類される。 一般に据え付けて用いる大型の楽器で、現代の標準的なピアノは88鍵を備え、音域が非常に広く、オーケストラの全音域よりも広いフランツ・リストの『ハンガリー狂詩曲』やビゼーの『子供の遊び』、モーリス・ラヴェルのほとんどの作品にみられるように、多くのオーケストラの作品はピアノ曲の編曲である。Samuel Adler, The Study of Orchestration (Third Edition, NORTON, 2002) p.666-667.
ピタゴラス
ピタゴラス(、Pythagoras、Pythagoras、紀元前582年 - 紀元前496年)は、古代ギリシアの数学者、哲学者。「サモスの賢人」と呼ばれた。ピュタゴラスとも表記される。.
ピタゴラス音律
ピタゴラス音律(ピタゴラスおんりつ)は、音階の全ての音と音程を周波数比3:2の純正な完全五度の連続から導出する音律である。 ピタゴラス音律は初期ルネサンスまでの西洋音楽の標準的な音律であり、また中国や日本の伝統音楽の音律も同様の原理に基づくものである(三分損益法)。 ピタゴラス音律では純正な五度と四度の音程が得られるが、三度と六度は純正にならない。ルネサンス音楽において三度と六度の使用が増えると、五度を狭めることによって三度をより純正に近づける中全音律が普及した。.
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ファーディ・グローフェ
ファーディ・グローフェ ファーディ・グローフェ(Ferde Grofé, 1892年3月27日 ニューヨーク - 1972年4月3日 カリフォルニア州サンタモニカ)は、アメリカの作曲家、ピアニスト、およびアレンジャー。本名はファーディナンド・ルドルフ・フォン・グローフェ(Ferdinand Rudolph von Grofé)。.
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周波数
周波数(しゅうはすう 英:frequency)とは、工学、特に電気工学・電波工学や音響工学などにおいて、電気振動(電磁波や振動電流)などの現象が、単位時間(ヘルツの場合は1秒)当たりに繰り返される回数のことである。.
和声
和声(わせい、harmony)は、西洋音楽の音楽理論の用語で、和音の進行、声部の導き方(声部連結)および配置の組み合わせを指す概念である。西洋音楽では、メロディ(旋律)・リズム(律動)と共に音楽の三要素の一つとする。 狭義の和声は16世紀ヨーロッパに端を発した古典的な機能和声をさす。これは、個々の和音にはその根音と調の主音との関係に従って役割・機能があると考えるものである。 なお、おもに機能和声から派生した現代のポピュラー音楽における和声については「ポピュラー和声」を参照されたい。.
アンサンブル
アンサンブル(ensemble)は、音楽用語で2人以上が同時に演奏すること。 合奏、重奏、合唱、重唱の意味、あるいはそれらの団体の意味にも用いられる。一般的に、オーケストラ(管弦楽団)は規定の楽器編成を満たした大人数の演奏団体(50人から100人前後)を意味するため、これに含まれない室内楽の演奏団体をアンサンブルと呼ぶことが多い。 古典派やロマン派では、室内楽の編成として弦楽四重奏やピアノ三重奏、木管五重奏、金管五重奏などのある程度固定化された演奏形態が存在し、これらのうち独立した団体として頻繁に演奏活動を行う団体もあるが、それ以上の人数でなおかつ標準的なオーケストラまでは必要としないアンサンブルとなると、室内管弦楽団(チェンバー・オーケストラ)という名称の演奏団体として活動するか、フルオーケストラの中の抜粋メンバーがそれらの音楽を演奏する。また、金管のみいくつも必要とするなどの特殊編成の場合はオーケストラのメンバーだと賄いきれず、金管奏者のみが多数揃った金管アンサンブルが演奏を担う(他の楽器でも同様)。 古楽や現代音楽では独特の編成を持つ楽曲も多く、これらの曲を専門に手がける演奏団体が存在し、それらのうちのいくつかはアンサンブルという名称を名乗っている。.
ウェル・テンペラメント
ウェル・テンペラメント(Well-Temperament)は、鍵盤楽器で24の全ての調の演奏に対応する調律をするための音律である。 この調律法はバッハの『平均律クラヴィーア曲集』の原題 "Das Wohltemperierte Clavier" (The Well-Tempered Clavier) に因んで20世紀に命名された。しかしこの命名は "Wohltemperierte" という語が、バッハの時代に特定の調律法を示す一般的な技術用語であったという誤った推測に基づいている。またこの "Wohltemperierte" が平均律を意味するのかについての論争が起こった。 現在ではこの語は、平均律とは異なるが、を排除し、24の全ての調の演奏に対応した鍵盤楽器の調律法の総称として用いられ、五度圏を循環できることからサーキュレイティング・テンペラメントとも呼ばれる。例としてヴェルクマイスターやヴァロッティの調律法があげられる。.
