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古代ギリシア語

索引 古代ギリシア語

古代ギリシア語(こだいギリシアご、Ἑλληνική、現代ギリシア語:Αρχαία ελληνική γλώσσα)は、ギリシア語の歴史上の一時期を指す言葉。古代ギリシアの、アルカイック期(紀元前8世紀 - 前6世紀)、古典期(前6世紀 - 前4世紀)、ヘレニズム期(前4世紀 - 後6世紀)の3つの時代に跨がっており、様々な方言が存在し、古典ギリシア語もその一つである。.

181 関係: 側面音ふるえ音半広母音半狭母音口蓋化古代ギリシア古代ギリシア語古アテナイ方言受動態叙事詩名詞声門音大文字学名完了完結相対格小文字専門用語属格岩波書店与格不定詞両唇音両唇軟口蓋音両唇鼻音中動態主格希求法三人称一人称人称二人称二重母音広母音代償延長後舌母音ペリクレスペロポネソスミケーネ・ギリシャ語ミケーネ文明マクロンマケドニア王国ハリー・ポッターと賢者の石ポリスメガラヨーロッパラテン語ラテン文字ラコニア県...リュキアルネサンスレスボス島ロドス島ボイオーティアトゥキディデスヘレニック語派ヘレニズムヘロドトスブリタニカ百科事典ブレーヴェプラトンパブリックスクールピンダロステッサリアデモティキデモステネスデジデリウス・エラスムスフォキスドーリア人ドイツホメーロス分詞喉音理論呼格命令法わかち書きアナトリア半島アルカディアアルゴリダ県アレクサンドロス3世アッティカアテナイアイトーリアアイオリスアイオリス人アオリストアカイアアクセントアステリックスインド・ヨーロッパ祖語インド・ヨーロッパ語族イオニアイオニア人イギリスイタリアエヴィア島エーリスオデュッセイアキリキアキレナイカキプロス島キクラデス諸島ギムナジウムギュミュシュハーネ県ギリシア語ギリシア語イオニア方言ギリシア文字クレタ島グラスマンの法則 (言語学)コリントスコイネーコス島スパルタソクラテスの弁明サーカムフレックスサッポー再建円唇後舌半広母音円唇後舌半狭母音円唇前舌狭母音円唇母音共鳴音前舌母音現在破裂音紀元前16世紀紀元前20世紀紀元前2千年紀紀元前4世紀紀元前5世紀紀元前6世紀紀元前8世紀線文字B縦書きと横書き無声声門摩擦音無声両唇破裂音無声軟口蓋破裂音無声歯破裂音無声歯茎摩擦音畳語牛耕式狭母音直説法相 (言語学)非円唇前舌半広母音非円唇前舌半狭母音非円唇前舌広母音非円唇前舌狭母音非円唇母音西洋古典学軟口蓋音軟口蓋鼻音鼻音能動態接続法東ローマ帝国歯音歯茎側面接近音歯茎ふるえ音歯茎音歯茎鼻音歴史言語学気息記号法 (文法)未来有声両唇破裂音有声軟口蓋破裂音有声歯破裂音有声歯茎摩擦音有気音新約聖書方言摩擦音数 (文法)性 (文法)時制20世紀6世紀 インデックスを展開 (131 もっと) »

側面音

側面音(そくめんおん、lateral)とは、子音を調音する際、舌の中央部分(側面を除く一部分)を上顎に密着させて口腔内の声道の中央部分の空気の流れを塞いだまま、舌の脇(片側または両側)を開放して起こす音。側音(そくおん)とも呼ばれる。 通過する空気の摩擦音を生ぜずに声を共鳴させる音を側面接近音(そくめんせっきんおん)と呼ぶ。一般的に単に側面音または側音と言う場合は側面接近音のみを指すことが多い。側面接近音は多くの場合有声音であるが、ビルマ語やチベット語のように無声の側面接近音を音素として持つ言語も存在する。 側面接近音にくらべて舌の脇の開きが小さい場合、空気が通る際に摩擦音が生じる。これを側面摩擦音(そくめんまさつおん)と呼ぶ。 無声の側面摩擦音と無声の側面接近音はしばしば区別されずに記述されるが、音声学的に両者を区別することは可能である。フーパ語ではこの両方が現れる。 短く調音した側面音を側面はじき音ということがある。.

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ふるえ音

ふるえ音(震え音、ふるえおん・trill)は子音を調音する際、下の調音器官と上の調音器官の軽く短い接着を何度も繰り返しながら作り出される音。瞬間的な閉鎖が何度も形成される。震音(しんおん)、顫動音(せんどうおん)ともいう。通常ふるえ音は有声音とされるが、無声的な発音も可能であり、実際にそのように発音されることがある(ドイツ語、フランス語の音節末の「R」など)。 国際音声記号では以下の音が区別される。.

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半広母音

半広母音(はんひろぼいん)とは、狭母音から広母音までを聴覚印象によって4等分して定められた母音のうち、半狭母音より広く、広母音より狭い母音をいう。半低母音(はんひくぼいん)ともいう。.

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半狭母音

半狭母音(はんせまぼいん)とは、狭母音から広母音までを聴覚印象によって4等分したもののうち2番目に狭い(狭母音と半広母音の間)母音を言う。半高母音(はんたかぼいん)ともいう。.

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口蓋化

口蓋化(こうがいか、palatalization)または硬口蓋化とは、子音が調音点で調音されると同時に、前舌面が硬口蓋に向かって盛り上がって近づく現象のことである。母音(イ)と調音器官の形が似ている。 例えば、日本語では、「カ」 /ka/ と「キ」 /ki/ の子音は同じものと考えられている(音素上は完全に同じものである)が、実際に発音してみると「キ」 は「カ」 に対して、前舌面が硬口蓋に向かって近づいているのが分かる。つまり、「キ」を発音する時に口蓋化が起こっているといえる。.

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古代ギリシア

この項目では、太古から古代ローマに占領される以前までの古代ギリシアを扱う。.

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古代ギリシア語

古代ギリシア語(こだいギリシアご、Ἑλληνική、現代ギリシア語:Αρχαία ελληνική γλώσσα)は、ギリシア語の歴史上の一時期を指す言葉。古代ギリシアの、アルカイック期(紀元前8世紀 - 前6世紀)、古典期(前6世紀 - 前4世紀)、ヘレニズム期(前4世紀 - 後6世紀)の3つの時代に跨がっており、様々な方言が存在し、古典ギリシア語もその一つである。.

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古アテナイ方言

古アテナイ方言(こアテナイほうげん)とは、「ギリシア語アッティカ方言」を指称する。広くは、「古典ギリシア語アッティカ方言」をも含むが、コイネー化の時代、すなわち、アレクサンドロス大王の建国した汎マケドニア・ギリシア帝国で通用した共通語における「コイネーのアッティカ方言」を指称する。 西紀2世紀から「アッチィカの作家特有の洗練された文体(ラテン語:Atticisms)」を規範とする文学志向がヘレニズム期に起こり、「コイネーのアッティカ方言」と「古典期のアッチィカの作家」の文体と言語を規準とする伝統が継承され、現代ギリシア語の「カサレヴサ」(純粋文語体)成立の理論的根拠とその言語的基礎ともなった。 また、現代において、現在のギリシアの首都であるアテネの古名である「アテナイ」の古い名称を故意に使用して、ビザンティン帝国で一般に使用された当時の普通一般の教養人の大半が、コイネーを用い書記した際、かつての古典ギリシア語アッティカ方言をその語彙形態素・文法形態素の基礎において使用したことから、往時のコンスタンティノポリスのコイネーの方言ではなく、コイネーの「アテナイ方言」を基礎として使用したことから、往時においても古語である「アテナイ」の標音文字をあてて、これらを「古アテナイ方言」と称した。 コイネーは、ビザンティン帝国では普通に使用されていたが、この言語は、往時のコイネーの古アテナイ方言を基礎としていた。古典アッティカ方言といういわゆる「古典規範ギリシア語」は、ごく限られた高等教育を極めた教養人においては、ビザンティン帝国において依然使用されてはいたが、殆どの書記官をはじめ行政職の官僚は、ビザンティン帝国の共通語であるコイネーのアッティカ方言である「コイネーの古アテナイ方言」を語彙素・文法形態素に使用していた。 現代ギリシア語は、このビザンティン帝国の「コイネーの古アテナイ方言」を基礎に、「カサレヴサ」(純粋文語体)の理論的成立の依拠を経、通時的変異をとげた現在のアテネの「民衆口語」である「ディモティキ」に継承されている。 Category:ギリシア語 Category:方言 Category:アッティカ.

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受動態

受動態(じゅどうたい、passive voiceラテン語:passivum、フランス語:voix passive、ドイツ語:Passiv。)とは、典型的には、能動態とは違って行為者が主語にならずに、行為を受ける対象が主語となる態である亀井他編 1996: 69.

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叙事詩

多くの演劇の題材に用いられるアジアの代表的叙事詩『ラーマーヤナ』(インドネシア、サヌール海岸) 叙事詩(じょじし、epic)とは、物事、出来事を記述する形の韻文であり、ある程度の長さを持つものである。一般的には民族の英雄や神話、民族の歴史として語り伝える価値のある事件を出来事の物語として語り伝えるものをさす。 口承文芸として、吟遊詩人や語り部などが伝え、その民族の古い時代には次世代の教養の根幹を成したり、教育の主要部分となることも多かった。後世に書き残され、歴史資料に保存されることになったものが多い。.

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名詞

名詞(めいし )とは、品詞(語の文法的分類)の一つで、典型的には物体・物質・人物・場所など具体的な対象を指示するのに用いられKoptjevskaja Tamm 2006: 720.

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声門音

声門音の発声 声門音(せいもんおん、glottal)とは、声帯と声帯の間で閉鎖や隙間を作って調音される子音。 国際音声記号(IPA)では以下のように記述される。.

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大文字

大文字(おおもじ、capital letter, upper case) は、ギリシア文字やそれから派生したスクリプト(文字体系)で、文頭や固有名詞のはじめなどに使う大きな字形の文字である。本来は大文字のみで記述してきたが、筆記を簡単にするために角を丸めたりした文字から小文字が現れると、大文字と小文字がひとつの文、単語の中で混在して用いられるようになった。 大文字と小文字の区別があるスクリプトは、ギリシア文字、ラテン文字、キリル文字、アルメニア文字、デザレット文字などである。グルジア文字のフツリ (Khutsuri) には大文字のみがある。.

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学名

学名(がくめい、)は生物学(かつては博物学)的な手続きにもとづき、世界共通で生物の種および分類に付けられる名称。英語では二名法による名称という意味で 、あるいは科学的な名称という意味で という。命名には一定の規則があり、ラテン語として表記される。この規則は、それぞれの生物分野の命名規約により取り決められている。動物には「国際動物命名規約」があり、藻類・菌類と植物には「国際藻類・菌類・植物命名規約」が、細菌には「国際細菌命名規約」がある。日本語独自の和名(標準和名)などと異なり、全世界で通用し、属以下の名を重複使用しない規約により、一つの種に対し有効な学名は一つだけである。ただし、過去に誤って複数回記載されていたり、記載後の分類の変更などによって、複数の学名が存在する場合、どの学名を有効とみなすかは研究者によって見解が異なる場合も多い。 種の学名、すなわち種名は属名+種小名(細菌では属名+種形容語)で構成される。この表し方を二名法という。二名法は「分類学の父」と呼ばれるリンネ(Carl von Linné, ラテン語名 カロルス・リンナエウス Carolus Linnaeus, 1702 - 1778)によって体系化された。.

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完了

記載なし。

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完結相

完結相(かんけつそう、英語Perfective aspect)とは言語学で、一回限りの事象を時間経過と無関係に(点として)表現する相をいう。 類似したものに、事象をそれが完了した結果として表現する完了相(Perfect aspect:時制と組み合わされ完了時制と呼ばれることもある)がある。両者は厳密には区別されるが、言語によっては区別されない場合もある。 完結相は一般に、動詞の意味論的種類により決まるものと、言語ごとに文法形式として表現されるものに分けられる。例えば、「発つ」「着く」「(何かに)なる」などは一回限りの瞬間的な完結相動詞である。それに対し「歩く」「走る」「違う」などは目標のない継続的動作または状態を表す非完結相動詞であり、「食べている」のような進行・反復表現も非完結相である。「行く」「作る」のような目標のある動詞は文脈によっては完結相となる。 文法形式として表現される完結相には、以下のようなものがある。.

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対格

対格(たいかく、accusative case 、casus accusativus 。略号ACC)は、名詞がもつ格のひとつで、主格対格型言語の場合、他動詞の直接目的語を標識する場合に用いられる。目的格・業格と呼ばれることもある。ドイツ語では4格(der vierte Fall)ということもある。 日本語の場合、「を」が該当する。また、多くの言語において対格は特定の前置詞の目的語としても用いられる。このとき、フランス語では代名詞の強勢形を使用する。現代ギリシャ語の対格は古典語にあった与格の意味も含まれていて、前置詞の後の名詞の多くが対格に変化する。 対格はインド・ヨーロッパ語族の多くの言語(ラテン語、サンスクリット語、ギリシャ語、ドイツ語、ロシア語など)、またセム語族の言語(アラビア語など)に存在する。 フィン語、エストニア語のようなフィン語族の言語では、直接目的語を標識する場合に、対格だけでなく分格(partitive case)も用いられる。形態論では、いずれも対格としての働きを持つが、対格の名詞は動作的意味をもち、一方、分格の名詞は動作的な意味をもたないという相違がある。.

