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千手観音

索引 千手観音

千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)、सहस्रभुज、、サハスラブジャ)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。 「サハスラブジャ」とは「千の手」あるいは「千の手を持つもの」の意味である。この名はヒンドゥー教のヴィシュヌ神やシヴァ神、女神ドゥルガーといった神々の異名でもあり、インドでヒンドゥー教の影響を受けて成立した観音菩薩の変化身(へんげしん)と考えられている。六観音の一尊でもある。 三昧耶形は開蓮華(満開のハスの花。聖観音の初割蓮華と対をなす)、蓮華上宝珠。種字はキリーク(ह्रीः hrīḥ)。 眷属として二十八部衆を従える。.

63 関係: 大足石刻大悲心陀羅尼天台宗太江寺如意宝珠密教峰定寺中国障害者芸術団世界遺産三十三間堂三界三昧耶形九州西国三十三箇所二十八部衆広隆寺仁比山地蔵院仏像仏典仏教地獄ハスヴィシュヌヒンドゥー教ドゥルガーインドシヴァ唐招提寺六道国宝神埼市秘仏種子 (密教)空海粉河寺糸島市聖観音道成寺菩薩餓鬼観音菩薩龍門洞窟錫杖興福寺葛井寺重要文化財金剛杵恵隆寺...東大寺東寺水瓶法華経法輪法性寺清水寺湛慶有頂天施福寺文化財保護法数珠8世紀 インデックスを展開 (13 もっと) »

大足石刻

大足石刻(だいそくせっこく)は、中国、重慶市大足区にある仏教石窟。1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。.

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大悲心陀羅尼

大悲心陀羅尼(だいひしんだらに)とは、正式には『千手千眼観自在菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼』といい、「なむからたんのー、とらやーやー」という出だしで知られる、日本では禅宗で広く読誦される基本的な経典である。 なお、陀羅尼を自家薬籠中の物とする真言宗に於いて重用する三陀羅尼は、現在『佛頂尊勝陀羅尼』、『宝篋印陀羅尼』、『阿弥陀如来根本陀羅尼』が挙げられているが、1908年(明治41年)刊行の廣安恭壽 著『三陀羅尼経和解』によれば、その時代には『阿弥陀如来根本陀羅尼』ではなく『大悲心陀羅尼』が数え上げられ、因みにとして『阿弥陀―』も示されていた。従ってこの陀羅尼が禅宗のみのものとは言えないが、なぜこのように変わったのかは不明で宗門内の事情と思われる。 禅宗依用のものは最初の漢訳とされる伽梵達摩開元釈教録 卷第八(730年成立、大正蔵 T2154_.55.0552c06) 千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼經一卷 右一部一卷其本見在 沙門伽梵達摩。唐云尊法。西印度人也。譯千手千眼大悲心經一卷。然經題云西天竺伽梵達摩譯不標年代。推其本末似是皇朝新譯。但以傳法之士隨縁利見。出經流布更適餘方。既不記年號故莫知近遠。昇親問梵僧云有梵本。既非謬妄故載斯録。准千臂經序亦云智通共出(大正蔵 T2154_.55.0562b24 - c04) 宋高僧傳 卷第二 唐尊法傳(982 - 988年、大正新脩大蔵経 T2061_.50.0718b08) 釋尊法。西印度人也。梵云伽梵達磨。華云尊法。遠踰沙磧來抵中華。有傳譯之心。堅化導之願。天皇永徽之歳翻出千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼經一卷。經題但云西天竺伽梵達磨譯。不標年代。推其本末疑是永徽顯慶中也。又準千臂經序云。智通同此三藏譯也。法後不知其終(大正蔵 T2061_.50.0718b08 - b16)訳『千手千眼観自在菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼經』(以後この記事では『千手千眼観音経』と略す)の陀羅尼の部分(当然のことながら梵語の音写)を取り出したものとされる。『宋高僧伝』では訳出を唐高宗の永徽年間(650-655)~顕慶年間(661-656)と推測している。またサンスクリット本はなく偽経ともいわれる。 この陀羅尼を略して大悲心陀羅尼、大悲円満無礙神咒、大悲呪という。曹洞宗においては通常の呼び名は『大悲心陀羅尼』で、朝課仏殿諷経、朝課開山歴住諷経、略朝課万霊諷経、竈公諷経、晩課諷経、鎮守諷経で読誦する。臨済宗では略称『大悲呪』、正式呼称『大悲円満無礙神咒』である。.

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天台宗

天台宗(てんだいしゅう)は大乗仏教の宗派のひとつである。諸経の王とされる妙法蓮華経(法華経)を根本経典とするため、天台法華宗(てんだいほっけしゅう)とも呼ばれる - コトバンク/世界大百科事典。天台教学は中国に発祥し、入唐した最澄(伝教大師)によって平安時代初期(9世紀)に日本に伝えられ、多くの日本仏教の宗旨がここから展開した。.

