ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

化学的酸素要求量

索引 化学的酸素要求量

化学的酸素要求量(かがくてきさんそようきゅうりょう、COD, Chemical Oxygen Demand)とは、水中の被酸化性物質を酸化するために必要とする酸素量で示したものである。代表的な水質の指標の一つであり、酸素消費量とも呼ばれる。.

22 関係: 塩化物二クロム酸カリウム亜硝酸塩モル濃度全有機炭素硝酸銀(I)硫化物硫酸銀(I)生物化学的酸素要求量生活排水無機化合物過マンガン酸カリウム還元酸化酸化剤酸素水質沸騰溶存酸素量有機化合物浮遊物質日本下水道協会

塩化物

塩化物(えんかぶつ、chloride)とは、塩素がそれより陽性な元素または原子団と形成する化合物である。塩素 (Cl2) は第18族元素以外のほとんどの元素と反応し塩化物を形成する。 塩素の結合がイオン結合性の場合、容易に塩素の陰イオン (Cl&minus) を遊離するのでこのイオンは塩化物イオン(えんかぶつイオン、chloride ion)または塩素イオン(えんそイオン、現在この呼び方は推奨されていない)と称する。また命名法において後置せずに前置する場合は塩化 (— chloride) と称する。いずれも陰性の塩素原子を意味する名称である。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と塩化物 · 続きを見る »

二クロム酸カリウム

二クロム酸カリウム(にクロムさんカリウム、potassium dichromate)は化学式 K2Cr2O7 で表される橙赤色の無機化合物である。柱状の結晶。重クロム酸カリウムとも呼ばれる。融点は398℃、500℃で酸素を放出して分解する。水に可溶、エタノールに不溶。 クロムの酸化数が+6で、いわゆる六価クロムのひとつであり、環境への負荷が大きい物質である。また、発がん性があるなど人体にも非常に有害であるため、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されているほか、消防法により第一類危険物(酸化性固体)に指定されている。 漢字の「二」とカタカナの「ニ」が同じ形であることや、ニクロムという合金が存在することから「二」がカタカナの「ニ」と間違われることがあるが、正しくは漢字の「二」である。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と二クロム酸カリウム · 続きを見る »

亜硝酸塩

亜硝酸塩(あしょうさんえん、Nitrite)は、亜硝酸イオン NO2- をもつ塩である。英語の nitrite は、亜硝酸塩、亜硝酸イオン、亜硝酸エステルのいずれか指す。 亜硝酸イオンは錯体を形成する場合にアンビデントな配位子して働き、窒素原子で配位する場合はニトロ、酸素原子で配位する場合はニトリトと呼ばれる。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と亜硝酸塩 · 続きを見る »

モル濃度

モル濃度(モルのうど、molar concentration)は濃度を表す方式の一つで、単位体積の溶液中の溶質の物質量である。モル濃度のSI単位は mol m−3(モル毎立方メートル)であるが、通常 mol dm−3(モル毎立方デシメートル)や mol L−1(モル毎リットル)の単位がよく用いられる。化学や生化学などでよく用いられる濃度表示法であるが、通常溶液の体積は温度に依存して変化するため熱力学では使われにくい。しかし、この問題は温度補正係数や質量モル濃度など温度が影響しない方法をとることにより解決される。 直近の国際機関JCGM 200:2012 (VIM3) の用語に従えば、これは、物質量濃度(.

新しい!!: 化学的酸素要求量とモル濃度 · 続きを見る »

全有機炭素

全有機炭素(ぜんゆうきたんそ、TOC、Total Organic Carbon)とは、水中の酸化されうる有機物の全量を炭素の量で示したもの。代表的な水質指標の一つ。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と全有機炭素 · 続きを見る »

硝酸銀(I)

硝酸銀(I)(しょうさんぎん いち、silver(I) nitrate)は組成式 AgNO3、式量 169.89 の銀の硝酸塩である。日本の法令では毒物及び劇物取締法により劇物に指定される。銀を硝酸に溶かすと得られる。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と硝酸銀(I) · 続きを見る »

硫化物

硫化物(りゅうかぶつ、sulfide/sulphide)とは、硫黄化合物のうち硫黄原子が最低酸化数である-2を持つものの総称。言い換えると、硫化水素 (H-S-H) の H を他の原子に置換した構造を持つ化合物である。普通は特に、硫黄の2価の陰イオン(硫化物イオン)と各種陽イオンから構成された塩の形をとる化合物、もしくは他の元素との無機化合物(硫化水素、二硫化炭素など)を指す。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と硫化物 · 続きを見る »

