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南磁極

索引 南磁極

南磁極(なんじきょく、英: South Magnetic Pole)とは、天体の南半球の地表面で、磁力線の方向が鉛直になっている地点である。磁南極(じなんきょく)ともいう。以下、特に断らない限り、地球の南磁極について述べる。.

13 関係: 南極大陸南極点地磁気北磁極ダグラス・モーソン到達不能極アーネスト・シャクルトンインド洋ウィルクスランド磁力鉛直英語2005年

南極大陸

南極大陸(なんきょくたいりく、、(または) 、、、、)は、地球の最も南にあり、南極点を含む大陸。南半球の南極地方にあり、南氷洋に囲まれた南極圏に位置する。5番目に大きな大陸であり約1400万km2の面積は、オーストラリア大陸のほぼ2倍に相当する。約98%は氷で覆われ、その厚さは平均2.00325kmに及ぶ。 南極大陸は、平均気温が最も低く、乾燥し、強風に晒され、また平均海抜も最も高い大陸である。年間降水量が海岸部分で200mm、内陸ではさらに少ない砂漠と考えられる。 南極大陸で観測された最低気温は、2010年8月10日に記録した-93.2である。この気温では人間が定住することは難しいが、約1000-5000人が大陸中に点在する研究所に年間を通して滞在している。自然状態では、寒冷な環境に適応可能な生物のみが生存し、多くの藻類、ダニ・線虫やペンギン・鰭脚類・節足動物などの動物類、バクテリア、菌類、植物および原生生物が繁殖している。植生はツンドラである。 かつて、「南の地」を意味するメガラニカ (Terra Australis) という大陸が空想されていた南極域に、公式に大陸が存在する事が確認されたのは1820年にロシアの探検家ファビアン・ゴットリープ・フォン・ベリングスハウゼンとがボストーク号(en)とミールヌイ号(en)で行った遠征に端を発する。しかし、厳しい自然環境や、当時は資源が見つからなかった事、そして孤立的な地理条件から、19世紀中はほとんど歯牙にかけられなかった。 1959年、12ヶ国の批准で始まった南極条約は、その後加盟国が49にまで増えた。条約は、軍事的活動や鉱物採掘、核爆発や核廃棄物の発生、各国家による領域主権の主張を禁止し、科学的研究の支援と生物地理区としての保護を定めた。多くの国から派遣された科学者たちが、研究や実験を行っている。.

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南極点

南極点(なんきょくてん、South Pole)とは、自転する天体の最南端に当たる南緯90度地点のことである。ほとんどの場合、地理学上の南極点は自転軸と天体表面が交差する点の内、南側にある1点が南極点である。もうひとつは北極点のことである。 以下本項では特に断らないかぎり、地球の南極点について述べる。.

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地磁気

地磁気(ちじき、、)は、地球が持つ磁性(磁気)である。及び、地磁気は、地球により生じる磁場(磁界)である。 磁場は、空間の各点で向きと大きさを持つ物理量(ベクトル場)である。地磁気の大きさの単位は、SI単位系の磁束密度の単位であるテスラ(T)である。通常、地球の磁場はとても弱いので、「nT(ナノテスラ)」が用いられる。地球物理学で地磁気の磁束密度を表すのに使用されたガンマ (γ) は、10テスラ.

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北磁極

北磁極(ほくじきょく、英: North Magnetic Pole)とは、天体の北半球の地表面で、磁力線の方向が鉛直になっている地点である。磁北極(じほっきょく)ともいう。以下、特に断らない限り、地球の北磁極について述べる。.

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ダグラス・モーソン

ダグラス・モーソン(、1882年5月5日 - 1958年10月14日)は、オーストラリアの南極探検家、地質学者である。ロアール・アムンセン、ロバート・スコット、アーネスト・シャクルトンらが活躍した、南極探検の「英雄時代」の探検家の1人である。.

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到達不能極

到達不能極(とうたつふのうきょく、Pole of inaccessibility, PIA)とは、陸上で最も海から遠い点、または海上で最も陸から遠い点である。「不能」とあるが、あくまで地理的に定められた点であり、物理的には「到達できる」(到達例がある)ため、日本では到達困難極(とうたつこんなんきょく)または到達至難極(とうたつしなんきょく)と呼ぶべきだという意見もある。到達不能点、到達困難点、到達至難点ともいわれる。.

