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ロマンス諸語

索引 ロマンス諸語

マンス諸語(ロマンスしょご)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派ラテン・ファリスク語群に属する言語のうち、ラテン語の口語である俗ラテン語に起源をもつ言語の総称である。ロマン諸語、ロマンス語、ロマン語とも言う。 また、ラテン・ファリスキ語群のことをロマンス語群、イタリック語派のことをロマンス語派と言うこともある。 方言連続体についての論議の際、しばしばロマンス系諸語の近似性について言及される。これは近代言語学の父・フェルディナン・ド・ソシュールが一般言語学講義の中でフランス語とイタリア語は一つの方言連続体であり、「明確な境界線を引くことは難しい」と記している事からも窺える。ロマンス諸語は個々の言語である前にラテン語の方言であるともいえる。.

95 関係: 古ラテン語古典ラテン語中世ラテン語一般言語学講義俗ラテン語ナポリ語ミランダ語ノルマン語バレンシア語バスク語ポルトガルポルトガル語モナコ語モルドバ語モサラベ語ヨーロッパラングドック語ラ・スペツィア=リミニ線ラテン語ラディン語ラディーノ語リムーザン語リオプラテンセ・スペイン語リグリア語ルーマニアルーマニア語レト・ロマンス語群レオン語ロマンシュ語ロマンス語学ロンバルド語ワロン地域ワロン語ヴェネト語ブラジルポルトガル語プロヴァンス語ピエモンテ語ピカルディ語ティチーノ語フランシアン語フランスフランス語フリウリ語フェルディナン・ド・ソシュールドイツ語ニサール語ダルマチア語アラン語アラゴン語アルーマニア語...アルピタン語アンダルシア方言アストゥリアス・レオン語アストゥリアス語インド・ヨーロッパ語族イベリアイベリアポルトガル語イベロ・ロマンス語イストリア語イタリック語派イタリアイタリア語イタロ・西ロマンス語ウルグアイポルトガル語エミリア・ロマーニャ語エストレマドゥーラ語オルダニー語オック語オイル語カタラニートカタルーニャ語ガリアガリシア・ポルトガル語ガリシア語ガロ・ロマンス語ガロ・イタリア語ガーンジー語ガッルーラ・サルデーニャ語ガスコーニュ語コルシカ語シチリア語シャンパーニュ語ジャージー語スペインスペイン語スロベニア語サルデーニャ語サーク語サッサリ・サルデーニャ語西ロマンス語言語東ロマンス語方言方言連続体教会ラテン語 インデックスを展開 (45 もっと) »

古ラテン語

古ラテン語(こラテンご、英語: Early Latin、Archaic Latin、Old Latin)は、古典期より前のラテン語をいう。 古ラテン語の特徴がみられる後代の作家として大カト(紀元前234年 - 紀元前149年)やプラウトゥス(紀元前3世紀 - 紀元前2世紀)があげられる。.

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古典ラテン語

古典ラテン語(こてんラテンご)とは、紀元前1世紀頃から紀元2世紀頃までの古代ローマ(共和政ローマ、ローマ帝国)で実際に使われていたラテン語。古典期ラテン語とも言う。のちの中世、また現代において人々が学ぶラテン語とは、通常この古典ラテン語のことをいう。.

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中世ラテン語

中世ラテン語(ちゅうせいラテンご、medieval latin)は、中世にカトリック教会で文語として用いられたラテン語である。 現代におけるラテン語と同様、あくまでも第2言語として使用されたものである。各使用者は必ず別の言語を母語としてもっており、そうした諸言語(民衆ラテン語から発達したロマンス諸語や、ドイツ語などのゲルマン諸語)の特徴が、音韻・文法両面で、中世ラテン語に大きく影響している。 表記はイタリア式の「教会ラテン語」(Lingua Latina Ecclesiastica)の発音が反映されたものに置き換わっているが、部分的に伝統的な表記も維持される場合もあり、あるいは逆に伝統的な綴りに回帰しようと過剰修正(hypercorrection)される場合もあり、かなりの揺れがある。.

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一般言語学講義

『一般言語学講義』(いっぱんげんごがくこうぎ)とは、言語学者フェルディナン・ド・ソシュールの大学の講義をまとめた書籍である。 ソシュールは、1913年に亡くなるまで生涯にわたって本を書かなかった。『一般言語学講義』は、ソシュールが1906年から1911年までジュネーヴ大学において「一般言語学」の授業でおこなった3回の講義を、弟子であるシャルル・バイイとアルベール・セシュエが1916年にまとめて刊行したものである。記号論など言語学、現代思想、構造主義など哲学、情報科学、芸術論に大きな影響を与えている。日本で初めて訳したのは小林英夫である。.

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俗ラテン語

ポンペイに残された選挙の落書き。民衆の話し言葉、俗ラテン語で書かれており貴重な資料である。 俗ラテン語(ぞくラテンご、sermo vulgaris セルモー・ウルガーリス、)は、ロマンス語の祖語で、ローマ帝国内で話されていた口語ラテン語のことである。ローマ帝国崩壊後、地方ごとに分化し現在のロマンス諸語になった。 古代ローマから現代にかけて使用されてきたラテン語は基本的に文献に残る文語(古典ラテン語)のことであるが、これに対し口語、つまり民衆の話し言葉があったことが文献に残されており、これを俗ラテン語という。ただし、「俗」を意味するvulgarという言葉には「下品な」、「粗野な」、「卑しい」などの意味があるため、「民衆ラテン語」 (Popular Latin) 、「ロマンス祖語」(Proto-Romance)などの用語を主張する学者も多い。 なお、 sermo vulgaris とは「日常の言葉」の意味の古典ラテン語であり、下記の音韻の変化に従えば俗ラテン語では sermo volgare (セルモー・ヴォルガレ)となる。.

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ナポリ語

ナポリ王国の領域(橙) ナポリ語(Lengua napulitana、napoletano)は、南部イタリアのロマンス系言語。南イタリア最大の都市ナポリを中心に、カンパニア州、バジリカータ州、カラブリア州北部、プーリア州北部・中部、アブルッツォ州、マルケ州南部、ラツィオ州南部などで広範に使用される。 「ナポリ語」という名前はナポリ王国の旧領で話されている事に由来するが、エスノローグはナポリ語ではナポリ市で用いられる言語という誤解を与えるとして、ナポリ・カラブリア語(Napoletano-Calabrese)という呼称を用いている。この呼称が適切かどうかは別として、多くの学者はナポリ語とイタリア語のナポリ方言は区別されなければならず、紛らわしくない呼称が必要だとしている。 ナポリ語話者が分布する圏内で意思疎通に問題が生じることは少ないが、ナポリ語話者と標準イタリア語話者のあいだでは意思疎通がうまくいかない場合がある。これは、中性名詞の存在や複数形の作り方の違いなど、標準イタリア語との間に文法上の明確かつ大きな差異があるためである。.

