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仏の一覧

索引 仏の一覧

仏の一覧(ほとけのいちらん)では、日本で信仰されている大乗仏教における信仰・造像の対象である広義の仏(ほとけ)の一覧を示す。.

215 関係: 執金剛神えびす十大弟子十一面観音十二天十二神将十六善神印相千手観音吉祥天堅牢地神増長天多宝如来多羅菩薩大威徳明王大乗仏教大元帥明王大国主大随求菩薩大黒天大自在天大通智勝如来大権修利菩薩大日如来天部天満大自在天神夜叉如来如意輪観音妙見菩薩孔雀明王宝幢如来宝生如来宗派寿老人密教山王神道山王権現岸文笑上座部仏教不動明王不空羂索観音不空成就如来帝釈天両界曼荼羅常不軽菩薩七面天女布袋世自在王仏三十二相八十種好...三十番神三宝荒神三道三鬼大権現三湖伝説一字金輪仏頂二十八部衆広目天五大菩薩五大明王五智如来仏眼仏母仏陀仏教仏教用語一覧他化自在天伊豆山権現伊舎那天伎芸天弁才天弥勒菩薩伽藍神役小角徳川家康信仰地蔵菩薩医王権現マハーカーラハスラクシュミーヴィシュヌブラフマー善導インドラウシャスガネーシャガンジス川シヴァスカンダサラスヴァティー准胝観音八大竜王八王子権現八部衆六地蔵兜跋毘沙門天光背勢至菩薩四天王四菩薩石動権現矜羯羅童子神の一覧福禄寿秋葉権現空海立山修験立山権現箱根権現緊那羅羽黒権現羅刹天真言宗烏枢沙摩明王結跏趺坐瑜伽大権現焔摩天熊野権現燃燈仏牛頭天王白山権現白衣観音白毫韋駄天螺髪過去七仏聖徳太子聖観音達磨荼枳尼天菩薩青面金剛行基顕教飯縄権現飛天親鸞馬頭観音馬頭明王観音菩薩鬼子母神魚籃観音護法善神豊臣秀吉鳩摩羅天越知大権現軍荼利明王黒闇天龍樹迦楼羅天胎蔵界五仏阿しゅく如来阿弥陀如来阿弥陀三尊阿弥陀経阿修羅阿羅漢赤山禅院関帝薬上菩薩薬師如来薬師三尊薬王菩薩閻魔開祖那羅延天蔵王権現脇侍釈迦如来釈迦三尊金剛力士金剛夜叉明王金剛薩た金毘羅権現良源雨宝童子虚空蔵菩薩降三世明王恒河沙提婆達多梵天歓喜天毘盧遮那仏毘沙門天法然法身普賢深沙大将清瀧権現源頼朝源満仲持国天持金剛仏月光菩薩最澄明王浄土三部経新羅明神文殊菩薩日光修験日光菩薩日蓮日本の神の一覧摩多羅神摩利支天摩ゴ羅伽摩耶夫人悟り愛宕権現愛染明王曼荼羅普賢延命菩薩普賢菩薩智ギ智明権現 インデックスを展開 (165 もっと) »

執金剛神

執金剛神。右手指修理前1939年の写真(東大寺) ヘラクレスの姿形を取ったヴァジュラパーニ(左は仏陀。大英博物館) 執金剛神(しゅこんごうしん、しゅうこんごうしん、しつこんごうしん、वज्रपानि、、)は、金剛手、持金剛神とも称される、仏教の護法善神である。金剛杵を執って仏法を守護するため、この名がある。 金剛杵は、仏の智慧が煩悩を打破する武器であることを象徴している。 金剛力士と同じだが、金剛力士は密迹・那羅延の2人の裸形姿であるのに対し、執金剛神は1人の武将姿として造形安置されるのが一般的である。また金剛力士(仁王)と起源を同一とする考え方もある。 インドではヴァジュラパーニ()と呼ばれ、造形的には半裸形で表現されている。中国・日本では、忿怒相で身体を甲冑で固めた武神として表される。 日本の遺例としては、東大寺・法華堂(三月堂)の塑像(国宝)が知られる。堂内において北側の厨子に安置され、年1回だけしか開扉が許されていないため、極めて保存状態が良い。奈良朝の造像としては、金箔・彩色が表面に非常によく残存しており、貴重な存在である。 また、京都の金剛院の木像は、鎌倉時代に快慶の手によって、東大寺・法華堂像に学んで作られた。.

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えびす

宮城県気仙沼市五十鈴神社浮見堂のえびす像 えびす(ゑびす).

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十大弟子

十大弟子 (じゅうだいでし)とは、釈迦(釈尊)の弟子達の中で主要な10人の弟子のこと。.

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十一面観音

十一面観音(じゅういちめんかんのん)、梵名エーカダシャムカ (एकदशमुख)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)の1つであり、六観音の1つでもある。頭部に11の顔を持つ菩薩である。梵名は「11の顔」、「11の顔を持つもの」の意。.

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十二天

十二天(じゅうにてん)は、仏教の護法善神である「天部」の諸尊12種の総称である。密教では四天王とともに重視されている。十二天のうち、特に八方(東西南北の四方と東北・東南・西北・西南)を護る諸尊を八方天あるいは護世八方天といい、更に天地を護る諸尊を加えて十天ともいう児玉義隆『印と梵字ご利益・功徳事典』学研パブリッシングpp256、2009、ISBN 9784054041875。.

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十二神将

十二神将(じゅうにしんしょう)は、仏教の信仰・造像の対象である天部の神々で、また護法善神である。十二夜叉大将、十二神明王(じゅうにやしゃたいしょう/しんみょうおう)ともいい、薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる十二体の武神である。新薬師寺にある塑像の十二神将像がよく知られる。梵語では、例えば伐折羅は、ヴァジュローマハーヤクシャセーナパティであり、訳すと「ヴァジュラ(という神格の)偉大なヤクシャの軍の主」、すなわち大夜叉将軍=神将と意訳される。元々は夜叉つまり悪魔であったが、仏と仏法の真理に降伏し善神となって仏と信者を守護する。.

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十六善神

谷文晁筆『十六善神の図』絹本著色 文化3年龍蔵寺(福島県白河市年貢町)蔵 十六善神(じゅうろくぜんしん)とは四天王と十二神将と合わせた合計十六名の般若経を守る夜叉神とされる護法善神のことである。般若十六善神、釈迦十六善神、釈迦三尊十六善神とも言う。絵には四天王と十二神将のみではなく正面に玄奘三蔵と深沙大将が左右対称で登場する場合もある。もちろん他の神も登場する。法湧菩薩・常啼菩薩(両者とも般若経に縁が深い)などが加わる場合もある。ゆえに十六善神図は十六の神のみが絵に登場するとは限らない。なお、十六善神図は日本全国様々な場所で作成された。.

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印相

印相(いんそう、いんぞう、mudrā)は、仏教において、手の指で様々な形を作り、仏・菩薩・諸尊の内証を標示するもの。印(いん)、印契(いんげい)、密印、契印ともいう。修行者が本尊と渉入し融合するために、その本尊の印相を結ぶこともある。もともとは、印相に関する定まった軌則は無かったが、密教の発達に伴って相が定まり、意味が説かれるようになった。儀軌の成立した時代の違いや地方の別によって、印相には差異がある。.

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千手観音

千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)、सहस्रभुज、、サハスラブジャ)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。 「サハスラブジャ」とは「千の手」あるいは「千の手を持つもの」の意味である。この名はヒンドゥー教のヴィシュヌ神やシヴァ神、女神ドゥルガーといった神々の異名でもあり、インドでヒンドゥー教の影響を受けて成立した観音菩薩の変化身(へんげしん)と考えられている。六観音の一尊でもある。 三昧耶形は開蓮華(満開のハスの花。聖観音の初割蓮華と対をなす)、蓮華上宝珠。種字はキリーク(ह्रीः hrīḥ)。 眷属として二十八部衆を従える。.

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吉祥天

吉祥天(きっしょうてん / きちじょうてん、Śrī-mahādevī 、音写:摩訶室利など)は、仏教の守護神である天部の1つ。もとヒンドゥー教の女神であるラクシュミー()が仏教に取り入れられたもの。功徳天、宝蔵天女ともいう。ヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の妃とされ、また愛神カーマの母とされる。 仏教においては、父は徳叉迦(とくさか)、母は鬼子母神であり、夫を毘沙門天とする。妹に黒闇天がいる。 毘沙門天の脇侍として善膩師童子と共に祀られる事もある。 早くより帝釈天や大自在天などと共に仏教に取り入れられた。後には一般に弁才天と混同されることが多くなった。 北方・毘沙門天の居所を住所とする。不空訳の密教経典『大吉祥天女十二契一百八名無垢大乗経』では、未来には成仏して吉祥摩尼宝生如来(きちじょうまにほうしょうにょらい)になると説かれる。 吉祥とは繁栄・幸運を意味し幸福・美・富を顕す神とされる。また、美女の代名詞として尊敬を集め、金光明経から前科に対する謝罪の念(吉祥悔過・きちじょうけか)や五穀豊穣でも崇拝されている。 天河大弁財天社の創建に関わった天武天皇は天河の上空での天女.

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堅牢地神

堅牢地神(けんろうじしん)は、仏教における天部の神の1柱で大地を司る。通常は女神であるが密教では男神と一対とする。十二天の一である地天と同一視する向きもある。 堅牢地天、堅牢地祇、あるいは単に堅牢と呼ばれる場合もある。大地女神として、地の堅牢と神の不壊とに解釈される。つまり大地を堅固ならしめる神である。また仏法が流布される処に赴いて、その仏・如来の法座の下にあって警護するという。 『金光明王経』八堅牢地神品には、資材珍宝伏蔵及び、神通長年妙薬を求め、衆病を治癒医療する。 また怨敵を降伏させ、諸々の異論を制御せんとする時、浄室において道場を安置し、身を沐浴し、鮮潔の衣をまとい、草座の上にうずくまり、仏舎利尊像がある前、または舎利制底ある所にて、焼香・散華・飯食供養し、白月八日布灑星合する時に請召するとある。 また密教では、金剛界曼荼羅の四執金剛神の一尊である地天と同一視する。 胎蔵界曼荼羅では堅牢地神として外金剛部院に男性神とその后が配列されている。その形像は肉色で男女共に女形をなし、男神は左手に鮮やかな華を盛った鉢を持っている。 この鉢は大地を表し、鮮華は諸物生成の徳を表すとされる。女神は右手を心臓、左手を股にあてる。『覚禅抄』には雲中に坐す姿とし、その他さまざまな異形がある。密教ではこの神を供養(地天供)して地鎮の法を修する。.

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増長天

増長天(ぞうじょうてん、ぞうちょうてん)、梵名ヴィルーダカ (विरूढक 、毘楼勒叉、 『成長、増大した者』)は、仏教における天部の仏神。持国天、広目天、多聞天と共に四天王の一尊に数えられる。三昧耶形は刀剣、戟。種子はビ(vi)。 増長天は、四天王の一体、南方を護る守護神として造像される場合が多い。仏堂では本尊の向かって左手前に安置するのが原則である。その姿には様々な表現があるが、日本では一般に革製の甲冑を身に着けた唐代の武将風の姿で表される。 持物は戟の場合が多い。例えば胎蔵界曼荼羅では体色は赤肉色、右手は右胸の前で剣を持ち、左手は拳にして右腰に置く姿で描かれる。そして増長天の前には鬼形の従者がいて両手で剣を持ち跪いている。 また、中国の民間信仰においては青い顔で宝剣を持った姿で表される。左図は鎌倉時代作の四天王像のうちの増長天像で、足下に邪鬼を踏みつけ、左手に戟(げき)を持ち、右手を腰に当てた姿に表されている。 本来はインド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下で、後に仏教に守護神として取り入れられた。仏の住む世界を支える須弥山の4方向を護る四天王の1人として南瑠璃埵(みなみるりた)に住み、南の方角、或いは古代インドの世界観で地球上にあるとされた4つの大陸のうち南贍部洲(なんせんぶしゅう)を守護するとされる。 また、鳩槃荼や薜茘多(餓鬼)といった眷属を配下とする。.

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多宝如来

多宝如来(たほうにょらい)は、仏教の信仰対象である如来の1つ。サンスクリットではプラブータ・ラトナ Prabhūta-ratnaと言い、「多宝」は意訳である。法華経に登場する、東方の宝浄国の教主。釈尊の説法を賛嘆した仏である。多宝塔に安置したり、多宝塔の両隣に釈迦牟尼仏と合わせて本尊(一塔両尊)にしたりする。.

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多羅菩薩

多羅菩薩(たらぼさつ、梵名: )は、仏教で信仰される女性の尊格(チベット語名:སྒྲོལ་མ་、、、漢字名:多羅,多羅仏母、救度仏母)。手に青い蓮の花を持つ。種字は、チベット仏教ではターム(ཏཱཾ 、 ཏཱྃ)、日本仏教ではタン (तं)等。 三十三観音の一尊で、多羅観音あるいは多羅尊観音とも。.

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大威徳明王

大威徳明王(だいいとくみょうおう)、梵名ヤマーンタカ(यमान्तक )は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。五大明王のなかで 西方の守護者とされる。.

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大乗仏教

大乗仏教(だいじょうぶっきょう、महायान Māhāyāna, Mahāyāna Buddhism)は、伝統的にユーラシア大陸の中央部から東部にかけて信仰されてきた仏教の一派。大乗仏教が発祥した背景としてはさまざまな説が唱えられているが、部派仏教への批判的見地から起こった側面があるとされている。.

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大元帥明王

大元帥明王(だいげんすいみょうおう、Āṭavaka)は、仏教(特に密教)における尊格である明王の一つ。なお、真言密教においては「帥」の字は発音せず「たいげんみょうおう」と読み、また太元明王と記すこともある。.

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大国主

出雲大社にある大国主の銅像 大国主(おおくにぬし)は、『古事記』『日本書紀』に登場する日本神話の神である。国津神の代表的な神だが、天孫降臨で天津神に国土を献上したことから「国譲りの神」とも呼ばれる。出雲大社の祭神。(天津神の主宰神である天照大神に対し、国津神の主宰神とされる。).

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大随求菩薩

大随求菩薩 大随求菩薩(だいずいくぼさつ)は、仏教、特に密教における菩薩の一尊である。.

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大黒天

ヒンドゥー教のシヴァ神像 大黒天(マハーカーラ) 大黒天(だいこくてん、Mahākāla、、音写:摩訶迦羅など)とは、ヒンドゥー教のシヴァ神の異名であり、これが仏教に取り入れられたもの。大暗黒天とも呼ばれる。.

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大自在天

大自在天『図像抄』「尊像三目八臂騎白牛」とある 大自在天(だいじざいてん、梵:महेश्वर、Maheśvara、マヘーシュヴァラ、音写:摩醯首羅、まけいしゅら)とも言う。もともとはヒンドゥー教におけるシヴァ神である。仏教では自在天外道の主神とされる。なお大聖歓喜自在天・他化自在天と名称が似ているため多く混同されるが、別の天部である(後述)。妻は烏摩妃(パールヴァティー)。.

