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ロールス・ロイス・V8

索引 ロールス・ロイス・V8

V8レガリミット V8はロールス・ロイスが1905年から『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』pp.21-50「創業から戦前」『世界の自動車-21 ロールス・ロイス - 戦前』pp.5-19。『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』pp.171-185「スペック」1906年までに製作した試作車である。 当時まだガソリンエンジンの音と振動を嫌う人々が電気自動車に固執していたのを見て、ロールス・ロイスの販売部門が電気自動車並みに静粛で室内が広い自動車の設計をフレデリック・ヘンリー・ロイスに要求した。ロイスはバルブをバンク外側低い位置とする等全高を極めて低く設計した内径φ82.5mm×行程82.5mmで3,528cc内径×行程から算出した数値。、90度V型8気筒エンジンを当時の電気自動車と同様床下に置く設計を採り、当時の市街最高速度制限20mphを超えない程ギア比を低くしその代わりエンジン特性を極めて柔軟でギアチェンジが不要な程とした。当時滴下式で黒煙を吐くのが当然だった中で全圧送による潤滑を採用する等極めて時流を先取りした設計であり、少数が試作されたが、要求されたスペックはシルヴァーゴーストでも実現でき、また車種をシルヴァーゴーストに一本化する方針もあって市販されなかった。 エンジンは2気筒ずつ鋳造された鋳鉄製サイドバルブヘッドとシリンダーをアルミニウム製クランクケースにボルト留めするという当時のロールス・ロイス車に共通する手法で製作されている。ホイールベースは106in(約2692.4mm)。 4台が試作された。シャシNo.23925の1号車、シャシNo.80500の3号車はバーカー製のダブルランドーレットボディで「ザ・インヴィジブル」(The Invisible )、シャシNo.40518の4号車は2席のバーカー製フェートンボディーを搭載して「レガリミット」(Legalimit )と呼ばれた。「レガリミット」とは当時の市街最高速度制限を常用速度に設計したことに由来する。2号車はシャシNo.26539にトラックボディを架装したとも言われるが資料も写真も残っておらず詳細は不明である。.

20 関係: 小林彰太郎二玄社ネコ・パブリッシングランドーレットロールス・ロイスロールス・ロイス・シルヴァーゴーストフレデリック・ヘンリー・ロイスフェートン (車両)アルミニウムガソリンエンジンクランクケースシャシ (自動車)サイドバルブ貨物自動車鋳鉄電気自動車V型8気筒最高速度1905年1906年

小林彰太郎

小林 彰太郎(こばやし しょうたろう、1929年 11月12日- 2013年10月28日)は、日本の自動車評論家である。自動車雑誌「カーグラフィック(CG)」(二玄社)の創設者である。.

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二玄社

二玄社(にげんしゃ/英記 Nigensha Co, Ltd)は、日本の出版社。書道等の東洋美術専門の出版社として設立された。自動車雑誌「カーグラフィック」創刊以降は、「書道・美術部門」と「自動車関係部門」の2部門を特徴としていたが、『NAVI(ナビ)』誌の休刊と『カーグラフィック』誌の移管以降は美術関連のみ取り扱っている。.

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ネコ・パブリッシング

株式会社ネコ・パブリッシング(NEKO PUBLISHING CO., LTD.)は、自動車や鉄道を初めとする趣味関連の雑誌・書籍を出版発行している日本の出版社である。.

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ランドーレット

ランドーレットまたはランドレー(landauletまたはlandaulette)とは、自動車のボディタイプのひとつである。.

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ロールス・ロイス

ールス・ロイス日本における正規代理店による表記。英語圏では「ロールズ・ロイス」 と発音する。(三省堂『固有名詞英語発音辞典』より)()の起源は、1906年3月『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』pp.21-50「創業から戦前」。にイギリスで設立された製造業者であるロールス・ロイス社 (Rolls-Royce Limited) であるが、現在は相互に独立した以下の二社となっている。.

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ロールス・ロイス・シルヴァーゴースト

1907年式「オリジナル・シルヴァーゴースト」AX201。同車は過酷なテストに耐え、ロールス・ロイスの名声を確立した。2004年、ロールス・ロイス発祥の地となったミッドランド・ホテル(マンチェスター)のイベントにて撮影 シルヴァーゴースト(Silver Ghost )は、1906年から1925年にかけてイギリスのロールス・ロイスが製造・販売した大型高級乗用自動車「40/50HP」型車の愛称。.

