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人間国宝

索引 人間国宝

人間国宝(にんげんこくほう)は、日本の文化財保護法第71条第2項に基づき同国の文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者として各個認定された人物を指す通称である「人間国宝」は通称であるが、これに代わる法令上の正式名称はなく、「重要無形文化財の各個認定の保持者」のように説明的に言及するほかない。。文化財保護法には「人間国宝」という文言はないが、重要無形文化財の各個認定の保持者を指して人間国宝と呼ぶ通称が広く用いられている。.

297 関係: 加藤卓男加藤土師萌原清 (陶芸家)博多織古典落語友禅友枝昭世吉田玉男 (初代)吉田簑助吉田美統吉田文雀吉村雄輝坂田藤十郎 (4代目)坂東三津五郎 (7代目)坂東三津五郎 (8代目)坂東玉三郎 (5代目)塚本快示増田三男大坂弘道大場松魚大隅俊平大野昭和斎大槻文蔵太鼓宝生弥一宝生閑室瀬和美宮城喜代子宮古上布宮内庁式部職宮入行平宮薗千寿宮薗千之宮薗節官報宇治紫文寶山左衛門 (四代目)寺井直次富山清琴富崎春昇富本憲吉小千谷縮小宮康孝小川規三郎小石原焼小鹿田焼小鹿田焼技術保存会小森邦衞尺八尾上多賀之丞 (3代目)...尾上菊五郎 (7代目)尾上松緑 (2代目)尾上梅幸 (7代目)山口五郎山勢松韻山田抄太郎山本邦山山本陶秀山本東次郎山本晃岩野市兵衛島原帆山島岡達三島袋正雄川崎九淵川北良造工芸家上方舞中川衛中川清司 (木工芸)中能島欣一中臺瑞真中里無庵中村又五郎 (2代目)中村吉右衛門 (2代目)中村富十郎 (5代目)中村勝馬中村勘三郎 (17代目)中村芝翫 (7代目)中村鴈治郎 (2代目)中村雀右衛門 (4代目)中村東蔵 (6代目)中村歌右衛門 (6代目)常磐津一巴太夫常磐津節常磐津英寿常磐津文字翁常滑焼市川壽海 (3代目)市川左團次 (3代目)市川團之助 (6代目)市村羽左衛門 (17代目)三宅藤九郎三島元太郎三川泉三輪壽雪三輪休和三輪休雪三浦小平二一中節一龍斎貞水平田郷陽幸祥光久米島紬人形井上八千代井上萬二井上流亀井忠雄今藤綾子今藤長十郎仙台平伊勢崎淳伊勢形紙伊藤赤水徳田八十吉後藤得三志村ふくみ地歌北村昭斎刀剣喜多六平太 (14世)喜多村緑郎 (初代)和紙備前焼唐津焼児玉博前史雄前田昭博国宝国立劇場石州和紙石黒宗麿玉那覇有公琵琶琉球古典音楽琉球舞踊磯井如真社団法人福田喜重秋山逸生竹沢弥七竹本住大夫竹本綱大夫竹本駒之助竹本越路大夫竹本雛太夫 (5代目)竹本津太夫竹本源大夫箏曲米川文子米川敏子粟谷菊生納富寿童義太夫節結城紬組踊生野祥雲斎田口善国田中傳左衛門田畑喜八無名異焼照喜名朝一片山幽雪片岡仁左衛門 (13代目)片岡仁左衛門 (15代目)花柳壽楽 (2代目)花柳章太郎芳村五郎治 (2代目)芳村伊十郎芸術家芹沢けい介隅谷正峯螺鈿鎌倉芳太郎荻江節荒川豊蔵鍋島焼菊原初子萩焼青磁青木鈴慕西川扇蔵西出大三観世銕之亟 (8世)香取正彦角谷一圭高村豊周高橋貞次高橋進 (能楽師)高橋敬典講談豊嶋弥左衛門豊竹山城少掾豊竹嶋太夫豊竹若大夫貴音三郎助 (3代目)鳥羽屋里長鶴賀若狭掾鶴澤寛治鶴澤燕三鶴澤清六鶴澤清治鹿児島寿蔵黒田辰秋輪島塗齋田梅亭近藤乾三近藤悠三茂山千作都一中能楽鈴田滋人鈴木藏藤原啓藤原雄藤田大五郎藤間勘祖 (2世)藤間藤子藤本能道蒔絵野村万作野村万蔵 (6世)野村万蔵 (7世)野村四郎野澤喜左衛門野澤錦糸重要無形文化財金城次郎金重陶陽金春惣右衛門長唄酒井田柿右衛門酒井田柿右衛門 (14代目)雅楽通称陶芸柳家小さん柳家小三治染付松井康成松田権六松本白鸚 (初代)松本謙三松本惠雄杵屋五三郎 (3代目)杵屋喜三郎杵屋六左衛門杵屋栄左衛門村山明 (木工芸)桐竹勘十郎桐竹紋十郎桂米朝梵鐘梅若六郎 (56世)森口華弘森茂好櫻間道雄歌舞伎歌舞伎舞踊比嘉聰氷見晃堂永山光幹民芸運動江里佐代子河東節沈金清元寿兵衛清元志寿太夫清元節清元梅吉 (4代目)清元榮壽郎清元榮三清元榮三郎清水卯一演芸澤村田之助 (6代目)濱田庄司本阿弥光洲本阿彌日洲月山 (刀工)望月朴清截金海野清新内仲三郎新内節新派文化審議会文化財文化財保護法文部科学大臣文楽日本日本刀日本舞踊撥鏤 インデックスを展開 (247 もっと) »

加藤卓男

加藤 卓男(かとう たくお、1917年(大正6年)9月12日 - 2005年(平成17年)1月11日)は、陶芸家。ラスター彩、青釉、奈良三彩、ペルシア色絵、正倉院三彩などを再現。.

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加藤土師萌

加藤土師萌(かとう はじめ、1900年3月7日 - 1968年9月25日)は日本の陶芸家。1961年に人間国宝に認定された。東洋の陶磁器に対して高い見識を持つ。教え子に鳴海要などがいる。.

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原清 (陶芸家)

原 清(はら きよし、1936年2月28日 - )は、日本の陶芸家。2005年、人間国宝に認定された。.

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博多織

博多織(はかたおり)とは、福岡県福岡市の主に博多地区で特産とされる絹織物。日本三大織物の一つ。最近は福岡市周辺に産地が分散しつつある。江戸時代、福岡藩黒田氏から徳川将軍家に献上された事から、特に最上の物を献上博多などとも呼ばれる。経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されている。.

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古典落語

古典落語(こてんらくご)とは、落語の演目のうち、一般に江戸時代から明治時代・大正時代にかけて作られたものを指すことが多いCD付 落語入門(2008)p.74。それよりも新しい時代に作られた演目は、「新作落語」と呼んで区別される。なお、「創作落語」は関西の落語家たちによる造語である。.

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友禅

友禅(ゆうぜん)とは、布に模様を染める技法のひとつ。日本の最も代表的な染色法である。 本来は、でんぷん質(米製)の防染剤を用いる手書きの染色を友禅と呼ぶ。.

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友枝昭世

友枝 昭世(ともえだ あきよ、1940年(昭和15年)3月24日- )は、喜多流能楽師。.

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吉田玉男 (初代)

初代 吉田 玉男(しょだい よしだ たまお、1919年1月7日 - 2006年9月24日)は、日本の文楽人形浄瑠璃の人形遣い。.

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吉田簑助

吉田 簑助(よしだ みのすけ)は、人形浄瑠璃の人形遣いの名跡。.

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吉田美統

吉田 美統(よした みのり、1932年7月7日 - )は日本の陶芸家。2001年に人間国宝に認定された。本名は吉田 稔。.

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吉田文雀

吉田 文雀(よしだ ぶんじゃく、本名:塚本 和男、1928年6月8日 - 2016年8月20日)は、人形浄瑠璃文楽の人形遣い。東京都出身。.

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吉村雄輝

吉村 雄輝(よしむら ゆうき、1923年2月2日 - 1998年1月29日、本名:橋本昇一、はしもと しょういち)は、上方舞吉村流の四世家元で、人間国宝。高知県生まれ。俳優池畑慎之介 (ピーター) の実父。.

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坂田藤十郎 (4代目)

四代目 坂田 藤十郎(よだいめ さかた とうじゅうろう、1931年(昭和6年)12月31日 - )は、日本の歌舞伎役者。歌舞伎名跡「坂田藤十郎」の当代。屋号は山城屋。定紋は五つ藤重ね星梅鉢、替紋は向い藤菱。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 前名の三代目 中村 鴈治郎(さんだいめ なかむら がんじろう)としても、また今なお前々名の二代目 中村 扇雀(にだいめ なかむら せんじゃく)としても知られる。日本舞踊雁音流の家元としては雁音 歌扇(かりがね かせん)。本名は林 宏太郎(はやし こうたろう)。妻は女優で政治家の扇千景、妹は女優の中村玉緒。 現代歌舞伎の大看板のひとりでもあり、また上方歌舞伎の復興プロジェクトでも主導的な役目を務めるほか、近松門左衛門作品を原点から勉強し直すために劇団近松座を結成している。 日本中にブームを巻き起こした『曾根崎心中』のお初は当たり役とされている。.

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坂東三津五郎 (7代目)

七代目 坂東 三津五郎(しちだいめ ばんどう みつごろう、1882年(明治15年)9月21日 - 1961年(昭和36年)11月4日)は、歌舞伎役者。屋号は大和屋。定紋は三ツ大、替紋は花勝見。本名は守田 壽作(もりた じゅさく)。俳名に是好がある。 妹に三代目坂東玉三郎、弟に十三代目守田勘彌がいる。.

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坂東三津五郎 (8代目)

八代目 坂東 三津五郎(はちだいめ ばんどう みつごろう、1906年(明治39年)10月19日 - 1975年(昭和50年)1月16日)は、日本の俳優、歌舞伎役者。屋号は大和屋。定紋は三ツ大、替紋は花勝見。本名は守田 俊郎(もりた としろう)。青年期より敵役や老役を得意とし、重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定されたが、フグ毒にあたって急逝した。孫に女優の池上季実子がいる。.

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坂東玉三郎 (5代目)

五代目 坂東玉三郎(ごだいめ ばんどう たまさぶろう、1950年(昭和25年)4月25日 - )は、日本の歌舞伎役者、映画監督、演出家。歌舞伎名跡「坂東玉三郎」の当代。屋号は大和屋。定紋は花勝見(はなかつみ)、替紋は熨斗菱(のしびし)。重要無形文化財保持者(人間国宝)。 十四代目 守田勘弥の養子であり、本名は守田 伸一(もりた しんいち)。通名は守田 親市(もりた しんいち)、旧姓は楡原(にれはら)。.

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塚本快示

塚本快示(つかもと かいじ、1912年12月14日 - 1990年6月10日)は日本の陶芸家。本名は塚本快兒。 戦後、美濃窯の発展に貢献した陶芸デザイナー・日根野作三に師事しクラフト風な磁器の制作と平行しながら中国陶磁の研究に励んだ。主に模範としたのは中国・北宋時代の白磁や青白磁、また同じく北宋時代の「影青(いんちん)」である。素地となる土には各地の長石や陶土を配合し、釉薬も長石・陶石・カオリン・柞灰・石灰などで調整したものを用いるようになる。 1948年頃、古陶磁研究家・小山冨士夫が著した『影青記』に感銘を受け自らの技術を更に磨き精度を高めていった。特に白磁胎がまだ乾ききらないうちに鋼や竹のヘラで刻まれる片切り模様の精緻さは他の追随を許さず、その技術は日本だけでなく中国の陶磁界でも高い評価を得ている。.

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増田三男

増田 三男(ますだ みつお、1909年(明治42年)4月24日 - 2009年(平成21年)9月7日)は、埼玉県出身の彫金家。人間国宝(重要無形文化財保持)。.

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大坂弘道

大坂 弘道(おおさか ひろみち 1937年2月20日 - )は日本の木工芸家。重要無形文化財「木工芸」の保持者(いわゆる人間国宝)。木工芸の人間国宝としては6番目の認定者(1997年認定)『人間国宝事典』236頁。。.

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大場松魚

大場 松魚(おおば しょうぎょ、1916年(大正5年)3月15日 - 2012年(平成24年)6月21日)は、漆芸家。蒔絵の重要無形文化財保持者(人間国宝)。金沢美術工芸大学教授、輪島漆芸技術研修所名誉所長。石川県金沢市出身。本名、勝雄。.

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大隅俊平

大隅 俊平(おおすみ としひら、1932年1月23日 - 2009年10月4日)は、群馬県太田市出身の刀匠。本名は貞男(さだお)。 群馬県新田郡沢野村富沢(現・太田市富沢町)に生まれる。1952年に長野県坂城町の後の人間国宝、宮入行平のもとに入門し、1960年より独立した。1967年に新作名刀展特賞受賞(以降6年連続受賞)、1974年・1976年・1978年の3度「正宗賞」を受賞。1997年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。1999年には紫綬褒章受章。2005年にも旭日中綬章を受章している。2009年10月4日、太田市の自宅にて77歳で亡くなった。備中青江派の直刃(すぐは、真っ直ぐな刃文)を研究し、極初期を除き、生涯、玉鋼により直刃の刀剣を造り続けた事でも知られる。.

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大野昭和斎

大野 昭和斎(おおの しょうわさい、1912年3月4日 - 1996年8月30日)は、日本の木工芸家。重要無形文化財「木工芸」の保持者(いわゆる人間国宝)。木工芸の人間国宝としては中臺瑞真とともに3番目の認定者(1984年)である『人間国宝事典』233頁。。.

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大槻文蔵

大槻 文藏(おおつき ぶんぞう、1942年(昭和17年)9月25日 - )は、シテ方観世流能楽師。2012年現在、大阪を代表する能楽師である。.

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太鼓

太鼓(たいこ)は、動物の皮などで作った薄い膜を枠(胴)に張り、それをたたいて音を出す楽器である。楽器分類学では「膜鳴楽器」と呼ぶが、実用上の楽器分類では「体鳴楽器」とともに打楽器に分類される。太鼓は古くから存在する楽器のひとつで、世界各地に広く分布し、その地域によって特色ある太鼓が存在している。楽器として使用されるほか、かつて西アフリカにおいては太鼓によって遠距離通信を行う、いわゆるトーキングドラムという使用法が広く行われていた。 胴と膜の枚数によって、以下のように分類される。.

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宝生弥一

宝生 弥一(ほうしょう やいち、1908年(明治41年)7月2日 - 1985年(昭和60年)3月11日)は、ワキ方下掛宝生流の能楽師。元の名は光本弥一郎。.

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宝生閑

宝生 閑(ほうしょう かん、旧字体:寳生、1934年(昭和9年)5月15日 - 2016年(平成28年)2月1日)は、ワキ方下掛宝生流の日本の能楽師。現十二世宗家。 長男は宝生欣哉(ほうしょう きんや)で能楽師。.

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室瀬和美

室瀬 和美(むろせ かずみ、1950年(昭和25年)12月26日 - )は、漆芸家。蒔絵の重要無形文化財保持者(人間国宝)。東京都出身。父は同じく漆芸家の室瀬春二。.

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宮城喜代子

宮城喜代子(みやぎ きよこ、1905年1月29日 - 1991年2月19日)は、生田流箏曲家。妹である宮城数江と共に宮城道雄の門弟として有名。重要無形文化財保持者に各個認定(いわゆる人間国宝)、日本芸術院会員。 13歳で叔父の宮城道雄に入門してから、弟子、家族として道雄の死まで37年をともにした喜代子は、妹の数江と共に道雄の楽曲を最もよく理解し、演奏を体現していたといわれる。生涯独身を通し、道雄の国内外の数多くの演奏旅行に随行し、貞子夫人と共に、盲目であった道雄の音楽活動を支えた。道雄の死後も宮城箏曲の普及につとめ、後継者の育成にも尽力した。著書に自伝『箏ひとすじに』(文園社、1990年)がある。.

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宮古上布

宮古上布(みやこじょうふ)は、沖縄県宮古島で生産される上布と呼ばれる麻織物の一種である。一反織るのに2ヶ月以上かかる上布の最高級品。「東の越後、西の宮古」と呼ばれる日本を代表する織物。重要無形文化財。 16世紀に、稲石刀自(いないしとぅじ)が、宮古上布を完成させたと伝えられている刀自は、トゥジ・トゼと読み、宮古島のみならず、沖縄県全域における既婚の女性の敬称である。標準語では刀自(とじ)と発音、古語で言う戸主(とぬし)。ただし、身分の非常に高い(王族・按司の位にある)女性には使わない。。稲石は、上地与人(ユンチュ)迎立氏の娘として産まれ、ムアテガーラという人物に嫁ぐ。1583年にこのムアテガーラが、琉球王国から明帝国(現在の中国)への進貢船に乗り組んだ。航海の途中に進貢船は嵐にあい、激しい波と風の影響で船の舵を操る綱が切れてしまった。ムアテガーラは、嵐の中海へ飛び込みこの船の舵を操る綱を取り替えることに成功し、進貢舟は無事に王都・首里へ帰り着くことができた。時の琉球国王・尚永王は、この功績を讃え、褒美として彼に下地の頭(下地首里大屋子・シムジスイウフヤク)の位を与え、洲鎌与人(与人は、日本の鎌倉時代の地頭に相当する役職・村長)に任命した。以後、平民より士族に出世したムアテガーラは、下地真栄(しもじしんえい)と呼ばれるようになった。この夫の出世を大変喜んだ稲石は、琉球国王への返礼として「綾錆布(あやさびふ)」という銘の細やかな麻織物を献上する。綾錆布とは、大名縞の紺細上布で苧麻の原料に染色を施し、長さ11.4m 幅40cm19ヨミの細目布であったという。この麻織物と同じ技術で織り上げた織物は「宮古上布」と呼ばれるようになる。以後宮古上布は、二十数年間琉球王府へ献上された。 ちなみに、16世紀当時の宮古島では、織物が盛んで麻織物だけではなく絹織物・綿織物など様々な種類の織物が存在したようであるが、現在には伝わってはいない。琉球王府から明帝国への献上品として、現在、宮古島産と考えられる少しの織物が中国の故宮博物館に残されているようである。 1609年の薩摩藩による琉球王国侵略の後、人頭税として「宮古上布」は課税されるようになった。琉球王府は、各字(村)ごとに村番所を設置し、公の宮古上布の工房としてブンミャー(宮古島の方言では、ブー(糸)・ンミ(績ぐ)・ヤー(屋・(建物))糸績屋)と呼ばれる施設を設け、その村から手先の器用な女性を5、6名選び出し、その場所で琉球王府への貢租として上布を織らされた。 1903年に宮古島にて地租改正が行われ、租税が上布による物納ではなくなると、日本全国向けの商品として生産されるようになった。大正時代には大島紬の技術も高機等の導入され、この時代に宮古上布は歴代で最高の技術を誇った。 1941年(昭和16年)から1945年(昭和20年)まで、太平洋戦争・沖縄戦が行われ、その後沖縄の施政権がアメリカ軍に移行すると、日本全国へ向けての商品流通は禁じられた。その為産業としての宮古上布は廃れた。.

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宮内庁式部職

式部職(しきぶしょく)は、宮内庁の内部部局のひとつである。.

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宮入行平

宮入行平(みやいり ゆきひら、1913年(大正2年)3月17日 - 1977年(昭和52年)11月24日)は、長野県坂城町の刀匠。本名は、宮入堅一。息子は俳人の宮入聖と刀匠の宮入小左衛門行平(宮入恵)。弟の宮入清宗、その子の宮入法廣も刀匠である。 祖父の代からの鍛冶屋であった。刀匠を志して、高等小学校卒業後、1937年に上京し、栗原彦三郎昭秀の日本刀鍛錬所に入所し、1940年日本刀匠協会展で文部大臣賞を受賞。刀匠名を昭平とする。第二次世界大戦中、伊勢神宮式年遷宮御太刀を制作。1945年に空襲を避け帰郷、以後は1955年日本美術刀剣保存協会の第一回美術審査会で特賞を受賞すると、以後五回連続で入賞した。1963年重要無形文化財保持者(工芸第45号)(いわゆる人間国宝)に認定される。1973年に刀匠名を行平と改めた。鎌倉時代の志津兼氏や、同郷の山浦清麿の作刀を研究した。 弟子に高橋次平、大隅俊平、河内國平、大久保和平、渡邊繁平、藤安将平、上林恒平らがいる。.

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宮薗千寿

宮薗 千寿(みやぞの せんじゅ、宮薗千壽)は、宮薗節の三味線方の名跡。代々宮薗節千寿派の家元。.

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宮薗千之

宮薗 千之(みやぞの せんし)は、宮薗節の三味線方の名跡。代々宮薗節千之派の家元。.

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宮薗節

宮薗節(みやぞのぶし)は、「薗八節(そのはちぶし)」ともいい、江戸時代中期の宮古路薗八(みやこぢ そのはち。初代。生没年不詳)を祖とする浄瑠璃音楽の古曲のひとつ。1993年(平成5年)4月15日に重要無形文化財に指定され、宮薗節保存会の会員が保持者として「総合認定」された。永井荷風は小説『雨瀟瀟(あめしょうしょう)』の中で、薗八節は浄瑠璃の中でもっともしめやかであると評している。.

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官報

官報を販売していた霞が関政府刊行物サービス・センター 『官報』(かんぽう)は、日本国の機関紙である。国としての作用に関わる事柄の広報および公告をその使命とする。.

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宇治紫文

宇治 紫文(うじ しぶん)は、一中節の三味線方の名跡。代々都派の宇治派家元。.

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寶山左衛門 (四代目)

四代目 寶 山左衛門(たから さんざえもん、六代目福原百之助、本名: 若林 英次、1922年1月5日 - 2010年8月7日)は、東京市芝区宇田川町出身の長唄囃子方、篠笛演奏家・作曲家。福原流鳴物六代目宗家、福原流百之助派四代目家元。東京芸術大学客員教授、国立劇場養成所講師。.

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寺井直次

寺井 直次(てらい なおじ、1912年(大正元年)12月1日 - 1998年(平成10年)3月21日)は、蒔絵で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)。石川県金沢市出身。.

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富山清琴

富山 清琴(とみやま せいきん)は地唄・生田流箏曲の家元である。現在は二代目を数える。.

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富崎春昇

富崎 春昇(とみさき しゅんしょう、1880年9月12日 - 1958年2月2日)は明治から昭和前期にかけて活躍した地歌奏者。富派家元。本名は吉倉 助次郎。 上方地歌の伝統を受継ぐ名手であり、埋もれた古曲を多く伝承した一方、積極的に新作に取組み、三絃奏法に改良を加えるなど、進取の気風に富む人物でもあった。.

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富本憲吉

富本 憲吉(とみもと けんきち、1886年(明治19年)6月5日 - 1963年(昭和38年)6月8日)は、日本の陶芸家。人間国宝、文化勲章受章者。映画監督・テレビ演出者の富本壮吉は長男にあたる。.

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小千谷縮

小千谷縮(おぢやちぢみ)は、新潟県小千谷市周辺を生産地とする苧麻=からむしを使った麻織物。撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で「しぼ」を出した織物である。国の重要無形文化財の指定要項にそったものが、南魚沼市を生産地とする越後上布と共に、国の重要無形文化財に指定、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。堀次郎将俊が越後麻布から改良したもので、昔は農民の副業として特に冬に生産されていた。 小千谷縮の重要無形文化財指定要件は以下のとおりである。 一 すべて苧麻を手うみした糸を使用すること。 二 絣模様を付ける場合は、手くびりによること。 三 いざり機で織ること。 四 しぼとりをする場合は、湯もみ、足ぶみによること。 五 さらしは、雪ざらしによること。.

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小宮康孝

小宮 康孝(こみや やすたか、1925年11月12日 - 2017年10月24日) デジタル版 日本人名大辞典+Plusは、東京都台東区浅草生まれの染色家。 1978年に重要無形文化財に認定された、江戸小紋の「わざ」 文化庁の保持者。いわゆる人間国宝。 1955年に江戸小紋で人間国宝に認定された小宮康助の嫡男。父の下で修行し、江戸小紋の技術を伝承する。 古型紙の収集・研究を行い、伝統的な小紋型の復元に努め、後継者の育成にも尽力していた。 2017年10月24日、肺炎により死去。91歳没。.

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小川規三郎

小川 規三郎(おがわ きさぶろう、1936年11月30日 - )は博多織職人。重要無形文化財「献上博多織」の保持者に認定されている(いわゆる人間国宝)。 1936年、福岡県福岡市博多区に生まれ、1951年より父であり後の人間国宝・小川善三郎に師事する。2003年重要無形文化財献上博多織技術保持者に認定。 博多織の機械化、分業化が進む中で、今なお製作過程の全てに関わり、手織りで仕上げる。.

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小石原焼

小石原焼(こいしわらやき)は福岡県朝倉郡東峰村にて焼かれる陶器。主に生活雑器が焼かれる。 1682年に、福岡藩3代藩主黒田光之が伊万里から陶工を招いて窯場を開いたのが始まりである。高取焼の開祖、八山の孫、八郎も当地に移り住んで開窯した。刷毛目、飛び鉋、櫛描き、指描き、流し掛け、打ち掛けなどによって表現される独特の幾何学的な文様が特色で、素焼きを行わず、釉薬を流し掛ける。 江戸時代中期、現在の大分県日田市の小鹿田村から招きを受けて陶工・柳瀬三右衛門が赴き、小石原焼の技法を伝えたため小鹿田焼とは言わば親子関係にある。なお、現在も小鹿田では柳瀬三右衛門の子孫らが窯元として残っている。 柳宗悦によって提唱された民芸運動の中で小鹿田焼が脚光を浴びた後、そのルーツである小石原も注目されるようになり、1954年(昭和29年)柳やバーナード・リーチらが小石原を訪れ、「用の美の極致である」と絶賛したことで全国的に知られるようになった。現在、窯元は56軒ある。.

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小鹿田焼

小鹿田焼の大皿。「飛びカンナ」と呼ばれる柔軟性のある金属製の薄いヘラで付ける削り文様が小鹿田焼の特徴のひとつ 小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市の山あい、皿山を中心とする小鹿田地区で焼かれる陶器である。その陶芸技法が1995年(平成7年)に国の重要無形文化財に指定され、2008年3月には地区全体(約14ヘクタール)が「小鹿田焼の里」の名称で重要文化的景観として選定されている。.

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小鹿田焼技術保存会

小鹿田焼技術保存会(おんたやきぎじゅつほぞんかい)は、大分県日田市にある、小鹿田焼の窯元によって構成される団体である。1995年(平成7年)に工芸技術としての小鹿田焼が重要無形文化財に指定された際、当保存会が重要無形文化財の保持団体に認定されている。.

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小森邦衞

小森 邦衞(こもり くにえ、1945年(昭和20年) - ) は、日本の漆芸家である。本名、邦博。髹漆(きゅうしつ)の重要無形文化財保持者(人間国宝)。石川県輪島市出身。.

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尺八

尺八の前面(左)と背面(右) 尺八(しゃくはち)は日本の木管楽器の一種である。リードのないエアリード楽器に分類される。中国の唐を起源とし、日本に伝来したが、その後空白期間を経て、鎌倉時代から江戸時代頃に現在の形の祖形が成立した。 名称は、標準の管長が一尺八寸(約54.5cm)であることに由来する 。語源に関する有力な説は、『旧唐書』列伝の「呂才伝」の記事によるもので、7世紀はじめの唐の楽人である呂才が、筒音を十二律にあわせた縦笛を作った際、中国の標準音の黄鐘(日本の十二律では壱越:西洋音階のD)の音を出すものが一尺八寸であったためと伝えられている 。演奏者のあいだでは単に竹とも呼ばれる。英語ではあるいは、とも呼ばれる。 真竹の根元を使い、7個の竹の節を含むようにして作るものが一般的である。上部の歌口に息を吹きつけて音を出す。一般的に手孔は前面に4つ、背面に1つある。 尺八に似た楽器として、西洋のフルートや南米のケーナがある。これらは、フィップル(ブロック)を持たないエアリード楽器である。.

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尾上多賀之丞 (3代目)

三代目 尾上 多賀之丞(さんだいめ おのえ たがのじょう、1889年(明治22年)9月21日 - 1978年(昭和53年)6月20日)は、戦前戦後にかけて活躍した歌舞伎役者。本名は樋口 鬼三郎。俳名は梅華。屋号は音羽屋。 叔父は歌舞伎役者四代目淺尾工左衛門。役者としての初舞台は明治24年 (1891)、市川鬼三郎の名前で東京四谷桐座『鈴木主水噂新宿』(鈴木主水)。明治32年(1899年)頃、一時、木挽町にいた鏑木清方に入門、日本画を習得している。明治44年 (1911) 9月五代目市川鬼丸(いちかわ きがん)を襲名し名題昇進。 以後小芝居で花形役者として活躍するが、その才能を六代目尾上菊五郎に見出され、1921年(大正10年)10月市村座の『網模様燈篭菊桐』(小猿七之助)の滝川で菊五郎一座に女房役として迎えられる。1927年(昭和2年)6月、新橋演舞場の新作『厄年』のいろは茶屋お六で三代目尾上多賀之丞を襲名。1968年(昭和43年)重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。1971年 菊池寛賞受賞。1978年(昭和53年)2月、数え90歳で『かっぽれ』を躍ったのを名残に没した。 女形の名脇役として、六代目菊五郎から、二代目松緑、七代目梅幸を経て七代目菊五郎と、音羽屋三代の相方を勤める。晩年は後進の指導に当っていた。 『暗闇の丑松』のお今、『ひらかな盛衰記』「源太勘当」の延寿、『梅雨小袖昔八丈』(髪結新三)の後家お常など新作や時代物、世話物などを演じたが、中でも『盲長屋梅加賀鳶』(加賀鳶)のおさすりお兼は最大の当り役で、80代を過ぎても、すっきりした江戸前の伝法さと溢れるばかりの色気とで舞台を彩っていた。 養子が六代目尾上菊蔵。.

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尾上菊五郎 (7代目)

七代目 尾上菊五郎(しちだいめ おのえ きくごろう、1942年10月2日 - )は、日本の歌舞伎役者。歌舞伎名跡「尾上菊五郎」の当代。屋号は音羽屋。定紋は重ね扇に抱き柏、替紋は四つ輪。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名は寺島 秀幸(てらしま ひでゆき)。妻は富司純子、長女は寺島しのぶ、長男は五代目尾上菊之助。.

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尾上松緑 (2代目)

二代目 尾上松緑(にだいめ おのえ しょうろく、1913年(大正2年)3月28日 - 1989年(平成元年)6月25日)は、日本の歌舞伎役者。屋号は音羽屋。定紋は四つ輪に抱き柏、替紋は藤輪に花菱。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名は藤間 豊(ふじま ゆたか)。六代目尾上菊五郎の薫陶を受け、恰幅のいい体つきで時代・世話を問わず立役として活躍した。踊りの名手としても知られ、日本舞踊藤間流の家元として四世藤間勘右衛門を名乗った。.

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尾上梅幸 (7代目)

七代目 尾上 梅幸(しちだいめ おのえ ばいこう、1915年(大正4年)8月31日 - 1995年(平成7年)3月24日)は、歌舞伎役者。屋号は音羽屋。定紋は重ね扇に抱き柏、替紋は四ツ輪。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は寺島 誠三(てらしま せいぞう)。.

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山口五郎

山口 五郎(やまぐち ごろう、1933年2月26日 - 1999年1月3日)は日本の尺八奏者。元東京芸術大学教授、人間国宝。.

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山勢松韻

山勢 松韻(やませ しょういん)は、山勢派(山勢家)を中心とした山田流箏曲家の名跡。3代あるいは6代を数える。.

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山田抄太郎

山田 抄太郎(やまだ しょうたろう、1899年3月5日 - 1970年6月8日)は、長唄三味線方、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者。東京都文京区白山生まれ。.

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山本邦山

山本 邦山(やまもと ほうざん、1937年10月6日 - 2014年2月10日)は、滋賀県大津市出身の尺八演奏家、作曲家。元東京芸術大学教授、人間国宝。本名は山本泰正(やまもと やすまさ)。長男は尺八奏者の山本真山。.

