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別本

索引 別本

別本(べっぽん)とは、源氏物語の写本のうち、青表紙本、河内本のいずれにも属さないものをいう。またそのような写本によって伝えられる本文を指すこともある。.

51 関係: おうふう大沢本源氏物語天理大学宇治市源氏物語ミュージアム岩波書店中央公論新社中京大学本源氏物語伏見天皇本源氏物語御物本源氏物語従一位麗子本源氏物語保坂本源氏物語ハーバード大学本源氏物語冷泉為和写本勝海舟国冬本源氏物語穂久邇文庫本源氏物語甲南女子大学本源氏物語青表紙本飯島本源氏物語角屋本源氏物語言経本源氏物語鶴見大学本源氏物語麦生本源氏物語阿部秋生阿里莫本源氏物語藤原為家雲隠六帖陽明文庫本源氏物語東京大学総合図書館東京大学本源氏物語東京国立博物館東海大学松平定信校異源氏物語梅枝橋本本源氏物語池田亀鑑河内本源氏物語源氏物語古系図源氏物語大成源氏物語別本集成源氏物語絵巻源氏釈日本大学本源氏物語1935年1942年1956年1986年...1993年 インデックスを展開 (1 もっと) »

おうふう

おうふうは、東京都千代田区にある出版社で、国語学や国文学などに関する著作を刊行している学術出版社。旧社名の桜楓社でも知られている。桜楓社という社名は、日本大学の国文学者・鈴木知太郎がつけた。.

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大沢本源氏物語

大沢本源氏物語(おおさわほんげんじものがたり)は、源氏物語の写本の一つ。大沢本、大沢家本(源氏物語)とも呼ばれる。 かつて奈良県の旧家である大沢家の所蔵であったことから「大沢本」の名前で知られるようになった。2008年以降は京都府宇治市にある宇治市源氏物語ミュージアムで管理されている。 長らく行方不明であったが、21世紀に入って再発見された。それまで知られていたどの写本とも異なる、特異な異文を幾つか含むことでも知られる。.

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天理大学

記載なし。

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宇治市源氏物語ミュージアム

宇治市源氏物語ミュージアム(うじしげんじものがたりミュージアム)は、京都府宇治市にある公立博物館。『源氏物語』の幻の写本とよばれる「大沢本」など「源氏物語」に関する資料の収集・保管等を行う。1998年に開館し、開館10周年にあたる2008年9月にリニューアルが行われた。.

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岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

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中央公論新社

株式会社中央公論新社(ちゅうおうこうろんしんしゃ)は、日本の出版社である。読売新聞グループ本社の傘下。略称は中公(ちゅうこう)。 本項では、旧法人の株式会社中央公論社(ちゅうおうこうろんしゃ)についても述べる。.

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中京大学本源氏物語

中京大学本源氏物語(ちゅうきょうだいがくほんげんじものがたり)とは、中京大学に所蔵されているために「中京大学本」と呼ばれる源氏物語の写本のこと。別本の本文を持つ5冊本源氏物語と河内本の本文を持つ「大島河内本源氏物語」とがある。.

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伏見天皇本源氏物語

伏見天皇本源氏物語(ふしみてんのうほんげんじものがたり)は、源氏物語の写本のひとつである。かつて国文学者吉田幸一の所蔵であったことから「吉田本(源氏物語)」、また、吉田の旧蔵書を中心に編成された「古典文庫」の管理となっていたことから「古典文庫本(源氏物語)」と呼ばれることもある。.

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御物本源氏物語

御物本源氏物語(ぎょぶつほんげんじものがたり)とは、鎌倉時代中期に書かれた源氏物語の写本である。.

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従一位麗子本源氏物語

従一位麗子本源氏物語(じゅいちいれいしほんげんじものがたり)とは、源麗子により平安時代末期に作成されたとされる源氏物語の写本のことである。麗子本(れいしほん)や京極北政所本(きょうごくきたのまんどころほん)と呼ばれることもある。本項目では昭和時代初期に発見され1945年(昭和20年)の第二次世界大戦終戦時の混乱で失われた本写本の転写本と見られる古写本についても述べる。.