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大通智勝如来

大通智勝如来(だいつうちしょうにょらい)とは仏教の如来の1人。妙法蓮華経第三巻化城喩第七で説かれる如来である。.

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大権修利菩薩

大権修利菩薩(だいげんしゅりぼさつ)は、禅宗、特に曹洞宗寺院で尊重され祀られる尊格である。伽藍神の1つとされる。したがって、大権修利は菩薩という尊号にはなっているものの、護法善神の一尊と見る向きもある。.

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大日如来

胎蔵曼荼羅の胎蔵大日如来(中央) 胎蔵曼荼羅 金剛界曼荼羅 大日如来(だいにちにょらい、Mahāvairocana)は、真言密教の教主である仏であり、密教の本尊。一切の諸仏菩薩の本地。.

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天部

天部(てんぶ、サンスクリット देव, deva, देवता, devatā)は、仏教において天界に住む者の総称。天、諸天部、天部神ともいう。インドの古来の神が仏教に取り入れられて護法神となったものである。 梵天、帝釈天、吉祥天、弁才天、伎芸天、鬼子母神、大黒天、四天王、竜王、夜叉、聖天、金剛力士、韋駄天、天龍八部衆、十二神将、二十八部衆などの天部が存在し、貴顕天部と武人天部に二分される。仏教の尊像においては、如来、菩薩、明王、天という4区分の4番目にあたる。.

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天満大自在天神

明治時代) 天満大自在天神(てんまん / てんま / そらみつ だいじざいてんじん)は、日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家である菅原道真(すがわら の みちざね / みちまさ / どうしん)の御霊を神格化した神。別号 日本太政威徳天(にほん / やまと / ひのもと だいじょう / だじょう いとくてん)、大聖威徳天(たいせいいとくてん)、火雷天神(からいてんじん)、大富天神(おおとみ / だいふ てんじん)、北野天満宮天神(きたのてんまんぐうてんじん)、北野天満大富天神(きたのそらみつおおとみてんじん)、実道権現(じつどうごんげん)。天神信仰、天満宮の主神。学問の神で雷神。.

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夜叉

ヤクシャ像 シュンガ朝 ギメ東洋美術館 夜叉(やしゃ、、の音写、訳:暴悪・捷疾鬼・威徳)は、古代インド神話に登場する鬼神。薬叉(やくしゃ)とも称する。のちに仏教に取り入れられ護法善神の一尊となった。.

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如来

如来 (にょらい)とは、仏教において、真理(如)に随って来た、真如より現れ出た者、すなわち仏陀のこと。仏の十の称号である十号の一つに数えられる。.

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如意輪観音

如意輪観音(にょいりんかんのん)、梵名チンターマニチャクラ (चिन्तामणिचक्र)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一尊に数えられる。 三昧耶形は如意宝珠、紅蓮華。種字はキリーク(ह्रीः、)。.

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妙見菩薩

妙見菩薩(みょうけんぼさつ)は、仏教における信仰対象である天部の一つ。妙見尊星王(みょうけんそんしょうおう)、北辰(ほくしん)妙見菩薩とも呼ばれる。.

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孔雀明王

メ東洋美術館所蔵) 孔雀明王(くじゃくみょうおう)は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の1つ。 衆生を利益する徳を表すとされる。.

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宝幢如来

宝幢如来(ほうとうにょらい)、梵名ラトナケートゥ(रत्नकेतु)は、仏教における信仰対象である如来の一尊である。 ラトナ・ケートゥは、「如意宝珠の旗印(をもつ者)」の意。 胎蔵曼荼羅画面東方に位置し「発心」(悟りを開こうとする心を起こすこと)を表す仏とされる。 仏道修行の根本である菩提心(発菩提心)を旗印とし、その旗(幢)によって諸魔(修行を妨げる煩悩や迷妄)を退ける如来であり、阿閦如来(あしゅくにょらい)と同じとする説もある。 結んだ与願印は、大慈悲をもって衆生の願いをかなえる仏意を表す。 『大日経』・秘密八印品で「宝幢如来」(Ratnaketu)にあたる部分は、以下の如く示される。 (前略) いかんが八印なる。いわく、智慧三昧手を以って、空心合掌に作して、その上風輪と地輪とを散じて、光焰を放つが如くす、これ世尊の大威徳生の印なり。 そのマンダラは三角にして、しかも光明を具せり。彼の真言にいわく Namaḥ samantabuddhānāṃ raṃ raḥ svāhā (普く諸仏に帰命す ラム ラハ スヴァーハー).

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宝生如来

宝生如来(ほうしょうにょらい、रत्नसम्भव 、ラトナサンバヴァ)は、仏教における信仰対象である如来の一尊。 三昧耶形は三弁宝珠。種子(種子字)はत्राः(タラーク、)。 密教における金剛界五仏の一で、金剛界曼荼羅では大日如来の南方(画面では大日如来の向かって左方)に位置する。唯識思想における仏の悟りの境地のひとつ「平等性智」(びょうどうしょうち)を具現化したものである。これは、全ての存在には絶対の価値があるということを示す。 印相は、左手は腹前で衣を掴み、右手は手の平を前に向けて下げる「与願印」(よがんいん)を結ぶ。 日本における宝生如来の彫像は、五仏(五智如来)の一として造像されたものが大部分であり、宝生如来単独の造像や信仰はまれである。.

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宗派

宗派(しゅうは)は、教義・信仰対象などの違いや歴史的経緯により生じた分派である。主に仏教において用いられる。実際にどんな仏教の宗派があるかについては、十三宗五十六派および:Category:仏教の宗派を参照。.

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寿老人

橘守国画の'''寿老人'''。 寿老人(じゅろうじん)は道教の神仙(神)真野隆也 『タオの神々』 新紀元社。中国の伝説上の人物。南極老人星(カノープス)の化身とされる。七福神の一柱。 真言(サンスクリット)は、「オン バザラユセイ ソワカ」(普賢菩薩の延命呪と同じ)。 酒を好み頭の長い長寿の神とされる。日本では七福神として知られているが、福禄寿はこの寿老人と同一神と考えられていることから、七福神から外されたこともあり、その場合は猩猩が入る。寿老人は不死の霊薬を含んでいる瓢箪を運び、長寿と自然との調和のシンボルである牡鹿を従えている。手には、これも長寿のシンボルである不老長寿の桃を持っている。.

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密教

密教(みっきょう)とは、秘密の教えを意味し、一般的には、大乗仏教の中の秘密教を指し、秘密仏教の略称とも言われる。金剛乗、あるいは金剛一乗教、金剛乗教ともいう。中国語圏では一般に密宗(ミイゾン)という。.

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山王神道

山王神道(さんのうしんとう)は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて、天台宗の総本山である比叡山延暦寺で生まれた神道の流派である。狭義には、江戸時代の天海より以前のものを山王神道という。.

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山王権現

山王権現(さんのうごんげん)は日枝山(比叡山)の山岳信仰と神道、天台宗が融合した神仏習合の神である。天台宗の鎮守神。日吉権現、日吉山王権現とも呼ばれた。.

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岸文笑

岸 文笑(きし ぶんしょう、宝暦4年(1754年) - 寛政8年4月12日(1796年5月18日))は、江戸時代の浮世絵師、狂歌師。.

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上座部仏教

上座部仏教(じょうざぶぶっきょう、Theravāda、Sthaviravāda、เถรวาท, 、Theravada Buddhism)は、仏教の分類のひとつ。上座仏教、テーラワーダ仏教、テーラヴァーダ仏教とも。「上座」 (thera) とはサンガ内で尊敬される比丘のことで、「長老」とも漢訳される。 スリランカ、ミャンマー、タイ、カンボジア、ラオスに広まり、パーリ語仏典を受持する上座部仏教は、南伝仏教とも呼ばれ、パーリ語の三蔵を伝えていることからパーリ仏教ともいう。東アジア、チベット、ベトナムへ伝わった大乗仏教(北伝仏教)とは異なる歴史経過をたどった。小乗仏教と呼ばれることもあるが、南伝仏教側の自称ではなく、そのように呼称するのは不適切とされる。.

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不動明王

不動明王 (ふどうみょうおう)、梵名アチャラナータ (अचलनाथ)は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。大日如来の化身とも言われる。また、五大明王の中心となる明王でもある。真言宗をはじめ、天台宗、禅宗、日蓮宗等の日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されている。 五大明王の一員である、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王らと共に祀られる。.

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不空羂索観音

不空羂索観音坐像(香川県・法蓮寺、重要文化財) 不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん/ふくうけんじゃくかんのん)、梵名アモーガパーシャ(अमोघपाश )は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。六観音あるいは七観音の一尊に数えられる。三昧耶形は羂索(狩猟用の投げ縄、または両端に金具を付けた捕縛縄)、開蓮華(満開のハスの花。聖観音の初割蓮華と対をなす)。種字は(サ、)「印と真言の本」、学研、2004年2月、 p.105。 日本では「不空羂索観音菩薩」や、「不空羂索観世音菩薩」などさまざまな呼称がある。尊名の「不空」とは「むなしからず」、「羂索」は鳥獣等を捕らえる縄のこと。従って、不空羂索観音とは「心念不空の索をもってあらゆる衆生をもれなく救済する観音」を意味する。.

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不空成就如来

不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)、梵名アモーガシッデイ (अमोघसिद्ध&#x093f)は、仏教における信仰対象である如来の一尊。 三昧耶形は羯磨金剛(十字に組み合わされた三鈷金剛杵)。種子(種子字)はアク(aH)。 密教における金剛界五仏の一尊で、金剛界曼荼羅では大日如来の北方(画面では大日如来の向かって右方)に位置する。仏の悟りの境地のうち、唯識思想で言う「成所作智(じょうしょさち)を具現化したものである。これは、何物にもとらわれず実践するという意である。原語の「アモーガ」は「空(むな)しからず」という意味で、この如来が何事も漏らさず成し遂げることを示す。 印相は、左手は腹前で衣を掴み、右手は胸の高さに上げて手のひらを前に向けた施無畏印(せむいいん)を結ぶ。 胎蔵界の北方、天鼓雷音如来(てんくらいおんにょらい)と同体であると考えられている。また釈迦如来と同一視されることもある。 日本における不空成就如来の彫像は、五仏(五智如来)の一として造像されたものが大部分であり、不空成就如来単独の造像や信仰はほとんどないと言って大過ない。.

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帝釈天

帝釈天(たいしゃくてん)は、仏教の守護神である天部の一つ。天主帝釈・天帝・天皇ともいう。バラモン教・ヒンドゥー教・ゾロアスター教の武神(天帝)でヒッタイト条文にも見られるインドラ(इंद्र、इन्द्र)と同一の神。妻は阿修羅の娘であるシャチー(舎脂)。梵天と一対の像として表されることが多く、両者で「梵釈」ともいう。朝鮮の檀君神話では釋提桓因(しゃくだいかんいん)とも記載される。釋は字(あざな)、提桓因は天主のこと。 別名三十二天とも呼称される。また、仏教では東南西北のそれぞれに、持国天・増長天・広目天・多聞天(毘沙門天)が仕えることから四天王天と呼ばれることがある。.

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両界曼荼羅

両界曼荼羅(りょうかいまんだら)は、日本密教の中心となる仏である大日如来の説く真理や悟りの境地を、視覚的に表現した曼荼羅である。.

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常不軽菩薩

常不軽菩薩(じょうふきょうぼさつ、Sadāparibhūta)とは、法華経に登場する菩薩である。.

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七面天女

七面大明神(しちめんだいみょうじん)は、七面天女とも呼ばれ日蓮宗系において法華経を守護するとされる女神。七面天女は当初、日蓮宗総本山である身延山久遠寺の守護神として信仰され、日蓮宗が広まるにつれ、法華経を守護する神として各地の日蓮宗寺院で祀られるようになった。その本地は、山梨県南巨摩郡早川町にある標高1982mの七面山山頂にある寺(敬慎院)に祀られている神で、吉祥天とも弁財天ともいわれる。伝説によると、日蓮の弟子の日朗と南部實長公が登山して、永仁5年(1297年)9月19日(旧暦)朝に七面大明神を勧請したと言われている。 七面山は、古来より修験道が盛んな山で、山頂にある大きな池のほとりには池大神が祀られている。その姿は役の小角の姿である。日蓮聖人の時代以前から、すでに七面山には山岳信仰の形態の一つとしての池の神の信仰があった。日蓮より二百年余りの昔、京都の公卿の姫が業病にかかった際、厳島明神の「甲斐の国 波木井郷の水上に七つ池の霊山あり。その水にて浄めれば平癒せん」というお告げを受けて癒された姫君説話の舞台でもある。 縁日は毎月18日もしくは19日である。.

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布袋

中国浙江省杭州市飛来峰石窟造像群中の布袋像 布袋(ほてい、生年不詳 - 917年(?))は、唐末の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したとされる伝説的な仏僧。水墨画の好画題とされ、大きな袋を背負った太鼓腹の僧侶の姿で描かれる。日本では七福神の一柱として信仰されている。.

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世自在王仏

世自在王仏(せじざいおうぶつ)は、法蔵菩薩(阿弥陀如来)の師仏とされる如来『浄土三部経』上、岩波書店、P.297。である。梵名は「ローケーシュヴァラ・ラージャ」(Lokeśvararāja)。その意は「世間において自在である王『浄土三部経』上、岩波書店、P.26。」、「世間の中の自在者の王『浄土三部経』、中央公論新社、P.19。」であり、「世自在王」と訳される。別名は、音写された「楼夷亘羅」と、意訳された「世饒王仏」(せにょうおうぶつ)がある。法蔵菩薩が「嘆仏偈」(「讃仏偈」)『浄土三部経』上、岩波書店、P.26 -30『浄土三部経』上、岩波書店、P.150 -152『浄土三部経』、中央公論新社、P.19 - 21。で讃嘆し、「四十八願」『浄土三部経』上、岩波書店、P.32 -49『浄土三部経』上、岩波書店、P.154 - 164『浄土三部経』、中央公論新社、P.25 - 37。・「四誓偈」(「重誓偈・三誓偈」)『浄土三部経』上、岩波書店、P.49 - 53『浄土三部経』上、岩波書店、P.165 -166『浄土三部経』、中央公論新社、P.37 - 40。で誓いを述べた相手である。ローケーシュヴァラ(Lokeśvara)という語はシヴァ神や観世音菩薩に対しても用いられている。また『ローケーシュヴァラ讃』(Lokeśvararāja-stava)という書物が存在している。 今をさかのぼること無数劫という遥か過去の時代の仏で、『無量寿経』のサンスクリット本『スカーヴァティー・ヴィユーハ』では「ディーパンカラ」から過去にさかのぼること81番目にローケーシュヴァラ・ラージャという名の如来(世自在王仏)が世に出られた『浄土三部経』上、岩波書店、P.22 - 26『浄土三部経』、中央公論新社、P.15 - 19。『新訂 梵文和訳 無量寿経・阿弥陀経』、P.61 - 66。と説かれ、康僧鎧による漢訳『仏説無量寿経』では「錠光如来」より54番目に世自在王仏が興出されたと説かれ『浄土三部経』上、岩波書店、P.148 - 149『浄土三部経』上、岩波書店、P.296。。世自在王仏より前に興出された仏たちを「五十三仏」という。.

