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仮名草子

索引 仮名草子

仮名草子(かなぞうし)とは、江戸時代初期に仮名、もしくは仮名交じり文で書かれた、近世文学における物語・散文作品を総称したもの。 井原西鶴の『好色一代男』が出版された天和2年(1682)頃を区切りとするのが一般的である。.

33 関係: 可笑記大名天和 (日本)好色一代男岡雅彦中世文学井原西鶴仮名 (文字)仮名交じり文延宝御伽草子儒教写本出版竹斎烏丸光広物語遊女評判記西山宗因説話談林派識字鈴木正三東海道名所記江戸時代朝山意林庵木版浪人浮世物語浮世草子浅井了意日本の近世文学史散文

可笑記

可笑記(かしょうき)とは近世初期の随筆風仮名草子である。作者は斎藤親盛、筆名「如儡子(にょらいし)」。.

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大名

大名(だいみょう)は、大名主より転じた語。大いに名の轟く者のことを指す。対義語は小名である。.

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天和 (日本)

天和(てんな、てんわ)は日本の元号の一つ。延宝の後、貞享の前。1681年から1684年までの期間を指す。この時代の天皇は霊元天皇。江戸幕府将軍は徳川綱吉。.

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好色一代男

『好色一代男』(こうしょくいちだいおとこ)は、江戸時代前期の文芸作品。井原西鶴の処女作である。8巻8冊。1682年(天和2年)、大坂の池田屋と江戸の奈良屋から同時刊行された。西鶴41歳の作品とされている。 大坂版の挿絵は蒔絵師源三郎といわれるが、西鶴自筆という説もある。江戸版は菱川師宣筆。大坂版は1682年(天和2年)の初版以外に2種、江戸版は1687年(貞享4年)版ほか1種、都合6種の版本がある。.

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岡雅彦

岡 雅彦(おか まさひこ、1940年7月5日 - )は、国文学者、国文学研究資料館名誉教授。 北海道出身。1963年北海道学芸大学教育学部卒、1965年北海道大学大学院修士課程修了、1966年北海道大学文学部助手、1968年フェリス女学院大学文学部専任講師、1973年国文学研究資料館助教授、90年教授、副館長、2002年定年退官、名誉教授、國學院大學教授。2011年退職。  .

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中世文学

中世文学(ちゅうせいぶんがく、英語:medieval literature)では、中世ヨーロッパの文学について説明する。 中世文学が扱う範囲は広く、中世(476年の西ローマ帝国滅亡から15世紀後半のフィレンツェにおけるルネサンス開始までの約1000年間)にヨーロッパ内外で書かれた全ての作品を含む。この時代の文学作品は大きく宗教文学と世俗文学に分けられる。現代文学の場合と同じく、中世文学は複雑で豊富な研究領域で、極端に神聖なものから極端に猥雑なものまで多岐にわたる。時代も地域も非常にばらつきがあるので、過度な単純化抜きで概略を述べることは困難である。各作品は書かれた言語、地域、内容でジャンル分けされる。.

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井原西鶴

井原 西鶴(いはら さいかく、寛永19年(1642年)? - 元禄6年8月10日(1693年9月9日))は、江戸時代の大坂の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳諧師。別号は鶴永、二万翁、西鵬。 『好色一代男』をはじめとする浮世草子の作者として知られる。談林派を代表する俳諧師でもあった。.

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仮名 (文字)

仮名(かな)とは、漢字をもとにして日本で作られた文字のこと。現在一般には平仮名と片仮名のことを指す。表音文字の一種であり、基本的に1字が1音節をあらわす音節文字に分類される。漢字に対して和字(わじ)ともいう。ただし和字は和製漢字を意味することもある。.

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仮名交じり文

仮名交じり文(かなまじりぶん)とは、漢字を主体としてこれに仮名を含めて書かれた文章。.

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延宝

延宝(えんぽう、旧字体: 延寳)は日本の元号の一つ。寛文の後、天和の前。1673年から1681年までの期間を指す。この時代の天皇は霊元天皇。江戸幕府将軍は徳川家綱、徳川綱吉。.

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御伽草子

『御伽草子』(おとぎぞうし)は、鎌倉時代末から江戸時代にかけて成立した、それまでにない新規な主題を取り上げた短編の絵入り物語、およびそれらの形式。お伽草子、おとぎ草子とも表記する。 広義に室町時代を中心とした中世小説全般を指すこともあり、室町物語とも呼ばれる。.

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儒教

儒教の始祖、孔子 董仲舒 儒教(じゅきょう)は、孔子を始祖とする思考・信仰の体系である。紀元前の中国に興り、東アジア各国で2000年以上にわたって強い影響力を持つ。その学問的側面から儒学、思想的側面からは名教・礼教ともいう。大成者の孔子から、孔教・孔子教とも呼ぶ。中国では、哲学・思想としては儒家思想という。.