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保坂本源氏物語

保坂本源氏物語(ほさかぼんげんじものがたり)は、源氏物語の写本である。本写本は現在は東京国立博物館に所蔵されているが、1935年(昭和10年)に保坂潤治の所蔵する写本として世に出たために、同人の手を離れた現在でも「保坂本」の名で呼ばれている。.

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ハーバード大学本源氏物語

ハーバード大学本源氏物語(ハーバードだいがくほんげんじものがたり)は、源氏物語の写本の一つ。現在アメリカ合衆国ハーバード大学の所蔵となっていることからこの名称で呼ばれている。現在はハーバード大学の東洋文化に関する文物を収蔵しているアーサー・M・サックラー美術館(Arthur M. Sackler Museum)に収蔵されている。.

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冷泉為和

冷泉 為和(れいぜい ためかず)は、戦国時代の公卿・歌人。正二位権大納言・冷泉為広の子。上冷泉家7代当主。官位は正二位・権大納言。.

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写本

13世紀ヨーロッパの彩色写本 写本(しゃほん、Manuscript)とは、手書きで複製された本や文書、またはその行為そのものを指して示す用語。時に、原本(オリジナル)である正本(しょうほん・せいほん)と対応させて、それを書き写した書写本であることを強調するために用いられることもある。.

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勝海舟

勝 海舟 / 勝 安芳(かつ かいしゅう / かつ やすよし、文政6年1月30日〈1823年3月12日〉 - 明治32年〈1899年〉1月19日)は、江戸時代末期(幕末)から明治時代初期の武士(幕臣)、政治家。位階勲等爵位は正二位勲一等伯爵。 山岡鉄舟、高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれる。.

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国冬本源氏物語

国冬本源氏物語(くにふゆほんげんじものがたり)は、鎌倉時代末期の住吉大社の神主で歌人としても知られる津守国冬(1270年(文永7年)-1320年(元応2年))による書写とされる源氏物語の写本のことである。津守国冬による書写とされる源氏物語の写本は、断片的なものを含めるといくつか知られているが、通常「国冬本源氏物語」というときには、現在天理大学天理図書館に所蔵されている津守国冬の書写による巻を含む取り合わせ本をいう。.

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穂久邇文庫本源氏物語

久邇文庫本源氏物語(ほのくにぶんこほんげんじものがたり)は、源氏物語の写本。現在は愛知県豊川市所在の穂久邇文庫の所蔵であることからこの名称で呼ばれている。.

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甲南女子大学本源氏物語

南女子大学本源氏物語(こうなんじょしだいがくほんげんじものがたり)とは、源氏物語の写本の一つ。現在神戸市東灘区の甲南女子大学の図書館には「伝藤原為家筆梅枝巻」と「伝冷泉為相筆紅葉賀巻」という二つの鎌倉時代の貴重な源氏物語の写本が所蔵されており、この「二つの写本の一つ」または「二つの写本の総称」として「甲南女子大学本(源氏物語)」と呼ばれる。.

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青表紙本

青表紙本(あおびょうしぼん)は、源氏物語の写本のうち藤原定家が作成したとされるもの、およびそれを写して作成されたとされるものをいう。「青表紙本」という呼び名は、定家が作成した写本の表紙が青かったことに由来する。.

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飯島本源氏物語

飯島本源氏物語(いいじまぼんげんじものがたり)は、源氏物語の写本である。.

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角屋本源氏物語

角屋本源氏物語(すみやほんげんじものがたり)とは、源氏物語の写本の一つ。「角屋」に伝来した写本であり、現在は角屋保存会の所蔵であるためこのように呼ばれる。.

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言経本源氏物語

言経本源氏物語(ときつねほんげんじものがたり)は、源氏物語の写本のひとつである。.

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鶴見大学本源氏物語

見大学本源氏物語(つるみだいがくほんげんじものがたり)は、鶴見大学(本部・神奈川県横浜市鶴見区)所蔵の源氏物語の写本のこと。.

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麦生本源氏物語

麦生本源氏物語(むにゅうぼんげんじものがたり)は、別本の本文を持ち、室町時代末期(1546年(天文15年))の成立と見られる源氏物語の写本である。現在44巻44冊が天理大学天理図書館に所蔵されている。.