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太江寺

太江寺(たいこうじ)は、三重県伊勢市にある真言宗醍醐派の寺院である。山号は潮音山(ちょうおんざん)、大江寺の表記もある。天平年間(729年 - 749年)に行基が開創したとも伝わる古刹で、伊勢神宮や二見興玉神社との関わりが深い。本尊の千手観世音菩薩は鎌倉時代作、重要文化財に指定されている。現在は境内にペット供養の愛受院、ユースホステル太江寺も開設しており、藤やあじさいの名所としても知られる。.

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如意宝珠

左手に如意宝珠をもつ吉祥天立像( 浄瑠璃寺) 如意宝珠(にょいほうじゅ、चिन्तामणि(チンターマニ)、 Cintāmaṇi)とは、仏教において霊験を表すとされる宝の珠のこと。サンスクリット語でチンターとは「思考」、マニは「珠」を指す言葉で、「意のままに願いをかなえる宝」と解釈できる。如意宝、如意珠、または宝珠(ほうじゅ、ほうしゅ)と呼ばれる。 チンターマニの形状は、日本では一般的に下部が球形、上部が山なりに湾曲して尖ってい る。一方、チベット仏教の宗教画、建造物では下部が円柱として伸びており、上部が山なりに湾曲して尖っている。一つの種類として、3つのチンターマニが積み重なり(一般的には下に2個横に並び、その上に1個乗った形)一つの火炎に包まれたものがあり、これは三弁宝珠と呼ばれる。 チンターマニは仏や仏の教えの象徴と考えられる。地蔵菩薩、虚空蔵菩薩、如意輪観音などの持物、三昧耶形とされる。チンターマニは無限の価値を持つものと伝えられており、祈りの対象となる。 チンターマニは通常、仏塔の相輪の最上部に取り付けられる。そのほかには仏堂の頂上に置かれることがある。擬宝珠(橋の欄干など寺院以外の建造物の装飾)は、チンターマニを模したものとする説がある。.

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宋.

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密教

密教(みっきょう)とは、秘密の教えを意味し、一般的には、大乗仏教の中の秘密教を指し、秘密仏教の略称とも言われる。金剛乗、あるいは金剛一乗教、金剛乗教ともいう。中国語圏では一般に密宗(ミイゾン)という。.

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峰定寺

峰定寺(ぶじょうじ)は、京都市左京区花背原地町にある本山修験宗の寺院。山号は大悲山。本尊は千手観音。開基は観空西念である。12世紀に開創された修験道系の山岳寺院で、創建時にさかのぼる仏像など、多くの文化財を伝える。.

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中国障害者芸術団

中国障害者芸術団(ちゅうごくしょうがいしゃげいじゅつだん、中国残疾人艺术团、China Disabled People's Performing Art Troupe)は、中国の芸術団体。 1987年に設立された。団長および団員104名(2013年現在)とスタッフの全員が、体に何らかの障害を持つという - 中国障害者芸術団 日本公式サイト。 世界各国で公演を行っており、2007年には「ユネスコ平和芸術家」に指定された。.

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世界遺産

世界遺産(せかいいさん、World Heritage Site)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。なお、慣例的な用法として、その中の文化遺産を世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。 なお、世界遺産の制度では正式な文書は英語とフランス語で示され、日本語文献では英語が併記されることがしばしばある一方、フランス語が併記されることは普通ないため、以下では参照しやすさを考慮して、などに依拠して、主たる用語には英語を併記しておく。.

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三十三間堂

---- 三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)は京都府京都市東山区三十三間堂廻町にある寺院の仏堂。建物の正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)。同じ京都市東山区にある天台宗妙法院の境外仏堂であり同院が所有・管理している。元は後白河上皇が自身の離宮内に創建した仏堂。本尊は千手観音で蓮華王院は千手観音の別称蓮華王に由来する。.

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三界

三界(さんがい、tri-dhātu)とは、仏教における欲界・色界・無色界の三つの世界のことであり、衆生が生死を繰り返しながら輪廻する世界をその三つに分けたもの。三有(さんう)ともいう。仏陀はこの三界での輪廻から解脱している。.

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三昧耶形

三昧耶形(さんまやぎょう/さまやぎょう)とは、密教に於いて、仏を表す象徴物の事。三形(さんぎょう)とも略称する。 ちなみに三昧耶とはサンスクリットで「約束」、「契約」などを意味するサマヤ(samaya)から転じた言葉で、どの仏をどの象徴物で表すかが経典によって予め「取り決められている」事に由来する。 伝統的には如来や菩薩などの仏の本誓、即ち衆生を救済するために起こした誓願を示したものと定義されている。 多くの場合、各仏の持物がそのままその仏を象徴する三昧耶形となる。 例えば不動明王なら利剣(倶利伽羅剣)、聖観音なら蓮華、虚空蔵菩薩なら如意宝珠など。 また、通常持物を持たない如来の場合は特別の象徴物が三昧耶形とされる場合もあるが(大日如来が宝塔など)、印相を以て三昧耶形とする場合もある。 曼荼羅などの仏画では、仏の絵姿の代わりに三昧耶形で描く事も多い。よく知られている例としては、金剛界曼荼羅の三昧耶会と降三世三昧耶会がある。.