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フレデリック・ヘンリー・ロイス

フレデリック・ヘンリー・ロイス シートンの初代準男爵、サー・フレデリック・ヘンリー・ロイス(Sir Frederick Henry Royce, 1st Baronet of Seaton、1863年3月27日 - 1933年4月22日)は、ロールス・ロイスの創業者の一人で、イギリスの自動車の先駆者である。.

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フェートン (車両)

フェートン(Phaeton、Phaëton、Phaethon)は、ギリシア神話の太陽神ヘリオスの息子パエトンのこと。16世紀以降、馬車のボディスタイルの呼び名として使用され、19世紀末からは自動車のボディスタイルの呼び名としてオープンカーの一形式を指す用語として使用された。.

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アルミニウム

アルミニウム(aluminium、aluminium, aluminum )は、原子番号 13、原子量 26.98 の元素である。元素記号は Al。日本語では、かつては軽銀(けいぎん、銀に似た外見をもち軽いことから)や礬素(ばんそ、ミョウバン(明礬)から)とも呼ばれた。アルミニウムをアルミと略すことも多い。 「アルミ箔」、「アルミサッシ」、一円硬貨などアルミニウムを使用した日用品は数多く、非常に生活に身近な金属である。天然には化合物のかたちで広く分布し、ケイ素や酸素とともに地殻を形成する主な元素の一つである。自然アルミニウム (Aluminium, Native Aluminium) というかたちで単体での産出も知られているが、稀である。単体での産出が稀少であったため、自然界に広く分布する元素であるにもかかわらず発見が19世紀初頭と非常に遅く、精錬に大量の電力を必要とするため工業原料として広く使用されるようになるのは20世紀に入ってからと、金属としての使用の歴史はほかの重要金属に比べて非常に浅い。 単体は銀白色の金属で、常温常圧で良い熱伝導性・電気伝導性を持ち、加工性が良く、実用金属としては軽量であるため、広く用いられている。熱力学的に酸化されやすい金属ではあるが、空気中では表面にできた酸化皮膜により内部が保護されるため高い耐食性を持つ。.

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ガソリンエンジン

4ストロークエンジン (1)吸入 (2)圧縮 (3)燃焼・膨張 (4)排気 ガソリンエンジン(gasoline engine)は、ガソリン機関ともいい、燃料であるガソリンと空気の混合気を圧縮したあと点火、燃焼(予混合燃焼)・膨張させるという行程を繰り返し、運動エネルギーを出力する内燃機関である。.

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クランクケース

ランクケース(crankcase)とはレシプロエンジンを構成する構造の一つで、クランクシャフトが納められる箱状の部位である。.

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シャシ (自動車)

ャシ (Chassis) は、自動車の車体(ボディー)を除くすべての機構、または 車の足回り機構 を指す。シャーシ、シャシー、シャーシーとも表記される。.

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サイドバルブ

イドバルブ(Sidevalve engine、省略形はSV)とは、4サイクルレシプロエンジンの1形式。主要諸元表などには日本語で「側弁式」(そくべんしき)と表記されている場合も多い。また、シリンダーヘッドが平らな形をしていることから、「フラットヘッドエンジン」とも呼ばれている。.

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貨物自動車

貨物自動車(かもつじどうしゃ、、トラック、、カミオン)は、主に貨物を運搬する自動車である。 比較的小型で、運転席と荷室が一体となった車体を持つ車種については、「ライトバン」を参照。.

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鋳鉄

鋳鉄(ちゅうてつ、cast iron)とは、.

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電気自動車

電気自動車(でんきじどうしゃ、electric car)とは、電気をエネルギー源とし、電動機を動力源として走行する自動車である。.

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V型8気筒

V型8気筒(ブイがたはちきとう)は、レシプロエンジン等のシリンダー配列形式の一つで、直列4シリンダー2組がV字様に配置されている形式を指す。当記事では専らピストン式内燃機関のそれについて述べる。V8(ブイはち)と略されることが多い。 多気筒レシプロエンジンとして広く用いられるエンジン形式の一つであり、自動車用としては特に大排気量車の多かったアメリカ合衆国で発達してきた。ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン双方あるも、現代では大型乗用車用のエンジン形式として普及している。.

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最高速度

最高速度(さいこうそくど)とは法令の下で、道路で車両が出すことができる最高の速度。制限速度、規制速度とも言う。.

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1905年

記載なし。

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1906年

記載なし。

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