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ギター
ター(Guitar)は、リュート属に分類される弦楽器。指、またはピックで弦を弾くことにより演奏する撥弦楽器である。 クラシック音楽、フラメンコのほか、ジャズ、ロック、フォルクローレ、ポピュラー音楽など幅広いジャンルで用いられる。 ギターの演奏者をギタリスト(Guitarist)という。 また、エレクトリック・ギター(エレキギター)を単にエレキ、もしくはギターと呼ぶ場合も多い。.
シントニックコンマ
ントニックコンマ(syntonic comma)は、ピタゴラス音律に現れる長三度と純正な長三度との差である。約21.51セント。 また、これは純正な完全五度から純正な完全四度を引いて得られる大全音(9/8)と、純正な長三度から大全音を引いて得られる小全音(10/9)の差でもある。 ピタゴラス音律の周波数を3/2倍する操作を4回繰り返した十七度の音程の比率は (3/2)4.
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ジャズ
ャズ(jazz)は、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ南部の都市を中心に派生した音楽形式。西洋楽器を用いた高度な西洋音楽の技術と理論、およびアフリカ系アメリカ人の独特のリズム感覚と音楽形式とが融合して生まれた。演奏の中にブルー・ノート、シンコペーション、スウィング、コール・アンド・レスポンス(掛け合い演奏)、インプロヴィゼーション、ポリリズム(複合リズム)などの要素を組み込んでいることが、大きな特徴とされている。 その表現形式は自由なものだった。また、初期からポール・ホワイトマンやビックス・バイダーベックらの白人ミュージシャンも深くかかわり、黒人音楽であると同時に人種混合音楽でもあった。演奏技法なども急速に発展した。20世紀後半には世界の多くの国々で、ジャズが演奏されるようになった。.
ジェリー・ロール・モートン
フェルディナンド "ジェリー・ロール" モートン (Ferdinand "Jelly Roll" Morton, 1890年10月20日-1941年7月10日)は、米国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のピアニスト、バンドリーダー、作曲家であった。ジャズにおける最初の真の作曲家であるという人もいる。モートンは派手な性格で、自慢話で話題を呼ぶのが好きだった。彼は自分の名刺にジャズとスウィングの創始者であるとしていた。.
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四和音
四和音(よんわおん)とは、4つのピッチクラスからなる和音である。狭義には、根音、第3音、第5音、第6音/第7音の4つの音からなる和音のことをいう(広義には、4つ音がありさえすれば、どんな和音でも四和音と呼ぶこともある)。 四和音のことを英語でtetradということから、日本語でもテトラッドと呼ばれることもある。.
倍音
倍音 正弦波 倍音(ばいおん、、、、、)とは、楽音の音高とされる周波数に対し、2以上の整数倍の周波数を持つ音の成分。1倍の音、すなわち楽音の音高とされる成分を基音と呼ぶ。 弦楽器や管楽器などの音を正弦波(サインウェーブ)成分の集合に分解すると、元の音と同じ高さの波の他に、その倍音が多数(理論的には無限個)現れる。 ただし、現実の音源の倍音は必ずしも厳密な整数倍ではなく、倍音ごとに高めであったり低めであったりするのが普通で、揺らいでいることも多い。逆に、簡易な電子楽器の音のように完全に整数倍の成分だけの音は人工的な響きに感じられる。.
短三和音
短三和音(たんさんわおん)とは、和音の一種である。西洋音楽における、重要な和音のひとつである。ポピュラー音楽では英語名のマイナー・コードとも呼ばれる。.
着信メロディ
信メロディ(ちゃくしんメロディ)は、携帯電話及びPHSの着信音を単音又は2 - 128音程度の音楽風メロディーにする機能である。.