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写本

13世紀ヨーロッパの彩色写本 写本(しゃほん、Manuscript)とは、手書きで複製された本や文書、またはその行為そのものを指して示す用語。時に、原本(オリジナル)である正本(しょうほん・せいほん)と対応させて、それを書き写した書写本であることを強調するために用いられることもある。.

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出版

出版(しゅっぱん、英語:publishing)とは、販売・頒布する目的で文書や図画を複製し、これを書籍や雑誌の形態で発行することで、上梓(じょうし)、板行(はんこう)とも呼ばれる。上梓の「梓(し)」とは、カバノキ科のミズメのことではなくノウゼンカズラ科のキササゲのことで、古く中国で木版印刷の版材にキササゲが用いられたことに基づく。書籍や雑誌など出版されたものを出版物(しゅっぱんぶつ)と呼び、出版を事業とする企業を出版社と呼ぶ。 出版(複製)は一般に印刷によって行われる。新聞も同様の方法で発行されるが、流通経路が異なり、普通は出版とは呼ばない。ただし、現在ほとんどの新聞社(またはそのグループ会社)では雑誌、書籍の出版も手がけている。 出版(書籍、雑誌)は新聞やラジオ、テレビに比べて情報伝達の速報性などの点で劣っているが、一方で正確性、蓄積性などに優れたメディアである。.

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竹斎

『竹斎』(ちくさい)は、江戸時代初期の仮名草子。作者は医師の富山道冶(とみやま どうや)である。.

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烏丸光広

烏丸 光広(からすまる みつひろ)は、江戸時代前期の公卿・歌人・能書家。准大臣烏丸光宣の長男。官位は正二位権大納言。細川幽斎から古今伝授を受けて二条派歌学を究め、歌道の復興に力を注いだ。.

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物語

物語(ものがたり)は、.

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遊女評判記

遊女評判記(ゆうじょひょうばんき)は、江戸時代初期 - 中期に刊行された遊女の評判記。 もとは仮名草子の中に遊廓を案内するものがあった。遊女一人一人の評判を記したものとして1655年(明暦元年)の「桃源集」があり、京都・嶋原遊郭の高級遊女(太夫・天神)53名を取り上げている。 宝暦(1751-1763年)頃まで刊行されたが、吉原遊廓の太夫が姿を消した時期に刊行が途絶えた。.

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西山宗因

西山 宗因(にしやま そういん、慶長10年(1605年) - 天和2年3月28日(1682年5月5日))は、江戸時代前期の俳人・連歌師。本名は西山豊一。父は加藤清正の家臣西山次郎左衛門。通称次郎作。俳号は一幽と称し、宗因は連歌名。生れは肥後国八代(現熊本県八代市) 。談林派の祖。 15歳頃から肥後国八代城代加藤正方に仕えた。正方の影響で連歌を知り京都へ遊学した。里村昌琢(しょうたく)に師事して本格的に連歌を学んだが、1632年(寛永9年)主家の改易で浪人となる。1647年(正保4年)大坂天満宮連歌所の宗匠となり、全国に多くの門人を持つようになった。一方では、俳諧に関する活動も行い、延宝年間頃に談林派俳諧の第一人者とされた。俳諧連歌ははじめ関西を中心に流行し、次第に全国へ波及し、松尾芭蕉の蕉風俳諧の基礎を築いたが、宗因は晩年連歌に戻った。 談林派は、言語遊戯を主とする貞門の古風を嫌い、式目の簡略化をはかり、奇抜な着想・見立てと軽妙な言い回しを特色としたが、蕉風の発生とともに衰退した。宗因流。飛体(とびてい) 。阿蘭陀(オランダ) 流ともいわれた。.

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説話

説話(せつわ)は、近代に造語された言葉で、明瞭な概念規定なしに国文学・民俗学・民族学・神話学などの領域で使用される。広義には、古くより伝承されて来た話・物語一般を意味する。しかし狭義には、民話(昔話)、伝説を指す。また、民話と同義の意味で使用されることもある。 ここでは狭義の意味の説話を説明する。 ドイツ語のメルヘン/メルヒェン(Märchen)、英語のフェアリーテイル(fairy tale)を含んでいる。メルヘンは、スティス・トンプソン以降、英語圏でもよく使われるようになった。.

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談林派

談林派(だんりんは)は、西山宗因らを中心にして江戸時代に栄えた俳諧の一派。 松永貞徳門下による貞門派に代わって俳壇の中心を占めた。連歌師でもあった西山宗因のほか、浮世草子作者でもある井原西鶴、京の菅野谷高政、江戸の田代松意らが活躍した。後に衰えて松尾芭蕉による蕉風が盛んになる。 談林派の作風は「心付」と呼ばれた。.

