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世界遺産の一覧 (アフリカ)

索引 世界遺産の一覧 (アフリカ)

世界遺産の一覧 (アフリカ)(せかいいさんのいちらん (アフリカ))は、アフリカにおける世界遺産の一覧である。なお、世界遺産センターの区分では、以下の国のうち、アルジェリア、エジプト、スーダン、チュニジア、モーリタニア、モロッコ、リビアは「アフリカ」ではなく「アラブ諸国」に分類されている。 危機にさらされている世界遺産(危機遺産)リスト等に関しては、第41回世界遺産委員会(2017年)で決議されたものまでを含む。.

169 関係: 危機にさらされている世界遺産南アフリカの人類化石遺跡群南アフリカ共和国大地溝帯にあるケニアの湖沼群中央アフリカ共和国世界の記憶世界遺産世界遺産アカデミー世界遺産センターナミブ砂漠ミジケンダマナ・プールズマノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園マラウイ湖国立公園マラケシュマロティ=ドラケンスバーグ公園マトボマプングブエマデイラ島の照葉樹林マデイラ諸島マイナビ出版チュニスチョンゴニの岩絵地域ネルソン・マンデラハラール (エチオピア)バン・ダルガン国立公園バンディアガラの断崖バサリ地方ムザブメロエメンフィスとその墓地遺跡メクネスモザンビーク島ラバトラム (ケニア)ラリベラの岩窟教会群リフタスフェルトル・モーン・ブラバンルウェンゾリ山地国立公園レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群レプティス・マグナレソトロペ=オカンダロロペニの遺跡群ロベン島ロベケ国立公園ワディ・アル・ヒタンンバンザ=コンゴンゴロンゴロ保全地域ヴァレ・ド・メ自然保護区...ヴィルンガ国立公園ヴィクトリアの滝ヴォルビリスヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群ヌビア遺跡トンブクトゥトゥルカナ湖国立公園群トゥウェイフルフォンテーンブウィンディ原生国立公園ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区ツォディロテーベテトゥアンティムガッドティヤティパサテイデ国立公園フレデフォート・ドームファジル・ゲビフィンボスフェズドゥッガニョコロ=コバ国立公園ニンバ山厳正自然保護区ベニ・ハンマードの城塞アル・ジャディーダアルダブラ環礁アルジェのカスバアワッシュ川下流域アンブヒマンガの丘の王領地アープラヴァシ・ガートアボメイの王宮群アブ・メナアツィナナナの雨林アフリカアイル・テネレ自然保護区アイット=ベン=ハドゥの集落アガデスアクスムアシャンティの伝統的建築物群アスマラアスキアの墓イナクセシブル島イシマンガリソ湿地公園イシュケル湖ウニアンガ湖群ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスールウクハランバ・ドラケンスバーグ公園エネディ山地エッサウィラオモ川下流域オカバンゴ・デルタオカピ野生生物保護区オシュン=オショグボの聖なる木立カナリア諸島カミ遺跡群カメルーンカヤ (ケニア)カルタゴカフジ=ビエガ国立公園カイロカスビのブガンダ歴代国王の墓ガランバ国立公園ガラホナイ国立公園ガンビアガダミスキュレネキリマンジャロ国立公園キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群ギニアクンタ・キンテ島と関連遺跡群クタマクグラン・バッサムの歴史都市グレート・ジンバブエ遺跡ケルアンケルクアンケニア山国立公園ゲベル・バルカルコモエ国立公園コンドアの岩絵遺跡群コンゴ共和国コンソコートジボワールゴレ島ゴフ島ザンビアザンガ=ンドキ国立公園ザンジバル島のストーン・タウンシミエン国立公園シダーデ・ヴェーリャジャマ・エル・フナ広場ジャー動物保護区ジュッジ鳥類国立公園ジンバブエジーザス要塞ジェミラジェンネスーススクルの文化的景観セネガルセネガンビアの環状列石セルース猟獣保護区セレンゲティ国立公園セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャタッシリ・ナジェールタドラルト・アカクスタイ国立公園サルーム・デルタサロンガ国立公園サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナサンガ川流域の3か国保護地域サンガネーブ海洋国立公園とドンゴナーブ湾=ムカッワー島海洋国立公園サン=ルイ島 (セネガル)サブラタ第41回世界遺産委員会無形文化遺産聖カタリナ修道院負の世界遺産文化的景観 インデックスを展開 (119 もっと) »

危機にさらされている世界遺産

危機にさらされている世界遺産(ききにさらされているせかいいさん、World Heritage in Danger)とは、ユネスコの世界遺産登録物件のうち、その物件の世界遺産としての意義を揺るがすような何らかの脅威にさらされている、もしくはその恐れがある物件のことである。日本では単に危機遺産と呼ばれることも多い。本項目でも、以下「危機遺産」と表記する。 世界遺産委員会によって危機遺産と認定された物件は、「危機にさらされている世界遺産リスト」(危機遺産リスト)に加えられる。危機遺産は、脅威が去ったと判断されれば危機遺産リストから除外されるが、逆に危機にさらされた結果、世界遺産としての価値が失われたと判断された場合、世界遺産リストそれ自体から削除される可能性もある。 ケルン大聖堂、ガランバ国立公園、スレバルナ自然保護区などのように従来から抹消が議論された物件は存在していたが、2009年の第33回世界遺産委員会において、上記の理由による初めての登録抹消が決議された(ドレスデン・エルベ渓谷)。.

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南アフリカの人類化石遺跡群

主要発掘地の位置関係(ZA-1: スタルクフォンテイン、ZA-2: スワルトクランス、ZA-3: クロムドライ、ZA-4: タウング) 南アフリカの人類化石遺跡群(みなみアフリカの じんるいかせき いせきぐん)は、人類の進化の研究において、重要な化石人骨などが出土した遺跡群を対象とする南アフリカ共和国の世界遺産である。1999年にスタルクフォンテイン、スワルトクランス、クロムドライなどを対象として「スタルクフォンテイン、スワルトクランス、クロムドライおよび周辺地域の人類化石遺跡群」登録名及び拡大登録資産名に出てくるスタルクフォンテイン、スワルトクランス、クロムドライ、マカパンスガット、タウングの5件は古人類学者による文献である諏訪 (2006) の表記に従う。諏訪 (2006) に見られない他の地名は、適宜ほかの文献にも依拠した。世界遺産関連書籍などでの登録名表記の揺れは#登録名の節を参照のこと。の名称でユネスコの世界遺産リストに文化遺産として登録され、2005年にマカパン渓谷、タウング頭蓋化石出土地が追加登録された。現在の名称に変更されたのは2013年のことである。 アウストラロピテクス属が最初に発見された遺跡を含み、アウストラロピテクス・アフリカヌスやパラントロプス・ロブストゥスなど多数の人類化石が発見されている。このため、「人類のゆりかご」(人類発祥の地とも)と名付けられてる。のちにルーシーやセラムの発見に代表されるエチオピアなどでの発掘と研究の進展によって、東アフリカこそ「人類のゆりかご」などといわれるようにもなったが、21世紀に入っても南アフリカでは新種のアウストラロピテクスを含む重要な化石の発見があり、「人類のゆりかご」の地位を再び取り戻すことにつながる可能性を示唆する者もいる。.

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南アフリカ共和国

南アフリカ共和国(みなみアフリカきょうわこく)、通称南アフリカは、アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家。イギリス連邦加盟国のひとつ。東にスワジランド、モザンビーク、北にジンバブエ、ボツワナ、西にナミビアと国境を接し、レソトを四方から囲んでいる。南アフリカは首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)に分散させているが、各国の大使館はプレトリアに置いていることから国を代表する首都はプレトリアと認知されている。.

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大地溝帯にあるケニアの湖沼群

ルメンテイタ湖の景観 大地溝帯にあるケニアの湖沼群(だいちこうたいにあるケニアのこしょうぐん)は、ケニアのリフトバレー州にあるエルメンテイタ湖、ナクル湖、ボゴリア湖を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録資産である。大地溝帯にあり、地下でつながる3つの湖とその周辺は、地形や植生が織りなす傑出した自然美と、コフラミンゴなど13種の絶滅危惧種や準絶滅危惧を含む多くの鳥類の生息地となっていることなどが評価されている。.

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中央アフリカ共和国

中央アフリカ共和国(ちゅうおうアフリカきょうわこく、République centrafricaine、Ködörösêse tî Bêafrîka)、通称中央アフリカは、アフリカ中央部にある国家。北東にスーダン、東に南スーダン、南にコンゴ民主共和国、南西にコンゴ共和国、西にカメルーン、北にチャドと国境を接する内陸国で、首都のバンギはウバンギ川河畔に位置している。人口は550万人ほどで、独立以来クーデターが多発しており政情は常に不安定である。その影響から経済は低迷し続けており、後発開発途上国あるいは失敗国家のひとつにも数えられる。.

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世界の記憶

世界の記憶(せかいのきおく、Memory of the World: MoW)は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が主催する事業の一つ。危機に瀕した古文書や書物などの歴史的記録物(可動文化財)を保全し、広く公開することを目的とした事業として、1992年に創設された。日本政府は2010年に日本ユネスコ国内委員会の小委員会で「記憶遺産」と訳すことを了承したが、「」など遺産を意味する英単語が正式名称に含まれていないことから、外務省や文部科学省では2016年6月から直訳である「世界の記憶」を用いている。.

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世界遺産

世界遺産(せかいいさん、World Heritage Site)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。なお、慣例的な用法として、その中の文化遺産を世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。 なお、世界遺産の制度では正式な文書は英語とフランス語で示され、日本語文献では英語が併記されることがしばしばある一方、フランス語が併記されることは普通ないため、以下では参照しやすさを考慮して、などに依拠して、主たる用語には英語を併記しておく。.

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世界遺産アカデミー

特定非営利活動法人世界遺産アカデミー(The World Heritage Academy)は、ユネスコの世界遺産の啓蒙活動を通して社会に貢献することを目的に活動をしている特定非営利活動法人。.

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世界遺産センター

世界遺産センター(せかいいさんセンター、The World Heritage Centre)は、国際連合教育科学文化機関 (ユネスコ) の世界遺産委員会の事務局として機能している組織である。ユネスコ世界遺産センター(ユネスコせかいいさんセンター、The UNESCO World Heritage Centre)とも。ユネスコの文化セクターに属し、1992年にユネスコの文化遺産部から独立する形で、パリのユネスコ本部に設置された。.

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ナミブ砂漠

ナミブ砂漠(ナミブさばく、Namib Desert)は、ナミビア大西洋側に位置する砂漠『コンサイス地名辞典 外国編』、三省堂、1977年7月、PP687-688。。北はアンゴラとの国境付近から南は南アフリカ共和国北端にまで及ぶ。南北は1,288km、東西は幅48kmから161km。面積は約50,000km²にわたる。約8000万年前に生まれた世界で最も古い砂漠と考えられている。「ナミブ」は主要民族であるサン人の言葉で、「何もない」という意味である。 大西洋を北上する寒流・ベンゲラ海流の影響で生じた典型的な西岸砂漠である。ドラケンスバーグ山脈からオレンジ川を通して流れ出た砂が海岸で強風によって内陸に押し返されて形成され、最終的には砂岩を形成する。その過程で鉄分が付着し酸化するため、酸化鉄の色によって砂は白から赤く変色する。中央部にはクイセブ川が流れ、この川を境に北部では岩石砂漠、南部では移動性の強い砂丘列が連なり、その間に岩石丘陵が存在する。年間降水量は120mm以下であり、一部では25mmに満たないが2、3日に1度程度の割合で海上から海霧(移流霧)が流れ込む。朝方には風に乗って100km以上内陸部にまで霧が進入し、砂漠内に自生する植物や生物の貴重な水分供給源となっている。沿岸の海上はかなりの暴風が吹き荒れており、海岸には沖合で濃霧のため難破した船舶や鯨などが打ち上げられ(骸骨海岸)と呼ばれている。 1904年に南部の数か所でダイヤモンド鉱脈が発見され、1963年には2,300万ポンドの生産量をあげた。 砂漠の中央部には(Gobabeb Training and Research Centre)があり、ナミブ砂漠を中心に各種の研究を行う研究者が世界各地から集まり、調査研究活動を行っている。 このナミブ砂漠に、大きな緑のオアシス・ブランドバーグ山(Brandberg Mountain、炎の山)が存在する。4500万年前の琥珀の中に閉じ込められた化石として知られていた昆虫・グラディエーター(Gladiator)が、この地で生存しているのが近年発見された。.

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ミジケンダ

ミジケンダ(Mijikenda)は、北はソマリア国境、南はタンザニア国境にまで分布している、ケニア海岸部の9つのエスニック・グループの総称である。歴史的には、これらのエスニック・グループは「低木地の人々」(bush people)を意味するスワヒリ語でワ・ニイカ(Wa Nyika)と呼ばれていたが、1940年代以降に彼ら自身の意識の高まりからミジケンダを名乗るようになった。「ミジケンダ」とは「9つの町々」の意味である。 ミジケンダを構成する9つのエスニック・グループ(サブ・トライブ)とは、ディゴ(Digo)、チョニ(Chonyi)、カンベ(Kambe)、ドゥルマ(Duruma)、カウマ(Kauma)、リベ(Ribe)、ラバイ(Rabai)、ジバナ(Jibana)、ギリアマ(Giriama)で、ディゴ人のみはタンザニアにも居住している。 彼らは、シュングワヤ(Shungwaya)と呼ばれる伝説の地から現在の地に移住して来たという共通の起源伝承を持ち、言語的にも似通っている。また、かつては宗教上の重要な存在でもあった要塞村(カヤ)で暮らしていたが、それらのカヤには、2008年にユネスコの世界遺産リストに登録されたものがある。.

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マナ・プールズ

マナ・プールズは、国立公園を含むジンバブエ西部の野生生物保護地域。一帯は、ザンベジ川下流の氾濫原にあたり、雨季になるたびに一面が湖のようになる。この湖が乾き、後退するに従って、水を求めて大型動物が集まるようになる。そのことが、一帯をアフリカ屈指の景勝地・狩猟地にしてきたのである。 マナはショナ語で「4」を意味する(プールは英語)。これは、ザンベジ川中流域の蛇行地帯に4つの大きな湖が形成されていることに基づく。川に面している地域、島々、砂丘、ため池などを含み、マホガニー、イチジク、エボニー、バオバブなどの森林が隣接しているこの一帯は、アフリカ南部でも最も開発の手が入っていない国立公園の一つである。1980年代初頭には水力発電施設の設置から救われ、84年には世界遺産に登録された。 この一帯は、ジンバブエのなかでカバ、ワニのほか、ゾウやバッファローなどの乾季の大型哺乳類が集まる地域としては最大級のものとなっている。.

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マノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園

マノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園は、中央アフリカ共和国バミンギ・バンゴラン州にある国立公園。ユネスコの世界遺産にも登録されている。アフリカ中央部の17400km2を範囲とし、南のボンゴ高原 (Bongos)、北のアウク川 (Aouk) にはさまれており、氾濫原やサバンナなどの豊かな植生に育まれて、多くの動物が生息している。.