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九州西国三十三箇所

九州西国三十三箇所(きゅうしゅうさいごくさんじゅうさんかしょ)は、福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県の33箇所の観音霊場。半数近くが天台宗の寺院である。 起源は古く奈良時代、法蓮上人と仁聞菩薩が十八の霊場を巡拝したことによる。 一部寺院は筑後三十三観音霊場と重複する。.

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二十八部衆

二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)は、千手観音の眷属の事である。 東西南北と上下に各四部、北東・東南・北西・西南に各一部ずつが配されており、合計で二十八部衆となる。.

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広隆寺

広隆寺 (こうりゅうじ)は、京都市右京区太秦にある寺。宗派は真言宗系単立。山号を蜂岡山と称する。蜂岡寺(はちおかでら)、秦公寺(はたのきみでら)、太秦寺などの別称があり、地名を冠して太秦広隆寺とも呼ばれる。帰化人系の氏族である秦氏の氏寺であり、平安京遷都以前から存在した、京都最古の寺院である。国宝の弥勒菩薩半跏像を蔵することで知られ、聖徳太子信仰の寺でもある。毎年10月12日に行われる牛祭は、京都三大奇祭として知られるが、近年は不定期開催となっている。.

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仁比山地蔵院

仁比山地蔵院(にいやまじぞういん)は、佐賀県神埼市神埼町的(いくは)にある天台宗の寺院。本尊は千手観音(千手千眼観世音菩薩)。.

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仏像

仏像(ぶつぞう)は、仏教の信仰対象である仏の姿を表現した像のこと。仏(仏陀、如来)の原義は「目覚めた者」で、「真理に目覚めた者」「悟りを開いた者」の意である。初期仏教において「仏」とは仏教の開祖ゴータマ・シッダールタ(釈尊、釈迦如来)を指したが、大乗仏教の発達とともに、弥勒仏、阿弥陀如来などの様々な「仏」の像が造られるようになった。 「仏像」とは、本来は「仏」の像、すなわち、釈迦如来、阿弥陀如来などの如来像を指すが、一般的には菩薩像、天部像、明王像、祖師像などの仏教関連の像全般を総称して「仏像」ともいう。広義には画像、版画なども含まれるが、一般に「仏像」という時は立体的に表された丸彫りの彫像を指すことが多い。彫像の材質は、金属製、石造、木造、塑造、乾漆造など様々である。.

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仏典

仏典(ぶってん)とは、仏教典籍の略称で、仏教の聖典の総称である。『律蔵』『経蔵』『論蔵』という分類形態から三蔵とも呼ばれる。.

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仏教

仏教寺院 仏教(ぶっきょう、旧字体:佛敎、サンスクリット:बौद्धधर्मः 、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教である。キリスト教・イスラム教と並んで、日本では出版点数の多い宗教の一つに数えられる。仏陀(仏、目覚めた人)の説いた教えである。 その教義は、苦しみの輪廻から解脱することを目指している。原因と結果の理解に基づいており、諸々の現象が縁起するとされる。 仏教は仏、その教えである法、その実践者である僧からなる三宝を中心に組織されている。実践における戒定慧の三学は、戒律、心を集中する禅定、ものごとの縁起を観察する智慧であり、後ろ二つは併せて止観とも呼ばれる仏教の瞑想法である。実践にて重要となる能力は六波羅蜜や八正道のように、いくつかの方法でまとめらている。 紀元前450年ごろに、インドで開始された仏教は、今では初期仏教として研究されている。釈迦は、他の苦行などの実践者の主張であるアートマン(真我)の存在を否定して無我とした。釈迦の死後数百年で部派仏教が生まれ、大きく大衆部と上座部とに、さらに細かく分かれたが、今なお大きな勢力として続いているのは南伝した上座部仏教であり、初期の教えを模範としている。紀元前の終わりごろには北伝し日本にも伝わることになる大乗仏教が開始され、教義や団体は多彩に発展しており、禅の瞑想法の様々、チベットや日本の真言宗に残る密教、一方で浄土信仰のような信仰形態の変化など多様である。『日本書紀』によれば仏教が伝来したのは飛鳥時代552年(欽明天皇13年)である(日本の仏教)。.

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地獄

地獄(じごく)は、宗教的死生観において、複数の霊界(死後の世界)のうち、悪行を為した者の霊魂が死後に送られ罰を受けるとされる世界。厳しい責め苦を受けるとされる。素朴な世界観では地面のはるか下に位置することが多い。.

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ハス

ハス(蓮、学名:Nelumbo nucifera)は、インド原産のハス科多年性水生植物。 地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名として通用する。.