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ミランダ語

ミランダ語(Mirandés または la lhéngua Mirandesa、mirandês)はポルトガル北東部トラズ・ウズ・モンテス地方ブラガンサ県のミランダ・ド・ドウロ地域のうちミランダ・ド・ドウロ(Miranda de l Douro)のミランダ市街地など一部を除く部分、及びビミオーゾ(Bumioso)の村域東部で話される言語。1999年ポルトガル共和国議会が「ミランダ語言語法」を制定、同地域の公用語として認められた。 ミランダ語は、政治的事由が言語学に影響を与えた経緯から、スペイン側の言語学者からはスペイン語の方言、ポルトガル側ではポルトガル語の方言とされていた。実際にはイベリア半島北部で話されていたイベロ・ロマンス語のひとつであるアストゥリアス・レオン語を基としながら、その後ゆっくりとポルトガル語・スペイン語両言語の影響を受けつつ成立した、というのが中立的かつ公平な見解である。 ミランダ語には、スペイン国境付近で話されるライア(国境地帯)変種、中心部で話されるセントラル(中部)変種、センディン村で話されるセンディン変種の、主に三つの変種がある。 ミランダ語の変種は、ポルトガルのミランダ語研究家(リスボン大学文学部言語学教室など)の間では「変種」(ヴァリアンテ)と呼称し、「方言」・「俚言」(パトワ)・「訛り」などの語は避けられている。これは「方言」という語の否定的・揶揄的語感と、方言として偏見を蒙っていたミランダ語の過去、また異論の多いミランダ語内の正書法統一への一定の譲歩と調和を得るための最低限の配慮によるものである。.

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ノルマン語

ノルマン語(Normand)は、ロマンス諸語に分類される言語であり、オイル語 の一つである。ノルマン・フランス語、ノルマンディー語ともいう。Normand(ノルマン)とは現代フランス語では「ノルマンディーの(人、言葉、モノ)」という意味もある。ノルマンディー地方及びチャンネル諸島(ガーンジー、ジャージー)に話し手がある。 ノルマン・コンクエストでイングランドに入った支配階級が用いていたロマンス語化した古代ゲルマン語の一言語のアングロ=ノルマン語も、古いノルマン語であり、これを通して中世以後の英語に多大な影響を残した(英語の単語の半数ほどがアングロ=ノルマン語に由来するといわれる)。.

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バレンシア語

バレンシア語(valencià バレンシア語での発音 ヴァレンシアー)は、スペインのバレンシア州で公用語とされている言語。言語学では、カタルーニャ語の主要な方言で、バレンシア州で話されているものを指す。 1982年の「バレンシア語の使用および教育に関する法律」では、バレンシア語はバレンシア州固有の言語とされ、市民はバレンシア語の学習と使用の権利があるとされる。2005年6月の調査では、バレンシア州の住民のうち94%がバレンシア語を理解でき、78%が話したり読んだりでき、50%が書くことができる。.

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バスク語

バスク語(バスクご、euskara)は、スペインとフランスにまたがるバスク地方を中心に分布する孤立した言語で、おもにバスク人によって話されている。スペインのバスク州全域とナバーラ州の一部ではスペイン語とともに公用語とされている。2006年現在、約66万5800人の話者がバスク地方に居住し、すべてスペイン語またはフランス語とのバイリンガルである。.

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ポルトガル

ポルトガル共和国(ポルトガルきょうわこく、República Portuguesa、República Pertuesa)、通称ポルトガルは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置する共和制国家である。北と東にスペインと国境を接し、国境線の総延長は1,214kmに及ぶ。西と南は大西洋に面している。ヨーロッパ大陸部以外にも、大西洋上にアソーレス諸島とマデイラ諸島を領有している。首都はリスボン。 ポルトガルはユーラシア大陸最西端の国家である。ヨーロッパで最初に海路で中国や日本など東アジアとの接触を持った。.

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ポルトガル語

ポルトガル語(Português, língua portuguesa)は、主にポルトガルおよびブラジルで使われている言語である。俗ラテン語から発展して形成されたロマンス語の1つで、スペイン語などと共にインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する。 スペインの作家セルバンテスはポルトガル語を「甘美な言語」と評し、ブラジルの詩人オラーヴォ・ビラックは「ラティウムの最後の、粗野で美しい花」と評している。 ポルトガル語は、大航海時代のポルトガル海上帝国の成長とともにアジア・アフリカ地域に広まった。日本では最初に伝播したヨーロッパの言語であり、古くからの外来語として定着しているいくつかの単語は、ポルトガル語由来である。代表的な例として「パン」があり、戦国時代にキリスト教と共に伝わった。.

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モナコ語

モナコ語(モナコご)はリグリア語の方言。 現在のモナコではほとんど使われず、モナコの小学校で教えられる他、古い道路標識などに使われている程度となっている。.

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モルドバ語

モルドバ語、モルドヴァ語(ラテン文字表記: Limba moldovenească/キリル文字表記:Лимба молдовеняскэ)は、東部ロマンス語で、モルドバ共和国の公用語とされていた言語である。また、沿ドニエストル共和国の公用語の一つである。 モルドバ語は、実際には政治的な理由によってルーマニア語から呼称を改めただけに近く、ルーマニア語との違いはほとんどないと言われるが、モルドバ語をルーマニア語の一部と認めることはルーマニアの拡大主義に結びつくと見做される場合がある為、注意が払われている。 ルーマニアと同系統の民族が住み、1918年から1940年までルーマニア領であったベッサラビア(現在のモルドバ共和国)では、住民の話す言葉もルーマニア語と呼ばれていた。第二次世界大戦によってベッサラビアがソビエト連邦に併合され、この地域にモルダビア・ソビエト社会主義共和国(モルドバ共和国の前身)が立てられると、モルドバに住む人々の言葉は文字をラテン文字からロシア語で使われるキリル文字に改められ、ルーマニア語とは異なったモルドバ語(諸外国ではモルダビア語と呼ばれた)であると主張されるようになった。 ソ連でペレストロイカが開始されるとモルドバでも民族主義運動が高まり、1989年にモルドバ語をルーマニア語と同じラテン文字の表記に戻し、公用語にすることが定められた。1991年にモルドバ共和国が独立を達成すると、改めて憲法に公用語と明記されるに至る。1996年には言語名をモルドバ語からルーマニア語に改める案が議会に提出されるが、否決された。しかし2013年にはモルドバのが、公用語を「ルーマニア語」と規定した。そのため、現在「モルドバ語」はモルドバの公用語ではない。 沿ドニエストル共和国では現在もソ連時代同様キリル文字で表記され、ルーマニア語とは別の言語とされている。.

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モサラベ語

モサラベ語(、)、あるいはアンダルス・ロマンス語(romance andalusí)、またはロマンダルシ語(romandalusí)は8世紀から15世紀にかけて、イベリア半島の主に南部の住民によって話されたロマンス語の総称。モサラベ語はイスラム教徒支配地域のアル=アンダルスで発達した言語で、そこに暮らすキリスト教徒住民であるモサラベによって話された。その後、キリスト教徒諸王国によるレコンキスタによって、その上位言語となった諸言語(ガリシア・ポルトガル語、レオン語、カスティーリャ語、ナバーラ・アラゴン語、カタルーニャ語)によって徐々に置き換えられ、15世紀にはほぼ消滅した。しかしながら、現在でも日常の言語使用の中にその残滓を見ることができる。表記にはアラビア文字が使用された。.

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ヨーロッパ

ヨーロッパ日本語の「ヨーロッパ」の直接の原語は、『広辞苑』第5版「ヨーロッパ」によるとポルトガル語・オランダ語、『デジタル大辞泉』goo辞書版「」によるとポルトガル語。(、)又は欧州は、地球上の七つの大州の一つ。漢字表記は欧羅巴。 地理的には、ユーラシア大陸北西の半島部を包括し、ウラル山脈およびコーカサス山脈の分水嶺とウラル川・カスピ海・黒海、そして黒海とエーゲ海を繋ぐボスポラス海峡-マルマラ海-ダーダネルス海峡が、アジアと区分される東の境界となる増田 (1967)、pp.38–39、Ⅲ.地理的にみたヨーロッパの構造 ヨーロッパの地理的範囲 "Europe" (pp. 68-9); "Asia" (pp. 90-1): "A commonly accepted division between Asia and Europe...

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ラングドック語

ラングドック語(ラングドックご、Lengadocian)は、オック語の一方言で、ラングドックおよびその付近で話されている。.

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ラ・スペツィア=リミニ線

ラ・スペツィア=リミニ線(ラ・スペツィア=リミニせん、Linea La Spezia-Rimini)、より正確にはマッサ=セニガッリア線(マッサ=セニガッリアせん、Linea Massa-Senigallia)とは、イタリア北西部の都市ラ・スペツィアと、同じく北東部の都市リミニ(正確にはマッサとセニガッリア)とを結ぶ線のこと。 イタリア半島で話されているイタリア語にとってのみならず、フランス語やスペイン語・ポルトガル語なども含めたロマンス語を東西に二分する等語線(言語学上の地理的な境界線)として、非常に重要な概念である。 ロマンス語圏のうち、この線より北方・西方、すなわち北部イタリア、スイス・ティチーノ州、フランス、スペイン、ポルトガルなどを西ロマニアといい、 南方・東方、すなわち中部・南部イタリア(トスカーナ地方の方言をベースに作られた標準イタリア語をはじめとした中央イタリア方言などを含む)、コルシカ島、サルデーニャ島、シチリア島などを東ロマニアという。.

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ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

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ラディン語

ラディン語(ladin)は、イタリア北部のドロミテで話されている言語。ドロミテ語とも呼ばれる。言語学的にはインド・ヨーロッパ語族ロマンス語派レト・ロマンス語群に属する。 同じレト・ロマンス語群に属するロマンシュ語のエンガディン方言もラディン語という場合がある。 ラディーノ語とも呼ばれるが、スペイン系ユダヤ人が話すラディーノ語(ユダヤ・スペイン語)とは異なるので、注意を要する。.

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ラディーノ語

---- ラディーノ語(ladino)は、イタリア・バルカン半島・中東などに住む、スペイン系ユダヤ教徒・セファルディムのスペイン語方言と位置づけられる言語。ユダヤ・スペイン語(judeoespañol)、ジュデズモ語(dzhudezmo)とも言われる。 1492年、レコンキスタの結果グラナダが陥落し、イスラム教徒が追放されたが、イスラム教徒とキリスト教徒の仲立ち・潤滑油の役割を果たし、文明・文化の伝達役であったユダヤ教徒までもスペインから追放されることとなってしまった。この後、結果的にはスペイン経済の没落を招くことになった(同年ユダヤ教徒の末裔という説も一部にはあるクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を再発見している)。ユダヤ教徒はイタリア、バルカン半島、北アフリカなどに逃れたが、このスペイン語は15世紀末のスペイン語の特徴を一部そのまま残すといわれ、スペイン語歴史文法の研究上貴重な資料を残す。 イディッシュ語ほどユダヤ色は強くない。 なお、アメリカのピアニストマレイ・ペライアはギリシア系セファルディムの旧家の出であり、ニューヨークに生まれ育ったにもかかわらず、最初に覚えた言語はラディーノ語だったという。.

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リムーザン語

リムーザン語 () はオック語の一方言。フランス南西部のリムーザン、シャラント、ドルドーニュの3つの地域で話されている。 最初のオック語の記録は1000年ごろ書かれたこの方言の初期の形式(特にBoecis)である。 リムーザン語は主に農村地域の50歳以上の人々により使われている。全ての話者はフランス語を第1,2言語として話している。フランスの単一言語政策により、政府により認められず消滅のおそれがあります。フェリブリージュやInstitut d'Estudis Occitans周辺の復興運動が他のオクシタニアと同様にリムーザンで行われている。.

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リオプラテンセ・スペイン語

リオプラテンセ・スペイン語の話されている都市 リオプラテンセ・スペイン語(リオプラテンセ・スペインご、スペイン語: Castellano rioplatense,カステシャーノ・リオプラテンセ。"「銀(プラタ)の川」のスペイン語"を意味する)は、ラ・プラタ川流域のアルゼンチンおよびウルグアイで話されているスペイン語の方言である。.

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リグリア語

リグリア語(Léngoa lìgure)はイタリア北西部を中心に分布する方言、もしくはロマンス語系の地方言語。 古代イタリアに居住したが用いた(イタリック語派、もしくはケルト語派と考えられている)とは異なり、リグリア族を滅ぼしたラテン民族のローマ帝国によるラテン語から派生したロマンス系言語である。.

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ルーマニア

ルーマニアは、東ヨーロッパに位置する共和制国家。南西にセルビア、北西にハンガリー、北にウクライナ、北東にモルドバ、南にブルガリアと国境を接し、東は黒海に面している。首都はブカレスト。 国の中央をほぼ逆L字のようにカルパティア山脈が通り、山脈に囲まれた北西部の平原をトランシルヴァニア、ブルガリアに接するワラキア、モルドバに接するモルダヴィア、黒海に面するドブロジャの4つの地方に分かれる。 東欧では数少ないロマンス系の言語であるルーマニア語を公用語として採用している国家であるが、宗教的には東方教会系のルーマニア正教会が多数派である。いっぽう北西のポーランドはスラヴ語派のうち西スラヴ語群に属するポーランド語が主に話されているが、宗教的にはカトリック教会が支配的であり、ルーマニアとは好対照をなしている。.

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ルーマニア語

ルーマニア語(limba română リンバ・ロムナ)は、ルーマニアの公用語であり、またその周辺地域でも使用されている言語である。インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に分類される。ラテン語の東部地域における方言。モルドバ語はルーマニア語とほぼ同じ言語である。アルーマニア語は、ルーマニア語の方言とされる事もあるが、意思疎通が困難である。.

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レト・ロマンス語群

レト・ロマンス語群(レトロマンスごぐん)はインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語群の一つ。 以下の言語がこれに属する。.

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レオン語

レオン語(または)は、スペインカスティーリャ・イ・レオン州レオン県とサモーラ県の一部で話されている、ラテン語から派生したロマンス語の一つ。アストゥリアス州で話されている同系の言語はアストゥリアス語(l'asturianu)と呼ばれ、合わせてアストゥリアス・レオン語(l'asturllionés)、あるいは単にレオン語、またはアストゥリアス語と呼ばれることも多い。またカンタブリア州の一部(el montañés)や、エストレマドゥーラ州カセレス県の一部(エストレマドゥーラ語、el estremeñu)でも変種が話されている。 ポルトガルのミランダ・ド・ドウロ地域で話される近縁の言語は、ミランダ語と呼ばれ、これらの言語で唯一公用語となっている。.

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ロマンシュ語

マンシュ語(ロマンシュご、, rumàntsch,, )は、インド・ヨーロッパ語系統のロマンス語派に属するレト・ロマンス語群に属する言語。スイス連邦において、ドイツ語(スイスドイツ語)、フランス語、イタリア語(ロンバルド語・ティチーノ語)とならび、第4の国語として認められている。これは2000年に制定されたスイス連邦新憲法においても変わりはない。 ただし、スイス全域で使用出来る公用語としての地位ではなく、南東部にあるグラウビュンデン州のアルプス北山麓の渓谷地などきわめて限られた土地でしか使用されていない。2012年の国勢調査では、約3万6600人がロマンシュ語を「一番堪能である言語」として掲げたが、「日常的に使用する諸言語の一つ」と答えたのは(2000年の調査時点で)6万人強である。話者数は総人口の0.5%に満たないが、グラウビュンデン州では法定の公用語となっている。使用人口を年齢別に見た場合多くが高齢層であるが、ロマンシュ語圏に属する116の自治体の中で、98の自治体が小学校・中学校の教育をロマンシュ語で行っているなど、スイス政府は様々な政策で言語の保存を試みている。.

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ロマンス語学

マンス語学(ろまんすごがく)とは、フランス語、スペイン語、イタリア語などラテン語、正確には俗ラテン語から変化してきた言語を対象とする学問。その内容はロマンス諸語の音韻、形態、文法などの通時的は変化、あるいは共時的な比較を主に行う。.

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ロンバルド語

ンバルド語(、、)は、南スイス(ティチーノ州、グラウビュンデン州)及び、北イタリア(ロンバルディア州のほとんど)で話されている方言群に対して付けられている呼び名である。ロンバルディア語とも。 この地域はかつてケルト人の住んだガリア・キサルピナであり、ロンバルド語はガリアの地のイタリア語と言うことでガロ・イタリア語に分類される。ロンバルド語は、西ロマンス語のひとつであって、フランス語に近く、東ロマンス語であるロマンシュ語やイタリア語(トスカーナ語)とは地理的に近いにもかかわらず言語的にはやや遠い。ロンバルド語の地域では、書き言葉としては主にイタリア語が使われている一方で、ロンバルド語とイタリア語は本質的に意思の疎通が困難である。.

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ワロン地域

ワロン地域(ワロンちいき)は、ベルギーの連邦構成主体である3つの地域のうち 、国土の南半分を占める地域。首府はナミュール。宗教改革の時代、ワロン地域の諸州を通してカルヴァンの綱領がネーデルラントに浸透したが、ワロン地域の若い貴族らは教義を学ぶためにジュネーヴまで赴いた。.

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ワロン語

フランス語共同体 フランス語共同体におけるワロン語使用地域と方言区分 ワロン語 (ワロンご、ワロン語: Walon、) は、ベルギーのワロン地方および北部フランスの一部で話される、ラテン語から派生したロマンス語の一つで、オイル語系の言語である。 ワロン語を話す人口はおよそ60万人と言われている。.

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ヴェネト語

ヴェネト語()またはベネト語は、伊ヴェネツィアなどで話されている言語。代表都市名でもあり、この地を長く治めていたヴェネツィア共和国の名からヴェネツィア語、ベネチア語とも呼ばれる。.

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ブラジルポルトガル語

ブラジルポルトガル語(português brasileiro)とは、主にブラジルで話されているポルトガル語の一派である。ポルトガルで話されるイベリアポルトガル語とは若干異なり、英語におけるアメリカ英語とイギリス英語との差と比べて、文法や発音などに大きな違いがある。日本では「ブラジル語」、俗に「ブラポル語」と略称されることもある。.

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プロヴァンス語

プロヴァンス語(古典的表記法:Provençau、ミストラル方式:Prouvençau、フランス語ではProvençal)は、フランス南部プロヴァンスで使用される、オック語の一方言。プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏と、ラングドック=ルシヨン地域圏の一部で使用される。プロバンス語とも表記される。表記方法としては伝統的に用いられてきた古典的な表記法と19世紀にフレデリック・ミストラルによって確立されたミストラル方式があるが、多くの地方言語のようにいくつかのバリエーションもある。 フランス政府からは公用語として認められていないが、高校などいくつかの教育機関で選択科目として学習できる。現在の話者数は数十万人程度。 なお中世においては、吟遊詩人トルバドゥール等の記述の中で使われているように、「プロヴァンス語」はオック語全体を意味していた。.

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ピエモンテ語

ピエモンテ語(ピエモンテご、ピエモンテ語: Piemontèis)は、イタリアのピエモンテ州で話される方言・地方言語である。インド・ヨーロッパ語族のロマンス諸語に属する。.

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ピカルディ語

400px ピカルディ語 (Picard) は、フランス北部及びベルギー南部に分布するロマンス語の一つで、オイル語系の言語である。.

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ティチーノ語

ティチーノ語(ticines、ticinées)は、スイスのティチーノ州及びヴァレーゼ州の北部で話されるロンバルド語の方言群の一種である。 「ティチーノ・コイネー」と呼ばれる言語は、西ロンバルド語のコイネー(地域共通語)であり、それぞれの地域の方言話者が、スイスのティチーノ州、グラウビュンデン州、イタリアのロンバルディア州などに居住する他のロンバルド語の方言の話者と会話をする際に使用される。.

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フランシアン語

フランシアン語(フランシアンご、仏:francien)は、オイル語(俗ラテン語の子孫)の一つであり、フランス語が標準語として確立する以前にイル=ド=フランス地域(パリ周辺)で話されていたものを指す。なお「フランシアン語」という術語は19世紀の言語学者による造語である。.

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フランス

フランス共和国(フランスきょうわこく、République française)、通称フランス(France)は、西ヨーロッパの領土並びに複数の海外地域および領土から成る単一主権国家である。フランス・メトロポリテーヌ(本土)は地中海からイギリス海峡および北海へ、ライン川から大西洋へと広がる。 2、人口は6,6600000人である。-->.

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フランス語

フランス語(フランスご)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語。ロマンス諸語のひとつで、ラテン語の口語(俗ラテン語)から変化したフランス北部のオイル語(またはウィ語、langue d'oïl)が母体と言われている。日本語では、仏蘭西語、略して仏語とも書く。 世界で英語(約80の国・地域)に次ぐ2番目に多くの国・地域で使用されている言語で、フランス、スイス、ベルギー、カナダの他、かつてフランスやベルギーの領域だった諸国を中心に29カ国で公用語になっている(フランス語圏を参照)。全世界で1億2,300万人が主要言語として使用し、総話者数は2億人以上である。国際連合、欧州連合等の公用語の一つにも選ばれている。このフランス語の話者を、'''フランコフォン''' (francophone) と言う。.

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フリウリ語

フリウリ語(フリウリご、Furlan)はイタリア北東部のスロベニア、オーストリアと国境を接するフリウーリ地方で話されている言語。言語学的にはインド・ヨーロッパ語族ロマンス語派レト・ロマンス語群に属する。 約80万人の話者(そのほとんどはイタリア語も使用)がおり、レト・ロマンス語群で最大を誇るが、スイスにおけるロマンシュ語のような公用語の地位は、どの国においても獲得していない。 ラディン語と起源を同じくすることから東ラディン語とも呼ばれるが、ここ数世紀はドイツ語やイタリア語、スロベニア語など近縁諸語の影響を受け、ラディン語とは別種の言語となりつつある。.

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フェルディナン・ド・ソシュール

フェルディナン・ド・ソシュール(Ferdinand de Saussure、1857年11月26日 - 1913年2月22日)は、スイスの言語学者、言語哲学者。「近代言語学の父」といわれている(ここでの「近代」とは、構造主義のこと、特に「ヨーロッパにおける構造主義言語学」を指している。それとは全く異なる「アメリカ構造主義言語学」もあるので注意。また、現代の言語学の直接の起こりは第二次大戦後であり、この「近代言語学」との直接の連続性は低い)。.

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ドイツ語

ドイツ語(ドイツご、独:Deutsch、deutsche Sprache)は、インド・ヨーロッパ語族・ゲルマン語派の西ゲルマン語群に属する言語である。 話者人口は約1億3000万人、そのうち約1億人が第一言語としている。漢字では独逸語と書き、一般に独語あるいは独と略す。ISO 639による言語コードは2字が de、3字が deu である。 現在インターネットの使用人口の全体の約3パーセントがドイツ語であり、英語、中国語、スペイン語、日本語、ポルトガル語に次ぐ第6の言語である。ウェブページ数においては全サイトのうち約6パーセントがドイツ語のページであり、英語に次ぐ第2の言語である。EU圏内では、母語人口は域内最大(ヨーロッパ全土ではロシア語に次いで多い)であり、話者人口は、英語に次いで2番目に多い。 しかし、歴史的にドイツ、オーストリアの拡張政策が主に欧州本土内で行われたこともあり、英語、フランス語、スペイン語のように世界語化はしておらず、基本的に同一民族による母語地域と、これに隣接した旧支配民族の使用地域がほとんどを占めている。上記の事情と、両国の大幅な領土縮小も影響して、欧州では非常に多くの国で母語使用されているのも特徴である。.

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ニサール語

ニサール語またはニサール方言、ニサール(古典的な表記法:Niçard、よく使われる表記法:Nissart、ミストラル方式:Niçart)は、ロマンス語に属するオック語のプロヴァンス語東部方言のひとつである。フランス語ではニスア、ニスワ(Niçois)とも呼ばれ、「ニースの(言語、人、モノ、こと)」という意味である。ニースはプロバンス語やニサール語ではニッサ、イタリア語ではニッツァと呼ぶ。ニスア(ニサール)はニース語またはニース方言、ニッサ語またはニッサ方言、ニッツァ語またはニッツァ方言という意味がある。(アルプ=マリティーム県を中心に話される。オック語の中で保護の積極的な方言であるが、なお絶滅の危機に瀕する。.

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ダルマチア語

ダルマチア語(ダルマチアご、Dalmatian language)は、クロアチアのダルマチア海岸とモンテネグロのコトル(Kotor、イタリア名Cattaro)南部で使用された、ロマンス語の一種。既に絶滅している。 ダルマチア語を話す人々は ザダル、トロギル、スプリト、ドゥブロヴニク、コトル湾の海岸沿いの町に住み、それぞれの町ごとに異なる方言があった。またクルク島、ツレス島、ラブ島などダルマチア諸島の島々にもその話者が住んでいた。14世紀に成立したラグサ共和国ではダルマチア語のラグサ方言が公用語とされていたが、スラブ民族の拡大に伴い廃れ、16世紀には既にほとんど絶滅状態となった。 最後の話者だったのはトゥオネ・ウダイナで、リエカの沖合にあるヴェリア島(クルク島)に生まれた彼はダルマチア語のヴェリア方言を理解できた。爆弾により亡くなりダルマチア語が絶滅した前年の1897年、ウダイナを訪れたイタリアの言語学者であるマッテオ・バルトリが約2800の単語や文章、ウダイナの人生を書き留め、これは単語・発音・文法などでほぼ唯一の完全なダルマチア語の研究資料となった。バルトリの研究成果はドイツ語により1906年に出版されたが、イタリア語で書き留められた彼のノートは失われ、イタリア語での出版は2001年まで行われなかった。.

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アラン語

アラン語(アランご、aranés、Aranese)は、スペインのカタルーニャ州アラン谷(リェイダ県)で話されているオクシタン語で、ガスコーニュ語の変種である。カタルーニャ州の公用語のひとつ。.

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アラゴン語

アラゴン語(アラゴン語:、)は、イベリア半島のスペイン、アラゴン州で話されているロマンス語のひとつで、現在およそ1万1千人ほどの人々によって話されている。アルトアラゴン語(、高アラゴン語)やファブラ()とも呼ばれる。主に州北部のラ・ハセタニア( ア:)、アルト・ガジェゴ( ア:)、ソブラルベ(両語とも:)などの地区や、リバゴルサ()地区の西部などで話され、その他の地区でもスペイン語の影響を強く受けてはいるが話されている。もっとも東の変種(ベナスケ渓谷)はカタルーニャ語の特徴も見られる方言連続体となっている。非アラゴン語地区へ移住したアラゴン語話者間の言語使用についてのデータについては不明である。また、この消滅危機言語を活性化するために新たに学習した「新話者」についてのデータも不明である。.

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アルーマニア語

アルーマニア語(armâneaştiまたはarmãneshce、ルーマニア語: aromână)は、バルカン半島で話される東部ロマンス語派の言語である。別名としては、マケド・ルーマニア語Macedo-Romanian、またはヴラフ語Vlachが知られている。 この言語はバルカン半島がローマ化された後に形成され、ルーマニア語と多くの語彙を共有しており、非常に似た文法と語形を持っている。ルーマニア語とアルーマニア語の最も大きな相違点は語彙にある。前者は隣接していた諸国が使用していたスラブ諸語の借用語が多いが、アルーマニア語は地理的にも、また歴史的経緯からも、ギリシャ語の借用語が多い。 ルーマニア語とアルーマニア語が、二つの独立した言語であるか、それとも派生言語や方言の類であるかについては、いまだ議論の中にある。しかしながら、多くの言語学者は、これらを別の言語と認識している。.

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アルピタン語

アルピタン語(アルピタンご、アルピタン語: arpetan)は、ヨーロッパで話されている言語である。フランコ・プロヴァンス語あるいはフランコ・プロヴァンサル語(francoprovençal)という名称でもよく知られている。 フランス・イタリア・スイス国境付近で話される諸方言の総称で、フランス語の方言ともされるが、違いが大きい。イタリアのヴァッレ・ダオスタ州のものはアオスタ語とも呼ばれる。プッリャ州のチェッレ・ディ・サン・ヴィート、ファエートでも話されている。イタリア・スイスにおいては危機に瀕する言語である。 一部がスイス・ジュネーヴ州の州歌にもなっている長編詩“Cé qu'è lainô”(17世紀初頭)は、この言語で書かれて、現在最も良く耳にすることの出来る文献の一つでもある。.

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アンダルシア方言

アンダルシア方言は、スペイン語の方言。スペイン・アンダルシア州の方言。歴史的影響からアラビア語の影響が強い。.

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アストゥリアス・レオン語

アストゥリアス・レオン語は、ロマンス語のイタロ・西ロマンス語西ロマンス語イベロ・ロマンス語に属する言語である。イベリア半島北西部に分布していて、スペイン、ポルトガルに話者が存在する。アストゥリアス語、レオン語、ミランダ語、エストレマドゥーラ語、カンタブリア語が含まれる。 アストゥリアス・レオン語の分布.

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アストゥリアス語

アストゥリアス語(アストゥリアス語:l'asturianu、スペイン語:asturiano)またはアストゥリエス語は、スペインのアストゥリアス州(アストゥリアス語ではアストゥリエス、Principau d'Asturies)で話されるロマンス諸語の一つ。歴史的にはバブレ語(この用語は現在口語アストゥリアス語の意味でつかわれる)と呼ばれていた。 アストゥリアスでは、自治政府の法律の下に保護されていて、学校では選択言語となっている。アストゥリアス語とカスティーリャ語(スペイン語)の間にダイグロシアコンフリクト(近接言語間の社会的衝突)がある。この言語はイベリア半島で話されているカスティーリャ語(スペイン語)、カタルーニャ語、ガリシア語やポルトガル語、またイタリア語、フランス語、ルーマニア語同様、俗ラテン語から変遷したロマンス語のひとつであり、カスティーリャ語(スペイン語)から派生した言語ではないのだが、現実にはカスティーリャ語の方言の扱いを受けることが多い。.