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マラウイ湖国立公園

マラウイ湖国立公園は、アフリカ大陸南東部にあるマラウイ湖を対象とする国立公園。湖はマラウイ、タンザニア、モザンビークにまたがるが、国立公園指定されているのは、マラウイ領内の湖の南端にあたるごく一部で、全面積のわずか0.3%程度を占めるに過ぎない。 「湖のガラパゴス諸島」の異名をとる固有種の多さと進化の多彩さで知られ、とくにシクリッドの数の多さは世界的にも類を見ない(この湖の生態系について、より詳しくはマラウイ湖の項を参照のこと)。 1984年には世界遺産に登録された。淡水湖として世界遺産に登録されたのは、このマラウイ国立公園が初めてであった。 国立公園では、沿岸からの投網や底引き網の使用などは禁止されているが、小舟を繰り出しての漁は禁止されていない。.

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マラケシュ

マラケシュ (مراكش marrākish) は、モロッコ中央部の都市。ラバトの南西約280kmのアトラス山脈山麓の丘陵地帯、テンシフト川の南岸に位置し、「南の真珠」と呼ばれてきた。.

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マロティ=ドラケンスバーグ公園

マロティ=ドラケンスバーグ公園(マロティ=ドラケンスバーグこうえん、Maloti-Drakensberg Park)は南アフリカ共和国のウクハランバ・ドラケンスバーグ公園表記揺れはウクハランバ・ドラケンスバーグ公園#表記の揺れを参照のこと。およびレソトのセサバテーベ国立公園を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。を含むドラケンスバーグ山脈の美しい自然景観や生物多様性、さらにはサン人たちが数千年にわたって残してきた数々の岩絵などの考古遺跡群という、自然・文化両面の価値が評価された複合遺産であり、では最大の自然保護区を形成している。 2000年に登録された当初は南アフリカ共和国のウクハランバ・ドラケンスバーグ公園のみを対象としていたが、2013年にセサバテーベ国立公園が拡大登録されたことから、登録名称が変更となった。レソトにとっては初の世界遺産である。.

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マトボ

マトボは、ジンバブエ南部のブラワーヨの約35km南から先に広がっている花崗岩質の小丘群と木々に覆われた渓谷からなる地域である。これらの丘は、地表に押し出されてきた花崗岩によって20億年以上前に形成されたものである。ンデベレ人 (Ndebele)の国家を建てたムジリカジ王 (Mzilikazi) が、この地の名付け親であり、「マトボ」は「はげ頭」を意味する。 丘が並ぶ地域は3100km2 に及び、そのうち440 km2 がジンバブエ最古の国立公園である。残りには小規模な私有の商用農業地も含まれるが、大部分は共有地である。国立公園の一部は、遊戯用に設定されており、クロサイやシロサイも含めた狩猟動物もストックされている。国立公園は、岩々が絶妙のバランスで積み重なっている奇観やムポポマ川渓谷沿いの絶景など、およそ100 km2 におよぶ美しい景観地域が含まれている。.

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マプングブエ

マプングブエとその周辺遺跡の位置図。 マプングブエは、南アフリカ共和国にかって繁栄した都市である。シャシ川とリンポポ川の合流点に位置し、現在のボツワナやジンバブエの一部をも支配したショナ王国の前身にあたる一集団が拠点としたことで、1050年から1270年に繁栄したと考えられている。マプングブエの都市遺跡は、現在、ユネスコの世界遺産に登録されている国立公園であり、考古遺跡である。その遺跡としての価値と文化的景観が良好に残されているために、2003年7月に世界遺産として認定された。 マプングブエの丘は北西-南東方向にソーセージ若しくはくさびのような形状をした砂岩の丘であり、その名称は「ジャッカルの住処」を意味する。その切り立った崖の高さはおよそ30mで、崖の上には平らな面がおよそ300mに渡って広がっている。その崖の上およびその周辺9haには、諸説あるが、1150年頃から100年間、若しくは1220年から1290年までの70年間を全盛期とする3000~5000人の人口を抱えていた国家があったと推定される。マプングブエが築かれたとき、K2遺跡から移ってきた人々は、マプングブエの丘の西側に住んだ。 マプングウエの丘の前にある灰色の土は、居住地域の広がりを示している。発掘調査によってK8区と名づけられた場所で深く掘られたテストピットによって深く分厚い堆積の状況が明らかになった。1980年に実施された発掘調査で確認されたこの層位は、遺跡全体の居住層の順番、すなわち編年を決定するのに大きく貢献した。一番下の第1層に鉄器時代初期に当たる6世紀の居住を示しておりマプングウエの丘を雨乞いに用いた農民たちが既に暮らしていたことが明らかになった。第2層は紀元1000年~同1220年に属し、西方にあるK2遺跡が「首都」であった時期に相当する。K2に直接関連する人々がマプングブエの丘のふもとに暮らしていたことを示している。次にマプングブエが首都である時代を示す第3層で、時期としては紀元1220~50年に相当する。焼失住居が第2層から第3層の移行期を示している。人々は新しい首都を造るために古い村を焼払って「更新」しようとした可能性がある。 第4層は、1250年から1300年であり、全盛期としてとらえる説と衰退期であると考える説とがある。いずれの解釈にせよマプングブエは、50年から80年ほどしか首都としては機能しなかった。つまり時間的にはK2遺跡の半分にもみたなかったのであるが、南側の基壇の分厚い堆積は、マプングブエに住み、この町を営んだ人々の重要な活動の足跡があったことを示している。.

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マデイラ島の照葉樹林

マデイラ島の照葉樹林とは、ポルトガルのマデイラ諸島の主島であるマデイラ島に分布する照葉樹林原生林のことをいう。世界遺産に登録されている。 ヨーロッパを包み込んだ第四紀更新世における氷河の影響を辛うじて免れた、アトラト山脈北稜(モロッコ・アルジェリア領内);カナリア諸島のゴメラ島のガラホナイ国立公園(世界遺産)を中心とした区域、ラ・パルマ島(特に北東部)、テネリフェ島(北部の狭い区域);アソーレス諸島の一部の島々と並び、氷河期以前のヨーロッパにおける植生分布の典型として貴重である。 太平洋周縁と異なり、氷河気候が卓越した中で照葉樹林がほとんど残らなかった大西洋周縁の照葉樹林原生林としても非常に重要。このため正式には「遺存型照葉樹林」と呼ばれている。 なお、ポルトガル語名の「ラウリシルヴァ」(スペイン語名「ラウリシルバ」)は、「月桂樹林」と誤訳されることが多いが、実際は月桂樹が優占する単相林ではなく、多様な常緑広葉樹及び常緑針葉樹から成る森林である。.

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マデイラ諸島

マデイラ諸島()は、北大西洋上のマカロネシアに位置するポルトガル領の諸島である。ポルトガルの首都リスボンから見て南西に約1000 kmの北緯32度22分20秒から北緯33度7分50秒、西経16度16分30秒から西経17度16分39秒に位置する。緯度としてはモロッコのカサブランカと同じぐらいである。政治的主体としての名称はマデイラ自治地域()。 同諸島の主島であるマデイラ島についても本項で記述する。.

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マイナビ出版

株式会社マイナビ出版(マイナビしゅっぱん、Mynavi Publishing Corporation)は、日本の出版社。コンピュータゲームの製作・発売も行っている。2015年10月1日、マイナビの出版部門を分社して設立された。.

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チュニス

チュニス(Tunis、تونس ラテン文字転写: Tūnis トゥーニス)は、チュニジア共和国の首都であり、同国のチュニス県の県都でもある。また同国の商業・工業の中心地で、アフリカ有数の世界都市である。2014年のシンクタンクの発表によると、世界第81位の都市と評価されている。北アフリカではカイロ、カサブランカに次ぐ第3位である。.

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チョンゴニの岩絵地域

チョンゴニは、マラウイ中部デッザ県中部の地域である。洞窟壁画や居住の痕跡をうかがわせる遺跡などが現存し、「チョンゴニの岩絵地域」の名で、ユネスコの世界遺産に登録された。チョンゴニ森林保護区の区域内を中心に127の遺跡が確認されている。.

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ネルソン・マンデラ

ネルソン・ホリシャシャ・マンデラ(、1918年7月18日 - 2013年12月5日)は、南アフリカ共和国の政治家、弁護士である。 南アフリカ共産党中央委員、アフリカ民族会議議長(第11代)、下院議員(1期)、大統領(第8代)を歴任。若くして反アパルトヘイト運動に身を投じ、1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受ける。27年間に及ぶ獄中生活の後、1990年に釈放される。翌1991年にアフリカ民族会議(ANC)の議長に就任。デクラークと共にアパルトヘイト撤廃に尽力し、1993年にノーベル平和賞を受賞。1994年、南アフリカ初の全人種参加選挙を経て大統領に就任。民族和解・協調政策を進め、経済政策として復興開発計画(RDP)を実施した。1999年に行われた総選挙を機に政治家を引退した。 賞歴としてネルー賞、ユネスコ平和賞、アフリカ賞、サハロフ賞、レーニン平和賞、ノーベル平和賞、国際検察官協会名誉章受章など。称号には名誉法学博士(早稲田大学)など。南アフリカ共和国での愛称はマディバ、タタ(父)。マディバとは彼の先祖が誰かを象徴する氏族名であり、部族社会の影響が残る南アフリカでは単なる愛称ではなく、尊称に近いものである。ミドルネームのホリシャシャはコーサ語で「トラブルメーカー」の意味。.

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ハラール (エチオピア)

ハラール(アムハラ語:ሐረር、英語:Harar)はエチオピア東部の都市で、ハラリ州の州都。首都アディスアベバからは約523km離れており、エチオピア高原の東の丘の上にある(海抜1900m)岡倉『エチオピアを知るための50章』、140-145頁。ジュゴルと呼ばれる城壁に囲まれたハラールの町には87のモスクが存在し、16世紀から19世紀前半にかけてはイスラームにおける「第4の聖地」とも考えられていた。この歴史的街並みは、「歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル」の名で、2006年にユネスコの世界遺産に登録された。 また、何世紀もの間ハラールは、エチオピア各地、アフリカの角、アラビア半島などを結ぶ交易の中心地であり、港を通じてそれ以外の世界に開かれていた。さらにハラールの名は独特のコーヒーの名前(ハラール・コーヒー)にもなっている。 日本語においては「ハラル」「ハラレ」「ハーラル」とも表記されるが、「ハラール」の表記が現地の発音に近い。.

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バン・ダルガン国立公園

バン・ダルガン国立公園(アルガン礁国立公園)は、ヌアクショットとヌアディブの間に位置する、モーリタニア西岸の国立公園である。ティミリス岬を中心とする12000km2の国立公園で、面積のおよそ半分は海域である。沖合いには暖流と寒流がぶつかる潮目があるため、魚が多く集まり、それを目当てとする鳥類や海棲哺乳類も多く集まる。とりわけ、公園内のティドラ島、ニルミ島、ナイル島、キジ島、アルガン島などを含む砂州は、渡り鳥の楽園と化している。こうした鳥類と海洋生物の多彩さが評価され、ユネスコの世界遺産リストに登録されている。.

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バンディアガラの断崖

バンディアガラの断崖(バンディアガラのだんがい、La falaise de Bandiagara)は、マリ共和国のドゴン族居住地域となっている断崖。その壮観な自然環境と、マルセル・グリオールの紹介によって広く知られるようになったドゴン族の文化が保持されている地域であることから、ユネスコの世界遺産に登録されている。 この断崖の標高差は500mであり、幅は150kmに及んでいる。この断崖の所々や、断崖の裾野に、ドゴン族はおよそ700の村落を作り、25万人ほどが暮らしている。ドゴン族がこの地に定住を始める以前にはテラン族 (Tellem) たちの居住地として使われていたが、ドゴン族の流入によって追い出された。 ドゴン族は独自の神話体系を持ち、キリスト教やイスラームに帰依することなくその神話を強固に保持し続けてきた。この神話の中には、シリウスに関する非常に高度な知見が含まれているとされ、オーパーツ的な知識として注目されたこともあるが、その後の調査では、ごく一部のドゴン族グループにしかシリウスに関する神話は存在しないことが判明、またそのシリウス神話に関しても、シリウスが連星であることが知られておらず、決して高度な天文知識は含まれていないことが判明している(ドゴン族の神話を参照)。 このように伝統文化を重んじて集落を営んできたドゴン族だが、都市への人口流出はこの地域にも見られる。また、観光客が押し寄せることによって、伝統的な儀式の位置づけなども変容しつつあることなどが指摘されている。.

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バサリ地方

バサリ地方(バサリちほう、Pays Bassari)は、セネガルの内陸部ケドゥグ県内の地名である。国土の中ではほぼ南東端に当たり、ギニア共和国やマリ共和国の国境にも近いこの地方は、、フラ人(プル人)、らが伝統的な生活を守って暮らしており、自然環境と密接に結びついて形成された生産活動や祭礼に基づく文化的景観群が、2012年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。.

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ムザブ

ムザブは、アルジェリア中部ガルダイア県にある地方の名。アルジェの南600kmに位置する。.

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メロエ

メロエ(メロエ語:MedewiまたはBedewi、英:Meroë)は、紀元前6世紀から紀元後4世紀にかけてナイル川中流域、現在のスーダンの首都・ハルツームの北東に繁栄した黒人による文明、またはその中心となった都市。.

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メンフィスとその墓地遺跡

メンフィスとその墓地遺跡 - ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」は、エジプトにあるユネスコの世界遺産登録物件のひとつ。その名前に端的に表れているように、エジプトのピラミッドとしてよく知られている特徴的なピラミッドの数々が含まれている。また、これもその名前に表れている通り、エジプト古王国期の首都メンフィスと、メンフィスに都した王たちの墓地遺跡であるギザやサッカラ、ダハシュールの遺跡群が含まれている。この遺跡群の多くは、エジプト古王国期にあたるエジプト第3王朝からエジプト第6王朝期にかけて建設された。.

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メクネス

メクネス(مكناس, Meknès)は、モロッコ王国の首都ラバトから東に130km、フェズの西60kmに位置する都市。2004年時点の人口は53万6232人。.

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モザンビーク島

モザンビーク島(Ilha de Moçambique)は、モザンビーク北部のモザンビーク海峡とモスリル湾の間に位置する島。約14,000人が住んでいる島で、かつてポルトガルの植民地だったときにはモザンビークの中心的な都市として機能していた(都市名は国名と同じ「モザンビーク」である)。.

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ラバト

ラバト(الرباط 、ベルベル語:ⵕⵕⴱⴰⵟ Ṛṛbaṭ、Rabat)は、アフリカにあるモロッコ王国の首都。市の人口は65万人、都市圏では180万人(2010年)。ラバトとは「駐屯所」の意味である。 町は大西洋に面し、ブー・レグレグ川(أبو رقراق, Bou Regreg)の河口にある。ラバト=サレ=ケニトラ地方の州都。川の向こう側にベッドタウンであるサレが広がり、ラバトの南には大西洋に面しタメラがある。これらの都市を合わせた都市圏人口は180万人に達する。沈泥により港湾機能は失われて来ているが、繊維、食品加工、建設などの産業が盛ん。絨毯製造は有名である。人口ではモロッコ最大の商業都市カサブランカなどに次ぎ第3位の都市として、また首都としての機能のため、外国公館も存在し来訪者も多い。.

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ラム (ケニア)

ラムはケニアのラム島最大の都市。ラム地区 (Lamu district) の行政庁所在地でもある。.