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小文字

小文字(こもじ、lower case、minuscule、small letter)は、ギリシア文字やそれから派生した文字体系で、文頭、固有名詞のはじめなど以外に使う小ぶりの字形の文字である。もともとこれらの文字では大文字だけを使って記述してきたが、筆記を簡単にするために、角を丸めたりした文字から小文字が作られ、大文字と、ひとつの文、単語の中で混在して用いられるようになった。 大文字・小文字の区別がある文字体系は、ギリシア文字、ラテン文字、キリル文字、アルメニア文字、デザレット文字などである。国際音声記号 (IPA) には小文字のみがある。 大文字に比べて副次的なイメージがあるが、実際には文章のほとんどは小文字で書かれる。大文字と小文字の使い分けについては大文字を参照のこと。 スモールキャピタルは、大文字と同じ字形で大きさがxハイト(小文字のxの高さ)の活字である。小文字と同様に使われるが、分野や用途によっては特別の意味があることがある。 ひらがな・カタカナで拗音・促音などを表す「ぁぃぅぇぉゕゖっゃゅょゎ」「ァィゥェォヵヶッャュョヮ」は「小書き(文字)」もしくは「捨て仮名」と呼ばれるが、これも小文字ということがある。英語では small letter という。.

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専門用語

専門用語(せんもんようご)とは、ある特定の職業に従事する者や、ある特定の学問の分野、業界等の間でのみ使用され、通用する言葉・用語群である。テクニカルターム(英語 technical term)とも言われる。.

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属格

属格(ぞっかく、genitive case、casus genitivus、родительный падеж)は、名詞・代名詞の格の一つで、主に所有を表す。英語では所有格(posessive)、ドイツ語では2格(der zweite Fall)とも呼ぶ。スラヴ語派については生格(せいかく)と呼ぶが、これは訳語の違いにすぎない。 日本語では主に格助詞「の」で表される(日本語では体言を修飾できる格はこれだけなので連体格とも呼ばれる)が、インド・ヨーロッパ語族の属格は、それだけでなく以下のような幅広い用法がある。;所有:所有およびそれに類する関係を表す。もっとも一般的な機能である。;意味上の主語・目的語:動詞的な意味を持つ名詞を修飾し、意味上の主語・目的語を示す。;部分の属格:全体の一部分であることを示す。;分離の属格:奪格に由来する。;同格の属格:同じものを説明したり言い換えたりする。;副詞的属格:名詞の属格を副詞的に用いる用法。;形容詞的用法:形容詞的な抽象名詞で修飾することで、形容詞と同等のことを表現する。;*A man of importance;*国家的の事(現在は形容動詞で「国家的な事」と言うのが普通だが、明治から昭和戦前期まではこの言い方が普通だった)、緑の洋服、裸の人;否定の属格 英語では、このうち所有は所有格として名詞(-'s)および人称代名詞に格形が残存しており、また意味上の主語も所有格で表す場合があるが、それ以外の属格の用法は前置詞ofに置き換えられた。なお近年は、's および my, your などの所有形は格ではないという説が有力である。例えば the girl next door's cat (隣の少女の猫) では、's は the girl next door という句にかかり、door という語にかかっているのではない。したがって 's を接語と見なす言語学者が増えている。 ドイツ語では、単数男性名詞、単数中性名詞で「-s」を付け女性名詞、複数形では無変化であるが、どちらも冠詞や形容詞が属格に伴う変化を行う。他の名詞を修飾する場合には被修飾語のあとに付けるのが原則であるが、前に付けることもあり、その場合被修飾語の冠詞は省略される。現代語では「von」+三格(与格)で代用するのが普通である。人称代名詞の属格は所有関係には使われない。また、英語の人称代名詞の所有形に当たる働きをするものが別にあり、所有代名詞という。 ロマンス語(フランス語、イタリア語、スペイン語など)では基本的に格変化が消失したため、属格はすべてde/diといった前置詞に置き換えられた。 なお、英語の人称代名詞の所有格に相当する機能は所有形容詞によって表す。.

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岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

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与格

与格(よかく、dative、dativus)は、名詞や代名詞における文法格である。為格とも呼ぶ。ドイツ語、チェコ語の場合、「3格」と呼ばれることもある。 与格は一般に動詞の間接目的を標示する。日本語では主に「に」で表される。他の用法としては俗ラテン語や、やや頻度は落ちるが古典ラテン語に見られたような所有の意味が挙げられる。また、古典ギリシャ語では処格や具格を消失しているので、与格はこれらの機能も担っている。スコットランド・ゲール語では、与格が単純前置詞や定冠詞に続く名詞に用いられる。 与格は初期インド・ヨーロッパ語族には普通に見られ、特にバルト・スラヴ諸語やゲルマン語派では、現在まで用いられ続けている。フィン・ウゴル語派やナバホ語、日本語、アイヌ語のような非インド・ヨーロッパ語族の言語にも与格と似た型が存在する。 与格を用いる言語.

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不定詞

不定詞(ふていし)とは、動詞を起源とする、名詞、形容詞、副詞など他の品詞の働きをする準動詞の一種。活用せずに主語の人称、単数、複数などに「限定」されないことから不定詞という。現代の多くの言語で動詞の辞書の見出しの語形として使われる。.

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両唇音

両唇音の発声 両唇音(りょうしんおん、りょうくちびるおん、bilabial)とは、上下両方の唇を使って調音される子音。中国音韻学では双唇音(旧名・重唇音)と呼ぶ。 国際音声記号 (IPA) による両唇音の表記は以下のとおり。 category:子音.

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両唇軟口蓋音

両唇軟口蓋音(りょうしんなんこうがいおん)は、両唇と軟口蓋の二か所で同時に調音することによって生み出される子音。 国際音声記号(IPA)では以下のように記述される。 なお、二次的調音として唇音化した軟口蓋音の、なども「唇軟口蓋音」と呼ばれることがあるが、まったく異なる音である。.

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両唇鼻音

両唇鼻音(りょうしんびおん)とは子音の類型の一つ。下唇と上唇で閉鎖を作り、口蓋帆を下げて呼気を鼻へも通すことによって生じる音。国際音声字母でと記述される。.

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中動態

中動態(ちゅうどうたい、medium、middle)は、インド・ヨーロッパ語族の態のひとつ。能動態とは人称語尾によって区別される。中動態と受動態は形態の上で区別されないことが多い。中動態がよく残っている言語にサンスクリット、古代ギリシア語、アナトリア語派などがある。 中動相・中間態などとも呼ぶ。サンスクリット文法では反射態(reflexive)と呼ぶことが多い。.

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主格

主格(しゅかく、英語:nominative ラテン語: nominativus、フランス語: nominatif、ドイツ語:Nominativ、Werfall、erster Fall。)は、格のひとつであり、狭義には、対格言語における主語(自動詞文の主語および他動詞文の動作主名詞句)の格をいう。広義には、能格言語の絶対格をも nominative case という場合もある例えば Dixon (1972: 9)。 。 ドイツ語では1格(der erste Fall)、と呼ばれることがある。.

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希求法

希求法(ききゅうほう、けぐほう)または願望法(がんぼうほう)(英語:optative mood)は文法的な法の一つで、話者の意志や希望を示すものである。勧奨法(:en:cohortative mood)に似ており、接続法と密接な関係がある。 日本語で言えば、主語の心情または動作としての希望を表現する「…たい」「…たがる」「…てほしい」などの言い方(日本語文法でいう希望)ではなく、「…たらなあ」「…ように」など、話者の願望自体を述べる言い方に相当する。 希求法を持つ言語の例としては、インドヨーロッパ語族の古代ギリシア語、アルバニア語、アルメニア語、クルド語、古プロシア語、サンスクリット、セルボ・クロアチア語、またグルジア語、トルコ語、ナバホ語などがある。.

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三人称

三人称(さんにんしょう)とは、言語における人称のひとつで、話し手と聞き手以外の話に上がってくる人、物、名詞で表せる出来事などの語句のことを指す。第三人称、他称。 言語によっては、一連の話の中で登場する複数の第三者を、例えば登場の順番によって人称的に区別するものもある。また一般の人間(不定称:例えばフランス語の代名詞"On"など)を表現するのに三人称を用いる言語が多いが、これを別人称として表現する言語もある。 また、物語において書き手が主人公をはじめとする登場人物を言語における三人称を用いた用法と視点で語るとき、物語が三人称であるともいう。さらにより一般に、主観をまじえず客観的であるよう意識した叙述や、個人の目から見たのではなく俯瞰的にみた映像も三人称的といわれることもある。.

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一人称

一人称(いちにんしょう)とは、人称の一つで、話し手自身を指す。自称とも呼ぶ。一般に数の区別がある。.

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人称

人称(にんしょう、person)とは、文法の用語で、ある発話の話し手(speaker)および聞き手(addressee)という役割とそれ以外を区別するために使われる。grammatical categoryの対訳語「文法範疇」の一種である。話し手という役割をfirst personの対訳語で第一人称(だいいちにんしょう)、聞き手という役割をsecond personの対訳語で第二人称(だいににんしょう)、それ以外をthird personの対訳語で第三人称(だいさんにんしょう)という。一人称、二人称、三人称として広く使われる。正式には、第一人称、第二人称、第三人称である(first第一、second第二、third第三)。第が省かれることにより、一人称、二人称、三人称とは、一人目の呼称、二人目の呼称、三人目の呼称と捉えられる場合があるが、正式用語から分かる通り、第一番目の呼称、第二番目の呼称、第三番目の呼称という意味である。 また動作主がはっきりしない場合、これを不定称ということがある。これは通常、第三人称として扱われる。 第四人称という用語が使われる場合がある。この用語はそれが使用される言語によって、第一人称複数、不定人称、疎遠形、弁別的代名詞(logophoric pronoun)など異なるものを指し示す。.

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二人称

二人称(ににんしょう)とは、人称の一つで、受け手(聞き手や読み手)を指す。対称とも呼ぶ。一般に数の区別がある。.

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二重母音

二重母音(にじゅうぼいん)とは、調音の開始時と終了時で音質を異にする母音のことを言う。調音している間に調音器官の位置が変化することによって生じる。 始まりの音質と終わりの音質を比べれば確かに違うが、調音器官が滑らかに移動することによって、聴覚的に1つの母音として認識される。 二重母音は、始まりの音質の方が聞こえ度の高いものを下降二重母音と言い、終わりの音色の方が聞こえ度の高い上昇二重母音と区別される。 また、上昇二重母音が途中で調音器官の移動方向を変えて下降することによって三重母音となることがある。 逆に調音器官の移動が急激に変化し、2つの母音として認識されるものは母音接続(連母音・ヒアートゥス)と呼ばれて区別される。 国際音声字母では始まりの音色を表す母音字母と終わりの音色を表す母音字母を並べて書き、聞こえ度の低い字母の方に音節副音を示す記号 を付けて表す。 例えば、下降二重母音では英語の cake 、上昇では中国語の 花 などがある。 一方、母音接続の場合は、二つの字母の途中に音節境界を表す記号 を入れて表す。例えば、フランス語の pays 。日本語の姪 、甥 など。 日本語では通常の会話においてアイ、アウ、アオ、アエ、オイ、オウの他にも、ウエ、ウイ、オエなどが二重母音として現れやすい。しかし、ゆっくり丁寧に発音されると母音接続となり、日本語話者の意識では2つの母音どころかその数の音節として扱われる。.

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広母音

広母音(ひろぼいん)とは、舌と上あごが最も離れて調音される母音のことをいう。あるいはそれに近いものも含める。舌の位置から低母音(ひくぼいん)、また口の開きから開母音(かいぼいん)とも呼ぶ。.

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代償延長

代償延長(だいしょうえんちょう、compensatory lengthening)は、主に後ろの子音が脱落してそのぶん前側の母音が長音になることをいう言語学の用語。英語では無声軟口蓋摩擦音のの脱落による延長がある。中英語で夜の意味のniht(、ニヒト)が近代英語でnight(、ナイト)になったのはhの音が脱落してとなったものに大母音推移が起きたからである。 Category:音韻論 Category:歴史言語学.

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後舌母音

後舌母音(あとじたぼいん、こうぜつぼいん)とは、舌の最も高く盛り上がった位置が最も後ろで調音される母音。あるいはその位置に近いものも含む。奥舌母音(おくじたぼいん)ともいう。 国際音声字母では、舌の最高部が最も後ろで最もあごの開いた状態の母音を と定め、そこからそのままあごと唇を閉じていき、最も閉じた状態の までを聴覚印象によって3等分し、 という基本母音を定めた。その4つの母音を第1次基本母音と呼ぶ。 は非円唇母音であり、 は円唇母音である。それに対応する合計4つの非円唇母音・円唇母音は第2次基本母音として定められている。また全くの後舌ではないが後舌よりの円唇広めの狭母音にも字母が設けられている。.