硫酸銀(I)

硫酸銀(I)(りゅうさんぎん いち、silver(I) sulfate)は、化学式が Ag2SO4 と表される1価の銀の硫酸塩である。斜方晶の無色結晶であり、面心立方格子構造を取る。光や空気にさらされることにより黒ずむが、普通に取り扱う範囲では安定な物質である。水にはわずか (0.796 g/100 ml) に溶ける。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と硫酸銀(I) · 続きを見る »

生物化学的酸素要求量

生物化学的酸素要求量(せいぶつかがくてきさんそようきゅうりょう、Biochemical oxygen demand)は、生物化学的酸素消費量とも呼ばれる最も一般的な水質指標のひとつであり、主に略称のBODが使われている。 水中の有機物などの量を、その酸化分解のために微生物が必要とする酸素の量で表したもので、特定の物質を示すものではない。単位は O mg/L または mg-O2/L だが、通常 mg/L と略される。一般に、BODの値が大きいほど、その水質は悪いと言える。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と生物化学的酸素要求量 · 続きを見る »

生活排水

生活排水(せいかつはいすい)とは、炊事や洗濯など一般的な人間の生活に伴って生じ、排出される水。日本において通常は、水質汚濁防止法第2条第8項における前述の定義が用いられる。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と生活排水 · 続きを見る »

無機化合物

無機化合物(むきかごうぶつ、inorganic compound)は、有機化合物以外の化合物であり、具体的には単純な一部の炭素化合物(下に示す)と、炭素以外の元素で構成される化合物である。“無機”には「生命力を有さない」と言う意味があり、“機”には「生活機能」と言う意味がある。 炭素化合物のうち無機化合物に分類されるものには、グラファイトやダイヤモンドなど炭素の同素体、一酸化炭素や二酸化炭素、二硫化炭素など陰性の元素と作る化合物、あるいは炭酸カルシウムなどの金属炭酸塩、青酸と金属青酸塩、金属シアン酸塩、金属チオシアン酸塩、金属炭化物などの塩が挙げられる。 無機化合物の化学的性質は、元素の価電子(最外殻電子)の数に応じて性質が多彩に変化する。特に典型元素は周期表の族番号と周期にそれぞれ特有の性質の関連が知られている。 典型元素.

新しい!!: 化学的酸素要求量と無機化合物 · 続きを見る »

過マンガン酸カリウム

過マンガン酸カリウム(かマンガンさんカリウム、potassium permanganate)は化学式 KMnO4 の無機化合物で、カリウムイオン (K+) と過マンガン酸イオン (MnO4&minus) より構成される過マンガン酸塩の一種。Mn の酸化数は+7、O の酸化数は−2、K は+1である。 式量は 158.04 g/mol で、水、アセトン、メタノールに可溶である。固体では深紫色の柱状斜方晶系結晶である。においはなく、強力な酸化剤である。 水への溶解度は 7.5 g/100 g (25) で、約 200 ℃ で酸素を放ち分解する。 麻薬及び向精神薬取締法により麻薬向精神薬原料に指定されている。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と過マンガン酸カリウム · 続きを見る »

還元

還元(かんげん、英:reduction)とは、対象とする物質が電子を受け取る化学反応のこと。または、原子の形式酸化数が小さくなる化学反応のこと。具体的には、物質から酸素が奪われる反応、あるいは、物質が水素と化合する反応等が相当する。 目的化学物質を還元する為に使用する試薬、原料を還元剤と呼ぶ。一般的に還元剤と呼ばれる物質はあるが、反応における還元と酸化との役割は物質間で相対的である為、実際に還元剤として働くかどうかは、反応させる相手の物質による。 還元反応が工業的に用いられる例としては、製鉄(原料の酸化鉄を還元して鉄にする)などを始めとする金属の製錬が挙げられる。また、有機合成においても、多くの種類の還元反応が工業規模で実施されている。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と還元 · 続きを見る »

酸化

酸化(さんか、英:oxidation)とは、対象の物質が酸素と化合すること。 例えば、鉄がさびて酸化鉄になる場合、鉄の電子は酸素(O2)に移動しており、鉄は酸化されていることが分かる。 目的化学物質を酸化する為に使用する試薬、原料を酸化剤と呼ぶ。ただし、反応における酸化と還元との役割は物質間で相対的である為、一般的に酸化剤と呼ぶ物質であっても、実際に酸化剤として働くかどうかは、反応させる相手の物質による。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と酸化 · 続きを見る »