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山本陶秀

山本陶秀(やまもと とうしゅう、1906年(明治39年)4月24日 - 1994年(平成6年)4月22日)は、陶芸家。岡山県出身。.

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山本東次郎

山本 東次郎(やまもと とうじろう)は、能楽狂言方大蔵流の名跡。 山本東次郎家の成り立ちについては大蔵流および狂言#大蔵流の項を参照。.

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山本晃

山本 晃(やまもと あきら).

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岩野市兵衛

岩野 市兵衛(いわの いちべい)は越前和紙職人の名跡。越前和紙古来の紙漉き、越前奉書紙を継承する。.

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島原帆山

島原 帆山(しまばら はんざん、1901年9月16日 - 2001年12月18日)は、広島県佐伯郡五日市町(現・広島市佐伯区)出身の都山流尺八演奏家、作曲家。1982年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。広島市名誉市民。本名は島原重蔵。.

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島岡達三

島岡 達三(しまおか たつぞう、1919年(大正8年)10月27日 - 2007年(平成19年)12月11日)は陶芸家。東京市芝区愛宕町(現・東京都港区愛宕)出身。父は、組紐師島岡米吉。師は、浜田庄司。.

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島袋正雄

島袋 正雄(しまぶくろ まさお、1922年9月25日 - 2018年4月24日)は、沖縄県国頭郡東村慶佐次出身の沖縄民謡の歌手。 国の重要無形文化財「琉球古典音楽」の保持者(人間国宝)に認定された。.

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川崎九淵

川崎 九淵(かわさき きゅうえん、1874年7月11日 - 1961年1月24日)は能楽大鼓の名手。葛野流宗家代理・宗家預りを歴任し、能楽界初の人間国宝となった。また、理論面においても地拍子の法則性を発見するなどの功績を残した。本名・旧名利吉。.

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川北良造

川北 良造(かわきた りょうぞう、1934年9月1日 - )は日本の木工芸家。重要無形文化財「木工芸」の保持者(いわゆる人間国宝)。木工芸の人間国宝としては5番目の認定者(1994年認定)『人間国宝事典』235頁。。.

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工芸家

工芸家(こうげいか、Craftsman)とは、工芸作品を制作する人のこと。クラフトデザイナーと呼ばれることもある。.

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上方舞

上方舞(かみがたまい)とは、江戸時代中期(1800年頃)から末期にかけて上方で発生した日本舞踊の一種。着流しに、屏風を立てた座敷で舞う素踊りを基本とする。源流となった御殿舞と、能を基本にした静的な舞に、人形浄瑠璃や歌舞伎の要素を加味しており、しっとりとした内面的な舞い方をする。歌舞伎舞踊より抽象的で単純化された動きである。本来、舞台より座敷で舞われることが多いとされていたので座敷舞と呼ばれたり、伴奏に地唄が用いられることから、地唄舞とも呼ばれる。また上方舞のうち、京都で発展した井上流、篠塚流を京舞(きょうまい)と呼ぶ。毎年、11月に東京の国立劇場で行われる「京阪の座敷舞」は、東京で上方舞が観られる数少ない機会であり、最も大規模なものである。.

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中川衛

中川 衛(なかがわ まもる、1947年6月5日 - )は、工芸家。彫金の重要無形文化財保持者(人間国宝)。.

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中川清司 (木工芸)

中川 清司(なかがわ きよつぐ 1942年9月18日 - )は日本の木工芸家。重要無形文化財「木工芸」の保持者(いわゆる人間国宝)。木工芸の人間国宝としては7番目の認定者(2001年認定)『人間国宝事典』237頁。。.

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中能島欣一

中能島 欣一(なかのしま きんいち、1904年12月16日 - 1984年3月19日)は日本の箏曲家である。作曲家。山田流箏曲中能島家の4代目。重要無形文化財保持者に各個認定されている(人間国宝)。.

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中臺瑞真

中臺瑞真(なかだい ずいしん、1912年8月8日 - 2002年4月23日)は日本の木工芸家。重要無形文化財「木工芸」の保持者に認定(いわゆる人間国宝)。木工芸の人間国宝としては大野昭和斎とともに3番目の認定者(1984年認定)である。.

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中里無庵

中里 無庵(なかざと むあん、1895年(明治28年)4月11日 - 1985年(昭和60年)1月5日) は、陶芸家。唐津焼の重要無形文化財保持者(人間国宝)。12代中里太郎右衛門。本名は中里重雄。.

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中村又五郎 (2代目)

二代目 中村又五郎(にだいめ なかむら またごろう 1914年(大正3年)7月21日 - 2009年(平成21年)2月21日)は歌舞伎役者。屋号は播磨屋。定紋は揚羽蝶、替紋は向い菱。俳名に紫琴。重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は中村 幸雄(なかむら ゆきお)。.

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中村吉右衛門 (2代目)

二代目 中村吉右衛門(にだいめ なかむら きちえもん、1944年(昭和19年)5月22日 - )は、日本の歌舞伎役者。歌舞伎名跡「中村吉右衛門」の当代。屋号は播磨屋、定紋は揚羽蝶、替紋は村山片喰。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。.

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中村富十郎 (5代目)

五代目 中村富十郎(ごだいめ なかむら とみじゅうろう、1929年(昭和4年)6月4日 - 2011年(平成23年)1月3日)は、歌舞伎役者。屋号は天王寺屋。定紋は八本矢車。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名は渡邊 一1994年(平成6年)6月27日文部省告示第91号「重要無形文化財の保持者を追加認定する件」(わたなべ はじめ)。父は四代目中村富十郎、母は日本舞踊吾妻流家元の吾妻徳穂。正四位と旭日重光章追贈。.

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中村勝馬

中村勝馬(なかむら かつま、1894年9月18日 - 1982年4月21日)は染織作家、重要無形文化財「友禅」保持者(1955年認定)。東京友禅の代表的な作家であり、友禅染の芸術的向上と作家地位の確立につとめた。 息子は染織工芸作家である中村光哉。弟子に同じく重要無形文化財「友禅」保持者の山田貢がいる。.

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中村勘三郎 (17代目)

十七代目 中村 勘三郎(じゅうしちだいめ なかむら かんざぶろう、1909年(明治42年)7月29日 - 1988年(昭和63年)4月16日)は、日本の歌舞伎役者。屋号は中村屋。定紋は角切銀杏、替紋は丸に舞鶴。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は波野 聖司(なみの せいじ)。.

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中村芝翫 (7代目)

七代目 中村 芝翫(しちだいめ なかむら しかん、1928年(昭和3年)3月11日 - 2011年(平成23年)10月10日)は、日本の歌舞伎役者。屋号は成駒屋、定紋は祇園守、替紋は裏梅。俳名に梅莟。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名は、はじめ中村 眞喜雄(なかむら まきお)、のち中村 榮次郎1996年(平成8年)5月10日文部省告示第91号「重要無形文化財の保持者を追加認定する件」(なかむら えいじろう)。没後に正四位と旭日重光章追贈。.

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中村鴈治郎 (2代目)

二代目 中村鴈治郎(にだいめ なかむら がんじろう、1902年(明治35年)2月17日 - 1983年(昭和58年)4月13日)は、日本の歌舞伎役者。屋号は成駒屋、定紋はイ菱。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は林 好雄(はやし よしお)。 上方歌舞伎の伝統を継承し、立役から女形まで幅広い芸域を誇ったが、特に父・初代鴈治郎譲りの二枚目役においてその本領を発揮した。.

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中村雀右衛門 (4代目)

四代目 中村 雀右衛門(よだいめ なかむら じゃくえもん、1920年(大正9年)8月20日 - 2012年(平成24年)2月23日)は、歌舞伎役者、映画俳優。七代目 大谷 友右衛門(しちだいめ おおたに ともえもん)としても知られる。立女形。 「中村雀右衛門」としての屋号は京屋。定紋は京屋結び、替紋は向い雀。「大谷友右衛門」としての屋号は明石屋。定紋は丸十、替紋は水仙丸。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名は青木 清治(あおき きよはる)。女形の大御所的存在として晩年まで若々しい美しさと、格調の高さ、芸格の大きさで人気を博した。.

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中村東蔵 (6代目)

六代目 中村東蔵(ろくだいめ なかむら とうぞう、1938年(昭和13年)1月21日 - )は、東京都出身の歌舞伎役者。屋号は加賀屋、定紋は梅八ツ藤。本名は河野 均(こうの ひとし)。重要無形文化財保持者(人間国宝)。.

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中村歌右衛門 (6代目)

六代目 中村 歌右衛門(ろくだいめ なかむら うたえもん、1917年(大正6年)1月20日 - 2001年(平成13年)3月31日)は、日本の歌舞伎役者。屋号は成駒屋。定紋は祇園守、替紋は裏梅。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名は河村 藤雄(かわむら ふじお)、俳名は魁春(かいしゅん)。生涯を通じて歌舞伎に専念し、戦後の歌舞伎界における女形の最高峰と呼ばれた。歌舞伎と舞踊以外の演劇活動は行わず、映画やテレビドラマに出演することもなかった。.

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常磐津一巴太夫

常磐津 一巴太夫(ときわず いちはだゆう、1930年12月25日 - 2014年8月15日)は常磐津節浄瑠璃の人間国宝(1995年指定)。.

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常磐津節

常磐津節(ときわづぶし/ときわずぶし)は、三味線音楽の一種。浄瑠璃を語る太夫と、三味線弾きで構成される。重要無形文化財(総合指定)。初代常磐津文字太夫(1709年-1781年)が、延享4年 (1747年) に豊後節より創設した。語り物の浄瑠璃の一つで、全盛期を迎えていた江戸歌舞伎とともに発展した。語りと歌との均衡が取れ、整然とまとめられた旋律「オトシ」と呼ばれる独自の技法を持ち、この特徴から常磐津節は劇付随音楽として歌舞伎など舞踊劇になくてはならない音曲といわれる。三味線方は、中棹の紅木三味線と象牙の撥(ばち)を用い、太夫の語りに合わせた絶妙な間合いで相方をつとめる。創流当初は佐々木市蔵などの佐々木姓、鳥羽屋里長などの鳥羽姓が見受けられるが、江戸時代を通して明治期に至るまで岸澤式佐を家元とする岸澤派が主流となる(現在は常磐津姓の三味線弾きが多数を占める)。また、歌舞伎出語りの時には、柿色の肩衣、蛸足と呼ばれる独自の見台を用いるのが特色である。現在では歌舞伎伴奏のほか、日本舞踊の伴奏音楽として、また、素浄瑠璃の演奏会などで頻繁に演奏されている。定紋は角木瓜、替紋は松皮菱である。.

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常磐津英寿

常磐津 英寿(ときわづ えいじゅ、1927年(昭和2年)1月15日 - )は、常磐津節三味線方の奏者・名跡。東京都中央区銀座出身。前名は四代目常磐津文字兵衛。本名は鈴木 英二(すずき えいじ)。 父は三代目常磐津文字兵衛(後の常磐津文字翁)、大叔母は初代常磐津兼豊、叔父は四代目常磐津八百八、長男は四代目常磐津文字兵衛、次男は七代目常磐津兼太夫、長女は二代目常磐津兼豊。.

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常磐津文字翁

常磐津 文字翁(ときわづ もじおう、1888年(明治21年)12月15日 - 1960年(昭和35年)8月6日)は常磐津節の太夫の名跡。本名は鈴木広太郎。1955年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。.

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常滑焼

常滑焼(とこなめやき)は、愛知県常滑市を中心とし、その周辺を含む知多半島内で焼かれる炻器。日本六古窯の一つ。 常滑市栄町の窯業施設.

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市川壽海 (3代目)

三代目 市川壽海(さんだいめ いちかわ じゅかい、新字体:寿海、1886年(明治19年)7月12日 - 1971年(昭和46年)4月3日)は、大正から昭和にかけて活躍した歌舞伎役者。屋号は成田屋。定紋は壽海老、替紋は蝙蝠。本名は太田 照造(おおた しょうぞう)昭和35年4月19日文化財保護委員会告示第11号「無形文化財を重要無形文化財に指定し保持者を認定する件」。.

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市川左團次 (3代目)

三代目 市川左團次(さんだいめ いちかわ さだんじ、1898年(明治31年)8月26日 - 1969年(昭和44年)10月3日)は、大正から昭和中期の歌舞伎役者。本名は荒川清(あらかわ きよし)。屋号は高島屋、定紋は三升に左(みますに ひだり)、替紋は松皮菱に鬼蔦(まつかわびしに おにづた)。俳号は「新車」。 初代市川左團次から二代目市川左團次と相伝された男性的な力強い芸風とは大きく異なり、江戸っ子で門弟から芸一筋で出世し門閥の養子として大名跡を襲名した三代目は、様々な役割を器用にこなしながらも、あくまで脇に徹する手堅さを持ち、苦労に裏打ちされた存在感のある独特の風があった。戦後歌舞伎を盛りたてた名優の一人である。.

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市川團之助 (6代目)

六代目 市川團之助(ろくだいめ いちかわ だんのすけ、1876年(明治9年)7月1日 - 1963年(昭和38年)9月27日)は、歌舞伎役者。本名は羽田 容造(はた ようぞう)。俳名に三紅。屋号は三河屋。 京都四条の芝居茶屋の子に生まれる。1883年(明治16年)、初代實川延若の門人片岡芦鴈の養子となり、芝居の世界に入る。同年京都北座が初舞台。片岡芦丸の名で「三十三間堂」のみどり丸を演じる。1886年(明治19年)養父とともに上京。鳥越中村座に出演後、1887年(明治20年)親子とも初代市川左團次門下に入り市川若松と改名。その後、九代目市川團十郎に認められ、門人になり市川升三郎として1897年(明治30年)歌舞伎座に出演する。 のち七代目市川團蔵門人として活躍、1915年(大正4年)11月新富座で六代目市川團之助を襲名し名題となる。以後は小芝居、旅回りを経て、初代中村吉右衛門一座に所属、脇役として戦後も長く活躍する。1960年(昭和35年)、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。 多少あくがつよい嫌いはあったが、上方仕込みのこってりした芸風に、小芝居の豊富な経験を生かし、『恋飛脚大和往来』(封印切)の八右衛門、『壺坂霊験記』(壺坂)の沢市、『奥州安達原』(安達原)の安倍貞任、『桂川連理柵・帯屋』のおとせ、「女団七」の義平次婆おとら、など、立役から老役、悪役など様々な役をこなす器用さを併せ持っていた。とくに八右衛門は、彼の持つ上方風の色彩が効果的に現れた当り役で、初代吉右衛門の忠兵衛に引けを取らぬほどであった。また、おとせやおとらなど嫌味な老女形の味も傑出していた。 Category:歌舞伎役者 Category:人間国宝 Category:京都市出身の人物 Category:1876年生 Category:1963年没.

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市村羽左衛門 (17代目)

十七代目 市村 羽左衛門(じゅうしちだいめ いちむら うざえもん、1916年(大正5年)7月11日 - 2001年(平成13年)7月8日)は、昭和から平成にかけての歌舞伎役者。屋号は橘屋。定紋は根上り橘、替紋は渦巻。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名は坂東 衛(ばんどう まもる)。俳名に可江。舞踊の名取は藤間 善蔵(ふじま ぜんぞう)。 派手さはないが堅実な芸風をもった立役として時代物・世話物で模範的演技を見せ、晩年は「歌舞伎の生き字引」とまで呼ばれた。また大名跡「市村羽左衛門」を襲名した後も、自身は五代目菊五郎の孫であり、六代目菊五郎の甥である立場から、尾上菊五郎家のお家芸を守る一人として菊五郎劇団で重きをなし、二代目尾上松緑や七代目尾上菊五郎を長く支えた。.

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三宅藤九郎

三宅藤九郎(みやけ とうくろう)は、能楽狂言方の名跡の一つ。.

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三島元太郎

三島 元太郎(みしま げんたろう、1936年(昭和11年)2月11日 - 阪神能楽囃子連盟 調和会(2015年6月2日) - )は、日本の金春流太鼓方の能楽師。日本能楽会員。.

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三川泉

三川 泉(みかわ いずみ、1922年【大正11年】2月1日 - 2016年【平成28年】2月13日)は、シテ方宝生流能楽師。 1922年、宝生流能シテ方三川寿水の四男として生まれる。宝生流十七世宗家宝生九郎重英、野口兼資に師事。昭和56年~60年まで社団法人日本能楽会理事。2003年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。 2016年2月13日、東京都新宿の自邸にて、心不全のために死去。。.

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三輪壽雪

三輪壽雪(みわ じゅせつ 1910年(明治43年)2月4日 - 2012年(平成24年)12月11日)は日本の陶芸家。第十一代三輪休雪。1983年に人間国宝に認定された。本名は節夫。.

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三輪休和

三輪休和(みわ きゅうわ、1895年4月20日 - 1981年10月24日)は日本の陶芸家。第十代三輪休雪。1970年に人間国宝に認定。本名は邦廣。.

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三輪休雪

三輪休雪(みわ きゅうせつ)とは山口県萩市の萩焼窯元・三輪窯の当主が代々襲名している陶芸作家としての名跡である。単に休雪(きゅうせつ)とのみ呼ばれることもある。当代は第12代。 三輪窯は江戸時代寛文年間に起こったと言われ、代々坂高麗左衛門の坂窯と共に萩藩の御用窯を務めていた由緒ある窯元である。.

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三浦小平二

三浦 小平二(みうら こへいじ、1933年3月21日 - 2006年10月3日)は日本の陶芸家。1997年に人間国宝に認定された。.

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一中節

一中節(いっちゅうぶし)は浄瑠璃の一種。また古曲の一。国の重要無形文化財。 初代都太夫一中(1650年~1724年)が元禄から宝永ごろにかけて京都において創始した。先行する浄瑠璃の長所を取入れ、当時勃興してきた義太夫節とは逆に、温雅で叙情的な表現を目指したところに特色がある。三味線は中棹を用い、全体的に上品かつ温雅、重厚を以てその特徴とする。 当初は上方の御座敷浄瑠璃として出発し、世人にひろく愛好されたが、後に江戸に下って歌舞伎の伴奏音楽としても用いられた。その後、ふたたび主として素浄瑠璃専門となって現代に至っている。上方では早く衰退し、現在では東京を中心に伝承されている。一中節自体ははやい時期に細い流れとなってしまったが、ここから出た豊後節および豊後節三流が邦楽に与えた影響ははかりしれない。.

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一龍斎貞水

一龍斎 貞水(いちりゅうさい ていすい)は、日本の講談師(講釈師)の名跡。4代目までは真龍斎 貞水(しんりゅうさい ていすい)で、4代目は後に早川 貞水(はやかわ ていすい)と名乗った。.

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平田郷陽

平田 郷陽(ひらた ごうよう、1903年(明治36年)11月25日 - 1981年(昭和56年)3月23日)は、日本の人形作家。重要無形文化財保持者(人形師として初の人間国宝)。衣裳人形の第一人者で、木目込みの技法を用いた衣裳人形を多数手掛ける。本名、恒雄。.

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幸祥光

幸 祥光(こう よしみつ、1892年(明治25年)11月16日 - 1977年(昭和52年)4月6日)は、囃子小鼓方幸流の能楽師。日本藝術院会員。 東京出身。旧姓は神谷。前名は五郎、悟朗。1902年(明治35年)幸流の三須錦吾の長男平司の養子となり、養祖父と養父に師事。1909年(明治42年)宗家16代をつぐ。1955年(昭和30年)人間国宝。1965年(昭和40年)芸術院会員。 長男は17世幸正影。.

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久米島紬

久米島紬(くめじまつむぎ)は、久米島(沖縄県島尻郡久米島町)で織られる紬のこと。2004年(平成16年)、製作技術が重要無形文化財に指定された。.

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人形

人形(にんぎょう、ひとがた)は、狭義には人間の姿を、広義には人間以外の動物や架空の生物も含めて、それらの姿に似せて作られた物をさす。 人形の作成は、古くは先史時代から始まり、いずれの時代でも作られ、人間の文化活動の本質的なものであるといえる。 現代の人形の主な用途は、祭礼などの宗教行事や伝統行事、文楽などの人形劇で使われる他、玩具、土産物、芸術作品など、多分野である。.

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井上八千代

井上 八千代(いのうえ やちよ)は、京舞井上流家元の名跡である。.

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井上萬二

井上 萬二(いのうえ まんじ、1929年3月24日 - )は、日本の陶芸家。1995年に人間国宝に認定された。日本工芸会参与、有田陶芸協会顧問。.

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井上流

井上流(いのうえりゅう)は、日本舞踊における流派のひとつ。上方舞に分類され、京都で発展したことから「京舞」とも呼ばれる(京舞と呼ばれる分野には、他に篠塚流がある)。.

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亀井忠雄

亀井 忠雄(かめい ただお、1941年12月1日『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.538 - )は、能楽師(葛野流大鼓方)。人間国宝(重要無形文化財保持者各個認定)。配偶者は歌舞伎囃子方九代目田中佐太郎。東京都出身。日本大学芸術学部卒業。.

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今藤綾子

今藤 綾子(いまふじ あやこ、1906年2月20日 - 2003年3月29日)は、長唄女流三味線の第一人者。重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は志村綾。 東京市京橋区 (現東京都中央区京橋)出身。父は二世今藤長十郎。長女は今藤文子。弟は今藤長十郎 (三世)。姪が今藤長十郎 (四世)。 歌舞伎俳優の市川團十郎 (11代目)、松本白鸚 (初代)、尾上松緑 (2代目)は従兄弟になる。.

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今藤長十郎

今藤 長十郎(いまふじ ちょうじゅうろう)は、長唄三味線方の名跡。代々今藤派家元。.

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仙台平

仙台平(せんだいひら)は、日本の宮城県仙台市で作られる絹織物である。江戸時代から明治時代にかけて袴地の最高級品として知られたが、袴の需要減少とともに生産量が少なくなり、現在製造するのは合資会社仙台平だけである。重要無形文化財(2002年7月8日指定、指定名称「精好仙台平」)。.

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伊勢崎淳

伊勢﨑 淳(いせさき じゅん、1936年2月20日 - )は、日本の陶芸家。備前焼の人間国宝。.

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伊勢形紙

伊勢形紙(いせかたがみ)は、着物などの生地を一定の柄や紋様に染色するために使われる型紙(孔版)の一つである。近年は図柄の芸術性が評価され、単に染色用の形紙だけではなく、美術工芸品や家具などに使用されることも多い山田(2011):25ページ。 三重県鈴鹿市で主に生産されており、現在流通している90%以上の伊勢形紙はこの地区で生産されている。 1955年(昭和30年)、文化財保護法に基づき工芸技術としての「伊勢型紙」が重要無形文化財に指定され、6名の職人が重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)として各個認定された。1993年(平成5年)には伊勢型紙技術保存会が重要無形文化財「伊勢型紙」の保持団体に認定されている。また1983年(昭和58年)には通産省の伝統的工芸品の指定を受けている。.

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伊藤赤水

伊藤赤水(いとう せきすい)は日本の陶芸家であり、江戸後期から続く無名異焼窯元、赤水窯の代々が襲名する名称。弘化(1844年−1847年)に先祖にあたる伊藤甚兵衛が、佐渡特有の「無名異」と呼ばれる土を作陶に用いたのが無名異焼の創始である。2006年現在、五代伊藤赤水(1941年6月24日 - )が当代であり、2003年に人間国宝に認定されている。.

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徳田八十吉

徳田 八十吉(とくだ やそきち)は九谷焼の陶工の名前である。.

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後藤得三

後藤 得三(ごとう とくぞう、1897年(明治30年)1月17日 - 1991年(平成3年)7月22日)は、シテ方喜多流能楽師。十四世喜多六平太の高弟。 後藤真平の次男として大阪に生まれる。1909年上京、十四世喜多六平太に弟子入りする。仕舞『小鍛冶』で初舞台。1954年第一回能楽渡欧団の一員としてヴェニス国際演劇祭に参加。1957年第二回能楽渡欧団の一員としてパリ文化祭に参加。1963年日本芸術院賞受賞。1967年芸術祭賞受賞。1970年重要無形文化財保持者(人間国宝)認定。1982年日本芸術院会員。1984年勲三等瑞宝章受章。 兄に俳人後藤夜半(ごとう やはん)。弟に喜多流十五世宗家喜多実。1949年に観世栄夫が喜多流に転流した際に養子とするが、観世流に復籍した際に解消。 Category:能の役者 Category:人間国宝 Category:大阪府出身の人物 Category:1897年生 Category:1991年没.

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志村ふくみ

志村 ふくみ(しむら ふくみ、1924年(大正13年)9月30日 - )は、日本の染織家、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)、随筆家。 草木染めの糸を使用した紬織の作品で知られる。.

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地歌

地歌(ぢうた、地唄)は、江戸時代には上方を中心とした西日本で行われた三味線音楽であり、江戸唄に対する地(地元=上方)の歌。当道という視覚障害者の自治組織に属した盲人音楽家が作曲、演奏、教授したことから法師唄ともいう。長唄と共に「歌いもの」を代表する日本の伝統音楽の一つ。また三曲の一つ。.

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北村昭斎

北村 昭斎(きたむら しょうさい、1938年1月19日 - )は、漆芸家。元奈良文化女子短期大学客員教授。螺鈿の重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名、北村謙一。.

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刀剣

刀剣(とうけん)とは、握りと同じ位かそれより長い刃もしくは剣身を備えている武器の総称。一般的には剣は両刃のものを指し刀は片刃のものを指すが、これに限らないものも存在する。 詳細はそれぞれの項目を参照。.

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喜多六平太 (14世)

十四世 喜多 六平太(じゅうよんせ きた ろっぺいた、1874年(明治7年)7月7日 - 1971年(昭和46年)1月11日)は、喜多流シテ方能楽師で、喜多流十四世宗家。.

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喜多村緑郎 (初代)

初代 喜多村 緑郎(しょだい きたむら ろくろう、1871年9月7日(明治4年7月23日) - 1961年(昭和36年)5月16日)は、明治 - 昭和期の新派の女形俳優。 2016年9月、歌舞伎から新派へ移籍した二代目市川月乃助が二代目喜多村緑郎を襲名した。.

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和紙

和紙(わし/わがみ)は、日本古来の紙。欧米から伝わった洋紙(西洋紙)に対して日本製の紙のことをさす。日本紙と同義。.

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備前焼

備前焼 備前焼(びぜんやき)は、岡山県備前市周辺を産地とする炻器。日本六古窯の一つに数えられる。備前市伊部地区で盛んであることから「伊部焼(いんべやき)」との別名も持つ。同地区で数多く見られる煉瓦造りの四角い煙突は備前焼の窯のものである。.

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唐津焼

唐津焼(からつやき)は、近世初期以来、現在の佐賀県東部・長崎県北部で焼造された陶器の総称。日常雑器から茶器までさまざまな器種があり、作風・技法も多岐にわたる。茶碗は古くから「一楽二萩三唐津」と称されて名高い。分派の武雄古唐津焼と共に、日本の伝統的工芸品に指定されている。.

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児玉博

児玉博(こだま ひろし、1959年- )は、日本のルポルタージュ・ノンフィクション作家。.

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前史雄

前 史雄(まえ ふみお、1940年(昭和15年)8月15日 - )は、漆芸家。石川県輪島市出身。沈金の重要無形文化財保持者(人間国宝)。 独自に沈金刀を研究し、多様な彫刻技法で知られる。石川県立輪島漆芸技術研修所所長。.

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前田昭博

前田 昭博(まえた あきひろ、昭和29年(1954年)5月1日 - )は、鳥取県出身の陶芸家、白磁作家。日本工芸会正会員。.

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国宝

建築:宇治上神社本殿覆屋(宇治市) 寺院建築:法隆寺金堂・五重塔(斑鳩町) 城郭建築:姫路城連立天守(姫路市) 絵画:源氏物語絵巻(徳川美術館) 彫刻:臼杵磨崖仏(阿弥陀三尊像) 工芸品:天寿国繍帳(中宮寺) 書跡・典籍:秋萩帖(東京国立博物館) 弘法大師筆尺牘「風信帖」(東寺) 考古資料:人物画像鏡(隅田八幡神社) 歴史資料:慶長遣欧使節関係資料のうちローマ市公民権証書(仙台市博物館) 国宝(こくほう)とは、日本の文化財保護法によって国が指定した有形文化財(重要文化財)のうち、世界文化の見地から価値の高いものでたぐいない国民の宝たるものであるとして国(文部科学大臣)が指定したものである(文化財保護法第27条第2項)。建造物、絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、古文書、考古資料および歴史資料が指定されている。 法的には、国宝は重要文化財の一種である。国宝・重要文化財の指定手続、指定制度の沿革などについては、重要文化財の項を参照。 なお、いわゆる「人間国宝」とは重要無形文化財に指定された芸能、工芸技術などの保持者として各個認定された者の通称であり、本項で解説する国宝とは異なる。.

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国立劇場

日本の国立劇場(こくりつげきじょう、英語:National Theatre of Japan)は、東京都千代田区隼町にある劇場である。独立行政法人日本芸術文化振興会が運営する。日本の伝統芸能を上演するほか、伝承者の養成や調査研究も行っている。 歌舞伎・日本舞踊・演劇が演じられる大劇場、文楽・邦楽・琉球舞踊・日本舞踊(小規模公演)・雅楽・声明・民俗芸能が演じられる小劇場で構成されている。また、伝統芸能の公演の他これに携わる人材育成も行っている(歌舞伎俳優や囃子方など。文楽関係は国立文楽劇場で行う)。落語・漫才などが演じられる国立演芸場が隣接しており、2003年には国立劇場裏にが開館した。 なお毎年4月に行われる日本国際賞の授賞式には、天皇・皇后や首相、衆参両議院議長らが出席する。 2012年から毎年3月11日には政府主催による東日本大震災追悼式がここで行われ、天皇・皇后(2012年~2016年度)、秋篠宮夫妻(2017年、2018年度)、首相、衆参両議院議長らが出席している。 国立演芸場 伝統芸能情報.

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石州和紙

石州和紙(せきしゅうわし)は、島根県の西部、石見地方で製造される和紙である。重要無形文化財、伝統的工芸品、ユネスコ無形文化遺産(石州半紙)の指定を受けている。.

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石黒宗麿

石黒 宗麿(いしぐろ むねまろ、1893年4月14日 - 1968年6月3日)は、富山県射水市(旧新湊市)久々湊(くぐみなと)出身の陶芸家。贈従四位。日本初の人間国宝の一人である。作品の多くは射水市新湊博物館に収蔵されている。.

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玉那覇有公

玉那覇 有公(たまなは ゆうこう、1936年10月22日 - )は、沖縄県の紅型師。石垣市出身。沖展会員、日本工芸会正会員。石垣市名誉市民。紅型の分野で最初の人間国宝となった人物である。.

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琵琶

琵琶(びわ、, 特に日本のものは )は、東アジアの有棹(リュート属)弦楽器の一つ。弓を使わず、もっぱら弦をはじいて音を出す撥弦楽器である。古代において四弦系(曲頚琵琶)と五弦系(直頚琵琶)があり、後者は伝承が廃絶し使われなくなったが、前者は後に中国及び日本においていくつもの種類が生じて発展し、多くは現代も演奏されている。ヴェトナムにはおそらく明代に伝播した四弦十数柱のものが伝承され、ダン・ティ・バと呼ばれる。なお、広義には阮咸(げんかん)や月琴などのリュート属弦楽器も琵琶に含めることもある。 四弦系(曲頚)琵琶は、西アジアのウード、ヨーロッパのリュートと共通の起源を持ち、形もよく似ている。すなわち卵を縦に半分に割ったような形の共鳴胴に棹を付け、糸倉(ヘッド)がほぼ直角に後ろに曲がった形である。五弦系(直頚)琵琶はインド起源とされ、糸倉は曲がらず真っすぐに伸びている。正倉院に唯一の現物である「螺鈿紫檀五絃琵琶」(らでんしたんごげんのびわ、図参照)が保存されている。.

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琉球古典音楽

琉球古典音楽(りゅうきゅうこてんおんがく)とは、沖縄音楽の一種で、琉球王朝時代に宮廷音楽として演奏されていた音楽の総称。琉楽(りゅうがく)とも呼ばれる。演奏は三線に琉歌をのせてうたう「歌三線」が基本である。羽地朝秀の政策によって士族の作法や教養として広く奨励された。主に冊封使や薩摩藩、江戸幕府に対する接遇として披露されていたようである。その曲目は200曲余。複数曲を組み合わせ、琉球舞踊や組踊、沖縄芝居の楽曲としても用いられる。また、伴奏楽器として箏、笛、胡弓、太鼓が使用される。.

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琉球舞踊

280px 右 琉球舞踊(りゅうきゅうぶよう)とは、琉球、特に現在の沖縄県内で継承されている踊りの総称。琉舞(りゅうぶ)と通称される。通常は琉球古典音楽の複数曲を組み合わせた楽曲に乗せて踊られ、地謡(地方:じかた、演奏する楽師のこと。ウチナーグチでは「じうてー」と呼ぶ)は三線(さんしん)、箏(こと)、笛、太鼓、胡弓(こきゅう)で構成される。 本来は男性のみによって踊られたが、明治以降、特に戦後は多くの女流舞踊家が誕生した。近年では沖縄県立芸術大学や国立劇場おきなわの若手実演家育成により多数の男性舞踊家が誕生している。種類としては古典舞踊、雑踊り(ぞうおどり)、創作舞踊に大別される。 薩摩藩の琉球侵攻(1609年)後の1634年から、幕末の1850年まで間に18回行われた江戸上りの使節には、琉球舞踊を踊るための踊童子が含まれており、徳川将軍の御前や薩摩江戸藩邸などでも披露された。2011年2月、日本橋三越劇場(東京)にて160年ぶりに「よみがえる琉球芸能 江戸上り」が催され大盛況となった 1879年、いわゆる琉球処分によって沖縄県が設置されると、それまで士族だった舞踊家たちは禄を失った。彼らは王府のあった首里から那覇の街に移って芝居小屋を建て、民衆を相手に芝居興行を営むようになる。その中で、庶民の民謡や生活などを題材にした踊りが作られるようになり、人気を博して多くの名作が生まれた。これが「雑踊り」である。最初は布で仕切ってタダ見を防ぐ程度の粗末な造りの小屋が多かった。1891年に本格的な劇場が誕生した。御冠船踊りなどの再演ばかりでは飽きられるため、琉球民謡を取り入れるなど、仕草や衣装などが庶民の好みに合わせて次第に多様化・変化していった。女性が舞台に立つ「アングヮーモーイ(娘さん踊り)」も人気となった。 また、平成29年10月2日には、国の重要無形文化財「琉球舞踊」(総合認定)の新たな保持者27名(舞踊13名、歌・三線8名、箏5名、太鼓1名)が追加認定された。.

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磯井如真

磯井 如真(いそい じょしん、1883年(明治16年)3月19日 - 1964年(昭和39年)8月23日)は、日本の漆芸家。本名は雪衛(ゆきえ)、あらため雪枝。.

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社団法人

団法人(しゃだんほうじん)とは、一定の目的で構成員(社員)が結合した団体(社団)のうち、法律により法人格が認められ権利義務の主体となるもの(法人)をいう。.

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福田喜重

福田 喜重(ふくだ きじゅう、1932年9月26日 - )は日本の刺繍家、重要無形文化財保持者。刺繍では唯一人の人間国宝である。.

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秋山逸生

秋山 逸生(あきやま いっせい、1901年9月27日 - 1988年5月22日)は、日本の木工芸家。重要無形文化財「木象嵌」保持者。大坂弘道など木象嵌に優れた木工芸家はいるが、2006年現在では「木工芸」ではなく「木象嵌」で人間国宝に認定されたのは秋山のみである『人間国宝事典』240頁。.

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竹沢弥七

竹沢 弥七(たけざわ やしち)は、義太夫節の三味線方の名跡。旧字体は「竹澤彌七」。.

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竹本住大夫

竹本 住大夫(たけもと すみたゆう)は、義太夫節の太夫。7代を数える。芸名の由来は初代の出身地であった摂津国住吉に由来する。.

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竹本綱大夫

竹本 綱大夫(たけもと つなたゆう)は、義太夫節の太夫。江戸中期より八代を数える。.

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竹本駒之助

竹本駒之助(たけもとこまのすけ、1935年9月25日-、本名:上田悦子)は女流義太夫の太夫。人間国宝。.

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竹本越路大夫

竹本 越路大夫(たけもと こしじだゆう)は、江戸時代後期以来の文楽義太夫節の太夫。4代を数える。.

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竹本雛太夫 (5代目)

五世 竹本 雛太夫(ごせい たけもと ひなだゆう、1898年10月13日 - 1980年2月29日)は義太夫節の太夫。はじめ文楽で活躍したが、後に歌舞伎竹本に転向し、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。本名は小林貞光。 1911年に林長子と名乗り初舞台。1916年、文楽座に三味線方として豊澤広助に入門し、豊沢竹弥を名乗るが、1931年に太夫へ転向。豊竹山城少掾に師事し、1940年に五代目雛太夫を襲名。1959年、六代目中村歌右衛門の慫慂によって歌舞伎竹本に転じた。1978年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。 Category:浄瑠璃 Category:人間国宝 Category:1898年生 Category:1980年没.

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竹本津太夫

竹本 津大夫(たけもと つだゆう)は、義太夫節の太夫。.

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竹本源大夫

竹本 源大夫(たけもと げんだゆう)は、義太夫節の大夫。江戸中期より八代を数え2011年春に9代目竹本綱大夫が9代目源大夫を襲名した。なお長男鶴澤清二郎は2代目鶴澤籐蔵を襲名した。.

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箏曲

箏曲(そうきょく)は、箏(そう)つまり「こと」の音楽の総称。また、特に現代では近世に発達した俗箏による音楽を指す場合が多く、大きく生田流箏曲と山田流箏曲に分かれる。三曲のひとつ。箏曲の古典的な音楽においては箏と三絃(「さんげん」。箏と合奏する三味線(しゃみせん)の事)の合奏曲(大半が弾き歌い)がほとんどである。そのため箏曲家とは、多くの場合、三絃・箏・地歌(地唄)の三つを扱うことの出来る演奏者である。また、箏だけを扱う演奏者は一般的に「箏奏者」「箏演奏家」と名乗ることが多い。箏.

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米川文子

米川 文子は、地歌・生田流箏曲家の名跡。当代は二代目。.

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米川敏子

米川 敏子(よねかわ としこ、1913年2月2日 - 2005年12月13日)は、生田流箏曲家。二代を数える。 1913年箏曲家・米川琴翁の娘として兵庫県姫路市に生まれる。牛込高等女学校(現・豊島岡女子学園中学校・高等学校)卒業。1942年日本文化連盟コンクール1位となるなど、若い頃から高い評価を受けた。芸術祭では奨励賞、優秀賞などを受賞。数多くの作曲も行った。父の死後家元となる。1996年、人間国宝。2002年、日本芸術院会員。2003年、文化功労者。2005年12月13日、東京都港区で死去。 米川の死後、2007年に次女で箏曲家の後藤裕枝が「米川敏子」を襲名した。 弟の米川恭男(二代目米川親敏)も箏曲家。ロシア文学者の米川正夫、箏曲家の米川文子(初代)の姪にあたる。.

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粟谷菊生

粟谷 菊生(あわや きくお、1922年(大正11年)10月31日 - 2006年(平成18年)10月11日)はシテ方喜多流の能楽師。重要無形文化財保持者に各個認定されている(いわゆる人間国宝)。日本芸術院会員。社団法人日本能楽会会長。.

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納富寿童

初代納富 寿童(のうとみ じゅどう、1895年10月20日 - 1976年2月24日)は、佐賀県佐賀市出身の琴古流荒木派尺八演奏家、作曲家。本名は納富安治。 佐賀中学校卒、学生の頃から尺八に親しみ、1915年に上京し3代目荒木古童の門下になり1916年に寿童を名乗る。1918年に一門独立。師匠・荒木古童を主宰者に童窓会の結成に参加し幹事に就く。1931年に寿会を主宰、日本三曲協会理事に就任。1935年に師匠・荒木古童が没し事実上荒木派の総帥として尺八の普及に努める。1967年に重要無形文化財保持者(人間国宝)。1973年に実の長男(1929年生まれ)に寿童の名を譲り自ら寿翁を名乗った。 Category:日本の尺八奏者 Category:人間国宝 Category:三曲 Category:佐賀県出身の人物 Category:1895年生 Category:1976年没.

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義太夫節

義太夫節(ぎだゆうぶし)とは、江戸時代前期、大坂の竹本義太夫がはじめた浄瑠璃の一種。略して義太夫(ぎだゆう)ともいう。国の重要無形文化財。.

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結城紬

結城紬(ゆうきつむぎ)とは、茨城県・栃木県を主な生産の場とする絹織物。単に結城ともいう。国の重要無形文化財。近現代の技術革新による細かい縞・絣を特色とした最高級品が主流である。元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の精緻化に伴い糸が細くなってきたため、現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。奈良時代から続く高級織物で結城市・小山市などで作られている。結城地方、石下、十日町でも作られる。手織もあれば機械織り(力職機)も有り糸も真綿手つむぎ糸、石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々であるからその見分けは大変難しいのが現状である。.

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組踊

組踊(くみおどり)とは、琉球王国時代の沖縄で向受祐・玉城親方朝薫が創始した琉球の歌舞劇である。組踊は、能楽・狂言・歌舞伎・京劇・崑劇・福建省に伝わる閩劇などの影響を受け創作されたといわれ、中国や日本の故事、琉球の民話を題材に琉球舞踊や琉球古典音楽を基礎として発展した歌舞劇。2010年にユネスコ無形文化遺産リストに登録された。.

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生野祥雲斎

生野祥 雲斎(しょうの しょううんさい、1904年(明治37年)9月10日 - 1974年(昭和49年))は、竹工芸家。人間国宝。本名は秋平 コトバンク。.

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田口善国

口 善国(たぐち よしくに、1923年(大正12年)3月1日 - 1998年(平成10年)11月28日)は、漆芸家。蒔絵の重要無形文化財保持者(人間国宝)。東京都出身。本名、善次郎。 蒔絵、螺鈿を得意とし、動植物を主題に現代的な漆器を製作した。.

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田中傳左衛門

中 傳左衞門(たなか でんざえもん、新字体:伝左衛門)は、歌舞伎の長唄囃子方の名跡・田中流宗家家元。.

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田畑喜八

畑 喜八(たばた きはち)は、文政時代から続く京友禅の名跡。初代は小房屋喜八で、明治以後田畑を名乗る。.

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無名異焼

無名異焼(むみょういやき)は、新潟県佐渡市で焼かれる陶器。.

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照喜名朝一

照喜名朝一(てるきな ちょういち)は、実業家で、琉球古典音楽の三線奏者である。.

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片山幽雪

片山 幽雪(かたやま ゆうせつ、1930年(昭和5年)8月26日 - 2015年(平成27年)1月13日)はシテ方観世流能楽師。京都片山家九世当主(片山家能楽・京舞保存財団理事長)。重要無形文化財保持者(人間国宝)。日本芸術院会員。日本能楽会理事長。本名は片山 博太郎(かたやま ひろたろう)。.

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片岡仁左衛門 (13代目)

十三代目 片岡 仁左衛門(じゅうさんだいめ かたおか にざえもん、1903年(明治36年)12月15日 - 1994年(平成6年)3月26日)は、日本の歌舞伎役者。屋号は松嶋屋、定紋は七ツ割丸に二引。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は片岡 千代之助(かたおか ちよのすけ)。 昭和後期の歌舞伎界を支えた立役の名優。最晩年は完全に盲目だったにもかかわらず、立役として舞台活動を続けた。.

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片岡仁左衛門 (15代目)

十五代目 片岡 仁左衛門(じゅうごだいめ かたおか にざえもん 1944年3月14日 - )は、日本の歌舞伎役者。歌舞伎名跡「片岡仁左衛門」の当代。屋号は松嶋屋。定紋は七つ割丸に二引、替紋は追っかけ五枚銀杏。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名及び旧芸名は片岡 孝夫(かたおか たかお)。半世紀近くにわたって本名のまま舞台に立ち続けていたので、大名跡「仁左衛門」を襲名した今日でも「孝夫」と呼ぶ人は多い。.

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花柳壽楽 (2代目)

二代目 花柳 壽楽(にだいめ はなやぎ じゅらく、新字体:壽樂、新字体:寿楽、1918年(大正7年)3月7日 - 2007年(平成19年)1月7日)は、昭和から平成にかけて活躍した日本舞踊 花柳流の舞踊家。人間国宝。本名は青山 次郎(あおやま じろう)。花柳流の伝統を継承して古典舞踊を伝えるとともに、創作舞踊にも積極的に取り組み、宝塚歌劇団の演目の振付なども行った。 講談師の三代目錦城斎典山(さんだいめ きんじょう さいてんざん)の次男として東京に生まれる。昭和7年(1932年)義兄にあたる二代目花柳壽輔に入門して師事するかたわら、1937年(昭和12年)には六代目尾上菊五郎が創設した日本俳優学校に修学、卒業後の昭和23年(1948年)初代花柳錦之輔(しょだい はなやぎ きんのすけ)を名乗り、花柳舞踊研究会の中心となった。 昭和40年(1965年)には花柳錦之輔の名跡を長男に譲り、自身は花柳壽樂の名跡を二代目として襲名。五代目花柳芳次郎とともに、家元を継いだばかりの姪・三代目花柳壽輔の後見人となった。昭和49年(1974年)紫綬褒章受章。平成14年(2002年)には人間国宝に認定、翌年には日本芸術院会員となっている。 平成19年(2007年)肺気腫のため死去、88歳だった。.

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花柳章太郎

花柳 章太郎(はなやぎ しょうたろう、1894年(明治27年)5月24日 - 1965年(昭和40年)1月6日、本名:青山章太郎)は、戦前から戦後にかけて活躍した新派を代表する女形役者。日本芸術院会員。文化功労者。人間国宝。俳名は、章魚、柳花洞『新撰 芸能人物事典 明治〜平成』。 長男(養子)の花柳喜章、二男の花柳武始はともに俳優『新撰 芸能人物事典 明治〜平成』。.

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芳村五郎治 (2代目)

二代目芳村五郎治(よしむら ごろうじ、1901年7月25日 - 1993年11月25日)は中村吉右衛門劇団などで活躍した長唄唄方の名人。愛知県名古屋市生まれ。本名は川原弘。長男は重要無形文化財保持者(人間国宝)7代目鳥羽屋里長(長唄豊後節三味線方)。.

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芳村伊十郎

芳村 伊十郎(よしむら いじゅうろう)は、長唄の唄方の名跡。.

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芸術家

芸術家(げいじゅつか)とは、自身の芸術活動を主な収入源とする人を指す。アーティスト、アーチスト(artist)とも呼ばれる。日本語の「芸術家」と英語の「artist」には、若干の含みの違いがある。 後述する各分野の専門家のことを指すほか、一つの表現手法に拘らず、様々な形態で作品を制作している人物について使われる場合が多い。例えば絵だけで表現する人に対しては「画家」という肩書きが用いられるが、絵のほかに彫刻や建築デザインなど、複数のジャンルを手がけている人物に対しては「画家で彫刻家で建築デザイナー」などというよりも、簡潔に「芸術家」や「アーティスト」と表現されることがある。本来であれば、芸術活動に対する支援者(パトロン)からの全面的な支援を受け生計を立てている人か、作品の売上を主たる収入源とする人のみを指すが、実際には兼業でありながら有名になった芸術家も多い。.

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芹沢けい介

芹沢 銈介(芹澤銈介、せりざわ けいすけ、「けい」は金偏に圭、1895年(明治28年)5月13日 - 1984年(昭和59年)4月5日)は、日本の染色工芸家。.

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隅谷正峯

隅谷 正峯(すみたに まさみね、1921年(大正10年)1月24日 - 1998年(平成10年)12月12日)は石川県松任市(現在の白山市)出身の日本刀匠。全日本刀匠会元理事長。日本美術刀剣保存協会元理事。本名は隅谷 與一郎(すみたに よいちろう)。.

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螺鈿

片輪車螺鈿蒔絵手箱、平安時代後期、12世紀。東京国立博物館。国宝。 螺鈿(らでん)は、主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法のひとつ。貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法、およびこの手法を用いて製作された工芸品のこと。螺は貝、鈿はちりばめることを意味する。 使用される貝は、ヤコウガイ(夜光貝)、シロチョウガイ(白蝶貝)、クロチョウガイ(黒蝶貝)、カワシンジュガイ(青貝)、アワビ、アコヤガイなどが使われる。はめ込んだ後の貝片に更に彫刻を施す場合もある。.

