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反応断面積

索引 反応断面積

原子核物理学における反応断面積(はんのうだんめんせき、reaction cross-section)または単に断面積とは、核反応を起こす割合を表す尺度を言う。 吸収に対する吸収断面積、散乱に対する散乱断面積とそれぞれの核反応に対してその断面積が定義される。.

8 関係: 原子核原子核反応原子核物理学中性子線バーン (単位)核データ断面散乱断面積

原子核

原子核(げんしかく、atomic nucleus)は、単に核(かく、nucleus)ともいい、電子と共に原子を構成している。原子の中心に位置する核子の塊であり、正の電荷を帯びている。核子は、基本的には陽子と中性子から成っているが、通常の水素原子(軽水素)のみ、陽子1個だけである。陽子と中性子の個数、すなわち質量数によって原子核の種類(核種)が決まる。 原子核の質量を半経験的に説明する、ヴァイツゼッカー=ベーテの質量公式(原子核質量公式、他により改良された公式が存在する)がある。.

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原子核反応

原子核物理学における原子核反応(げんしかくはんのう、nuclear reaction)または核反応とは、入射粒子が標的核(原子核)と衝突して生じる現象の総称を言う。大別して、吸収、核分裂、散乱の三つがあるが、その反応過程は多彩で統一的に記述する理論はまだない。 核反応においては、電荷、質量数、全エネルギー、全運動量が保存される。.

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原子核物理学

原子核物理学(げんしかくぶつりがく、英語:nuclear physics、単に核物理とも言う):強い相互作用に従う粒子の多体問題を研究する学問領域。主に原子核の核構造、核反応(核分裂反応、核融合反応)などを扱う分野のこと。また、核物質・ハドロン物質の性質を調べるハドロン物理学も、この分野の一部である。 構成要素が2種類(注・ハイパー核はさらに数種類の構成要素が加わる)であるにもかかわらず、陽子・中性子それぞれの数や励起のさせ方により、様々な構造を取るのが特徴である。核子の主要な相互作用である「強い相互作用」が未だ完全に解明されていないこと、物性理論のように構成粒子が無限であるという近似が許されないこと、表面の効果が重要であること等により、発見から1世紀近く経つにもかかわらず、未知の部分が残されており、理論実験ともに盛んに研究が行われている。.

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中性子線

原子核物理学における中性子線(ちゅうせいしせん、neutron beam)とは中性子の粒子線を言う。.

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バーン (単位)

原子核物理学におけるバーン(barn、記号:b)は、核反応の反応断面積の単位である。 1 b.

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核データ

核データ(かくデータ)とは原子核に関するさまざまな計測もしくは評価された物理的反応確率のことを示す。これは多くのモデルやシミュレーションの基本的な入力として使うことにより、相互作用の性質を理解するのに使われる。その例としては核融合炉や核分裂炉の理論計算、遮蔽や放射線防護計算、臨界安全、核兵器、原子核物理学研究、放射線療法、放射線診断学、RI内用療法、粒子加速器設計および運用、地質学や環境学、放射性廃棄物廃棄の計算、宇宙旅行で受ける線量の計算などが挙げられる。 原子核物理や、原子核利用にかかわるすべての実験データを集めたものである。それには大量の散乱断面積や反応断面積、核構造、放射性崩壊のパラメータなどの物理量が含まれる。中性子や、陽子、重陽子、アルファ粒子、そして研究室で取り扱える限りの核種のものが含まれる。 高品質の核データが求められる大きな理由は二つある。原子核物理学の理論モデルの開発および、放射線および原子力の利用である。この二つは多くの場合相互にかかわりを持つ。原子力の利用は理論分野の研究の動機となるし、理論は、現象や数量の予測を可能にし、新たにもしくは洗練された技術的概念を導き出すからである。.

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断面

色い線が断面を表している 断面(だんめん、cross-section)は、ある3次元の物体を切断したときに現れる2次元の面のことである。 横断方向に切断したものは横断面(おうだんめん)とも言う。 数学では、立体と平面が交わってできる面と定義される。断面の面積を断面積(だんめんせき)とよぶ。 物体の断面を表した図を断面図(だんめんず)と呼び、横断面を表したものを横断図または横断面図、縦断方向の断面を表した図を縦断図または縦断面図と呼ぶ。 断面図は、物体の内部を表現するのによく用いられる手法である。製図では、伝統的に断面の部分には斜線(クロスハッチ)が描かれる。.

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散乱断面積

散乱断面積とは、量子的には、散乱が起きる確率を表す量である。 古典的な散乱では、入射粒子を点と見なしたときの、散乱体の断面積に相当する。.

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吸収断面積微分断面積核分裂断面積衝突断面積

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