酸化剤

酸化剤のハザードシンボル 酸化とは、ある物質が酸と化合する、水素を放出するなどの化学反応である。酸化剤(さんかざい、Oxidizing agent、oxidant、oxidizer、oxidiser)は、酸化過程における酸の供給源になる物質である。主な酸化剤は酸素であり、一般的な酸化剤は酸素を含む。 酸化反応に伴い熱やエネルギーが発生し、燃焼や爆発は、急激な酸化現象である。酸化剤は燃料や爆薬が燃焼する際に加えられて、酸素を供給する役割を果たす。一般に用いられる酸化剤としては空気,酸素,オゾン,硝酸,ハロゲン (塩素,臭素,ヨウ素) などがある。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と酸化剤 · 続きを見る »

酸素

酸素(さんそ、oxygen)は原子番号8、原子量16.00の非金属元素である。元素記号は O。周期表では第16族元素(カルコゲン)および第2周期元素に属し、電気陰性度が大きいため反応性に富み、他のほとんどの元素と化合物(特に酸化物)を作る。標準状態では2個の酸素原子が二重結合した無味無臭無色透明の二原子分子である酸素分子 O として存在する。宇宙では水素、ヘリウムに次いで3番目に多くの質量を占めEmsley (2001).

新しい!!: 化学的酸素要求量と酸素 · 続きを見る »

水質

水質(すいしつ、)は物理的、化学的、生物的な水の性質を示す指標であるDiersing, Nancy (2009).

新しい!!: 化学的酸素要求量と水質 · 続きを見る »

沸騰

沸騰(ふっとう、boiling)とは、液体から気体へ相転移する気化が、液体の表面からだけでなく内部からも激しく起こる現象である。つまり水の場合で言えば、水の内部から水の分子が出て行くこととも言える。液体の内部からの気化を沸騰というのに対して、液体の表面で起こる気化は蒸発という。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と沸騰 · 続きを見る »

溶存酸素量

溶存酸素量(ようぞんさんそりょう)とは、水中に溶存する酸素の量のことである。水質の指標として用いられ、溶解酸素量(ようかいさんそりょう)とも呼ばれる。略称はDO (Dissolved Oxygen)。単位は、従来は、ppmが主に用いられていたが、最近では、mg/Lの表現が多用されている。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と溶存酸素量 · 続きを見る »

有機化合物

有機化合物(ゆうきかごうぶつ、organic compound)は、炭素を含む化合物の大部分をさす『岩波 理化学辞典』岩波書店。炭素原子が共有結合で結びついた骨格を持ち、分子間力によって集まることで液体や固体となっているため、沸点・融点が低いものが多い。 下記の歴史的背景から、炭素を含む化合物であっても、一酸化炭素、二酸化炭素、炭酸塩、青酸、シアン酸塩、チオシアン酸塩等の単純なものは例外的に無機化合物と分類し、有機化合物には含めない。例外は慣習的に決められたものであり『デジタル大辞泉』には、「炭素を含む化合物の総称。ただし、二酸化炭素・炭酸塩などの簡単な炭素化合物は習慣で無機化合物として扱うため含めない。」と書かれている。、現代では単なる「便宜上の区分」である。有機物質(ゆうきぶっしつ、organic substance『新英和大辞典』研究社)あるいは有機物(ゆうきぶつ、organic matter『新英和大辞典』研究社)とも呼ばれるあくまで別の単語であり、同一の概念ではない。。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と有機化合物 · 続きを見る »

浮遊物質

浮遊物質(ふゆうぶっしつ、suspended solids)とは、水中に浮遊する粒子径2 mm以下の不溶解性物質の総称である。日本では水質指標の1つとされており、重量濃度(mg/L)で表される。懸濁物質(けんだくぶっしつ、suspended substance)とも呼ばれる。通常、SSと略される。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と浮遊物質 · 続きを見る »

日本下水道協会

公益社団法人 日本下水道協会(にほんげすいどうきょうかい、JAPAN SEWAGE WORKS ASSOCIATION)は、東京都千代田区に本部を置く、下水道の調査を主な事業とする公益法人である。元環境省廃棄物対策課所管。.

新しい!!: 化学的酸素要求量と日本下水道協会 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

化学的酸素消費量

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »