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人身攻撃

索引 人身攻撃

人身攻撃(ラテン語: ad hominem、argumentum ad hominem)とは、ある論証や事実の主張に対する応答として、その主張自体に具体的に反論するのではなく、それを主張した人の個性や信念を攻撃すること、またそのような論法。論点をすりかえる作用をもたらす。人格攻撃論法ともいわれる。 「対人論証; ad hominem abusive」と呼ばれるものは、提案者の信用を失わせる目的で個人攻撃を行う場合を指す。また、「状況対人論証; ad hominem circumstantial」と呼ばれるものは、提案者の置かれている状況について攻撃するもの、「お前だって論法; ad hominem tu quoque」と呼ばれるものは、論証の提案者自身がその論証で非難されているような行動や振る舞いをしていると攻撃するものである。 人身攻撃は、論理的には論証の前提の真偽はそれを述べている人とは独立しているので、演繹的には妥当ではない。しかし、人身攻撃は三段論法的に述べられることは滅多に無く、その評価は非形式論理の領域と証拠の理論で行われるべきものである。証拠の信頼性は、目撃証言や専門家の証言などにおける証人の信頼性の評価に大きく依存する。例えば、目撃者が嘘をつく動機を持っているから信頼できないとか、専門家が実際にはその分野について深い知識を有さないといった反論は、法廷では大きな役割を果たすことがある。 人身攻撃は、権威に訴える論証の逆である。権威に訴える論証では、論証者の権威、知識、地位などがその論証の真偽の基礎となる。人身攻撃は逆に、論証者が主張する権威/知識/地位を持っていないことを攻撃したり、論証者が過去に同様な誤りを犯したことに注目させる。しかし、それが無謬の反論とはならない。.

43 関係: 健全性奴隷奴隷制妥当性三段論法二律背反侮蔑修辞学ナチス・ドイツネガティブ・キャンペーンモラルハラスメントラテン語プロパガンダパナマテキサス州ファシズムアドルフ・ヒトラーキビバイトジョージ・ワシントン優生学前提個人攻撃禁煙燻製ニシンの虚偽発生論の誤謬非形式論理学証人証拠詭弁誤謬誹謗中傷論理学論証麻原彰晃根本的な帰属の誤り権威に訴える論証満州満州事変演繹政治家批判的思考1930年代2009年

健全性

健全性(けんぜんせい、Soundness)は、論証が次の属性を持つことと同値である。.

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奴隷

鞭打ちによる傷跡のある黒人奴隷(米国1863年) 奴隷(どれい)とは、人間でありながら所有の客体即ち所有物とされる者を言う。人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人。所有者の全的支配に服し、労働を強制され、譲渡・売買の対象とされた。奴隷を許容する社会制度を特に奴隷制という。 1948年に国連で採択された世界人権宣言では、次のような宣言がある。.

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奴隷制

主人によって鞭打たれた奴隷(1863年) 奴隷制(どれいせい)とは、一般に人格を否認され所有の対象として他者に隷属し使役される人間つまり奴隷が、身分ないし階級として存在する社会制度。.

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妥当性

妥当性(Validity)は、演繹的論証が持つ論理的特性であるが、一般に任意の文に対して使われる(ここでいう文とは、真か偽かという真理値を持つものをいう)。ここでは、論証を文の集まりとし、そのうちの1つの文が結論で残りは前提であるとする。前提とは、結論が(おそらく)真であると示す根拠である。 論証の結論が「確かに」真であるとされている場合、その論証は演繹的である。結論が「おそらく」真であるとされている論証は帰納的であると言われる。ある論証が妥当であるとは、結論が正しく前提から導き出されることを意味する。すなわち、妥当な演繹的論証であれば、真の前提から偽の結論が導き出されることはあり得ない。(一方、前提に偽がある場合には、真・偽どちらの結論も導き出されうる。) 次のような定義が一般的である。.

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三段論法

三段論法(さんだんろんぽう、συλλογισμός, シュロギスモス、syllogismus、syllogism)は、論理学における論理的推論の型式のひとつ。典型的には、大前提、小前提および結論という3個の命題を取り扱う。これを用いた結論が真であるためには、前提が真であること、および論理の法則(同一律、無矛盾律、排中律、および充足理由律)が守られることが必要とされる。 アリストテレスの『オルガノン』(『分析論前書』『分析論後書』)によって整備された。.

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二律背反

二律背反(にりつはいはん、アンチノミー、Antinomie)とは、正命題、反命題のどちらにも証明できる矛盾・パラドックスのことである(しばしば勘違いされるが単なる矛盾・パラドックスではない)。字義通りには、二つの法則が現実的にであれ見かけ上であれ相互に両立しないことを意味し、これは論理学や認識論で使用される術語である。.