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ペリクレス

ペリクレス ペリクレス(Περικλῆς、紀元前495年? - 紀元前429年)は、古代アテナイの政治家であり、アテナイの最盛期を築き上げた重鎮として有名である。また、彼と愛人アスパシアとの間に生まれた庶子で、後に軍人になったと区別して大ペリクレスとも呼ばれる。 ペリクレスの父は紀元前479年のミュカレの戦いの指揮官クサンティッポス、母はクレイステネスの姪であり、アナクサゴラスの弟子でもあった。 紀元前462年、ペリクレスは貴族派のキモンが出征中の不在を狙って、民主派のとともにアレオパゴス会議の実権を奪って、全アテナイ市民による政治参加を促進した。翌年、キモンが陶片追放によって正式に国外追放されると、以後アテナイの最高権力者の地位を独占した。前444年から430年までの15年間、ペリクレスは毎年連続ストラテゴス=「将軍職」に選出され、アテナイに全盛時代をもたらした。また、キモンが古来からの領地による富の再配分を行なっていたのに対し、ペリクレスは自ら積極的にアゴラでの売買を行ない、アテナイが商業的なアゴラを推進するきっかけともなった。 この頃、ペルシア戦争に勝利したアテナイは全盛時代を迎えていた。大国ペルシアの脅威が薄れると、デロス同盟の盟主であったアテナイはその同盟資金を自己の繁栄のために流用するようになった。デロス同盟は対ペルシア防衛機関という本来の主旨を失い、いわゆる「アテナイ帝国」を支える機関へと変質を遂げていたのである。ペリクレスはデロス島において管理していた同盟資金をアテナイでの管理に移し、パルテノン神殿などの公共工事に同盟資金を積極的に流用しアテナイ市民の懐を潤した。 アテナイが同盟内のポリスに対して専制的に振る舞うようになると、同盟から離脱しようとするポリスとの間に対立が生じるようになる。また、ペルシア戦争の勝利に大きな貢献をしたもう一つの有力ポリススパルタもアテナイの動きを冷ややかに見ていた。 スパルタがデロス同盟から離反したポリスを支援するようになると、紀元前431年、両者の間に戦争が勃発した(ペロポネソス戦争)。ペリクレスは強力なスパルタ陸軍に対し籠城策をとり、海上決戦の機会を狙っていたが、翌年城内に伝染病が発生したことで多くの市民が犠牲となって急速に市民の支持を失い、自らも病に罹って没した。この時に取った戦争方針から「防御的な行動で敵の疲弊を待ち、現状維持を狙う戦略」をペリクレス戦略と呼ぶことがある。 ペリクレスは弁舌に優れた政治家であった。格調高いペリクレスの演説は現代にまで伝えられ、欧米の政治家の手本となっている。 1954年に発行されたギリシャの旧50ドラクマ紙幣の肖像に使用されている。.

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ペロポネソス

ペロポネソス(Πελοπόννησος / Pelopónnisos)は、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)のひとつ。「ペロポネソス」は古典ギリシャ語音(Pelopónnēsos)に由来する日本語表記で、現代ギリシャ語音は「ペロポニソス」に近い。ギリシャ本土最南端に位置し、ペロポネソス半島(ペロポニソス半島)の大部分を占める。首府は中部のトリポリ。面積15,490km2、人口は638,942人(2001年国勢調査)。.

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ミケーネ・ギリシャ語

ミケーネ・ギリシャ語 (ミュケーナイ・ギリシャ語) とはギリシャ本土、クレータ島、キュプロスで紀元前16世紀~12世紀に話されていた、ギリシャ語の中で最も古い言語である。この言語は線文字Bで綴られており、紀元前14世紀以前のクレータ島で発見された碑文が最も古い物であるとされる。これらの碑文の殆どは中央クレータ島のクノーッソスやペロポンネーソス半島南西のピュロス等で出土した粘土板上で見つかっている。他の石版はクレータ島西のカニア、テーバイ、ティーリュンスでミュケーナイ自体で見つかっている。 ミュケーナイ・ギリシャ語の呼び名はミュケーナイ・ギリシャの中心地の一つに因んでいる。石版は長い間読み解かれず、マイケル・ヴェントリスが数々の証拠よってこの言語がギリシャ語の早期の形であると1952年に読み解くまで考えられる全ての言語が提案されていた。石版の文章の殆どが表や目録であり、散文や神話や詩等は残っていない。しかし、これらの記録から暗黒時代以前の人々について垣間見える。.

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ミケーネ文明

ミケーネの獅子門シュリーマンによって発見された。 ミケーネ文明(ミケーネぶんめい)またはミュケナイ文明(ミュケナイぶんめい)は、エーゲ文明のうち、ペロポネソス半島のミケーネ(ミュケナイ)を中心に栄えた青銅器文明である。.

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マクロン

マクロンは、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一つで、長音記号ともいう。これに対する伝統的な短音記号はブレーヴェである。.

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マケドニア王国

マケドニア王国(Μακεδονικό βασίλειο)は、紀元前7世紀に古代ギリシア人によって建国された歴史上の国家である。現在のギリシャ共和国西マケドニア地方・中央マケドニア地方の全域と、マケドニア共和国南東部ドイラン・ボグダンツィ・ゲヴゲリヤ及び南西部レセン・オフリド各基礎自治体の一部、ブルガリア・ブラゴエヴグラト州のギリシャとの国境地帯、アルバニアのポグラデツ県・コルチャ県・デヴォル県の一部にまたがる地域にあった。北西ギリシア方言群のひとつであるマケドニア方言を話した。.

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ハリー・ポッターと賢者の石

『ハリー・ポッターと賢者の石』(ハリー・ポッターとけんじゃのいし、原題: Harry Potter and the Philosopher's Stone)は、イギリスの児童文学作家J・K・ローリングが1997年に発表した、子供向けファンタジー小説『ハリー・ポッターシリーズ』の第1巻。同年のカーネギー賞佳作(commended)に選出された他、数々の賞を受賞している。また、2001年には映画化されている。.

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ポリス

ポリス(πόλις, 複数形 πόλεις)は、都市、都市国家、市民権または市民による政体を指すギリシア語である。古代アテナイなど古代ギリシアに関して使用される場合は、通常都市国家と訳される。.

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メガラ

メガラ(Μέγαρα / Mégara)は、古代ギリシャのアッティカ西部・メガリスにあった都市国家。メガラーとも表記される。メガラ人が築いた植民市の中には、ビュザンティオン(現在のイスタンブール)がある。 現代のメガラ(Μέγαρα / Mégara)は、ギリシャ共和国アッティカ地方にある都市・基礎自治体(ディモス)の名でもある。.

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ヨーロッパ

ヨーロッパ日本語の「ヨーロッパ」の直接の原語は、『広辞苑』第5版「ヨーロッパ」によるとポルトガル語・オランダ語、『デジタル大辞泉』goo辞書版「」によるとポルトガル語。(、)又は欧州は、地球上の七つの大州の一つ。漢字表記は欧羅巴。 地理的には、ユーラシア大陸北西の半島部を包括し、ウラル山脈およびコーカサス山脈の分水嶺とウラル川・カスピ海・黒海、そして黒海とエーゲ海を繋ぐボスポラス海峡-マルマラ海-ダーダネルス海峡が、アジアと区分される東の境界となる増田 (1967)、pp.38–39、Ⅲ.地理的にみたヨーロッパの構造 ヨーロッパの地理的範囲 "Europe" (pp. 68-9); "Asia" (pp. 90-1): "A commonly accepted division between Asia and Europe...

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ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

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ラテン文字

ラテン文字(ラテンもじ、abecedarium Latinum、Latin alphabet、ラテンアルファベット)は、表音文字(音素文字・アルファベット)の一つである。ローマ文字、ローマ字(alfabeto Romano、Roman alphabet)とも呼ばれる。 文字を右書きで横に並べることで単語を表記し、単語間を分かち書きで区切って並べることで文章を構成する。それぞれの文字は子音か母音を表す。 今日、人類社会で最も解読者人口が多い文字である。 元来ラテン語の文字で、古くから西欧・中欧の諸言語で使われているが、近代以降はこれら以外にも使用言語が多い。ただし発音の文字への表記方法は各言語ごとに異なっており、同じ綴りでも言語によって違う発音をすることはラテン文字においては全く珍しくない。英語など、古い時代に表記法が定められた言語においては表記と発音の間の乖離も大きなものとなってきている。.

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ラコニア県

ラコニア県(Λακωνία / Lakonía; Laconia)は、ギリシャ共和国のペロポネソス地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。ペロポネソス半島南部に位置する。県都スパルティは、古代の有力都市国家スパルタの故地に建設された都市である。.

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リュキア

リュキア(Lycia, リュキア語では Trm̃misa, ギリシア語では Λυκία)は古代の地名で、現トルコ南沿岸のアンタルヤ県とムーラ県の地域にあたる。古代にはこの地域には多くの都市国家があり、強く連携していた。また、ローマ帝国の時代にはリュキア属州と名づけられた属州であった。.

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ルネサンス

レオナルド・ダ・ヴィンチによるウィトルウィウス的人体図、科学と芸術の統合 ルネサンス(Renaissance ルネサーンスイギリス英語発音: リネイスンス、アメリカ英語発音: レナサーンス)は「再生」「復活」を意味するフランス語であり、一義的には、古典古代(ギリシア、ローマ)の文化を復興しようとする文化運動であり、14世紀にイタリアで始まり、やがて西欧各国に広まった(文化運動としてのルネサンス)。また、これらの時代(14世紀 - 16世紀)を指すこともある(時代区分としてのルネサンス)。 日本では長らく文芸復興と訳されており、ルネサンスの時代を「復興期」と呼ぶこともあったが、文芸のみでなく広義に使われるため現在では余り使われない。ルネッサンスとも表記されるが、現在の歴史学、美術史等ではルネサンスという表記が一般的である。.

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レスボス島

レスボス島(レスボスとう、Λέσβος / Lesvos; Lesbos、レスヴォス島とも)は、エーゲ海の北東部、トルコ沿岸に位置するギリシア領の島である。最大の都市ミティリニ(トルコ語名: ミディッリ)から、ミティリニ島(Μυτιλήνη / Mytilini) あるいは ミディッリ島(Midilli Adası)ともよばれる。 全域がレスボスジオパークとして、2000年からヨーロッパジオパークネットワークに、2004年から世界ジオパークネットワークに加盟認定されている。.

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ロドス島

ドス島(Ρόδος / Ródos; Rhodes)は、エーゲ海南部のアナトリア半島沿岸部に位置するギリシャ領の島。ドデカネス諸島に属し、ギリシャ共和国で4番目に大きな面積を持つ。ロードス島との表記も用いられる(#名称節参照) 。 島で最大の都市であるロドスの街は、古代以来港湾都市として栄え、世界の七不思議の一つである「ロドス島の巨像」が存在したことでも知られる。また、その中世期の街並みは「ロドスの中世都市」の名で世界遺産に登録されている。.

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ボイオーティア

ボイオーティア(Βοιωτία / Boeotia, Beotia, Bœotia)は、古代ギリシアの一地方で、アッティカの西北に位置した。中心都市はテーバイ。 「ボイオティア」「ヴィオティア」などとも表記される。ギリシャ語で「牛の国」という意味もある。.

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トゥキディデス

トゥキディデス(古典ギリシア語の母音の長短を考慮して音訳するとトゥーキューディデース。その他、トゥキュディデス、ツキジデスなどとカナ表記される。希:Θουκυδίδης、ラテン文字表記:Thukydides/Thucydides、紀元前460年頃 - 紀元前395年)は、古代アテナイの歴史家で、オロロス(Olorus)の子である。.

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ヘレニック語派

ヘレニック語派(Hellenic languages)またはギリシャ語派はインド・ヨーロッパ語族の語派のひとつである。ギリシャ語が含まれる。.

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ヘレニズム

ヘレニズム(Hellenism)とは、ギリシア人(ヘレネス)の祖、ヘレーンに由来する語。その用法は様々であり、アレクサンドロスの東方遠征によって生じた古代オリエントとギリシアの文化が融合した「ギリシア風」の文化を指すこともあれば、時代区分としてアレクサンドロス3世(大王)(在位前336年 - 前323年)の治世からプトレマイオス朝エジプトが滅亡するまでの約300年間を指すこともある。また、ヨーロッパ文明の源流となる2つの要素として、ヘブライズムと対置してヘレニズムが示される場合もある。この場合のヘレニズムは古典古代の文化(ギリシア・ローマの文化)におけるギリシア的要素を指す。.

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ヘロドトス

ヘロドトスの胸像 ヘロドトス(ヘーロドトス、Ἡρόδοτος, Hēródotos、羅:Herodotus、紀元前485年頃 - 紀元前420年頃)は、古代ギリシアの歴史家。今日まで伝承されている最初の歴史書、『歴史』の著者であることから、「歴史の父」とも呼ばれる。.

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ブリタニカ百科事典

ブリタニカ百科事典(ブリタニカひゃっかじてん、)は、英語で書かれた百科事典である。110人のノーベル賞受賞者と5人のアメリカ合衆国大統領を含む4,000人以上の寄稿者と専任の編集者約100人によって書かれており、学術的に高い評価を受けている。 英語の百科事典としては最古のものであり、今もなお製作されている。1768年から1771年にかけて、エディンバラで3巻の百科事典として発行されたのが始まりである。収録された記事は増えていき、巻数は第2版で10巻、第4版(1801年から1810年)では20巻となった。学術的な地位の向上は高名な寄稿者を招くのに役立ち、第9版(1875年から1889年)と第11版(1911年)は、文体と学術的知識において画期的なものとなった。版権が米国に移った第11版からは北米市場に売り込むため短く簡潔な記事となっていった。1933年、ブリタニカは百科事典としては初めて継続的な改訂が行われるようになった。2012年3月ブリタニカ社は、紙の書籍としての発行を取り止めオンライン版 に注力すると発表し、2010年に32巻で印刷されたものが紙の書籍としては最後となった。 1972年より日本語版もあり、『ブリタニカ国際大百科事典』(Britannica International Encyclopædia)として出版されている。 第15版からは三部構成となっている。短い記事(ほとんどが750語以下からなる)のマイクロペディア(小項目事典)12巻、長い記事(2~310ページ)のマクロペディア(大項目事典)19巻、そして知識を系統立てる、もしくは概観を示すプロペディア(総論・手引き)1巻である。マイクロペディアは簡単な調べ物やマクロペディアの手引書としての役割を担っている。記事の概観や詳細を知るためにはプロペディアを閲覧することが推奨されている。ブリタニカはおよそ50万の記事が約4000万語で記述されており、70年以上ほぼ一定に保たれている。1901年以降は米国を拠点に出版されてきたが、主にイギリス英語で書かれている。.