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ラリベラの岩窟教会群

ラリベラの岩窟教会群(ラリベラのがんくつきょうかいぐん)は、エチオピアの世界遺産の一つ。その名の通り、石を刳り貫いて作り上げたエチオピア正教会の教会堂群で、世界の石造建築史から見ても非常に重要な建造物である。 正確な建造年代は不明だが、ザグウェ朝のラリベラ王 (en) が君臨していた12世紀から13世紀にかけての時期に建造されたと推測されている。.

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リフタスフェルト

リフタスフェルトは、南アフリカ共和国の北ケープ州にある、ごつごつとした峡谷や高い山々、目を見張る景観などに特徴付けられた山がちな砂漠地帯である。砂漠に覆われた平原から火山岩の岩山、ナミビア国境付近のオレンジ川沿いの緑地帯など、情景は様々に変わる。 南アフリカのナマクアランド(Namaqualand)北部に位置するこの乾燥地帯は過酷な景観を呈しており、水がきわめて稀少なこの地域で生き延びられるのは、生物形態(lifeform)の中でも最もハードな存在だけである。気温は過酷そのもので、夏には摂氏50度を超えることもある。雨は滅多に降らない。 リフタスフェルトは、南アフリカに赴く自然愛好家たちには受けが良い。その景観はしばしば「火星的」と表現される。一見したところ不毛で荒涼とした景観が広がるが、つぶさに調べれば、そこには環境に適応した独特の砂漠の生命形態に溢れていることが明らかになるのである。 この地域の北部は、地元で放牧生活を営んでいるナマ人(Nama)たちとの18年にわたる交渉の末、1991年に面積1,624.45 km2 の国立公園が設定された。2007年6月に、国立公園のすぐ南に接している規模と美しさで引けを取らない地域が、「リフタスフェルトの文化的・植物的景観」として、ユネスコの世界遺産に登録された。国立公園と違い、世界遺産の核心地域を形成しているリフタスフェルト共同体管理地区(the Richtersveld Community Conservancy )は、ダイヤモンド採掘の対象になっていないため、2つの地域で比べたときに、より原初の景観が残っている。.

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ル・モーン・ブラバン

ル・モーン・ブラバン(Le Morne Brabant)は、モーリシャスの南西端に位置する半島で、この島の風上に位置している。この半島には名前の由来になった玄武岩のル・モーン山(標高 556 m)が聳えており、モーリシャスでもとびきりの見晴らしを提供してくれる。頂上部分の面積は12 ha以上あり、そこへ至る急斜面には多くの突き出した洞窟群がある。半島はラグーンで囲まれており、観光名所になっている。 この半島は微気候の恩恵を受けており、世界でも特に稀少な絶滅危惧種の一つであるマンドリネット(Mandrinette, アオイ科の一種)の3つしか残っていない生育地のひとつにもなっている。他の稀少な植物としては、やはりアオイ科の植物であるトロケティア・ボウトニアナ(Trochetia boutoniana)が山腹にのみ自生している。.

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ルウェンゾリ山地国立公園

ルウェンゾリ山地国立公園は、コンゴ民主共和国との国境付近に広がる、ウガンダの国立公園。その名の通り、ルウェンゾリ山地(最高峰の標高5109m)の標高2100m以上を対象とする国立公園である。1941年に設定された森林保護区を前身とし、1991年に設定され、1994年にはユネスコの世界遺産に登録された。.

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レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群

レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」(Pitons, cirques et remparts de l'île de La Réunion)は、2010年にユネスコの世界遺産リストに登録された物件のひとつである。フランスの世界遺産の中では3つ目の自然遺産で、フランス本土以外の物件としては「ニューカレドニアの礁湖」に次ぎ2例目、海外県の物件としては初めての登録である。 登録範囲は、2007年に設定されたレユニオン国立公園の中心部分に該当し、島の面積の約40%に該当している。登録に当たっては尖鋒、圏谷、絶壁が形成する独特の地形織り成す自然美と、特筆すべき植生の多様性が評価された。.

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レプティス・マグナ

レプティス・マグナは、リビアの首都トリポリの東130kmに位置するアル=フムス市にある古代ローマ時代の傑出した都市遺跡。トリポリタニアの三都のひとつであったと同時に、アフリカ初のローマ皇帝セプティミウス・セウェルスを輩出した都市として知られ、その治世に絶頂期を迎えた。「マグナ」は「偉大な」という意味だが、チュニジアにもレプティスという町があったことから、区別するために付加されていた。 北アフリカ屈指のローマ都市遺跡として、1982年にはユネスコの世界遺産に登録された。.

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レソト

レソト王国(レソトおうこく、ソト語: 、)、通称レソトは、アフリカ南部に位置する立憲君主制をとる国家。イギリス連邦加盟国のひとつで、周囲を南アフリカ共和国に囲まれた世界最南の内陸国でもある。首都はマセルで、1966年にイギリスから独立した。非同盟中立を宣言している。.

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ロペ=オカンダ

ペ国立公園はガボン共和国中央部に存在する国立公園である。領域のほとんどは熱帯雨林だが、公園の北部に、1万5千年前の氷河期に中央アフリカで形成されたサバナが残存している。1946年にロペ=オカンダ野生動物保護区が創設された際に、最初に保護された地域である。 ロペ=オカンダの自然環境と文化的景観は2007年に世界複合遺産に登録された。ガボンでは初の世界遺産である。.

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ロロペニの遺跡群

ペニの遺跡群は、ブルキナファソ南部のポニ県にある世界遺産登録物件である。主に巨大な石の壁から成り立っており、2009年にブルキナファソ初の世界遺産として登録された。.

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ロベン島

ベン島(ロベンとう、, )は、南アフリカ共和国西ケープ州ケープタウンから約12km沖合のテーブル湾にある島。ユネスコの世界遺産に登録されている。.

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ロベケ国立公園

ベケ国立公園 (Parc national de Lobéké) は、カメルーン南東部の東部州に位置する国立公園である。(COMIFAC) の関係閣僚会合で、コンゴ盆地のザンガ=ンドキ国立公園(中央アフリカ共和国)、(コンゴ共和国)、ロベケ国立公園をまとめた「サンガ川流域の3か国保護地域」 (the Sangha River Tri-national Protected area) を設立することが決まり、それが2012年に世界遺産リストに登録されたため、ロベケ国立公園はその構成資産のひとつとなっている。.

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ワディ・アル・ヒタン

''Dorudon atrox''、バシロサウルス科ドルドン亜科)の化石 バシロサウルス類(バシロサウルス?)の化石 ワディ・アル・ヒタンまたはワディ・アル=ヒタン(وادي الحيتان ()、Wadi Al-Hitan)は、エジプトのファイユーム県にある新生代古第三紀の堆積層。 英語で "Whales Valley"、日本語で「クジラ渓谷(クジラけいこく)」「クジラ谷(クジラだに)」などと意訳され別称される当地は、その名のとおり、進化過程の早期にあたるクジラ類(バシロサウルス科)の化石が多数発掘されることで地質学的に著名である。 2005年7月には、南アフリカ共和国のダーバンで行われた第29回世界遺産委員会にて、ユネスコ世界遺産リストに自然遺産として登録された。.

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ンバンザ=コンゴ

ンバンザ=コンゴ(コンゴ語:Mbanza Kongo, ポルトガル語:M'Banza Kongo)は、かつてはサン・サルヴァドール(ポルトガル語)としても知られていたアンゴラ北西部ザイーレ州の州都である。アンゴラとコンゴ民主共和国の国境付近に位置している。2017年にその歴史地区が世界遺産リストに加えられた。.

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ンゴロンゴロ保全地域

ンゴロンゴロ保全地域(Ngorongoro Conservation Area)はタンザニアの北部にある自然保護地域。最も近い都市アルーシャから西へ180kmにあり、北西のセレンゲティ国立公園に隣接する。.

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ヴァレ・ド・メ自然保護区

ヴァレ・ド・メ渓谷自然保護区は、セーシェルの島々の中で2番目の大きさを持つプララン島(Praslin, プラスリン島)にある自然保護区。世界最大のヤシの実をつける、30mの高さに成長するココ・デ・メール(フタゴヤシ)が群生する原生林が残っており、珍しい動植物が息づいている。1983年にユネスコの世界遺産に登録された。なお、ヴァレ・ド・メは「巨人の谷」の意味であり、「メ渓谷」「メイ渓谷」とも表記される(後者はフランス語読みとしては不適切である)。 ヴァレ・ド・メには、フタゴヤシが4000 - 5000本自生しており、これは全世界の生育数のおよそ四分の一にあたっている。フタゴヤシの実は直径55cm、重さ20kgにまで成長するが、女性の下腹部に似たその独特の形状から、古来様々な俗説を生み出してきた。現在、この保護区内でこれを採取することは禁止されているが、不正な採取があとを絶たない。 このほか4種類のヤシと28種の植物が固有種である。鳥類ではブラックパロット、セイシェルキアシヒヨドリ、セイシェルルリバトが生息する。また、カメレオンやヤモリなどの爬虫類、樹上生のカエルやアシナシイモリなどの両生類も生息している。 この島特有の美しさは、イギリスの詩人アトール・トーマスが、『忘れられた楽園』のなかで賞賛している。.

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ヴィルンガ国立公園

ヴィルンガ国立公園(-こくりつこうえん,英語:Virunga National Park,フランス語:Parc National des Virung)は、コンゴ民主共和国の北東部の北キヴ州、ルワンダやウガンダの国境近くにある多様な動物相を誇る国立公園である。1925年創設のコンゴ民主共和国で最古の国立公園である。多様な動物相の中でも、特にマウンテンゴリラとカバの生息地として研究対象にもなっていたのだが、隣国ルワンダの内戦で発生した難民の大量流入などで環境が悪化し、混乱のなかで多数のカバやゴリラが殺された。さらに違法な木炭売買がゴリラの虐殺に拍車をかけており、2008年には公園のレンジャーによってマウンテンゴリラが虐殺される事件が発覚した。.

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ヴィクトリアの滝

ヴィクトリアの滝(ヴィクトリアのたき、Victoria Falls、現地語: Mosi-oa-Tunya)は、ジンバブエ共和国とザンビア共和国の国境にある滝。ユネスコの世界遺産に登録されている。.

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ヴォルビリス

ヴォルビリス (وليلي,Walili) は、モロッコにある古代遺跡。フェズとラバトの間で、メクネスに比較的近く、最も近い町としてはMoulay Idrissがある。ヴォルビリスは、北アフリカにおける古代ローマ都市の、最良の保存状態を誇る遺跡のひとつとして、ユネスコの世界遺産に登録されている。 古代には、ヴォルビリスはローマ帝国の勢力範囲の西限に位置する重要な都市であった。都市が建造されたのは、マウレタニアの王プトレマイオスがカリグラ帝に暗殺された後の西暦40年頃のことであるが、この町は紀元前3世紀来のカルタゴの施設群の上に築かれたと推測されている。「ヴォルビリス」の名は、ベルベル語のAlili(キョウチクトウ)に因む。この花は、一帯ではありふれたものだった。 ヴォルビリスはマウレタニア・ティンギタナと呼ばれていたアフリカのローマ属州の中心都市でもあった。この地は肥沃で、小麦やオリーブオイルなどを多く産出した。それはローマへと出荷され、この町に富と繁栄をもたらした。217年にはアントニヌス勅令を発してくれたカラカラ帝への感謝を捧げた「カラカラ帝の凱旋門」が建造された。 西暦3世紀末にはローマ帝国はモロッコの大半から撤退したものの、他のローマ都市と異なり、ヴォルビリスは放棄されなかった。しかし、ローマが去ったことで生活様式には変化が起こった。水道橋が適切に維持されなくなったため、住民は水を求めて高地の生活を棄て、川沿いの低地に住んだのである。さらに、4世紀後半の地震によって壊滅的被害を受けたと推測されている。 6世紀になると再び人が住まうようになり、当時の墓石に刻まれたラテン語の碑銘などからは、この地にキリスト教徒の共同体が存在していたことが看取される。しかし、7世紀にはマグレブ全域をイスラームが席巻し、681年にはヴォルビリスはアッバース朝の支配下に入った。 789年には、アリーとハサンの子孫に当たりイドリース朝を創始したイドリース1世が、アッバース朝の迫害から逃れてこの地に落ち着いた。イドリース2世によってフェズの都市が建設されると、ヴォルビリスの重要性は失われた。 都市の遺跡群は1755年のリスボン大地震の際に被害を受け、さらに前後する時期には、メクネスでの建築資材として大理石が一部持ち去られた。 1915年に、フランス人の調査団によって発掘が開始され、広範囲にわたるローマ都市遺跡群が出土した。2000年からは、Elizabeth Fentress, Gaetano Palumbo, Hassan Limaneを座長とするユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンとモロッコ国立考古遺産研究所 (Institut National des Sciences de l'Archéologie et du Patrimoine) の共同調査団による発掘調査が行われており、西側でローマ都市の壁の下から、イドリース1世の拠点と考えられるものが出土した。.

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ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群

ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群」は、ガーナにある近世の要塞群の世界遺産登録物件。ガーナ(旧ゴールドコースト)の沿岸部には、イギリスやオランダをはじめとする西洋諸国がかつて建造した、西洋式の要塞群が多く現存する。世界遺産登録に当たっては、それら要塞群のうち、ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州に残る15世紀末から18世紀初頭に建造された11件が対象となった。ただし登録物件はセントラル州とウェスタン州にのみ点在している。なお、この物件は、日本では「ガーナのベナン湾沿いの城塞群(要塞群)」と意訳されることがある。.

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ヌビア遺跡

アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(Nubian Monuments from Abu Simbel to Philae)は、エジプト南部のナイル川流域にある、古代エジプト文明の遺跡。 1960年代、エジプトでナイル川流域にアスワン・ハイ・ダムの建設計画が持ち上がったが、このダムが完成すると、ヌビア遺跡が水没する危機が懸念された。これを受けて、ユネスコが、ヌビア水没遺跡救済キャンペーンを開始。世界の60ヶ国の援助により、技術支援、考古学調査支援などが行われた。 これがきっかけとなり、開発から歴史的価値のある遺跡、建築物、自然等を国際的な組織運営で守ろうという機運がうまれ、1972年11月16日、ユネスコのパリ本部で開催された第17回ユネスコ総会で世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)が満場一致で成立。1975年、20ヶ国が条約を締結し、正式に発効した。ヌビア遺跡群も1979年、文化遺産として登録された。.

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トンブクトゥ

トンブクトゥ()は、西アフリカのマリ共和国内のニジェール川の中流域、川の湾曲部に位置する砂漠の民トゥアレグ族の都市である。ティンブクトゥ(Timbuktu)とも呼ばれる。マリ帝国、ソンガイ帝国時代に繁栄し西欧では「黄金郷」として知られるほどであった。アラブ・ムスリムの学者たちも往来し学問研究も盛んであったが、16世紀以降は次第に衰退する。.