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インド・ヨーロッパ語族

インド・ヨーロッパ語族(インド・ヨーロッパごぞく)は、ヨーロッパから南アジア、北アジア、アフリカ、南アメリカ、北アメリカ、オセアニアにかけて話者地域が広がる語族である。印欧語族(いんおうごぞく、いんのうごぞく)と略称される。この語族に属する言語を公用語としている国は100を超える。.

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イベリア

イベリア(Iberia)・イヴェリア(Iveria).

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イベリアポルトガル語

イベリアポルトガル語、ヨーロッパポルトガル語あるいはポルトガル・ポルトガル語は、ポルトガルで話されているポルトガル語のことである。.

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イベロ・ロマンス語

イベロ・ロマンス語(Ibero-Romance)はロマンス諸語の中の一分類であり、基本的にはイベリア半島で使用されるロマンス語を表す。歴史的経緯からアラビア語の極めて強い影響下にあり、とりわけアンダルシア・スペイン語は最もアラビア語要素が強い。カタルーニャ語はオック語との関係が深く、ガロ・ロマンス語の特徴も持ち、ガロ・ロマンス語に分類されることも多い。また、アラゴン語も地理的に、近いガロ・ロマンス語との共通点を多く持つ。.

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イストリア語

イストリア語 (イストリアご)は 、アドリア海北部のイストリア半島西部の海岸部、とくにクロアチアのロヴィニ(Rovinj,Rovigno)とヴォドニャン(Vodnjan,Dignano)で話されるロマンス諸語のひとつである。.

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イタリック語派

イタリック語派(イタリックごは)は、インド・ヨーロッパ語族の一語派。ケントゥム語に属す。オスク・ウンブリア語群とラテン・ファリスク語群とに分類される。紀元前1000年〜500年頃、他の語族・語派の言語とともに古代のイタリア半島で使われた(→古代イタリア地域諸言語)。イタリック語派を用いる古代の部族はイタリック人と呼ばれる。古イタリア文字を使うことが多かった。 ラテン語はイタリック語派のうち最も広く使われた言語であり、ラテン・ファリスク語群に属する。 ローマ帝国の拡大に従いラテン語が広がると他のイタリック語派の言語は死語になった。 現在のイタリア語は俗ラテン語を起源とするロマンス諸語に属する。.

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イタリア

イタリア共和国(イタリアきょうわこく, IPA:, Repubblica Italiana)、通称イタリアは南ヨーロッパにおける単一国家、議会制共和国である。総面積は301,338平方キロメートル (km2) で、イタリアではロスティバル(lo Stivale)と称されるブーツ状の国土をしており、国土の大部分は温帯に属する。地中海性気候が農業と歴史に大きく影響している。.

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イタリア語

イタリア語(イタリアご)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語の1つで、おおよそ6千万人ほどが日常的に使用しており、そのほとんどがイタリアに住んでいる。後置修飾で、基本語順はSVO。イタリアは漢字で「伊太利亜」と表記することから、「伊太利亜語」を略記し伊語と称される。.

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イタロ・西ロマンス語

イタロ・西ロマンス語(イタロ・にしロマンスご、Italo-Western languages)はロマンス諸語の分類例の一つで、西方で東ロマンス語と対を成す概念である。 ラテン語からの直接派生であるイタロ・ダルマチア語(南ロマンス語)と、イベリア諸語・ケルト諸語との混交が見られる西ロマンス語に大別される。.

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ウルグアイポルトガル語

ウルグアイポルトガル語(ポルトガル語:)、あるいはフロンテイリソ(ポルトガル語:Fronteiriço)、フロンテリソ(スペイン語:Fronterizo)はポルトガル語の混合方言である。この方言はウルグアイとブラジルの国境付近、特にウルグアイのリベラとブラジルのサンタナ・ド・リヴラメントにて話されている。この国境地域は、フロンテイラ・デ・ラ・パス(Frontera de la Paz、平和の国境)と呼ばれている。.

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エミリア・ロマーニャ語

ミリア・ロマーニャ語(伊:Emiliano-Romagnolo)は、イタリアのエミリア=ロマーニャ州を中心とする地域で話される方言・地方言語。エミリア方言とロマーニャ方言に大別できる。.

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エストレマドゥーラ語

トレマドゥーラ語(エストレマドゥーラ語: または )はロマンス諸語に属する言語である。話者はスペインのエストレマドゥーラ州北部および隣接するサラマンカ県に居住する。話者数は数千人程度である。.

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オルダニー語

ルダニー語(Auregnais、Aoeur'gnaeux または Aurignais)は、インド・ヨーロッパ語族西ロマンス語オイル語のノルマン・フランス語に属す言語である。かつて英仏海峡のチャンネル諸島のガーンジーのオルダニー島で話されていた。ジャージー語、ガーンジー語、サーク語といった近隣の島々の言語やノルマン・フランス語に属する大陸のノルマンディー地方の言語と近い関係である。1960年頃に消滅を迎えた。 現在、オルダニー語について知る手がかりはほとんどなく、オルダニー島の地名、一つの録音記録のみぐらいである。言語学者はオルダニー語の消滅を最近の言語消滅の中で最悪な事例と考えている 。.

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オック語

ック語(l'occitan または lenga d'òc)は、ロマンス語の一つで、フランスの南部、正確にはロワール川以南から、現在のローヌ=アルプ地域圏一帯、バスク語圏、カタルーニャ語圏を除いた地域で話されている諸言語の総称である。フランス以外にもイタリアのピエモンテ州の一部で話されている。スペインのカタルーニャ州アラン谷でもオック語の一つであるガスコーニュ語の方言アラン語が話されていて、2010年にカタルーニャ州の公用語の一つに認められた。 政治的な理由からフランス語(オイル語から派生した)の方言とされてきたが、スペイン語、イタリア語、フランス語同様、俗ラテン語から派生したロマンス語の一つである。ガロ・ロマンス系のフランス語(オイル語)よりむしろイベロ・ロマンス系のカタルーニャ語に近い。 オック語を第一言語とする話者は、789,000人であろうとされているFabrice BERNISSAN (2012).

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オイル語

イル語(langue d'oïl)、または「オイル諸語」(langues d'oïl)は、中世時代の北フランスで話されていた俗ラテン語の末裔たる諸言語の総称。 現代のいわゆるフランス語が、イル・ド・フランスで使われていたオイル語の一種(フランシア語)から発達したものであるがゆえに、「古フランス語」と同義のごとくに扱われることもあるが、実際には、フランシア語はオイル諸語の中の一言語(もしくは一方言)に過ぎなかった。 ワロン語などのバリエーションは近世・近代においてフランス語の方言として処理されたが、その言語的差異は明らかに独立言語としての特徴を有している。未だ続けられるフランスの強圧的な言語政策によって危機に瀕するこれらの言語は、地方で母語として使われている。 なお、「オイル(諸)語」(langue(s) d'oïl)という名称は本来、南フランスの諸言語を指す呼称「'''オック'''(諸)'''語'''」(langue(s) d'oc)と対を成して使われてきたものである。両者諸言語の間にはさまざまな違いが見てとれるが、とくに目をひく単語、すなわち日本語の「はい」・英語の yes に相当する北仏の oïl、南仏の oc に着目して、「oïl の言葉」「oc の言葉」というように大ざっぱな区別としたものであった。 オイル語の流れをひく現代フランス語の oui 「はい、yes」は、この oïl の転訛、もしくは変異形であるということになる。.