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侮蔑

侮蔑(ぶべつ、英語:Insult)は、他者を侮り、蔑み、馬鹿にしたり新明解国語辞典、第三版、罵ったり、ないがしろにすること。侮蔑に使われる語句を侮蔑語という。侮蔑は、言葉や態度に現れるものに限らず、「彼の表現には侮蔑の意図があったのか」などの用法に見られるように、侮蔑感情を含めて考察・記述されなければならない。.

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修辞学

修辞学(しゅうじがく、ρητορική、 rhetorica、 rhetoric)は、弁論・叙述の技術に関する学問分野。雄弁術、弁論術、説得術、レトリックとも。 欧州古代・中世で教養の中核を成していたが、近代に衰退。古代・中世の教育規範である自由七学芸の内の一つ。基本的には演説の技術で、いかに聴衆を納得させるかを目的とするかなり政治的なもの。そのため修辞学では、聴衆の心理操作が大きな位置を占め、さらに、演説をより魅力的に見せるために、身ぶりや発声法なども重要視される。つまり、言語学、詩学、演技論などの総体だった。だが近代ではさまざまな学問に分化し、あくまで言語表現に磨きをかける技術、という領域に押し込められていった。.

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ナチス・ドイツ

ナチス・ドイツは、アドルフ・ヒトラー及び国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP、ナチ党)による支配下の、1933年から1945年までのドイツ国に対する呼称である。社会のほぼ全ての側面においてナチズムの考え方が強制される全体主義国家と化した。ヨーロッパにおける第二次世界大戦が終結する1945年5月に連合国軍に敗北し、ナチス政権とともに滅亡した。.

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ネガティブ・キャンペーン

ネガティブ・キャンペーン(Negative campaigning)とは、誹謗中傷により対立候補をおとしめる選挙戦術の一つ。略称はネガキャン。 選挙に限らず、特定の人物・団体を貶めて別の人物・団体に利益をもたらす行為を指すようにもなった。.

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モラルハラスメント

モラルハラスメント(harcèlement moral、mobbing)とは、モラル(道徳)による精神的な暴力、嫌がらせのこと。俗語としてモラハラと略すこともある。.

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ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

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プロパガンダ

プロパガンダ(羅: propaganda)は、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為である。 通常情報戦、心理戦もしくは宣伝戦、世論戦と和訳され、しばしば大きな政治的意味を持つ。最初にプロパガンダと言う言葉を用いたのは、1622年に設置されたカトリック教会の布教聖省 (、現在の福音宣教省) の名称である。ラテン語の (繁殖させる、種をまく)に由来する。.

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パナマ

パナマ共和国(パナマきょうわこく、)、通称パナマは、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境に位置する共和制国家である。北西にコスタリカ、南東にコロンビアに接し、北はカリブ海、南は太平洋に面する。首都はパナマシティー。 南北アメリカと太平洋、大西洋の結節点に当たる地理的重要性からスペイン人の到達以来貿易や人の移動や国際政治において大きな役割を果たす場所となっており、その役割の重要性のため、中米地峡を貫くパナマ運河が通っている。また、いわゆるパナマ文書が注目を浴びている。.

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テキサス州

テキサス州(State of Texas)は、アメリカ合衆国の州のひとつ。略称はTX。合衆国本土南部にあり、メキシコと国境を接している。.

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ファシズム

ベニート・ムッソリーニ ファシズム(fascismo fascism)あるいは結束主義(けっそくしゅぎ) 五来欣造 1933年7月12日とは、イタリアのベニート・ムッソリーニと彼が率いた国家ファシスト党が提唱した思想や政治運動、および1922年から1943年までの政権時に行った実践や体制の総称である「(1)狭義では、イタリアのファシスト党の運動、並びに同党が権力を握っていた時期の政治的理念およびその体制。(2)広義では、イタリア-ファシズムと共通の本質をもつ傾向・運動・支配体制。(以下略)」(広辞苑第四版)。広義にはドイツのナチズムなど、独裁的な権力、反抗の弾圧と産業と商取引の制御のような類似の思想・運動・体制も含めて「ファシズム」と呼ばれる場合も多いが、その範囲は多数の議論がある(詳細は用語、定義等を参照)。.