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ブレーヴェ

ブレーヴェは、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)のひとつ。ルーマニア語、トルコ語、ベトナム語などのラテン文字を用いる言語や、ロシア語などのキリル文字を用いる言語で使用される。 JIS X 0213ではブリーブと呼んでいる。.

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プラトン

プラトン(プラトーン、、Plato、紀元前427年 - 紀元前347年)は、古代ギリシアの哲学者である。ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師に当たる。 プラトンの思想は西洋哲学の主要な源流であり、哲学者ホワイトヘッドは「西洋哲学の歴史とはプラトンへの膨大な注釈である」という趣旨のことを述べた“ヨーロッパの哲学の伝統のもつ一般的性格を最も無難に説明するならば、プラトンに対する一連の脚註から構成されているもの、ということになる”(『過程と実在』)。ちなみに、ホワイトヘッドによるこのプラトン評は「あらゆる西洋哲学はプラトンのイデア論の変奏にすぎない」という文脈で誤って引用されることが多いが、実際には、「プラトンの対話篇にはイデア論を反駁する人物さえ登場していることに見られるように、プラトンの哲学的着想は哲学のあらゆるアイデアをそこに見出しうるほど豊かであった」という意味で評したのである。。『ソクラテスの弁明』や『国家』等の著作で知られる。現存する著作の大半は対話篇という形式を取っており、一部の例外を除けば、プラトンの師であるソクラテスを主要な語り手とする。 青年期はアテナイを代表するレスラーとしても活躍し、イストミア大祭に出場した他、プラトンという名前そのものがレスリングの師から付けられた仇名であると言われているディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』3巻4節。(中野好夫訳、1984年、pp.

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パブリックスクール

パブリックスクール (public school).

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ピンダロス

ピンダロス(Πινδαρος,, Pindar, 紀元前522年/紀元前518年 - 紀元前442年/紀元前438年)は、古代ギリシアの詩人。オリンピックの祝勝歌が多い事で知られる。2004年のアテネオリンピックでは表彰メダルの表に彼の祝勝歌が公式に採用され彫りこまれている。.

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テッサリア

テッサリア(Θεσσαλία / Thessalía、Thessaly)は、ギリシャ中部の地域名であり、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリエス(地方)のひとつである。 テッサリア平原の広がるこの地方は、ギリシャの穀倉地帯である。.

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デモティキ

デモティキ(Δημοτική)とは、現代ギリシア語の公用語である「口語の標準語」をいう。現代ギリシア語民衆口語のうち、「アテネ方言」を指称する。これは現代イタリア語の「トスカナ方言」に相当する標準語となった一方言である。.

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デモステネス

デモステネス(Δημοσθένης、ラテン文字転記:Dēmosthénēs、紀元前384年頃 - 紀元前322年)は、古代ギリシアの政治家・弁論家である。アテナイの指導者としてギリシア諸ポリスの自立を訴えて反マケドニア運動を展開したが叶わず、自殺へと追い込まれた。.

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デジデリウス・エラスムス

デジデリウス・エラスムス(Desiderius Erasmus Roterodamus, 1466年10月27日 - 1536年7月12日)は、ネーデルラント出身の人文主義者、カトリック司祭、神学者、哲学者。ラテン語名には出身地をつける当時の慣習から「ロッテルダムのエラスムス」とも呼ばれる。なお、名前の「エラスムス」は洗礼名でカトリック教会の聖人フォルミアのエラスムス(Erasmus of Formiae)からとられているが、「デジデリウス」は1496年から自分自身で使い始めた名前である。 主な著作に『痴愚神礼賛』(Moriae encomium)、『エンキリディオン』(キリスト教戦士の手引き、Enchiridion militis Christiani)、『平和の訴え』などがあり、著作の中では一貫して「キリスト者の一致と平和」をテーマとした。また、エラスムスの『校訂版 新約聖書』(新約聖書のラテン語・ギリシア語対訳、Novum Instrumentum)は広く読まれ、マルティン・ルターのドイツ語訳聖書の原版になった。エラスムスの思想は宗教改革運動と対抗宗教改革運動の双方に大きな影響を与えた。『ユートピア』を著したトマス・モアとの親交や自由意志に関するマルティン・ルターとの論争でも知られる。 宗教改革の時代を生きたエラスムスは「カトリック教会を批判した人文主義者」と表現されることが多いが、実際にはローマ教皇庁を含めカトリック教会内に知己が多く、生涯を通してカトリック教会に対して忠実であり、カトリック教会の諸問題を批判しながらも中道を標榜してプロテスタント側に投じることはなかった。 エラスムスは1536年にバーゼルで逝去し、もともとカトリック教会のバーゼル司教座聖堂だった教会に埋葬された。.

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フォキス

ポーキス(Φωκίς)は、コリンティアコス湾の北部にあった、古代ギリシアの一地方。現代音(カサレヴサ)ではフォキス。名称は現在のフォキダ県(フォキス県)に受け継がれているが、範囲は必ずしも一致しない。 ポーキスという名前は、ポセイドーンの子でこの国の創設者である神話の登場人物ポーコス(Phocus.

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ドーリア人

ドーリア人 (Δωριείς, Dories, Dorians)、又はドーリス人、ドリス人は、アイオリス人、イオニア人と並ぶ古代ギリシアを構成した集団のひとつ。紀元前1100年頃ギリシャに侵入し、主にペロポネソス半島に定住した。ギリシア語のドリス方言を話し、代表的な都市はスパルタである。.

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ドイツ

ドイツ連邦共和国(ドイツれんぽうきょうわこく、Bundesrepublik Deutschland)、通称ドイツ(Deutschland)は、ヨーロッパ中西部に位置する連邦制共和国である。もともと「ドイツ連邦共和国」という国は西欧に分類されているが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の民主化と東西ドイツの統一により、「中欧」または「中西欧」として再び分類されるようになっている。.

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ホメーロス

ホメーロス(、Homerus、Homer)は、紀元前8世紀末のアオイドス(吟遊詩人)であったとされる人物を指す。ホメロスとも。西洋文学最初期の2つの作品、『イーリアス』と『オデュッセイア』の作者と考えられている。「ホメーロス」という語は「人質」、もしくは「付き従うことを義務付けられた者」を意味する。古代人はホメーロスを「詩人」()というシンプルな異名で呼んでいた。 今日でもなお、ホメーロスが実在したのかそれとも作り上げられた人物だったのか、また本当に2つの叙事詩の作者であったのかを断ずるのは難しい。それでも、イオニアの多くの都市(キオス、スミルナ、コロポーンなど)がこのアオイドスの出身地の座を争っており、また伝承ではしばしばホメーロスは盲目であったとされ、人格的な個性が与えられている。しかし、彼が実在の人物であったとしても、生きていた時代はいつ頃なのかも定まっていない。もっとも信じられている伝説では、紀元前8世紀とされている。また、その出生についても、女神カリオペの子であるという説や私生児であったという説などがありはっきりしない。さらに、彼は、キュクラデス諸島のイオス島で没したと伝承されている。。 当時の叙事詩というジャンルを1人で代表するホメーロスが古代ギリシア文学に占める位置は極めて大きい。紀元前6世紀以降、『イーリアス』と『オデュッセイア』はホメーロスの作品と考えられるようになり、また叙事詩のパロディである『蛙鼠合戦』や、ホメーロス讃歌の作者とも見做されるようになった。主にイオニア方言などからなる混成的なは紀元前8世紀には既に古風なものであり、テクストが固定された紀元前6世紀にはなおのことそうであった。両叙事詩は(ダクテュロスのヘクサメトロス)で歌われており、ホメーロス言語はこの韻律と密接に結び付いている。 古代において、ホメーロスの作品に与えられていた史料としての価値は、今日では極めて低いものと見做されている。このことは同時に、西洋において叙事詩というジャンルを確立した文学的創造、詩としての価値をさらに高めた。無数の継承者が出現し、21世紀のハリウッドにまで続いている。.

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分詞

分詞(ぶんし)は準動詞の一種であり、動詞が形容詞としての用法をあわせ持つものである。分詞には現在分詞と過去分詞、ラテン語や古典ギリシア語などには未来分詞がある。分詞は形容詞としての機能を持つのが普通だが、分詞構文では副詞としての機能も持つ。 「分詞」という用語は印欧語に対して用いることが多いが、その他の言語でも類似の活用形に用いることがある。 また、ロシア語等では分詞に類するものとして、動詞から派生した形容詞・副詞である形動詞・副動詞がある。.

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喉音理論

喉音理論(こうおんりろん、laryngeal theory)は、インド・ヨーロッパ祖語に喉音(hに近い音)が3種類あったという理論である。1879年にフェルディナン・ド・ソシュールが言及したがしばらく省みられず、ヒッタイト語の研究の進展により20世紀になって現在の形になった。.

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呼格

呼格(こかく、vocative、vocativus)は、名詞・形容詞の格の一つで、呼びかけに使われる。チェコ語では5格と呼ばれる場合がある。 ラテン語の例を以下に示す。.

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命令法

命令法(imperative)は、インド・ヨーロッパ語族などの言語での動詞の活用の一つ。その名の通り、命令・希望形を作る場合に使われる。 英語では動詞の原型がそのまま使われるためになじみがないものであるが、フランス語やドイツ語などその他の言語ではよく使われる。二人称に対する普通の命令法のほか、一人称複数に対する勧誘を表現する形式(英語ではLet's …という言い方を使う)もある。 ただ、スペイン語やポルトガル語では、三人称への命令や、二人称でも否定命令(禁止)は接続法を利用する。 日本語にはこれに当たるものとして命令形がある。他に関東方言などで、連用形に終助詞「な」をつける形、また敬語(丁寧)表現として補助動詞命令形「なさい」、あるいは依頼の「て(下さい)」がある。 禁止表現として否定命令を用いる言語が多いが、独立の禁止法を用いる言語もある(日本語がその例である)。.

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わかち書き

わかち書き(わかちがき)とは、文章において語の区切りに空白を挟んで記述することである。分かち書き・別ち書きとも表記する。.

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アナトリア半島

アナトリア半島(アナトリアはんとう、Ανατολία, Anatolia / Aνατολή, Anatolē、Anadolu)は、アジア大陸最西部で西アジアの一部をなす地域である。現在はトルコ共和国のアジア部分をなす。日本語ではアナトリア半島と呼ばれる事が多いが、英語圏では「半島」をつけない、単なるアナトリアであり、地形ではなく人文地理的な地域を表す言葉である。小アジア(Μικρά Ασία, Mikra Asia, Asia Minor)とも言う。.

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アルカディア

アルカディア(Ἀρκαδία / Arcadia, Arkadia)は、ギリシャのペロポネソス半島中央部にある古代からの地域名で、後世に牧人の楽園として伝承され、理想郷の代名詞となった。名称はギリシア神話に登場するアルカス(アルカディア人の祖)に由来する。英語風にアルケイディア、アーカディア、アーケイディア等と表記される場合もある。ラテン文字による綴りには「Arcadia」と「Arkadia」の2種が混在している(詳細については後述)。 実在のアルカディア地方は、現在のアルカディア県にあたる。.

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アルゴリダ県

アルゴリダ県(現代ギリシャ語: Αργολίδα / Argolída) または アルゴリス県(古代ギリシア語・カサレヴサ: Ἀργολίς / Argolís)は、ギリシャ共和国のペロポネソス地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。県都はナフプリオ。.

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アレクサンドロス3世

アレクサンドロス3世(Ἀλέξανδρος Γ'、紀元前356年7月20日 - 紀元前323年6月10日)、通称アレクサンドロス大王(Ἀλέξανδρος ὁ Μέγας)は、アルゲアス朝マケドニア王国のバシレウス(在位:紀元前336年 - 紀元前323年)である。また、コリントス同盟(ヘラス同盟)の盟主、エジプトのファラオも兼ねた。ヘーラクレースとアキレウスを祖に持つとされ、ギリシアにおける最高の家系的栄誉と共に生まれた。ギリシア語ではアレクサンドロス大王であるが、英語風に読んでアレクサンダー大王またはアレキサンダー大王とすることも多い。その他にはイスカンダルなどと呼ばれている。 ハンニバルプルタルコスの『英雄伝』によると、史上最も優れた指揮官としてアレクサンドロス大王を挙げている。、ガイウス・ユリウス・カエサルプルタルコスの『英雄伝』によると、アレクサンドロスの銅像をみたカエサルは、自分の業績は、彼に比べればとるにたらないと言って泣いたという逸話がある。、ナポレオンMémoires de Napoléon Bonaparte, Louis Antoine Fauvelet de Bourrienne(1821年)は、ナポレオンに同行した秘書の回想録であるが、「アレクサンドロスはナポレオンが最も尊敬する偉人であり、同列に並べられることを常に願っていた。」「エジプト遠征時も、自分とアレクサンドロスを重ねていた」という趣旨の内容が度々登場する。などの著名な歴史上の人物たちから大英雄とみなされていた。旧約聖書やコーラン、ゾロアスター教、シャー・ナーメなど多様な民族の教典にも登場する。現代でもアレクサンドロスの名に因んだ名前をつける人は多い。1941年からギリシャで発行されていた旧1000ドラクマ紙幣や旧100ドラクマ硬貨、1926年からアルバニアで発行された旧1レク紙幣などの肖像に使用されていた。.