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ヴィシュヌ

ヴィシュヌ(विष्णु Viṣṇu)はヒンドゥー教の神である。ブラフマー、シヴァとともにトリムルティの1柱を成す重要な神格でありDavid White (2006), Kiss of the Yogini, University of Chicago Press, ISBN 978-0226894843, pages 4, 29、特に ヴィシュヌ派では最高神として信仰を集める, (1996), p. 17.

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ヒンドゥー教

ヒンドゥー教(ヒンドゥーきょう、Hinduism、हिन्दू धर्म、सनातनधर्मः)、慣用表記でヒンズー教、ヒンヅー教、ヒンド教、ヒンドゥ教は、インドやネパールで多数派を占める民族宗教、またはインド的伝統を指す。西欧で作られた用語である。 英語のHinduは、まずイスラム教徒との対比において用いられるのが現在では一般的で、イスラム教徒以外で小宗派を除いた、インドで5億人を超えるような多数派であるインド的な複数の有神教宗派の教徒の総称である。ヒンドゥー教徒の数はインド国内で8.3億人、その他の国の信者を合わせると約9億人とされ、キリスト教、イスラム教に続いて、人口の上で世界で第3番目の宗教である。 同じくヒンドゥー教と訳される英語のHinduismは、最も広い意味・用法ではインドにあり、また、かつてあったもの一切が含まれていて、インドの歴史では先史文明のインダス文明まで遡るものであるが、一般的には、アーリア民族のインド定住以後、現代まで連続するインド的伝統を指す。西洋では、このうち仏教以前に存在した宗教をバラモン教()、特にヴェーダ時代の宗教思想をヴェーダの宗教()と呼んだ。。 ヒンドゥー教の狭い意味での用法は、仏教興隆以後発達して有力になったもので、とくに中世・近世以後の大衆宗教運動としてのシヴァ教徒・ヴィシュヌ教徒などの有神的民衆宗教を意識しての呼び方であることが多い川崎信定 『インドの思想』 放送大学教育振興会、1997年。.

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ドゥルガー

ドゥルガー ドゥルガー()は、ヒンドゥー教の女神である。その名は「近づき難い者」を意味する。デーヴァ神族の要請によってアスラ神族と戦った。シヴァ神の神妃とされ、パールヴァティーと同一視された。.

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インド

インドは、南アジアに位置し、インド洋の大半とインド亜大陸を領有する連邦共和制国家である。ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、Republic of India)を日本語訳したインド共和国とも呼ばれる。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアに接しており、アラビア海とベンガル湾の二つの海湾に挟まれて、国内にガンジス川が流れている。首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。 1947年にイギリスから独立。インダス文明に遡る古い歴史、世界第二位の人口を持つ。国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。.

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シヴァ

ヴァ(; サンスクリット: 、「吉祥者」の意)はヒンドゥー教のである。現代のヒンドゥー教では最も影響力を持つ3柱の主神の中の1人であり、特にシヴァ派では最高神に位置付けられている。 トリムルティ(ヒンドゥーの理論の1つ)ではシヴァは「破壊/再生」を司る様相であり、ブラフマー、ヴィシュヌとともに3柱の重要な神の中の1人として扱われているZimmer (1972) p. 124.

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唐(とう、、618年 - 907年)は、中国の王朝である。李淵が隋を滅ぼして建国した。7世紀の最盛期には、中央アジアの砂漠地帯も支配する大帝国で、中央アジアや、東南アジア、北東アジア諸国、例えば朝鮮半島や渤海、日本などに、政制・文化などの面で多大な影響を与えた世界帝国である。日本の場合は遣唐使などを送り、894年(寛平6年)に菅原道真の意見でその回の遣唐使を中止し、結果としてそれ以降遣唐使は送られず、それまでは積極的な交流をしていた。首都は長安に置かれた。 690年に唐王朝は廃されて武周王朝が建てられたが、705年に武則天が失脚して唐が復活したことにより、この時代も唐の歴史に含めて叙述することが通例である。 日本では唐の滅亡後も唐、唐土の語はそれ以降の王朝、さらには外国全般を漠然と指す語として用いられた。しかし、天竺同様昔の呼称のため、正確に対応するわけではない。詳しくは中国を参照のこと。.

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唐招提寺

唐招提寺(とうしょうだいじ)は、奈良市五条町にある鑑真が建立した寺院。南都六宗の1つである律宗の総本山である。本尊は廬舎那仏、開基(創立者)は鑑真である。井上靖の小説『天平の甍』で広く知られるようになった中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財を有する。 唐招提寺は1998年に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。.

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六道

六道(ろくどう、りくどう)とは、仏教において、衆生がその業の結果として輪廻転生する6種の世界(あるいは境涯)のこと。六趣、六界ともいう。 六道には下記の6つがある。.