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アドルフ・ヒトラー

アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler, 1889年4月20日 - 1945年4月30日)は、ドイツの政治家。ドイツ国首相、および国家元首であり、国家と一体であるとされた国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の指導者。 1933年に首相に指名され、1年程度で指導者原理に基づく党と指導者による独裁指導体制を築いたため、独裁者の典型とされる。その冒険的な外交政策はドイツを第二次世界大戦へと導くことになった。また、ユダヤ人などに対する組織的な大虐殺「ホロコースト」を主導したことでも知られる。敗戦を目の前にした1945年4月30日、自ら命を絶った。.

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キビバイト

ビバイト (kibibyte) とはコンピュータの容量や記憶装置の大きさをあらわす情報の単位の一つ。KiBと略記する。 2を表す1,024バイトを表す言葉である。情報の最小単位ビットのような0か1といった二択がそうであるように、コンピュータの容量は二進法や2の累乗の方が表示しやすい。しかし本来SI接頭辞であり10を表すキロを使ったキロバイトは1,000バイトの意である。このためIECが決めた2進接頭辞を用いキビバイトとしている。この呼び名を推奨している。kibibyteとは a contraction of kilo binary byte のことである。1キビバイトを1,000バイトという意味に使うと誤りとなる。.

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ジョージ・ワシントン

ョージ・ワシントン(、グレゴリオ暦:1732年2月22日 - 1799年12月14日(ユリウス暦:1731年2月11日生まれ))は、アメリカ合衆国の軍人、政治家、黒人奴隷農場主であり、同国の初代大統領である。妻であるマーサ・ワシントンは貞淑で公式の儀式をきちんと行って先例を開いため、初代ファーストレディと見られている。.

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優生学

優生学(ゆうせいがく、eugenics)は、応用科学に分類される学問の一種で、一般に「生物の遺伝構造を改良する事で人類の進歩を促そうとする科学的社会改良運動」と定義される。1883年にフランシス・ゴルトンが定義した造語である。 優生学は20世紀初頭に大きな支持を集めた。その最たるものがナチス政権による人種政策である。しかし、多くの倫理的問題を引き起こしたことから、優生学は人権問題としてタブーとなり、第二次世界大戦後は公での支持を失っていった。.

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前提

前提(ぜんてい)とは、ある物事が成り立つためにあらかじめ満たされていなければならない条件のことをいう。論理学・言語学では、いくつか異なった文脈で用いられる。.

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個人攻撃

個人攻撃(こじんこうげき)とは、議論(何らかの係争関係にある会話・対話など)において相手を論駁しようとするとき、相手の発言ではなく、発言者である相手自身を話題にして目的を達しようとする行為である。論点のすり替えの一種。.

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禁煙

禁煙(きんえん)とは、喫煙を禁止する、もしくは喫煙者が喫煙を止める事である。 喫煙の禁止としての「禁煙」(smoking ban, smoking restrictions)は、飲食店や交通機関、さらには路上などの公共の場、もしくはオフィスなど職場での喫煙を禁止するものである。個別の方針として決定されている場合と、法律により定められている場合とがある。権利としての嫌煙も参照。 喫煙を止める「禁煙」(Smoking cessation)については、ニコチン依存症の解決が必要である。能動的にやめる場合を「断煙」という場合がある。また喫煙者として現役を引退またはタバコなどを卒業した場合を「卒煙」という。.

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燻製ニシンの虚偽

燻製ニシンの虚偽(くんせいニシンのきょぎ)、またはレッド・ヘリング(red herring)は、重要な事柄から受け手(聴き手、読み手、観客)の注意を逸らそうとする修辞上、文学上の技法を指す慣用表現。.

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発生論の誤謬

生論の誤謬(英: Genetic fallacy)とは、現在の意味や状況を無視してその出典や出自だけを根拠として結論を導くこと。論点のすり替えの一種。現在の状況の変化を見過ごして、過去の状況における肯定的または否定的評価をそのまま保持するものである。 したがって、この誤謬は主張の価値を評価できない。よい論証の第一の評価基準は、前提から主張の真偽性に対して結論を導き出せるかである。たとえ問題の起点部分に限れば真実であり、問題がなぜ現在のような形になったのかを解明する助けになったとしても、論議全体の価値とは無関係である。 Oxford Companion to Philosophy によれば、この用語の起源は Morris Cohen と Ernest Nagel の著書 Logic and Scientific Method である。.

