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与圧結合アダプタ

索引 与圧結合アダプタ

ンデバーにドッキングしたユニティの PMA-1 にザーリャをドッキングさせているところ (NASA) 与圧結合アダプタ(よあつけつごうアダプタ、Pressurized Mating Adapter:PMA)とは、国際宇宙ステーション (ISS) において異なるドッキング機構を備えた宇宙船やモジュールを相互接続するための設備である。NASAが開発した共通結合機構(Common Berthing Mechanism:CBM)とロシア製のアンドロジナスドッキング機構(Androgynous Peripheral Attach System:APAS)を装備しており、ロシア側とアメリカ側のモジュール、およびスペースシャトルを結合できるようにしたものである。 ISS には3つの PMA があり、最初の2つの PMA はユニティモジュールと一緒に STS-88 で打ち上げられ、3つ目は STS-92 に積み込まれて打ち上げられた。.

21 関係: 多目的補給モジュールミールハーモニー (ISS)ユニティ (ISS)トランクウィリティー (ISS)ディスカバリー (オービタ)デスティニー (ISS)アンドロジナスドッキング機構アトランティス (オービタ)カナダアーム2ザーリャスペースラブスペースシャトル共通結合機構国際宇宙ステーションSTS-102STS-120STS-88STS-92STS-97STS-98

多目的補給モジュール

ISS からデジタルカメラで撮影 (STS-102) 多目的補給モジュール(たもくてきほきゅうモジュール、Multi-Purpose Logistics Module: MPLM)とは、スペースシャトルのミッションで国際宇宙ステーション (ISS) との間で積荷を受け渡すための与圧コンテナである。スペースシャトルの貨物室で運ばれ、ロボットアームで ISS のユニティやハーモニーに接続し、そこで物資が下ろされ終了した実験機器や廃棄物が積み込まれる。その後 MPLM は 再びシャトルに積み込まれて地球に戻される。.

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ミール

ミール(Мир)は、ソビエト連邦によって1986年2月19日に打ち上げられ、2001年3月23日まで使われた宇宙ステーションである。ミールという名前は、ロシア語で「平和」「世界」を意味する。サリュートの後継機。.

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ハーモニー (ISS)

ハーモニー(Harmony)とは、国際宇宙ステーション (ISS) を構成するモジュールの1つで ISS に接続された6番目のモジュールである。結合モジュールの二つ目にあたりノード2(Node 2)とも呼ばれる。.

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ユニティ (ISS)

ISS ユニティ (NASA) ユニティ(Unity)は、国際宇宙ステーション (ISS) を構成するモジュールの1つで、米国製としては初のモジュールである。円筒形で6箇所(前後左右と上下)の結合場所があり、他のモジュールを接続できるようになっている。大きさは直径が15フィート、全長が18フィートで、アラバマ州ハンツビルのマーシャル宇宙飛行センターにある製造設備でボーイング社により建造された。ノード1と呼ばれることもあり、ISS の完成時には3つとなる接続モジュールの最初の1つである。.

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トランクウィリティー (ISS)

ISSに取り付けられるトランクウィリティー トランクウィリティー(Tranquility)は、2010年2月のSTS-130/20Aミッションで国際宇宙ステーション(ISS)に追加されたモジュールである。正式名称決定前の名であるノード3とも呼ばれる(名称由来は後述)。 電力やデータ、コマンドの送受、熱制御や環境制御、乗員の行き来が可能な6箇所の共通結合機構を有しており、他のモジュールを結合させることができる(なお、このうち上部の1箇所はデクスターを設置できるように改造されたため、共通結合機能は装備していない)。.

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ディスカバリー (オービタ)

ディスカバリー(Space Shuttle Discovery、NASA型名:OV-103)はスペースシャトルのオービタである。コロンビア、チャレンジャーに続いて、1984年8月30日に打ち上げられた3機目のオービタである。.

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デスティニー (ISS)

デスティニー(Destiny)は、国際宇宙ステーション (ISS) の米国製モジュールで、初の実験用モジュールである。2001年2月の初めにユニティモジュールに接続され、5日間かけて起動作業が行なわれた。軌道上の実験施設をNASAが運用するのは、1974年2月にスカイラブから撤退して以来、デスティニーが初めてである。 与圧された施設内では、宇宙飛行士が幅広い科学分野での研究作業を行なう。そこで得られた実験結果は、医療、工学、バイオテクノロジー、物理学、材料科学、地球科学など、世界中の科学者が研究に応用する。.

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アンドロジナスドッキング機構

アンドロジナスドッキング機構、またはアンドロジナス接続システム(、)とは、ミール宇宙ステーションや国際宇宙ステーションで使用されているである。これはスペースシャトル・オービターがISSに係留されるために、または、基本機能モジュール・ザーリャが与圧結合アダプタ (PMA) を介してISSのアメリカ側モジュールと接続されるために使われている。これと互換性のある接続システムは中国の神舟宇宙船にも使われていて、将来において神舟号がISSとドッキングできるようにしている。.

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アトランティス (オービタ)

アトランティス(Space Shuttle Atlantis、NASA型名:OV-104)は、NASA スペースシャトルを構成する往還船モジュール=オービタとして計5隻建造された姉妹船(sister ships)の4番船である。船名「アトランティス」は、1931年から1964年までウッズホール海洋研究所で使用された調査船に由来する。 1985年10月3日にSTS-51-Jにて初飛行を行った。 2011年7月8日から7月21日までのSTS-135が最終飛行で、スペースシャトル計画における最後の飛行ともなった。 1995年にはロシアの宇宙ステーション「ミール」の修理のために、米露の宇宙船が1975年以来初めてドッキングした。 改良により、実用シャトル初番船「コロンビア」よりも3トン軽量化され、建造期間も短縮されている。 事故で失われた「チャレンジャー」とともに、日本人宇宙飛行士が搭乗することなく退役した。 2011年に最後の飛行を終えて退役した。その後はケネディ宇宙センターの組立棟に保管されていたが、2012年11月に展示施設に輸送された。2013年7月より一般公開されている。.

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カナダアーム2

ナダアーム2(Canadarm 2)は、国際宇宙ステーション (ISS) に搭載されているロボットシステムである。実際にはカナダアーム2はモービルサービスシステム (MSS) のひとつの構成要素である。 カナダアーム2は、ISSの周囲で実験モジュールやトラスを組み立てたり、実験装置、曝露交換機器の交換や移動を行ったり、宇宙飛行士が宇宙空間で船外活動 (EVA) するのを支援したり、子アームであるSPDM「デクスター」の移動や作業を支援するなど、ISSの組立と整備において重要な役割を持っている。特別な訓練を受けた宇宙飛行士が、カナダアーム2の様々なシステムを操作してこれらの作業を行う。.

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ザーリャ

STS-88 で撮影されたザーリャモジュール (NASA) ザーリャ内部の様子(2001年撮影) ザーリャ(Заря́、「日の出」の文語表現)とは、最初に打ち上げられた国際宇宙ステーション (ISS) のモジュールである。.

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スペースラブ

STS-50 コロンビアの貨物室にあるスペースラブモジュール LM1 とトンネル。 スペースラブ(Spacelab)は、スペースシャトルに積み込まれる再利用可能な宇宙実験室である。与圧モジュール、非与圧のキャリア、その他関連する機器などの複数の構成要素からなり、地球軌道上の微小重力状態で実験を行なうことができる。.

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スペースシャトル

ペースシャトル(Space Shuttle)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)が1981年から2011年にかけて135回打ち上げた、再使用をコンセプトに含んだ有人宇宙船である。 もともと「再使用」というコンセプトが強調されていた。しかし、結果として出来上がったシステムでは、オービタ部分は繰り返し使用されたものの、打ち上げられる各部分の全てが再利用できていたわけではなく、打ち上げ時にオービタの底側にある赤色の巨大な外部燃料タンクなどは基本的には使い捨てである。.