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鎌倉芳太郎

鎌倉 芳太郎(かまくら よしたろう、1898年(明治31年)10月19日 - 1983年(昭和58年)8月3日)は、日本の染織家、沖縄文化研究者。 紅型の技術を継承し、重要無形文化財「型絵染」の保持者(人間国宝)に認定された。また、第二次世界大戦前に沖縄の文化財を調査し、大量の写真を撮影したりメモを記録したりしたことで、1945年(昭和20年)の沖縄戦で壊滅に瀕した沖縄文化の保存や復興に貢献したほか、戦後の首里城再建は、鎌倉の資料に負うところが大きい。彼の評伝を著した与那原恵は、鎌倉を「琉球文化全般の最高のフィールドワーカー」と評している。 代表著書に『沖縄文化の遺宝』がある。石垣市名誉市民および三木町名誉町民。.

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荻江節

荻江節(おぎえ-ぶし)は長唄を母体として発達してきた三味線音楽の一種。現在では一中節・河東節・宮薗節と並んで「古曲」と総称される。1993年(平成5年)4月15日に国の重要無形文化財に指定された。現在では「荻江節保存会」を中心として活動する。.

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荒川豊蔵

荒川 豊藏(あらかわ とよぞう、1894年3月21日 - 1985年8月11日)は、昭和を代表する美濃焼の陶芸家。岐阜県多治見市出身。桃山時代の志野に陶芸の原点を求め、古志野の筍絵陶片を発見した牟田洞古窯跡のある大萱に桃山時代の古窯を模した半地上式穴窯を築き、古志野の再現を目指して作陶を重ねた。終には「荒川志野」と呼ばれる独自の境地を確立した。斗出庵、無田陶人と号す。.

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鍋島焼

鍋島焼 窯元全景 大川内山 鍋島焼 窯元 鍋島焼(なべしまやき)は、17世紀から19世紀にかけて、佐賀藩(鍋島藩)において藩直営の窯で製造された高級磁器である。佐賀藩の支配下にあった肥前国有田・伊万里(佐賀県有田町、同県伊万里市)は日本における磁器の代表的な産地として知られるが、その中で大川内山(おおかわちやま、佐賀県伊万里市南部)にあった藩直営の窯では藩主の所用品や将軍家・諸大名への贈答品などの高級品をもっぱら焼造していた。これを近代以降「鍋島焼」または単に「鍋島」と呼んだ(伊万里焼の一様式と位置付け、「鍋島様式」と呼称する場合もある)。鍋島焼の伝統は1871年(明治4年)の廃藩置県でいったん途絶えたが、その技法は今泉今右衛門家によって近代工芸として復興され、21世紀に至っている。.

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菊原初子

菊原 初子(きくはら はつこ、本名:布原初、1899年(明治32年)1月17日 - 2001年(平成13年)9月12日)は地歌箏曲演奏家。野川流三弦古生田流菊原家4代目。人間国宝。四十数年を費やして最古の三味線音楽「組歌」の楽譜化、録音をするなど、古典の伝承と普及に努めた。.

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萩焼

萩焼(蕎麦猪口) 萩焼(はぎやき)は山口県萩市一帯で焼かれる陶器。一部長門市・山口市にも窯元がある。長門市で焼かれる萩焼は、特に深川萩(ふかわはぎ)と呼ばれる。 古くから「一楽二萩三唐津」と謳われるほど、茶人好みの器を焼いてきたことで知られる焼き物である。萩焼の特徴は原料に用いられる陶土とそれに混ぜる釉薬の具合によって生じる「貫入」と使い込むことによって生じる「七化け」がある。貫入とは器の表面の釉薬がひび割れたような状態になることで、七化けとはその貫入が原因で、長年使い込むとそこにお茶やお酒が浸透し、器表面の色が適当に変化し、枯れた味わいを見せることである。素地の色を生かすため、模様は地味だが根強いファンが多く、市内界隈には新規を含め、多数の窯元が存在する。.

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青磁

青磁(せいじ)とは、青磁釉を施した磁器(Porcelain)または炻器(Stoneware)のこと。 透明感のある青緑色の磁器で、紀元前14世紀頃の中国(殷)が起源とされる、後漢代に流行し以後次第に普及した。 製造技術は日本や高麗にも伝播した。 特徴的な青緑色は、釉薬や粘土に含まれる酸化第二鉄が、高温の還元焼成によって酸化第一鉄に変化する事で発色する。色艶は全く異なるが、酸化クロムの還元で発色させる物も青磁と呼ばれる。.

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青木鈴慕

青木 鈴慕(あおき れいぼ)は、尺八の琴古流の名跡。.

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西川扇蔵

西川 扇藏(にしかわ せんぞう、新字体:扇蔵)は、日本舞踊の名跡。西川流の宗家家元が代々襲名している。定紋は西菱(人菱)。.

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西出大三

西出大三(にしで だいぞう 1913年6月7日 - 1995年7月8日)は日本の截金師。1985年に諸工芸の截金の分野で2人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。.

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観世銕之亟 (8世)

八世 観世 銕之亟(はっせ かんぜ てつのじょう、1931年(昭和6年)1月6日 - 2000年(平成12年)7月3日)は、日本の能楽師。本名は観世 静夫(かんぜ しずお)。雪号に静雪(せいせつ)。.

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香取正彦

香取 正彦(かとり まさひこ、1899年 1月15日- 1988年11月19日)は、日本の鋳金工芸作家。1977年(昭和52年)に梵鐘の分野で重要無形文化財保持者(「人間国宝」)に認定された。.

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角谷一圭

角谷 一圭(かくたに・いっけい、1904年(明治37年)10月12日 - 1999年(平成11年)1月14日)は、釜師。茶の湯釜の重要無形文化財保持者(人間国宝)。大阪市生まれ。.

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高村豊周

村 豊周(たかむら とよちか、1890年7月1日 - 1972年6月2日)は、日本の鋳金家。金沢美術工芸大学名誉教授。日本芸術院会員。.

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高橋貞次

橋 貞次(たかはし さだつぐ、1902年4月14日 - 1968年8月21日)は、日本の刀匠。重要無形文化財保持者(人間国宝)。愛媛県出身。貞次は号であり、本名は金市。.

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高橋進 (能楽師)

高橋 進(たかはし すすむ、1902年(明治35年)1月1日 - 1984年(昭和59年)10月19日)は、シテ方宝生流能楽師。 茨城県下妻村で生まれる。1912年高橋頼治の養子となる。1914年近藤乾三に入門。翌年、十六世宝生九郎の内弟子となる。1915年『鞍馬天狗』子方で初舞台。1918年『岩船』で初シテ。1969年『卒都婆小町』を披(ひら)く。1977年芸術選奨文部大臣賞受賞。1972年勲四等瑞宝章受章。1978年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。 重厚で堅実な宝生流の芸風を体得し、同流の第一人者として活躍。五流随一の地頭であった。 長男がシテ方宝生流能楽師の高橋章。 Category:能の役者 Category:人間国宝 Category:勲四等瑞宝章受章者 Category:1902年生 Category:1984年没.

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高橋敬典

橋 敬典(たかはし けいてん、1920年9月22日 - 2009年6月23日)は、日本の金工家。.

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講談

講談(こうだん)とは、日本の伝統芸能のひとつ。 演者は高座におかれた釈台(しゃくだい)と呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇(はりおうぎ)でそれを叩いて調子を取りつつ、軍記物や政談など主に歴史にちなんだ読み物を、観衆に対して読み上げる。上方講談においては、張り扇と拍子木を併用する。.

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豊嶋弥左衛門

豊嶋 弥左衛門(てしま やざえもん、旧字体:豐嶋 彌左衞門、1899年(明治32年)5月1日 - 1978年(昭和53年)1月3日 )は、シテ方金剛流能楽師。重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は豊嶋 弥平(てしま やへい)、前名は豊嶋 一(てしま はじめ)。 ワキ方高安流豊嶋一松の長男として広島市上幟町に生れ宮島町に育つ。豊嶋家は旧広島藩浅野家お抱えの能楽師で、兄弟6人はみな能楽師となった。1904年(明治34年)『鞍馬天狗』の子方で初舞台。1913年(大正2年)正式にシテ方に転向するため、京都金剛家の内弟子となる。金剛謹之輔、初世金剛巌、金剛右京に師事。1948年(昭和23年)父と弟の追善能で家名の弥左衛門を襲名。芸風は華麗かつ重厚で、渋みを湛えていた。昭和47年(1972年)度文化庁芸術祭大賞。1977年(昭和52年)重要無形文化財保持者(人間国宝)に各個認定。京都市文化功労者。死去後勲四等旭日小綬章が追贈された。  子に豊嶋三千春と豊嶋訓三がいる。   Category:能の役者 Category:広島市出身の人物 Category:勲四等旭日小綬章受章者 Category:1899年生 Category:1978年没.

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豊竹山城少掾

豊竹 山城少掾(とよたけ やましろの しょうじょう、1878年(明治11年)12月15日 - 1967年(昭和42年)4月22日)は明治・大正・昭和の三代にわたって活躍した義太夫節大夫。近代屈指の名人として知られ、義太夫節・人形浄瑠璃に大きな足跡を残した。本名は金杉 彌太郎(かねすぎ やたろう)。.

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豊竹嶋太夫

豊竹 嶋大夫(とよたけ しまたゆう)は、義太夫節の太夫。しまの漢字表記は「島大夫」とも。.

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豊竹若大夫

豊竹 若大夫(とよたけ わかたゆう)は、義太夫節の太夫。豊竹派の始祖。.

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貴音三郎助 (3代目)

三代目 貴音 三郎助(さんだいめ きおん さぶろうすけ、1934年(昭和9年)3月25日 - )は、長唄唄方、人間国宝。本名は宮田 哲男(みやた てつお)。長らく東音 宮田 哲男(とうおん みやた てつお)を名乗っていたが、2009年に「貴音三郎助」の名跡を三代目として襲名した。.

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鳥羽屋里長

鳥羽屋 里長(とばや りちょう)は、長唄豊後節三味線方の名跡。.

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鶴賀若狭掾

賀 若狭掾(つるが わかさのじょう)は、新内節の浄瑠璃太夫、三味線方の名跡。.

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鶴澤寛治

澤 寛治(つるさわ かんじ)は、文楽義太夫節三味線方の名跡。.

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鶴澤燕三

澤 燕三(つるざわ えんざ)は、江戸時代後期以来の文楽義太夫節三味線方の名跡。当代は6代目。.

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鶴澤清六

澤 清六(つるさわ せいろく)は、文楽義太夫節三味線方の名跡。.

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鶴澤清治

澤 清治(つるざわ せいじ、1945年10月15日『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.515 - )は、義太夫節の三味線方。2代鶴澤道八の養子。.

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鹿児島寿蔵

鹿児島 寿蔵(かごしま じゅぞう、1898年12月10日 - 1982年8月22日)は、人形作家、歌人。 福岡市生まれ。有岡米次郎に博多人形製作を学ぶ。1932年紙塑人形を創始、1933年日本紙塑藝術研究所を開き、1934年人形美術団体甲戌会を結成する。1936年帝展に入選する。アララギ派の歌人でもあり、島木赤彦・土屋文明に師事。1945年短歌雑誌『潮汐』を創刊する。1961年紙塑人形の人間国宝となる。1968年、『故郷の灯』他で第2回迢空賞受賞。勲三等瑞宝章。門下に三国玲子など。.

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黒田辰秋

黒田 辰秋(くろだ たつあき、1904年9月21日 - 1982年6月4日)は、漆芸家、木工家。京都府生まれ。 刳物、指物などの木工と乾漆、螺鈿などの漆芸で幅広く知られる。.

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輪島塗

輪島塗(わじまぬり)とは、石川県輪島市で生産される漆器である。.

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齋田梅亭

齋田 梅亭(さいた ばいてい、1900年4月6日 - 1981年6月1日)は、日本の截金師。1981年に諸工芸の截金の分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。.

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近藤乾三

近藤 乾三(こんどう けんぞう、1890年(明治23年)11月3日 - 1988年(昭和63年)10月1日)とは、シテ方宝生流能楽師。 近藤敦吉の次男として、東京市下谷区に生まれる。6歳より父について謡曲を習う。1899年『鞍馬天狗』子方で初舞台。1901年十六世宝生九郎に入門、内弟子となる。兄弟子に、松本長、野口兼資。1905年『草薙』で初シテ。1954年文部省芸術祭賞受賞。1960年日本芸術院賞受賞。1966年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。1976年日本芸術院会員。1977年勲三等瑞宝章受章。1985年文化功労者。 重厚で底力のある舞い手で、当たり役に『藤戸』『俊寛』『景清』など。 妻は小鼓方大倉流宗家大倉六蔵の二女・喜久。長男がシテ方宝生流能楽師近藤乾之助。.

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近藤悠三

近藤 悠三(こんどう ゆうぞう、1902年2月8日 - 1985年2月25日)は日本の陶芸家。1977年に人間国宝に認定。本名は近藤雄三。染付の悠三で知られる。 陶芸家・近藤豊(1932年 - 1983年)は長男、陶芸家・近藤濶(ひろし)は次男、陶芸家・美術家の近藤高弘は孫にあたる。俳優の近藤正臣は親戚。幕末の尊攘運動家の近藤正慎は祖父。.

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茂山千作

茂山 千作(しげやま せんさく)は、狂言大蔵流の名跡。四世を数える。.

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能(のう)は、日本の伝統芸能である能楽の一分野。江戸時代までは猿楽と呼ばれ、狂言とともに能楽と総称されるようになったのは明治維新後のことである。 能(翁奉納 春日神社 (篠山市)).

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都一中

都 一中(みやこ いっちゅう)は、一中節の三味線方の名跡。代々都派の家元。別名「都太夫一中」。.

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能楽

中尊寺鎮守 白山神社の能舞台(重要文化財) 日牟禮八幡宮の能舞台 日牟禮八幡宮能舞台の橋がかり 能楽(のうがく)は、日本の伝統芸能であり、式三番(翁)を含む能と狂言とを包含する総称である。重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。.

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鈴田滋人

鈴田滋人(すずた しげと 1954年6月20日 - )は日本の染織作家。社団法人日本工芸会理事。2008年9月11日に重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定された。.

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鈴木藏

鈴木 藏(すずき おさむ、1934年12月1日 - )は日本の陶芸家。重要無形文化財保持者。.

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藤原啓

藤原 啓(ふじわら けい、1899年2月28日 - 1983年11月12日)は日本の陶芸家。本名は敬二。同じく陶芸家の藤原雄は長男、藤原敬介は次男。岡山県名誉県民。1970年に人間国宝に認定。.

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藤原雄

藤原 雄(ふじわら ゆう 1932年6月10日 - 2001年10月29日)は日本の陶芸家。1996年に人間国宝に認定。.

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藤田大五郎

藤田 大五郎(ふじた だいごろう、1915年11月30日 - 2008年11月15日)は、能楽師(一噌流笛方)、日本芸術院会員、人間国宝。.

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藤間勘祖 (2世)

二世 藤間 勘祖(にせい ふじま かんそ、1900年(明治33年)10月8日 - 1990年(平成2年)12月5日)は、東京都江東区深川出身。本名 藤間秀雄。藤間流宗家の舞踊家。六世藤間勘十郎でもある。勘十郎は二代から五代までは女だったが、六代は男。昔、永代橋に稽古場があった所以から、永代橋=藤間 勘祖のことを呼んでいた。.

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藤間藤子

藤間 藤子(ふじま ふじこ、1907年(明治40年)10月31日 - 1998年(平成10年)10月14日)は、日本舞踊家、重要無形文化財保持者(人間国宝)、日本芸術院会員。東京生まれ。本名・田中 君代(たなか きみよ)。.

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藤本能道

藤本 能道(ふじもと よしみち、1919年1月10日 - 1992年5月16日)は日本の陶芸家。東京藝術大学名誉教授。重要無形文化財保持者(人間国宝)。.

