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ライトセイル1号

索引 ライトセイル1号

ライトセイル1号 は、宇宙探査を推進する国際NPOの惑星協会が開発しているソーラーセイル実証機。 LightSailは3Uサイズのキューブサットで、4枚の超薄膜マイラー製のソーラーセイルが折り畳まれており、軌道投入から数週間後に展開を行う。 2015年5月20日に試験機のLightSail-AがアトラスVロケットで低周回軌道に打ち上げられ、2015年6月8日にセイルの展開に成功し、2015年6月13日に大気圏に再突入した。 2016年4月にLightSail-Bがファルコンヘビーロケットで高度720kmに打ち上げられる予定。LightSail-BはProx-1という小型衛星から放出される形で打ち上げられる。LightSailの帆の展開や追跡はこのProx-1衛星から撮影を行う予定。.

21 関係: 太陽帆宇宙航空研究開発機構宇宙開発ナノセイルDナノセイルD2ラグランジュ点ヴォルナ (ロケット)ファルコン1ファルコンヘビーニューヨーク・タイムズアメリカ航空宇宙局アトラス Vエイムズ研究センターコスモス1号ジェット推進研究所サンルイスオビスポCubeSatIKAROSMSNBCNPO惑星協会

太陽帆

太陽帆の構想図 太陽帆(たいようほ・たいようはん)はソーラー帆、ソーラーセイル、光帆(こうはん・ひかりほ)とも呼ばれ、薄膜鏡を巨大な帆として、太陽などの恒星から発せられる光やイオンなどを反射することで宇宙船の推力に変える器具のこと。これを主な推進装置として用いる宇宙機は太陽帆船、宇宙ヨットなどと呼ばれる。 化学ロケットや電気推進と比べ発生する推力は小さいものの、燃料を消費せずに加速が得られるという利点がある。現在は研究段階だが、実用化すれば惑星間などの超長距離の移動が容易になる。また、将来的な構想として、出発地から照射された強力なレーザーを帆に当てて推進力とする宇宙船も考案されている(レーザー推進を参照)。 20世紀初頭の起想より、長らく「SFに描かれる未来の技術」という存在であったが、2010年7月9日、日本の宇宙開発機関JAXAの打ち上げた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」において、史上初の太陽帆航行が確認された。.

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宇宙航空研究開発機構

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう、英称:Japan Aerospace eXploration Agency, JAXA)は、日本の航空宇宙開発政策を担う研究・開発機関である。内閣府・総務省・文部科学省・経済産業省が共同して所管する国立研究開発法人で、同法人格の組織では最大規模である。2003年10月1日付で日本の航空宇宙3機関、文部科学省宇宙科学研究所 (ISAS)・独立行政法人航空宇宙技術研究所 (NAL)・特殊法人宇宙開発事業団 (NASDA) が統合されて発足した。本社は東京都調布市(旧・航空宇宙技術研究所)。.

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宇宙開発

宇宙空間で作業を行う宇宙飛行士。 宇宙開発(うちゅうかいはつ、)は、宇宙空間を人間の社会的な営みに役立てるため、あるいは人間の探求心を満たすために、宇宙に各種機器を送り出したり、さらには人間自身が宇宙に出て行くための活動全般をいう。.

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ナノセイルD

ナノセイルD(NanoSail-D)はNASAのエイムズ研究センターが開発したナノサット。宇宙空間でソーラーセイルの展開を行うはずだったが、ロケットが打上げに失敗してしまった。しかし代替機のナノセイルD2が2010年に打ち上げられた。 CubeSatを3箱連結させており、大きさは30x10x10cm、重量は4kg。 2008年8月3日03時34分(UTC)、3度目の飛行となるファルコン1ロケットが発射された。ロケットにはナノセイルD他、3機の人工衛星が搭載されていた。打上げから2分40秒後、ロケットの1段目が分離したが、その際に1段目が残余推力によって2段目に再接触し、ロケットは予定コースから離れた。軌道に到達せず、ペイロードともども太平洋に落下した。 ナノセイルDは高度330km-685km、傾斜角9度の低軌道に投入され、電源が切れるまでの約7日間の運用が予定されていた。ソーラーセイルの面積は10m2。開発および試験は4ヶ月で行われた 。.