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トゥルカナ湖国立公園群

トゥルカナ湖国立公園群は、ケニア北部のトゥルカナ湖(Lake Turkana、旧称ルドルフ湖、Lake Rudolf)の3つの国立公園の総称で、世界遺産。 東岸に立地するシビロイ国立公園 (Sibiloi National Park) は1570平方キロメートルでエチオピア国境に30kmほど、湖の中央やや南の火山島のセントラル・アイランド国立公園 (Central Island National Park) 5平方キロメートル、南端近くのやはり火山島のサウス・アイランド国立公園 (South Island National Park) 39平方キロメートルからなる。 ケニアの他の国立公園と同じように、ケニア野生生物公社 (Kenya Wildlife Service: KWS) が管理している。 荒涼とした湖岸に縁取られた翡翠色の湖水が、草木の生えていない絶壁の間を南北に伸びる印象的な景観、水鳥の大規模な生息地、数百万年前の人類の化石の産地、といった観光資源には恵まれている。 しかし、交通がきわめて不便な場所であるために訪問者は少ない。 水鳥、ナイルワニ、カバの生息地であり、多様な鳥類相と砂漠環境を持つトゥルカナ湖の生態系は植物と動物の集団の研究に理想的な場所である。また、先史時代の環境の理解につながるコービ・フォラ (Koobi Fora) の人類祖先の化石産地がある。これらが世界遺産選定の理由である。.

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トゥウェイフルフォンテーン

トゥウェイフルフォンテーンは、ナミビアのクネネ州に残る2000点以上の岩石線画群からなる遺跡である。2007年にナミビアでは初となるユネスコの世界遺産に登録された。.

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ブウィンディ原生国立公園

ブウィンディ原生国立公園は、1991年にウガンダの国立公園に指定された、ブウィンディ原生林の一部である。コンゴ民主共和国との国境に接し、コンゴのヴィルンガ国立公園とも隣接しており、アフリカ大地溝帯の西リフトバレー沿いに位置する。331km2の熱帯林を含み、平地、高地の森林環境を抱えている。それらには徒歩でのみ立ち入りが可能である。 公園は、コロブス・モンキー、チンパンジーや多くの鳥類(サイチョウやエボシドリなど)の保護区となっている。 この公園のなかで有名なのは340頭ほどのブウィンディゴリラである。この頭数は絶滅が危惧されている世界のマウンテンゴリラの頭数の約半分にあたる。この公園には、人に馴れている3つのマウンテンゴリラのグループがある。「ムバレ」「カテンデギェレ」「ルシェグラ」と名付けられた3集団の中で、「ムバレ」が完全に馴らされている。 ブウィンディの原生林は、アフリカの生態系の中でも最も豊かなものの一つである。120種の哺乳類、346種の鳥類、202種の蝶、163種の樹木、100種のシダ、27種の爬虫類などが確認されており、その中には絶滅危惧種や大地溝帯の固有種なども含まれている。.

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ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区(ツィンギ・デ・ベマラげんせいしぜんほごく)は、マダガスカルの西部にある自然保護、景観保護を目的とした保護区。.

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ツォディロ

ツォディロは、ボツワナの北西部にある地域。カラハリ砂漠の10キロ四方に広がる鮮やかな4500以上の岩絵群は、「砂漠のルーブル」の異名をとる。 主に岩絵を描いたのはサン人で、彼らの世界観や美術様式を理解する上で、重要な拠点となっている。詳しくはサンの岩面画を参照のこと。.

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テーベ

テーベ(Θῆβαι, Thēbai)は古代エジプトの。古代エジプト語ではワセト(Waset)と呼ばれた。この都市は地中海から800キロメートル南、ナイル川の東に位置する。都市の遺跡は現代のエジプトのルクソールの中に広がっている。テーベは上エジプト第4州(権杖のノモス Sceptre nome)の主要都市であり、新王国時代のエジプトの首都であった。テーベは貴重な鉱物資源と交易ルートがあるヌビアと東部砂漠に近接していた。この都市はであり、その全盛期にはエジプトで最も富裕な都市であった。テーベの市域には、カルナックとルクソールが本来立っていたナイル川東岸と、上流階級と王家の墓地と葬祭殿群によるがある西岸地区が含まれる。.

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テトゥアン

テトゥアン(ベルベル語: Tiṭṭawin, ティタウィン; تطوان; Tetuán; Tétouan; Tetouan, Tittawin)は、モロッコ北部にある町。モロッコの地中海側にあり、北に40kmほどのところには地中海と大西洋を分かつジブラルタル海峡がある。タンジールからは東へ60km、ジブラルタル海峡に面したスペインの飛び地セウタからは南へ40km。町の周辺には主要道路が通っており、中心部の6km東にはサニア・ラメル空港がある。人口は2004年国勢調査で320,539人。1997年に「テトゥアン旧市街」(テトゥアンのメディーナ)がユネスコの世界遺産として登録された。.

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ティムガッド

ティムガッド (تيمقاد; Thamugadi) は、西暦100年頃にトラヤヌス帝によって建設された古代ローマの植民都市である。古代ローマ時代にはタムガス (Thamugas) と呼ばれていた。ティムガッドの遺跡は、古代ローマの都市計画に碁盤目状の区画が導入された例を伝える、現存する最良の遺跡の一つである。長い間砂に埋もれていたことから保存状態がよく、「アフリカのポンペイ」の異名をとる。 遺跡は、現アルジェリアのバトナ (Batna) から35kmのところにある。この町は元々、オーレス山地近隣における対ベルベル人の要塞とすることを主目的に、何もないところに建市された軍事植民地であった。最初にそこに居住したのは、古代ローマ軍での数年の軍役を終え、その見返りに土地を給付されたパルティア人が大半であった。 6つの道の交差点に位置したこの町には壁が張り巡らされていたが、城塞都市といえるものではなかった。本来は収容人員15000人を想定して設計された都市であったが、すぐに予定をオーバーし、碁盤目状の区画の外側に、より柔軟な区画設計で拡大していった。 本来のローマの碁盤目状の区画は、部分的に復元されたコリント式の円柱が並んでいる東西方向のデクマヌス・マクシムス通りと南北方向のカルド・マクシムス通りによって線引きされている直行的デザインのうちに、大々的に見出すことが出来る。カルドは町を完全に貫くものではなく、デクマヌスとの交差点にあたるフォルムで止まっている。 デクマヌスの西端には、高さ12mの凱旋門「トラヤヌスの門」がそびえている。この門は、1900年に部分的に修復されている。門は主に砂岩で出来ており、3つのアーチを持つコリント様式に属している。この凱旋門は「ティムガッドの門」としても知られている。トラヤヌス帝は多くの「トラヤヌス門」を作ったので、この「ティムガッドの門」はそれらのひとつに過ぎない。 3500人収容のローマ劇場は保存状態が良く、現代の上演などにも使われている。他の主要建造物には、4つの公衆浴場や図書館、バシリカなどがある。 また、ローマのパンテオンに匹敵する規模の、ユピテルに捧げられた神殿も存在し、そのそばには7世紀に遡る円い後陣を持つ四角い教会堂がある。より後の時代にはなるが、都市の南東部には、東ローマ帝国によって建造されたシタデル(城塞)も存在する。 都市は建造された後の数百年間は平和を謳歌し、3世紀に始まったキリスト教活動の中心の一つとなった。4世紀には異端派ドナトゥス派の拠点となった。 5世紀には、ヴァンダルの侵略を受け、都市は没落した。535年には東ローマの将軍ソロモン(Solomon)が占拠し、改めて都市を建造した。この結果、主要なキリスト教都市として再び人々が住まうようになったが、7世紀にはベルベル人の侵攻を受け、打ち棄てられた。以降、1881年に発掘されるまで、ティムガッドは歴史の表舞台から姿を消すこととなる。 発見されたとき、都市遺跡の周辺は海抜1000mの肥沃な農業地帯となっていたが、ティムガッドの遺跡地帯はサハラに侵食されていた。しかし、この侵食によって人が寄り付かなくなっており、結果として、砂に埋もれた遺跡群は新たな都市化の波を被ることがなく、良好な保存状態を保つこととなったのである。.

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ティヤ

ティヤ (Tiya) はエチオピア南西部の南部諸民族州にある村。首都アディスアベバからは南西方向におよそ230kmの所に位置している。エチオピアの人口統計では2005年のティヤ村の人口は3363人(男性1615人、女性1748人)である。 ティヤ村周辺では来歴が未解明の石碑群が発見されており、1980年にユネスコの世界遺産に登録された。.

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ティパサ

ティパサ (ベルベル語:ⵜⵉⵒⴰⵣⴰ, アラビア語:تيبازة) は、アルジェリア沿岸部にあるティパサ県の県庁所在地。1857年に建造されたその近代的な町並みは、砂浜でひときわ目立っている。町の名前はアラビア語で「荒廃した都市」の意味である。その名前の由来となった古代ローマの遺跡群が町には残り、ユネスコの世界遺産にも登録されている。.

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テイデ国立公園

テイデ国立公園(Parque nacional del Teide, )は、スペインの国立公園。カナリア諸島のテネリフェ島にある。1954年には国立公園に指定された。2007年には国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産(自然遺産)に登録された。2007年にはに選ばれた。.

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フレデフォート・ドーム

フレデフォート・ドーム()は、南アフリカ共和国フリーステイト州にある世界最大の隕石衝突跡(クレーター)である。現存する世界最古の隕石跡でもある。2005年7月に開かれた第29回世界遺産委員会で世界遺産の自然遺産物件として登録された。.

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ファジル・ゲビ

ファジル・ゲビは、エチオピアの都市ゴンダールにある王宮群が立ち並ぶ小高い丘。17世紀から18世紀にかけて、ここを首都としていたゴンダール期(ソロモン朝に含まれる)の歴代皇帝たちが居城や聖堂を建造した。1979年にユネスコの世界遺産に登録された。.

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フィンボス

フィンボス (Fynbos) は、南アフリカ共和国西ケープ州に帯状に分布する自然の灌木植生地域。主として地中海性気候の、冬に雨の多い海岸から山岳にかけての地域である。.

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フェズ

フェズ(فـاس、 Fez、 Fès)はアフリカ北西端、モロッコ王国北部の内陸都市。アラビア語では「ファース」岩永「フェズ」『アジア歴史事典』8巻、91頁。フェスとも表記される。 イドリース朝、マリーン朝などのモロッコに存在した過去のイスラム王朝の多くはフェズを首都に定めていた。首都が他の都市に移された時であっても、フェズはモロッコ人にとって特別な都市であり続けている那谷敏郎『紀行 モロッコ史』(新潮選書, 新潮社, 1984年)、80-83頁。数世代前から町に住み続けているフェズの住民はファシ(ファーシー)と呼ばれ、彼らの間では独特の方言が話されている。ファシの間にも方言の差異があり、旧市街では北部方言、新市街では南部方言が話されている。 フェズはラバト、マラケシュ、メクネス、カサブランカといった都市と共にモロッコの観光資源となっている。複雑な構造の旧市街地は迷路にも例えられ飯山「フェス」『世界地名大事典』3、830頁、1981年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に「フェズ旧市街」が登録された。.

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ドゥッガ

ドゥッガまたはトゥッガは、チュニジア北部にあるローマ時代の遺跡である。65ヘクタールの広さを持つ。 もともと、ドゥッガは城壁に囲まれたベルベル人の村であり、トゥッガは「牧場」を意味していた。その後、紀元前2世紀にヌミディア王マシニッサがこの地を所在地とした。ローマ人は紀元前2世紀後半にこの街を占領した。 ドゥッガは東ローマ帝国の支配地となった後、ヴァンダル人に占有された。ドゥッガには印象的なローマの遺跡が残っており、1997年にユネスコの世界遺産に登録された。 Image:1900_monument_dougga.jpg|ベルベル人の廟(修復前) Image:dougga_mausolee.jpg|ベルベル人の廟(修復後) Image:Dougga_capitole_1883.jpg|キャピトル(1883年) Image:Dougga_capitole_1900.jpg|キャピトル(1900年) Image:Dougga_capitole_2006.jpg|キャピトル(2006年) Image:Dougga_capitole.jpg|キャピトル Image:Dougga_capitole_fronton.jpg|キャピトルのペディメント Image:Dougga view from Capitol.JPG|キャピトルからの景観 Image:Dougga_caelestis_1900.jpg|ユノ・カエレスティス神殿(1900年) Image:Dougga_caelestis.jpg|ユノ・カエレスティス神殿 Image:Dougga_theatre_1900.jpg|ドゥッガの古代劇場(1900年) Image:Dougga_esther_1953.jpg|古代劇場でのエステルの上演(1953年) Image:dougga_theatre.jpg|ドゥッガの古代劇場 Image:Dougga_theatre_debris.jpg|修復作業中の古代劇場 Image:Plan_dougga.jpg|ドゥッガ遺跡の地図.

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ニョコロ=コバ国立公園

ニョコロ=コバ国立公園は、ギニア共和国との国境に近いセネガル南東部の国立公園。西アフリカの国立公園としては最大の面積を誇り、タンバクンダ地方のダカールの東650キロのところにある。スーダンサバンナからギニア森林までの幅広い動物層、植物層を保護している。.

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ニンバ山厳正自然保護区

ニンバ山厳正自然保護区(ニンバさん げんせいしぜんほこく)は、ギニアとコートジボワールにまたがる、標高1752mのニンバ山の主要部分を含む国立公園。熱帯雨林のエリアとサバンナのエリアを持ち、ダイカー、ジャコウネコ、ニシコモチヒキガエル、珍しい地衣類や真菌類など、500種以上の動物と2000種以上の植物が生息している(ここには200種以上のこの地域特有の生物種を含む)。 この保護区のうち、1981年にまずギニアに含まれる範囲がユネスコの世界遺産に登録され、翌年にコートジボワール領内も登録された。ニンバ山を含むニンバ山塊はリベリアまで延びており、そちらまで範囲を拡張することも提案されている。 リベリアからの難民の流入に加え、ニンバ山が鉄鉱石の鉱脈を持ち、リベリア側では採掘のための開発が行われてきたことなどから、1992年に危機遺産に登録された。.

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ベニ・ハンマードの城塞

ベニ・ハンマードの城塞は、アルジェリアのムシラ (M'Sila) にある考古遺跡。1980年にユネスコの世界遺産に登録された。 城塞は、ホドナ (Hodna) の山岳地帯の標高1000m以上のところにあり、アルジェの建市者ブルッギン・イブン・ジリ (Buluggin ibn Ziri) の息子ハンマード・イブン・ブルッギン (en:Hammad ibn Buluggin) が、建造計画を立てて1007年に建造したものである。ハンマードはハンマード朝の始祖であり、この城塞都市は首都となった。その後、この都市はハンマード朝の繁栄を象徴する北アフリカで最も栄えた町のひとつになったが、1090年にバヌ・ヒラル (Banu Hilal) の脅威にさらされると廃れ、1152年にはムワッヒド朝によって一部が破壊された。 イスラーム都市の廃墟であるこの城塞の内部には、ムワッヒド朝によって一部破壊されたが、7kmにわたる城壁が築かれており、モスク、ミナレット、宮殿群などの多くの史跡が残っている。 宮殿の遺跡はハンマード朝時代の輝きを証するものである。宮殿は天幕によって、庭園、水利機構と三分されていた。 この城塞にある、アルジェリアで知られているものとして最大級のモスクは、マグレブにある優れた宗教建築物であるケルアンの大モスクと同様の建築的諸観点を提供してくれるのである。このモスクには、13の本堂と8つの梁間のある巨大礼拝堂がある。また、高さ20mのミナレットは、セビリャ大聖堂のヒエルダ(鐘楼)とも比肩しうるものである。 発掘調査の結果、陶器類や、宝石装飾品類、貨幣類なども発見されており、これらはハンマード朝の洗練された芸術水準を示すものである。それらは、アルジェやコンスタンティーヌの博物館に展示されている。.