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三十二相八十種好

三十二相八十種好(さんじゅうにそうはちじっしゅこう(ごう))とは、仏の姿の32の特徴を数え上げたもの。三十二相を詳述したものが八十種好相であり、。仏の外形的な特徴とともに、宗教的な理想を示している。大般若経などに述べられており、経典によって多少の相違がある。「相」と「好」をとって相好(そうこう、そうごう)ともいう。.

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三十番神

三十番神(さんじゅうばんしん)は、神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことである。太陰太陽暦では月の日数は29日か30日である。 最澄(伝教大師)が比叡山に祀ったのが最初とされ、鎌倉時代には盛んに信仰されるようになった。中世以降は特に日蓮宗・法華宗(法華神道)で重視され、法華経守護の神(諸天善神)とされた。これは、京都に日蓮宗を布教しようとした日像が、布教のために比叡山の三十番神を取り入れたためである。また、吉田神道も天台宗・日蓮宗とは別の三十番神として「天地擁護の三十番神」「王城守護の三十番神」「吾国守護の三十番神」などを唱えた。吉田兼倶は三十番神信仰が吉田神道から発すると主張した。1868年、神仏分離のため、明治政府によって配祠を禁じられた。 以下は、日蓮宗における三十番神である。 現在は太陽暦の採用により31日が存在するため、31日の神として五番善神(薬王菩薩、勇施菩薩、多聞天、持国天、鬼子母神、十羅刹女)を勧請する場合がある。.

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三宝荒神

三宝荒神(ギメ東洋美術館) 三宝荒神(さんぼうこうじん、さんぽうこうじん)は、日本特有の仏教における信仰対象の1つ。仏法僧の三宝を守護し、不浄を厭離(おんり)する佛神である。.

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三道

三道(さんどう)とは、仏教において有学道、無学道の過程を表した言葉。日本においては伝統芸能や武道などを三つ併せた総称。.

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三鬼大権現

三鬼大権現(さんきだいごんげん)は、真言宗系の天狗信仰や山岳仏教の信仰対象となる鬼神である。別名、厳島三鬼坊。.

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三湖伝説

三湖伝説(さんこでんせつ)は青森県、岩手県、秋田県にまたがる伝説。主に秋田県を中心として語り継がれている。異類婚姻譚、変身譚、見るなのタブーの類型のひとつ。各地にこの物語が残されているが、細部は異なっている。.

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一字金輪仏頂

一字金輪仏頂 (いちじきんりんぶっちょう)、梵名エーカークシャローシュニーシャチャクラ (एकाक्षरोष्णीषचक्र.

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二十八部衆

二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)は、千手観音の眷属の事である。 東西南北と上下に各四部、北東・東南・北西・西南に各一部ずつが配されており、合計で二十八部衆となる。.

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広目天

広目天(こうもくてん)、梵名ヴィルーパークシャ (विरूपाक्ष 、毘楼博叉)は、仏教における天部の仏神。持国天、増長天、多聞天と共に四天王の一尊に数えられる。ヴィルーパークシャとは本来サンスクリット語で「種々の眼をした者」あるいは「不格好な眼をした者」という意味だが、「尋常でない眼、特殊な力を持った眼」さらに千里眼と拡大解釈され、広目と訳された。三昧耶形は三鈷戟、羂索(両端に金具を付けた捕縛縄)。種子はビ(vi)。 広目天は四天王の一体、西方を護る守護神として造像されることが多い。仏堂内では本尊の向かって左後方に安置するのが原則である。その姿には様々な表現があるが、日本では一般に革製の甲冑を身に着けた唐代の武将風の姿で表される。 持物は、古くは筆を持ち巻物に何かを書き留めている姿で表現された。しかしこれは主に天平時代のもので、平安時代以後は徐々に別の持物を持つようになった。 例えば密教の胎蔵界曼荼羅では体色は赤色、右手は三鈷戟を持ち、左手は拳にして右腰に置く姿で描かれる。また羂索を持った姿で表されることもある。また、中国の民間信仰においては赤い顔で竜を持った姿で表される。 左図は鎌倉時代作の四天王像のうちの広目天(左)と多聞天(右)で、広目天は邪鬼の上に静かに立ち、筆と巻物を持つ姿に表されている。 本来はインド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下で、後に仏教に守護神として取り入れられた。仏の住む世界を支える須弥山の4方向を護る四天王の1員として白銀埵(はくぎんた)に住み、西の方角、或いは古代インドの世界観で地球上にあるとされた4つの大陸のうち西牛貨洲(さいごけしゅう)を守護するとされる。 また、諸龍王や富単那(ふたんな、梵名puutana。子供の熱病を引き起こす病魔)を配下とする。.

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五大菩薩

五大菩薩(ごだいぼさつ)は、仏教の信仰・造像の対象である菩薩(真理を探求し、悟りを開くために修行中の者)の組み合わせの1つである。密教において重視される金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)に登場する数多い菩薩のうち主要なものを組み合わせたものである。京都市・東寺の像以外に顕著な作例を見ない。 五仏(五智如来)と五大明王については日本国内に他にも造像例が多数あるが、金剛波羅蜜、金剛薩埵、金剛宝菩薩、金剛法菩薩、金剛業菩薩の組み合わせを五大菩薩として安置した例は少ない。その典拠も明らかでなく、『金剛頂経』(密教の根本経典の1つ)、『仁王経』(仏教による国家鎮護を説いた経)などをもとに空海が独自に発案したものとも言われ、中国の唐時代の密教美術にその源を求める説もある。.

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五大明王

五大明王(ごだいみょうおう)は、仏教における信仰対象であり、密教特有の尊格である明王のうち、中心的役割を担う5名の明王を組み合わせたものである。本来は別個の尊格として起こった明王たちが、中心となる不動明王を元にして配置されたものである。.

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五智如来

無量寿如来、北向きに不空成就如来が配されている。毎年1月13日、4月29日、6月13日に御開帳される。 五智如来(ごちにょらい)は、五大如来ともいい、密教で5つの知恵(法界体性智、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)を5体の如来にあてはめたもの。金剛界五仏のことである。 作例としては、東寺(教王護国寺)講堂、京都・安祥寺の像が著名である。.

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仏眼仏母

明恵念持 仏眼仏母 (高山寺蔵) 仏眼仏母 (ぶつげんぶつも)、(बुद्धलोचना)は、仏教、特に密教で崇められる仏の一尊。真理を見つめる眼を神格化したものである。 なお、所依の経典によって、大日如来所変、釈迦如来所変、金剛薩埵所変の三種類の仏眼仏母が説かれる。 三昧耶形は如来眼(肉髻と微笑む両目)、金剛眼(独鈷金剛杵の両側に微笑む眼)、あるいは如意宝珠。種子はギャ(ga)、またはシリー(zrii)。 その姿は、日本では一般に装身具を身に着けた菩薩形で、喜悦微笑して法界定印の印相をとる姿に表される。 人は真理を見つめて世の理を悟り、仏即ち「目覚めた者」となる。これを「真理を見つめる眼が仏を産む」更に「人に真理を見せて仏として生まれ変わらせる宇宙の神性」という様に擬人化して考え、仏母即ち「仏の母」としての仏眼信仰に発展した。 また『大日経疏』では、「諸々の仏が人々を観察し、彼らを救うために最も相応しい姿を表す」という大乗仏教の下化衆生思想に基づく解釈も行われている。 密教においては「目を開いて仏として生まれ変わらせる」その役割から、仏像の開眼儀式でその真言が唱えられる。 また、仏眼仏母は胎蔵界大日如来が金剛界月輪三昧という深い瞑想の境地に至った姿ととも解釈され、一字金輪仏頂とは表裏一体の関係にあるとされる。例えば、一字金輪仏頂がその輪宝で悪神を折伏するとすれば、仏眼仏母は悪神を摂受によって教え導くという。 そのため仏眼仏母の曼荼羅には必ず一字金輪仏頂も描かれ、一字金輪仏頂曼荼羅にも必ず仏眼仏母が描かれる。.

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仏陀

仏陀(ぶつだ、ぶっだ、बुद्ध、(ブッダ))は、仏ともいい、悟りの最高の位「仏の悟り」を開いた人を指す。釈迦牟尼をも意味する。仏(ぶつ)やほとけともいう。.

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仏教

仏教寺院 仏教(ぶっきょう、旧字体:佛敎、サンスクリット:बौद्धधर्मः 、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教である。キリスト教・イスラム教と並んで、日本では出版点数の多い宗教の一つに数えられる。仏陀(仏、目覚めた人)の説いた教えである。 その教義は、苦しみの輪廻から解脱することを目指している。原因と結果の理解に基づいており、諸々の現象が縁起するとされる。 仏教は仏、その教えである法、その実践者である僧からなる三宝を中心に組織されている。実践における戒定慧の三学は、戒律、心を集中する禅定、ものごとの縁起を観察する智慧であり、後ろ二つは併せて止観とも呼ばれる仏教の瞑想法である。実践にて重要となる能力は六波羅蜜や八正道のように、いくつかの方法でまとめらている。 紀元前450年ごろに、インドで開始された仏教は、今では初期仏教として研究されている。釈迦は、他の苦行などの実践者の主張であるアートマン(真我)の存在を否定して無我とした。釈迦の死後数百年で部派仏教が生まれ、大きく大衆部と上座部とに、さらに細かく分かれたが、今なお大きな勢力として続いているのは南伝した上座部仏教であり、初期の教えを模範としている。紀元前の終わりごろには北伝し日本にも伝わることになる大乗仏教が開始され、教義や団体は多彩に発展しており、禅の瞑想法の様々、チベットや日本の真言宗に残る密教、一方で浄土信仰のような信仰形態の変化など多様である。『日本書紀』によれば仏教が伝来したのは飛鳥時代552年(欽明天皇13年)である(日本の仏教)。.

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仏教用語一覧

仏教用語一覧(ぶっきょうようご いちらん)では、仏教の用語を、日本語にしているものを中心として一覧形式で表す。.

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他化自在天

他化自在天(たけじざいてん、Para-nirmita-vaśa-vartin)は、三界における欲界の最高位、且つ六道の天道(天上界)の最下部である、六欲天の第六天。欲界の天主大魔王である第六天魔王波旬(はじゅん、Pāpīyas)の住処。 この天は、他人の変現する楽事をかけて自由に己が快楽とするからこの名がある。この天の男女は互いに相視るのみにて淫事を満足し得、子を欲する時はその欲念に随って膝の上に化現するという。天人の身長は三里、寿命は1万6千歳という。ただし、その一尽夜は人間の1600年に相当するという。 天人としての他化自在天は、弓を持った姿で描かれる。.

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伊豆山権現

伊豆山権現(いずさんごんげん)は伊豆山(走湯山)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、千手観音・阿弥陀如来・如意輪観音を本地仏とする。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、伊豆山権現社(現伊豆山神社)・走湯山般若院で祀られた。伊豆山三所権現、走湯権現とも呼ばれた。.

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伊舎那天

伊舎那天(『図像抄』) 伊舎那天(いざなてん、いしゃなてん、Skt:ईशान īśāna)は仏教の天部における天神の名である。欲界第六天(他化自在天)の主。.

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伎芸天

伎芸天(ぎげいてん)は仏教守護の天部のひとつ。 摩醯首羅天(大自在天=シヴァ神)の髪の生え際から誕生した天女とされる。容姿端麗で器楽の技芸が群を抜いていたため、技芸修達、福徳円満の護法善神とされる。 『摩醯首羅天法要』『摩醯首羅大自在天王神通化生伎芸天女念誦法』に説かれ、 ヒンドゥー教などに相当する尊格を特定することができず、梵名も不詳。父尊の額から生まれるという出自に注目しギリシャ神話のアテナとの関連を指摘する説もある。 日本では単独での信仰がそれほど広まらなかったこともあり、現存する古像の作例は秋篠寺の一体のみとされる。現存の像は、頭部のみが奈良時代の造立当時のもので首以下は鎌倉時代の後補によるものである。造立当時の造様は不明で、現在の姿は経軌と大きく異なっており、伎芸天像とすることに疑問を呈する意見もある。.

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弁才天

蔵-->京都府・浄瑠璃寺伝来(鎌倉時代 吉祥天像厨子絵) 弁才天(べんざいてん)は、仏教の守護神である天部の一つ。ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー()が、仏教に取り込まれた呼び名である。神仏習合によって神道にも取り込まれ、様々な日本的変容を遂げた。.

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弥勒菩薩

弥勒菩薩(みろくぼさつ)、maitreya(マイトレーヤ)、metteyya(メッテイヤ、メッテッヤ)は仏教において、釈迦牟尼仏の次に現われる未来仏であり、大乗仏教では菩薩の一尊である。一部の大乗経典では字(あざな)が阿逸多 Ajita とされているが、スッタニパータ第五章や、『中阿含経』中の説本経などの初期経典の記述では、弥勒と阿逸多は別人であり、弥勒は仏陀となるという記別を受け、また阿逸多は仏陀ではなく転輪聖王となるという記別を受けている。 弥勒は音写であり、「慈しみ」(maitrī, mettā)を語源とするため、慈氏菩薩(“慈しみ”という名の菩薩)とも意訳する。 三昧耶形は蓮華上の塔、賢瓶(水瓶)。種子(種子字)はयु(yu)。.

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伽藍神

伽藍神(がらんじん)は、寺院を守護する神。護伽藍神(ごがらんじん)・守伽藍神・寺神ともいう。伽藍神を祀る堂を伽藍堂という。.

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役小角

役 小角(えん の おづの /おづぬ /おつの、舒明天皇6年(634年)伝 – 大宝元年6月7日(701年7月16日)伝)は、飛鳥時代の呪術者である。姓は君。 修験道の開祖とされている。 実在の人物だが、伝えられる人物像は後世の伝説によるところが大きい。天河大弁財天社や大峯山龍泉寺など多くの修験道の霊場に、役行者を開祖としていたり、修行の地としたという伝承がある。.

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徳川家康

徳川 家康(とくがわ いえやす、)または松平 元康(まつだいら もとやす)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名。江戸幕府の初代征夷大将軍。三英傑の一人。「海道一の弓取り」の異名を持つ。 家系は三河国の国人土豪・松平氏。幼名は竹千代。通称は次郎三郎のちに蔵人佐。諱は今川義元に偏諱をもらい元信(もとのぶ)次いで元康と名乗るが今川氏から独立した際に「元」を返上して家康に改める。 勅許され永禄9年12月29日(1567年2月18日)に徳川氏に改姓。本姓は私的には源氏を称していたが徳川氏改姓と従五位の叙位に際し藤原氏と称し遅くとも天正16年(1588年)以降に源氏を再び称している。.

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信仰

信仰(しんこう、英語 faith)とは、.

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地蔵菩薩

地蔵菩薩(じぞうぼさつ)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。 サンスクリット語ではクシティガルバ(क्षितिघर्भ )と言う。クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」としている。また持地、妙憧、無辺心とも訳される。三昧耶形は如意宝珠と幢幡(竿の先に吹き流しを付けた荘厳具)、錫杖。種字は ह (カ、)。 大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々を、その無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされる。 日本における民間信仰では道祖神としての性格を持つと共に、「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶ菓子が供えられている。 一般的に、親しみを込めて「お地蔵さん」、「お地蔵様」と呼ばれる。.

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医王権現

医王権現(いおうごんげん)は医王山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、薬師如来を本地仏とする。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、医王山から勧請されて全国の医王権現社で祀られた。.

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マハーカーラ

マハーカーラ()は、ヒンドゥー教の神の一柱で、シヴァの別名のひとつとされる。マハーは「大いなる」、カーラは「黒、暗黒、時間」を意味し、世界を破壊するときに恐ろしい黒い姿で現れる。シャマシャナという森林に住み、不老長寿の薬をもつ。力ずくでも人を救済するとされる。.

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ハス

ハス(蓮、学名:Nelumbo nucifera)は、インド原産のハス科多年性水生植物。 地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名として通用する。.

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ラクシュミー

蓮華の上のラクシュミー(ラヴィ・ヴァルマ/画) ラクシュミー(लक्ष्मी、Lakṣmī)は、ヒンドゥー教の女神の一柱で、美と富と豊穣と幸運を司る。.

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ヴィシュヌ

ヴィシュヌ(विष्णु Viṣṇu)はヒンドゥー教の神である。ブラフマー、シヴァとともにトリムルティの1柱を成す重要な神格でありDavid White (2006), Kiss of the Yogini, University of Chicago Press, ISBN 978-0226894843, pages 4, 29、特に ヴィシュヌ派では最高神として信仰を集める, (1996), p. 17.

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ブラフマー

ブラフマー(梵、ब्रह्मा )はヒンドゥー教の神の1柱、創造神でありトリムルティ(最高神の3つの様相)の1つに数えられる。4つの顔を持ち、それぞれの顔は四方を向いているとされるBruce Sullivan (1999), Seer of the Fifth Veda: Kr̥ṣṇa Dvaipāyana Vyāsa in the Mahābhārata, Motilal Banarsidass, ISBN 978-8120816763, pages 85-86。ブラフマーは(Svayambhū 自ら産まれる者)や、バーギーシャ(Vāgīśa、言葉の王)という名でも知られ、4つの口のそれぞれから4つのヴェーダを紡いだとされている。ブラフマーは時にリグ・ヴェーダに語られる創造神であるプラジャーパティと同一視され()、またや宇宙の卵であるとの関連が指摘されることもある。ブラフマーはヴェーダ後の時代になってやプラーナ文献の神話の中で存在感を増した。叙事詩の中で彼はプルシャの性格を引き継いでいるとされることもある。ヴィシュヌ、シヴァとともにトリムルティの一角を担うが、古代の文献ではブラフマーの含まれない3柱を最高神の3人組に数えているDavid White (2006), Kiss of the Yogini, University of Chicago Press, ISBN 978-0226894843, pages 4, 29。 ブラフマーはしばしば宇宙と様々な生物の創造主であると語られる。しかし一方で、いくつかのプラーナではヴィシュヌの臍から生える蓮から生まれたとされている。他にもシヴァから、あるいはシヴァの様相の1つから生まれたとするプラーナもあればStella Kramrisch (1994), The Presence of Siva, Princeton University Press, ISBN 978-0691019307, pages 205-206、最高神の1柱であると語られる場合もあるCharles Coulter and Patricia Turner (2000), Encyclopedia of Ancient Deities, Routledge, ISBN 978-0786403172, page 258, Quote: "When Brahma is acknowledged as the supreme god, it was said that Kama sprang from his heart."。不二一元論ではブラフマーはしばしば、他のすべての神々とともに(形のあるブラフマン)あるいは(形のないブラフマン)であるとみなされるJan Gonda (1969),, Anthropos, Bd 63/64, H 1/2, pages 212-226David Leeming (2009), Creation Myths of the World, 2nd Edition, ISBN 978-1598841749, page 146;David Leeming (2005), The Oxford Companion to World Mythology, Oxford University Press, ISBN 978-0195156690, page 54, Quote: "Especially in the Vedanta Hindu philosophy, Brahman is the Absolute.

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善導

善導(ぜんどう、拼音:)は、中国浄土教(中国浄土宗)の僧である。「称名念仏」を中心とする浄土思想を確立する。姓は朱氏。「終南大師」、「光明寺の和尚」とも呼ばれる。 浄土宗では、「浄土五祖」の第三祖とされる。 浄土真宗では、七高僧の第五祖とされ「善導大師」・「善導和尚」と尊称される。 同時代の人物には、『三論玄義』の著者で三論宗を大成させた吉蔵や、訳経僧で三蔵法師の1人である玄奘がいる。.

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インドラ

インドラ。アイラーヴァタに乗っている ミャンマー、タヂャーミン寺院のインドラ(サッカ) インドラ(Indra、इंद्र、इन्द्र)はバラモン教、ヒンドゥー教の神の名称である。省略しない名称は「サンスクリット語:シャクロー・デーヴァナーン・インドラハ、パーリ語:サッコー・デーヴァナン・インドー」で「強力な神々の中の帝王」を意味する(シャクラ・デーヴァナーン・インドラハ)とする文献も。「」は、男性名詞「(男神)」の複数形・属格。は、(王、征服者)の単数形・主格。「(シャクロ―)」は形容詞「(強力な、有能な)」の変化形。インドラの修飾語であるが、固有名詞とする説もある。その場合は「神々の帝王であるシャクラ」となる。。「シャクラ()」や「サッカ()」とも呼ばれる。 デーヴァ神族に属する雷霆神、天候神、軍神、英雄神である。ディヤウスとプリティヴィーの息子。 特に『リグ・ヴェーダ』においては、最も中心的な神であり、ヴァルナ、ヴァーユ、ミトラなどとともにアーディティヤ神群の一柱とされる。また、『ラーマーヤナ』には天空の神として登場する。 漢訳では、因陀羅・釋提桓因・帝釈天・天帝釈・天主帝釈・天帝・天皇などと書かれ、特に仏教における帝釈天の名で知られている。 株式会社日立ソリューションズ・ビジネス 『世界大百科事典 第2版』 Kotobank、2014。楠戸義昭 『戦国名将・智将・梟将の至言』 学習研究社、2009。楠戸義昭 『戦国武将名言録』 PHP研究所、2006。。-->.

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ウシャス

ウシャス(उषस्,, Ushas)は、インド神話における暁紅の女神で、夜明けの光を神格化したもの。天空神ディヤウスの娘で『リグ・ヴェーダ』7巻81・1。『リグ・ヴェーダ』7巻81・3。、夜の女神ラートリーの妹。太陽神スーリヤの母あるいは恋人といわれる。 『リグ・ヴェーダ』に登場する女神の中では最も多くの讃歌を持ち、独立讃歌は20を数え、ラートリーのほかに、スーリヤ、アグニ、アシュヴィン双神と結びつけられている『リグ・ヴェーダ讃歌』p.19の解説。。美しい女神であるウシャスは、太陽神スーリヤの先駆であり、闇を払い、あらゆる生命を眠りより覚まし、活動を促す。ウシャスは赤い馬『インド神話伝説辞典』p.92。もしくは赤い牝牛の牽く車に乗り、後を追うスーリヤが彼女を抱きしめると消滅するが、翌朝には、天則(リタ)に従い、方角を誤らず、再び美しい肌を現すとされる。 後世ではその重要性を失った。.

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ガネーシャ

ネーシャの置物 真鍮製のガネーシャ像(ネパール) 日本でのガネーシャの表現『歓喜天』18世紀後半〜19世紀前半の絵画 ガネーシャ(गणेश, gaṇeśa)は、ヒンドゥー教の神の一柱。その名はサンスクリットで「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」を意味する。同じ意味でガナパティ(गणपति, gaṇapati)とも呼ばれる。また現代ヒンディー語では短母音の/a/が落ち、同じデーヴァナーガリー綴りでもガネーシュ、ガンパティ(ガンパチ)などと発音される。インドでは現世利益をもたらす神とされ、非常に人気がある。「富の神様」として商人などから絶大な信仰を集めている学研『ムー』出口優 2003年月号P94。 太鼓腹の人間の身体に 片方の牙の折れた象の頭をもった神で、4本の腕をもつ。障害を取り去り、また財産をもたらすと言われ、事業開始と商業の神・学問の神とされる。インドのマハラシュトラ州を中心にデカン高原一帯で多く信仰されている。ガネーシャの像の中には杖を持っているものもおり、この杖は「アンクーシャ」と呼ばれている。.

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ガンジス川

ンジス川(ガンジスがわ、Ganges)は、ヒマラヤ山脈の南側、インド亜大陸の北東部を流れる大河である。全長は約2525km、流域面積は約173万km2(ただしブラフマプトラ川水系を除くと約84万km2)。.

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シヴァ

ヴァ(; サンスクリット: 、「吉祥者」の意)はヒンドゥー教のである。現代のヒンドゥー教では最も影響力を持つ3柱の主神の中の1人であり、特にシヴァ派では最高神に位置付けられている。 トリムルティ(ヒンドゥーの理論の1つ)ではシヴァは「破壊/再生」を司る様相であり、ブラフマー、ヴィシュヌとともに3柱の重要な神の中の1人として扱われているZimmer (1972) p. 124.

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スカンダ

ンダとその妻たち スカンダ()はヒンドゥー教の軍神である。 最高神シヴァの次男。父はシヴァ、母はデーヴァセーナ(パールヴァティ)もしくはガンガー(パールヴァティの妹)で、代理父がアグニ、代理母がスヴァーハー。軍神インドラに替わって新たな神軍の最高指揮官となる。 仏教にも伝わって韋駄天(異名クマーラからは鳩摩羅天)となった。.

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サラスヴァティー

ラスヴァティー(ラヴィ・ヴァルマ/画) サラスヴァティー()は、芸術・学問などの知を司るヒンドゥー教の女神である。 日本では七福神の一柱、弁才天(弁財天)として親しまれており、仏教伝来時に『金光明経』を通じて中国から伝えられた。.

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准胝観音

准胝観音(じゅんでいかんのん、じゅんていかんのん)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。準胝観音または準提観音とも書く。准胝仏母とも。 日本の真言系では変化観音とされて「六観音」(七観音)の一尊に数えられ、日本の天台系では観音ではなく仏母とされる。インド・チベットでは一般に仏母とされ、変化観音とはみなされない。インドでは観音は男性名詞のため男尊とされるが、准胝は女性名詞であり、女尊として表現される。准胝は五守護女尊やマーリーチー(摩利支天)と同様に、特定の陀羅尼(女性名詞のダーラニー)と結びついた女尊である。七倶胝仏母(しちくていぶつも)、梵名サプタコーティ・ブッダマートリ(सप्तकोटिबुद्धमातृ )とも呼ばれる。密号は最勝金剛、降伏金剛。 日本では従来、准胝の還梵はチュンディーとされている田中公明 『仏教図像学』 春秋社、2015年、128頁。。漢名の准胝はチュンダー陀羅尼における「チュンデー」という語(チュンダーの女性単数呼格、「チュンダーよ」)の音写であるという説もある。インド原典ではチュンダーである。.

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八大竜王

八大竜王の一、難陀龍王 八大龍王(はちだいりゅうおう)は、天龍八部衆に所属する龍族の八王。法華経(序品)に登場し、仏法を守護する。 霊鷲山にて十六羅漢を始め、諸天、諸菩薩と共に、水中の主である八大竜王も幾千万億の眷属の竜達とともに釈迦の教えに耳を傾けた。釈迦は「妙法蓮華経」の第二十五 観世音菩薩普門品に遺されているように「観音菩薩の御働き」を説いた。その結果、「覚り」を超える「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい、原語Anuttara samyaksaMbodhi)、無上正等正覚(むじょうしょうとうしょうがく)」を得て、護法の神となられるに至った。 古代インドではナーガ (नाग, Nāga) という半身半蛇の形であったが、中国や日本を経て今の竜の形になった。.

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八王子権現

八王子権現(はちおうじごんげん)は近江国牛尾山(八王子山)の山岳信仰と天台宗・山王神道が融合した神仏習合の神であり、日吉山王権現もしくは牛頭天王(ごずてんのう)の眷属である8人の王子を祀った。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、全国の八王子社で祀られた。三十番神の1神。.

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八部衆

八部衆(はちぶしゅう)または天龍八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)は、仏法を守護する8神。仏教が流布する以前の古代インドの鬼神、戦闘神、音楽神、動物神などが仏教に帰依し、護法善神となったものである。十大弟子と共に釈迦如来の眷属を務める。.

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六地蔵

六地蔵(ろくじぞう)、非略体: 六地藏(ろくぢざう)とは、.

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兜跋毘沙門天

兜跋毘沙門天(石山寺) 兜跋毘沙門天(長垂寺、福岡市) 兜跋毘沙門天像(教王護国寺) 兜跋毘沙門天(とばつ びしゃもんてん)は仏教の護法善神である天部の一つ。四天王の中の北方の護法神である多聞天は、独尊では毘沙門天と呼ばれて信仰されるが、このうち地天女の両手に支えられて立ち、二鬼を従える姿で表された特殊な像の名称である。.

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光背

光背(こうはい)とは、仏像、仏画などの仏教美術や、キリスト教美術などにおいて、神仏や聖人の体から発せられる光明を視覚的に表現したものである。.

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勢至菩薩

勢至菩薩(せいしぼさつ)、梵名マハースターマプラープタ (महास्थामप्राप्त)は、仏教における菩薩の一尊。「大勢至菩薩」、「大精進菩薩」、「得大勢菩薩」の別名がある。現在日本では午年の守り本尊、十三仏の一周忌本尊として知られている。三昧耶形は未敷蓮華(ハスの蕾)。種子(種子字)はサク(सः saḥ)。.

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四天王

四天王(してんのう)は、仏教の世界観における須弥山の中腹にある四天王天の四方に住んで、仏教を守護する四つの神(東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天)のこと。四大王(しだいおう)ともいう。.

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四菩薩

四菩薩(しぼさつ)とは、文字通り「四名の菩薩」の意であり、仏教の信仰・造像の対象である菩薩の組み合わせの1つである。その意味するところは宗派や依拠する経典によって異なる。.

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石動権現

石動権現(いするぎごんげん)は能登国石動山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、虚空蔵菩薩を本地仏とする。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、石動山天平寺から勧請されて全国の石動社で祀られた。.

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矜羯羅童子

羯羅童子(こんがらどうじ),p.246、梵名キンカラ(Kiṃkarap.1266, 「不動明王」の項)は、不動明王の眷属、八大童子の第7番目である。.

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神の一覧

の一覧(かみのいちらん)では、各神話の神を列記する。;凡例:日本語名(英語名).

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福禄寿

橘守国画の'''福禄寿'''。 '''福禄寿'''の石像(愛知県小牧市)。 福禄寿(ふくろくじゅ)は、七福神の一つ。 福禄人(ふくろくじん)ともいわれる。.