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非形式論理学

非形式論理学(ひけいしきろんりがく、Informal logic)は、現代の論理学がもっぱら扱うのは「A → A ∨ B」といったような人工的・形式的(formal)な記号によって表現する形式論理であるのに対し、自然言語といったような非形式的なものを扱う論理学 and・or その学際的分野である。非形式論理学は1970年代初め、北アメリカで学部学生への論理学入門コースの代替として導入されたのが始まりである。間もなく思考スキル強化の運動と連携し、特に批判的思考(後述)と密接に関連するようになった。後に、学際的研究分野である議論学とも連携するようになった。 非形式論理学の正確な定義には異論もある。Ralph H. Johnson と J. Anthony Blair は非形式論理学を「論理学の一分野で、日常会話における議論・論証の分析・解釈・評価・批評・構築のための非形式的な標準・尺度・手続きを開発することを目的とする」と定義したJohnson, Ralph H., and Blair, J. Anthony (1987), "The Current State of Informal Logic", Informal Logic, 9(2–3), 147–151.

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証人

証人(しょうにん)とは、ある事実・事柄について、それを証明する人の事を指す。.

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証拠

証拠(しょうこ、evidence)とは、有形・無形にかかわらず、ある命題(真偽不明の主張や存否不明の事実)の真偽や存否を判断する根拠となるものをいう。エヴィデンスとも呼ぶ。.

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詭弁

詭弁(詭辯、きべん、σοφιστική、sophism)とは、主に説得を目的として、命題の証明の際に、実際には誤りである論理展開が用いられている推論。 日本では「詭」が漢字制限により当用漢字・常用漢字に含まれないため、新聞などでは奇弁、論理学などでは危弁と書かれることもある。.

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誤謬

論理学における誤謬(ごびゅう、logical fallacy)は、論証の過程に論理的または形式的な明らかな瑕疵があり、その論証が全体として妥当でないこと。論証において、誤謬には「形式的」なものと「非形式的」なものがある。.

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誹謗中傷

誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)とは、他人をそしる(誹る・謗る)こと、あるいは徹底的な悪口などを言うこと。単に中傷(ちゅうしょう)とも言う。 政治などの公的な場では「そしり」「悪口」とは言わず「誹謗中傷」がよく用いられる。法的場面では「誹謗中傷」そのものではなく、その結果としての名誉毀損、侮辱、信用毀損、業務妨害が罪に問われることとなる。.

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論理学

論理学(ろんりがく、)とは、「論理」を成り立たせる論証の構成やその体系を研究する学問である。.

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論証

論証(ろんしょう、Logical argument)とは、論理学の用語で、前提(premises)と呼ばれる宣言的文の集まりと結論(conclusion)と呼ばれる宣言的文から構成され、前提群から結論が真であることが導き出せることを主張したものである。そのような論証には、妥当なものと妥当でないものがある。なお、個々の宣言的文は真(true)か偽(false)かで判断されるが、論証は妥当(valid)か妥当でないかで判断される。英語では、宣言的文を Statement とか命題(Proposition)と呼んでいたが、最近では哲学的な含意を避けるため Sentence と呼ぶことが多い。.

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麻原彰晃

麻原 彰晃(あさはら しょうこう、本名: 松本 智津夫〈まつもと ちづお〉、1955年〈昭和30年〉3月2日 - )は、熊本県出身の日本の宗教家(宗教団体オウム真理教の元代表、教祖)であり、テロリスト。日本で唯一の「最終解脱者」を自称していた。一連のオウム事件を起こし、現在は確定死刑囚。1996年3月27日に警視庁本庁舎から移送されて以来、2018年(平成30年)現在は死刑囚として東京拘置所に収監されている。 1996年(平成8年)6月19日以降は、教団内部での地位は開祖。その後2000年にオウム真理教は宗教団体「アレフ」(現Aleph)に改組され、Alephにおいての公式呼称は「旧団体代表」とされた。.

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根本的な帰属の誤り

根本的な帰属の誤り(こんぽんてきなきぞくのあやまり、Fundamental attribution error)は、個人の行動を説明するにあたって、気質的または個性的な面を重視しすぎて、状況的な面を軽視しすぎる傾向を言う。基本的帰属錯誤、基本的な帰属の錯誤、基本的な帰属のエラーとも。 対応バイアス(たいおうバイアス、Correspondence bias)とも。すなわち、人間は人の行動を根拠なくその人の「種類」によって決定されていると見る傾向があり、社会的かつ状況的な影響を軽視する傾向がある。また、自身の行動については逆の見方をする傾向がある。この矛盾を「行為者-観察者バイアス(Actor-Observer bias)」と呼ぶ。 この用語は、Edward E. Jones と Victor Harris の古典となった実験の数年後、Lee Ross が名づけたものである。Ross は「根本的な帰属の誤り」を社会心理学の根底を成す概念であるとした。 Jones は Ross の用語について「過度に挑発的で多少誤解を招いている」と書き、また冗談で「私が最初に思いつきたかった」とも書いている。さらに後の心理学者である Daniel Gilbert らが「対応バイアス」という用語を同じ意味で使い始めた。 Malcom Gladwell は、根本的な帰属の誤りについてもの柔らかな定義をした。彼はそれを、測定された特徴から無関係な特徴への外挿であると定義した。彼が上げた例は「時間に正確な学生が、クラスに毎回出席するかとか、彼の部屋や服装がきちんとしているかには何の関係もないことを示した研究」である。この定義は動機付けの比較というよりも行動の比較を基礎としており、Gladwell は人間の本質という複雑な問題を避けた。.