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アーネスト・シャクルトン

若い頃のシャクルトン サー・アーネスト・ヘンリー・シャクルトン (Sir Ernest Henry Shackleton 、1874年2月15日 - 1922年1月5日)は、三度、イギリスの南極探検隊を率いた極地探検家で、南極探検の英雄時代の主役の一人である。アイルランドのキルデア州で生まれ、10歳のときの家族とともにサウス・ロンドンの郊外であるへ移り住んだ。彼の最初の極地体験は、1901-04年のロバート・スコット率いるディスカバリー遠征への3等航海士としての参加であり、彼とスコット、が南緯82度の最南端到達新記録を樹立した後、健康上の理由で早期帰国した。 1907-09年のニムロド遠征では、彼と3人の隊員は探検史上最も極点へ接近し、最南端到達の新記録である南緯88度、南極点までわずか97(112法定マイル、180km)の地点に到達。また、他の隊員が南極で最も活発な火山であるエレバス山への登山を行った。これらの功績により、帰国後、エドワード7世からナイトに叙せられた。 1911年12月、ロアール・アムンセンの成功により南極点へのレースが終了すると、シャクルトンは南極点経由の南極大陸横断に関心を向けた。この準備を進め、1914-17年の帝国南極横断探検隊として実現する。この遠征は、が流氷に閉じ込められ、隊が上陸する前に船が破壊されるという災難に襲われた。隊員は海氷上にキャンプを張り、そして救命ボートでエレファント島へたどり着き、最後はシャクルトンの最も有名な偉業である、サウスジョージア島までの嵐の海720海里の航海を行い脱出を果たした。1921年にはシャクルトン=ローウェット遠征を率いてまた南極へ向かうが、サウスジョージア島に寄港中、心臓発作で死去。遺体は彼の妻の希望により同島に埋葬された。 探検以外でのシャクルトンの人生は概して落ち着きがなく、かつ満たされないものであった。一攫千金を追い求めて投機的な事業を立ち上げては失敗し、多額の負債を抱えて死んだ。死んだときにはマスコミに大きく称賛されたが、その後ライバルのスコットが何十年も名声を保ったのに対し、シャクルトンは世間から忘れ去られた。20世紀後半にシャクルトンは「再発見」され、たちまち、文化史家のステファニー・バルチュースキー(Stephanie Barczewski)が「信じられない(incredible)」と表現したサバイバルストーリーを題材に、極限状態の中でチームを維持するリーダーのロールモデルとなった。.

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インド洋

インド洋(印度洋、インドよう、英:Indian Ocean、羅:Oceanus Indicus オーケアヌス・インディクス)は、太平洋、大西洋と並ぶ三大洋の一つである。三大洋中最も小さい。面積は約7355万平方kmである。地球表面の水の約20パーセントが含まれる。インド洋の推定水量は292131000km³である。「インド洋」の名はインドに由来する。.

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ウィルクスランド

ウィルクスランド(Wilkes Land)は、南極にある地域の名称。南極大陸東部(東南極)、インド洋の方向にあたる東経100度31分から東経142度02分にかけての地域である。 名称は、1840年にこの地域の海岸を発見したアメリカの軍人・探検家チャールズ・ウィルクスの名にちなむ。.

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磁力

磁力(じりょく)とは、磁石や電流が発生させる磁場により、磁石や電流が流れている導体どうし、あるいはそれらと強磁性体の間に発生する力である。同種の磁極の間には退け合う力が、異種の磁極では引き合う力が働く。この力のことを磁力、または磁気力(じきりょく)という。.

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鉛直

鉛直(えんちょく、英語:vertical)とは、重り(錘)を糸で吊り下げたときの糸が示す方向、すなわち、重力の方向。水平面に対して垂直の方向。 鉛直線(えんちょくせん、vertical line、plumb line)とはその方向の直線のこと。 鉛直線は、重力の等ポテンシャル面(ジオイド)の法線となる。 鉛直線は、水準器を使って水平面を得ることにより、間接的に求めることもできる。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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2005年

この項目では、国際的な視点に基づいた2005年について記載する。.

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