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アッティカ

アッティカ(Attica, Attika)は、ギリシャのアテネ周辺を指す地域名であり、現在のギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)の一つである。古典ギリシャ語でアッティケー(Ἀττική / Attikḗ)、現代ギリシャ語でアッティキ(Αττική / Attikí  発音:)とも表記される。.

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アテナイ

アクロポリス、間にアレオパゴス、西にプニュクスがある。 アテナイと外港ペイライエウス アテナイ(: Ἀθῆναι, Athēnai)は、ギリシャ共和国の首都アテネの古名。中心部にパルテノン神殿がそびえるイオニア人の古代ギリシアの都市国家。名はギリシア神話の女神アテーナーに由来する。アッティカ半島の西サロニコス湾に面し外港ペイライエウスを有していた。.

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アイトーリア

アイトーリア アイトーリア(Αἰτωλία / Aitōlía)は、古代ギリシアの地方の一つ。コリンティアコス湾北岸の山岳地方を指し、現代のエトリア=アカルナニア県の東部にあたる。.

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アイオリス

アイオリスの位置 スミルナのアゴラの眺め アイオリス(古代ギリシャ語:Αιολίς., Aiolís, 英語:Aeolis)またはアイオリア(古代ギリシャ語:Αιολία., Aiolía, 英語:Aeolia)は、小アジア地方の北北西に位置する地方で、アイオリス人の古代ギリシア都市国家群があった。大部分は海岸沿いで、沖にはレスボス島などの島々もあった。北をミュシア、南をイオニア、東をリディアとそれぞれ国境を接していた。.

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アイオリス人

アイオリス人(アイオリスじん、Aioleis, Αἰολεῖς))は、イオニア人、ドーリア人と並ぶ古代ギリシャを構成した集団のひとつ 。ギリシャ神話によると、彼らの祖がアイオロスであると考えられていたことに由来する。 紀元前3000年頃にドナウ川流域から移住してきたと考えられている。 紀元前2000年頃に、ギリシャ本土中部テッサリアとボイオティア地方からレスボス島に移住し、さらにアナトリア半島西部に植民し、12のポリスを建設した。 紀元前6世紀末頃からはペルシア帝国に支配され、さらにセレウコス朝シリア王国やアッタロス朝ペルガモン王国の支配を受け、ローマ時代以降には衰退していった。.

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アオリスト

アオリスト(Aorist)とは文法上のアスペクトの一種で、ἀόριστος (aóristos)「境界のない、範囲が不確定の」に由来する。狭義にはギリシア語をはじめとするインド・ヨーロッパ語族の時制のひとつである。ただしアオリストという用語はときに他の言語、例えばトルコ語などにおける上記とは無関係の概念を表すのに使われる場合もある。.

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アカイア

アカイア(Αχαΐα、Achaia)、アカエア(Achaea)、アハイア(現代ギリシャ語: Αχαΐα).

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アクセント

アクセントとは、言語学において単語または単語結合ごとに社会的な慣習として決まっている音の相対的な強弱や高低の配置のこと長野正『日本語の音声表現』玉川大学出版部、1995年、108頁。音の強弱による強弱アクセント(強勢アクセント) (stress accent) と音の高低による高低アクセント (pitch accent) に分けられる。なお、文レベルの感情表現に関わる高低はイントネーションという。アクセントは音素の一つであり、単語ごとに決まっていて意味との結びつきが必然性を持たないのに対し、イントネーションは文単位であり、アクセントの上にかぶさって疑問や肯定などの意味を付け加える。.

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アステリックス

アステリックス()は、1959年にルネ・ゴシニ(ストーリー執筆)とアルベール・ユデルゾ(コミック担当)によって生み出されたフランスコミックのシリーズ、およびその主人公の人気キャラクターの名である。1977年にゴシニが亡くなった後も、ユデルゾが単独でこのシリーズを描き続けている。 舞台は古代ローマ時代のガリアで、主人公のガリア人アステリックスの造形には、ガイウス・ユリウス・カエサルと戦ったガリア人の英雄ウェルキンゲトリクスの片鱗が投影されていると言われている。 このコミック本は、数多くの言語に翻訳され、その中にはラテン語、ギリシア語も含まれている。これらはおそらく世界で最も人気のあるフランス生まれのコミックで、ほとんどのヨーロッパや中南米の国々のすべての年代の人々になじみのものといっても間違いないであろう。アステリックスは、強力で多産なコミックの文化を持っているアメリカ合衆国と日本では、ほとんど知られていない。 このシリーズは、全世界で3億5000万部以上を発行している。 このシリーズの大成功の鍵は、すべての年代の人に向けた要素が盛り込まれていることにある。若い子たちは、乱闘シーンや視覚に訴えるギャグが好きだし、年配の大人は、テキストの中に一貫しているそれとない隠喩や駄洒落の知的センスのよさに惹かれるようだ。それは歴史的な古典の教養を下敷きにしており、コミックの一部は歴史などの教科書などにも転載されている。 キャラクターたちの名前は、駄洒落が多く、フランス語以外の言語に翻訳するのが難しいものもある。.

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インド・ヨーロッパ祖語

インド・ヨーロッパ祖語(インド・ヨーロッパそご、、)とは、インド・ヨーロッパ語族(印欧語族)の諸言語に共通の祖先(祖語)として理論的に構築された仮説上の言語である。印欧祖語(いんおうそご、いんのうそご)ともいう。 この言語の成立から崩壊までの期間は先史時代に当たり、文字が存在せず、全て口伝により子孫へと受け継がれたため、直接の記録が一切残っていない。そのため、派生した言語からの推定により再構が進められている。 クルガン仮説によれば6000年前にロシア南部で、によれば9000年前にアナトリアで話されていた。 ラテン語・ギリシア語・サンスクリットなどの各古典言語をはじめ、英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語などヨーロッパで話されている言語の大部分や、トルコ東部からイラン、インド亜大陸、スリランカにわたるクルド語・ペルシア語・ウルドゥー語・ヒンディー語・シンハラ語などの言語は、いずれもこの印欧祖語から派生して成立したとされる。 崩壊期の印欧祖語は豊富な接尾辞をもつ屈折語であったとされる。これは、印欧語族の諸言語同士の比較再構による推定による。印欧語族の言語は、屈折的語形変化の大部分を失ったものも多いが、英語も含めて依然全て屈折語である。しかし近年の内的再構とその形態素解析により、より古い段階の印欧祖語ではセム祖語のように語幹内の母音交替を伴う屈折が起こっていた可能性が極めて高いことが判明した。.

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インド・ヨーロッパ語族

インド・ヨーロッパ語族(インド・ヨーロッパごぞく)は、ヨーロッパから南アジア、北アジア、アフリカ、南アメリカ、北アメリカ、オセアニアにかけて話者地域が広がる語族である。印欧語族(いんおうごぞく、いんのうごぞく)と略称される。この語族に属する言語を公用語としている国は100を超える。.

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イオニア

イオニア(古代ギリシア語:Ιωνία)とは、エーゲ海に面した、アナトリア半島(現・トルコ)南西部に古代に存在した地方のことである。近くにスミルナ(現・イズミル)があった。アナトリア半島にはイオニア人(古代ギリシア人を構成する1集団)が植民(でなければ、少なくとも支配)した様々な都市国家があり、それらで構成されたイオニア同盟の、北の地域を指す。.

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イオニア人

イオニア人(Ἴωνες, Íōnes, 英語:Ionian)とは、紀元前2000年ころにバルカン半島を南下し、ギリシャ中部やアナトリア半島(小アジア)北西部に定住したとされるアカイア人の一部。アイオリス人やドーリア人と並ぶ、古代ギリシアを構成した集団のひとつ。代表的なポリスはアテナイである。 ペルシア人は、最初に接触を持ったのが小アジア西岸のギリシア人だったのでギリシア人全体をイオニア人と呼び、その呼び方はインドなど東方に広まった。具体的には、ギリシア人のことを、パーリ語ではYona、サンスクリットではYavana、アルメニア語ではHuyn、トルコ語ではYunan、さらに現代ペルシア語ではギリシアのことをYūnānと呼んでいる。いずれも、「イオニア(の) Ionian」から派生した言葉である。フラウィウス・ヨセフスは、イオニア人を、聖書に登場するヤペテの息子ヤワンと関連づけている。「イオニア人ならびに全ギリシア人はヤワンに由来する」(フラウィウス・ヨセフス『ユダヤ古代誌』I:6)。.

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イギリス

レートブリテン及び北アイルランド連合王国(グレートブリテンおよびきたアイルランドれんごうおうこく、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)、通称の一例としてイギリス、あるいは英国(えいこく)は、ヨーロッパ大陸の北西岸に位置するグレートブリテン島・アイルランド島北東部・その他多くの島々から成る同君連合型の主権国家である。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国で構成されている。 また、イギリスの擬人化にジョン・ブル、ブリタニアがある。.

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イタリア

イタリア共和国(イタリアきょうわこく, IPA:, Repubblica Italiana)、通称イタリアは南ヨーロッパにおける単一国家、議会制共和国である。総面積は301,338平方キロメートル (km2) で、イタリアではロスティバル(lo Stivale)と称されるブーツ状の国土をしており、国土の大部分は温帯に属する。地中海性気候が農業と歴史に大きく影響している。.

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エヴィア島

ヴィア島(Εύβοια / Évvoia, Évia)は、ギリシャの東方、エーゲ海西部に位置する島。ギリシャではクレタ島に次いで二番目に大きな島である。古代ギリシアではエウボイア島(Εὔβοια / Eúboia)と呼ばれた。 島の中心都市であるハルキダ(カルキス)付近において、2本の橋でギリシャ本土と結ばれている。エヴィア島は周辺の島や本土側の一部とともにエヴィア県を構成している。.

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エーリス

ーリス(またはエリス、古代ギリシャ語:Ἦλις., Ēlis, ドーリス方言:Ἆλις., Alis, エーリス方言:Ϝάλις., Walis, 英語:Elis or Eleia)は、古代ギリシアの地方で、現在のイリア県(ギリシャ語:Ήλιδα., Ilida)に該当する。ギリシャ南部のペロポネソス半島にあり、北をアカイア、東をアルカディア、南をメッセニア、西をイオニア海とそれぞれ接している。.

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オデュッセイア

『オデュッセイア』(古代ギリシア語イオニア方言:ΟΔΥΣΣΕΙΑ, Ὀδύσσεια, Odysseia, ラテン語:Odyssea)は、『イーリアス』とともに「詩人ホメーロスの作」として伝承された古代ギリシアの長編叙事詩広辞苑 第五版 p.383。 オデュッセイア.

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キリキア

リキア (Cilicia) は、トルコ南部にある、地中海に面した一地域の名前。地中海をへだててキプロスと向かい合い、また南東部にシリアの位置する地域である。北は、世界遺産で有名なカッパドキアと接している。キリキアは海岸沿いのチュクロワ平野と、西部のトロス山脈(タウルス山脈)をはじめとして平野部をとりかこむように広がる山地の部分とで成り立つ。聖パウロの生誕地であるタルスス(タルソス)の町があることで知られる。現在はトルコ第4の都市アダナがある。 アナトリア半島の東部および南部は険しい山地や高原が広がっているため、平野部のあるキリキアは古くから小アジアやヨーロッパと中東を結ぶ交通・貿易・戦略の要衝であった。トロス山脈には細く険しい道があり、とくに交通の重要地として「キリキアの門」と呼ばれた。ヨーロッパと中東を結ぶ中継地であるため、地政学的に言う緩衝地帯であり、古代から何度も支配者が入れ替わった地域でもある。.

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キレナイカ

右半分のレモンイエローで描かれた部分がキレナイカ地方 キレナイカ(Cyrenaica, Cirenaica)は、リビアの東部地方。古典時代以来、一般的にはバルカ(Barqah)と呼ばれ続けた。トリポリタニア、フェザーンと共にリビアの歴史的な3地域で、1970年代の行政区分でもある。語源は古代ギリシャ時代の植民市キュレネ。 現在はシャアビーヤと呼ばれる行政区分に分割されており、アジュダビーヤー、ベンガジ、ダルナ、クワフなど、10の州・県レベルの自治体に分かれている。.

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キプロス島

プロス島(キプロスとう)は、東地中海のシリア・アナトリア半島の沿岸にある島。地中海ではシチリア島、サルデーニャ島に次いで3番目に大きな島である。.

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キクラデス諸島

ラデス諸島(キクラデスしょとう、Κυκλάδες / Kyklades; Cyclades)は、エーゲ海中部に点在するギリシア領の島々。「キクラデス」の名は、神聖な島とされるデロス島を「囲んでいる」(κυκλάς)ことから来ている(英語の「Cycle」と同根)。.