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秋葉権現

秋葉権現(あきはごんげん)は秋葉山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神である。火防の霊験で広く知られ、近世期に全国に分社が勧請され秋葉講と呼ばれる講社が結成された。また、明治2年12月に相次いだ東京の大火の後に政府が建立した鎮火社(霊的な火災予防施設)においては、本来祀られていた神格を無視し民衆が秋葉権現を信仰した。その結果、周囲に置かれた延焼防止のための火除地が「秋葉ノ原」と呼ばれ、後に秋葉原という地名が誕生することになる。.

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空海

海(くうかい、宝亀5年(774年) - 承和2年3月21日(835年4月22日))は、平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。俗名(幼名)は佐伯 眞魚(さえき の まお)。日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。能書家としても知られ、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられている。.

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九龙壁 竜(りゅう、りょう、たつ、龍)は、神話・伝説の生きもの。西洋のドラゴンとの違いについては当該項目参照。 旧字体では「龍」で、「竜」は「龍」の略字であるが、古字でもある。「龍」は今日でも広く用いられ、人名用漢字にも含まれている。中華人民共和国で制定された簡体字では「龙」の字体が用いられる。 英語の (や他の西洋諸語におけるこれに相当する単語)の訳語として「竜」が用いられるように、巨大な爬虫類を思わせる伝説上の生物を広く指す場合もある。さらに、恐竜をはじめとする爬虫類の種名や分類名に用いられる saurus(σαῦρος、トカゲ)の訳語としても「竜」が用いられている。このように、今日では広範な意味を持つに至っている。.

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立山修験

みくりヶ池から望む立山 立山修験(たてやましゅげん)とは、富山県の立山を中心として行われた修験道をいう。.

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立山権現

ミクリガ池から望む立山、右中央に室堂山荘 立山権現(たてやまごんげん)は、立山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、阿弥陀如来を本地仏とする。.

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箱根権現

箱根権現(はこねごんげん)は、箱根山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、文殊菩薩・弥勒菩薩・観世音菩薩を本地仏とする。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、箱根権現社・箱根山東福寺で祀られた。箱根大権現、箱根三所権現とも呼ばれた。.

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緊那羅

タイ、ワット・プラケーオの緊那羅(キンナリー)像 緊那羅(きんなら)は、インド神話に登場する音楽の神々(または精霊)である。仏教では護法善神の一尊で、天竜八部衆の一つである。漢訳は人非人・疑神。 サンスクリット語ではキンナラ()だが、タイ語・インドネシア語・英語などではキンナラ(Kinnara)で、日本でもカナで表す場合は主にキンナラである。 漢字ではあまり区別しないが、女性の緊那羅は、サンスクリット語でキンナリー ()、タイ語・インドネシア語・英語などでキンナリー草野巧 『幻想動物事典』 283頁、キンナリ (Kinnari、英語では Kinnaree とも)と呼ぶ。.

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羽黒権現

羽黒権現(はぐろごんげん)は出羽国羽黒山の山岳信仰と修験道に基づく神仏習合の神である。本地垂迹説に基づき聖観音菩薩を本地仏として「権」(かり)の姿で現れた垂迹神とされた。羽黒大権現や羽黒山大権現とも呼ばれた。出羽三所大権現の一つである。羽黒山大権現・月山大権現・湯殿山大権現は古くは羽黒三山(あるいは羽州三山)と総称され、大峯山や彦山と並ぶ修験道の道場として栄えた。羽黒山頂の羽黒山寂光寺大堂(金堂)には三山の本地仏(聖観音菩薩・阿弥陀如来・大日如来)が安置されていた。慶應4年(1868)の「神仏判然令」によって権現号が禁止され、仏像は廃棄されるか、末寺などに移された。手向の黄金堂にある仏像はその名残である。大堂は三神合祭殿と改められ、月山と湯殿山は冬期の参拝が困難であることから、三山の神を合祭している。現在は、出羽神社、月山神社、湯殿山神社を総称して、出羽三山神社と呼ぶ。しかし、出羽三山は昭和10年代に登場した新しい呼称である。神仏分離・廃仏毀釈によって、三山信仰は大変貌を遂げた。各地に残る羽黒神社は、かつての羽黒権現である。.

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羅刹天

羅刹天。仏像図彙 (1783年)より。 羅刹天(らせつてん、Skt:Rākṣasaの音写)は、仏教の天部の一つ十二天に属する西南の護法善神。羅刹(らせつ)とも言う。.

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真言宗

右 真言宗(しんごんしゅう)は、空海(弘法大師)によって9世紀(平安時代)初頭に開かれた、大乗仏教の宗派で日本仏教のひとつ。真言陀羅尼宗(しんごんだらにしゅう) - コトバンク/世界大百科事典、曼荼羅宗(まんだらしゅう)、秘密宗(ひみつしゅう)とも称する。 空海が長安に渡り、青龍寺で恵果から学んだ密教を基盤としている。.

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烏枢沙摩明王

烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう、うすしまみょうおう、Ucchuṣma)は、密教における明王の一尊である。「烏枢瑟摩」「烏芻沙摩」「烏瑟娑摩」「烏枢沙摩」とも表記される。真言宗・天台宗・禅宗・日蓮宗などの諸宗派で信仰される。台密では五大明王の一尊である。日蓮宗では「烏芻沙摩明王」の表記を用い、火神・厠の神として信仰される。.

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結跏趺坐

結跏趺坐(けっかふざ)は、仏教とヨーガにある瞑想する際の座法。結加趺坐と書く場合もある。 「趺(あし)」とは足の甲のこと、「結」とは趺を交差させ、「跏」とは反対の足の太ももの上に乗せること。したがって趺を結跏趺して坐(すわ)ることをいう。結跏趺坐は足を結んだ形をしているのが特徴である。片足を乗せる上下で吉祥坐・降魔坐と呼び、その意味も異なる(後述)。 なお、足を結んだ形ではなく、両足を重ねる座り方を、半跏趺坐(はんかふざ)という。.

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瑜伽大権現

伽大権現(ゆがだいごんげん)は備前国瑜伽山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、阿弥陀如来・薬師如来を本地仏とする。明治初期、神仏分離令が発せられたときは「相応大菩薩」と名称を変え対応していたが、現在は瑜伽大権現に名称を戻し瑜伽山蓮台寺で祀られている。.

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焔摩天

摩天(えんまてん)または閻摩天・閻魔天は、インド神話のヤーマ(Yama)が仏教に取り入れられ、天部となったものである。運命、死、冥界を司る。密教においては各方位を守護する八方天、十二天の一尊となり、南方焔摩天とも呼ばれる。 ここでは主に、密教の曼荼羅における焔摩天について述べる。.

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熊野権現

野権現(くまのごんげん、または熊野神〈くまののかみ〉、熊野大神〈くまののおおかみ〉とも)は、熊野三山に祀られる神であり、本地垂迹思想のもとで権現と呼ばれるようになった。熊野神は各地の神社に勧請されており、熊野神を祀る熊野神社・十二所神社は日本全国に約3千社ある。.

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燃燈仏

燃燈仏(ねんとうぶつ)は、釈迦が前世で儒童梵士(じゅどうぼんし)と呼ばれ修行していたとき、未来において、悟りを開き釈迦仏となるであろうと予言(これを授記という)した仏である。 燃燈の原名はディーパンカラ(Dipankara)で、提和竭羅(だいわがつら)と音写し、定光仏、錠光仏などとも漢訳される。 灯火を輝かす者という意味があり、肩に炎をもつ独特な仏である。.

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牛頭天王

牛頭天王(ごずてんのう)は日本における神仏習合の神。釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神とされた塩入法道 (1997) p.63。蘇民将来説話の武塔天神と同一視され薬師如来の垂迹であるとともにスサノオの本地ともされた。京都東山祇園や播磨国広峰山に鎮座して祇園信仰の神(祇園神)ともされ現在の八坂神社にあたる感神院祇園社から勧請されて全国の祇園社、天王社で祀られた。また陰陽道では天道神と同一視された。道教的色彩の強い神だが、中国の文献には見られない。.

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白山権現

白山権現(はくさんごんげん)は白山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、十一面観音菩薩を本地仏とする。白山大権現、白山妙理権現とも呼ばれた。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、全国の白山権現社で祀られた。.

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白衣観音

白衣観音(びゃくえかんのん、びゃくいかんのん)は、梵語にパーンダラヴァーシニー(pandara vasini)といい、日本や中国では、三十三観音の一人に数えられる観音菩薩。また、大白衣観音、白衣観自在母、白処、白衣母、白衣明妃とも称され、密教の『胎蔵界曼荼羅』には蓮華部に白処尊菩薩の名前でも登場する。 古くからインドで崇拝されていたとされ、仏教に取り入れられてからは阿弥陀如来の明妃となり、観音菩薩の母とも仰がれて、その後、観音菩薩の変化身の一尊として信仰されるようになった。.

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白毫

東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏) 白毫(びゃくごう)は、仏(如来)の眉間のやや上に生えているとされる白く長い毛。右巻きに丸まっており、伸ばすと1丈5尺(約4.5メートル)あるとされる。眉間白毫とも。三十二相の31番目であり、白毫相、眉間白毫相とも。仏教美術での表現から、膨らみや模様と誤解されることがあるが、誤りである。 光を放ち世界を照らすとされる。『法華経』序品には、仏(ガウタマ・シッダールタ)が無量義処三昧の瞑想に入ったとき、白毫が光を放ち東方一万八千世界を照らし出すというシーンが描かれている(爾時仏 放眉間白毫相光 照東方万八千世界)。 白毫の位置は、インド哲学における第6チャクラのアージニャーである。シヴァ神などいくつかのヒンドゥー教の神はその位置に第3の目を持つ。ヒンドゥー教徒が同じ位置にする装飾であるビンディーやティラカと、俗に混同されるが、直接の関係は薄い。.

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韋駄天

韋駄天像(北京・妙応寺) 韋駄天(いだてん、Skt:Skanda、音写:塞建陀、私建陀、別表記:違駄天)は、仏教の仏(天部)の神である。韋陀、韋天将軍とも言われる。 増長天の八将の一神で、四天王下の三十二将中の首位を占める天部の仏神。特に伽藍を守る護法神とされ、中国の禅寺では四天王、布袋尊ととも山門や本堂前によく祀られる。日本の禅宗では厨房や僧坊を守る護法神として祀られる。また小児の病魔を除く神ともいわれる。密教の曼荼羅では護世二十天の一尊として西方位に配される。.

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螺髪

螺髪(らほつ)は、仏像の丸まった髪の毛の名称。三十二相八十種好のひとつ。.

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過去七仏

過去七仏(かこしちぶつ)とは釈迦仏までに(釈迦を含めて)登場した7人の仏陀をいう。古い順から.

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聖徳太子

聖徳太子(しょうとくたいし、敏達天皇3年1月1日(574年2月7日) - 推古天皇30年2月22日(622年4月8日))・厩戸皇子(うまやどのみこ、うまやどのおうじ)は、飛鳥時代の皇族・政治家。「聖徳太子」は、後世の諡号。用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。.

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聖観音

聖観音(しょうかんのん)、梵名アーリヤ・アヴァローキテーシュヴァラ (आर्यावलोकितेश्वर) は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。.

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達磨

石榴紅釉達摩(灣溪劉傳 款)香港藝術館 藏 菩提達磨(ぼだいだるま、、、ボーディダルマ)は、中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧である。達磨、達磨祖師、達磨大師ともいう。「ダルマ」というのは、サンスクリット語で「法」を表す言葉。達摩との表記もあるが、いわゆる中国禅の典籍には達磨、古い写本は達摩と表記する。画像では、眼光鋭く髭を生やし耳輪を付けた姿で描かれているものが多い。 弟子の曇林が伝えるところによると、南インドのタミル系パッラヴァ朝において国王の第三王子として生まれ、中国で活躍した仏教の僧侶。5世紀後半から6世紀前半の人で、道宣の伝えるところによれば南北朝の宋の時代(遅くとも479年の斉の成立以前)に中国にやって来たとされている。中国禅の開祖。『景德傳燈錄』によれば釈迦から数えて28代目とされている。インドから中国南方へ渡海し、洛陽郊外の嵩山少林寺にて面壁を行う。確認されているだけで曇林、慧可の弟子がいる。彼の宗派は当初楞伽宗(りょうがしゅう、楞伽経にちなむ)と呼ばれた。彼の事績、言行を記録した語録とされるものに『二入四行論』などがある。.

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荼枳尼天

荼枳尼天(剣と宝珠を持つ)仏像図彙 1783年 荼枳尼天(だきにてん)は、仏教の神(天)『仏尊の事典』166、167頁。夜叉の一種とされる『岩波 仏教辞典 第2版』683頁、「荼吉尼天」の項。。 「荼枳尼」という名は梵語のダーキニー()を音訳したものである。また、荼吉尼天、吒枳尼天とも漢字表記し、吒天(だてん)とも呼ばれる。荼枳尼“天”とは日本特有の呼び方であり、中国の仏典では“天”が付くことはなく荼枳尼とのみ記される。ダーキニーはもともと集団や種族を指す名であるが、日本の荼枳尼天は一個の尊格を表すようになった。日本では稲荷信仰と混同されて習合し、一般に白狐に乗る天女の姿で表される。剣、宝珠、稲束、鎌などを持物とする。.

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菩薩

菩薩(ぼさつ、梵名ボーディ・サットヴァ(बोधिसत्त्व, bodhisattva) の音写、bodhisatta)は、仏教において、一般的には、悟り(菩提, bodhi)を求める衆生(薩埵, sattva)を意味する。菩提薩埵とも音写される。.

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青面金剛

青面金剛(しょうめんこんごう)は、日本仏教における信仰対象の1つ。青面金剛明王とも呼ばれる。夜叉神である。 インド由来の仏教尊像ではなく、中国の道教思想に由来し、日本の民間信仰である庚申信仰の中で独自に発展した尊像である。庚申講の本尊として知られ、三尸(さんし)を押さえる神とされる。.

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行基

行基(ぎょうき/ぎょうぎ、天智天皇7年(668年) - 天平21年2月2日(749年2月23日)『大僧正舎利瓶記』、奈良時代の日本の僧。寺と僧侶を広く仏法の教えを説き人々より篤く崇敬された。そして行基集団を形成し、道場や寺院を49院、溜池15窪、溝と堀9筋、架橋6所、国家機関と朝廷が定めそれ以外の直接の民衆への仏教の布教活動を禁じた時代に、禁を破り畿内(近畿)を中心に民衆や豪族など階層を問わず困窮者のための布施屋9所等の設立など数々の社会事業を各地で成し遂げた。朝廷からは度々弾圧や禁圧されたが、民衆の圧倒的な支持を得、その力を結集して逆境を跳ね返した。その後、大僧正(最高位である大僧正の位は行基が日本で最初)として聖武天皇により奈良の大仏(東大寺)造立の実質上の責任者として招聘された。この功績により東大寺の「四聖」の一人に数えられている。.

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顕教

顕教(けんきょう、けんぎょう)とは、仏教の中で、秘密にせず明らかに説かれた教えのこと。密教の反対語。真言宗の開祖である空海が、密教が勝れているという優位性の観点から分類した教相判釈の一つである。 空海は、顕教と密教を次のように区別した。;顕教;密教 空海の解釈では、経典をそれぞれ次のように位置づけた。.