純正律
純正律(じゅんせいりつ Just intonation)は、周波数の比が単純な整数比である純正音程のみを用いて規定される音律である。 例えば純正律による長調の全音階は、純正完全5度(3/2)と純正長3度(5/4)を用いて各音が決定される。 すなわち、Cを基準とした場合、Cの3度上がE、5度上がG、次にGの3度上がB、5度上がD、さらにCの5度下がF、Fの3度上がAとなり、これらを1オクターヴ内に配列することでハ長調の全音階が得られる。 上述の音階を以下に示す。大文字のTは大全音(9/8)、小文字のtは小全音(10/9)、sは半音(16/15)の音程を表す。 純正律の長所は、倍音のうなりを伴わない、単純な整数比による純正な和音が得られることである。 上記の例であれば、C-E-G、F-A-C、G-B-Dの三和音は4:5:6の比となり、三和音として最も単純な比を持つ。 短所は、音の組によっては、純正音程から著しく外れることである。上記の例ではD-Aの音程は純正完全5度(3/2)よりも81/80(シントニックコンマ)狭い40/27となり、この音程を含む和音は非常に響きが悪くなる。そのため純正律では転調や移調が困難である。 もう一つの短所は、旋律の演奏に際しては、純正律では大全音(9/8)と小全音(10/9)の2種類の全音が存在するため、音階が不均等な印象を与え、また演奏が難しいことである。.
編曲
編曲(へんきょく、)は、既存の楽曲において主旋律をそのままに、それ以外の部分に手を加えて、楽曲に幅を持たせる作業の事である。主旋律に手を加える場合は、変奏と呼ぶ。英語表記では「arrangement」「transcription」の2つが用いられるが、「arrangement」の場合は主に、演奏(あるいは音源化)の際に、本来の楽曲のイメージとは異なるイメージを喚起させる目的による改題、編曲を指す。 編曲の作業は往々にして技術的なものだが、編曲者(アレンジャー)の創造的な試みが許されている場であり、時には意外な曲のリバイバルにつながることがある。『展覧会の絵』などはその一例である。 一般的に、本格的な編曲には複数の楽器のオーケストレーションが出来なければならず、楽器の音色と音楽理論に関する高度な知識が必要であるとされる。.
音名・階名表記
音名・階名表記(おんめい・かいめいひょうき) このページは西洋音楽における音の高さの書き表し方、および国ごとに異なるその言い表し方の一覧である。前者では音度・音名・階名について、後者では日・米英・独・伊・仏式について述べる。.
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音程
音程(おんてい、Interval〈インターバル〉)とは、二つの音の高さの隔たりのことである。順次的に鳴る音に対する音程を旋律的音程と呼び、同時に鳴る音に対する音程のことを和声的音程と呼ぶ。いずれにせよ、全音階を構成する8度までの単音程の組み合わせによって、あらゆる音程を構成することができる。注意点としては、音高に隔たりのない二音を「完全1度」と呼ぶので、全音階上で隣り合う二音は1度ではなく2度の関係だということである。 この記事では伝統的な西洋音楽において一般的な、半音を最小単位として構成される音程について記述する。半音より細かい音程、又はそれを含む音程については、微分音を参照のこと。.
音階
音階(おんかい、scale:スケール)は、音を音高により昇順あるいは降順にならべたものである。 「音階」は西洋音楽の音楽理論用語Tonleiter, Skala(ドイツ語)gamma(イタリア語)gamme(フランス語)scale(英語)などの訳語として明治期に日本語に登場した。それまでの日本で使われていた音階に似た用語を探すと、雅楽や声明の世界において使われていた「五声・五音」「七声・七音」「調(西洋音楽で定義される『調』とは意味が違う)」などが挙げられる(更にこれらは中国音楽の音楽理論用語からきている)。したがって基本的には「音階」とは西洋音楽理論において定義されるそれ(音を高低の順番に並べたもの)である。 1オクターブに含まれる音の数によって五音音階、七音音階などと分ける事もある。.
音読み
音読みは、日本語における漢字の字音による読み方である。.
音高
音高(おんこう)、ピッチとは、.
音楽理論
音楽理論(おんがくりろん、英語:music theory)とは、音楽学の一分野で、音楽の構造や手法を理論立てて説明するもの、またその論。 古代から中世にかけてのヨーロッパでは、音楽は自由七科の一科目として取り上げられ、文法学・修辞学・論理学などと同じように数学的・哲学的に理論立てられ説かれてきた。 歴史的に知られた音楽理論家には、音の協和を説いたピタゴラス学派や逍遙学派アリストクセノス、古代音楽理論を編纂し中世ヨーロッパにもたらしたボエティウス、旋法を説いたやグラレアヌス、譜表による記譜法を編み出したグイード・ダレッツォ、対位法を説いたジョゼッフォ・ツァルリーノやヨハン・ヨーゼフ・フックス、平均律を数学的に示したマラン・メルセンヌがいる。近代には機能和声を説いたジャン=フィリップ・ラモー、管弦楽法を説いたエクトル・ベルリオーズがいる。.