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ギムナジウム

ムナジウム(Gymnasium)は、ヨーロッパの中等教育機関。標準ドイツ語では、ギュムナーズィウムの発音がより近い。日米の「単線型」教育制度に対する、主に中央ヨーロッパの「複線型」教育制度のいわば根幹を成す存在ともされる。国によって微妙に名称が異なるが、本稿では一括してギムナジウムとする。 高等教育への進学準備を目指す過程であり、イギリスのグラマースクール、シックスフォームカレッジに相当する。日本でいう中高一貫教育に近い。 例外として、ポーランドにおけるギムナジウム(Gimnazjum)は、13-16歳を対象とする3年過程であり義務教育に位置づけられる。.

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ギュミュシュハーネ県

ュミュシュハーネ県()はトルコ北東部、黒海地方の県。北からトラブゾン、バイブルト、エルズィンジャン、ギレスンの各県と接する。 6,575km²の面積であり、人口は2006年で191,474人。2000年には186,953人だった。県都はギュミュシュハーネ。 古代ギリシャ時代は都市の名前はΘήρα(Thera)であり、門を意味していた。ギュミュシュハーネは銀の家を意味している。この町は銅、銀の鉱業の歴史に富んでおり、これを隣県トラブゾンから輸出していた。ローズヒップ・シロップが特産品。.

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ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

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ギリシア語イオニア方言

リシア語イオニア方言(Ionic Greek)は、古代ギリシア語 アッティカ・イオニア方言(Attic-Ionic dialectal group)に属する下位方言。.

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ギリシア文字

リシア文字(ギリシアもじ)とは、ギリシア語を書き表すために用いられる文字である。現代ギリシア語では24文字からなる。.

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クレタ島

レタ島(Κρήτη / Kriti; Crete)は、ギリシャ共和国南方の地中海に浮かぶ同国最大の島。古代ミノア文明が栄えた土地で、クノッソス宮殿をはじめとする多くの遺跡を持つ。また、温暖な気候や自然景観から地中海の代表的な観光地でもある。 クレタ島は島全体で、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)を構成する。首府はイラクリオ(イラクリオン)。.

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グラスマンの法則 (言語学)

ラスマンの法則(グラスマンのほうそく、Grassmann's Law)は印欧祖語における音韻推移を示す法則であり、印欧祖語で2つの帯気音の間に、何も無いか、母音がある場合、ギリシャ語派とインド・イラン語派への音韻推移のみは、先頭の帯気音 が脱落することである。ドイツの言語学者ヘルマン・ギュンター・グラスマンにより1863年に指摘された。 印欧祖語音韻推移の例外としては、ヴェルナーの法則より先に指摘されたが、法則自体はヴェルナーの方が有名な為、書籍などではヴェルナーの法則の直後に記される事が多い。.

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コリントス

リントス(Κόρινθος) は、ギリシア共和国ペロポネソス地方にある都市であり、その周辺地域を含む基礎自治体(ディモス)。コリントス地峡に位置する港湾都市で、コリンティア県の県都である。コリントなどの表記も用いられる。 古代ギリシアにおいてコリントスは、アテナイやスパルタと並ぶ主要な都市国家(ポリス)のひとつであり、アクロポリス(アクロコリントス)には遺跡が残る。古代ローマ時代には属州アカエアの州都として繁栄し、キリスト教文化においてはパウロ書簡の宛先としても知られている。コリントスは戦乱や災害によって幾度もの破壊と再建を経ており、現在のコリントスの市街地は19世紀半ばに新たに建設されたものである。.

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コイネー

イネー(Κοινὴ Ἑλληνική)は、アレクサンドロス大王の帝国とその後継であるヘレニズム諸国で公用語として使用されたギリシア語。コイネーは「共通の」という意味で、古代ギリシア語のアッティカ方言およびイオニア方言を基盤としており、現代ギリシア語の基礎となった。なお、文脈によっては(社会的、地域的その他の)方言が他の方言と影響を及ぼしあうなどして成立し、より広い範囲で通用するようになったことば全般を指すこともある。後者の意味でのコイネーについては コイネー言語 も参照。.

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コス島

島(Κώς / Kos)は、エーゲ海南東部、ドデカネス諸島にあるギリシャ領の島。.

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スパルタ

パルタ(: Σπάρτα / Spártā スパルター、Sparta)は、現在のペロポネソス半島南部スパルティにあった古代ギリシア時代のドーリス人による都市国家(ポリス)である。自らはラケダイモーン(Λακεδαίμων / Lakedaimōn)と称した。 古代ギリシア世界で最強の重装歩兵軍を誇り、ペルシア戦争ではギリシア軍の主力であった。ペロポネソス同盟の盟主となり、アテナイを破って一時期はギリシア世界に覇を唱えた。他のギリシャ諸都市とは異なる国家制度を有しており、特に軍事的教育制度は「スパルタ教育」として知られる。.

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ソクラテスの弁明

『ソクラテスの弁明』(ソクラテスのべんめい、Ἀπολογία Σωκράτους、Apologia Socratis、Apology of Socrates)は、プラトンが著した初期対話篇。単に、『弁明』(Ἀπολογία、Apologia、Apology)とも。.

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サーカムフレックス

ーカムフレックス または曲折アクセント(きょくせつアクセント)は欧文用の「山」形の記号で、フランス語、ポルトガル語、ベトナム語、ルーマニア語、エスペラント、日本語のローマ字などで用いられるダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種。 別名、キャレット、ハット記号。ただしUnicodeでは、「キャレット」は別の文字 U+028C の名称になっている(そちらが原義)。 有間隔のサーカムフレックス「」はASCIIに含まれ、他の文字を修飾しない独立した記号として使われる。.

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サッポー

ッポー(古代ギリシア語アッティカ方言: Σαπφώ / Sapphō、紀元前7世紀末 – 紀元前6世紀初)は、古代ギリシアの女性詩人である。 出身地レスボス島で用いられたアイオリス方言ではプサッポー(Ψάπφω / Psappho)と呼ばれる。名は「サッフォー」(Sappho)とも表記される。.

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再建

再建(さいけん).

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円唇後舌半広母音

円唇後舌半広母音(えんしん あとじた はんひろぼいん)は母音の種類の一つで、基本母音の第6番。半開後舌円唇母音(はんかい あとじた えんしんぼいん)ともいう。国際音声記号では と書く。俗称は「広いオ」で、記号名は「開いた o」であり、英語名はともに open-o である。 唇の丸みを伴う円唇母音。また舌の最も高い位置が最も後ろにある後舌母音であり、口の開きによる音の違いを4等分して定められた音のうち2番目に広い半広母音である。.

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円唇後舌半狭母音

円唇後舌半狭母音(えんしん・あとじた・はんせまぼいん)は母音の種類の一つで、基本母音の第7番。半狭後舌円唇母音(はんせま・あとじた・えんしんぼいん)ともいう。国際音声記号では と書く。 唇の丸みを伴う円唇母音である。また舌の最も高い位置が最も後ろにある後舌母音であり、口の開き方により聴覚印象で4等分された音のうち2番目に狭い半狭母音である。 日本語の「お」はこの音と半広母音 との中間音であるため、下寄り(広め)の補助記号 ˕ を付したo̞で表される。.

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円唇前舌狭母音

円唇前舌狭母音(えんしん・まえじた・せまぼいん)は母音の種類の一つで、基本母音の第9番。狭前舌円唇母音(せま・まえじた・えんしんぼいん)ともいう。国際音声記号では 、中国語の拼音では ü と書く。 対応する非円唇母音である非円唇前舌狭母音 の舌の形で、唇を丸めて出す音。 日本人や英語圏出身者は と混同しやすいが、「子音+母音」ではなく、あくまでも単独の母音である。.

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円唇母音

円唇母音(えんしんぼいん、まるくちぼいん)とは、唇の丸みを伴った母音のことをいう。母音を調音する際の唇の形にはさまざまなものがあるが調音音声学では丸みを帯びるか帯びないかで二分割し、丸みを帯びないものは非円唇母音という。 国際音声字母 (IPA) ではこの円唇か非円唇かとともに、舌の最頂部の前後・高低の位置で基本母音の字母が定められている。なお円唇母音といっても言語によってはより丸みの強い形で実現されるものや、逆に丸みが少なく現れるものがある。そこで IPA では丸みの強いものに の記号、丸みの弱いものには の記号を付けて表記できる。 例えば日本語の場合、共通語を含む東日本方言のウは円唇母音の よりは丸みが少なく、非円唇母音の ほど平らではないので と表記される一方で、西日本方言のウは円唇母音で発音されるので と表記される。唇音の前後や長音の「う」。また、西日本方言でなくとも、唇音の前後や長音の「う」はというよりもに近い音で発音される。.

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共鳴音

共鳴音(きょうめいおん、英語:sonorant あるいは resonant)とは言語音の分類の一つ。響き音(ひびきおん)ともいう。 これは声帯が振動する音を声道内で共鳴させることによって作られる音を総称する。 まず母音が共鳴音であり、子音では鼻音・接近音・はじき音・ふるえ音がこれに含まれる。これらの音はすべて聞こえ(Sonority)の度合いが有声摩擦音よりも高く現れている。 IPAの用語ではないが、調音方法の性格が同様のものをまとめて言及するのによく使われる。 これと対照される言葉は阻害音であり、阻害音は主として気流の妨害によって作られる音である。 Category:子音 Category:音響.

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前舌母音

前舌母音(まえじたぼいん、ぜんぜつぼいん)とは、舌の最も高く盛り上がった位置が最も前で調音される母音。あるいはその位置に近いものも含む。軟母音と呼ばれることもある。 国際音声字母では、舌の最高部が最も前で最も硬口蓋に近い母音を と定め、そこからそのままあごを開いていきもっとも開いた状態である に至るまでを聴覚印象によって3等分し、 という基本母音を定めている。その4つの母音を第1次基本母音といい、それに対する円唇母音の4つを第2次基本母音という。そのほか国際音声字母では と の中間にも という字母が設けられている。また全くの前舌ではないが前舌よりの広めの狭母音にも円唇と非円唇の2つの字母が設けられている。.

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現在

在(げんざい、まれに見在の表記も)は、過去や未来と対になる概念を言う。この用法で使うときには「今」という語に置き換えることができる場合も多い。 また、広義では近い過去(最近)や近未来も含んだ幅のある時間を指す。.

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破裂音

裂音(はれつおん、plosive)とは、鼻腔と口腔の双方の通気を同時に完全閉鎖するように、喉頭部または声門を閉鎖するか、あるいは口蓋帆を上げて鼻腔内を通る声道を閉鎖した上、口腔内の上下の調音器官を密着させて口腔内の声道も閉鎖することによって、閉鎖位置までの気圧を高め、その閉鎖を開放することによって発生する音(子音)を指す。.

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紀元前16世紀

アガメムノンのマスク。アテネ国立考古学博物館蔵。 ファイストスの円盤。クレタ島のイラクリオン考古学博物館蔵。 紀元前16世紀(きげんぜんじゅうろくせいき)は、西暦による紀元前1600年から紀元前1501年までの100年間を指す世紀。.

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紀元前20世紀

アメンエムハト1世。エジプト第11王朝に代わり第12王朝を建てた。画像は神々とアメンエムハト1世の姿が描かれたレリーフ(メトロポリタン美術館蔵)。 紀元前20世紀(きげんぜんにじゅうせいき)は、西暦による紀元前2000年から紀元前1901年までの100年間を指す世紀。.

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紀元前2千年紀

紀元前2千年紀(きげんぜんにせんねんき)は、西暦による紀元前2000年から紀元前1001年までを指す千年紀(ミレニアム)である。現在からおよそ3000年〜4000年前に当たる。.

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紀元前4世紀

National Archaeological Museum, Naples蔵)。 マケドニアの勃興。アレクサンドロス大王の父フィリッポス2世の時代からマケドニアは財力と軍事力によって周辺諸国を圧倒し始めた。画像はマケドニアの首都であったペラに残る「ディオニュソスの館」の遺跡。 プラトンのアカデメイア学園。アカデメイア学園は古典古代を通じて教育機関の模範と見なされ、後世「アカデミー」の語源ともなった。画像はローマ時代のポンペイのモザイク壁画(ナポリ国立考古学博物館蔵)。 アリストテレス。『形而上学』を初めとする諸学に通じ、「万学の祖」として後世の学問に多大な影響を与えるとともに、アレクサンドロス大王の家庭教師を務めたことでも知られる。画像はローマ国立博物館所蔵の胸像。 アスクレピオスの聖地でもあったエピダウロスの劇場はそれらの中でも最も保存状態が良く、この世紀に作られて以来、現在でも劇場として用いられている。 アッピア街道。「全ての道はローマに通ず」という言葉があるように、支配地域を拡大した都市国家ローマにとって軍事や運搬のための道路整備は不可欠だった。画像はクアルト・ミグリオ(Quarto Miglio)付近の街道の風景。 「エルチェの貴婦人」。フェニキア人の入植活動が盛んになる以前にイベリア半島にいた先住民イベリア人は独特な文化を発達させていた。イベリア人の文化を代表するこの貴婦人像はスペインのマドリッド国立考古学博物館に所蔵されている。 アケメネス朝の残照。大英博物館所蔵の「オクサスの遺宝」はマケドニアに滅ぼされたアケメネス朝の工芸の巧緻さを示すものとして名高い。画像はグリフォンをかたどった黄金の腕輪で紀元前5世紀から紀元前4世紀のもの。 チャンドラグプタがジャイナ教の師(スワミ)バドラバーフに帰依したことを記録した碑文で聖地シュラバナベラゴラに置かれているもの。 サクの王墓と大量の埋葬品が出土した。画像は出土した銀象嵌双翼神獣像。 紀元前4世紀(きげんぜんよんせいき)は、西暦による紀元前400年から紀元前301年までの100年間を指す世紀。.

