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保全状況

索引 保全状況

生物種の保全状況(ほぜんじょうきょう、Conservation status、保全状態とも)とは、ある生物の種(それ以下の分類群も含む)が現在、または将来的に存在している見込みを表す指標である。保全状況を評価する際には、現在何個体生存しているか、といった単純なことだけではなく、個体数の増減率や、繁殖の成功率、既知の脅威などさまざまな要因が考慮される。.

25 関係: 危急種希少野生動植物種低危険種レッドリストレッドデータブック (環境省)アメリカ合衆国カナダタクソン国際自然保護連合移動性野生動物種の保全に関する条約種 (分類学)絶滅絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律絶滅した動物一覧絶滅危惧種法環境省生きている地球レポート生物近絶滅種欧州連合日本批准1500年

危急種

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおける 危急種(ききゅうしゅ、Vulnerable species)とは、絶滅の危険性が高いと判断された種のことを指す。IUCNでは、「野生絶滅の高い危険性」がある種を危急種と定義している。危急種は、環境の悪化などちょっとした状況の変化によって、容易に絶滅危惧種にカテゴライズされる恐れがある。 種の保全状況が危急になる主な理由は、生息地の破壊や消失などである。生息状況をモニタリングされている危急種もおり、常に絶滅の危機に晒されている。.

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希少野生動植物種

希少野生動植物種(きしょうやせいどうしょくぶつしゅ)とは、日本の絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)に基づき指定される絶滅の危機にある野生生物である。.

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低危険種

低危険種(ていきけんしゅ、Least Concern、LC)は、IUCNで定められた保全状況の1つで、生息状況の評価が行われたが、他のどのカテゴリにも該当しない種(または亜種以下)が低危険種に分類される。つまり低危険種とされた種は、絶滅のおそれもなく、近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種である。 まだ保全状況が評価されていない種については、生息状況の評価が行われるまでは低危険種とはされず、未評価 (Not Evaluated) とされる。つまり、低危険種に分類されるには、個体群の分布調査や絶滅リスクの評価といった、生息状況を適切に評価できる情報が必要となる。 公益財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、Least concernの呼称を「低危険種」としている。.

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レッドリスト

レッドリスト()とは、国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリスト編集部「」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、1984〜1994年(。2015年5月18日閲覧。)。正式には The IUCN Red List of Threatened Speciesという。2017年12月現在で、最新のバージョンは2017年版。 また、日本では環境省が作成した「絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト」も、レッドリストと呼ばれる。.

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レッドデータブック (環境省)

レッドデータブック(Red Data Book、略記:RDB)は、絶滅のおそれのある野生生物に関する保全状況や分布、生態、影響を与えている要因等の情報を記載した図書である。1966年にIUCN(国際自然保護連合)が中心となって作成されたものに始まり、現在は各国や団体等によってもこれに準じるものが多数作成されている。日本で単に「レッドデータブック」と言うときは、環境省によるもの、あるいはIUCNによるものを指すことが多い。本項では環境省作成のものについて記す。.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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カナダ

ナダ(英・、 キャナダ、 キャナダ、カナダ)は、10の州と3の準州を持つ連邦立憲君主制国家である。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国のひとつ。北アメリカ大陸北部に位置し、アメリカ合衆国と国境を接する。首都はオタワ(オンタリオ州)。国土面積は世界最大のロシアに次いで広い。 歴史的に先住民族が居住する中、外からやってきた英仏両国の植民地連合体として始まった。1763年からイギリス帝国に包括された。1867年の連邦化をきっかけに独立が進み、1931年ウエストミンスター憲章で承認され、1982年憲法制定をもって政体が安定した。一連の過程においてアメリカと政治・経済両面での関係が深まった。第一次世界大戦のとき首都にはイングランド銀行初の在外金準備が保管され、1917年7月上旬にJPモルガンへ償還するときなどに取り崩された。1943年にケベック協定を結んだ(当時のウラン生産力も参照)。1952年にはロスチャイルドの主導でブリンコ(BRINCO)という自然開発計画がスタートしている。結果として1955年と1960年を比べて、ウラン生産量は約13倍に跳ね上がった。1969年に石油自給国となる過程では、開発資金を供給するセカンダリー・バンキングへ機関投資家も参入したので、カナダの政治経済は機関化したのであった。 立憲君主制で、連邦政府の運営は首相を中心に行われている。パワー・コーポレーションと政界の連携により北米自由貿易協定(NAFTA)に加盟した。.