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飯縄権現

飯縄権現(ギメ東洋美術館) 飯縄権現(いづなごんげん、いいづなごんげん)とは、信濃国上水内郡(現 長野県)の飯縄山(飯綱山)に対する山岳信仰が発祥と考えられる神仏習合の神である。.

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飛天

飛天(法界寺) 薬師寺東塔水煙(模型) 飛天(ひてん)とは仏教で諸仏の周囲を飛行遊泳し、礼賛する天人。仏像の周囲(側壁や天蓋)に描写されることが多い。.

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親鸞

親鸞(しんらん、承安3年4月1日 - 弘長2年11月28日 )は、鎌倉時代前半から中期にかけての日本の僧。浄土真宗の宗祖とされる。 法然を師と仰いでからの生涯に渡り、「法然によって明らかにされた浄土往生を説く真実の教え」を継承し、さらに高めて行く事に力を注いだ。自らが開宗する意志は無かったと考えられる。独自の寺院を持つ事はせず、各地に簡素な念仏道場を設けて教化する形をとる。、既成の仏教教団や、宗派としての教義の相違が明確となり、親鸞の没後に宗旨として確立される事になる。浄土真宗の立教開宗の年は、『顕浄土真実教行証文類』(以下、『教行信証』)が完成した寛元5年(1247年)とされるが、定められたのは親鸞の没後である。.

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馬頭観音

頭観音(平安時代、ボストン美術館所蔵) ハヤグリーヴァの彫像(インド、カジュラーホー) 馬頭観音(ばとうかんのん、हयग्रीव、、ハヤグリーヴァ)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)の1つであり、いわゆる「六観音」の一尊にも数えられている。観音としては珍しい忿怒の姿をとるとも言われ、柔和相と憤怒相の二つの相をもつが、日本では柔和相の姿はあまり知られておらず作例も少ない。そのため、通例として憤怒相の姿に対しても観音と呼ぶことが多いが、密教では、憤怒相の姿を区別して馬頭明王とも呼び、『大妙金剛経』に説かれる「八大明王」の一尊にも数える。.

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馬頭明王

頭明王(ばとうみょうおう)は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王のひとつ。.

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観音菩薩

白衣観音図(狩野元信・画、ボストン美術館所蔵) 観音菩薩(かんのん ぼさつ、Avalokiteśvara)は、仏教の菩薩の一尊。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)または観自在菩薩(かんじざいぼさつ)ともいう。救世菩薩(くせぼさつ・ぐせぼさつ)など多数の別名がある。一般的には「観音さま」とも呼ばれる。.

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鬼子母神

子母神(きしもじん/きしぼじん)、、 ハーリーティー)は、仏教を守護するとされる夜叉で女神ヤクシニーの一尊。梵名ハーリーティーを音写した訶梨帝母(かりていも)とも言う。 三昧耶形は吉祥果。種字はウーン(हूं )。.

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魚籃観音

魚籃観音(ぎょらんかんのん)は、三十三観音に数えられる観音菩薩の一つ。中国で生れた観音の一つで、同じ三十三観音のひとつである馬郎婦観音(めろうふかんのん)と同体ともされる。 薬王寺 (徳島県美波町) 中国唐の時代、魚を扱う美女がおり、観音経・金剛経・法華経を暗誦する者を探し、めでたくこの3つの経典を暗誦する者と結婚したがまもなく没してしまった。この女性は、法華経を広めるために現れた観音とされ、以後、馬郎婦観音(魚籃観音)として信仰されるようになったという。この観音を念ずれば、羅刹・毒龍・悪鬼の害を除くことを得るとされ、日本では中世以降に厚く信仰された。 形象は、1面2臂で魚籃(魚を入れる籠)を持つものや、大きな魚の上に立つものなどがある。日本ではあまり単独で信仰されることはないが、東京都港区の魚籃寺、三重県津市の初馬寺、千葉県松戸市の万満寺、滋賀県長浜市木之本町古橋(旧鶏足寺)、長崎県平戸市生月町(生月観音)などにある。.

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護法善神

護法善神(ごほうぜんじん)とは、仏法および仏教徒を守護する主に天部の神々(天)のこと。護法神(ごほうしん)、あるいは諸天善神(しょてんぜんしん)などともいう。.

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豊臣秀吉

豊臣 秀吉(とよとみ ひでよし / とよとみ の ひでよし、)、または羽柴 秀吉(はしば ひでよし)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、大名。天下人、(初代)武家関白、太閤。三英傑の一人。 初め木下氏を名字とし、羽柴氏に改める。本姓としては、初め平氏を自称するが、近衛家の猶子となり藤原氏に改姓した後、正親町天皇から豊臣氏を賜姓された。 尾張国愛知郡中村郷の下層民の家に生まれたとされる(出自参照)。当初、今川家に仕えるも出奔した後に織田信長に仕官し、次第に頭角を現した。信長が本能寺の変で明智光秀に討たれると「中国大返し」により京へと戻り山崎の戦いで光秀を破った後、信長の孫・三法師を擁して織田家内部の勢力争いに勝ち、信長の後継の地位を得た。大坂城を築き、関白・太政大臣に就任し、朝廷から豊臣の姓を賜り、日本全国の大名を臣従させて天下統一を果たした。天下統一後は太閤検地や刀狩令、惣無事令、石高制などの全国に及ぶ多くの政策で国内の統合を進めた。理由は諸説あるが明の征服を決意して朝鮮に出兵した文禄・慶長の役の最中に、嗣子の秀頼を徳川家康ら五大老に託して病没した。秀吉の死後に台頭した徳川家康が関ヶ原の戦いで勝利して天下を掌握し、豊臣家は凋落。慶長19年(1614年)から同20年(1615年)の大坂の陣で豊臣家は江戸幕府に滅ぼされた。 墨俣の一夜城、金ヶ崎の退き口、高松城の水攻め、中国大返し、石垣山一夜城などが機知に富んだ功名立志伝として広く親しまれ、農民から天下人へと至った生涯は「戦国一の出世頭」と評される。.

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鳩摩羅天

鳩摩羅天 図像抄(平安時代) 鳩摩羅天(くまらてん、サンスクリット語:Kumāra)は、仏教の天部の一。倶摩羅天とも表記される。梵名は「クマーラ」で童子を意味し、無執着の徳を表すという。大自在天(ヒンドゥー教のシヴァ神に相当)の息子とされており、韋駄天と同一視される。起源はヒンドゥー神スカンダ (Skanda) であり、クマーラはその別名。 韋駄天が軍神として甲冑姿で描かれるのに対して、鳩摩羅天は孔雀に乗る少年神として描かれることが多く、オリジナルであるスカンダ神の姿容に近い。 妃は七母女天(焔摩七母天)の1人で鳩摩利(クマリー)という。密教の曼荼羅では六面童子形で金剛鉤を持った姿で西方に配される。韋駄天と比べると単独での崇拝や像の作例は少ない。.

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越知大権現

越知大権現(おちだいごんげん)は、越知山(福井県)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、十一面観音菩薩・阿弥陀如来・聖観音菩薩を本地仏とする。越知山三所権現、越知山三所大権現ともいう。.

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軍荼利明王

軍荼利明王 図像抄(平安時代) 軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)は、密教の明王のひとつであり、宝生如来の教令輪身とされる尊格である。様々な障碍を除くとされ、五大明王の一尊としては南方に配される。.

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黒闇天

黒闇天(こくあんてん、Skt:Kālarātri、Kālarātrī)は、仏教における天部の一尊。.

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龍樹

龍樹(りゅうじゅ、、、、、、)は、2世紀に生まれたインド仏教の僧である。龍樹とは、サンスクリットのナーガールジュナの漢訳名で、日本では漢訳名を用いることが多い。中観派の祖であり、日本では、八宗の祖師と称されることがある。.

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迦楼羅天

迦楼羅天(かるらてん)は、インド神話のガルダを前身とする、仏教の守護神。八部衆、後には二十八部衆の一員となった。「かるら」はパーリ語に由来。迦楼羅王とも呼ばれる。食吐悲苦鳥(じきとひくちょう)と漢訳される。 インド神話の神鳥ガルダが仏教に取り込まれ、仏法守護の神となった。口から金の火を吹き、赤い翼を広げると336万里にも達するとされる。一般的には、鳥頭人身の二臂と四臂があり、龍や蛇を踏みつけている姿の像容もある。 鳥頭人身有翼で、篳篥や横笛を吹く姿もある。 また那羅延天の乗り物として背に乗せた姿で描かれる。これは前身のガルダが那羅延天の前身ヴィシュヌ神の乗り物であった事に由来する。 仏教において、毒蛇は雨風を起こす悪龍とされ、煩悩の象徴といわれる為、龍(毒蛇)を常食としている迦楼羅天は、毒蛇から人を守り、龍蛇を喰らうように衆生の煩悩(三毒)を喰らう霊鳥として信仰されている。密教では、迦楼羅を本尊とした修法で降魔、病除、延命、防蛇毒に効果があるとする。また、祈雨、止風雨の利益(りやく)があるとされる。 不動明王背後の炎は迦楼羅天の吐く炎、または迦楼羅天そのものの姿であるとされ「迦楼羅焔」(かるらえん)と呼ばれる。.

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胎蔵界五仏

胎蔵曼荼羅中台八葉院 胎蔵五仏(たいぞうかいごぶつ)は、仏教の尊像の一種で、密教の世界観を表した両部曼荼羅のうちの1つ、胎蔵曼荼羅の中心に位置する5体の仏のことである。具体的には、大日如来、宝幢(ほうとう)如来、開敷華王(かいふけおう)如来、無量寿如来、天鼓雷音(てんくらいおん)如来を指す。 密教では金剛界曼荼羅と胎蔵曼荼羅の2つを最も重視しており、これらを合わせて両部曼荼羅という。これらはいずれも7世紀頃にインドで成立した密教経典に基づいて、密教的世界観、悟りの世界を視覚化したものである。胎蔵曼荼羅は『大日経』の所説に基づいて作られたもので、サンスクリット語の元の意味は「大いなる慈悲から生じた曼荼羅」である。なお「金剛界」と対になる関係で、日本では平安時代以来、天台宗から「胎蔵界」曼荼羅と称され始めるが、原語には「界」(世界)を意味する語は含まれず、語源的には誤った表現である。また本来は慈悲を表すため区切りを意味する「界」を付けるのは不適切であり、正しくは胎蔵生曼荼羅と称すべきである。 胎蔵曼荼羅は全部で12の区画に分かれており、そのうち、中心になる「中台八葉院」には蓮華の中央に大日如来、周囲の8つの花弁には宝幢、開敷華王、無量寿、天鼓雷音の四仏と、普賢、文殊、観自在(観音)、弥勒の四菩薩が位置している。このうち、大日如来と四仏を合わせて胎蔵五仏と呼ぶ。大日如来以外の四仏の位置と方角をまとめると次の通りである。.

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阿しゅく如来

阿閦如来(『図像抄』) 阿閦如来(あしゅくにょらい)、梵名アクショービヤ(अक्षोभ्&#x092f)は、仏教における信仰対象である如来の一尊。東方の現在仏。阿閦仏ともいう。漢訳仏典では阿閦婆などとも音写し無動、無瞋恚、無怒などと訳す。 三昧耶形は五鈷金剛杵。種字はウーン(हूं、)。真言はオン・アキシュビヤ・ウン。蜜号は不動金剛。.

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阿弥陀如来

阿弥陀如来(あみだにょらい)は、大乗仏教の如来の一つである。梵名はアミターバ()、あるいはアミターユス ()といい、それを阿弥陀と音写する。阿弥陀仏(阿弥陀佛)ともいい、また略して弥陀仏ともいう。 梵名のアミターバは「量(はかり)しれない光を持つ者」、アミターユスは「量りしれない寿命を持つ者」の意味で、これを漢訳して・無量光仏、無量寿仏ともいう。西方にある極楽浄土という仏国土(浄土)を持つ(東方は薬師如来)。.

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阿弥陀三尊

阿弥陀三尊(あみださんぞん)は、仏教における仏像安置形式の一つである。 阿弥陀如来を中尊とし、その左右に左脇侍左脇侍・右脇侍とは、中尊から見ての「左」「右」を意味する。したがって、拝観者から見た場合、中尊の向かって右が左脇侍、向かって左が右脇侍である。の観音菩薩と、右脇侍の勢至菩薩を配する三尊形式である。根拠は『無量寿経』・『観無量寿経』である。 観音菩薩は阿弥陀如来の「慈悲」をあらわす化身とされ、勢至菩薩は「智慧」をあらわす化身とされる。 脇侍の観音菩薩は、頭上の髻の正面に阿弥陀の化仏(けぶつ)を表し、勢至菩薩は同じ位置に水瓶を表すので、両脇侍は比較的区別がつけやすい。 日本では、東京国立博物館が収蔵する「銅造阿弥陀如来及両脇侍像(法隆寺献納)」(重要文化財、飛鳥時代)や、橘三千代の念持仏と伝えられる法隆寺の「銅造阿弥陀如来及両脇侍像(伝橘夫人念持仏)」(国宝、飛鳥時代、大宝蔵院収蔵)などが古い作例である。.

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阿弥陀経

『阿弥陀経』(あみだきょう)は、大乗仏教の経典の一つ。原題は『スカーヴァティー・ヴィユーハ』(Sukhāvatī-vyūha)で、「極楽の荘厳」「幸あるところの美しい風景」の意味である。サンスクリットでは同タイトルの『無量寿経』と区別して『小スカーヴァティー・ヴィユーハ』とも呼ぶ。略称は、『無量寿経』の『大経』に対して、『小経』と呼ばれる。『阿弥陀経』は、弟子の質問に答える形の経ではなく、釈迦自ら説く形式の経であるため浄土真宗では「無問自説経」(ウダーナ、優陀那経)に分類される。.

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阿修羅

興福寺阿修羅像(奈良時代)。国宝 阿修羅(あしゅら、あすら、)は、八部衆または二十八部衆(中国では二十八天)に属する、仏教の守護神。略して修羅(しゅら)ともいう。六道の一つであり、戦闘をこととする鬼類。.

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阿羅漢

仏教用語の阿羅漢(あらかん)とは、अर्हत्, arhat(アルハット)、arahant(アラハント)に由来し、仏教において最高の悟りを得た、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のこと。この境地に達すると迷いの輪廻から脱して涅槃に至ることができるという。略称して羅漢(らかん)ともいう。サンスクリット語 arhat の主格 arhan やパーリ語 arahant の音写語。漢訳には応供(おうぐ)という意訳もある。.

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赤山禅院

赤山禅院(せきざんぜんいん)は、京都市左京区修学院にある天台宗の寺院。延暦寺の別院(塔頭)の一つ。本尊は泰山府君(赤山大明神)。京都御所から見て表鬼門の方角(東北)に当たるため、方除けの神として、古来信仰を集めた。拝殿の屋根の上には、御所の東北角・猿ヶ辻の猿と対応して、御幣と鈴を持った猿が安置されている。 比叡山延暦寺の千日回峰行においては、そのうち100日の間、比叡山から雲母坂を登降する「赤山苦行」と称する荒行がある。これは、赤山大明神に対して花を供するために、毎日、比叡山中の行者道に倍する山道を高下するものである。 現在では、境内の福禄寿殿が、「都七福神」の一つとされている。また、紅葉の名所でもある。.