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権威に訴える論証

権威に訴える論証(けんいにうったえるろんしょう、argument from authority, appeal to authority)とは、命題が真であることを立証するために、権威によって裏付ける帰納的推論の一つである。統計を利用したの形をとることが多い。権威がその主題に関しては専門ではなかったり、専門家の間でもその主題に関して意見が一致していない場合があり、権威に訴える論証は往々にして誤謬となる。 権威に訴える論証の逆は、発言者の権威の欠如などを理由にその主張を偽であるとする人身攻撃である。ただし、単に権威が行った表明が真であると主張するだけなら誤謬とは言えない。それは真かもしれないが、単に証明できないか、権威に帰することで真であると仮定しているだけだった場合、その仮定自体は批評の対象となり、結果として実際には間違いが判明することがある。権威の表明と相反する批評が行われるとき、その表明を権威が行ったという事実は、批評を無視する論証とはなり得ない。.

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満州

満洲(まんしゅう、マンジュ、拼音:Mǎnzhōu、英語:Manchuria)は、現在中華人民共和国において「中国東北部」と呼ばれる地域およびロシア連邦において「極東」と呼ばれる地域の一部を含めた北東アジアの特定地域を指す地域名。渤海・金朝・後金・清朝を建国した満洲民族や、夫余・高句麗を建国した濊貊族、鮮卑・烏桓・契丹・奚などモンゴル民族の故地である。なお、漢字表記は法令や一部の文献では「満洲」が用いられるものの、一般には「満州」が用いられることが多い。 「満洲」という言葉は、もともとは12世紀にはおもに民族名を指していた。しかし19世紀の日本では満洲、満洲国とは地域をさし、民族は「満洲族」と呼ぶようになった。.

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満州事変

満州事変(まんしゅうじへん、)は、1931年(昭和6年、民国20年)9月18日に中華民国奉天(現瀋陽)郊外の柳条湖で、関東軍満洲駐留の大日本帝国陸軍が南満州鉄道の線路を爆破した事件(柳条湖事件石原莞爾と板垣征四郎は否定したが、極東国際軍事裁判の田中隆吉の証言と、当時関東軍司令部付であった花谷正の手記という形の原稿「満洲事変はこうして計画された」(別冊『知性』昭和31年12月号)により関東軍の関与が明らかとなった。ただし、南満州鉄道の日本爆破説の真偽を確証できないと主張するものもある(中西輝政・北村稔『歴史通』2011年3月号『さきに「平和」を破ったのは誰か』))に端を発し、関東軍による満州(中国東北部)全土の占領を経て、1933年5月31日の塘沽協定成立に至る、日本と中華民国との間の武力紛争(事変)である。中国側の呼称は九一八事変現在柳条湖の事件現場には九・一八歴史博物館が建てられている。この博物館には事件の首謀者としてただ2人、板垣と石原のレリーフが掲示されている。 関東軍はわずか5か月の間に満州全土を占領し、軍事的にはまれに見る成功を収めた。.

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演繹

演繹(えんえき、)は、一般的・普遍的な前提から、より個別的・特殊的な結論を得る論理的推論の方法である。 帰納に於ける前提と結論の導出関係が「蓋然的」に正しいとされるのみであるのに対し、演繹の導出関係は、その前提を認めるなら、「絶対的」「必然的」に正しい。したがって理論上は、前提が間違っていたり適切でない前提が用いられたりした場合には、誤った結論が導き出されることになる。近代では、演繹法とは記号論理学によって記述できる論法の事を指す。.

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政治家

政治家(せいじか)とは、職業として政治に携わっている者のことである。.

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批判的思考

批判的思考(ひはんてきしこう)またクリティカル・シンキング(critical thinking)とは、あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法である。ただし、「批判」の定義については論者によって異なり、多くは単に否定的になるのではなく、自身の論理構成や内容について内省することを意味する。.

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1930年代

1930年代(せんきゅうひゃくさんじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1930年から1939年までの10年間を指す十年紀。.

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2009年

この項目では、国際的な視点に基づいた2009年について記載する。.

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人格攻撃対人論証

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