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阿部秋生

阿部 秋生(あべ あきお、1910年10月24日 - 1999年5月24日)は、日本の国文学者、中古文学専攻、東京大学名誉教授。妻は文学博士阿部俊子。.

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阿里莫本源氏物語

阿里莫本源氏物語(ありまほんげんじものがたり)は、源氏物語の写本である。現在は天理大学天理図書館の所蔵。54帖に雲隠六帖を含む60帖が現存する。別本の本文を持ち、江戸時代前期(1692年(元禄5年))の成立とみられる。.

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藤原為家

藤原 為家(ふじわら の ためいえ)は、鎌倉時代中期の公家・歌人。正二位・権中納言藤原定家の三男。官位は正二位・権大納言。.

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雲隠六帖

雲隠六帖(くもがくれろくじょう)とは、『源氏物語』の補作の一つ。しばしば偽書・偽作研究で取り上げられることは多いが紫式部が書いたものでないことは明らかなものである。中世王朝物語と呼ばれるジャンルに含まれる。室町時代初期の注釈書である四辻善成の『河海抄』に見えないことなどからそれ以後の成立と見られるが作者は不明である。『阿里莫本』のようにこの雲隠六帖を含めた全60帖で伝えられる源氏物語の写本も存在する。.

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陽明文庫本源氏物語

陽明文庫本源氏物語(ようめいぶんこほんげんじものがたり)は、五摂家の一つ近衛家のコレクションである陽明文庫の中に含まれる源氏物語の写本である。.

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東京大学総合図書館

東京大学総合図書館(とうきょうだいがくそうごうとしょかん)は、約40の部局図書館・室からなる東京大学附属図書館の一つであり、東京大学附属図書館での事務・業務において中心的な役割を果たすとされる。蔵書数など附属図書館の中では最大の規模である。 東京大学本郷キャンパスに所在する。1923年(大正12年)9月1日の関東大震災で廃墟となり、現在の建物はそれを受けて造られたものであるため、鉄骨鉄筋コンクリート造りで頑強な構造を備えている。キャンパス構想全体も手がけていた内田祥三工学部教授による設計。現在、正面玄関前の地下に新図書館を作る計画があり、2016年に着工の予定(この間、東京大学の入学試験の合格発表も取り止められる)。 紀州徳川家より寄贈された「南葵文庫」をはじめ、「青洲文庫」、「鷗外文庫」、「田中文庫」、「亀井文庫」等多くのコレクションがある。これらのうち、江戸時代の文学書のコレクション「霞亭(かてい)文庫」や、明治大正期の文豪・森鷗外の旧蔵書のうち鷗外自筆写本、書入本などを掲載した「鷗外文庫書入本画像データベース」は電子化してホームページ上に公開している。.

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東京大学本源氏物語

東京大学本源氏物語(とうきょうだいがくほんげんじものがたり)は、源氏物語の写本。現在東京大学の所蔵になっていることからこのように呼ばれる。「東大本(源氏物語)」と呼ばれることもある。.

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東京国立博物館

東京国立博物館(とうきょうこくりつはくぶつかん)は、日本と東洋の文化財(美術品、考古遺物など)の収集保管、展示公開、調査研究、普及などを目的として独立行政法人国立文化財機構が運営する博物館である。館長は銭谷真美。 1872年(明治5年)に創設された、日本最古の博物館である。東京都台東区の上野恩賜公園内にある。本館、表慶館、 東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。2017年3月31日時点で、国宝88件、重要文化財636件を含む収蔵品の総数は117,190件(2017年11月時点では国宝89件、重文640件)。これとは別に、国宝55件、重要文化財258件を含む総数3,075件の寄託品を収蔵している。2017年度の陳列総件数は約7,200件。2016年度の来館者数は約191万人である。.

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東海大学

望星学塾での松前重義(前列左から2番目)と篠原登(前列右から2番目) 創立者・松前重義が、唱えた下記の「教育の指針」が、それに準じた扱いを受けている。これは、同学の母胎となっている望星学塾に掲げられていた四つの言葉であり、それがそのまま引き継がれたものである。ここでは、身体を鍛え、知能を磨くとともに、人間、社会、自然、歴史、世界に対する幅広い視野をもって、一人ひとりが、人生の基盤となる思想を培い、人生の意義について共に考えつつ、希望の星に向かって生きていこうと語りかけている。.