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関帝

関帝神像。 関帝陶像。 関帝(かんてい)とは、中国後漢末期に劉備に仕えた武将の関羽が神格化されたものである。関帝廟にまつられる。「関帝」は関羽の敬称でもある。.

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薬上菩薩

薬上菩薩(やくじょうぼさつ)とは、仏教の仏のひとつである。薬王菩薩と共に釈迦如来の脇侍として付き従う事が多く、単独での信仰は皆無である。 手に薬壷を持つとされるものの、定型は無くしばしば変容する。 薬王菩薩とは兄弟であったとされる。薬王菩薩を参照。.

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薬師如来

薬師如来(やくしにょらい、Bhaiṣajyaguru, バイシャジヤグル)、あるいは薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)は、大乗仏教における如来の一尊。大医王、医王善逝(いおうぜんぜい)とも称する。 三昧耶形は薬壺、または丸薬の入った鉢。種字は尊名のイニシャルのバイ(भै、)。.

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薬師三尊

薬師三尊(やくしさんぞん) は、仏教における仏像安置形式の一つである。 薬師如来を中尊とし、日光菩薩を左脇侍、月光菩薩(がっこうぼさつ)を右脇侍とする三尊形式である。(この場合の「左」「右」は中尊から見た「左」「右」を指す。) 奈良・薬師寺の金堂本尊像は、日本における薬師三尊像の古例であるとともに、最高傑作の一つである。 薬師寺像のように、中尊を坐像、脇侍を立像とするのが一般的だが、法隆寺大講堂像のように、中尊、脇侍ともに坐像とする場合もある。.

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薬王菩薩

薬王菩薩(やくおうぼさつ、Bhaiṣajyarāja)とは、仏教で信仰される菩薩の一尊。薬上菩薩とともに釈迦如来の脇侍として付き従う。また阿弥陀如来の二十五菩薩にも数えられる。 薬上菩薩とは兄弟であったとされ、人々に薬を与えた功徳により双方が菩薩になる事が出来たという。 一般的には薬壷と薬草を手に持つ姿で現される。.

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閻魔

閻魔(ヤマ)を描いたチベットの仏画(17-18世紀ごろ) 閻魔(えんま)は仏教、ヒンドゥー教などでの地獄、冥界の主山北篤監修 『東洋神名事典』 。冥界の王として死者の生前の罪を裁く神関根俊一 『仏尊の事典』 。日本の仏教においては地蔵菩薩の化身とみなされ同一視されている久保田悠羅、F.E.A.R. 『密教曼荼羅』 。閻王ともいう。.

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開祖

開祖(かいそ)とは、学問・学芸上の流派や宗教の創始者。.

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那羅延天

那羅延天(ならえんてん, नारायण、)は、漢訳仏典におけるバラモン教・ヒンドゥー教の神ヴィシュヌの異名「ナーラーヤナ」の音写。本項では、仏教におけるヴィシュヌについて記載する。.

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蔵王権現

蔵王権現(ギメ東洋美術館) 蔵王権現(ざおうごんげん)は、日本独自の山嶽仏教である修験道の本尊である。正式名称は金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)、または金剛蔵王菩薩(こんごうざおうぼさつ)。インドに起源を持たない日本独自の仏で、奈良県吉野町の金峯山寺本堂(蔵王堂)の本尊として知られる。「金剛蔵王」とは究極不滅の真理を体現し、あらゆるものを司る王という意。権現とは「権(かり)の姿で現れた神仏」の意。仏、菩薩、諸尊、諸天善神、天神地祇すべての力を包括しているという。.

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脇侍

浄土寺の阿弥陀三尊像(快慶作・国宝)。中尊阿弥陀如来の左右に位置するのが脇侍 脇侍(きょうじ・わきじ)は、仏教彫刻(仏像)や仏教絵画において、中尊(中央に位置し、信仰の中心となるほとけ)の左右に控える菩薩や明王、天などをいう。脇士・夾侍(きょうじ)、脇立(わきだち)ともいう。中尊の教化を補佐する役割をもつとされる。.

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釈迦如来

釈迦如来(しゃかにょらい、しきゃじらい)または釈迦牟尼仏とは、仏教の開祖である釈迦(ゴータマ・シッダッタ、ガウタマ・シッダールタ、瞿曇悉達多)を、仏(仏陀)として敬う呼び名である。.

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釈迦三尊

釈迦三尊(しゃかさんぞん)は、仏教における仏像安置の形式のひとつである。飛鳥文化を代表する彫刻で、法隆寺にある本尊、聖徳太子死後の623年に妃や皇子達が鞍作鳥に作らさせた。.

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金剛力士

東大寺南大門金剛力士(阿形・国宝) 法隆寺中門金剛力士(吽形) 金剛力士(こんごうりきし、वज्रपानि、)は、仏教の護法善神(守護神)である天部の一つ。サンスクリットでは「ヴァジュラダラ」と言い、「金剛杵(こんごうしょ、仏敵を退散させる武器)を持つもの」を意味する。開口の阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)像の2体を一対として、寺院の表門などに安置することが多い。一般には仁王(におう、二王)の名で親しまれている。.

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金剛夜叉明王

金剛夜叉明王 図像抄(平安時代) 金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)は、人間界と仏界を隔てる天界に位置する明王の中でも特に中心的役割を担う五大明王の1人で、北方の守護神。.

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金剛薩た

金剛薩埵(こんごうさった、वज्रसत्त्व Vajrasattva)は、中期密教においては大日如来の教えを受けた菩薩で、密教の第二祖とされた。後期密教においては、(法身普賢(普賢王如来)、持金剛と並んで本初仏(原初仏)へと昇格した。金剛(ダイヤモンド)のように堅固な菩提心を持つと称される。.

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金毘羅権現

金毘羅大権現(ギメ東洋美術館) 金毘羅権現(こんぴらごんげん)は、琴平山(象頭山)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、本地仏は不動明王、毘沙門天、十一面観音など諸説ある。祭神は不詳であり、大物主(三輪大明神)、素戔嗚尊、金山彦などの説があったが現在は大物主としている。神仏習合では香川県琴平町の象頭山に鎮座する金毘羅大権現とされ、神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、讃岐国象頭山松尾寺金光院(現在の香川県琴平町の金刀比羅宮)を総本宮とする日本全国の金毘羅宮および金毘羅権現社で祀られていた。.

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良源

良源(りょうげん、延喜12年9月3日(912年10月15日) - 永観3年1月3日(985年1月26日))は、平安時代の天台宗の僧。諡号は慈恵大師(じえだいし)。一般には通称の元三大師(がんざんだいし)の名で知られる。第18代天台座主(天台宗の最高の位)であり、比叡山延暦寺の中興の祖として知られる。 また、中世以降は民間において「厄除け大師」など独特の信仰を集め今日に至る。.

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雨宝童子

宝童子は、天照坐皇大神の化現である。 頭上に五輪塔を掲げ、右手に金剛宝棒を持ち、左手に如意宝珠を持っている。 天照坐皇大神が日向に下生した時のお姿と伝わる。又、大日如来の化身という説もある。 金剛証寺・長谷寺に祀られている。.

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虚空蔵菩薩

虚空蔵菩薩 (こくうぞうぼさつ)、梵名アーカーシャガルバ(आकाशगर्भ )、またはガガナガンジャ(गगनगञ्ज、)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。「明けの明星」は虚空蔵菩薩の化身・象徴とされ、知恵の菩薩とも評され、人々に知恵を授けてくれるともいわれる。.

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降三世明王

降三世明王(ごうざんぜみょうおう。降三世夜叉明王とも呼ばれる)、および勝三世明王は、密教特有の尊格である明王のひとつ。五大明王の一尊としては東方に配される。.

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恒河沙

恒河沙(ごうがしゃ)は漢字文化圏における数の単位の一つ。恒河沙がいくつを示すかは時代や地域により異なり、また、現在でも人により解釈が分かれる。一般的には1052を指すが、1056とする人もいる。 恒河沙はもとは仏教用語である。「恒河」はガンジス川を意味するサンスクリット語 गङ्ग(ガンガ)を音訳したものである。すなわち、「恒河沙」とはガンジス川にある無数の砂の意味であり、もともと無限の数量の例えとして仏典で用いられていた。例えば法華経の「堤婆達多品(だいばだったほん)」の中に「恒河の砂ほど多くの衆生が仏の教えを聴く」といったような形での用例がある(なお仏典においては、大乗起信論のように「過恒沙」と表記する例もある)。 数の単位としての初出は、元の朱世傑による数学書『』であり、それまであった載よりも上の位として、極以上の他の単位とともに登場した。極以外は全て仏典からとられたものである。当時はすでに中数が使用されており、恒河沙は極(1088)の万万倍で1096となる。 日本にも、平安時代には既に中国から非常に大きな数を表す概念として「恒河沙」という語が伝えられていたようであり、一例として、平安時代後期に成立した説話集である『今昔物語』に、数え切れないくらい多くの国の例えで「無量無辺不可思議那由他恒河沙の国土を過ぎ行きて」といった用例が見られる(おそらくは仏典に由来するもの)。 数の単位としては、中国から『算法統宗』などの数学書を通して伝わったようであるが、それがいつ頃かはよくわからない。和書の中で、「恒河沙」を数の単位の一つとして正確に定義づけた上で他の用語とともに体系的に説明したのは、江戸時代に執筆され、当時ベストセラーとなった数学書である『塵劫記』が最初である。寛永4年(1627年)の初版では、載までを下数、極以上を万万進としたため、恒河沙は極(1015)の万万倍で1023となる。寛永8年版では載までを中数の万進に改めたため、恒河沙は極(1048)の万万倍で1056となった。寛永11年版で万進に統一され、恒河沙は極(1048)の万倍の1052となった。ただし、今日でも寛永8年版を根拠に恒河沙を1056とする人もいる。もっとも、京以上の数については指数表記が用いられるのが普通であって実用ではまず用いられないので、極以降の値がどうなっていてもそれほど問題にはならない。 恒河沙の位および前後の位の命数は以下のようになる。 書物 算学啓蒙 塵劫記初版 塵劫記寛永8年版 塵劫記寛永11年版(現行) 定義.

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提婆達多

提婆達多(だいばだった、梵, Devadatta、デーヴァダッタ、略称:提婆、音写:調達、訳:天授)は、釈迦仏の弟子で、後に違背したとされる人物である。厳格な生活規則を定め、釈迦仏の仏教から分離したかれの教団は後世にまで存続した。.

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梵天

帝釈天(左)と梵天(右) 梵天像 梵天(ぼんてん)は、仏教の守護神である天部の一柱。古代インドの神ブラフマーが仏教に取り入れられたもので、十二天に含まれる。梵はbrahmanの音写。 ブラフマーは、古代インドにおいて万物実存の根源とされた「ブラフマン」を神格化したものである。ヒンドゥー教では創造神ブラフマーはヴィシュヌ(維持神)、シヴァ(破壊神)と共に三大神の1人に数えられた。 帝釈天と一対として祀られることが多く、両者を併せて「梵釈」と称することもある。.

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歓喜天

歓喜天(かんぎてん、Skt:Vināyaka、Gaṇapati、またはナンディケーシュヴァラ Nandikeśvara 歓喜自在天)は、仏教の守護神である天部の一つ。 また、聖天(しょうでん、しょうてん)、大聖歓喜天、大聖歓喜大自在天、大聖歓喜双身天王、象鼻天(ぞうびてん)、天尊(てんそん)。あるいはVināyaka、Gaṇapatiを音写して、毘那夜迦(びなやか)、誐那缽底(がなぱてい)ともいう。 象頭人身の単身像と立像で抱擁している象頭人身の双身像の2つの姿の形像が多いが、稀に人頭人身の形像も見られる。 多くは厨子などに安置され、秘仏として扱われており一般に公開されることは少ない。ガネーシャ(गणेश)も参照のこと。.

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毘盧遮那仏

毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)は、大乗仏教における仏の1つ。.

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毘沙門天

多聞天像(東大寺金堂) 毘沙門天(びしゃもんてん、梵名: ヴァイシュラヴァナ、वैश्रवण, 、Vessavaṇa)は、仏教における天部の仏神で、持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神であり、四天王では多聞天として表わされる。また四天王としてだけでなく、中央アジア、中国など日本以外の広い地域でも、独尊として信仰の対象となっており、様々な呼び方がある。種子はベイ(वै, )。.

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法然

法然(ほうねん、長承2年(1133年) - 建暦2年(1212年))は、平安時代末期から鎌倉時代初期の日本の僧である。はじめ山門(比叡山)で天台宗の教学を学び、承安5年(1175年)、専ら阿弥陀仏の誓いを信じ「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば、死後は平等に往生できるという専修念仏の教えを説き、のちに浄土宗の開祖と仰がれた。法然は房号で、諱は源空(げんくう)。幼名を勢至丸。通称は黒谷上人・吉水上人とも。 謚号は、慧光菩薩・華頂尊者・通明国師・天下上人無極道心者・光照大士である.

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法身普賢

法身普賢(ほっしんふげん)は梵:サマンタバドラ(Samantabhadra)といい、チベット語ではクントゥ・サンポ(kuntu bzangpo)、あるいはクンツサンポと呼ばれる。後期密教における最高位の存在で、全ての仏の父母であり、根源である究極の存在。法身普賢は如来の姿をとり、双身と単身の二相があるが、双身は結跏趺坐の姿で、后である普賢仏母(クントゥ・サンモ:kuntu bzangmo)とヤブユムの姿で歓喜している。中国密教では普賢王如来とも呼ばれる。.

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深沙大将

深沙大将(じんじゃだいしょう)は、仏教の守護神。大般若経を守護する十六善神の一つであり、観音菩薩または多聞天の化身であるとされる。深沙大王、奉教鬼とも呼ばれる。.

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清瀧権現

清瀧権現(せいりゅうごんげん または せいりょうごんげん)は、京都市伏見区所在の真言宗醍醐派総本山、醍醐寺の守護女神。清瀧大権現とも呼称され、清滝権現とも書く(「瀧」は「滝」の旧字)。本地仏は准胝観音と如意輪観音である。.

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源頼朝

源 頼朝(みなもと の よりとも)とは、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将、政治家であり、鎌倉幕府の初代征夷大将軍である。 河内源氏の源義朝の三男として生まれる。父・義朝が平治の乱で敗れると伊豆国へ流される。伊豆で以仁王の令旨を受けると、北条時政、北条義時などの坂東武士らと平氏打倒の兵を挙げ、鎌倉を本拠として関東を制圧する。弟たちを代官として源義仲や平氏を倒し、戦功のあった末弟・源義経を追放の後、諸国に守護と地頭を配して力を強め、奥州合戦で奥州藤原氏を滅ぼして全国を平定した。建久3年(1192年)に征夷大将軍に任じられた。 これにより朝廷から半ば独立した政権が開かれ、後に鎌倉幕府とよばれた。 頼朝の死後、御家人の権力闘争によって頼朝の嫡流は断絶し、その後は、北条義時の嫡流(得宗家)が鎌倉幕府の支配者となった。.

