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モンタージュ

索引 モンタージュ

モンタージュ()は、映画用語で、視点の異なる複数のカットを組み合わせて用いる技法のこと。元々はフランス語で「(機械の)組み立て」という意味。映像編集の基礎であるため、編集と同義で使われることも多い。.

42 関係: 小津安二郎中条省平七人の侍マーロン・ブランドバンクメッツメアリー女王の処刑ロシア革命フランシス・フォード・コッポラフランス語フリードリヒ・エンゲルスフェルディナン・ド・ソシュールアニメイントレランスカットカットバッククレショフ効果コンスタンチン・スタニスラフスキーシーンジョルジュ・メリエスジークムント・フロイトストップモーション・アニメーションスティーヴン・スピルバーグスターリニズムセルゲイ・エイゼンシュテインソビエト連邦共産主義副調整室純丘曜彰D・W・グリフィス視点黒澤明長回し集英社新書技術東京物語構造主義月世界旅行 (映画)戦艦ポチョムキン映像編集映画用語意味

小津安二郎

小津 安二郎(おづ やすじろう、1903年(明治36年)12月12日 - 1963年(昭和38年)12月12日)は、日本の映画監督・脚本家。「小津調」と称される独特の映像世界で優れた作品を次々に生み出し、世界的にも高い評価を得ている。「小津組」と呼ばれる固定されたスタッフやキャストで映画を作り続けたが、代表作にあげられる『東京物語』をはじめ、女優の原節子と組んだ作品群が特に高く評価されている。伊勢松阪の豪商・小津家の子孫にあたり、一族には国学者の本居宣長がいる。.

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中条省平

中条 省平(ちゅうじょう しょうへい、1954年11月23日 - )は、日本のフランス文学者で学習院大学文学部教授。研究分野は19世紀のフランス小説だが、映画評論、漫画評論などにも携わる。翻訳家としては中条志穂との共訳が多い。.

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七人の侍

『七人の侍』(しちにんのさむらい)は、1954年(昭和29年)4月26日に公開された日本映画である。東宝製作・配給。監督は黒澤明、主演は三船敏郎と志村喬。モノクロ、スタンダード・サイズ、207分。 当時の通常作品の7倍ほどに匹敵する製作費をかけ、何千人ものスタッフ・キャストを動員、1年余りの撮影期間がかかったが、興行的には成功し、700万人の観客動員を記録した。日本の戦国時代(劇中の台詞によると1586年)を舞台とし、野武士の略奪により困窮した百姓に雇われる形で集った7人の侍が、身分差による軋轢を乗り越えながら協力して野武士の一団と戦う物語。 黒澤明が初めてマルチカム方式(複数のカメラで同時に撮影する方式)を採用し、望遠レンズを多用した。ダイナミックな編集を駆使して、豪雨の決戦シーン等迫力あるアクションシーンを生み出した。さらにその技術と共に、脚本、綿密な時代考証等により、アクション映画・時代劇におけるリアリズムを確立した。 黒澤明が尊敬するジョン・フォードの西部劇から影響を受け、この作品自体も世界の映画人・映画作品に多大な影響を与えた。1960年にはアメリカ合衆国で『荒野の七人』として、2016年には『マグニフィセント・セブン』としてリメイクされている。ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。.

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マーロン・ブランド

マーロン・ブランド(Marlon Brando, 1924年4月3日 - 2004年7月1日)は、アメリカ合衆国ネブラスカ州生まれの俳優。 演技の世界に革命を起こし、後世に多大なる影響を与えた。その功績から「20世紀最高の俳優」と評されている。.

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バンク

バンク; bank.

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メッツ

メッツ(Mets、Metz、Metsu、Met's).

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メアリー女王の処刑

『メアリー女王の処刑』(メアリーじょおうのしょけい、原題:The Execution of Mary Stuart)は、1895年にアメリカのエジソン社で製作・公開された短編映画である。モノクロ、サイレント。別邦題に『女王メアリの処刑』、『スコットランド女王、メアリーの処刑』などがある。 スコットランド女王だったメアリー・ステュアートの処刑を描いた20秒ほどの作品で、覗き眼鏡式の映写機キネトスコープで上映された。 処刑のシーンでは、メアリーが処刑台の上に首を置き、処刑人が斧を振り下ろそうとするところでカメラを止め、メアリーの人形に置き換えられてから撮影を再開する、という「中止め(置き換えなどとも言う)」という技法を用いており、ジョルジュ・メリエスよりも早くトリック撮影を行っている。そのため映画史上初めてトリック撮影が行われた作品と言われる。また、リュミエール兄弟の『ラ・シオタ駅への列車の到着』や『工場の出口』などの作品よりも早く公開された作品であり、映画史上最初期の作品の一つでもある。.

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ロシア革命

ア革命(ロシアかくめい, Российская революция ラシースカヤ・レヴァリューツィヤ, Russian Revolution)とは、1917年にロシア帝国で起きた2度の革命のことを指す名称である。特に史上初の社会主義国家樹立につながったことに重点を置く場合には、十月革命のことを意味している。また逆に、広義には1905年のロシア第一革命も含めた長期の諸革命運動を意味する。 「二月革命」、「十月革命」は当時ロシアで用いられていたユリウス暦における革命勃発日を基にしており、現在一般的に用いられるグレゴリオ暦ではそれぞれ「三月革命」、「十一月革命」となる。この項目で使用されている月日は1918年2月14日のグレゴリオ暦導入までの事柄についてはユリウス暦による月日で表記しており、13日を加算するとグレゴリオ暦の月日に換算できる。.

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フランシス・フォード・コッポラ

フランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola, 1939年4月7日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー、脚本家、実業家。 娘は映画監督のソフィア・コッポラ、息子は映画監督のロマン・コッポラ。甥は俳優のニコラス・ケイジ(フランシスの兄オーガストの子)、ジェイソン・シュワルツマン(タリア・シャイアの子)。.

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フランス語

フランス語(フランスご)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語。ロマンス諸語のひとつで、ラテン語の口語(俗ラテン語)から変化したフランス北部のオイル語(またはウィ語、langue d'oïl)が母体と言われている。日本語では、仏蘭西語、略して仏語とも書く。 世界で英語(約80の国・地域)に次ぐ2番目に多くの国・地域で使用されている言語で、フランス、スイス、ベルギー、カナダの他、かつてフランスやベルギーの領域だった諸国を中心に29カ国で公用語になっている(フランス語圏を参照)。全世界で1億2,300万人が主要言語として使用し、総話者数は2億人以上である。国際連合、欧州連合等の公用語の一つにも選ばれている。このフランス語の話者を、'''フランコフォン''' (francophone) と言う。.

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フリードリヒ・エンゲルス

フリードリヒ・エンゲルス(Friedrich Engels、1820年11月28日 - 1895年8月5日)は、ドイツの社会思想家、政治思想家、ジャーナリスト、実業家、共産主義者、軍事評論家、革命家、国際的な労働運動の指導者。 盟友であるカール・マルクスと協力して科学的社会主義の世界観を構築し、労働者階級の歴史的使命を明らかにした。マルクスを公私にわたり支え、世界の労働運動、革命運動、共産主義運動の発展に指導的な役割を果たした。.

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フェルディナン・ド・ソシュール

フェルディナン・ド・ソシュール(Ferdinand de Saussure、1857年11月26日 - 1913年2月22日)は、スイスの言語学者、言語哲学者。「近代言語学の父」といわれている(ここでの「近代」とは、構造主義のこと、特に「ヨーロッパにおける構造主義言語学」を指している。それとは全く異なる「アメリカ構造主義言語学」もあるので注意。また、現代の言語学の直接の起こりは第二次大戦後であり、この「近代言語学」との直接の連続性は低い)。.

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アニメ

アニメは、アニメーションの略語である。アニメーションを用いて構成された映像作品全般を指す。.

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イントレランス

『イントレランス』(Intolerance)は、1916年に公開されたアメリカ映画である。モノクロ・サイレント。監督・脚本はD・W・グリフィス、主演はリリアン・ギッシュ。 いつの時代にも存在する不寛容(イントレランス)を描き、人間の心の狭さを糾弾した。この物語では4つの不寛容のエピソードが挿入されている。その4つのエピソードは、現代の(製作当時の)アメリカを舞台に青年が無実の罪で死刑宣告を受ける「アメリカ篇」(『母と法律』のストーリーにあたる部分)、ファリサイ派の迫害によるキリストの受難を描く「ユダヤ篇」、異なる神の信仰を嫌うベル教神官の裏切りでペルシャに滅ぼされるバビロンを描く「バビロン篇」、フランスのユグノー迫害政策によるサン・バルテルミの虐殺を描く「フランス篇」で、この4つの物語を並列的に描くという斬新な手法を用いて描いた。 本作は巨大なセットを作り、大量のエキストラを動員させるなど、前作『國民の創生』よりも高額の38万5000ドルの製作費を投じ、文字通りの超大作となったものの、興行的に大惨敗した。しかし、4つの物語を並行して描くという構成や、クロスカッティング、大胆なクローズアップ、カットバック、超ロングショットの遠景、移動撮影などの画期的な撮影技術を駆使して映画独自の表現を行い、アメリカ映画史上の古典的名作として映画史に刻まれている。そんな本作は映画文法を作った作品として高い芸術的評価を受けているだけでなく、ソ連のモンタージュ理論を唱えた映画作家を始め、のちの映画界に多大な影響を与えた。.

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カット

ットは、英語 "cut"からの外来語で、元来は「切る」の意の動作動詞、あるいは「切断」の意の名詞であるが、そこから発展して様々な意味がある。日本語でもそれぞれの意味を借用し、多くの分野において専門用語として定着している。動詞として用いる場合は「カットする」となる。.

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カットバック

ットバック (cut back) とは、.

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クレショフ効果

レショフ効果(Kuleshov Effect、Effet Koulechov、Эффект Кулешова)は、ソビエト連邦の映画作家・映画理論家のレフ・クレショフが示した認知バイアスである。全ロシア映画大学学内で、1922年(大正11年)に実験によって示されたものである。.