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紀元前5世紀

パルテノン神殿。アテナイのアクロポリスに建つアテナ女神に捧げられた神殿で、ペルシア戦争に勝利した後に、将軍ペリクレスによって再建がなされ、今あるような姿となった。 デロス島。全盛期のアテナイはこのデロス島に金庫を置いてデロス同盟を支配した。画像は紀元前7世紀にナクソス人が奉納したと伝わるデロス島のライオンの回廊(レプリカ)。 「ダイバーの墓」。マグナ・グラエキア(イタリア南部)の都市パエストゥムの近郊で発見された墓で、この時代の風俗を描いた貴重なフレスコ画が残っている。 テルモピュライの悲劇。ペルシア戦争でスパルタ王レオニダス1世とその配下の兵士がペルシア軍100万人に対し300人で奮戦したが、刀折れ矢尽きて敢え無く玉砕した。画像はレオニダスの肖像彫刻として伝わる重装歩兵の大理石像 (スパルタ考古学博物館蔵)。 大菩提寺(マハーボーディー寺)には多くの信者が集まる。 儒家の孔子。政治的には不遇だったが『論語』にまとめられたその教えは後世に大きな影響を与えた。画像は唐の呉道玄によるもの。 曾侯乙墓。中国の湖北省随県で発見された戦国時代初期の墓で、青銅製の礼器の他に多くの副葬品が発掘された。画像は総重量2567kgで65個の鐘からなる編鐘で完全な形で残っており、現在は中国の一級文物となっている。 紀元前5世紀(きげんぜんごせいき)は、西暦による紀元前500年から紀元前401年までの100年間を指す世紀。.

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紀元前6世紀

アケメネス朝ペルシアの栄光。オリエントの再統一を果たすとともに多民族を緩やかに包含した安定した国家システムを構築した。画像はペルセポリスのアパダナ(謁見の間)の階段側面の浮き彫りに刻まれた朝貢使節団。 ゾロアスター教の総合。宗祖ゾロアスターの生没年は現在でも意見の一致を見ていないが、アケメネス朝では王朝成立の頃からこの宗教を国家の支柱としていた。画像はペルセポリスに残るゾロアスター教の象徴でもある聖霊フラワシ(プラヴァシ)の像。 新バビロニアの盛衰。画像はベルリンのペルガモン博物館で復元されたイシュタル門。 デルポイのアポロン神殿。紀元前548年に炎上した後、紀元前530年にアテナイの貴族クレイステネスにより新たに奉献された。巫女(ピュティア)による神託の場所としてギリシア人に重んじられた。 ギリシアの黒絵式陶器。アテナイのエクセキアスなど高度な技術を持つ絵付師が活躍した。画像は「アキレウスとアイアースのアンフォラ」(バチカン美術館蔵)。 楚の伸長。春秋五覇である荘王の時代には、楚は中原にも勢力を拡大し「鼎の軽重を問う」の故事にみられる権勢を誇るようになった。画像は楚の荘王の公子午(子庚)に捧げられた銅鼎(中国国家博物館蔵)。 紀元前6世紀(きげんぜんろくせいき)は、西暦による紀元前600年から紀元前501年までの100年間を指す世紀。.

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紀元前8世紀

ピトリヌスの雌狼」(カピトリーノ美術館蔵)。狼の乳を飲むロームルスとレムスの銅像。ロームルスは伝承上の都市国家ローマの建国者。 「ディピュロンのアンフォラ」。ギリシア陶器の幾何学様式後期を代表する名品で現在はアテネ国立考古学博物館が所蔵している。 Milwaukee Art Museum蔵)。 ウラルトゥ王国の繁栄と凋落。ウラルトゥの王サルドゥリ2世の時に勢力が最大となったが、隣国アッシリアに攻め込まれて衰退した。画像はウラルトゥの主神ハルディの像(アルメニア・エレバン・エレブニ要塞博物館蔵)。 ドゥル・シャルキン。アッシリア王サルゴン2世の時代に造営された都で10年余ほど用いられた後、ニネヴェに改めて遷都され放棄された。保存状態は悪くなく多くの浮彫で飾られた宮殿の城壁が発掘されている。画像はサルゴン2世と家臣の浮彫(ルーヴル美術館蔵)。 紀元前8世紀(きげんぜんはちせいき、きげんぜんはっせいき)は、西暦による紀元前800年から紀元前701年までの100年間を指す世紀。.

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線文字B

線文字B(せんもじB、Linear B)は、紀元前1550年から紀元前1200年頃まで、ギリシア本土およびクレタ島で使われていた文字である。古いギリシア語の方言を表記するのに用いられた。 主に粘土板の上に左から右に書かれ、音節文字と「表意文字」と呼ばれるが実際は文字ではない絵画的な記号、および数字と単位記号から構成される。 この文字によって表されるギリシア語をミケーネ・ギリシャ語と称する。.

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縦書きと横書き

日本語の雑誌広告(1938年(昭和13年))。広告本文は右縦書きと右横書きが用いられ、商品のラベルには英語に倣い左横書きが用いられている。 英語の新聞(1918年11月11日付)。左横書きされている。 北京の紫禁城、乾清宮の内部。玉座の上に、「正大光明」と1行1文字の右縦書きされている。 世界に存在する文書は、その言語および表記する文字体系の組合わせによって文字を書き進める方向(書字方向)が異なる。書字方向には、大きく分けて縦書き(たてがき、縦組み)と横書き(よこがき、横組み)がある。.

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無声声門摩擦音

無声声門摩擦音(むせい・せいもん・まさつおん)とは子音の類型の一つ。声門から出される無声の摩擦音。国際音声字母でと記述される。実際には摩擦音ではなく、後続する(音節末では先行する)音の無声化にあたる(摩擦音#声門摩擦音を参照)。.

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無声両唇破裂音

無声両唇破裂音(むせいりょうしんはれつおん)とは子音の類型の一つ。下唇と上唇で閉鎖を作り、一気に開放することによって起こる破裂の音。国際音声字母でと記述される。.

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無声軟口蓋破裂音

無声軟口蓋破裂音(むせい・なんこうがい・はれつおん)とは子音の類型の一つ。後舌面と軟口蓋で閉鎖を作って開放することによって起こる破裂音。国際音声字母でと記述される。.

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無声歯破裂音

無声歯破裂音(むせい・は・はれつおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯で閉鎖を作って開放することによって起こる破裂の音。国際音声記号ではと書く。.

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無声歯茎摩擦音

無声歯茎摩擦音(むせい・しけい・まさつおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯茎で隙間を作って起こる摩擦の音。国際音声記号では と書く。.

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畳語

畳語(じょうご)とは、単語またはその一部をなす形態素などの単位を反復して作られた単語をいい、合成語の一種である。畳語を形成することを重畳(ちょうじょう)または重複ともいう。 次のような俗語的表現として用いられる畳語は世界の言語で見られる。.

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牛耕式

古典ギリシャ語の牛耕式の例。矢印で示した向きに読んでいく。 牛耕式(ぎゅうこうしき)、またはブストロフェドン(βουστροφηδόν、“耕す牛のように引き返す”の意)とは、写本や銘文の書記に用いられた古代の筆記方式。現代英語のように左から右へ、またヘブライ語やアラビア語のように右から左へ文字が並ぶのとは異なり、一行ずつ交互に逆方向へ読み進める。「ブストロフェドン」の名はギリシャ語に由来する。この語源はβους(牛) + στρεφειν(引き返す)で、書き手の手が前後に行ったり来たりするのが、畑の上で鋤を引く牛が一列の終わりで引き返すのに似ていることから来ている。 Safaiticなど多くの古代の文書には、牛耕式が頻繁に使用されたか、あるいは常用された。しかしギリシャではアルカイック時代の古い銘文に見られるのがほとんどで、ヘレニズム時代には次第に使用されなくなっていった。 ラパ・ヌイの木版や他の陰刻の施された加工物にも、ロンゴロンゴと呼ばれる未解読の文字が牛耕式で書かれている。ロンゴロンゴでは、文章は一行ごとに180度回転させて書かれており、鏡文字にはなっていない。これは特にリバース・ブストロフェドン (reverse boustrophedon) と呼ばれる。.

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狭母音

狭母音(せまぼいん)とは子音の摩擦音が生じない境界において舌が上あごに最も近づいて調音される母音のことをいう。あるいはそれに近いものを含む。舌の位置から高母音(たかぼいん)、口の開きから閉母音(へいぼいん)とも呼ぶ。.

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直説法

説法(ちょくせつほう、indicative)は、インド・ヨーロッパ語族に属する言語で用いられる法のひとつで、話者が事実をそのまま語る場合に用いられる動詞の活用をいう。基本的に、条件法や接続法、仮定法や命令法以外の動詞の活用をいう。.

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相 (言語学)

(そう)あるいはアスペクト (aspect) は、言語学・文法学の用語で、述語が表す事象の完成度や時間軸における分布の様子などの差異化をもたらす文法形式である。語交替や語形変化を伴う。 「相」はもともとスラヴ語に見られる完了性と不完了性の対立を呼ぶ言葉であった。なおロシア語の場合、「相」ではなく「体」を用いて「完了体」「不完了体」とするのが慣例である。以前は古典語の文法解説において voice を「相」と訳しているものが多かったが、現代では aspect を「相」と呼んで voice は態と呼ぶようになっている。 事象について相が表現する内容として次のようなものがある:.

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非円唇前舌半広母音

非円唇前舌半広母音(ひえんしん・まえじた・はんひろぼいん)は母音の種類の一つで、基本母音の第3番。半開前舌非円唇母音(はんかい・まえじた・ひえんしんぼいん)ともいう。国際音声記号では と書く。 唇の丸みを伴わない非円唇母音。また舌の最も高い位置が最も前にある前舌母音であり、口の開き方の違いを聴覚印象で4等分した定めた音のうち2番目に広い半広母音である。.

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非円唇前舌半狭母音

非円唇前舌半狭母音(ひえんしん・まえじた・はんせまぼいん)は母音の種類の一つで、基本母音の第2番。半狭前舌非円唇母音(はんせま・まえじた・ひえんしんぼいん)ともいう。国際音声記号では と書く。 舌の最も高い位置が最も前にある前舌母音であり、口の開き方により聴覚印象で4等分された音のうち2番目に狭い半狭母音である。また唇の丸みを伴わない非円唇母音である。 日本語の「え」はこの音と半広母音 との中間音であるため、下寄り(広め)の補助記号 ˕ を付したe̞で表される。.

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非円唇前舌広母音

非円唇前舌広母音(ひえんしん・まえじた・ひろぼいん)は母音の種類の一つで、基本母音の第4番。開前舌非円唇母音(かい・まえじた・ひえんしんぼいん)ともいう。国際音声記号では と書く。 唇の丸みを伴わない非円唇母音。また舌の最も高い位置が最も前にある前舌母音であり、口の開き方の最も広い広母音である。 なお、非円唇中舌広母音もしばしば と書かれる。非円唇広母音の前舌母音と中舌母音を区別する言語は無いので、この用法は国際音声記号で認められているが、本来の と区別したいときは ä と書く。 ギネスブックでは「使われない言語はない、世界で最もありふれた音韻」として掲載されている。.

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非円唇前舌狭母音

非円唇前舌狭母音(ひえんしん・まえじた・せまぼいん)は母音の種類の一つで、基本母音の第1番。狭前舌非円唇母音(せま・まえじた・ひえんしんぼいん)ともいう。国際音声記号では と書く。有声硬口蓋摩擦音 にならない範囲において舌が最も前で最も硬口蓋に近づいて調音される母音である。 日本語の「い」はこれである。.

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非円唇母音

非円唇母音(ひえんしんぼいん)とは、唇の丸みを伴わない母音のことをいう。平唇母音(へいしんぼいん)ともいう。母音を調音する際の唇の形にはさまざまなものがあるが調音音声学では丸みを帯びるか帯びないかで二分割し、丸みを帯びたものは円唇母音という。 国際音声字母 (IPA) ではこの円唇か非円唇かとともに、舌の最頂部の前後・高低の位置で基本母音の字母が定められている。.

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西洋古典学

西洋古典学(せいようこてんがく、英語:classics、classical philology)とは、古典ギリシア語、ラテン語で書かれた西洋の古典とされる文献を扱う学問の総称。その性質上、哲学、文学、歴史学、新約聖書学などの一部を含む。 主に、「古典古代」と呼ばれる時代にギリシア・ローマ地域で書かれた文献を研究対象とするが、古代ギリシア語、ラテン語は影響範囲が広く、またラテン語は近代まで使用されたため、研究対象となる文献の作られた地域は、それにとどまらない。.

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軟口蓋音

軟口蓋音の発声 軟口蓋音(なんこうがいおん、velar)は、後舌面を軟口蓋に接触ないし接近させ、気流を妨げることによって調音される子音。 国際音声記号(IPA)では、軟口蓋音を以下の記号によって記述する。.

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軟口蓋鼻音

軟口蓋鼻音(なんこうがいびおん)とは子音の類型の一つ。後舌と軟口蓋で閉鎖を作り、口蓋帆を下げて呼気を鼻へも通すことによって生じる音。国際音声字母でと記述される。.