西洋音楽
西洋音楽(せいようおんがく、英語:western music)とは、ヨーロッパ起源の音楽のことである。.
調
調(ちょう、key)は音楽用語の一つ。 メロディーや和音が、中心音(tonal centre)と関連付けられつつ構成されているとき、その音楽は調性(tonality)があるという。伝統的な西洋音楽において、調性のある音組織を調と呼ぶ。 狭義には、伝統的な西洋音楽において、全音階(diatonic scale)の音から構成される長調(major key)と短調(minor key)の2つの調が知られ、それぞれ全音階のドの音とラの音が中心音である(長調と短調の場合には、中心音を主音(tonic)と呼ぶ)。すなわち、長音階を用いる調が長調であり、短音階を用いる調が短調である。 バロック以降の西洋音楽にあっては、調性を確立する(聞き手に調性を確実に把握させる)ために和声(harmony)が重要な働きをする。 西洋音楽においては、必ずしも調は一定ではなく、転調(modulation)と呼ばれる手法によって、一時的に他の調に移行することがあるが、古いものにあっては調性を保持するため、必ず曲頭の調と曲尾の調が同じであるか、同じ主音を持つ長調と短調の関係にある調(同主調(parallel key、same tonic key)となる。この調性が崩れるのは20世紀の最初頃である。.
長三和音
長三和音(ちょうさんわおん)とは、和音の一種である。西洋音楽における、最も重要な和音のひとつである。ポピュラー音楽では英語名のメイジャー・コード(慣例的にはメジャー・コード)とも呼ばれる。.
携帯電話
折りたたみ式の携帯電話 スライド式の携帯電話 携帯電話(けいたいでんわ、mobile phone)は、有線電話系通信事業者による電話機を携帯する形の移動体通信システム、電気通信役務。端末を携帯あるいはケータイと略称することがある。 有線通信の通信線路(電話線等)に接続する基地局・端末の間で電波による無線通信を利用する。無線電話(無線機、トランシーバー)とは異なる。マルチチャネルアクセス無線技術の一種でもある。.
楽音
楽音(がくおん)とは、一般的には楽器や人の声によって奏でられる「音楽の音」あるいは「音楽に使われる音」という程度の意味である下中直也編 『音楽大事典』 平凡社、1981年。が、より限定された用法として、音を振動の形態によって純音・楽音・噪音の3つに分類する場合に、規則的な振動が持続する音のうち、純音を除いたものを指す。.
減七の和音
減七の和音(げんしちのわおん)は、和音の一種である。属七の和音の根音以外の音をフラットさせたコード。ポピュラー音楽では英語名のディミニッシュ・セブンス・コード、ディミニッシュ・コード、ディミニッシュの完全形とも呼ばれる。.
減三和音
減三和音(げんさんわおん)とは、和音の一種である。ポピュラー音楽ではマイナー・フラット・ファイブ・コードと呼ばれる。.
減五短七の和音
減五短七の和音(げんごたんしちのわおん)とは、四和音の一種である。 ポピュラー音楽では英語名のマイナー・セブンス・フラット・ファイブ・コードと呼ばれる。.
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漢字
漢字(かんじ)は、中国古代の黄河文明で発祥した表語文字。四大文明で使用された古代文字のうち、現用される唯一の文字体系である。また史上最も文字数が多い文字体系であり、その数は10万字を超え、他の文字体系を圧倒する。古代から周辺諸国家や地域に伝播して漢字文化圏を形成し、言語のみならず文化上の大きな影響を与えた。 現代では中国語、日本語、朝鮮語の記述に使われる。20世紀に入り、漢字文化圏内でも日本語と中国語以外は漢字表記をほとんど廃止したが、なお約15億人が使用し、約50億人が使うラテン文字についで、世界で2番目に使用者数が多い。.
演奏者
演奏者(えんそうしゃ)は、楽器などの演奏を通じて音楽表現を行う者。単に奏者とも。芸術作品である楽曲を創造する作曲者およびそれを享受する聴衆(享受者)に対して、目に見えにくい芸術作品としての楽曲の再生(再生芸術)を行い、作曲者と聴衆の間を媒介する役目を担うのが演奏者である。.
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バイフォニー、コード・ネーム、コードシンボル、根音、第1転回形、第2転回形、第3転回形、第3音。