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北タイ語

索引 北タイ語

北タイ語(きたタイご、ภาษาเหนือ)はタイ王国の北部で話されるタイ語の方言である。チェンマイの北タイ語を標準的な語とするため、チェンマイ語(คำเมือง、カム・ムアン)とも言う。中央タイ語よりはむしろラーオ語やイーサーン語と似る。また、北タイ語の中でも地方により方言がある。 ビルマ文字と似た独自のラーンナー文字を持っており、経典、歴史書の記述に利用された。主に寺の僧や貴族などの教養層によって継承されてきた文字である。近代に入り、標準語の普及を進める政府により廃止された。現在、復興の動きがあり、公共の建物の看板などに見ることができる。またラーンナー語による活字出版物、辞典も発行されている。 女性の喋る北タイ語はいわゆる「チェンマイ美人」と結びついてバンコクでは非常に上品な言葉とされる。 ラーンナー文字で表記された北タイ語。『カム・ムアン』(คำเมือง)と書かれている。.

13 関係: バンコクムアンチエンマイ郡ラーンナーラーンナー文字ラーオ語ビルマ文字イーサーン語タイ北部タイ・カダイ語族タイ王国タイ語タイ文字方言

バンコク

バンコク(フランス語:Bangkok,,)若しくはクルンテープマハナコーン(,)略語クルンテープ(,,)は、タイ王国の首都である。人口8,249,117人(2010年)、面積1568.737km²。都市圏人口は2016年時点で1500万人を超えており、世界有数の大都市圏を形成している。東南アジア屈指の世界都市でもある。.

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ムアンチエンマイ郡

ムアンチエンマイ郡(ムアンチエンマイぐん)は、タイの北部にある郡(アムプー)。チェンマイとも。チエンマイ県の県庁所在地(ムアン)でもある。ラーンナータイ王国の首都として、メンラーイ王により1296年4月12日建造された。王国の首都として古くから発展し、ラーンナータイ王国が廃止された現在でも北部の文化・経済の中心である。人口では東北部のナコーンラーチャシーマーを下回るが、その歴史の長さや都市の格から、一般にバンコクに次ぐタイ第2の都市とされている。.

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ラーンナー

ラーンナーとは、マンラーイ王によって1292年に成立したとされるタイのラーンナー王朝(อาณาจักรล้านนา)、もしくはその王朝の領土であったラーンナー地域を指す。また、これらの地域ではぐくまれた文化をラーンナー文化という。またチエンマイ王朝ともいう。元の冊封を受けた際には八百媳婦国と呼ばれた。.

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ラーンナー文字

'''ラーンナー文字'''で表記された北タイ語 ラーンナー文字(ラーンナーもじ、ラーンナータム文字)は、かつてタイ王国北部を中心に栄えたラーンナー王国で使用された文字。タイ北部の諸方言を表していたが、ラーンナー王朝がチャクリー王朝の下で併合されて以降は廃止され、現在はタイ文字に置き換わっている。.

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ラーオ語

ラーオ語( ラオ語、ラオス語とも)はラオスの公用語。タイ・カダイ語族カム・タイ語派タイ・チワン諸語群タイ語群に属する。.

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ビルマ文字

ビルマ文字は、主にミャンマー連邦共和国(旧ビルマ)の公用語ビルマ語の表記に用いる文字である。 ビルマに住むモン族が使っていた文字が、改変され11世紀後半ごろにビルマ語に使われるようになった。子音を表す基本字母の周囲に母音記号と声調が組合わさり文字が形成される。文字は、全体的に丸っこい形が特徴的であるが、それは昔、文字を書くのに紙代わりに用いられていた貝多羅葉(タラバヤシの葉)が裂けてしまわないよう、直線を使うのを避けたためであるといわれている。左から右へと綴る。 ビルマ語以外に、シャン語、モン語、カレン語、パラウン語、およびサンスクリットやパーリ語などを書くのにも用いられる。.

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イーサーン語

イーサーン語(ภาษาอีสาน)あるいはイーサーン方言は、タイ王国東北部のイーサーン地方で話される言語である。タイ国内ではタイ語の方言とされるが、言語学上はラーオ語と同じ言語集団(ラオ・プータイ)に分類され、その場合、ラオス国内のラーオ語を東ラーオ語、イーサーン語を西ラーオ語と呼ぶことがある。北タイ語にも近い。そもそも、イーサーン語・中央タイ語(狭義のタイ語)・ラーオ語・北タイ語などは、互いに共通しあった言語であり、いずれも同じ言語体系の地域変種の関係にある(タイ・カダイ語族参照)。 ラオス国内のラーオ語(以下、ラオス語)とイーサーン語の主な違いとして、ラオス語はフランス語由来の外来語が多いのに対し、イーサーン語はタイ語を経由して英語由来の外来語が多い。またラオス語はラオス文字による書記法があるが、イーサーン語を表記する場合にはタイ文字が用いられる。イーサーン語をタイ文字で表記する例としてแซบ (標準タイ語ではอร่อย 「おいしい」)、อีหลี(標準タイ語ではจริง 「本当」)、否定に使うบ่อ (標準タイ語ではไม่)などが挙げられる。 他のタイ国内と同様、イーサーン地方の教育やメディアの場では中央タイ語に基づく標準タイ語が使用され、ラオス語の教育を受けることはない。そのため、イーサーン地方の住民は、標準タイ語は日常的に見聞きして理解できるのに対して、ラオス語の知識には疎い面がある。現在では若い世代を中心に標準タイ語の影響が強まっており、イーサーン語よりも標準タイ語に近い話し方をする人もいる。 イーサーン地方は経済発展の遅れた農村地帯であり、バンコクなどへの出稼ぎ労働者が多い。そのためイーサーン語は無教養な田舎訛りとして差別的に扱われやすい(ラオス語も同様の印象を持たれている)。その一方で、出稼ぎ労働者によってバンコクにイーサーン地方の文化が持ち込まれ、イーサーン語で歌われるモーラムが人気を集めるなど、バンコクにおいてイーサーン語は身近な方言として人々に親しまれている。.