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鼻音

鼻音(びおん、nasal)とは子音の一種であって、口からの通気を完全に閉鎖し、鼻の通気だけを開放して出す音。ただし、口と鼻の両方の通気を同時に可能にする音(鼻音化した口(腔)音、母音も子音もある)は除く。鼻音は、口(腔)音と対立する調音である。.

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能動態

能動態(のうどうたい、active voice)とは、文の態のひとつ。 対応する受動態が存在する場合、能動と受動の対立のうちの無標の態を指す。初期変形文法の枠組みでは、核文に受動変換 (passivization) を適用したものが受動態の文であり、適用せずに表層形に写像したものが能動態の文となる。 日本語文の能動態文では、動詞の語幹に「られ」などが付かない。.

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接続法

接続法(せつぞくほう、coniunctivus、subjunctive、subjonctif、Konjunktiv、congiuntivo、subjuntivo)は、インド・ヨーロッパ語族に属する言語での法の1つ。勧告・命令・禁止・願望・後悔など、願われたことや考えられたことを述べる法 moodである。対語は直説法 Indicative Mood。 英語ではあまり意識されることはないが、フランス語やドイツ語など英語以外の言語では頻繁に使われる。なお、日本語では英語にあるsubjunctiveと呼ばれる同様の法に仮定法という訳語を当てているが、ここでまとめて取り扱う。 主な使い方としては、.

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東ローマ帝国

東ローマ帝国(ひがしローマていこく)またはビザンツ帝国、ビザンティン帝国は、東西に分割統治されて以降のローマ帝国の東側の領域、国家である。ローマ帝国の東西分割統治は4世紀以降断続的に存在したが、一般的には最終的な分割統治が始まった395年以降の東の皇帝の統治領域を指す。西ローマ帝国の滅亡後の一時期は旧西ローマ領を含む地中海の広範な地域を支配したものの、8世紀以降はバルカン半島、アナトリア半島を中心とした国家となった。首都はコンスタンティノポリス(現在のトルコ共和国の都市であるイスタンブール)であった。 西暦476年に西ローマ帝国がゲルマン人の傭兵隊長オドアケルによって滅ぼされた際、形式上は最後の西ローマ皇帝ロムルス・アウグストゥスが当時の東ローマ皇帝ゼノンに帝位を返上して東西の帝国が「再統一」された(オドアケルは帝国の西半分の統治権を代理するという体裁をとった)ため、当時の国民は自らを古代のローマ帝国と一体のものと考えていた。また、ある程度の時代が下ると民族的・文化的にはギリシャ化が進んでいったことから、同時代の西欧からは「ギリシア帝国」とも呼ばれた。.

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格(かく、case)とは、典型的には、名詞に付与されて、その名詞を含む句が持つ意味的・統語的な関係を示す標識の体系で、名詞の語形を決める文法範疇・素性の一つである。 換言すると、典型的な格とは、名詞の形を変えることによって、主語・目的語といった統語的関係や、行為の行なわれる場所・物体の所有者といった意味的関係をその名詞を含む句が持っていることを表すマークである。.

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歯音

歯音の発声 歯音(しおん、dental)は、上前歯の裏又は先と、舌尖又は舌端とで調音される子音。.

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歯茎側面接近音

歯茎側面接近音(しけい・そくめん・せっきんおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯茎で舌の中央に閉鎖を作り、舌の両脇から空気を通すことによって生じる音。国際音声字母では と書く。.

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歯茎ふるえ音

歯茎ふるえ音(しけい・ふるえおん)とは子音の種類の一つ。舌端を歯茎付近で振るわせた音。国際音声記号ではと記述される。 いわゆる巻き舌の音。日本語ではまれに「ら行」の音で用いられる。江戸っ子口調や浜言葉、喧嘩口調などで使われてきたため、聞き手によっては下品で汚い言葉遣いと受け止められる場合がある。 巻き舌自体は発音方法の一つとして世界の各言語で用いられており、スペイン語やイタリア語などでは巻き舌の有無で綴りや意味が変わる言葉もある。 また、管楽器を吹きながら発音すると、フラッターツンゲとよばれる奏法ができる。.

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歯茎音

歯茎音(はぐきおん、しけいおん、alveolar consonant)は、上の歯茎に舌端を接触または接近させて調音する子音。.

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歯茎鼻音

歯茎鼻音(しけい・びおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯茎で閉鎖を作り、口蓋帆を下げて呼気を鼻へも通すことによって生じる音。国際音声記号では と書く。.

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歴史言語学

歴史言語学(れきしげんごがく、英語:historical linguistics)とは、言語の歴史的変化の様子とその要因を研究の対象とする、言語学の一分野である。 現在(または過去のある時点で)用いられる言語を対象とする共時言語学に対して、通時言語学(つうじげんごがく)ともいう。.

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気息記号

気息記号(きそくきごう、πνεῦμα、spiritus)とは、古代ギリシア語の表記に用いられるダイアクリティカルマーク。母音、およびρの上に置かれて、その前に音が存在するかどうかを示すのに用いられる。主に語頭の母音に加えられる。気息記号には以下の2つがある。.

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法 (文法)

法(ほう)、またはムード()とは言語学で使われる用語で、文法カテゴリーの一つである。文が表す出来事の現実との関係(事実的 か反事実的か)や意図、聞き手に対する態度などを表す。特に動詞の形態に反映された場合のことを言うが、モダリティ(法性)と同義で語られることもある。断定、疑義、命令、可能・必然 、許可・義務、願望・要求 などにかかわる。 印欧語の「直説法」、「命令法」、「接続法」(仮定法)、「希求法」、「条件法」、「禁止法」などがこれにあたる。 文法用語としての英語(述べ方)は、フランス語の(方式)の訛形であるが、ゲルマン語に起源を持つもう一つのmood(気分)からも意味的な影響を受けている。.

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未来

未来(みらい、futur、Zukunft、future)とは、.

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有声両唇破裂音

有声両唇破裂音(ゆうせいりょうしんはれつおん)とは子音の類型の一つ。下唇と上唇で閉鎖を作り、一気に開放することによって起こる破裂の音。国際音声字母でと記述される。.

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有声軟口蓋破裂音

有声軟口蓋破裂音(ゆうせい・なんこうがい・はれつおん)とは子音の類型の一つ。後舌面と軟口蓋で閉鎖を作って開放することによって起こる破裂音。声帯振動を伴う。国際音声字母でと表記される。.

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有声歯破裂音

有声歯破裂音(ゆうせい・は・はれつおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯で閉鎖を作って開放することによって起こる破裂の音。国際音声記号ではと書く。.

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有声歯茎摩擦音

有声歯茎摩擦音(ゆうせい・しけい・まさつおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯茎で隙間を作って起こる摩擦の音。国際音声記号では と書く。.

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有気音

有気音(ゆうきおん)または帯気音(たいきおん)は、破裂音、摩擦音および破擦音において、調音器官の開放より少し遅れて母音の声帯振動が始まる子音。閉鎖の開放後に息の流れる音(破擦音の場合は摩擦音)が聞こえる。対義語は無気音。.

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新約聖書

『新約聖書』(しんやくせいしょ、ギリシア語: Καινή Διαθήκη, ラテン語: Novum Testamentum)は、紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の正典。また、イスラム教でもイエス(イーサー)を預言者の一人として認めることから、その一部(福音書)が啓典とされている。『新約聖書』には27の書が含まれるが、それらはイエス・キリストの生涯と言葉(福音と呼ばれる)、初代教会の歴史(『使徒言行録』)、初代教会の指導者たちによって書かれた書簡からなっており『ヨハネの黙示録』が最後におかれている。現代で言うところのアンソロジーにあたる。「旧約聖書」「新約聖書」は、新旧の別による「旧いから無視してよい・誤っている、新しいから正しい」といった錯誤を避けるため、旧約聖書を『ヘブライ語聖書』、新約聖書を『ギリシア語聖書』と呼ぶこともある。内容的にはキリストが生まれる前までを旧約聖書、キリスト生誕後を新約聖書がまとめている。.

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方言

方言(ほうげん)は、ある言語が地域によって別々な発達をし、音韻・文法・語彙(ごい)などの上で相違のあるいくつかの言語圏に分かれた、と見なされたときの、それぞれの地域の言語体系のこと。ある地域での(他の地域とは異なった面をもつ)言語体系のこと。地域方言とも言い、普通、「方言」と言うと地域方言を指す。一方、同一地域内にあっても、社会階層や民族の違いなどによって言語体系が違う場合は社会方言と言う。.

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摩擦音

摩擦音(まさつおん、fricative)とは、調音方法による子音の分類の一種。調音する際、声道内に狭い隙間をつくり、空気がその狭めを通るときに噪音を発する。調音点の隙間がこれよりも狭いと破裂音になり、これよりも広いと接近音になる。 摩擦音は破裂音と異なり、それだけを持続して発することができる。.

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数 (文法)

言語学における数(すう)とは、語を語形変化させる文法カテゴリーの一つ。多くの言語では単数と複数に分類され、さらにそれ以上に分類する言語もある。指示対象の数量が1であるものを単数、それ以上であるものを複数と呼ぶ。また言語によっては、単数・複数以外に、2をあらわすのに特別な形式をもつものがあり、双数(あるいは両数)と呼ばれる。双数は主に、目・耳・腕・足など、1対になっているものや代名詞に用いる。双数を有する言語の例として、アラビア語、スロベニア語、ソルブ語、ハワイ語などが挙げられる。 0 については、英語やスペイン語などでは複数形を用い、それぞれ 0 hours, 0 horas(0時間)のように言う。また、アイスランド語やリトアニア語などのように20以降では1の位を数の目安とするため、21、31などの場合は意味に関わらず名詞は単数形で用いる言語も存在する(アイスランド語:1/21 maður(1人/21人の男)、2/22 menn(2人/22人の男)など)。.

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態(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである。ラテン語の能動態と受動態が典型的な例である。 言語学においてどのような現象を態と見なすかについては、一致した見解が無いShibatani 2006.

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性 (文法)

文法における性(せい)つまり文法的性(ぶんぽうてきせい)、文法性とは、関連する語のふるまいに文法的に反映する名詞の分類体系のことCorbett 1991: 1で、名詞の文法範疇の一つである。バントゥー語群やコーカサス諸語の記述では名詞類または名詞クラスとも呼ばれるが、実質的な差はほとんどない。この名詞の分類が実際の性と一致する場合もあるが、そうでないことも多い。類別詞とは区別すべきとされる。 名詞の性によって、その名詞と文法的に関連する語のかたちが変わる現象を「性の一致」という。例えばロシア語では主語の名詞の種類によって、動詞の過去形が男性・女性・中性の3通りにかたちを変える。これは、動詞の過去形が主語の名詞と性の一致をしているのである。 動詞のほかに、形容詞、限定詞、数詞、焦点標識などが性の一致をする言語がある。.

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時制

時制(じせい)、時称(じしょう)、あるいはテンス(tense)とは、発話の中で規定される言語学的な時間を示す文法範疇である。一般に動詞の標識として現れるが、名詞に時制が現れる言語もある。日本語では、非過去の「ル(厳密には母音の「ウ」)」と過去の「タ」で表される。.

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20世紀

摩天楼群) 20世紀(にじっせいき、にじゅっせいき)とは、西暦1901年から西暦2000年までの100年間を指す世紀。2千年紀における最後の世紀である。漢字で二十世紀の他に、廿世紀と表記される場合もある。.

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6世紀

地中海の再統一。画像はラヴェンナのサン・ヴィターレ聖堂の東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世と随臣のモザイク。 Cabinet des Médailles所蔵のもの。 無明時代のアラビア語詩人たち。イスラム教勃興直前のこの時代にアラビアでは優れた詩人たちが活躍した。画像はその代表的な詩人アンタラ・イブン・シャッダードの細密画で、勇猛な戦士の姿で描いている。 前期チャールキヤ朝。デカン地方から南インドに展開した王朝で都はバーダーミにあった。画像はキールティヴァルマン1世の弟マンガレーシャにより建立されたバーダーミのヒンドゥー教石窟寺院第3窟でヴィシュヌ神の像が安置されている。 禅宗の祖師達磨。仏教の保護者として有名な梁の武帝との問答でも知られるが、経歴に不明な点も多い。画像は雪舟等楊の「慧可断臂図」(愛知県常滑市斉年寺蔵)。 建康。現在の南京であるこの地は中国南朝の歴代の都となり、貴族による文化が花開いた。画像は南京にある梁の武帝の異母弟蕭恢の墓を守る辟邪の石刻。 文帝。南北朝時代を終わらせて300余年ぶりに中国を統一し、「開皇の治」と呼ばれる安定期をもたらした。 関東の人物埴輪。6世紀に畿内での埴輪作成は減少するが、関東では最盛期を迎える。画像は「国宝武装男子立像(群馬県太田市出土)」で東京国立博物館蔵となっている。 東ゴート王国の盛衰。オドアケルを倒した東ゴート王テオドリックのもとイタリアはつかの間の平和を享受した。やがてこの国は6世紀半ばには東ローマ帝国の膝下に屈服することになる。画像はラヴェンナにあるテオドリック廟。 『ロッサーノの福音書』。古代末期の混乱で散逸した写本は数知れないが、この福音書は『ウィーン創世記』や『シノペの福音書』と並び現存するこの世紀に造られた数少ない写本で、「コデックス・プルプレウス」という紫染めの羊皮紙を用いた豪華なものである。 コプト織でエジプトで熱心に崇敬された「神の母(テオトコス)」がデザインされている。 6世紀(ろくせいき)とは、西暦501年から西暦600年までの100年間を指す世紀。.

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