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蒔絵

蒔絵(まきえ)は、漆工芸技法の一つである。 漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法である。金銀の薄板を定着させる「平文(ひょうもん)または、平脱(へいだつ)」や漆器表面に溝を彫って金銀箔を埋め込む「沈金(ちんきん)」、夜光貝、アワビ貝などを文様の形に切り透かしたものを貼ったり埋め込んだりする「螺鈿(らでん)」などとともに、漆器の代表的加飾技法の一つである。 日本国内に現存する最古の蒔絵資料は正倉院宝物の「金銀鈿荘唐大刀(きんぎんでんそうからたち)」の鞘に施された「末金鏤作(まっきんるさく)」であり、これは2009~2010年に行われた宮内庁正倉院事務所の科学的な調査研究によって、研出蒔絵であることが確認されている。.

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野村万作

二世 野村 万作(にせい のむらまんさく、旧字体:萬作、本名・野村 二朗(のむら じろう)、1931年(昭和6年)6月22日 - )は、狂言方和泉流の能楽師。「万作の会」主宰。東京出身。東京都立小石川高等学校、早稲田大学文学部卒業。称号 (現学位)は文学士。紫綬褒章。人間国宝。練馬区名誉区民。.

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野村万蔵 (6世)

6世野村 万蔵(ろくせい のむら まんぞう、1898年(明治31年)7月22日 - 1978年(昭和53年)5月6日)は、狂言方能楽師、日本芸術院会員・各個認定の重要無形文化財保持者(人間国宝)。.

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野村万蔵 (7世)

野村 萬(のむら まん、1930年(昭和5年)1月10日 - )は、日本の狂言方和泉流能楽師。公益社団法人日本芸能実演家団体協議会会長、公益社団法人能楽協会理事長、日本芸術院会員。本名は野村 太良(のむら たろう)。旧名に四世 野村 万之丞(よんせい のむら まんのじょう)、七世 野村 万蔵(しちせい のむら まんぞう)。.

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野村四郎

野村 四郎(のむら しろう、1936年11月27日 - )は、現代の観世流シテ方能楽師。東京芸術大学名誉教授。日本能楽会会長。観世会監事。銕仙会理事。 長男の野村昌司は観世流シテ方能楽師。和泉流狂言方の野村萬、野村万作、野村万之介は兄弟、二世野村萬斎、九世野村万蔵、二世野村万禄は甥にあたる。.

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野澤喜左衛門

野澤 喜左衛門(のざわ きざえもん)は、文楽義太夫節三味線方の名跡。.

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野澤錦糸

野澤 錦糸(のざわ きんし)は、文楽義太夫節三味線方の名跡。.

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重要無形文化財

重要無形文化財(じゅうようむけいぶんかざい)とは、日本において、同国の文化財保護法に基づいて、同国の文部科学大臣によって指定された、無形文化財のこと。.

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金城次郎

金城 次郎(きんじょう じろう、1912年(大正元年)12月3日 - 2004年(平成16年)12月24日)は那覇市生まれの陶芸家。国の重要無形文化財「琉球陶器」技能保持者(沖縄県で初の人間国宝)。子の須美子、孫の宮城三成も陶芸家。.

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金重陶陽

金重 陶陽(かねしげ とうよう、1896年(明治29年)1月3日 - 1967年(昭和42年)11月6日)は、岡山県出身の陶芸家。備前焼の陶工として初めて人間国宝となった。本名は金重 勇(かねしげ いさむ)。 江戸時代中期以降伊万里焼や九谷焼などに押されて人気を失っていた備前焼を再興させることに成功し「備前焼中興の祖」と称される。自らが優れた陶工であっただけでなく、多くの弟子を育て、その中から次々と人間国宝を輩出するなど備前焼の歴史上果たした功績は計り知れない。陶陽の弟の金重素山、長男の金重道明、三男の金重晃介もそれぞれ陶芸家である。また、漂泊の日本画家の杉本白象は、自らを「金重陶陽の従兄にあたる」と、昭和42年にパトロンに送った作品に付けた手紙に記している。 北大路魯山人やイサム・ノグチらとも親交があり、彼らの芸術性に影響を受けた一方、彼らが備前焼を世に知らしめる役割を果たしている。.

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金春惣右衛門

金春 惣右衛門(こんぱる そうえもん)は、能楽太鼓方の名跡。.

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長唄

長唄(ながうた)は、近世邦楽の一ジャンル、三味線音楽の一ジャンル、江戸の音曲の一つであり、正式名称は江戸長唄(えど ながうた)という。 またこれとは別に、地歌の一分類として上方長歌(かみがた ながうた)がある。.

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酒井田柿右衛門

酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん、初代:1596年11月15日(慶長元年9月25日) - 1666年7月20日(寛文6年6月19日))は、江戸時代、肥前国(佐賀県)有田の陶芸家、および代々その子孫(後継者)が襲名する名称。 2015年3月現在、第十五代酒井田柿右衛門(1968年 - 、旧名:浩(ひろし)、2014年に襲名)が当代である。.

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酒井田柿右衛門 (14代目)

14代目 酒井田 柿右衛門(14だいめ さかいだ かきえもん、1934年8月26日 - 2013年6月15日)は、有田焼を代表する陶芸家で、“酒井田柿右衛門”の14代襲名者。本名:酒井田 柿右衛門、改名前-正(まさし)。.

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雅楽

御前での胡蝶の舞、『日本の礼儀と習慣のスケッチ』より、1867年出版 雅楽(ががく)は、中国、朝鮮半島を経て、日本で花開いた伝統的な音楽の一つ(ベトナムについてはベトナムの雅楽を参照)。世界最古のオーケストラと言われる。以下、宮内庁式部職楽部に伝わる日本の雅楽(重要無形文化財、ユネスコの無形文化遺産→2007年)を中心に述べる。.

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通称

通称(つうしょう)は、正式な名称ではないが、特定の人や物、事象に対する呼び名として世間一般において通用している語のことである。俗称(ぞくしょう)ともいう。.

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陶芸

陶芸(とうげい、Pottery)とは、粘土を成形して高温で焼成することにより陶磁器などをつくる技術のこと。焼きものとも呼ばれる。生業として陶芸を行う者を陶工もしくは陶芸家と呼ぶ。 焼きものは施釉しない土器(および高温で焼成したせっ器)と、施釉した陶磁器(陶器と磁器)とに大別されるが、この区分には地域や文化によりばらつきがあり、欧米では施釉されたものもせっ器(ストーンウェア)に含み、また中国では土器と陶器を区別しない。 九谷焼で使用された窯 造形方法には、手びねり、型を用いて土の形を整える方法、轆轤(ろくろ)の上に置き手足や機械で回しながら両手で皿や壷などの形を作っていく方法などがある。焼き方には、窯を用いない「野焼き」や、七輪を用いる「七輪陶芸」などという手法もある。土の種類やこね方、釉、そして焼く温度など、様々な要素が作品に貢献する。したがって、世界中にいろいろな技法が存在する。 陶芸は人類の最も古いテクノロジーおよび芸術形式のうちの1つであり、今日もなお主要な産業であり続けている。考古学者たちのよる定義では、人形などの器ではないものや、轆轤によって作られたのではないものは、同様の過程で、恐らくは同じ人々によって作られたセラミックス製品であっても陶芸品に含めない傾向がある。.

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柳家小さん

柳家 小さん(やなぎや こさん)は、落語家の名跡。柳派に属する。当代は6代目(ただし、初代は柳家の亭号を用いていない) 2002年に5代目が死去して以来空き名跡となっていたが、2006年9月21日に5代目の長男である3代目柳家三語楼が6代目を襲名した。 柳家小さんの名跡は、東京の落語界の勢力を三遊派と二分してきた柳派の大看板であり、3代目が文豪夏目漱石によって三四郎などの作品中で作中人物の口を借りる形で絶賛されたり、5代目が落語家として初の人間国宝に認定されたりするなど実力者が多い。 名前の由来は初代が「鬼」という渾名(あだな)を持ち非常に不器用であり、その逆効果を狙って当時芸者や花魁で流行っていた愛嬌のある芸名だった「小さん」を用いたとされている。.

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柳家小三治

柳家 小三治(やなぎや こさんじ)は落語家の名跡である。当代は10代目。 この名跡は中堅どころの位置付けであるが、「柳家(柳派)の出世名」といわれる。初代・5代目・9代目小三治が柳派の総帥・留め名である「柳家小さん」を襲名した一つ前の名となるからである。.

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染付

染付(そめつけ)とは、白色の胎土で成形した素地の上に酸化コバルト(II)を主とした絵の具で模様を絵付し、その上に透明釉をかけて高温焼成した陶磁器。おもに磁器で、模様は藍青色に発色する。 中国語で""(、日本語読み:せいか)、または""(、日本語読み:ゆうりせい.

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松井康成

松井 康成(まつい こうせい、1927年(昭和2年)5月20日 - 2003年(平成15年)4月11日)は、日本の陶芸家。国の重要無形文化財「練上手(ねりあげで)」保持者(人間国宝)。本名、美明。 練上手という技法を集大成し、伝統技術を基盤にした現代の個性豊かな陶芸のあり方を提示した。 長野県北佐久郡本牧村(現:佐久市)生まれ。戦時中に茨城県笠間町(現:笠間市)に疎開する。旧制神奈川県立平塚工業学校、明治大学文学部文学科卒業。.

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松田権六

松田 権六(まつだ ごんろく、1896年(明治29年)4月20日 - 1986年(昭和61年)6月15日)は、日本の蒔絵師。人間国宝。文化勲章受章者。.

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松本白鸚 (初代)

初代 松本 白鸚(しょだい まつもと はくおう、1910年(明治43年)7月7日 - 1982年(昭和57年)1月11日)は、日本の歌舞伎役者。屋号は高麗屋、定紋は、四つ花菱、替紋は浮線蝶。日本芸術院会員、重要無形文化財保持者(人間国宝)。 本名は藤間 順次郎(ふじま じゅんじろう)。俳名に錦升(きんしょう)がある。「白鸚」の名跡は襲名披露興行の舞台以外にほとんど実績のない事実上の隠居名で、存命中は八代目 松本幸四郎(はちだいめ まつもと こうしろう)として知られた。.

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松本謙三

松本 謙三(まつもと けんぞう、1899年(明治32年)3月21日 - 1980年(昭和55年)9月15日)は、ワキ方下掛宝生流能楽師。重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。.

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松本惠雄

松本 惠雄(まつもと しげお、1915年(大正4年)10月7日 - 2003年(平成15年)2月5日)は、シテ方宝生流の能楽師。 東京府東京市出身。宝生流能楽師・松本長の次男として生まれる。十七世宝生九郎重英に入門。近藤乾三に師事。『大原御幸』などの曲に芸格の高さを感じさせた。1990年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。 兄に俳人松本たかし。 Category:能の役者 Category:人間国宝 Category:東京都区部出身の人物 Category:1915年生 Category:2003年没.

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杵屋五三郎 (3代目)

三代目 杵屋 五三郎(さんだいめ きねや ごさぶろう、1918年(大正7年)12月11日 - 2013年(平成25年)2月2日)は、歌舞伎の長唄三味線方。杵五派家元。本名は増田 元弘(ますだ ちかひろ)。 秘曲、難曲、大曲など古典の上演、継承に力を入れた。.

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杵屋喜三郎

杵屋 喜三郎(きねや きさぶろう)は、長唄の三味線方、唄方の名跡。 近世初期以来のもので、杵屋六左衛門と並んで長唄宗家の名で、双方をともに代数に数える。喜三郎は六左衛門、杵屋勘五郎の前名であることが多い。元禄15年(1702年)の江戸劇場番付に名は見えるが、6代までは不明の点が多い。.

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杵屋六左衛門

杵屋 六左衛門(きねや ろくざえもん)は、近世前期以来の長唄の宗家。 杵屋の始祖とされるのは初代杵屋勘五郎で、杵屋喜三郎を含めて宗家の代数に数え、15代目になる。六左衛門名が宗家の名として定着したのは9代目以降。3代目から三味線方、14代目から唄方。.

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杵屋栄左衛門

杵屋 榮左衞門(きねや えいざえもん、新字体:栄左衛門、1894年(明治27年)2月22日 - 1982年(昭和57年)1月12日)は、大正期から昭和期にかけて活躍した歌舞伎長唄の三味線方。歌舞伎公演の附師。重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は原 省三(はら しょうぞう)。妻は同じく長唄三味線方の杵屋栄禧。.

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村山明 (木工芸)

村山 明(むらやま あきら 1944年3月25日 - )は日本の木工芸家、重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)。木工芸の人間国宝では8人目の認定者である『人間国宝事典』238頁。。日本工芸会理事、京都工芸美術作家協会副理事長、京都市芸術文化協会評議員。.

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桐竹勘十郎

桐竹勘十郎(きりたけ かんじゅうろう)は、浄瑠璃の人形遣いの名跡。3代を数える。.

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桐竹紋十郎

桐竹 紋十郎(きりたけ もんじゅうろう)は、人形浄瑠璃の人形遣い。2代を数える。.

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桂米朝

結び柏は、桂米朝一門の定紋である。 桂 米朝(かつら べいちょう)は、上方落語の名跡。本来は、大名跡である桂米團治を継ぐ前段階の名跡。初代が入門した際、師匠の「米」と夫人の名前である「あさ」から「米朝」とつけたのが始まり。.

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梵鐘

滋賀・園城寺(三井寺)の「弁慶引き摺り鐘」(奈良時代) 梵鐘(ぼんしょう)は、東アジアの寺院などで使用される仏教法具としての釣鐘(つりがね)。撞木(しゅもく)で撞(つ)き鳴らし、重く余韻のある響きが特徴。一般には除夜の鐘で知られる。 「梵」は梵語(サンスクリット)の Brahma (神聖・清浄)を音訳したものである。作られた国によって中国鐘、朝鮮鐘(高麗鐘・新羅鐘)、和鐘(日本鐘)と呼ばれる。別名に大鐘(おおがね)、洪鐘(おおがね、こうしょう)、蒲牢(ほろう)、鯨鐘(げいしょう)、巨鯨(きょげい)、華鯨(かげい)などがある。 法要など仏事の予鈴として撞(つ)くという、仏教の重要な役割を果たす。朝夕の時報(暁鐘 - ぎょうしょう、昏鐘 - こんしょう)にも用いられる。ただし、梵鐘は単に時報として撞かれたものではなく、その響きを聴く者は一切の苦から逃れ、悟りに至る功徳があるとされる。こうした梵鐘の功徳については多くの鐘の銘に記されている。 青銅製が多いが、小型のものにはまれに鉄製もある。小型のもの(一説には直径1尺7寸以下)は半鐘(喚鐘、殿鐘)といい、高い音で、用途も仏事以外に火事などの警報目的でも使われる。 響きをよくするために鋳造の際、指輪(金)を入れることがあるといわれ、江戸時代には小判を鋳込んだ例もある。雅楽と鐘の関係を記す文献もある。.

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梅若六郎 (56世)

五十六世 梅若 六郎(ごじゅうろくせい うめわか ろくろう、1948年(昭和23年)2月16日 - )は、観世流シテ方能楽師。梅若六郎家当代、重要無形文化財保持者(人間国宝)、日本芸術院会員。1988年(昭和63年)五十六世梅若六郎を襲名。2009年(平成21年)二世梅若玄祥へ改名。2018年(平成30年)2月16日、四世梅若実を襲名。 現代を代表するシテ方の一人として知られ、数多くの賞を受賞している。また新作能に意欲的に取り組んでいることでも知られ、これまでに瀬戸内寂聴原作『夢浮橋』、美内すずえ原作『紅天女』(くれないてんにょ)、堂本正樹作『空海』、山本東次郎作『伽羅沙』(がらしゃ)・『大坂城』、馬場あき子作『額田王』、ミハイル・マルマリノス演出『ネキア』、村上元三作『覚鑁』などを初演している。 三世藤間勘祖との間の子に八世藤間勘十郎がいる。妻の梅若和子は、マドラス (企業)創業者一族の娘で、慶應義塾大学法学部卒業後、英国ケンブリッジ大学に留学、梅若インターナショナル代表兼日本伝統文化交流協会会長を務める。.

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森口華弘

森口 華弘(もりぐち かこう、明治42年(1909年)12月10日 - 平成20年(2008年)2月20日)は、日本の染織家で友禅染めの重要無形文化財保持者(人間国宝)。蒔糊技法を用いた友禅染め作品で知られる。.

