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吸着地雷

索引 吸着地雷

吸着地雷(きゅうちゃくじらい。Hafthohlladung、吸着成型炸薬の意味)とは、モンロー/ノイマン効果によって装甲を貫通し、打撃を与える対戦車兵器。磁力によって敵戦車の装甲に密着させて爆発する。.

17 関係: 九九式破甲爆雷バズーカモンロー/ノイマン効果リムペットマインパンツァーファウストツィンメリット・コーティングドイツドイツ国防軍タンクデサント磁力磁性体第二次世界大戦装甲M39卵型手榴弾PIAT歩兵戦車

九九式破甲爆雷

九九式破甲爆雷(きゅうきゅうしきはこうばくらい)は、大日本帝国陸軍の対戦車兵器である。1939年より就役し、日中戦争と第二次世界大戦で使用された。 敵戦車に向かってこれを投擲、あるいは肉薄して自らの手で装甲に貼り付けて爆発させる。その形状から亀の子などと呼ばれる。.

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バズーカ

朝鮮戦争におけるM20スーパーバズーカ(左)とM9バズーカ(右) 89mm(3.5インチ)ロケット弾(画像上)と60mm(2.36インチ)ロケット弾(画像中段および下) バズーカ(Bazooka)は、アメリカ合衆国で開発された携帯式対戦車ロケット弾発射器の愛称である。 戦後アメリカから西側諸国に多数が供与され、携帯対戦車兵器の代名詞的にもなったため、以来同様の対戦車ロケット弾発射器や無反動砲を一般名詞的に「バズーカ」と呼ぶこともある(後述#名称についてを参照)。.

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モンロー/ノイマン効果

モンロー/ノイマン効果(モンロー・ノイマンこうか)とは、火薬の爆発に関する現象。薄い金属の内張り(ライナー)を付けてスリバチ状(凹型の円錐状空洞)に成形した炸薬を爆発させると、爆発の衝撃波が円錐中心軸に向かって集中し、中心軸に沿って方向を変え、スリバチの上方に向かって超高速の金属の噴流が作られる現象である。噴流が当たる目標物には深い穿孔がうがたれる。モンロー効果とノイマン効果を合わせてこのように呼ばれる。 これは成形炸薬と呼ばれ、成形炸薬弾などには、その特性を用いた弾薬が使われている。.

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リムペットマイン

リムペットマイン (limpet mine) は、艦船などに対する破壊工作に用いられる水雷のうち、船底に磁力などで吸着・密着させ、時限ないしは遠隔操作によって爆発させるタイプのものをいう。いわゆる「吸着爆弾」であり、工作員を港湾に潜入させて、艦船に対する破壊工作を仕掛けるときに用いられる。使用目的は機雷に類似するが、機雷のカテゴリーには含めない。英語で「limpet」はカサガイ類を意味し、「mine」は元来は鉱山の採掘坑を、転じて要塞への爆破工作のために掘られた地下坑道を経て、機雷や水雷、地雷など軍事上の爆破工作に用いられる装置をも指すようになった語である。カサガイ類と同様、対象物(主に船底)に吸着して仕掛けられる爆破装置であることからこの名がついた。 リムペットマインは工作員やフロッグマンによっても取り付けられる。こうした水雷は通常、水面下での操作を容易なものとするよう、本体の密度は水よりもわずかに重く設計されている。また通常は時限信管により作動する。こうした水雷の多くは処理防止装置を備え、ダイバーにより船底から引き剥がしたり、爆破によって除去しようとすると自爆する機構を備える。工作員に仕掛けられたものを発見した後、水雷を無効化するには、内部構造を精査し、高爆速の爆薬を使用して信管もしくは電池を破壊する必要がある。 一般に人員で運搬できる程度のサイズで、爆発の威力もそれほど大きくはない。実際の運用では目標艦艇の重要部分であるソナー及び推進装置、舵、スラスター、注排水口付近に仕掛けられる事が多い(この場合は、沈没した船体が回収できれば、修理して再利用することができ、効果は一時的なものにとどまる)。しかし竜骨を損傷するように仕掛けることによって当該船舶の修理を不可能とする程度の重大な損傷を与えることも可能である。しばしばリムペットマインには小型のプロペラが装備され、この装置は艦船が一定距離を航行した後に水雷を起爆させる。これにより、航行に利用される水道内や、容易にはサルベージできない深海域で沈没させることができる。深みに沈んだ場合には沈没原因を特定することは難しくなる。これらは艦船の停泊中にしか設置できず、また設置には大きな危険を伴うために、実戦で使用された例は少ない。.