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源満仲

JR川西池田駅前にある満仲のブロンズ像 源 満仲(みなもと の みつなか)は、平安時代中期の武将。清和源氏、六孫王経基の嫡男。多田源氏の祖で、多田 満仲(ただ の みつなか、ただ の まんじゅう)とも呼ばれる。諱は満中とも記される。神号は多田大権現。.

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持国天

持国天(じこくてん)、梵名: ドゥリタラーシュトラ (धृतराष्ट्र 『国を支える者』、提頭頼吒)は、仏教における天部の仏神。増長天、広目天、多聞天と共に四天王の一尊に数えられる。三昧耶形は刀。種子はヂリ(धृ、)。 持国天は四天王の一体、東方を護る守護神として造像される場合が多く、仏堂内部では本尊の向かって右手前に安置されるのが原則である。その姿には様々な表現があるが、日本では一般に革製の甲冑を身に着けた唐代の武将風の姿で表される。 持物は刀の場合が多い。例えば胎蔵界曼荼羅では体色は赤く、右手を拳にして右腰に置き、左手に刀を持つ姿で描かれる。また、中国の民間信仰に於いては白い顔で琵琶を持った姿で表される。左図は鎌倉時代作の四天王像のうちの持国天像で、足下に邪鬼を踏みつけ、刀を持つ右手を振り上げて仏敵を威嚇し、左手を腰に当てる姿に表されている。 本来はインド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下で、後に仏教に守護神として取り入れられた。仏の住む世界を支える須弥山の4方向を護る四天王の1人として東面の中腹である第四層の賢上城に住み、東の方角、或いは古代インドの世界観で地球上にあるとされた4つの大陸のうち東勝身洲(とうしょうしんしゅう)を守護するとされる。 また、乾闥婆や畢舎遮を配下とする。.

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持金剛仏

持金剛仏(じこんごうぶつ、チベット語: རྡོ་རྗེ་འཆང་།  、वज्रधार )とは、チベット仏教のカギュ派・ゲルク派における信仰対象。新派(サルマ)において法身仏として扱われている。 元来は、五仏(五智如来)に続く第六尊として配置されていたが、その後、五仏の特性の全てを兼ね備えると同時に、五仏を統括する第六尊へと昇格した。法身普賢や金剛薩埵と並んで本初仏()として尊崇されている。.

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月光菩薩

月光菩薩(がっこうぼさつ)は、仏教における菩薩の一尊。日光菩薩と共に薬師如来の脇侍を務め、薬師三尊を構成している。 『薬師経』に依れば、月光菩薩は、月の光を象徴する菩薩であり、日光菩薩と一緒に、薬師如来の教説を守る役割を果たしているとされる。 造形上は、日光菩薩と対になるように、対称的に造形される。つまり、日光菩薩が右腕を上げ左腕を垂らす場合は、月光菩薩が左腕を上げて右腕を垂らすといった姿形がとられる。また、その上げた方の手の親指と人差し指で輪を作る作例が多い。さらに、宝冠と持物に月を表す標幟を表現することも多い。 胎蔵曼荼羅では五髻の童子形で、右手に未開敷蓮華、左手に半月を乗せた開敷蓮華を持つ。密名は「清涼金剛」。 日本における作例としては、奈良市の薬師寺金堂の薬師三尊像の脇侍立像(銅造、国宝)がよく知られる。 月光仮面のモデルでもある。.

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最澄

最澄像(能福寺) 哭澄上人詩(嵯峨天皇宸翰)(部分) 最澄(さいちょう)は、平安時代の僧(766/767年 - 822年)。日本の天台宗の開祖であり、伝教大師として広く知られる。近江国(滋賀県)滋賀郡古市郷(現在の大津市)に生れ、俗名は三津首広野(みつのおびとひろの)。生年に関しては天平神護2年(766年)説も存在する。 中国に渡って仏教を学び、帰国後、比叡山延暦寺を建てて天台宗の開祖となった。 先祖は後漢の孝献帝に連なる(真偽は不明)といわれる登萬貴王(とまきおう)なる人物で、応神天皇の時代に日本に渡来したといわれている。.

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明王

軍荼利明王 明王(みょうおう、विद्याराज vidyā-rāja)は、密教における尊格及び称号で、如来の変化身ともされる。呪文(vidyā)の王者(rāja)を意味する。.

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浄土三部経

浄土三部経(じょうどさんぶきょう)とは、『仏説無量寿経』、『仏説観無量寿経』、『仏説阿弥陀経』の三経典をあわせた総称である。法然を宗祖とする浄土宗や親鸞を宗祖とする浄土真宗においては浄土三部経を根本経典としている。ただし時宗は『阿弥陀経』を重んじる。.

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新羅明神

新羅明神(しんらみょうじん)は、園城寺の守護神。円珍(智証大師)が唐から帰国に際し搭乗船の船首に出現し自らを新羅国明神と称してたことによる。 元来は朝鮮半島からの渡来神ともこの地域の地主神であったともいう。.

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文殊菩薩

文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、梵名マンジュシュリー(मञ्जुश्री, 、別名:マンジュゴーシャ、मञ्जुघोष、mañjughoṣa)は、大乗仏教の崇拝の対象である菩薩の一尊。一般に智慧を司る仏とされる。 文殊は文殊師利(もんじゅしゅり)の略称。また妙吉祥菩薩(みょうきっしょうぼさつ)などともいう。曼殊室利等とも音写し、妙吉祥、妙徳、妙首などとも訳す。文珠菩薩とも書く。 三昧耶形は青蓮華(青い熱帯睡蓮の花)、利剣、梵篋(椰子の葉に書かれた経典)など。種字はマン (मँ maṃ) 。.

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日光修験

日光修験(にっこうしゅげん)とは、栃木県の日光山で行われてきた修験道をいう。勝道上人が開山、役小角(役行者)を開祖と仰ぐ。.

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日光菩薩

日光菩薩(にっこうぼさつ)は、仏教における薬師如来の脇侍としての一尊であり、月光菩薩と共に薬師三尊を構成している菩薩のことである。日光遍照菩薩あるいは日光普照菩薩とも呼ばれ、薬師仏の左脇に侍する。 『薬師経』に依れば、日光菩薩は、一千もの光明を発することによって広く天下を照らし、そのことで諸苦の根源たる無明の闇を滅尽するとされる。 造形上は、月光菩薩と対になるように、対称的に造形される。つまり、日光菩薩が右腕を上げ左腕を垂らす場合は、月光菩薩が左腕を上げて右腕を垂らすといった姿形がとられる。また、その上げた方の手の親指と人差指で輪を作る作例が多い。さらに、宝冠と持物に太陽を表す標幟を表現することも多い。 日本における作例としては、奈良市の薬師寺金堂の薬師三尊像の脇侍立像(銅造、国宝)がよく知られる。奈良や京都およびその周辺地に残る日光菩薩像は、飛鳥時代から奈良時代にかけて造立されたものも数多く残るが、関東に残るものは平安時代後期から鎌倉時代頃の作である。.

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日蓮

妙傳寺 本蓮寺 日蓮(にちれん、貞応元年(1222年)2月16日には、「その誕生日の2月16日については自ら記すところではないが、『本門宗要抄』の下巻と、この書と大体同時代の成立と思われる日道の『御伝土代』に誕生を2月16日と記している」とある(但し、漢数字は算用数字に改めた)。なお、『本門宗要抄』には偽書説があるが、それについてはで「日蓮の事蹟・生涯についてはおそらく日蓮の直弟たちの間の周知のこと、またその伝承されていたことがつづられたもので、この両書は日蓮宗の初期の伝承を伝える珍重すべきものである。したがって2月16日の誕生は真を伝えているとみて良い。」としている。 - 弘安5年(1282年)10月13日)ユリウス暦では1222年3月30日 - 1282年11月14日、グレゴリオ暦に換算すると1222年4月6日 - 1282年11月21日。グレゴリオ暦の施行は1582年で日蓮はそれ以前に亡くなっているが、日蓮宗諸派では日蓮の事跡をグレゴリオ暦換算の日付で祝うため、グレゴリオ暦の日付を併記している。なお、換算はによる。は、鎌倉時代の仏教の僧。鎌倉仏教のひとつである日蓮宗後に十三宗のひとつとなる。(法華宗)の宗祖。滅後に皇室から日蓮大菩薩(後光厳天皇、1358年)と立正大師(大正天皇、1922年)の諡号を追贈された。.

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日本の神の一覧

日本の神の一覧(にほんのかみのいちらん)は、日本神話および神道の神や民俗信仰の神、その他の日本の宗教の神および日本に土着した外国の神の一覧である。 ただし、仏教由来の神(-如来、-菩薩、-明王、-天)や習合神(-明神、-権現)はここには加えないので仏の一覧を参照。;項目の見方.

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摩多羅神

牛祭の摩多羅神(都年中行事画帖 1928年) 摩多羅神(またらじん、あるいは摩怛利神:またりしん)は、天台宗、特に玄旨帰命壇における本尊で、阿弥陀経および念仏の守護神ともされる。常行三昧堂(常行堂)の「後戸の神」として知られる「此の神、密部諸経儀軌に云ふ阿弥陀の教令輪身にして常行三昧の時の守護神たり。故に台徒尊ひあへり」『塩尻』。.

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摩利支天

摩利支天(まりしてん, Marīcī, 訳:陽炎、威光)は、仏教の守護神である天部の一柱。日天の眷属である。 原語のMarīcīは、太陽や月の光線を意味する。摩利支天は陽炎を神格化したものである。 陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされる。これらの特性から、日本では武士の間に摩利支天信仰があった。.

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摩ゴ羅伽

摩睺羅伽(まごらが、Skt:Mahoragaの音写、漢訳:大蟒、大腹胸行など)は、仏教を守護する護法善神の一尊錦織亮介 『天部の仏像事典』 東京美術、1983年。天竜八部衆や二十八部衆に数えられる。サンスクリット語名の「マホーラガ」は「偉大なる蛇」を意味する久保田悠羅とF.E.A.R. 『密教曼荼羅』 新紀元社、2000年(「マハー」+「ウラガ」)。 もと古代インドの神であったが、後に仏教に取り入れられた。身体は人間であるが首は大蛇、または頭に蛇冠を戴いた人間の姿で描かれ、龍種の一つとされる。八部衆の緊那羅と同じく音楽の神とされる。ナーガがコブラを神格化したものであるのに対してこのマホーラガはニシキヘビの様なより一般的な蛇を神格化したものである。 胎蔵界曼荼羅の外金剛部院北方に配せられている。.

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摩耶夫人

摩耶夫人(まや-ふじん/ぶにん、パーリ語またはサンスクリット: 、、マーヤー)は、ゴータマ・シッダッタ(またはガウタマ・シッダールタ 釈迦)の生母である。 ただし「マーヤー(Māyā)」は一般にこの人物の名前だとされているものの、近年の学説では、母を意味するmātāの俗語形であって本名ではない、ともされている。.

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悟り

悟り(さとり、bodhi)とは、迷いの世界を超え、真理を体得すること。覚、悟、覚悟、証、証得、証悟、菩提などともいう。仏教において悟りは、涅槃や解脱とも同義とされる。 日常用語としては、理解すること、知ること、気づくこと、感づくことなどを意味する。.

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愛宕権現

愛宕権現の本地仏とされる勝軍地蔵(ギメ東洋美術館) 愛宕権現(あたごごんげん)は愛宕山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神号であり、イザナミを垂迹神として地蔵菩薩を本地仏とする。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、愛宕山白雲寺から勧請されて全国の愛宕社で祀られた。.

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愛染明王

愛染明王(『図像抄』〈十巻抄〉より) 愛染明王(仏像図彙 1783年) 愛染明王(あいぜんみょうおう、rāgarāja)は、仏教の信仰対象であり、密教特有の憤怒相を主とする尊格である明王の一つ。.

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曼荼羅

曼荼羅(まんだら、梵語:मण्डल 、チベット語:མཎྜལ(めんでる, maNDal), དཀྱིར་འཁོར་(きんこる, dkyir 'khor))とは、密教の経典にもとづき、主尊を中心に諸仏諸尊の集会(しゅうえ)する楼閣を模式的に示した図像。ほとんどの密教経典は曼荼羅を説き、その思想を曼荼羅の構造によって表すので、その種類は数百にのぼる。古代インドに起源をもち、中央アジア、日本、中国、朝鮮半島、東南アジア諸国などへ伝わった。21世紀に至っても、密教の伝統が生きて伝存するチベット、ネパール、日本などでは盛んに制作されている。 漢字による表記のバリエーションとして「曼陀羅」があるが、日本の重要文化財等の指定名称は「曼荼羅」に統一されており、ここでも「曼荼羅」と表記する。 日本では、密教の経典・儀軌に基づかない、神仏が集会(しゅうえ)する図像や文字列にも、曼荼羅の呼称を冠する派生的な用法が生じた。またチベットでは、須弥山を中心とする全世界を十方三世の諸仏に捧げる供養の一種を「曼荼羅供養」と称し、この供養に用いる金銅製の法具や、この法具を代替する印契に対しても、「曼荼羅」の呼称が使用されている。 画像:Mandala1 detail.jpg|胎蔵曼荼羅中央部の中台八葉院 画像:Vishnu Mandala.jpg|ヴィシュヌ神の曼荼羅 画像:Hokke mandala.jpg|文字曼荼羅(法華曼荼羅) 画像:Painted 19th century Tibetan mandala of the Naropa tradition, Vajrayogini stands in the center of two crossed red triangles, Rubin Museum of Art.jpg|金剛瑜伽女の曼荼羅(チベット仏教).

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普賢延命菩薩

普賢延命菩薩(ふげんえんめいぼさつ)は、仏教における信仰対象である菩薩の一つ。サンスクリットのVajramoghasamayasattva(「大安楽不空真実菩薩」の意)に当たる。.

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普賢菩薩

普賢菩薩像(東京国立博物館蔵) 普賢菩薩像(鳥取・豊乗寺蔵) 普賢菩薩像 伊藤若冲筆(相国寺蔵) 普賢菩薩(ふげんぼさつ)、梵名: サマンタ・バドラ (समन्तभद्&#x0930)は、大乗仏教における崇拝の対象である菩薩の一尊。文殊菩薩とともに釈迦如来の脇侍として祀られることが多い(参照:釈迦三尊)。法要では四七日の仏とされる。 三昧耶形は剣、五鈷杵。種子(種子字)はアン (aM)、ウーン (huuM)。.

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智ギ

智(ちぎ、、538年 - 597年) は、中国の南北朝時代から隋にかけての僧侶。天台教学の大成者であり、天台宗の開祖であるが、慧文、慧思に次いで第三祖ともされている(龍樹を開祖とし慧文を第二、慧思を第三、智を第四祖とする場合もある)南直哉 『賭ける仏教』 春秋社、2011年7月、256頁。。天台大師、智者大師ともいう。.

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智明権現

智明権現(ちみょうごんげん)は、大山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、地蔵菩薩を本地仏とする。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、伯耆国角磐山大山寺から勧請されて全国の智明権現社で祀られた。智明大権現、大智明権現、大智明大権現、大山智明大権現、大仙智明大権現ともいう。.

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