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ナノセイルD2

ナノセイルD2(NanoSail-D2)はNASAのエイムズ研究センターが開発したナノサット。主目的は宇宙空間でソーラーセイルの展開を行うことである。FASTSAT衛星に搭載され、2010年11月20日に打ち上げられた。 計画では打上げから1週間後の、11月27日をめどにFASTSAT衛星から分離されるはずだったが、分離が確認されず、実験は失敗したと思われていた。しかし、翌年の2011年1月になってナノセイルD2が分離し、ソーラーセイルが展開されたことがNASAから発表された。.

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ラグランジュ点

ラグランジュ点(ラグランジュてん、Lagrangian point(s)、略称:L 点)とは、天体力学における円制限三体問題の5つの平衡解である。SFでは『機動戦士ガンダム』を嚆矢に、しばしばラグランジュ・ポイントと表現される。.

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ヴォルナ (ロケット)

ヴォルナ(Волна, Volna, 「波」の意味)は、ロシアの潜水艦発射弾道ミサイル (SLBM) を転用した人工衛星打ち上げ用のロケットである。3段式の液体ロケットで、デルタIII級原子力潜水艦または、地上の打上げ施設から発射される。 2012年にESAのExpert再突入実験機の打上げがヴォルナロケットで行われる予定であった(打上げ価格は約200万ユーロ)が、2012年6月に、ロシア国防省はヴォルナロケットを宇宙用の打上げ機にはもはや使わないことを明らかにしたと報道された。.

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ファルコン1

ファルコン1 (Falcon 1) はアメリカ合衆国の企業スペースX社により開発された2段式の商業用打ち上げロケット。.

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ファルコンヘビー

ファルコンヘビー は、アメリカのスペースX社が開発した宇宙飛行用の大型ロケット(打ち上げ機)である。ファルコン9ロケットの発展型であり、以前は「ファルコン9ヘビー」とも呼ばれていた。二段式ロケットの構造をもち、一段目・二段目ともに推進剤にLOX/RP-1の組み合わせを使っている。2018年2月6日に初めて打ち上げられた。 ファルコンヘビーの打ち上げ能力はアポロ計画で使われたサターンVロケットの半分弱にも匹敵するもので、そのペイロードは低軌道に 、静止トランスファ軌道に 、火星軌道に にも上る。その積載能力から超大型重量貨物打ち上げ機 に分類されている。.

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ニューヨーク・タイムズ

ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を置く、新聞社並びに同社が発行している高級日刊新聞紙。アメリカ合衆国内での発行部数はUSAトゥデイ(211万部)、ウォール・ストリート・ジャーナル(208万部)に次いで第3位(103万部)部数は平日版、2008年10月 - 2009年3月平均。.

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アメリカ航空宇宙局

アメリカ航空宇宙局(アメリカこうくううちゅうきょく、National Aeronautics and Space Administration, NASA)は、アメリカ合衆国政府内における宇宙開発に関わる計画を担当する連邦機関である。1958年7月29日、国家航空宇宙法 (National Aeronautics and Space Act) に基づき、先行の国家航空宇宙諮問委員会 (National Advisory Committee for Aeronautics, NACA) を発展的に解消する形で設立された。正式に活動を始めたのは同年10月1日のことであった。 NASAはアメリカの宇宙開発における国家的努力をそれ以前よりもさらに充実させ、アポロ計画における人類初の月面着陸、スカイラブ計画における長期宇宙滞在、さらに宇宙往還機スペースシャトルなどを実現させた。現在は国際宇宙ステーション (International Space Station, ISS) の運用支援、オリオン宇宙船、スペース・ローンチ・システム、商業乗員輸送などの開発と監督を行なっている。 宇宙開発に加えてNASAが帯びている重要な任務は、宇宙空間の平和目的あるいは軍事目的における長期間の探査である。人工衛星を使用した地球自体への探査、無人探査機を使用した太陽系の探査、進行中の冥王星探査機ニュー・ホライズンズ (New Horizons) のような太陽系外縁部の探査、さらにはハッブル宇宙望遠鏡などを使用した、ビッグ・バンを初めとする宇宙全体への探査などが主な役割となっている。2006年2月に発表されたNASAの到達目標は、「宇宙空間の開拓、科学的発見、そして最新鋭機の開発において、常に先駆者たれ」であった。.