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パンツァーファウスト

パンツァーファウスト(独:Panzerfaust, 「戦車への拳」)は、第二次世界大戦中のドイツ国防軍が使用した携帯式対戦車擲弾発射器。「ファウストパトローネ(Faustpatrone, 「拳の弾薬」)」とも呼ばれた。使い捨て式の無反動砲の一種であり、弾体はロケット弾とは異なり、推進剤を内蔵しない。後方爆風による危険性は他のロケットランチャーや無反動砲同様に存在し、マニュアルでは射撃時に後方10m以内に入らないよう指示されていた。例えば伏せ撃ちの場合、真後ろに脚があると火傷を負うことになるため、体を捻るように構える必要があった。.

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ツィンメリット・コーティング

ツィンメリット・コーティング(Zimmerit-Anstrich, Zimmerit Coating)は、第二次世界大戦後期、ドイツにおいて生産された戦車などの装甲戦闘車両に施されたコーティングの名称である。同国のツィンマー社(Zimmer AG)が開発したためにこの名がある。.

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ドイツ

ドイツ連邦共和国(ドイツれんぽうきょうわこく、Bundesrepublik Deutschland)、通称ドイツ(Deutschland)は、ヨーロッパ中西部に位置する連邦制共和国である。もともと「ドイツ連邦共和国」という国は西欧に分類されているが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の民主化と東西ドイツの統一により、「中欧」または「中西欧」として再び分類されるようになっている。.

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ドイツ国防軍

ヘルメットにデカールされていた紋章 1941年、国防軍の陸軍歩兵下士官 ドイツ国防軍(ドイツこくぼうぐん、Wehrmacht)は、1935年から1945年にかけて存在したドイツの武力組織である陸軍、海軍、空軍の三軍の総体を指す。国家唯一の武装者(独:Waffenträger der Nation)と定義される存在であったが、当時のドイツにはナチス党の組織である武装親衛隊など管轄外の武装組織も存在していた。 1935年の再軍備宣言後は徴兵制が復活し総兵力が50万人になり、ポーランド侵攻直前の兵力は318万人と世界でも屈指の規模であった。.

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タンクデサント

タンクデサント(ロシア語:танковый десантタンコーヴィイ・ヂサーント;ラテン文字転写の例:tankovyy desant;戦車跨乗;せんしゃこじょう)は、戦車にまたがって移動したり戦闘に参加する歩兵の戦術である。戦車跨乗部隊のことをтанко-десантники, tankodesantnikiという。第二次世界大戦中のソ連赤軍などで行われたのがよく知られている。.

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磁力

磁力(じりょく)とは、磁石や電流が発生させる磁場により、磁石や電流が流れている導体どうし、あるいはそれらと強磁性体の間に発生する力である。同種の磁極の間には退け合う力が、異種の磁極では引き合う力が働く。この力のことを磁力、または磁気力(じきりょく)という。.

