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リア・デ・アロウサ

索引 リア・デ・アロウサ

リア・デ・アロウサ()はガリシア州のリア(入江)のうち最も規模が大きい。リアデアローサとも表記する。リアス・バイシャスを構成、北にはリア・デ・ムーロス・エ・ノイア、南にはリア・デ・ポンテベドラがあり、その間に位置する。北はバルバンサ半島(ア・コルーニャ県)、南はサルネス半島(ポンテベドラ県)に挟まれている。 リア・デ・アロウサはガリシアのリアのうち最大で、リアの出口付近の最深部は64mに達するが、その他の多くの基準点ではそこまでには達していない。湾内には多くの島・小島が存在するが、アロウサ島、ア・トシャ島(温泉保養施設があることで知られ、5つ星までのホテルが立ち並ぶ)、リアの出口に位置するサルボラ島、最奥部の河口付近のコルテガーダ島などが主要な島である。リアに注ぐ主要河川は最奥部のウジャ川とカンバードスとオ・グローベ半島によって形作られる入り江に注ぐウミア川である。 自治体としてはリアの北部にリベイラ、ア・ポブラ・ド・カラミニャル、ボイロ、リアンショ、南部にビラガルシーア・デ・アロウサ、ビラノーバ・デ・アロウサ、カンバードス、オ・グローベ、そして湾内に浮かぶアロウサ島のア・イジャ・デ・アロウサなどがある。 リアの北側はア・コルーニャ県で、全体的に急峻な地形で、バルバンサ山が海岸近くまで迫っている。沿岸部は急に深くなっており、海底には砂の層がひろがる。 リアの南側はポンテベドラ県で、ウミア川によって堆積層が形成され、浅く砂地の海底が広がっており、そこではアサリ・ハマグリ、ザルガイの二枚貝の養殖されている。この南部地域はリア・デ・ポンテベドラ側と隔てるカストロベ山まで比較的平坦な地形が続き、ガリシアで特徴的なミニフンディオが多く見られ、野菜(ピメント・デ・パドロン、トマト、レタス、豆類など)あるいはブドウなどの作物が生産される。サルネス地域でのブドウ栽培はその多くが白ブドウ種(アルバリーニョ種、ロウレイラ種、カイーニョ・ブランコ種、トレイシャドゥーラ種など)であるが、赤ブドウ種(カイーニョ・ティント種、オハ・レドンダ種)やロゼ・ブドウ種も栽培される。 リア・デ・アロウサはその物理的条件と海流によって植物プランクトンが豊富で、そのことがこの海域に魚介類の豊かさをもたらしており、バテアと呼ばれる養殖いかだによるムール貝の養殖で世界的な産地となっている。また漁獲高も豊富なことで知られる。近年は海洋汚染問題、水力発電所の建設による河川流量の減少と漁業生産高の減少、特にイワシ、カタクチイワシ、アジ、サバなどの漁獲量の減少が危惧されている。.

23 関係: 山崎晴雄ハマグリポンテベドラ県リベイラリアンショリアス・バイシャスボイロトレイシャドゥーラビラノーバ・デ・アロウサビラガルシーア・デ・アロウサアルバリーニョア・ポブラ・ド・カラミニャルア・イジャ・デ・アロウサア・コルーニャ県アサリイガイ科オ・グローベカンバードスカタクチイワシ科ガリシア州ザルガイ科スペイン講談社

山崎晴雄

山崎 晴雄(やまざき はるお、1951年 - )は、日本の地質学者、首都大学東京教授。.

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ハマグリ

ハマグリ(蛤、文蛤、蚌、浜栗、)は、マルスダレガイ科に分類される二枚貝の1種である。食用として重要な貝類の一つである『新明解国語辞典』第3版、1981年、p948、には「食べる貝として、最も普通で、おいしい」と書いてある。。春の季語。.

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ポンテベドラ県

ポンテベドラ県(Provincia de Pontevedra)は、スペインのガリシア州の県で、1833年ハビエル・デ・ブルゴスによって創設された。北は同州のア・コルーニャ県、東は同州のルーゴ県とオウレンセ県、南はポルトガルに接し、西は大西洋に面している。県都はポンテベドラ。.

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リベイラ

thumb リベイラ(Ribeira)は、スペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体、コマルカ・ド・バルバンサに属する。ガリシア統計局によると、2011年の人口は27,699人(2010年:27,504人、2009年:27,518人、2006年:27,053人、2005年:26,884人、2004年:26,623人、2003年:26,589人)である。住民呼称はribeirán/-rá、または男女同形のribeirense。カスティーリャ語表記はRiveira。 ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は97.01%(2001年)。.

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リアンショ

thumb リアンショ(Rianxo)はスペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体。コマルカ・ド・バルバンサに属する。ガリシア統計局によれば、2010年の人口は11,826人(2009年:11,769人)、人口密度は201.1人/km、面積は58.8km。住民呼称はrianxeiro/-a。カスティーリャ語による表記はRianjo(リアンホ)。 ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は99.36%(2001年)。.

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リアス・バイシャス

リアス・バイシャスとその流域 シエス諸島 リアス・バイシャス()はガリシア地方の沿岸地域の名称のひとつで、その範囲はア・コルーニャ県の西部およびポンテベドラ県の全沿岸地域、フィステーラ岬()からポルトガル国境までの範囲を指す。カスティーリャ語表記はRías Bajas(リアス・バッハス)である。リアス・バイシャス地域には北から南に以下のリアがある:.

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ボイロ

thumb ボイロ(Boiro)は、スペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体、コマルカ・ド・バルバンサに属する。スペイン国立統計局によると、2010年の人口は19,076人(2006年:18,554人、2005年:18,469人、2004年:18,302人、2003年:18,241人)である。住民呼称は、男女同形のboirense。 ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は98.67%(2001年)。.

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トレイシャドゥーラ

トレイシャドゥーラ(ガリシア語・ポルトガル語:Treixadura)またはトラハドゥーラ(Trajadura)は、主にイベリア半島で栽培されている白ブドウ品種。ポルトガル北東端の地方、スペイン北西端・ガリシア地方のリベイロ (DO)とリアス・バイシャス (DO)で栽培されている。 主にブレンド用に使用され、ワインにコクや軽いレモンのアロマを与える。リアス・バイシャスでは一般的に種やアルバリーニョ種とブレンドされ、リベイロでは一般的に種やラド種とブレンドされる。.

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ビラノーバ・デ・アロウサ

リシア州内の位置 ビラノーバ・デ・アロウサ()は、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体。コマルカ・ド・サルネスに属する。ガリシア統計局によると、2013年の人口は10,502人(2010年:10,682人、2009年:10,719人、2007年:10,638人、2004年:10,421人)。住民呼称はvilanovés/-esa、またはarousán/-sá。カスティーリャ語表記はVillanueva de Arosa(ビジャヌエバ・デ・アローサ)。 ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は97.88%(2001年)。.

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ビラガルシーア・デ・アロウサ

リシア州内の位置 ビラガルシーア・デ・アロウサ(Vilagarcía de Arousa)は、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体で、コマルカ・ド・サルネスに属する。ガリシア統計局によると、2010年人口は37,926人(2009年:37,576人、2007年:36,743人、2004年:35,053人)で、ガリシア州で8番目の人口規模の都市。ポンテベドラ県ではビーゴ、ポンテベドラに次いで3番目に人口が多い。住民呼称はvilagarcián/-iá。カスティーリャ語表記はVillagarcía de Arosa(ビジャガルシーア・デ・アローサ)。 ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は85.27%(2001年)。.

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アルバリーニョ

アルバリーニョ(Albariño:, Alvarinho: )は、主にイベリア半島で栽培されている白ブドウ品種。原産地はスペイン・ガリシア地方。 ガリシア語ではAlbariño、ポルトガル語ではAlvarinhoと表記し、いずれも日本語では「アルバリーニョ」と読む。ポルトガルではカイーニョ・ブランコと呼ばれることもあるOz Clarke Encyclopedia of Grapes pg 37 Harcourt Books 2001 ISBN 0-15-100714-4。.

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ア・ポブラ・ド・カラミニャル

リシア州内の位置 ア・ポブラ・ド・カラミニャル(A Pobra do Caramiñal)はスペインガリシア州ア・コルーニャ県の自治体、コマルカ・ド・バルバンサに属する。ガリシア統計局によると、2010年の人口は9,858人(2009年:9,878人、2006年:10,001人、2005年:9,951人、2004年:9,992人、2003年:10,010人)。住民呼称は、男女同形のpobrense。カスティーリャ語表記はPuebla del Caramiñal(プエブラ・デル・カラミニャル)。 ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は97.13%(2001年)。.

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ア・イジャ・デ・アロウサ

リシア州内の位置 ア・イジャ・デ・アロウサ(A Illa de Arousa)は、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体で島、コマルカ・ド・サルネスに属し、リア・デ・アロウサ内に位置する。ガリシア統計局によると、2012年の人口は4,981人(2010年:5,000人)。カスティーリャ語による表記はIsla de Arosa(イスラ・デ・アローサ)。1996年ビラノーバ・デ・アロウサから分離し、創設された。 ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は99.44%(2001年)。.

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ア・コルーニャ県

ア・コルーニャ県(ガリシア語:Provincia da Coruña)は、スペイン北西部のガリシア州の4つの県のうちのひとつ。現在の県は1833年ハビエル・デ・ブルゴスによって創設された(それ以前の県についてはラ・コルーニャ県 (歴史)参照)。東は同州のルーゴ県、南はポンテベドラ県に接し、北と西は大西洋に面している。県都はア・コルーニャ。カスティーリャ語による県名はラ・コルーニャ県(Provincia de la Coruña)。.

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アサリ

アサリ(浅蜊、蛤仔、鯏、Manila clam、学名: )は、異歯亜綱マルスダレガイ上科 マルスダレガイ科に属する二枚貝の一種。食用として重要な貝の一つである。季語は「三春」。 広義にはアサリ属に属する二枚貝の総称で、日本でもアサリ以外にヒメアサリ(学名: )もアサリと呼ぶ場合が多い。.

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イガイ科

イガイ科(イガイか、)は、 二枚貝綱翼形亜綱の1科である。また、貧歯類 ・イガイ目 ・イガイ上科 それぞれの、現生の科としては唯一の科でもある。.

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オ・グローベ

・グローベ(O Grove)は、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体。リア・デ・アロウサ(アロウサ湾)の南岸に位置する。コマルカ・ド・サルネスを構成する自治体のひとつ。ガリシア統計局によると2009年の人口は11,250人(2007年:11,226人)、男女別では男性5,549人、女性が5,677人となっている。カスティーリャ語による表記はEl Grove エル・グローベ。 住民呼称は男女同形のgrovense、またはgroveiro/-a、meco/-a。 ガリシア語話者は自治体人口の96.93%(2001年)。.

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カンバードス

リシア州内の位置 カンバードス(Cambados)、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体、コマルカ・ド・サルネスに属する。ガリシア統計局によると、2012年の人口は13,898人(2011年:13,946人、2010年:13,872人、2009年:13,708人、2008年:13,620人、2004年:13,564人)。 ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は57.87%(2011年)。.

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カタクチイワシ科

ペインのオイル漬けアンチョビ カタクチイワシ科 はニシン目に属する科の一つ。総称的にアンチョビ(英語 anchovy)と呼ばれる。イタリア語でアッチューガ acciuga (複数形はアッチューゲ acciughe)、フランス語でアンショワ anchois。日本では特に塩蔵品にした食品を指すことが多い。 食用以外に肥料や飼料としても使用され、粉状に加工したものは魚粉やフィッシュミールとよばれる。煮干しや魚醤も生のアンチョビを使って作られることがある。.

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ガリシア州

リシア州(Galicia、あるいはGaliza)は、スペインの自治州の1つである。スペイン北西に位置し、南はポルトガル、東はアストゥリアス州とカスティーリャ・イ・レオン州に接し、北と西は1490キロメートルの海岸で大西洋とカンタブリア海に面する。州都はサンティアゴ・デ・コンポステーラ。自治州政府はシュンタ・デ・ガリシア(Xunta de Galicia)。.

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ザルガイ科

ルガイ科(ざるがいか、)は、二枚貝綱異歯亜綱マルスダレガイ目に含まれる科である。 単独でザルガイ上科を構成する。かつてはシャコガイ科 もザルガイ科と並んでザルガイ上科に含まれていたが、今日ではザルガイ科の中の一亜科、シャコガイ亜科 として統合された。ただしこのほか、シオヤナミノコガイ科 をザルガイ上科に含めることもある - Assembling the Tree of Life: Bivalvia project (BivAToL)が、系統的には離れている。 ザルガイ、シャコガイ、トリガイなどが含まれる。 貝殻表面の放射肋(蝶番部から伸びる放射状の畝)が特徴である。「ザルガイ」の名は、放射肋が笊(ざる)のように見えることからきており、ザルガイ以外にも「〜ザル」という和名が多い。.

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スペイン

ペイン王国(スペインおうこく、Reino de España)、通称スペインは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。.

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講談社

株式会社講談社(こうだんしゃ、英称:Kodansha Ltd.)は、日本の総合出版社。創業者の野間清治の一族が経営する同族企業。.

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