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アトラス V

アトラス V(アトラスファイブ、Atlas V)は、アメリカ合衆国で運用されている使い捨て型ロケット。21世紀初頭に運用が開始されたアトラス・ロケットシリーズの最新型である。アトラスVはロッキード・マーティンが運用していたが、2010年代現在はロッキード・マーティンとボーイングの合弁会社のユナイテッド・ローンチ・アライアンスが運用する。アトラスVはロシア製のケロシンと液体酸素を推進剤とするRD-180を第1段のロケットとして使用し、アメリカ製の液体水素と液体酸素を燃焼するRL-10を第2段のセントールで使用する。 RD-180エンジンは RD AMROSS から供給され、RL-10はプラット&ホイットニー・ロケットダインから供給される。いくつかの仕様ではエアロジェット製の補助ロケットを第1段の周囲に使用する。ペイロード・フェアリングは直径が4または5mで3種類の長さがあり、社が生産する。ロケットはアラバマ州ディケーター、テキサス州ハーリンジェン、カリフォルニア州サンディエゴとULAの本社近くのコロラド州デンバーで製造される。 2012年6月時点の成功率はほぼ完璧に近い。2007年6月15日に打ち上げられたアメリカ国家偵察局(NRO)のNROL-30は上段のセントールロケットの燃焼が予定よりも早く停止したために、2機の海洋偵察衛星は予定よりも低い軌道へ投入された。しかし、アメリカ国家偵察局ではこの打ち上げは成功に分類されるとしている。 アトラスVロケットの信頼性の高さを武器に、ロッキード・マーティンは2014年3月、業界で初めて、そして唯一、打上げが完全に失敗した場合の打上げ費用を100%補償あるいは再打ち上げするプログラムをアトラスVロケットに導入した。また米国政府の契約以外の打上げであれば、部分的なトラブルがあった場合も、費用の一部を払い戻しすることにした。.

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エイムズ研究センター

モフェットフィールドとエイムズ研究センターの航空写真 エイムズ研究センターの地図 エイムズ研究センター(エイムズけんきゅうセンター、Ames Research Center、ARC)は、モフェットフィールド(かつての空軍基地)にあるアメリカ航空宇宙局(NASA)の施設である。アメリカ合衆国カリフォルニア州のマウンテンビューとの境界に近いサニーベールの43エーカーの土地を使っている。.

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コスモス1号

モス1号(Cosmos 1)は、コスモススタジオと惑星協会による、ソーラーセイルの実験を目的としたプロジェクトである。プロジェクトの一環として、無人のソーラーセイル実証機が2005年6月21日19時46分09秒(UTC)にバレンツ海で潜水艦ボリソグレブスクから打ち上げられた。しかし、ロケットの失敗により、予定された軌道に達しなかった。軌道に入ると、宇宙機は大きな帆を広げ、太陽からの光子に押されて加速する予定であった。 ミッションが成功していれば、コスモス1号は加速にソーラーセイルを使用した最初の宇宙機になっていた。プロジェクトの予算は400万ドルだった。惑星協会は、さらに400万ドルの予算をかけてコスモス2号を計画しており、ISS補給ミッションに使用されるソユーズで打上げる予定である。ディスカバリーチャンネルが初期から投資していたが、技術の進歩と運搬重要の増大のため、ライトセイル1号と似た形に再設計されることが2009年11月に発表された。.