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国宝

建築:宇治上神社本殿覆屋(宇治市) 寺院建築:法隆寺金堂・五重塔(斑鳩町) 城郭建築:姫路城連立天守(姫路市) 絵画:源氏物語絵巻(徳川美術館) 彫刻:臼杵磨崖仏(阿弥陀三尊像) 工芸品:天寿国繍帳(中宮寺) 書跡・典籍:秋萩帖(東京国立博物館) 弘法大師筆尺牘「風信帖」(東寺) 考古資料:人物画像鏡(隅田八幡神社) 歴史資料:慶長遣欧使節関係資料のうちローマ市公民権証書(仙台市博物館) 国宝(こくほう)とは、日本の文化財保護法によって国が指定した有形文化財(重要文化財)のうち、世界文化の見地から価値の高いものでたぐいない国民の宝たるものであるとして国(文部科学大臣)が指定したものである(文化財保護法第27条第2項)。建造物、絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、古文書、考古資料および歴史資料が指定されている。 法的には、国宝は重要文化財の一種である。国宝・重要文化財の指定手続、指定制度の沿革などについては、重要文化財の項を参照。 なお、いわゆる「人間国宝」とは重要無形文化財に指定された芸能、工芸技術などの保持者として各個認定された者の通称であり、本項で解説する国宝とは異なる。.

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神埼市

埼市(かんざきし)は、佐賀県東部に位置する市。.

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禅(ぜん)は、大乗仏教の一派である禅宗(ぜんしゅう)の略、もしくは、サンスクリット語の dhyāna (ディヤーナ)の音写、禅那(ぜんな)の略である『広辞苑』「禅」。また坐禅(座禅)の略としての意もある。本項では宗派についての禅宗について述べる。.

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秘仏

仏(ひぶつ)とは、信仰上の理由により非公開とされ、厨子などの扉が閉じられたまま祀られる仏像を指す。.

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種子 (密教)

子(しゅじ、बीजाक्षर )は密教において、仏尊を象徴する一音節の呪文(真言)。チベット密教ではサポン(蔵: )と訳される。種子真言(しゅじしんごん)ともいう。 梵字で表記したものを、日本密教では特に種子字(しゅじじ)と言い、また種字(しゅじ)とも略称し、一般にはこの「種字」という表記が多用される。これは通常一文字で表記されるが、極めて稀に閉音節の物があり、この場合は二文字で表記される。 種子の例を挙げると、वं()は金剛界大日如来、ह्रीः()は阿弥陀如来、स()は聖観音、हां()は不動明王、सु()は弁才天を象徴するものである。種子は梵字の神秘的解釈(悉曇五十字門)から作られるほか、その仏尊の真言から一文字取ったり、仏尊の梵名の頭文字を取って作ることも多い。 これら種子は、密教の修法において本尊となる仏を想起するためのシンボルとなるので、これを植物の種に譬えて種子という。 また護符や曼荼羅などに、仏尊の絵姿の代わりに種子を書くことも多い。 これには、絵姿を描くより梵字で済ませた方が手間がかからないという実用的な意味もある。.

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空海

海(くうかい、宝亀5年(774年) - 承和2年3月21日(835年4月22日))は、平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。俗名(幼名)は佐伯 眞魚(さえき の まお)。日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。能書家としても知られ、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられている。.

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粉河寺

粉河寺(こかわでら)は、和歌山県紀の川市粉河にある天台系の寺院。西国三十三所第三番札所。山号は風猛山(ふうもうざん、かざらぎさん)。宗派は天台宗系の粉河観音宗総本山。 本尊は、千手千眼観音菩薩。伝承によれば創建は宝亀元年(770年)、大伴孔子古(おおとものくじこ)によるとされる。.

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糸島市

糸島市交流プラザ志摩館(旧志摩町役場) 糸島市交流プラザ二丈館(旧二丈町役場) 糸島市(いとしまし)は、福岡県の最西部に位置する市である。.

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聖観音

聖観音(しょうかんのん)、梵名アーリヤ・アヴァローキテーシュヴァラ (आर्यावलोकितेश्वर) は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。.

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道成寺

道成寺 (どうじょうじ)は、和歌山県日高郡日高川町にある天台宗の寺院。新西国三十三箇所観音霊場の第五番札所である。道成寺創建にまつわる「髪長姫伝説」(「宮子姫伝記」)や、能、歌舞伎、浄瑠璃の演目として名高い、「安珍・清姫伝説」で知られる。この伝説は、平安時代中期に編纂された『大日本国法華験記』にすでに見える古い話である。 拝観の際には縁起堂で「安珍清姫」の絵巻物を見せながらの絵説き説法が行われる。.

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菩薩

菩薩(ぼさつ、梵名ボーディ・サットヴァ(बोधिसत्त्व, bodhisattva) の音写、bodhisatta)は、仏教において、一般的には、悟り(菩提, bodhi)を求める衆生(薩埵, sattva)を意味する。菩提薩埵とも音写される。.