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磁性体

磁性体(じせいたい)とは、平易には磁性を帯びる事が可能な物質であり、専門的には反磁性体・常磁性体・強磁性体の3つに分けられる。このため、すべての物質が磁性体であるといえるが、普通は強磁性体のみを磁性体と呼ぶ。比較的簡単に磁極が消えたり反転してしまう磁性体は軟質磁性体と呼ばれ、そうでない磁性体は硬質磁性体と呼ばれる「したしむ磁性」 朝倉書店 ISBN 4-254-22764-7。 代表的な磁性体に酸化鉄・酸化クロム・コバルト・フェライトなどがある。 固体状態のものは磁石として、電動機の界磁として使用される。 硬質材料の円盤上に磁性粉を塗布あるいは蒸着したものがハードディスクドライブ(のプラッタ)に用いられる。柔軟な合成ゴムにまぜて板状にするとマグネットシートになり、液体にコロイド分散させると磁性流体となる。医療分野では強力な磁力を使ったMRIやごく微弱な磁力を利用するSQUIDの形で実用化されている。新しい情報記憶素子のMRAMなどを含むスピントロニクスと呼ばれる科学研究分野が注目されている。.

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第二次世界大戦

二次世界大戦(だいにじせかいたいせん、Zweiter Weltkrieg、World War II)は、1939年から1945年までの6年間、ドイツ、日本、イタリアの日独伊三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス、ソビエト連邦、アメリカ 、などの連合国陣営との間で戦われた全世界的規模の巨大戦争。1939年9月のドイツ軍によるポーランド侵攻と続くソ連軍による侵攻、そして英仏からドイツへの宣戦布告はいずれもヨーロッパを戦場とした。その後1941年12月の日本とイギリス、アメリカ、オランダとの開戦によって、戦火は文字通り全世界に拡大し、人類史上最大の大戦争となった。.

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装甲

装甲(そうこう)とは、兵器のような機械や生物等を、過酷な環境で他の物体との衝突や熱などから護るために取り付ける板状の部品、または、それらを取り付ける事を指す。 兵器に限らず、苛酷な環境下で運用される建築機械や探査装置のような機械類でも内部を保護する装甲を備え、甲羅や貝殻といった生き物でも同様である。本項目では、特に断らない限り兵器に使用される装甲について記述する。 、、と表記される。は、現代では完全に戦車を意味する単語となっている。 兵器は常に相手の兵器によって破壊される危険があり、破壊されずに機能する事が要求される。相手の攻撃から防護するために多くの兵器が装甲を備えており、兵器の歴史は「矛と盾」で象徴されるように盾となる装甲の歴史である。.

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M39卵型手榴弾

M39卵型手榴弾(M39たまごがたしゅりゅうだん、Eihandgranate 39)は、1939年にドイツで開発された手榴弾である。.

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PIAT

PIATとその弾体 PIAT(ピアット、もしくはパイアット)は、第二次世界大戦時、イギリス軍が開発、使用した対戦車擲弾発射器であり、厳密な定義ではspigot mortar(スピガットモーター、軸発射式迫撃砲)に分類される携行兵器である。 PIATの名は正式名称「Projector, Infantry, Anti Tank(歩兵用対戦車投射器の意)」の頭文字を取ったものである。.

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歩兵

2歩兵師団所属の歩兵 歩兵(ほへい、Infantry)は、軍隊における兵科の一つであり、戦場を徒歩で行動する兵士のこと。(戦場にたどり着くまでは馬や自動車などさまざまな移動手段を用いても戦場において徒歩であれば歩兵である)。最古かつ最も基本的な兵科であり、歩兵の存在しない軍隊は存在しない。最も柔軟性の高い兵科でもあり、あらゆる戦場で姿を見ることができる。自衛隊用語では普通科という。 いかに軍の機械化が進んでも、諸兵科連合を構成したり、都市・拠点を確保したりするのには歩兵の存在が不可欠である。近年は非対称戦への要求が高まり、占領地の治安維持や平和維持活動に従事する特別な訓練を受けさせた歩兵の需要が増している。.

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戦車

T-34/85 レオパルト2A5 74式戦車(左)と10式戦車試作車(右) 戦車(せんしゃ)は、戦線を突破することなどを目的とする高い戦闘力を持った装甲戦闘車両である。一般に攻撃力として敵戦車を破壊できる強力な火砲を搭載した旋回砲塔を装備し、防御力として大口径火砲をもってしても容易に破壊されない装甲を備え、履帯による高い不整地走破能力を持っている。.

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