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アル・ジャディーダ

アル・ジャディーダ (الجديدة) は、カサブランカと96km離れた沿岸部にあるモロッコの都市で、アル・ジャディーダ州の州都。.

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アルダブラ環礁

アルダブラ環礁はサンゴ礁が隆起して出来たインド洋に浮かぶセーシェルの環礁で、人の手がほとんど入っていない状況の中、アルダブラゾウガメをはじめとする独特の動物相・植物相が保たれている地域である。ゾウガメの生息地としては世界最大級で、15万2000頭が生息している。ゾウガメのほかにもアオウミガメ、タイマイなどが生息し、また多くの鳥類も観測される。.

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アルジェのカスバ

アルジェのカスバ」はアルジェリアの首都アルジェの旧市街を構成する一画の呼称。ユネスコの世界遺産にも登録されている。なお、アルジェリアにはカスバと呼ばれる市街は他にもあるが、単に「カスバ」といった場合には一般にこのアルジェのカスバを指す。カスバはアラビア語で「城塞」という意味がある.

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アワッシュ川下流域

アワッシュ川下流域(アワッシュがわかりゅういき)は、アワッシュ川の下流域。また、エチオピア北東部にあるハダール村付近の一帯が、ユネスコの世界遺産に登録された際の名称。登録された主たる理由は、この地でアウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の化石人骨ルーシーが発見されたことによる。 ルーシーはアメリカやフランスの合同調査隊によって1974年11月30日に発見された化石人骨で、全身の約40%の骨が見つかるという奇跡的な発見状況と、350万年前の人骨という突出した古さから、人類の進化を考察する上で、またとない貴重な証人となったのである(この古さを大幅に更新するラミダス猿人の発見は20年後のことである)。 この時の調査では、40人分の化石人骨の破片計316個が見つかっているが、ルーシーほどにまとまった量が出土した個体は他に存在しなかった。ともあれ、この時に見つかった人骨は、アウストラロピテクス・アファレンシスと名付けられることとなった。 現在では、川を遡った中流域で、ルーシーよりも古い化石人骨が発見されている。.

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アンブヒマンガの丘の王領地

アンブヒマンガの丘の王領地(―のおかのおうりょうち)は、マダガスカルを最初に統一したメリナ王国の王宮跡が登録されたユネスコの世界遺産登録物件。.

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アープラヴァシ・ガート

アープラヴァシ・ガートは、モーリシャスの首都ポートルイスにある移民受け入れに使われてきた建造物群の総称。紆余曲折はあったものの、2006年にモーリシャスで初となるユネスコの世界遺産に登録された。 アープラヴァシ・ガートは、1834年から1910年まで主にインドからわたってきた労働者の迎え入れに使われた場所で、現存する施設は1849年に作られたものである。現在のモーリシャスでは、このインド系労働者の末裔が全人口の68%を占めている。.

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アボメイの王宮群

アボメイの王宮群は、ベナンにあるユネスコ世界遺産のひとつ。2013年現在で、ベナンの世界遺産はこの一件のみである。 ダホメ王国時代には首都であったアボメイに、歴代12人の王たちが築き上げた12の王宮は、奴隷貿易などを一手に握り、中央集権的な権勢を誇った王たちの治世を偲ばせる歴史的遺構である。 この王宮群は、フォン人たちによって築かれた土製の建築物群であり、1985年に世界遺産に登録された。なお、登録の前年にアボメイを襲った竜巻によって大きな損害を蒙ったことから、同時に危機遺産にも登録された。全体が現存しているのは2つの王宮のみである。 世界遺産基金の支援も受けて、ベナン当局が行ってきた復旧作業が一段落したことから、2007年6月に危機遺産リストからは除去された。.

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アブ・メナ

アブ・メナ(أبو مينا)は、アレクサンドリアの南西45kmに位置する、古代エジプトにおけるキリスト教巡礼の中心的存在だった都市の遺跡。1979年にユネスコの世界遺産に登録された。その遺構はほとんど残っていないが、バシリカのような大建築物の土台は、今でもはっきりと識別できる。.

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アツィナナナの雨林

マソアラ国立公園の海岸線 ラノマファナ国立公園に棲息するマダガスカルオナガヤママユ アツィナナナの雨林は、マダガスカル島東部の6つの国立公園にまたがる森林である。この古い森林は、6000万年以上前に他の大陸と別れたこの島の地理上の歴史を物語ってくれるものといえる。2007年には、キツネザルなどの絶滅危惧種の生息や生物多様性が評価され、ユネスコの世界遺産に登録された。.

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アフリカ

衛星画像 NASA) 南部アフリカ アフリカ(ラテン語:Āfrica、英語:Africa)は、広義にはアフリカ大陸およびその周辺のマダガスカル島などの島嶼・海域を含む地域の総称で、六大州の一つ。阿州。漢字表記は阿弗利加。.

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アイル・テネレ自然保護区

アイル・テネレ自然保護区は、ニジェールにある自然保護区で、その名の通りアイル山地とテネレ(テネレとは現地の言葉で「何もない土地」)を対象としている。約13000km2の厳正自然保護区を含む総面積77000km2は、アフリカに数ある自然保護区の中でも最大を誇る。 降水量の少ないこの一帯には、荒涼とした景観が広がっている。砂漠の中心にそびえるアイル山には乾季でも絶えない水源があり、少なくとも350種の植物、160種の鳥類、18種の爬虫類、40種の哺乳類が確認されている。その中にはパタスモンキー、ダマガゼル、ムフロンなど、この地域の固有種や絶滅危惧種なども含まれている。 1988年に自然保護区に指定された際、政府はこの地での狩猟、伐採、さらには商品の輸出を一切禁止した。元々この地に住んでいたトゥアレグ族の反発が強くなったことから、更なる保護のために1991年にユネスコの世界遺産に登録された。しかし、かえって反発が激化し内戦に発展したため、翌年には危機遺産に登録された。.

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アイット=ベン=ハドゥの集落

アイット・ベン・ハドゥ (آيت بن حدو)は、モロッコ王国の都市ワルザザート近郊の集落。ユネスコ世界遺産に登録されている。.

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アガデス

アガデス(Agadez)はニジェールのアガデス州の州都。 ニジェール北部で最大の都市で、2012年の人口は約11.8万人。 サハラ沙漠の中にあり、トゥアレグ族の支族のひとつアイル人の中心地である。.

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アクスム

アクスムは、エチオピア北部の街。 アドワ山地の麓に近いティグレ州メハケレグナウ圏 (Mehakelegnaw Zone) にある。 かつてのアクスム王国の中心地である。 この王国は、イエス誕生の頃に勃興し、在りし日のペルシャ帝国に対抗する東ローマ帝国の半同盟国として、海上貿易で栄えたキリスト教国であった。 しかし、この王国は7世紀に没落した。 理由は不明だが、イスラームの勃興により、沿岸部の航海しかできないでいた貿易船の航行が妨害され、アレクサンドリアやコンスタンティノポリスなどの主要市場との関係が絶たれたことが衰退につながったと推測されている。 王国の衰退とともにアスクムの都市も衰退した。 この結果、エチオピア帝国の中心地は内陸部にシフトした。 2015年の人口は6万6800人。 その75%がエチオピア正教徒で、残りはスンニ派のムスリムや非正教系のキリスト教徒である。 アクスムには、アクスム空港がある。 その歴史的価値から、考古遺跡群がユネスコの世界遺産に登録されている。.

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アシャンティの伝統的建築物群

アシャンティの伝統的建造物群は、ガーナにあるユネスコの世界遺産(文化遺産)登録物件のひとつ。 ガーナ第二の都市クマシ近郊のアシャンティ州内に存在する。.

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アスマラ

アスマラ(ኣስመራ Asmera、)は、エリトリアの首都である。標高約2300mの高地に位置する。主な生産品は織物、衣類、ビール、靴である。アスマラにはアスマラ国際空港があり、エリトリア第二の都市マッサワとはエリトリア鉄道で結ばれている。モダニズム建築のならぶ街並みが2017年に世界遺産リストに登録された。.

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アスキアの墓

アスキアの墓は、マリ共和国ガオ地方にある15世紀末の遺跡で、ソンガイ帝国最盛期の皇帝アスキア・ムハンマドの墓地と考えられている。 西アフリカのサヘル地帯における伝統的な泥の建造物群の優れた例証として、2004年にユネスコの世界遺産に登録された。この遺跡には、ピラミッド状の墓、2つのモスク、墓地とその周辺が含まれている。ピラミッド状の墓は高さ17メートルで、この地方の植民地化以前の建造物群の中では最大を誇る。また、同時にこの地方に広がっていくこととなるイスラーム建築様式を採り入れた最初のものでもある。 この一帯は20世紀以降にも手を加えられており、1960年代から1970年代半ばにモスクが拡張されたほか、1999年には一帯を取り囲む壁が建造された。また、建造物群は泥で出来ていることから、定期的に塗り直しが行われてきた。2000年代初めには天井の扇風機を回したり、照明・音響器具を使うために電気が引かれた。 「アスキア」の名は一般的にはモスクの名として、そして都市の共有物となっている文化的中心地の名として用いられている。この遺跡と周辺の緩衝地域は、国と地方の法令によって保護されている。 2012年の第36回世界遺産委員会において、マリ北部の地域紛争を理由として、トンブクトゥとともに、危機にさらされている世界遺産(危機遺産)リストに登録された。.

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イナクセシブル島

イナクセシブル島(Inaccessible Island)とは南大西洋に浮かぶイギリスの海外領土、トリスタンダクーニャ諸島にある小島で、「近寄りがたい島」を意味する。 トリスタンダクーニャ島から南西32Kmに位置する面積14km2の火山性の島で、2004年に、ユネスコ世界遺産に登録されていた近隣のゴフ島を拡大登録する形で、自然遺産として登録された。.

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イシマンガリソ湿地公園

イシマンガリソ湿地公園は、南アフリカ共和国、クワズール・ナタール州の東海岸にある自然保護区である。ダーバンの北約275 km にあたる。南アフリカでは3番目に大きな自然保護区で、北はモザンビーク国境から南はセント・ルシア河口のマペラネ(Mapelane)まで、海岸線280 kmにわたって存在している。面積は3280 km2 の原生的な生態系の守られている地域で、Ezemvelo KZN Wildlifeが管理している。 公園は多くの自然保護区の集合体だが、世界遺産に登録されているのはフォールス湾公園(False Bay Park)、ソドワナ湾国立公園(Sodwana Bay National Park)、ソドワナ国有林(Sodwana State Forest)、セント・ルシア狩猟鳥獣保護区(St Lucia Game Reserve)、セント・ルシア公園(St Lucia Park)、セント・ルシア海洋保護区(St Lucia Marine Reserve)、マプタランド海洋保護区(Maputaland Marine Reserve)、ケープ・ヴィダル国有林(Cape Vidal State Forest)、東海岸国有林(Eastern Shores State Forest)、マペラネ自然保護区(Mapelane Nature Reserve)、ニャラジ国有林(Nyalazi State Forest)、シバイー淡水湖保護区(Lake Sibayi Freshwater Reserve)、海岸林保護区(Coastal Forest Reserve)の13の保護区である。公園にはこのほかムクゼ狩猟鳥獣保護区(Mkuze Game Reserve)などが含まれている。 この公園は以前はグレーター・セント・ルシア湿地公園の名で知られていたが、2007年11月1日付で改称された。「イシマンガリソ」とはズールー語で「驚異」を意味する。.

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イシュケル湖

2 --> イシュケル湖(アラビア語:بحيرة اشكل.、fr:Lac Ichkeul、en:Ichkeul lake)は、チュニジア北部の地中海の海岸の近くの湖である。 イシュケル国立公園の湖と湿地は、毎年何十万もの渡り鳥が訪れる重要な中継地である。 この湖には、あひる、ガチョウ、コウノトリ、フラミンゴなどが訪れる。 公園は1980年以来、ユネスコの世界遺産リストに載っている。 さらに、1996年から2006年まで、公園は、危機遺産リストにも載っていた。 湖の水源である川へのダムの構築は、湖と湿地の生態的均衡に大変化をもたらした。 ダムが湖と沼への真水の流入を急激に減少させたので、ヨシ、スゲ、その他の真水植物類は好塩性の植物に置き換わった。これらの変化は、かつて存在した植物群に依存していた渡り鳥の個体数の急激な減少をもたらした。 ユネスコのウェブサイトによれば、チュニジアの政府は、真水を保持し塩分を減らすためのステップを試みたが、国際自然保護連合は、いくつかの報告書で、塩分が既に極端に高くなっており回復の可能性が急速に失われているかもしれないと示唆している。 上記の画像は各々、11.4×20.0kmのエリアをカバーする。中心は、付近である。 Note: The large images each cover an area of 11.4 by 20.0 kilometers, and they are centered near.

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ウニアンガ湖群

ウニアンガ・セリル群の衛星写真 ウニアンガ湖群(ウニアンガこぐん、Lacs d'Ounianga)は、チャド北東部のサハラ砂漠にある18の湖の総称で、ティベスティ山地西部からエネディ地方東部にかけての盆地に位置する。2012年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。チャドでは初の世界遺産である。 年降水量が2 mm以下の灼熱の砂漠地帯に位置する湖は、大きさ、深さ、成分組成、色彩などがまちまちである。18の湖は近傍の村々の名前をもとに、以下のように分類される。.

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ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール

ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール」は、モーリタニアの世界遺産の一つ。クスール(単数形はクサール)は、中世にキャラバンが立ち寄った交易地に形成された独特の集落で、登録対象となった4つの町は、その古い街並みがよく保存されていることが評価された。 これらの町はサハラ交易の拠点として栄えた歴史を持ち、またシンゲッティはモーリタニアをはじめとする西アフリカのイスラーム文化の中心地としても栄えた町で、地元ではイスラームの第七の聖地として巡礼の対象にもなっていた。町が持つこうした歴史的な重要性ももちろん評価されている。 なお、現在に至るまで危機遺産に登録されたことはないが、近隣の砂漠化は、遺跡の保存にも悪影響を及ぼしている。.

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ウクハランバ・ドラケンスバーグ公園

イヤル・ナタール国立公園の景観 ウクハランバ・ドラケンスバーグ公園 (uKhahlamba Drakensberg Park, uKhahlamba-Drakensberg Park, uKhahlamba/Drakensberg Park) は、南アフリカ共和国クワズール・ナタール州にある自然公園である。南アフリカとレソトにまたがるドラケンスバーグ山脈(ウクハランバ)に設定されており、をはじめとする複数の自然保護区群で構成される。 2000年にUNESCOの世界遺産リストに加えられた。その理由としては、自然美と生物多様性からなる自然要素、サハラ以南のアフリカでは岩絵が最も密集している地域であることなどの文化要素の両面があり、複合遺産としての登録となった。2013年に隣接するレソトのセアラバセベ国立公園が拡大登録されたことにより、世界遺産としてはマロティ=ドラケンスバーグ公園の一部となった。.