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餓鬼

餓鬼 旧河本家本『紙本著色餓鬼草紙』第3段「食糞餓鬼図」/平安京域内(洛中)の小路で排便する人間達(庶民)と、人間の糞便を食いたくてたむろしている食糞餓鬼が描かれている。「餓鬼草紙」項に詳説あり。 餓鬼(がき、preta、peta、音写: 薜茘多〈へいれいた〉)とは、仏教の世界観である六道において餓鬼道(餓鬼の世界)に生まれた者。原語の preta はかつては死者の霊を指したが、仏教において輪廻転生の生存形態である六道に組み込まれた。preta は鬼とも訳される。.

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観音菩薩

白衣観音図(狩野元信・画、ボストン美術館所蔵) 観音菩薩(かんのん ぼさつ、Avalokiteśvara)は、仏教の菩薩の一尊。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)または観自在菩薩(かんじざいぼさつ)ともいう。救世菩薩(くせぼさつ・ぐせぼさつ)など多数の別名がある。一般的には「観音さま」とも呼ばれる。.

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龍門洞窟

龍門石窟(りゅうもんせっくつ)は中国河南省洛陽市の南方13キロ、伊河の両岸にある石窟寺院。「龍門石窟」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。.

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錫杖

錫杖(和漢三才図会) 音を出せるよう加工されたホラガイの貝殻。2006年、岐阜城資料館。隣には'''錫杖'''がある。 錫杖(しゃくじょう)は、遊行僧が携帯する道具(比丘十八物)の一つである杖。梵語ではカッカラ (khakkhara) といい、有声杖、鳴杖、智杖、徳杖、金錫ともいう。.

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興福寺

興福寺(こうふくじ)は、奈良県奈良市登大路町(のぼりおおじちょう)にある、南都六宗の一つ、法相宗の大本山の寺院である。南都七大寺の一つに数えられる。藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。南円堂は西国三十三所第9番札所である。「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている。.

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葛井寺

葛井寺(ふじいでら)は、大阪府藤井寺市藤井寺一丁目にある真言宗御室派の寺院。藤井寺、剛琳寺とも称する。山号は紫雲山。本尊は千手観音。西国三十三所第五番札所。.

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重要文化財

建造物の例(通潤橋) 歴史資料の例(123号機関車 京都・宮津海陸運輸所有) 彫刻の例(塑造金剛力士立像 法隆寺蔵) 考古資料の例(埴輪子持家 東京国立博物館蔵) 絵画の例(黒田清輝筆「湖畔」) 建造物(民家)の例:荒井家住宅(栃木県矢板市) 重要文化財(じゅうようぶんかざい)は、日本に所在する建造物、美術工芸品、考古資料、歴史資料等の有形文化財のうち、歴史上・芸術上の価値の高いもの、または学術的に価値の高いものとして文化財保護法に基づき日本国政府(文部科学大臣)が指定した文化財を指す。重文(じゅうぶん)と略称されることが多い。文化庁による英語表記はImportant Cultural Properties。 日本の地方公共団体(都道府県、市町村)がそれぞれの文化財保護条例に基いて指定する有形文化財についても「県指定重要文化財」「市指定重要文化財」等と呼称される場合があるが、文化財保護法に規定する「重要文化財」とは国(日本国文部大臣)が指定した有形文化財のことを指す。本項では特記なき限り、文化財保護法第27条の規定に基づき日本国(文部科学大臣)が指定した重要文化財(いわゆる「国の重要文化財」)について記述する。.

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金剛杵

金剛杵(ネパール) 金剛杵(こんごうしょ、वज्र vajra, ヴァジュラ、ヴァジラ)は、日本仏教の一部宗派(天台宗・真言宗・禅宗)やチベット仏教の全宗派で用いられる法具。 仏の教えが煩悩を滅ぼして菩提心(悟りを求める心)を表す様を、インド神話上の武器に譬えて法具としたものである。.

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恵隆寺

恵隆寺(えりゅうじ)は、福島県河沼郡会津坂下町にある真言宗豊山派の寺院。山号は金塔山。本尊は十一面千手観音菩薩。通称は立木観音。会津ころり三観音の一つである。.

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東大寺

東大寺(とうだいじ)は、奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の寺院である。 金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)ともいい、奈良時代(8世紀)に聖武天皇が国力を尽くして建立した寺である。「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とし、開山(初代別当)は良弁である。現別当(住職・222世)は狹川普文。 奈良時代には中心堂宇の大仏殿(金堂)のほか、東西2つの七重塔(推定高さ約70メートル以上)を含む大伽藍が整備されたが、中世以降、2度の兵火で多くの建物を焼失した。現存する大仏は、台座(蓮華座)などの一部に当初の部分を残すのみであり、また現存する大仏殿は江戸時代の18世紀初頭(元禄時代)の再建で、創建当時の堂に比べ、間口が3分の2に縮小されている。「大仏さん」の寺として、古代から現代に至るまで広い信仰を集め、日本の文化に多大な影響を与えてきた寺院であり、聖武天皇が当時の日本の60余か国に建立させた国分寺の中心をなす「総国分寺」と位置付けされた。 東大寺は1998年12月に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。.