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カタラニート

タラニート(Qatalanit קאטאלנית)は、スペイン北東部のカタルーニャ地方やバレアレス諸島でユダヤ人によって話されていたカタルーニャ語の変種。別名、ユダヤ・カタルーニャ語。 言語としては初期のユダヤ・プロヴァンス語に近接しているものの、カタルーニャはプロヴァンスと違ってムーア人に占領されていたため、カタラニートの話者のコミュニティは、ユダヤ・プロヴァンス語の話者のコミュニティとは歴史的・民族的・政治的に永らく隔たっていた。カタラニートの黄金時代は12世紀初期に始まったが、1492年、ユダヤ教徒がスペインから追放されたことで終焉を迎えた。.

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カタルーニャ語

タルーニャ語(カタルーニャご、català )はスペイン東部のカタルーニャ州に居住しているカタルーニャ人の言語。カタラン語ともいう。よく見られるカタロニア語という表記は地方名の英語名に由来する。インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する。 カタルーニャ地方のほか、バレンシア州、バレアレス諸島州、アラゴン州のカタルーニャ州との境界地域、南フランス・ルシヨン地方(北カタルーニャ)、イタリア・サルデーニャ州アルゲーロ市などに話者がいる。 アンドラ公国では公用語になっており、またスペインではガリシア語、バスク語と並んで地方公用語(カタルーニャ、バレンシア、バレアレス諸島各自治州)となっている。なお、バレンシア州は同地で話されているこの言語の地域変種の名称を「バレンシア語」と規定しており、このことは同州で話されているこの言語を、カタルーニャ語のバレンシア方言であるか、バレンシア語であるかと言う議論に発展した。また、.

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ガリア

リア()とは、ガリア人(ケルト人の一派)が居住した地域の古代ローマ人による呼称。古典ラテン語での正確な発音は「ガッリア」。フランス語では (ゴール)。 具体的には現在のフランス・ベルギー・スイスおよびオランダとドイツの一部などにわたる。元来の「ガリア」はイタリア半島北部であったため、地域(地理上の概念)としての「ガリア」とローマの属州(行政区画)としての「ガリア」とは同一ではない。 近代にはフランスの雅称として使われるようになる。現代ギリシャ語の「ガリア」(Γαλλία) は、フランスのことである。.

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ガリシア・ポルトガル語

リシア・ポルトガル語(ポルトガル語でgalego-portuguêsまたはgalaico-português、ガリシア語でgalego-portuguésまたはgalaico-portuguésとしても知られている)または古ポルトガル語、中世ガリシア語(galego medieval)は、イベリア半島北西部で中世に話されていた言語で、現代のポルトガル語やガリシア語の母体となった言語である。ローマの属州ガラエキアに、植民者によってもたらされ、その地で話されていた俗ラテン語に由来する言語で、ロマンス語の一つである。もとはドウロ川以北の大西洋側(現在のスペインのガリシア州と、アストゥリアス州やレオン県、サモーラ県などのガリシア州隣接地域、およびポルトガルのノルテ地方に相当の地域)で話されていた言語の総称で、後にレコンキスタでドウロ川の南に拡大した。現代のガリシア語やポルトガル語、エオナビア語(アストゥリアス・ガリシア語)、Fala de Estremadura、消滅したユダヤ・ポルトガル語の共通の祖先である。また、主に言語学の分野で現代のガリシア語、ポルトガル語の両語を指して、ロマンス諸語の下位言語グループのひとつとしてと呼ぶことも多いので注意が必要である。.

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ガリシア語

リシア語(o galego、a lingua galega)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派の1言語。スペイン北西部ガリシア州でガリシア人を中心に使われている。ISO 639による言語コードは、2字がgl, 3字がglgで表される。 Associaçom Galega da Línguaにも、Academia Galega da Língua Portuguesaにも、ガリシア語はポルトガル語の方言だと見なされている。.

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ガロ・ロマンス語

・ロマンス語(ガロ・ロマンスご、Gallo-Romance languages)は、西ロマンス語のうちフランス北部、西部、ベルギー南部、イタリア北部で話されている言語。ガロとは古代に現在のフランスあたりを指したガリアのこと。西ロマンス語はイタロ・西ロマンス語に含まれる。イタロ・西ロマンス語はロマンス諸語のうちの一分類であり、ロマンス諸語はインド・ヨーロッパ語族イタリック語派ラテン・ファリスキ語群に属する言語のうち、ラテン語の口語である俗ラテン語に起源をもつ言語の総称。.

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ガロ・イタリア語

・イタリア語(ガロ・イタリアご)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する方言・地方言語。イタリア語(中央イタリア語の一つであるトスカーナ語)の方言とする立場からは北イタリア語と呼称され、異なる存在だと考える勢力からはパダーナ語(北部同盟が主に用いる)、チザルピナ語とも呼ばれる。 イタリア北部の他にも、スイス南部、サンマリノ、モナコなどでも使われている。 別称が示す通りイタリア北部で用いられていることから、中央集権・民族主義の立場を取るイタリアの右翼は標準イタリア語の北部方言と考えている。逆に左派勢力を中心に地方分権を主張する勢力からは異なる言語とされる。後者はファシズムなどに代表されるイタリア民族主義によってその独自性が弾圧されていたと主張するが、彼らの間でもガロ・イタリア語に属する方言を更に別言語とするのか、それともガロ・イタリア語内で標準語の制定などの中央集権化を進めるのかで意見が割れている。.

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ガーンジー語

ーンジー語(Dgèrnésiais または Guernésiais)は、インド・ヨーロッパ語族西ロマンス語オイル語のノルマン・フランス語に属す言語である。ガーンジー・ノルマン・フランス語()、ガーンジー・フランス語()ともいう。英仏海峡のチャンネル諸島のガーンジーで話されている。 ガーンジー語は近隣の島のジャージーのジャージー語や大陸のノルマンディー地方のノルマン・フランス語に属する言語とも相互に意思疎通が可能である。また、最も近い言語はノルマンディー地方のコタンタン半島で話されているノルマン・フランス語に属するコタンタン語で、中でもラ・アーグの方言である。 ガーンジー語はジャージー語よりもフランス語の影響が小さいが、その代わり英語の影響がかなり大きく、新語として入ってくる多くの現代用語は自転車を"le bike"、ガスオーブンを"le gas-cooker"のように英語からの借用語である。.

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ガッルーラ・サルデーニャ語

ルデーニャ島北部の言語分布(黄色がガッルーラ・サルデーニャ語) ガッルーラ・サルデーニャ語(Gadduresu)は、インド・ヨーロッパ語族イタロ・西ロマンス語に属す言語である。ガッルーラ語とも呼ばれる。主にサルデーニャ北東部の歴史的にガッルーラと呼ばれる地域で話されているが島嶼ロマンス語のサルデーニャ語の系統ではなく、サッサリ・サルデーニャ語と同じくイタロ・ダルマチア語のコルシカ語の系統に属していると考えられることもある。サルデーニャのガッルーラ地域は現在のサッサリ県東部(旧オルビア・テンピオ県)の領域に近い。.