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タクソン

タクソン(taxon、複:タクサ、taxa)とは、生物の分類において、ある分類階級に位置づけられる生物の集合のこと。訳語としては分類群(ぶんるいぐん)という用語が一般的である。taxonomic unit、taxonomical groupと同義。.

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国際自然保護連合

国際自然保護連合(こくさいしぜんほごれんごう、英:International Union for Conservation of Nature and Natural Resources、IUCN)は、1948年に創設された、国際的な自然保護団体である。国家、政府機関、NGOなどを会員とする。本部はスイスのグランにある。日本は1978年に環境庁が日本の政府機関として初めて加盟、1995年に国家会員として加盟した。また、日本国内の18団体(NGOなど)が加盟している。1993年には、旭硝子財団よりブループラネット賞が贈られた。.

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移動性野生動物種の保全に関する条約

移動性野生動物種の保全に関する条約(いどうせいやせいどうぶつしゅのほぜんにかんするじょうやく、英:The Convention on the Conservation of Migratory Species of Wild Animals; CMS)は陸上、海洋、空中で渡りをする野生動物種の保護を目的とした政府間条約である。 1979年にドイツのボンで採択され、1983年11月1日IUCN日本委員会の日本語解説ページよりに施行された。本条約が採択された場所から通称ボン条約と呼ばれている。国連環境計画の後援のもとに締結された。 本条約では、絶滅の恐れのある移動性野生動物種を附属書I、好ましくない保護状態下にあり国際間での協力が必要な移動性野生動物種を附属書IIにリストアップしている。 2016年8月1日現在の加盟国数は124。中国含め先進国は殆どが加盟済みだが、2017年現在、日本は未加盟(クジラや海亀、サメ類も保護の対象になっているのが主な理由である)。.

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種 (分類学)

(しゅ)とは、生物分類上の基本単位である。2004年現在、命名済みの種だけで200万種あり、実際はその数倍から十数倍以上の種の存在が推定される。新しい種が形成される現象、メカニズムを種分化という。 ラテン語の species より、単数の場合は省略形 sp.

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絶滅

絶滅(ぜつめつ)とは、一つの生物種の全ての個体が死ぬことによって、その種が絶えること。種全体に対してではなく個体群に対して用いることもある。ただし野生のものも含めて全ての個体の死亡を確認するのは難しく、絶滅したとされた種の個体が後になって生存を確認されることもある。 また、IUCNレッドリストのカテゴリーである「Extinct」の訳語としても用いられる。.

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絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律

絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(ぜつめつのおそれのあるやせいどうしょくぶつのしゅのほぞんにかんするほうりつ、平成4年(1992年)6月5日法律第75号)は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存を図ることを目的とする日本の法律である。1993年(平成5年)4月1日施行。野生動植物保存法、種の保存法とも呼ばれる。 特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律(昭和47年6月1日法律第49号)および絶滅のおそれのある野生動植物の譲渡の規制等に関する法律(昭和62年6月2日法律第58号)は、この法律の施行により廃止された。.

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絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ぜつめつのおそれのあるやせいどうしょくぶつのしゅのこくさいとりひきにかんするじょうやく、)は、希少な野生動植物の国際的な取引を規制する条約である。条約が採択された都市の名称をとって、ワシントン条約()、または英文表記の頭文字をとってCITES(サイテス)とも呼ばれる。法令番号は昭和55年条約第25号。.

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絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律

絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律(ぜつめつのききにひんするしゅのほぞんにかんするほうりつ、Endangered Species Act of 1973、ESA)とは、1973年に制定されたアメリカ合衆国の法律(連邦法)である。日本語では、絶滅危惧種法・絶滅危惧種保護法・絶滅危機種法とも表記される。 本法律は、絶滅危惧種の保護や、それらの種が依存している生態系の保全を目的に策定されたEICネット「絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律」。対象種の指定の際には「重要生息地」も指定され、それらの種の輸出入や売買などを禁じている。 同趣旨のカナダの法律 "Species at Risk Act"については「絶滅危惧種法」を参照のこと。.