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森茂好

森 茂好(もり しげよし、1916年(大正5年)12月14日 - 1991年(平成3年)2月7日)は、ワキ方宝生流の能楽師。 宝生流十一世宗家宝生新の女婿で、宝生弥一は義兄弟。東京出身。重要無形文化財「能楽」保持者として各個認定(人間国宝)。子に森常好。 その美声と謡の美しさで、能楽界に名声を確立。1982年に「江口」で芸術選奨を受賞。国立能楽堂で能『胡蝶』に出演した翌日の1991年2月7日、睡眠中に急逝した。 Category:能の役者 Category:人間国宝 Category:東京都出身の人物 Category:1916年生 Category:1991年没.

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櫻間道雄

櫻間 道雄(さくらま みちお、1897年(明治30年)9月14日 - 1983年(昭和58年)5月27日)は、シテ方金春流能楽師。 櫻間林太郎(櫻間伴馬の末弟)の次男。はじめ父に師事。後に伯父の伴馬、従兄弟の金太郎(後の櫻間弓川)に師事。1914年『忠度』でのシテで初舞台。特に『定家』『江口』『西行櫻』などが知られる。 1960年度・1967年度芸術祭大賞。1969年度芸術選奨文部大臣賞受賞。1970年、重要無形文化財保持者に各個認定(人間国宝)。.

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歌舞伎

歌舞伎(かぶき)は、日本固有の演劇で、伝統芸能の一つ。重要無形文化財(1965年4月20日指定同日文化財保護委員会告示第18号「無形文化財を重要無形文化財に指定する等の件」)。歌舞伎(伝統的な演技演出様式によって上演される歌舞伎)は2005年にユネスコにおいて傑作宣言され、2009年9月に無形文化遺産の代表一覧表に記載された。.

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歌舞伎舞踊

歌舞伎舞踊(かぶきぶよう)は、以下の総称である。.

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比嘉聰

比嘉 聰(ひが さとし、1952年(昭和27年) - )は、琉球芸能実演家、各個認定の重要無形文化財保持者(組踊音楽太鼓)。.

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氷見晃堂

氷見晃堂(ひみ こうどう 1906年10月30日 - 1975年2月28日)は木工芸家。重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)。木工芸の人間国宝としては2番目の認定者(1970年)である『人間国宝事典』232頁。。.

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永山光幹

永山光幹(ながやま こうかん、本名:茂、1920年3月21日 - 2010年3月22日)は、日本の刀剣研師。人間国宝(重要無形文化財保持者)。.

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民芸運動

民芸運動(民藝運動、みんげいうんどう)とは、1926年(大正15年)、「日本民藝美術館設立趣意書」の発刊により開始された、日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を見出し、活用する日本独自の運動。21世紀の現在でも活動が続けられている。「民芸」とは、民衆的工芸の意。.

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江里佐代子

江里 佐代子(えり さよこ、1945年7月19日 - 2007年10月3日)は日本の截金師。2002年に諸工芸の截金の分野で3人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。夫は仏師の江里康慧、子は同じく截金師の左座朋子。.

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河東節

河東節(かとうぶし)は浄瑠璃の一種。また古曲の一つ。重要無形文化財(1993年4月15日指定http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys_mb/MainDetail.aspx?s.

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沈金

沈金(ちんきん)は、漆器の装飾技法の一つである。 漆面に対して刃物で文様を彫り、この痕に金箔、金粉を押し込む。かつては中国、タイ、インドなどでも行われたが、現代では日本で最も盛んに行われており、特に輪島塗でよく使われる技法である。箔や、金粉の代わりに顔料を埋め込む場合も有る。また、彫ったままで、何も埋め込まない場合は沈金とは言わずに「素彫り」と言う。中国名は、鎗金(そうきん、戧金と書く文献もある).

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清元寿兵衛

清元 寿兵衛(きよもと じゅへえ)は、清元節三味線方の名跡。.

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清元志寿太夫

清元 志壽太夫(きよもと しずたゆう、1898年(明治31年)4月25日 - 1999年(平成11年)1月2日)は、大正から平成にかけて活躍した清元節太夫。 重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、日本芸術院会員、正五位勲三等瑞宝章。前名は清元松喜太夫。本名柿澤竹蔵。天声の美声と声量の豊かさによって清元界のみならず、戦前・戦中・戦後の邦楽界を代表する太夫・演奏家であった。.

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清元節

清元節(きよもとぶし)または清元(きよもと)とは、三味線音楽のひとつで、浄瑠璃の一種。主として歌舞伎や歌舞伎舞踊の伴奏音楽として用いられる。.

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清元梅吉 (4代目)

四世清元 梅吉(よんせい きよもと うめきち、1932年(昭和7年)8月7日 - )は、清元節三味線方・作曲家。清元流二代家元。前名は清元清之介、清元梅太郎。松原奏風の名で自身が起こした新邦楽『奏風楽』の演奏・作曲も行い、東明節では東明吟清、荻江節では荻江友次郎の名も持つ。重要無形文化財保持者(人間国宝)。.

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清元榮壽郎

清元 榮壽郞(きよもと えいじゅろう、新字体:栄寿郎、1904年4月21日 - 1963年3月10日)は、大正・昭和中期に活躍した清元節三味線方。本名は宮川 源次。大和楽では、本名や宮川寿朗(大和栄棋)の名で活動した。.

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清元榮三

清元 榮三(きよもと えいぞう、1936年2月23日 - 2016年12月31日)は清元節三味線方。東京都江東区深川出身。本名、小柳泰一。父は清元若壽太夫、弟は清元美壽太夫。重要無形文化財保持者(人間国宝)。生前は清元協会の理事・副会長などを歴任。.

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清元榮三郎

清元 榮三郎(きよもと えいざぶろう、1927年(昭和2年)6月24日 - 2002年(平成14年)12月31日)は昭和から平成にかけて活動した清元節三味線方。歌舞伎公演の立三味線(首席奏者)を長年務めた。神奈川県横浜市出身。本名は柿澤壽夫。.

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清水卯一

清水 卯一(しみず ういち、1926年3月5日 - 2004年2月18日)は陶芸家。京都市東山区五条生まれ。人間国宝に認定。 1940年、立命館商業学校(後の新制立命館高等学校)を中退して石黒宗麿に師事し、中国陶芸を学ぶ。国立京都陶磁試験場伝習生を経て、京都市立工業研究所窯業部助手に。その後は自宅陶房を中心に陶芸活動に専念。世界的な陶芸家となる。1970年には、滋賀県湖西の蓬莱山麓に陶房を移窯。 1985年4月13日、重要無形文化財「鉄釉陶器」の保持者に認定された(いわゆる人間国宝)。1986年、紫綬褒章を受章。.

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演芸

演芸(えんげい)は、観衆を前にして演じる芸能。大衆芸能とも呼ばれる。個々の演芸の起源は様々だが、江戸時代中期に寄席と呼ばれる演芸のための常設の興行場が成立し、以降、演芸は体系化されていった。.

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澤村田之助 (6代目)

六代目 澤村田之助(ろくだいめ さわむら たのすけ、新字体:沢村、1932年(昭和7年)8月4日 - )は歌舞伎役者。屋号は紀伊國屋、定紋は釻菊、替紋は波に千鳥。舞踊の名取名は藤間 勘之(ふじま かんじ)。本名は山中 宗雄(やまなか むねお)。重要無形文化財保持者(人間国宝)。.

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濱田庄司

濱田 庄司(はまだ しょうじ、1894年(明治27年)12月9日 - 1978年(昭和53年)1月5日、本名象二)は、主に昭和に活躍した日本の陶芸家。次男の濱田晋作、三男の濱田篤哉、孫(晋作の次男)の濱田友緒はいずれも陶芸家、四男の濱田能生は硝子工芸家。.

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本阿弥光洲

本阿弥光洲(ほんあみ こうしゅう、本名:道弘、1939年(昭和14年)4月26日 - )は、日本の刀剣研師。国宝指定刀剣の研磨を数多く手がけ、文化財の保存にも尽力している。.

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本阿彌日洲

本阿彌 日洲(ほんあみ にっしゅう、旧姓・平井、本名・猛夫、1908年(明治31年)2月23日 - 1996年(平成8年)7月13日)は、日本刀の研師および鑑定者。刀剣研磨の重要無形文化財保持者(人間国宝)。子に、同じく刀剣研師で人間国宝に選ばれた本阿弥光洲がいる。.

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月山 (刀工)

月山(がっさん)は日本刀の刀工の一派。 鎌倉期から室町にかけて活躍した刀工とその一派。出羽国月山を拠点とした。その中で幕末に大坂に移住した系統が、現代まで残っており奈良県を拠点として活動している。.

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望月朴清

望月 朴清(もちづき ぼくせい)は、歌舞伎の長唄囃子方の名跡。本来は3代目望月太左衛門の俳名。.

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截金

截金(きりかね、切金)は、細金(ほそがね)とも呼ばれ金箔・銀箔・プラチナ箔を数枚焼き合わせ細く直線状に切ったものを、筆と接着剤を用いて貼ることによって文様を表現する伝統技法である。細い線状の截金と、三角形・菱形・丸型などの形に切った截箔・切箔(きりはく)、箔をある形に截り透かした裁文(さいもん)、これらを単独あるいは組み合わせて表した文様を截金文様と呼ぶ。日本においては特に仏像・仏画の衣や装身具を荘厳するために発達してきた。現代では工芸品として利用されることも多く、京都市の伝統産業として京の手しごと工芸品に認定されている 。.

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海野清

海野 清(うんの きよし、1884年11月8日 - 1956年7月10日)は、彫金家、日本芸術院会員、人間国宝。 海野勝珉の三男として東京に生まれる。1911年、東京美術学校金工科卒。父および加納夏雄に師事。1919年、母校助教授、1928年、帝展特選、1929年から帝展、新文展審査員を務める。1932年、教授、フランスへ留学し1934年、帰国。1943年、勲三等瑞宝章受章。 1947年、帝国芸術院(同年、日本芸術院)会員、1949年、東京芸術大学教授、日展運営会常任理事、1955年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、全日本工芸美術家協会会長、日本彫金家会会長。 Category:日本の工芸家 Category:人間国宝 Category:日本藝術院会員 Category:東京都出身の人物 Category:1884年生 Category:1956年没.

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新内仲三郎

六代目 新内 仲三郎(ろくだいめ しんない なかさぶろう、1940年(昭和15年)9月26日 -)は、新内節の浄瑠璃太夫、三味線奏者。本名は、角田 富章(つのだ とみあき)。東京出身。1984年に六代目冨士元派家元・新内仲三郎を継承した。.

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新内節

新内節(しんないぶし)は、鶴賀新内が始めた浄瑠璃の一流派。浄瑠璃の豊後節から派生したが、舞台から離れ、花街などの流し(門付け)として発展していったのが特徴。哀調のある節にのせて哀しい女性の人生を歌いあげる新内節は、遊里の女性たちに大いに受け、隆盛を極めた。.

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新派

新派(しんぱ)は、1888年(明治21年)に始まった日本の演劇の一派。 明治時代に始まった「壮士芝居」「書生芝居」などをもとに歌舞伎とは異なる新たな現代劇として発達し、「旧派」の歌舞伎に対し「新派」と称された。第二次世界大戦を経て、戦後複数の劇団が「劇団新派」に統合した。当代の庶民の哀歓・情緒を情感豊かに描いた演目が多い。 本項ではその系譜に連なる劇団新派(げきだん しんぱ)、および朝鮮半島における新派劇についても解説する。.

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文化審議会

文化審議会(ぶんかしんぎかい)は、文部科学省設置法第29条及び文化審議会令に基づき、文部科学大臣及び文化庁長官の諮問に応じて、国語・著作権及び隣接権・文化財・文化功労者の選定及び文化・芸術全般に関する基本的な事項を調査審議すること等を目的として2001年(平成13年)1月6日に旧国語審議会・著作権審議会・文化財保護審議会・文化功労者選考審査会を統合し、設置された審議会である。.

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文化財

文化財(ぶんかざい)は、.

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文化財保護法

文化財保護法(ぶんかざいほごほう、昭和25年5月30日法律第214号)は、文化財の保存・活用と、国民の文化的向上を目的とする、日本の法律である。 有形、無形の文化財を分類。その重要性を考慮して、国の場合は文部科学大臣または文化庁長官、都道府県の場合は都道府県知事、市町村の場合は市町村長による指定、選択、選定、認定あるいは登録により、文化財の保護のための経費の一部を公費で負担することができる。.

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文部科学大臣

文部科学大臣(もんぶかがくだいじん、Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology)は、日本においては、文部科学省を担当する国務大臣であり、文部科学省の長である。略称は文科相(もんかしょう)。.

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文楽

文楽以外の人形浄瑠璃である。 『静御前』 JR新大阪駅 文楽(ぶんらく)とは、人形浄瑠璃文楽のこと。大阪で成立し本拠地とする人形浄瑠璃の系譜。 1955年に(人形浄瑠璃文楽座の座員により演ぜられる)文楽が文化財保護法に基づく重要無形文化財に指定された。2003年ユネスコ「人類の口承及び無形遺産に関する傑作の宣言」、2008年「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」への掲載、そしてユネスコ無形文化遺産保護条約が発効した2009年9月の第1回登録であらためてユネスコの無形文化遺産に登録された。2017年現在は公益財団法人文楽協会を公演団体とし、大阪市の国立文楽劇場を中心に公演を行っている。 1684年、古浄瑠璃を独自に発展させた「義太夫節」の始祖である竹本義太夫が、大坂に「竹本座」を建て、自らの義太夫節の演奏と人形による三業(後述)での人形浄瑠璃の興行を始めた。その後、竹本義太夫の弟子が独立し豊竹若太夫を名のって興した「豊竹座」と競うなど、隆盛の時代には複数の興行元を数えたが、明治初期には興行元が「彦六座」と「文楽座」の2座のみとなった。その後に彦六座が解散、興行が文楽座のみとなったため、「文楽」という2字の名称が、すべての人形浄瑠璃の代表的存在、ならびにその代名詞と化したものである。 なお、文楽および文楽座という名称の直接的由来は、兵庫県淡路出身の植村文楽軒という人物が興行元であった上述の文楽座ではあるが、前述どおり、義太夫節の始祖が大坂で直接成立させた人形浄瑠璃の一形態の系譜であるため、人形浄瑠璃文楽を成立させた源流=淡路ということではない(淡路には淡路人形浄瑠璃が存在する)。 しかしながら、大坂で成立したその「義太夫節+人形」という人形浄瑠璃の系譜をしめす呼称がない(あるいは消失してしまっている)ため、その系譜を示す語の実例として、たとえば現在の人形浄瑠璃文楽の技芸員における演奏的特徴を示す語として「文楽系」と呼ぶことがある(それに呼応する語には「彦六系」などがある)。 人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)は日本の伝統芸能で、浄瑠璃と人形によって演じられる人形劇。明治以降、文楽座が一定規模以上の人形浄瑠璃の公演を行う唯一の公演団体となったため、「文楽」の名称が人形浄瑠璃と同義に用いられる場合もある。 この記事では文楽を中心に、文楽系統の成立以前の人形浄瑠璃、および文楽以外の人形浄瑠璃についても説明する。「人形浄瑠璃」については浄瑠璃も参照のこと。.

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日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

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日本刀

日本刀(にほんとう)は、日本固有の鍛冶製法によって作られた刀類の総称である。 刀剣類は、日本では古墳時代以前から製作されていたが、一般に日本刀と呼ばれるものは、平安時代末期に出現してそれ以降主流となった反りがあり刀身の片側に刃がある刀剣のことを指す。 寸法により刀(太刀・打刀)、脇差(脇指)、短刀に分類される。広義には、長巻、薙刀、剣、槍なども含まれる。.

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日本舞踊

日本舞踊(にほんぶよう)は、日本のいわゆる伝統的な踊りの総称である。日本の伝統的なダンスである舞(まい)と踊(おどり)を合わせたもの。 近年、日本舞踊の国際化に伴い欧米諸国やアジアにも Nihombuyo といった呼称が定着しつつある。.

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撥鏤

撥鏤(ばちる)は、象牙の彫り細工の一つ。撥ね彫りとも呼ばれる。.

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