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ガスコーニュ語

ーニュ語(Lo gascon)はオック語の一地域変種(方言)、あるいはオック諸語の一つ。 フランスのガスコーニュ地方、つまり、ボルドー以南のアキテーヌ地域圏、トゥールーズ以西のミディ=ピレネー地域圏で主に使用される。また、スペインカタルーニャ州アラン谷で話されているアラン語はガスコーニュ語の地域変種で、同地域の公用語とされていたが、2010年に法令が改正され、カタルーニャ州全体の公用語となった。.

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コルシカ語

ルシカ島を走るD80道路の標識。コルシカ愛国主義者によってフランス語の部分が塗り潰されている コルシカ語(Corsu)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。フランスのコルシカ島(コルス島)およびこの島の出身者が多く居住するパリやマルセイユの集住地区で使われる。フランスでは言語人口統計は行っていないことからその詳細な数値は不詳であるが、推計値で約10万人とされる。 コルシカ島の住民はその多くがフランス語を用いているが、コルシカ語を第一言語とする話者も島の10%を占めている。第二言語として習得している住民に関しては島の半数を超えている。.

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シチリア語

チリア語()は、シチリア島とイタリア南部で使用されているロマンス語の一種。シチリア方言はシチリアとその周辺の島々で話され、カラブリア州の南部と中央部、プッリャ州の南部、カンパニア州、イタリア本土でも使用される。 イスラムの支配下にあった歴史から、現在は死語となったアラビア語シチリア方言の語彙が多く取り入れられている。.

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シャンパーニュ語

ャンパーニュ語 (Champenois) は、フランスのシャンパーニュに分布するロマンス語の一つで、オイル語系の言語。.

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ジャージー語

ャージー語(Jèrriais)は、インド・ヨーロッパ語族西ロマンス語オイル語のノルマン・フランス語に属す言語である。ジャージー・ノルマン語()、ジャージー・ノルマン・フランス語()ともいう。英仏海峡のチャンネル諸島のジャージーで話されている。長年の英語使用により、年々話者数を大きく減らしていて、母語話者はかなり少ない。しかし、存続の努力がなされている。 類似の言語としてガーンジー語が英仏海峡のチャンネル諸島のガーンジーで話されている。またガーンジーのサーク島ではジャージー語の系譜をひくサーク語が話されている。サーク語はもともとはジャージー語話者のジャージーからの入植者によりサーク島にもたらされたものである。ジャージー語はこれらの言語とさらに大陸のノルマンディー地方のノルマン・フランス語に属する言語とも相互に意思疎通が可能である。 ジャージー語はジャージーの行政文書等で用いられるとは異なる。.

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スペイン

ペイン王国(スペインおうこく、Reino de España)、通称スペインは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。.

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スペイン語

ペイン語(スペインご、)もしくはカスティーリャ語(カスティーリャご、)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。略して西語とも書く。.

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スロベニア語

ベニア語(スロベニア語: slovenski jezik, slovenščina)は、インド・ヨーロッパ語族に属するスラヴ語派のうち南スラヴ語群に属する西南スラヴ語の一言語。.

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サルデーニャ語

ルデーニャ島の話者分布 サルデーニャ語はイタリア領内地中海のサルデーニャ島で使われている言葉であり、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属すロマンス諸語の1つで、ロマンス諸語の中では特異な言語である。(たとえば冠詞がilleではなくipseから由来していること、debereを使った未来時制など) サルデーニャ語ではSardu、イタリア語ではSardoと表記される。 イタリア語と異なり、西ロマンス語(フランス語・スペイン語など)の特徴である名詞の複数形の語尾変化 "-s" など、イタリア語との差異は大きい。 そのため、本土の諸方言やシチリア語・コルシカ語のようなイタリア語の方言や姉妹言語ではなく、ロマンス語ではあるものの初期の段階で大陸ロマンス語(イタリア語・フランス語・スペイン語・ルーマニア語など)と分かれた「島嶼ロマンス語」の生き残りとする説が強い。.

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サーク語

ーク語(Serkyee、Sercquiais、Sèrtchais またはSarkese)は、インド・ヨーロッパ語族西ロマンス語オイル語のノルマン・フランス語のジャージー語に属す言語である。サーク・フランス語(Sark-French)ともいう。英仏海峡のチャンネル諸島のガーンジーのサーク島で話されている。 サーク語はもともとはジャージー語話者のジャージーからの入植者によりサーク島にもたらされたものである。 サーク語は公的に放置されていて、さらに近年、税逃れによるイングランドからの移民が大きく影響して衰退が進んでいる。.

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サッサリ・サルデーニャ語

ッサリ・サルデーニャ語(サッサリ・サルデーニャご、サッサリ・サルデーニャ語: または、)はインド・ヨーロッパ語族イタロ・西ロマンス語に属する言語である。サッサリ語とも呼ばれる。主にサルデーニャ北西部の歴史的なサッサリ地域で県都サッサリを中心として現在のサッサリ県西部で話されている。島嶼ロマンス語のサルデーニャ語の系統ではなく、ガッルーラ・サルデーニャ語と同じくイタロ・ダルマチア語のコルシカ語の系統に属していると考えられることもある。.

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西ロマンス語

西ロマンス語(にしロマンスご、Western Romance languages)はロマンス諸語の分類例の一つ。イタロ・ダルマチア語(南ロマンス語)と共にイタロ・西ロマンス語とする場合もある。ガロ・ロマンス語、イベロ・ロマンス語、オクシタニー・カタロニア語に大別でき、この内オクシタニー・カタロニア語はイベロ・ロマンス語とガロ・ロマンス語の中間に位置づけられる暫定的な分類である。 ラテン語の直系であるイタロ・ダルマチア語と連続性を持つが、ラテン化(ローマ化)によるケルト語やイベリア語文化の吸収が行われた点で、語彙や発音の違いが生じている。.

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言語

この記事では言語(げんご)、特に自然言語について述べる。.

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東ロマンス語

東ロマンス語(ひがしロマンスご、Eastern Romance languages)はロマンス諸語の分類例の一つで、イタロ・西ロマンス語と対を成す概念である。 イタリア標準語及びイタリア南部の言語、そしてルーマニア語を含む。ルーマニアやモルドバは、属州ダキアの歴史から生じたロマンス語の飛び地である。スラブ諸語など他系統の言語に囲まれ、また現在ではギリシャ正教を受容するなど、他のロマンス語圏と比較して特異な状態にある。 ラ・スペツィア=リミニ線の東側の言語であり、標準イタリア語とルーマニア語は、複数形の表現が共通している。.

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方言

方言(ほうげん)は、ある言語が地域によって別々な発達をし、音韻・文法・語彙(ごい)などの上で相違のあるいくつかの言語圏に分かれた、と見なされたときの、それぞれの地域の言語体系のこと。ある地域での(他の地域とは異なった面をもつ)言語体系のこと。地域方言とも言い、普通、「方言」と言うと地域方言を指す。一方、同一地域内にあっても、社会階層や民族の違いなどによって言語体系が違う場合は社会方言と言う。.

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方言連続体

方言連続体(ほうげんれんぞくたい)とは、複数の近似した言語体系があり、それらの間に明確な境界線がなく、徐々に一つの体系から他の体系に移り変わっていく場合、その連続した言語体系群全体を指していう言葉である。.

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教会ラテン語

教会ラテン語(きょうかいラテンご、Lingua Latina Ecclesiastica、Ecclesiastical Latin)は、カトリック教会で典礼言語およびバチカン公用語として用いられるラテン語である。 Category:ラテン語 Category:中世語 Category:カトリック.

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