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絶滅した動物一覧

絶滅した動物一覧(ぜつめつしたどうぶついちらん、List of extinct animals)は、地球上から絶滅した動物のリストである。野生個体の絶滅である「野生絶滅」も扱う。.

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絶滅危惧種法

絶滅危惧種法(ぜつめつきぐしゅほう、Species at Risk Act)とは、2002年に制定されたカナダの法律。絶滅危惧種の保護を目的に策定された。 アメリカ合衆国の同趣旨の法律 "Endangered Species Act"については、「絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律」を参照のこと。.

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環境省

境省(かんきょうしょう、Ministry of the Environment、略称:MOE)は、日本の中央省庁の一つである。 「地球環境保全、公害の防止、自然環境の保護及び整備その他の環境の保全(良好な環境の創出を含む)並びに原子力の研究、開発及び利用における安全の確保を図ること」を任務とする(環境省設置法第3条)。.

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生きている地球レポート

生きている地球レポート(いきているちきゅうレポート)とは、世界自然保護基金(WWF)が発行している環境問題についての報告書。地球環境とそれに対する人間の活動による影響について考察を行なっており、1998年から隔年ごとに発行されている(直近は2008年版)。 「生きている地球指数」(LPI:Living Planet Index)と「エコロジカル・フットプリント」(EF:Ecological Footprint)の二つの指標を用いて、20世紀後半(1960年代/1970年代)から発行時までの地球環境の変化、および近未来の変化について考察・提言を行なっている。.

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生物

生物(せいぶつ)または生き物(いきもの)とは、動物・菌類・植物・古細菌・真正細菌などを総称した呼び方である。 地球上の全ての生物の共通の祖先があり(原始生命体・共通祖先)、その子孫達が増殖し複製するにつれ遺伝子に様々な変異が生じることで進化がおきたとされている。結果、バクテリアからヒトにいたる生物多様性が生まれ、お互いの存在(他者)や地球環境に依存しながら、相互に複雑な関係で結ばれる生物圏を形成するにいたっている。そのことをガイアとも呼ぶものもある。 これまで記録された数だけでも百数十万種に上ると言われており、そのうち動物は100万種以上、植物(菌類や藻類も含む)は50万種ほどである。 生物(なまもの)と読むと、加熱調理などをしていない食品のことを指す。具体的な例を挙げれば“刺身”などが代表的な例としてよく用いられる。.

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近絶滅種

IUCNのレッドリストにおける 絶滅寸前(ぜつめつすんぜん、Critically Endangered)とは、保全状況を示すカテゴリーの1つである。ある生物種(または亜種)の個体数が極めて減少している場合、または今後個体数が激減すると推測される場合に、絶滅寸前種に分類される。その基準として、3世代以内に個体数が80%減少した(または今後減少する可能性が高い)種を絶滅寸前としている。 なお、公益財団法人世界自然保護基金ジャパンは、Critically Endangeredの訳語を「近絶滅種」としている。.

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欧州連合

欧州連合(おうしゅうれんごう、、略称:)は、マーストリヒト条約により設立されたヨーロッパの地域統合体。 欧州連合では欧州連合条約の発効前に調印されていた単一欧州議定書によって市場統合が実現し、またシェンゲン協定により域内での国境通過にかかる手続きなどの負担を大幅に削減した。さらに欧州連合条約発効後によって外交・安全保障分野と司法・内務分野での枠組みが新たに設けられ、ユーロの導入による通貨統合が進められている。このほかにも欧州議会の直接選挙が実施されたり、欧州連合基本権憲章が採択されたりするなど、欧州連合の市民の概念が具現化されつつある。加盟国数も欧州経済共同体設立を定めたローマ条約発効時の6か国から、2013年7月のクロアチア加盟により28か国にまで増えている。.

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日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

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批准

批准(ひじゅん、英: ratification)は、国家が条約に拘束されることに同意する手続きのひとつである。通常は議会の同意を得て元首等が裁可あるいは認証、公布等を行うことにより国内において成立し、多国間条約においては国際機関等の寄託者に批准書を寄託すること等により、また、二国間条約においては締約国間で批准書を交換すること等により 外務省、確定する。.

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1500年

15世紀最後の年である。.

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