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エネディ山地

ネディ山地(エネディさんち)はチャド北東部の東エネディ州と西エネディ州にまたがる砂岩の山塊で、長期間にわたる侵食によって形成された。サハラ砂漠にはアイル山地、ティベスティ山地などの山塊があるが、エネディは主要な6つの山塊の1つに数えられる。独特の地形には、かつてサハラがより湿潤だった時代の名残りをとどめる生態系が育まれており、「サハラのエデンの園」という異名を持つ。侵食により生まれた多彩な地形の自然美と、そこで育まれた生態系、さらには先史時代に描かれた岩絵群が評価され、2016年にUNESCOの世界遺産リストに記載された。 2010年代時点では、一帯には約40,000人が暮らしており、主として遊牧ないし半遊牧生活を営んでいる。 英語では Ennedi Massif あるいは Ennedi Plateau と呼ばれ、日本語ではエネディ山地のほか、エネディ山塊、エネディ高原、エネディ台地 (AFP, 2017年3月20日)(2017年6月28日閲覧)などとも表記される。.

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エッサウィラ

ッサウイラ 旧名:モガドール(ベルベル語: ⵎⵓⴳⴰⴷⵓⵔ、アラビア語: الصويرة Essaouira (formerly Mogador))は、モロッコ王国 マラケシュの西の大西洋岸の港湾都市。2001年に世界遺産に旧市街(メディナ)が登録された。。.

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オモ川下流域

モ川下流域」は、エチオピアにあるユネスコ世界遺産のひとつ。エチオピア南西部にあたるこの地域からは、数百万年単位に及ぶ多くの種類の化石人骨が出土しており、そのことが登録理由となった。また、ここからはホモ・ハビリスが使用した約250万年前に遡る最古の打製石器も発見されている。 1930年代にフランスの調査隊が発掘調査を行ったのが、この流域での最初の調査である。その後、数度にわたって発掘が行われた結果、アウストラロピテクス・エチオピクス、アウストラロピテクス・アファレンシス、アウストラロピテクス・アフリカヌス、アウストラロピテクス・ロブストゥス、アウストラロピテクス・ボイセイ、ホモ・ハビリス、ホモ・エレクトゥス、ホモ・サピエンスなど、現生人類に直結するものだけでなく、枝分かれして絶滅したものも含め、様々な時代の様々な化石人骨が多数出土し、古人類学の研究上、極めて重要な一帯となっている。.

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オカバンゴ・デルタ

バンゴ・デルタ(Okavango Delta)は、ボツワナ北部、カラハリ砂漠の中にある内陸デルタ。オカバンゴ湿地、オカバンゴ大沼沢地ともいう。面積は25000平方キロメートルに及び、世界最大の内陸デルタである。.

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オカピ野生生物保護区

ピ野生生物保護区は、コンゴ民主共和国北東部のスーダンやウガンダとの国境に近いイトゥリの森にある野生生物保護区(IUCNの分類では国立公園)。約14000km2に及ぶ保護区は、イトゥリの森の約5分の1に及んでいる。1996年にユネスコの世界遺産に登録された。登録当時の英語名称は "Okapi Faunal Reserve" であったが、後に現在の "Okapi Wildlife Reserve" に変更された(国連環境計画のリストでは "Okapi Faunal Reserve" のまま)。.

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オシュン=オショグボの聖なる木立

ュン=オショグボの聖なる木立は、ナイジェリア・オシュン州 (Ọṣun) の州都オショグボ (Oṣogbo) にある、ヨルバ人にとって宗教的な意味を持つ原生林。1965年にナイジェリアの史跡になった。後に範囲が拡大され、現在では75haが保護区域に指定され、2005年にはユネスコの世界遺産に登録された。 オシュン州はオシュン川沿いの地域だが、この川の名前は元々豊穣の女神オシュンに由来している。ヨルバ人の神話では、オシュン川はこの女神が姿を変えたものだとされる。この川沿いの原生林には女神オシュンが棲むとされ、そこに社を建てて祀ることで、人々は恵みを受け取れると信じられていた。 こうした女神オシュンへの信仰は一度衰退に向かい、他の地域では見られなくなっていった。しかし、オショグボの林では、オーストリア人の女性芸術家ズザンネ・ヴェンガー (Suzanne Wenger) や彼女に協力した地元の芸術家たちによって、20世紀半ば以降再興された。現存する40基の社のうち15基は多かれ少なかれヴェンガーの手が加えられたものである。この林では、毎年夏に祭りが開催されている。 世界遺産への登録に当たっては、オシュン川流域で豊かな動物層・植物相を育んでいるこの木立ちと、一体化している数々の社などが、ヨルバ人の持っていた伝統的な世界観を良く示す文化的景観を形成している点や、類似の祭祀場が他ではほとんど見られなくなっている点などが評価された。.

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カナリア諸島

ナリア諸島(カナリアしょとう、Islas Canarias)は、アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、7つの島からなるスペイン領の群島である。カナリアス諸島ともいう。諸島全体でカナリア諸島自治州を構成する。大陸で最も近いモロッコ王国からの距離は100km~500km程度である。.

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カミ遺跡群

ンバブエ共和国内の主な考古遺跡の位置図。 カミ遺跡群(カミいせきぐん、Khami Ruins National Monument)は、ジンバブエの標高1000mのジンバブェ高原の西部、ブラワヨ近郊にある石造遺跡群。カミ遺跡群国立記念物とも。 15世紀中葉にトルワ王国の首都となり、15世紀中葉から17世紀頃まで機能していた。建造物は、花崗岩を直方体に切り出して交互に積み重ねている。建物の壁の上部には、チェッカー板のように空間を開けたり、色の異なる石材を用いて装飾にしている。 遺跡が街として繁栄した時期は、放射性炭素年代測定と出土品から推察された。中国産の青磁や白磁、ポルトガル、ドイツ、北アフリカ産の陶磁器、17世紀にポルトガルで焼かれた中国産陶磁器の模倣品、スペイン産の皿が確認されている。石造建築、金製品や銀製品は、グレート・ジンバブエのものよりも加工技術が発展している様子がうかがわれた。 1986年、世界遺産(文化遺産)に登録された。.

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カメルーン

メルーン共和国(カメルーンきょうわこく)、通称カメルーンは、中部アフリカに位置する共和制国家。西にナイジェリア、北東にチャド、東に中央アフリカ共和国、南東にコンゴ共和国、南にガボン、南西に赤道ギニアに隣接し、南西部が大西洋のギニア湾に面する。首都はヤウンデ。 旧ドイツ植民地から、イギリスとフランスの植民地に分かれた経緯がある。非同盟路線を歩むが、経済、文化、軍事面でフランスとの関係が深い。1995年にイギリス連邦に加盟した。また、フランコフォニー国際機関にも加盟している。.

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カヤ (ケニア)

ヤ(Kaya)は、ケニア海岸部の後背地にあたる山間に築かれていた要塞化した村落のことである。かつてミジケンダ諸民族にとって文化的・生活的に重要な拠点だった場所であり、ミジケンダの起源伝承とも結びついていた。2008年にユネスコの世界遺産リストに登録されたものがある。.

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カルタゴ

ルタゴ(Carthāgō または Karthāgō カルターゴー、قرطاج Qarṭāj、Carthage)は、現在のチュニジア共和国の首都チュニスに程近い湖であるチュニス湖東岸にあった古代都市国家。地中海貿易で栄え、現在は歴史的な遺跡のある観光地となっているほか、行政上はチュニス県カルタゴ市として首都圏の一部を成す。 「カルタゴ」の名は、フェニキア語のカルト・ハダシュト(Kart Hadasht=「新しい町」)に由来するとされる。.

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カフジ=ビエガ国立公園

フジ=ビエガ国立公園は、コンゴ民主共和国東部の国立公園。ルワンダとの国境にあるキヴ湖西岸に広がる国立公園で、カフジ山(標高3308m)とビエガ山(標高2790m)の森林地帯を含むことからその名がある。主にグラウアーゴリラ(ヒガシローランドゴリラ)の保護を目的として1970年に設定され、1975年に当初の750km2から現在の6000km2に拡大された。1980年にユネスコの世界遺産に登録されたが、環境の悪化から「危機にさらされている世界遺産」(危機遺産)リストにも登録されている。.

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カイロ

イロ(القاهرة,, アル・カーヒラ、, コプト語: ⲕⲁϩⲓⲣⲏ,, Cairo)は、エジプトの首都。アフリカ、アラブ世界で最も人口の多い都市であり、その地域を代表する世界都市の一つ。アラブ連盟の本部所在地でもあり、アラブ文化圏の中心都市でもある。.

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カスビのブガンダ歴代国王の墓

ビのブガンダ歴代国王の墓(カスビのブガンダれきだいこくおうのはか)は、ウガンダのカンパラ県内にあるユネスコ世界遺産登録物件。19世紀後半以降のブガンダ王国の歴代国王4人が葬られている墓所を中心としている。この墓所は、ガンダ族にとっての伝統的な拠り所となっている。.

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ガランバ国立公園

ランバ国立公園は、コンゴ民主共和国北東部のスーダン国境近くに広がる国立公園。ガランバ川一帯を含む国立公園で、1938年に創設された。キタシロサイの保護区として知られ、1980年にはユネスコの世界遺産にも登録された。しかし密猟の横行などによってキタシロサイは激減し、世界遺産リストからの抹消も検討されたことがあるなど危機的な状況にさらされている国立公園である。.

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ガラホナイ国立公園

ラホナイ国立公園(Parque nacional de Garajonay: )は、スペイン・カナリア諸島州にある国立公園。カナリア諸島のラ・ゴメラ島島頂部に位置する。.

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ガンビア

ンビア共和国(ガンビアきょうわこく、Republic of The Gambia)、通称ガンビアは、西アフリカ西岸に位置する共和制国家。元イギリス連邦加盟国であり(2017年2月に復帰手続きを開始)、英語が公用語である(ただし、2014年3月には英語を公用語から外すと発表したことがある)。西は北大西洋に面し、ガンビア川の河口を除いた全土をセネガルに取り囲まれている。首都はバンジュール。.

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ガダミス

ダミス (アラビア語: غدامس (Ġadāmis), リビア方言: ġdāməs) は、アルジェリアやチュニジアの国境にも近い、トリポリの約600km南西に位置するリビアのオアシス都市。 オアシスには、7000人ものトゥアレグが住む。町の中でも、古くからある壁に囲まれた区域は、ユネスコの世界遺産に登録されている。この区画には7つの氏族が住み、それぞれの縄張りを持っているが、祭りに使う共有地は設定されている。 1970年代に、政府は旧市街の外側に住宅地を作ったが、夏の間には、住民たちは避暑に優れている旧市街に戻って暮らしている。 ガダミスの記録は古代ローマ時代にしか遡れない。当時の名称はキュダムス (Cydamus) で、この時期には町には軍隊が駐留することがあった。ビザンティン帝国の介入によって住民がキリスト教に改宗した6世紀には、司教が町に住んでいた。しかし、7世紀にムスリムに制圧されると、住民はすぐさまイスラームに改宗した。 19世紀まで、サハラ交易において重要な役割を果たした。 File:Libya Ghadames Old Town Spring Water Pool.JPG|カダミスの貯水池 File:Gadames.JPG|街の内部に作られた通路(1931年) File:Ghadames - Altstadt-Palmenhain.jpg|外から撮られたカダミス旧市街 File:Ghadames Mosque.jpg|カダミスのモ.

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キュレネ

ュレネ (Cyrene) は、現リビア領内にあった古代ギリシャ都市で、この地方にあった5つのギリシャ都市の中で最大・最重要を誇った。現在のリビア東部のことを「キレナイカ」(Cyrenaica) と呼ぶのは、キュレネにちなむものである。現存する遺跡の多くは、ローマの植民都市となった際に再建されたものであり、ローマ都市として再建されたギリシャ都市の優れた遺跡として、ユネスコの世界遺産に登録されている。 現存する遺跡は、アフダル山地から流れ出る緑豊かな谷川に囲まれた高台に位置する。また、街の名前は、アポロンに捧げられた泉キュレネから付けられた。ギリシア神話におけるキュレネはラピテス族の王の娘であり、一目惚れしたアポロンによって北アフリカに連れ去られたとされる。.

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キリマンジャロ国立公園

リマンジャロ国立公園(―こくりつこうえん)は、キリマンジャロ山域の国立公園。1987年に世界遺産に登録された。.

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キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群

ルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群(キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラのいせきぐん)は、タンザニアにあるユネスコの世界遺産に登録されている物件のひとつ。キルワ島は中世には重要な交易地として栄えた。現在は木々に埋もれて廃墟と化した遺跡が残るのみである。.

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ギニア

ニア共和国(ギニアきょうわこく)、通称ギニアは、西アフリカ西端に位置する共和制国家。北にセネガル、北西にギニアビサウ、北東にマリ、南にシエラレオネ、リベリア、南東にコートジボワールと国境を接し、西は大西洋に面する。首都はコナクリ。 旧フランスの植民地の中でも、1958年に他の植民地に先駆けて国民投票で独立した国家である。.

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クンタ・キンテ島と関連遺跡群

ンタ・キンテ島と関連遺跡群」は、ガンビアにあるユネスコの世界遺産登録物件のひとつである。構成資産の中心的位置を占めるクンタ・キンテ島は、セネガルの世界遺産であるゴレ島とともに西アフリカにおける奴隷貿易の中心地となってきた歴史を持ち、日本では負の世界遺産のひとつと位置づけられることもしばしばである松浦 (2009) pp.277-280『洋泉社MOOK 負の世界遺産』洋泉社、2013年、pp.100-101。ただし、この物件はそれだけにとどまらず、後述するようにヨーロッパと西アフリカの交流の諸段階の様子を伝えていることも、登録理由の一つとなった。 登録当初は「ジェームズ島と関連遺跡群」だったが、島の改名に伴って2011年に現在の名称に変更された。.

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クタマク

タマクは、トーゴ北東部カラ州近辺に広がる、バタマリバ人の居住地になっている一地域の名称。タキヤンタ (Takienta) と呼ばれる独特の泥の住居群などが織りなす文化的景観が評価され、ユネスコの世界遺産に登録された。2013年現在では、トーゴで唯一の世界遺産である。.

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グラン・バッサムの歴史都市

ラン・バッサムの歴史都市(グラン・バッサムのれきしとし)は、コートジボワールの南コモエ州の古都グラン・バッサムのうち、フランス植民地時代に築かれた歴史的な町並みが残る地域などを対象として、2012年にUNESCOの世界遺産リストに登録された物件である。植民地時代の古都というだけでなく、独立運動においても重要な役割を果たしたグラン・バッサムの歴史都市は、コートジボワールの世界遺産の中ではコモエ国立公園(1983年登録)以来約30年ぶりの新規登録物件となっただけでなく、同国では初の文化遺産登録となった。.