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タイ北部

タイ北部 (ภาคเหนือ) はタイ王国の地方の一つ。場合によっては、さらに北部と中北部に分けられる。文化・経済の中心はチェンマイ。 北部の北地方は、北タイ族(あるいはユワン)と呼ばれるタイ族の部族がスコータイ王朝・アユタヤ王朝とは別系統のラーンナータイ王朝を建てたことに始まり、そのラーンナータイが倒れるとビルマの占領を受けたためミャンマー文化の影響を受けて、寺院建築や、タイ文字よりはビルマ文字に似るラーンナータイ文字に代表される独特の文化を創り上げた。 言語的には北タイ語と呼ばれるラーオ語に似た方言を話す。北中部にはかつてスコータイ王朝が存在しており、タイ文化の源流でもある。 特に北部は山岳地帯になっており、ミャンマーの上ビルマ地方・中国雲南省・ラオス北部・ベトナム北部などとともに多様な山岳民族が住む地域となっている。.

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タイ・カダイ語族

タイ・カダイ語族は、東南アジア(タイ、ラオス、ベトナム)から中国南部で話される言語の語族であり、代表的なものとしてタイ語、ラーオ語があり、その他多数の少数民族の言語を含む。 タイ・カダイ諸語(カム・タイ語群とも)をシナ・チベット語族のシナ語派およびチベット・ビルマ語派、ならびにミャオ・ヤオ諸語(ミャオ・ヤオ語族)と合わせて、シナ・チベット諸語と呼ぶこともある『講座 言語 第6巻 世界の言語』北村甫編、橋本萬太郎ら共著(大修館書店)『世界の言語と国のハンドブック』下宮忠雄(大学書林)。 中国南東部で特に多様性があり、この付近が故地と考えられる。タイ・ラオスには歴史時代に入ってから雲南省方面から住民が移住したのであり、それまでこの付近はオーストロアジア語族住民で占められていた。 基本的に単音節的孤立語で声調言語であり、語順はSVO型で、修飾語は被修飾語のあとにつくのが普通である。これらの性質は中国から東南アジア大陸部の広い範囲の言語と共通するが、これは系統的な性質というより、地域特性(言語連合)と考えられる。 ベトナム語も似た性質を持っているが、基本的にはオーストロアジア語族である()と考えられている。.

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タイ王国

タイ王国(タイおうこく、ราชอาณาจักรไทย )、通称タイ(ประเทศไทย )は、東南アジアに位置する君主制国家。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国、通貨はバーツ、人口6,718万人、首都はバンコク。 国土は、インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占める。南はマレーシア、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマーと国境を接する。マレー半島北部の西はアンダマン海、東はタイランド湾に面する。 2014年にプラユット将軍率いる国軍が軍事クーデターを起こし、従来の憲法(2007年憲法)と議会を廃止し実権掌握以降、軍事独裁政権が継続している。 2016年10月13日にプーミポン・アドゥンラヤデート(プミポン)国王が崩御。 同年12月1日にワチラーロンコーンが国王に即位した。 2017年4月7日に新憲法が公布され、同日施行された。.

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タイ語

タイ語(タイご、 )はタイ王国の公用語。短縮形は「ไทย(タイ)」。タイ・カダイ語族カム・タイ語派に属する。 タイ・カダイ語族はシナ・チベット語族に属するとされてきたが、独立した語族であるとするのが通説である。欧米の学者を中心に、タイ・カダイ語族をオーストロネシア語族と合わせる説(オーストロ・タイ語族)や、さらにオーストロアジア語族およびミャオ・ヤオ語族とも合わせる説(オーストリック大語族)もある。.

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タイ文字

タイ文字は主にタイ語を表記する表音文字。シャム文字とも呼ばれる。.

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方言

方言(ほうげん)は、ある言語が地域によって別々な発達をし、音韻・文法・語彙(ごい)などの上で相違のあるいくつかの言語圏に分かれた、と見なされたときの、それぞれの地域の言語体系のこと。ある地域での(他の地域とは異なった面をもつ)言語体系のこと。地域方言とも言い、普通、「方言」と言うと地域方言を指す。一方、同一地域内にあっても、社会階層や民族の違いなどによって言語体系が違う場合は社会方言と言う。.

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