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松平定信

松平 定信(まつだいら さだのぶ)は、江戸時代中期の大名、老中。陸奥白河藩第3代藩主。定綱系久松松平家第9代当主。江戸幕府第8代将軍・徳川吉宗の孫に当たる。1787年から1793年まで寛政の改革を行った。.

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校異源氏物語

『校異源氏物語』(こういげんじものがたり)は、池田亀鑑編著による『源氏物語』の研究書。『源氏物語』の伝本群を「青表紙本」「河内本」「別本」に分類し、青表紙原本=定家本の現存する巻はこれを底本とし、他の巻は大島本と池田本を用いて、各系統の有力諸本の校異を一覧できるようにした校本である。.

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梅枝

梅枝」(うめがえ)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第32帖。巻名は宴の席で弁少将(内大臣の次男、後の紅梅大納言)が歌った催馬楽に因む。.

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橋本本源氏物語

橋本本源氏物語(はしもとほんげんじものがたり)とは、源氏物語の写本の一つ。かつて言語学者・国語学者であった橋本進吉(1882年(明治15年)12月24日 - 1945年(昭和20年)1月30日)の所蔵であったことから「橋本本」と呼ばれる。現在は人間文化研究機構国文学研究資料館の所蔵となっている。.

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池田亀鑑

池田 亀鑑(いけだ きかん、明治29年〈1896年〉12月9日 - 昭和31年〈1956年〉12月19日)は、日本の国文学者。平安文学専攻。.

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河内本

河内本(かわちぼん)は、『源氏物語』の写本のうち、大監物源光行とその子源親行(いわゆる河内方)が作成したとされるもの、およびそれを写して作成されたとされるものをいう。「河内本」という呼び名は光行・親行がともに河内守を歴任していることに由来する。.

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源氏物語

土佐光起筆『源氏物語画帖』より「若紫」。飼っていた雀の子を逃がしてしまった幼い紫の上と、柴垣から隙見する源氏。 朝顔」。雪まろばしの状景。邸内にいるのは源氏と紫の上。 『源氏物語』(げんじものがたり)は、平安時代中期に成立した日本の長編物語、小説。文献初出は1008年(寛弘五年)。作者の紫式部にとって生涯で唯一の物語作品である物語の他には「紫式部日記」や和歌集の「紫式部集」があり「小倉百人一首」にも和歌が収められている(*)。後に、紫式部の「源氏物語」と「紫式部日記」の2作品は絵画化された。約150年後の平安時代末期に「源氏物語絵巻」、約200年後の鎌倉時代初期に「紫式部日記絵巻」が制作された。(*)「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」。主人公の光源氏を通して、恋愛、栄光と没落、政治的欲望と権力闘争など、平安時代の貴族社会を描いた上智大学文学部教授 三田村雅子、NHK 2012年4月4日放送「100分de名著 源氏物語」第1回。NHK出版100分de名著『源氏物語』 (2012/3/24)。紫式部日記。。 下級貴族出身の紫式部は、20代後半で藤原宣孝と結婚し一女をもうけたが、結婚後3年ほどで夫と死別し、その現実を忘れるために物語を書き始めた。これが『源氏物語』の始まりである。最初は、当時紙が貴重で紙の提供者がいれば、その都度書き江戸時代の松永貞徳の源氏物語の写本全54冊(54帖)の1冊1冊の厚みが示すように、紫式部は当初多くの分量は書けず1冊(1帖)の厚みは薄いが、支援者の藤原道長により安定した紙の供給が行なわれて以降は34帖「若菜」のように1冊(1帖)の厚みが急激に増した。上智大学文学部教授 三田村雅子、NHK 2012年4月4日放送「100分de名著 源氏物語」第1回。(参考)『源氏物語』与謝野晶子訳、各帖の総ページ数より、1帖「桐壷」26、2帖「帚木」44、3帖「空蝉」12、そして、34帖「若菜」上192、下190。(角川文庫 1999年(平成11年)5月10日)所収、仲間内で批評し合うなどして楽しんでいたが紫式部日記より、当初、紫式部は仲間内で意見を言い合ったり手紙のやり取りで批評し合って楽しんでいたことから「最初は現代の同人誌のような楽しみ方だった」。上智大学文学部教授 三田村雅子、NHK 2012年4月4日放送「100分de名著 源氏物語」第1回。NHK出版100分de名著『源氏物語』 (2012/3/24)。、その物語の評判から藤原道長が娘の中宮彰子の家庭教師として紫式部を呼んだ。それを機に宮中に上がった紫式部は宮仕えをしながら藤原道長の支援の下で物語を書き続け、54帖からなる『源氏物語』を完成させた中宮彰子は一条天皇の妻であったが、一条天皇のもう一人の妻であり後に亡くなった藤原定子の家庭教師は清少納言だった。なお、藤原道長の要請で宮中に上がった紫式部は、宮中の様子を中心に書いた「紫式部日記」を残している。。 なお、源氏物語は文献初出から150年ほど後の平安時代末期に「源氏物語絵巻」として絵画化された 五島美術館。現存する絵巻物の内、徳川美術館と五島美術館所蔵のものは国宝となっている。また現在、『源氏物語』は日本のみならず20ヶ国語を超える翻訳を通じ世界各国で読まれている 総合研究大学院大学教授 伊藤鉃也 日本文学研究専攻。2009年3月時点、刊行されたもの24種類、現在進行中のもの4種類、未確認(あるらしい、というもの)6種類。。.