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ジェット推進研究所

ェット推進研究所の外観 ジェット推進研究所のコントロール・ルーム ジェット推進研究所(ジェットすいしんけんきゅうじょ、Jet Propulsion Laboratory: JPL)は、NASAの無人探査機等の研究開発及び運用に携わる研究所。アメリカ合衆国カリフォルニア州パサデナにある。JPLの前身となったカリフォルニア工科大学のグッゲンハイム航空研究所 (GALCIT) のロケット研究プロジェクトは1936年に立ち上げられ、1943年11月にGALCITの責任者であったセオドア・フォン・カルマンによって初めてJPLと名付けられた。.

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サンルイスオビスポ

ンルイスオビスポ(San Luis Obispo、)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州南部サンルイスオビスポ郡の都市である。太平洋岸セントラルコーストに沿い、サンフランシスコとロサンゼルスの中間にある。1772年に設立され、州内でも最古級の町である。地元では"SLO"、"SLOタウン"、"S.L.O"、また"サンルイス"とも呼ばれ、ダン・ビューターによる全国地理書『繁栄』によれば、「アメリカで最も幸福な都市」とされてもいる。サンルイスオビスポ郡の郡庁所在地であり、カリフォルニア州立ポリテクニック大学が市内にある。2010年国勢調査での人口は45,119人であり、2000年国勢調査時点より2.1%増加している。サンルイスオビスポとはスペイン語で「(トゥールーズ)司教の聖ルイ」という意味である。.

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CubeSat

ノルウェーのNCUBE2(1U) ESTCube-1(1U) CubeSat(キューブサット)は大学の研究室などが製作する数キログラム程度の小型人工衛星である。ピギーバック衛星として打ち上げられることを前提としており、打ち上げ費用を極力抑えることができる。2003年6月に世界初のCubeSatが打上げられた。 CubeSatの仕様は1999年にとスタンフォード大学が開発した。10×10×10 cmサイズ(重量1.33kg以下)のものを1U、20×10×10 cmサイズのものを2U、30×10×10 cmサイズのものを3Uと呼ぶ。CubeSatは、P-POD(Poly-PicoSatellite Orbital Deployer)などの衛星放出機構によって放出される。P-PODは、3Uサイズなら1機、1Uサイズなら3機を放出できる。 なお、日本のH-IIAロケットではJ-POD(JAXA-Picosatellite Orbital Deployer)と呼ばれる放出機構(1UサイズのCubeSat4機を搭載可能)を使用している。.

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IKAROS

IKAROS(イカロス)とは独立行政法人宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所(ISAS/JAXA)及び月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC/JAXA)が開発した小型ソーラー電力セイル実証機である。名称は「太陽放射で加速する惑星間凧宇宙船」を意味する英語の「interplanetary kite-craft accelerated by radiation of the Sun」にちなむものであり、森治により、ギリシア神話の登場人物の一人イカロスにちなんでつけられた。 金星探査機「あかつき」と共に、2010年5月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、6月3日から6月10日にかけてセイルを展開、7月9日に太陽光(太陽風ではない)による光子加速の実証が確認された。12月8日には金星フライバイを行っている。.

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MSNBC

MSNBCは、1996年に開局したアメリカ合衆国向けのニュース専門放送局。放送ネットワークNBCとマイクロソフトが共同で設立したものであり、マイクロソフトのポータルサイト・MSNとNBCを組合せたものがチャンネル名となっている。.

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NPO

NPOとは、「Nonprofit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の略で、広義では非営利団体のこと。狭義では、非営利での社会貢献活動や慈善活動を行う市民団体のこと。最狭義では、特定非営利活動促進法(1998年3月成立)により法人格を得た団体(特定非営利活動法人)のことを指す。なお、米国や英国などではNon-profitというが、韓国や台湾などではNPOという表現が使われている。.

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惑星協会

惑星協会(わくせいきょうかい、The Planetary Society)は、天文学の多くの研究プロジェクトと関係を持つ、国際的なNPO。.

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