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グレート・ジンバブエ遺跡

ンバブエ共和国内の主な考古遺跡の位置図。グレート・ジンバブエ遺跡は、マシンゴ州の南緯20度17分、東経30度56分の位置にある グレート・ジンバブエ遺跡(Great Zimbabwe)は、ジンバブエ共和国の首都ハラレから南方300kmのジンバブエ高原の南端、サビ川の上流の標高約1000mに位置する大規模な石造建築遺跡の名称である。ジンバブエとは、ショナ語で、首長、王の宮廷の意味を含んだ「石の家」という一般語であるため、特定して最も大規模で著名なこの遺跡を指すときは、語頭に「グレート」を付けるのが慣例となっている。 最近の研究の進展にともない遺跡を築いたと想定されるショナ族の国家の通名として「グレート・ジンバブエ」の名称を用いるようになってきた。推定面積は、周囲の集落を含めると東西1.5km、南北1.5kmの約2km2に及ぶと考えられる。 遺跡の中心部にある石造建築物群は、50世帯近くに及ぶジンバブエの王ないし首長の一族のために築かれたもので、直方体の花崗岩のブロックを積み上げた円ないし楕円形の建物の組み合わせであって、個々にエンクロージャー(囲壁)と呼ばれている。石造建築エンクロージャー群は、おおきく三つに分けられ、北側に通称「アクロポリス」、又は「丘上廃墟」と呼ばれる建造物群、その南方に広がる「谷の遺跡」、そして最も有名な「大囲壁」(グレートエンクロージャー)に分けられる。1986年に下記の登録基準を満たす世界遺産として登録された。.

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ケルアン

ルアン(アルファベット表記Kairouan,Kairwan, Kayrawan, Al Qayrawan、アラビア語表記ではالقيروان.)はチュニジアの都市で、首都チュニスの南160kmにある。2003年時点で、15万人が暮らす。ケルアンは670年頃に建設が始まり、名前は"キャンプ","キャラバン","休憩場所"を意味するアラビア語のkairuwân,ペルシア語でのKâravânに由来する。ケルアン県の県都である。ケルーアン、カイルーアン、カイルアン、カイロワン、イラワーンとも表記される。 Kwesi Prah教授による“Towards A Strategic Geopolitic Vision of Afro-Arab Relations” という題の論文では「アラブは670年にはチュニジアを手にし、675年にはケルアンの建設を完了させた。この都市は北アフリカにおける第一のアラブ拠点になることになる。中世には、ケルアンはマグリブ地方のイスラームの中心地としての重要性から、イスラム世界でマッカ、マディーナに次ぐ第3の聖都となった。」と述べられている。.

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ケルクアン

ルクアンは、北東チュニジアのボン岬の近くにあったカルタゴの都市である。このフェニキア人(カルタゴ人)の都市は、第一次ポエニ戦争(紀元前264年 - 紀元前241年)の間に放棄されたと見られており、ローマ人によって再建されなかった。この街は、ほぼ400年間存在した。 一部分が破壊されるにとどまったことで、あまり一般には知られていないものの、ケルクアンは古代カルタゴの最良の遺跡になった。発掘の結果、この遺跡が、紀元前4世紀から紀元前3世紀のものであることが明らかになっている。 建物の配置がはっきり分かる遺跡のここかしこに多くの家の壁が残されている。またファサード上の有色の粘土も数々残っている。個々の家は、緻密な都市計画に基づいて標準化されている。 聖壇には柱列が設けられており、また、小さな中庭にはモザイクが見られる。単純なモザイクの縁石、ドアステップ、敷居、床は、至る所にある。現在も、考古学者はケルクアンの発掘を行っている。しかし、最良の部分はすでに発掘済であると考えられている。 ケルクアンは、カルタゴ、ハドルメトゥム(Hadrumetum、現代のスース)およびウティカ(Utica)と共に、最も重要なフェニキア人の都市のうちの1つであった。.

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ケニア山国立公園

ニア山国立公園は、アフリカ第二位の山であるケニア山一帯を保護するために、1949年に設定された国立公園。標高5199mの山のうち、3350m以上の地域が対象となっている。自然林の保護区も含むが、森林保護区設定は国立公園に先んじるものであった。1978年に生物圏保護区 (MAB) にも登録されており、1997年にはユネスコの世界遺産にも登録された。 比較的標高の低い地域には、コロブスなどの猿、およびケープバッファローなどが見られ、ゾウなどの大型動物は標高4500m以上に生息している。 一帯は火山の堆積物で土壌が肥沃であり、斜面を大量の水が流れてくれることから農業に適している。このため、境界領域での人口増加が進んでおり、一部地域ではゾウなどが農地に迷い込まないように通電させた防壁を設置している場所もある。.

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ゲベル・バルカル

ベル・バルカルは、スーダン北部にある高さ98mの小山。ハルツームの約400km北にあたり、ナイル川の屈曲部沿いにある。 紀元前1450年前後に、エジプトのファラオ、トトメス3世がこの地方まで領土を拡げた時には、ゲベル・バルカルを南限とした。そこに彼は都市を建設したが、300年ほど後に、ナパタがクシュのエジプト第25王朝の首都となった。 ゲベル・バルカル周辺の遺跡には、少なくとも13の神殿と3つの宮殿が含まれる。それは1820年代の探検家の記録でヨーロッパにも知られていたが、本格的な発掘調査はジョージ・レイスナーの登場を待つ必要があった。彼は1916年からハーバード大学とボストン美術館の共同発掘隊のもとで調査に当たった。1970年代には、セルジョ・ドナドーニを責任者とするローマ大学 (Università degli Studi di Roma "La Sapienza") の調査隊が発掘を行い、80年代にはそこにティモシー・ケンドールを長とするボストン美術館の調査隊が合流した。.

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コモエ国立公園

モエ国立公園は、コートジボワールのブナ県、フェルケセドゥグ県にまたがり、コモエ川流域に広がっている西アフリカ最大の国立公園である。1968年に指定された。川沿いに広がる湿地帯とサバンナに恵まれ、レイヨウ、イボイノシシ、スイギュウ、ゾウなどが生息している。こうした動物相と植物相の多様性が評価され、1983年にユネスコの世界遺産に登録された。この地域は、ロビ人 (Lobi) の居住地でもある。 もともと象牙を目的とするゾウの狩猟が行われてきた地域であり、世界遺産登録後も密猟が絶えない。こうした密猟にくわえ、牛の過放牧、管理の欠如などを理由として、2003年に危機遺産に登録された。2017年に状況の改善を理由に危機遺産リストから除去された。.

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コンドアの岩絵遺跡群

ンドアの岩絵遺跡群は、タンザニアのドドマ州コンドア地区にある洞窟壁画群を中心とする遺跡である。審美的にも高く評価しうる岩絵群が数千年にわたり蓄積されてきたことや、洞窟が地元民の伝統文化と密接に結びついてきたことなどが評価され、ユネスコの世界遺産に登録されている。.

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コンゴ共和国

ンゴ共和国(コンゴきょうわこく)は、中部アフリカに位置する共和制国家。東にコンゴ民主共和国、北にカメルーンと中央アフリカ、西にガボン、南にアンゴラの飛地カビンダと国境を接している。首都はブラザヴィル。 二つのコンゴとアンゴラ北部は15世紀頃まではコンゴ王国の一体的な領域だったが、16世紀にポルトガルによる征服を経た後に、19世紀のベルリン会議でベルギー領(現在のコンゴ民主共和国)とフランス領(現在のコンゴ共和国)とポルトガル領に分けられた。1970年から1991年までの期間は左翼クーデターによりコンゴ人民共和国だった。.

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コンソ

ンソの「ニューヨーク」 コンソ (Konso) は、エチオピアの南部諸民族州内の地域名であると同時に、そこで暮らすエスニック・グループの名称でもある篠原 (2005) p.81。コンソ地域は標高800 mから1800 mほどの山岳地帯にあり、そこで暮らす人々は資源の限られた自然環境の中で外敵の脅威などに備えつつ、最大限の農業生産性を上げようとして、さまざまな工夫を凝らして独特の文化様式を育んできた。その結果生まれた文化的景観は、2011年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。なお、世界遺産登録時の評価対象には含まれなかったが、この地域のコンソ遺跡群からは175万年前の世界最古級の握斧などが出土しており、古人類学への貢献という面でも重要な地域である。.

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コートジボワール

ートジボワールの地図 コートジボワール共和国(コートジボワールきょうわこく)、通称コートジボワールは、西アフリカに位置する共和制国家。東にガーナ、北にブルキナファソ、マリ、西にギニア、リベリアと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はヤムスクロ(ただし、実質上の首都機能は旧首都のアビジャンが担っている)。 かつて日本では意訳による漢字表記で「象牙海岸共和国」(ぞうげかいがんきょうわこく)と呼ばれていたが、後述の理由から現在は使用されない。.

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ゴレ島

レ島(ゴレとう、Île de Gorée)は、セネガルの首都ダカール沖合いの島。過去には奴隷貿易の拠点として栄え、世界遺産に登録されている。 島全体がダカール市の19の行政区の一つ、ゴレ区となっている。.

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ゴフ島

フ島(Gough Island)は、南大西洋にあるイギリス領の火山島。 トリスタンダクーニャの350km南東、南緯40度21分、西経09度53分に位置する。定住者はおらず、1956年からイギリスや南アフリカが維持している気象観測所の職員がいるだけである。したがって、正式には無人島としての扱いである。行政上はイギリスの海外領土「セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ」の一部で、トリスタンダクーニャの属島とされる。 1995年にゴフ島が単独でユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録された(核心地域は65 km2)。2004年には、トリスタンダクーニャ本島に近いイナクセシブル島が拡大登録された。.

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ザンビア

記載なし。

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ザンガ=ンドキ国立公園

ンガ=ンドキ国立公園 (Parc national de Dzanga-Ndoki) は、中央アフリカ共和国南西部に位置する国立公園であり、2012年に世界遺産リストに登録された「サンガ川流域の3か国保護地域」の構成資産の一つである。1990年に設定された面積の国立公園だが、北のザンガ地区(ザンガ自然公園)と南のンドキ地区(ンドキ自然公園)という互いに離れた2つの地区で構成されている。ザンガ地区で有名なのは、1平方キロメートル当たり1.6頭というゴリラの生息数の多さで、ニシローランドゴリラの密度としては世界最大級のものである。 ジャンガ=ンドキ国立公園と表記されることもある。 ザンガ地区とンドキ地区の間にはがのびており、その保護地域とザンガ=ンドキ国立公園は、互いに固有の保護上の地位を持ちつつ、(DSPAC) を形成している。ザンガ=ンドキ国立公園は、より上位のまとまりとして世界遺産「サンガ川流域の3か国保護地域」の一部を形成している(ザンガ=サンガ特別保護地域は世界遺産登録範囲の緩衝地域で、世界遺産には含まれていない)。.

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ザンジバル島のストーン・タウン

ンジバル島のストーン・タウン(ザンジバルとうのストーンタウン)は、タンザニアの東、インド洋に位置するザンジバルの街並みが登録された世界遺産物件。.

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シミエン国立公園

ミエン国立公園は、エチオピア北部、アムハラ州ゴンダール地区にある1969年設立の国立公園。タナ湖の北東約110kmの一帯に広がるシミエン山地を対象とする220km2に及ぶ国立公園であり、ユネスコの世界遺産に登録されている。 シミエン山地にはエチオピア最高峰(アフリカ大陸第4位)のラス・ダシェン山(標高4620m)をはじめとする高山が続き、「アフリカの天井」とも呼ばれている。この厳しい自然環境のなかで、独特の動植物たちが生息している。 国立公園指定のきっかけのひとつは、ワリアアイベックスを保護することにあった。ワリアアイベックスは、ヨーロッパ大陸のアイベックス(ヤギ亜科)と同系統で、かつてヨーロッパとアフリカが地続きだったときに渡ってきたと考えられている。このほかの哺乳類や鳥類としては、ゲラダヒヒ、アビシニアジャッカル、ブチハイエナ、サバンナダイカー、チョウゲンボウ(猛禽類)などが生息している。 植物では、ジャイアントロベリアやピペリクム(オトギリソウの一種)などが見られる。.

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シダーデ・ヴェーリャ

ダーデ・ヴェーリャ(ポルトガル語: Cidade Velha)はカーボベルデのサンティアゴ島にある都市で、首都プライアから15kmのところに位置している。 都市名は「古い都市」の意味で、カーボベルデ・クレオール語では単に「シダディ」(Sidadi)とも呼ばれる。 2010年の人口は約1200人。 この都市はカーボベルデ最古の居住地で、首都だったこともあった。 かつてはリベイラ・グランデと呼ばれていたが、他の島にある同名の都市との混同を避けるために、18世紀末に現在の名称に変更された。 地方自治体のリベイラ・グランデ・デ・サンティアゴ(Ribeira Grande de Santiago)の行政庁所在地である。 アフリカ北西岸の沖合いにあり、市の中心部は熱帯地方で最初のヨーロッパ人の入植地であった。 緻密に計画された当時の遺構の中には、王の城塞、2つの塔を持つ教会、16世紀の町の広場等、今も尚損壊を免れているものもある。 今日のシダーデ・ヴェーリャは、大西洋における寄港地であるとともにクレオール文化の中心地にもなっている。.

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ジャマ・エル・フナ広場

ャマ・エル・フナ広場は、モロッコ・マラケシュ旧市街地にある広場。.

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ジャー動物保護区

ャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がジャー川の本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。 ユネスコの世界遺産に登録されている。2007年現在ではカメルーン唯一の世界遺産だが、選ばれた理由は、アフリカ州において、自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった1932年には一部地域の保護が始まり、1950年に自然保護区となった。 1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かである。ニシローランドゴリラ、マンドリル、コロブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナガザル、ガラゴやポト等のロリスが生息している。その他の哺乳類としては、ヒョウ、シタツンガやボンゴ等のアンテロープ、アフリカスイギュウ、イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外では、ニシキヘビ、ワニが住む。.

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ジュッジ鳥類国立公園

ュッジ鳥類国立公園(ジュッジちょうるいこくりつこうえん、Parc national des oiseaux du Djoudj; PNOD)は、サン=ルイの北約60kmに位置するセネガルの国立公園。西アフリカではモーリタニアのバン・ダルガン国立公園に次ぐ重要な野鳥の繁殖地とも言われており、1981年にユネスコの世界遺産に登録された結果、日本ではその英語登録名に基づく「ジュッジ国立鳥類保護区」という呼称でも知られている。.

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ジンバブエ

ンバブエ共和国(ジンバブエきょうわこく)、通称ジンバブエは、アフリカ大陸の南部に位置する共和制の国家である。首都はハラレ。内陸国であり、モザンビーク、ザンビア、ボツワナ、南アフリカ共和国に隣接する。なお、地図を一見すると接しているように見えるナミビアとは、ザンビア、ボツワナを挟んで150メートルほど離れている。2003年に脱退するまでイギリス連邦の加盟国だった。 初代首相、2代目大統領を務めたロバート・ムガベは1980年のジンバブエ共和国成立以来、37年の長期に渡って権力の座につき、その強権的な政治手法が指摘されてきたが、2017年11月の国防軍によるクーデターで失脚した。.

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ジーザス要塞

ーザス要塞(英語:Fort Jesus、ポルトガル語:Jesus de Mombaça)は、ケニア・モンバサにある要塞である。1593年、スペイン王・フェリペ2世の命令によって建設された。2011年、UNESCOの世界遺産に登録された。.