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識字

識字(しきじ)(literacy)とは、文字(書記言語)を読み書きし、理解できること、またその能力。 文字に限らずさまざまな情報の読み書き、理解能力に言及する際には、日本語ではリテラシーという表現が利用される。.

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鈴木正三

鈴木 正三(すずき しょうさん、俗名の諱まさみつ、道号:石平老人、天正7年1月10日(1579年2月5日)- 明暦元年6月25日(1655年7月28日))は、江戸時代初期の曹洞宗の僧侶・仮名草子作家で、元は徳川家に仕えた旗本である。本姓穂積氏で、三河鈴木氏の一族。通称九太夫、号を玄々軒、正三は法名である。法名に関しては、俗名の読み方を改めただけと言われているが、俗名は重三で、正三は筆名であるとの異説もある。.

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東海道名所記

『東海道名所記』(とうかいどうめいしょき)は江戸時代前期に浅井了意によって著された東海道の仮名草子。.

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江戸時代

江戸時代(えどじだい)は、日本の歴史において徳川将軍家が日本を統治していた時代である。徳川時代(とくがわじだい)とも言う。この時代の徳川将軍家による政府は、江戸幕府(えどばくふ)あるいは徳川幕府(とくがわばくふ)と呼ぶ。 藩政時代(はんせいじだい)という別称もあるが、こちらは江戸時代に何らかの藩の領土だった地域の郷土史を指す語として使われる例が多い。.

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朝山意林庵

朝山 意林庵(あさやま いりんあん、天正17年9月8日(1589年10月17日) - 寛文4年9月21日(1664年11月8日))は江戸時代前期の儒学者。幼くして出家した後、儒学に転じ、細川氏等に仕え、後光明天皇の進講を務めた。排仏論を唱えた仮名草子『清水物語』の著者とされる。 本姓大伴氏、後に源氏。幼名は藤丸、法号は素心。北白川三位入道と称した。.

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木版

木版(もくはん)とは、版木/板木(はんぎ)とも呼ばれ、印刷のために文字や絵画などを反対向きに刻した板。木版印刷や木版画制作に用いられる。.

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浪人

浪人(ろうにん)は、古代においては、戸籍に登録された地を離れて他国を流浪している者のことを意味し、浮浪とも呼ばれた。身分は囚われず全ての民衆がなりうる。江戸時代中期頃より牢人を浪人と呼ぶようになった。したがって牢人と浪人は正確には別義である。 対して牢人は、主家を去って(あるいは失い)俸禄を失った者をいう。室町時代から江戸時代にかけての主従関係における武士や侍のみに当てられる、いわば狭義の身分語であった。江戸時代になり戦火が収まると、改易などにより各地を流浪する牢人が急増した。そのため浮浪する牢人を浪人と呼ぶようになった。.

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浮世物語

浮世物語(うきよものがたり)は、浅井了意によって書かれた仮名草子。.

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浮世草子

浮世草子(うきよぞうし)は、江戸時代に生まれた前期近世文学の主要な文芸形式のひとつ。浮世草紙とも書かれる。 井原西鶴の『好色一代男』(1682年刊行)以降の一連の作品を、それまでの仮名草子とは一線を画するものとして、今日では浮世草子と呼ぶ(当時は「草双紙」と呼ばれ、「仮名草子」・「浮世草子」はのちになって区別されたもの)。元禄期、大坂を中心に流行し、民衆生活の幅広い主題を扱って多くの作品が書かれた(浮世には世間一般という意味と、色事、好色といった意味がある)。京都の八文字屋自笑から出版されたものは特に「八文字屋本(はちもんじやぼん)」と呼び、元禄期から18世紀中頃の明和期まで刊行された。その内容によって好色物、町人物、武家物などに分けられる。 創始者と言える西鶴の業績が最も著名であり、江島其磧の『世間子息気質』『世間娘容姿』など一部を除き、後に続いた作品に有名なものは少ない。.

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浅井了意

浅井 了意(あさい りょうい、慶長17年(1612年)頃 - 元禄4年1月1日(1691年1月29日))は、江戸時代前期の浄土真宗の僧・仮名草子作家。父は東本願寺の末寺本照寺の住職。本名は不詳。号は松雲・瓢水子・羊岐斎。京都の出身。.

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日本の近世文学史

日本の近世文学史(にほんのきんせぶんがくし)では、江戸時代(近世)の日本文学の歴史を述べる。.

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散文

散文(さんぶん)とは、小説や評論のように、5・7・5などの韻律や句法にとらわれずに書かれた文章のことである。狭義には、そのようにして書かれた文学。韻文の反意語。散文で書かれた詩のことは散文詩と言う。また、散文的という言葉は「味気なく、情趣が薄い」という意味で使われることもある。.

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