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東寺

東寺(とうじ)は、京都市南区九条町にある東寺真言宗の仏教寺院。東寺は真言宗の根本道場であり、東寺真言宗の見解では、真言宗全体の総本山としている。「教王護国寺」(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる(名称については「寺号」の節を参照)。山号は八幡山。本尊は薬師如来。寺紋は雲形紋(東寺雲)。 東寺は平安京鎮護のための官寺として建立が始められた後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えた。中世以降の東寺は弘法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集めるようになり、21世紀の今日も京都の代表的な名所として存続している。昭和9年(1934年)に国の史跡に指定、平成6年(1994年)12月には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された。.

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水瓶

水瓶(すいびょう、みずがめ)は、仏教において閼伽(水)を入れる瓶で、比丘(びく)が持たなければならない18種類の持ち物のひとつ。サンスクリット語の「グンディ」の訳で、軍持(ぐんじ)と音訳される。仏像のうち観音菩薩などの持物とされることもある。 水瓶は、古くから使われ陶器のほか鋳銅製などがあり、文化財に指定されているものもある。.

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法華経

法華経の 現代の解説書にはしばしば、このような写真とこのような主旨の解説が添えられている。。 『法華経』(ほけきょう、ほっけきょう)は、大乗仏教の代表的な経典。大乗仏教の初期に成立した経典であり、誰もが平等に成仏できるという仏教思想の原点が説かれているNHK 100分de名著 法華経[新]第1回「全てのいのちは平等である」2018年4月2日放送。聖徳太子の時代に仏教とともに日本に伝来した聖徳太子によって著されたとされる法華経の注釈書「法華経義疏」は、三経義疏の1つである。。.

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法輪

法輪(ほうりん、dharma-cakra)は、仏教の教義、特に釈迦が説いた四諦・八正道の別称。「輪」とは古代インドの投擲武器であるチャクラムのことである。人々が僧侶から説かれた仏教の教義を信じることによって自らの煩悩が打ち消されるさまを、その破邪の面を特に強調して、転輪聖王の7種の宝具の1つであるチャクラムに譬えた表現である。 そこから、仏教では教義(法輪)を他人に伝えること(転)を転法輪と言うようになり、特に釈迦がサールナート(仙人堕処)鹿野苑(施鹿林)で元の修行仲間5人に最初に教義を説いた出来事を初転法輪と言う。その後、三転十二行相を説いたともされる。 法輪は仏教の教義を示す物として八方向に教えを広める車輪形の法具として具現化され、卍と共に仏教のシンボルとして信仰され、寺院の軒飾りにも使用された。また、中国では道教にも取り入れられ、教義を示す用語として使用されている。.

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法性寺

法性寺(ほっしょうじ)は、京都市東山区本町にある浄土宗西山禅林寺派の寺院。山号は大悲山。本尊は千手観音菩薩。洛陽三十三所観音霊場第二十一番札所。.

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清水寺

清水寺(きよみずでら)は、京都府京都市東山区清水にある寺院。山号は音羽山。本尊は千手観音、開基(創立者)は延鎮である。もとは法相宗に属したが、現在は独立して北法相宗大本山を名乗る。西国三十三所観音霊場の第16番札所である。.

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湛慶

湛慶(たんけい、 承安3年(1173年) - 建長8年5月19日(1256年6月13日))は、鎌倉時代の慶派仏師。運慶のもうけた男子、次男康運、三男康弁、四男康勝など皆、仏師になったが、なかでも嫡男の湛慶は、運慶、快慶とならぶ大家として知られる。.

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有頂天

有頂天(うちょうてん、)は、仏教の世界観の1つであり、天上界における最高の天をいう。非想非非想天(ひそうひひそうてん)、あるいは非想非非想処(ひそうひひそうしょ)とも言う。俗語の有頂天の用法についても後述する。 有(Bhava=存在)の頂(agra)を意味している。下から欲界・色界・無色界の三界のうち、無色界の最高の処を指す。 『倶舎論』(くしゃろん)に於いて、三界の中で最上の場所である無色界の最高天、非想非非想天が、全ての世界の中で最上の場所にある(頂点に有る)ことから、有頂天と言う。非想非非想処天とは、この天に生じる者は、下地の如き麁想(そそう)なきを以て「非想」、または「非有想」といい、しかも、なお細想なきに非(あら)ざるを以て「非非想」、または「非無想」という。非有想なるが為に外道(仏教以外)は、この天処を以て真の涅槃処とし、非無想なるが為に内道を説く仏教においては、なお、これを生死の境とする。.