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源氏物語古系図

源氏物語古系図(げんじものがたりこけいず)とは、『源氏物語』の登場人物を実在の人物と同様に系図の形式で書き表した源氏物語系図のうち、実隆本源氏物語系図以前のものをいう。 源氏物語系図のうち、古系図に限らない一般の記述については源氏物語系図を見よ。.

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源氏物語大成

『源氏物語大成』(げんじものがたりたいせい)は、池田亀鑑編著による『源氏物語』の校異を中心にした研究書である。.

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源氏物語別本集成

『源氏物語別本集成』(げんじものがたりべっぽんしゅうせい)は、『源氏物語』の別本を中心とした校本である。.

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源氏物語絵巻

'''東屋一''' 手前は女房に髪を梳かせている宇治の中の君(後姿)。中の君の右に横顔の見えるのは女房の右近。奥は浮舟。匂宮に強引に言い寄られて傷心の浮舟をなぐさめようと、異母姉の中の君は物語絵を持ち出す。右近が物語の詞書を朗読し、浮舟はそれを聞きながら冊子の物語絵に見入る。この図は、当時の物語鑑賞や絵画鑑賞のあり方を具体的に伝える貴重な資料である。 源氏物語絵巻(げんじものがたりえまき)は、源氏物語を題材にした絵巻物である。源氏物語を題材とする絵巻物は複数存在するが、本項では通称「隆能源氏」(たかよしげんじ)と呼ばれている平安時代末期の作品で、国宝に指定されている作品について述べる。.

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源氏釈

『源氏釈』(げんじしゃく)は、『源氏物語』の注釈書である。藤原伊行によって平安時代末期に著された現存する最も古い『源氏物語』の注釈書であり、『弘安源氏論議』においても『源氏物語』の注釈の始まりは「宮内少輔が釈」と呼ばれている本書であるとされている。これに続く『源氏物語』の注釈書である藤原定家の『奥入』においても『源氏釈』は非常に重要視されており、数多く引用されている。但し常に従っているわけではなく、批判を加えている部分もある。.

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日本大学本源氏物語

日本大学本源氏物語(にほんだいがくほんげんじものがたり)とは、日本大学に所蔵されている源氏物語の写本のこと。「日大本」とも呼ばれる。以下のものがある。.

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1935年

記載なし。

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1942年

記載なし。

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1956年

記載なし。

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1986年

この項目では、国際的な視点に基づいた1986年について記載する。.

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1993年

この項目では、国際的な視点に基づいた1993年について記載する。.

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