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共通結合機構

共通結合機構(きょうつうけつごうきこう、Common Berthing Mechanism: CBM)とは、国際宇宙ステーションでロシア以外の与圧モジュールを接続するのに使われている結合機構である。 共通結合機構は、アクティブ共通結合機構 (ACBM) とパッシブ共通結合機構 (PCBM) の2つで構成されている。CBMは、モータ駆動式の16本のボルトで構造結合され、巨大なOリングで気密を保つ。電力、通信、流体ホースをクルーが接続すると結合は完了する。ちなみにクルーの通路となるハッチの開口部は51インチ (130cm) である。 共通結合機構が初めて使われたのは、国際宇宙ステーションのユニティとZ1トラスの接続である。ノード1「ユニティ」と、ノード2「ハーモニー」、ノード3「トランクウィリティー」は、CBMを各6基有している。 日本の無人補給機である宇宙ステーション補給機 (HTV) や、スペースX社のドラゴンカプセル、オービタル・サイエンシズ社のシグナス補給船といった宇宙船の結合にも CBM が使われる。ただし、CBMは自動ドッキング機能は有していないため、結合にはカナダアーム2による接近操作が必要になる。.

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国際宇宙ステーション

CGによる完成予想図。 国際宇宙ステーション(こくさいうちゅうステーション、International Space Station、略称:ISS、Station spatiale internationale、略称:SSI、Междунаро́дная косми́ческая ста́нция、略称:МКС)は、アメリカ合衆国、ロシア、日本、カナダ及び欧州宇宙機関 (ESA) が協力して運用している宇宙ステーションである。地球及び宇宙の観測、宇宙環境を利用した様々な研究や実験を行うための巨大な有人施設である。地上から約400km上空の熱圏を秒速約7.7km(時速約27,700km)で地球の赤道に対して51.6度の角度で飛行し、地球を約90分で1周、1日で約16周する。なお、施設内の時刻は、協定世界時に合わせている。 1999年から軌道上での組立が開始され、2011年7月に完成した。当初の運用期間は2016年までの予定であったが、アメリカ、ロシア、カナダ、日本は少なくとも2024年までは運用を継続する方針を発表もしくは決定している。運用終了までに要する費用は1540億USドルと見積もられている(詳細は費用を参照)。.

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STS-102

STS-102は、スペースシャトルディスカバリーを用いて行われた国際宇宙ステーションへのミッションである。2001年3月にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。主な目的はISSへの物資の補給及び第1次長期滞在と第2次長期滞在の乗組員の入れ替えである。.

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STS-120

STS-120は、国際宇宙ステーション(ISS)組立てミッション(10A)のために、2007年10月から11月にかけての16日間に渡りスペースシャトルディスカバリーによって行われた有人宇宙飛行である。 ミッション内容は、ハーモニー(ノード2)の打上げ・設置と、天頂側Z1トラスの先に設置されていた太陽電池パドルを含むP6トラスを左舷側P5トラスの先へ移設すること等であった。 移設したP6トラスの太陽電池パドルの展開中に一部が裂けるというトラブルが発生したものの、船外活動による修理に成功した。 また、本ミッションでは映画「スター・ウォーズ」公開30周年記念行事として、エピソード6の劇中でルーク・スカイウォーカーが持つライトセーバーのプロップが宇宙に運ばれた。 Category:スペースシャトルのミッション Category:2007年のアメリカ合衆国 Category:2007年の宇宙飛行 Category:2007年10月 Category:2007年11月.

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STS-88

STS-88はスペースシャトル・エンデバーによる国際宇宙ステーション建設の初飛行ミッションであり、スペースシャトル93回目のミッションにあたる。.

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STS-92

STS-92 は、スペースシャトル・ディスカバリーによる国際宇宙ステーションへの飛行ミッションであり、スペースシャトル100回目のミッションである。.

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STS-97

STS-97は、エンデバーを用いて行われた国際宇宙ステーション(ISS)へのスペースシャトルのミッションである。ISSへの初めての太陽電池の取り付け、デスティニーの到着に備えたポートの準備、ISSの滞在員への物資の補給等が行われた.

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STS-98

打ち上げ後の STS-98 STS-98は、スペースシャトル・アトランティスによって行われた国際宇宙ステーション (ISS) への飛行ミッションである。このミッションでは、デスティニー実験モジュールが ISS へ運搬された。12日の飛行期間のうち6日間を ISS とドッキングしていたシャトルは、2月20日に再突入して無事にエドワーズ空軍基地へ着陸し、全てのミッションを完了した。.

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