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ジェミラ

ェミラ (Djémila, جميلة) は、アルジェリアの北東の岸に近い山村である。村の名前はアラビア語で「美しいもの」を指す。それ以前のラテン語での名称はクイクルム (Cuiculum) だった。古代ローマ時代の遺跡が良好な保存状態で現存していることから、1982年にユネスコの世界遺産に登録されている。特に、山の地形に合わせてローマ建築が持ち込まれた点に特色があり、劇場、2つの集会場、寺院、バシリカ、アーチ、街路、住居群などが現存している。 ジェミラはコンスタンティーヌやカビリ (Petite Kabylie) に隣接する地域にあり、アルジェリアの中でも、重要な歴史的価値を引き継いだ出色の古代遺跡を持つ村となっている。良好な保存状態のローマ遺跡群は、Harshの集会場周辺に集まっている。この集会場は、舗装された正方形のもので、入り口には威風堂々たる門が構えている。 ジェミラは元々、クイクルムの名で西暦1世紀に建てられた植民都市である。当初は兵たちの居住地だったのだが、後には大商いを行う市場町になった。町の発展は主に穀物やオリーブなどの農作物によって支えられていた。しかし、ローマ帝国が没落した後、都市は緩やかに廃れていった。 後にムスリムが一帯を制圧した時、彼らはこの村に再入植しようとはしなかったが、名前を「美しいもの」を意味するアラビア語に改称した。 Image:GM Djemila Roman Theatre01.jpg Image:GM Djemila Roman Theatre03.jpg Image:GM Djemila Roman Theatre04.jpg.

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ジェンネ

ェンネ(Djenné)は、マリ共和国モプティ州の都市で、モプティ市からは130km、首都バマコからは574kmのところにある。 ジェンネは遊牧民と定住民の橋渡しとなる都市であり、サハラ交易の要衝となっていた。 商業的に結びついているトンブクトゥからは、川伝いに500km離れており、この二つの都市はかつて「双子の姉妹」と称された。 なお、「ジェンネ」はで「水の精霊」の意味である。 2009年の人口は3万2944人。.

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スース

ース(Sousse、またはスーサ سوسة Sūsa)はチュニジアの都市。チュニスの南約140kmに位置するチュニジア第三の都市で、人口は約43万人。スース県の県都である。町は美しく、「サヘルの真珠」といわれる。旧市街(アラビア語でメディナ)はユネスコ世界遺産に登録されている。.

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スクルの文化的景観

ルの文化的景観は、ナイジェリアにあるユネスコの世界遺産のひとつ。ナイジェリア北東部アダマワ高地のベヌエ川沿いにあるスクルの小集落は、古来製鉄がさかんで、製鉄所の遺構などがある。登録対象となったのは、この集落の7.644km2 である。 小集落全体は、自然の地形をうまく活かし、宗教的存在でもある首長 (Hidi) の宮殿を丘の上に仰ぎ、その眼下に段々畑が広がる景観を生み出している。ただし、その景観は20世紀初頭までは保持されたものの、1912年から10年にわたって近隣の部族に荒らされ、首長の宮殿も廃墟と化した。 ただ、今なお約15,000人が暮らすこの小集落には様々な遺跡が残り、彼らが長い間積み重ねてきた土地利用の様式や共同体の土着文化を伝えている。.

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セネガル

ネガル共和国(セネガルきょうわこく、République du Sénégal )、通称セネガルは、西アフリカ、サハラ砂漠西南端に位置する共和制国家。北東にモーリタニア、東にマリ、南東にギニア、南にギニアビサウと国境を接している。セネガルはガンビア川の岸に沿った細長い国土を持つガンビアとも国境を接し、三方から囲んでいる。これによってセネガルの南部のカザマンス地方は残りの地域から隔てられている。西は大西洋に面し、カーボベルデと海上の国境を接している。セネガルの経済的・政治的首都はダカールである。セネガルは旧世界(アフロ・ユーラシア)の大陸部における最西の国である。国名の由来は東と北の国境となるセネガル川にある。「Senegal」という名前はウォロフ語で「我々の船」を意味する「Sunuu Gaal」に由来する。 フランスと関係が深く、フランコフォニー国際機関に加盟している。 首都のダカールはかつてのパリ・ダカール・ラリーの終着点として知られている。また、領域にアフリカ大陸最西端のヴェルデ岬を抱えている。.

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セネガンビアの環状列石

図1;Sine Ngayéne環状列石25号の造墓活動の様子。一次墓坑の掘削、小墓坑の掘削と埋葬 図2;Sine Ngayéne環状列石25号の造墓活動の様子。一次墓坑の内部に墳丘を形成 図3;Sine Ngayéne環状列石25号の造墓活動の様子。一次墓坑の埋め立て、埋葬と石柱の造立。石柱は、環状にめぐらせて、墓標になる石柱を独立的に建てる。墓標の周囲の地下には図示していないが土器が埋められた。 セネガンビアの環状列石(セネガンビアのかんじょうれっせき)は、セネガル、ガンビア両国に跨るセネガンビア地域で見られる環状列石群である。39,000km2に分布しており、遺跡の総数は、1,965箇所で、16,790基の石碑及び石柱が発見されている。また、1,045箇所の環状列石、3,448箇所の石をめぐらせた墓と石を使わない墓があり、9,093個の石が、石を使用した墓や環状列石を伴う墓に用いられている。また単独の石碑ないし石柱は、3,204箇所確認されている。そのうち一部がユネスコの世界遺産に登録されている。登録対象地域は、ガンビアのガンビア川中流地方のKerbatch(登録ID1226-01)と Wassu (ID1226-002)、セネガルのカオラック州のSine Ngayène (ID1226-003)、Warnar (ID1226-004) の4箇所である。 立ち並ぶ巨石は8世紀頃に、より早い時期の墓の上に墓標として立てられたものであり、12世紀頃まで続けられた。10個から24個の石でそれぞれの環が形成され、高さは1メートルから2.5メートル、重いものでは10トンにもなる。これらの石は、一般的にはラテライトである。 1,000以上の環状列石群があるが、最大のものは1,000以上の石で52の環が作られているジャルンベレ (Djalloumbéré) のもので、ワッス (Wassu) 周辺にある。ワッスには、環状列石に関する博物館がある。 環状列石には、伝統的に上に小さな岩が置かれているが、その意味は未詳である。環状列石が立てられた理由自体も解明されていないが、2006年にナショナル・ジオグラフィックが報告した発掘調査によれば、葬儀に関するものであった可能性が示唆されている。.

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セルース猟獣保護区

ルース猟獣保護区は、タンザニアにある動物たちの保護区。その名前(ここでの "Game" は狩の対象となる鳥や獣のこと)が表すように、元々は狩猟用の保護区として設定されたものであったが、現在は狩猟が禁止された純粋な保護区となっている。大型哺乳類が万単位で生息し、動物保護区としては世界最大級の面積を誇る。その動物相の多彩さと規模、および人の手がほとんど入ってこなかった点が評価され、ユネスコの世界遺産にも登録されている。 なお、上記の通り現在は狩猟を目的としない保護区となっていることから、日本では「セルース動物保護区」と意訳されることもしばしばである。.

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セレンゲティ国立公園

レンゲティ国立公園は、タンザニア連合共和国北部のマラ州・アルーシャ州・シニャンガ州にまたがる、自然保護を目的とした国立公園。アフリカで一番良く知られた国立公園の1つ。1981年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。セレンゲティとはマサイ語で「果てしなく広がる平原」の意。.

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セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ

ントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ(Saint Helena, Ascension and Tristan da Cunha)は、南大西洋に所在するイギリスの海外領土。セントヘレナ、アセンション島、トリスタンダクーニャの3つの区域によって構成される。 かつてはセントヘレナおよび属領(Saint Helena and Dependencies)と呼ばれていたが、2009年9月に改正された新憲法によって3区域の関係が対等なものに改められ、名称も変更された。.

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タッシリ・ナジェール

タッシリ・ナジェール(ベルベル語: Tasili n Ajjer)は、アルジェリア南東部、サハラ砂漠にある台地状の山脈。およそ500kmにわたり拡がっており、最高点は標高2158mの Adrar Afao(北緯25度10分、東経8度11分)である。最も近い町は山脈の南西約10kmにあるジャーネットである。 台地を侵食した渓谷には糸杉が点在し、考古学的な景観も含んでいることから、「タッシリ・ナジェール国立公園」として国立公園、生物圏保護区、ラムサール条約登録地に指定されており、ユネスコの世界遺産にも登録されている。.

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タドラルト・アカクス

タドラルト・アカクス(تدرارت عكاكس)は、サハラの一部にあたるリビア西部の砂漠地帯。アルジェリア国境に近く、ガット (Ghat) の町にも近い。「タドラルト」は現地の言葉で「山」を意味する。この地域の特色は先史時代の岩絵が多数現存していることであり、「タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群」の名でユネスコの世界遺産にも登録されている。 アカクスの景観は砂丘、アーチ状岩石、峡谷、山と変化に富んでいる。主要なランドマークはAfzejareのアーチとTin Khlegaのアーチである。この一帯はサハラの中でも最も不毛な地域のひとつだが、植生が見られないわけではない。.

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タイ国立公園

タイ国立公園は、コートジボワール西部に広がる国立公園。Nienokoue山周辺の3300km2を対象として、1972年に国立公園に指定された。西アフリカでも稀少になっている原生熱帯林を含んでいる。コビトカバ、チンパンジーなど、絶滅危惧種も少なからず含む多彩な動物相と植物相が評価され、1982年にユネスコの世界遺産に登録された。.

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サルーム・デルタ

ルーム・デルタ サルーム・デルタ (Saloum Delta / Le delta du Saloum) は、セネガルのサルーム川、ジョンボ川、バンジャラ川およびそれらの支流によって形成された面積50万ha(5000km2)の三角州である。西アフリカ屈指の野鳥の繁殖地になっており、敷地の一部がサルーム・デルタ国立公園やラムサール条約登録地を含む生物圏保護区となっている。それと同時に、数千年にわたって漁撈採集を営んできた人々が作り上げた巨大な貝塚群が独特の文化的景観を形成している地域でもあり、2011年にはそれが評価されてユネスコの世界遺産リストに文化遺産として登録された。.

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サロンガ国立公園

ンガ国立公園は、コンゴ民主共和国にある同国内最大の国立公園。アフリカの国立公園の中でも第2位の規模を誇るこの国立公園には、最大の熱帯原生林が残っている。.

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サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ

ン・クリストーバル・デ・ラ・ラグーナ(San Cristóbal de La Laguna)は、スペイン・カナリア諸島州サンタ・クルス・デ・テネリフェ県のムニシピオ(基礎自治体)。テネリフェ島北部に位置し、一般的には単にラ・ラグーナと呼ばれる。ラ・ラグーナ大学を有する大学都市であり、2015年の人口は152,843人。.

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サンガ川流域の3か国保護地域

ンガ川流域の3か国保護地域(サンガがわりゅういきの3かこくほごちいき)は、2012年の第36回世界遺産委員会でUNESCOの世界遺産リストに登録されたコンゴ盆地の国際的な自然保護区である。カメルーンのロベケ国立公園、コンゴ共和国の、中央アフリカ共和国のザンガ=ンドキ国立公園という、ニシローランドゴリラやマルミミゾウなどの希少動物たちの生息域を含む3か国の国立公園によって構成されている。.

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サンガネーブ海洋国立公園とドンゴナーブ湾=ムカッワー島海洋国立公園

ンガネーブ海洋国立公園とドンゴナーブ湾=ムカッワー島海洋国立公園(サンガネーブかいようこくりつこうえんとドンゴナーブわん=ムカッワーとうかいようこくりつこうえん)は、スーダンの紅海沿岸及び海域に設定された2つのを対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。紅海唯一の環礁や紅海最大級の湾を擁する自然美、生態系などが評価されたもので、スーダンの世界遺産としては初の自然遺産となった。.

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サン=ルイ島 (セネガル)

ン=ルイ島は、セネガル北西部のサン=ルイ地方、セネガル川河口に浮かぶ島。大西洋に対面する。 島の中心部には、かつてフランス領西アフリカの首都だった都市サン=ルイがある。この島は、都市サン=ルイの歴史的町並みを主たる理由として、ユネスコの世界遺産に登録されている。.

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サブラタ

ブラタは、古代トリポリタニアの三都市のうち、最西端に位置した都市。現在のリビアの北西部ザーウィヤ県に位置する。現在のトリポリ(かつてのオエア)の西約65kmの地中海沿岸に存在した都市で、その遺跡群は1982年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。.

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第41回世界遺産委員会

41回世界遺産委員会(だい41かいせかいいさんいいんかい)は、2017年7月2日から7月12日の間、ポーランドのクラクフで開催された。ヨーロッパでの世界遺産委員会開催は過去に何度もあるが、ポーランドでの開催は初である。クラクフはその歴史地区がいわゆる世界遺産第1号の一つとなった都市であり、この会議は2014年竣工ので開催される。文化遺産18件、自然遺産3件、複合遺産0件の計21件が登録された結果、世界遺産リスト登録物件の総数は1,073件となった。.

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無形文化遺産

無形文化遺産(むけいぶんかいさん、)は、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの無形文化財を保護対象とした、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の事業の一つ。2006年に発効した無形文化遺産の保護に関する条約に基づく。無形文化遺産に対して、ユネスコの世界遺産は建築物など有形文化財を対象とする。関係して2001年から3回行われた傑作宣言による90件を引き継いて含まれる。 これまでに対象とされた無形文化遺産は、各国の音楽、舞踏、祭り、儀式のほか、インドのヨーガ(2016年)、日本の和紙(2014年)、和食(2013年)など伝統習慣、工芸など多岐にわたる。.

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聖カタリナ修道院

聖カタリナ修道院(せいかたりなしゅうどういん、英名:Saint Catherine's Monastery)は、エジプト、シナイ山の麓にある峡谷の河口、シナイ半島に位置する正教会の修道院の名称。他に聖カテリナ修道院、聖カトリーナ修道院、聖エカテリナ修道院とも称される。修道院は現在も継続して機能する、キリスト教:正教会の世界最古の修道院である。聖カタリナ修道院はユネスコの世界遺産に登録されている。.

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負の世界遺産

負の世界遺産(ふのせかいいさん)とは、世界遺産のうち、人類が犯した悲惨な出来事を伝え、そうした悲劇を二度と起こさないための戒めとなる物件を指す、日本国内での用語である。ユネスコが公式にそのような分類をしているわけではなく、明確な定義は存在しない。 また、英語での定訳もなく、 と訳す者がいる一方で、簡潔に英訳することの困難さも指摘されており、こうした分類が、世界遺産委員会の審議で特筆されることもない稲葉信子「『負の世界遺産』という言葉から考えること」(『世界遺産年報2011』)。.

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文化的景観

文化的景観としての世界遺産第1号となったトンガリロ国立公園 文化的景観(ぶんかてきけいかん、Cultural landscape)とは、人間と自然との相互作用によって生み出された景観を言う。景観とは既に現存する自然や人工の要素の集合体ではなく、自然と人為が関係しあっている様子、すなわち文化をも表現するという見方で、歴史的景観と表裏一体となっている。この場合の相互作用には、庭園等の様に人間が自然の中に作り出した景色、あるいは田園や牧場のように産業と深く結びついた景観、さらには自然それ自体にほとんど手を加えていなくとも、人間がそこに文化的な意義を付与したもの(宗教上の聖地とされた山など)が含まれる。.

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