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施福寺

山門 施福寺(せふくじ)は、大阪府和泉市にある天台宗の仏教寺院。通称槇尾寺(まきおでら、まきのおでら)。山号は槇尾山(まきのおさん)。本尊は弥勒菩薩(札所本尊は千手観音)。槇尾山の山腹に位置する。西国三十三所第四番札所である。槇尾山とともに大阪みどりの百選に選定されている。.

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文化財保護法

文化財保護法(ぶんかざいほごほう、昭和25年5月30日法律第214号)は、文化財の保存・活用と、国民の文化的向上を目的とする、日本の法律である。 有形、無形の文化財を分類。その重要性を考慮して、国の場合は文部科学大臣または文化庁長官、都道府県の場合は都道府県知事、市町村の場合は市町村長による指定、選択、選定、認定あるいは登録により、文化財の保護のための経費の一部を公費で負担することができる。.

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数珠

数珠左・女性用片手数珠右・男性用片手数珠 数珠(じゅず、ずず)は、穴が貫通した多くの小さい珠に糸を通し輪にした法具である。珠の数は108珠が基本である。各宗派の本式数珠以外だと数に決まりはない。(#形状・名称を参照のこと。)形状は、各宗派の本式念数珠だと厳密な決まりがある。 仏を念ずる時に用いる珠との意味から「念珠」(ねんじゅ)とも呼ばれる。字の前後を入れ替えて「珠数」と書く場合もある。.

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8世紀

イスラム帝国の拡大。ウマイヤ朝時代までにイスラム帝国は中央アジアからイラン・イラクを経て、エジプト・北アフリカを超えてイベリア半島まで拡がった。 ウマイヤド・モスク。ウマイヤ朝第6代カリフのワリード1世により705年にシリアのダマスカスに建築された現存する世界最古のモスクで、カアバ・預言者のモスク・岩のドームに次ぐイスラム教第4の聖地として巡礼者が絶えない。 イスラムの書法。すでに正統カリフ時代にはクルアーンの編纂が行われていたが、この世紀になると洗練された書体が生み出され用いられた。画像はアッバース朝初期に置かれた都クーファの名から「クーフィー体」と呼ばれた書体によるクルアーンの一節。 円城(ムダッワラ)都市バグダード。アッバース朝の第二代カリフ・マンスールによって766年に完成したこの都市はティグリス川に面した交通の要衝で最盛期にはその人口は100万人を擁した。アラビア語で「平安の都」を意味するマディーナ・アッ=サラームとも呼ばれる。画像はアッバース朝時代のバグダードの再現地図。 エローラ石窟群。画像は8世紀にインドのラーシュトラクータ朝の君主クリシュナ1世によりヒンドゥー教のシヴァ神の住むカイラス山(須弥山)になぞらえて建てられた第16窟のカイラサナータ寺院。 ボロブドゥール遺跡。インドネシアのジャワ島ケドゥ盆地にある大規模な仏教遺跡で、シャイレンドラ朝のダルマトゥンガ王時代に造営された。 唐の世界帝国。西域での覇権を確立した唐は華やかな異文化交流で知られることになる。画像は706年に造営された章懐太子李賢の墓の壁画「賓客図」で、黒衣で禿頭の人物は東ローマ帝国の使節と考えられている。 楊貴妃。絶世の美女として名高いばかりでなく、治世後半の玄宗皇帝の寵愛をほしいままにしたことで「傾城」とも「傾国」とも呼ばれる。安禄山の乱に巻き込まれ悲劇的な最期を遂げた。画像は日本の上村松園による歴史画。 大秦景教流行中国碑。781年にキリスト教ネストリウス派(景教)信者で中央アジア出身の伊斯がその伝来の経緯を記録した石碑。画像はその拓本の一部で、碑題の上に十字架があるのが読み取れる。 唐三彩の駱駝。8世紀前半まで唐は中央アジアの覇権を握り交通の要衝を保持していた。画像は駱駝に乗るソグド人と思われる西域の商人(上海博物館蔵)。 国立アジア美術館(ベルリン美術館)蔵)。 天平文化。遣唐使の頻繁な行き来により盛唐の文物が招来され、710年に遷都された平城京では国際色の豊かな文化が花開いた。画像はこの時代を代表する東大寺法華堂執金剛神。 平安遷都。桓武天皇により平城京から長岡京を経て平安京に都が遷った。平安京は長きにわたって都となり「千年の都」と呼ばれるようになる。画像は桓武天皇の肖像(延暦寺蔵)。 キー・ローのモノグラムの頁(Folio 34r)でトリニティ・カレッジ (ダブリン大学)図書館が所蔵している。 アーヘン大聖堂宝物館のカール大帝の胸像。カール大帝の800年の「西ローマ帝国復興」は東ローマ帝国との間に「二帝問題」の軋轢を生んだ。 8世紀(はちせいき、はっせいき)は、西暦701年から西暦800年までの100年間を指す世紀。.

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