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コンスタンチン・スタニスラフスキー

ンスタンチン・セルゲーヴィチ・スタニスラフスキー(Константин Сергеевич Станиславский, 英:Konstantin Stanislavski (Constantin Stanislavsky), 1863年1月17日(ロシア暦1月5日) - 1938年8月7日)はロシア革命の前後を通して活動したロシア・ソ連の俳優であり演出家。本姓はアレクセーイェフ(Алексеев / Alexeyev)。.

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シーン

ーン、あるいは場面(ばめん)とはある場所での動作の一区切りを指す。記録された映像作品においては編集が可能なため、一般的に舞台などのシーンに比べると短くなる傾向がある。 映画では1秒間に24個のフィルムのコマ(フィルムフレーム)があり、最小単位からいえば、コマ→ショット→シーン→シークエンス→1本の映画となる。本項目ではシーンに隣接する概念であるショット、シークエンスについても言及する。.

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ジョルジュ・メリエス

ョルジュ・メリエス (Georges Méliès)、出生名マリー・ジョルジュ・ジャン・メリエス(Marie Georges Jean Méliès, 1861年12月8日 - 1938年1月21日)は、フランスの映画製作者で、映画の創成期において様々な技術を開発した人物である。パリ出身。“世界初の職業映画監督”と言われている。SFXの創始者で、多重露光や低速度撮影、ディゾルブ、ストップモーションの原始的なものも開発した。また手で色づけしたカラー映画も作っている。撮影を通して現実を操作し変換する能力から、最初の "Cinemagician" とも称される。 彼の最も有名な作品は1902年の映画『月世界旅行』と1904年の映画『』である。どちらも不思議な宇宙旅行を描いた作品で、ジュール・ヴェルヌのようなスタイルであり、初期の重要なSF映画とみなされているが、描き方はファンタジーに近い。また、最初期のホラー映画の製作でも知られており、1896年の『』にまで遡る。小説『ヒューゴの不思議な発明』にも登場している。.

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ジークムント・フロイト

ークムント・フロイト(、1856年5月6日1939年9月23日)は、オーストリアの精神医学者、精神分析学者、精神科医。オーストリアのモラヴィア辺境伯領のユダヤ人の家庭に生まれた。神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、心的外傷論研究(PTSD研究)、自由連想法、無意識研究を行い、さらに精神力動論を展開した。精神分析学の創始者として知られる。 非常に詳細で精密な観察眼を示す症例報告を多数残した。それらは、現在においても次々と新しい角度から研究されている。フロイトの提唱した数々の理論は、のちに弟子たちによって後世の精神医学や臨床心理学などの基礎となったのみならず、20世紀以降の文学・芸術・人間理解に広く甚大な影響を与えた。弟子たちは、フロイトの考え方のどこかしらを批判した上でこれを受け継ぎ、様々な学派に分岐し、それぞれ独自の理論を展開していった。現代思想、特に大陸哲学、フランス現代思想の哲学者(ジャック・ラカン、ジャック・デリダ、フェリックス・ガタリなど多数)に大きな影響を与え、精神分析を基調とする哲学の創始者とされる。人間が意識していないいわゆる「無意識」を初めて扱ったフロイトの精神分析は、「無意識の哲学」として非常に重要なものであり、精神分析を広く援用する大陸現代思想に大きな影響を及ぼした。 フロイトは精神科医であり、精神医学(そのなかで彼が創始した精神分析学)の研究者・学者である。他方、フロイトが「心理学者」であるか否かは「心理学」という語をどのように定義するかによって異論が存在するが、少なくともフロイト自身は著作の中で自分を心理学者だと述べている。現代思想、哲学を解説する書物では広義の哲学者とされることもある。 タビストック・クリニックには銅像が作られた。.

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ストップモーション・アニメーション

トップモーション・アニメーション(Stop motion animation)とは、静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法。アニメーションの一種であり、SFXの一種。コマ撮り(コマどり)ともいう。.

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スティーヴン・スピルバーグ

ティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg, 1946年12月18日 - ) は、アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー。アメリカ映画アカデミー会員。大英帝国勲章 (KBE)受章。.

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スターリニズム

ヨシフ・スターリン スターリン。 スターリニズムまたはスターリン主義(スターリンしゅぎ、Сталинизм)は、1924年から1953年までソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)の最高指導者を務めたヨシフ・スターリンの発想と実践の総体で、指導者に対する個人崇拝、軍事力や工作活動による暴力的な対外政策、秘密警察の支配を背景とした恐怖政治や大規模な粛清などを特徴とする全体主義を指す。また、それに通じる思想・体制である。スターリン自身はマルクス・レーニン主義と呼んだ。.

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セルゲイ・エイゼンシュテイン

ルゲーイ・ミハーイロヴィチ・エイゼンシュテーイン( Sergéj Michájlovič Ėjzenštéjn, Sergei Mikhailovich Eisenstein, Sergejs Eizenšteins; 1898年1月10日(グレゴリオ暦1月23日) - 1948年2月11日)は、ロシア帝国領のリガに生まれた、ソビエト連邦の映画監督。.

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ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

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共産主義

主にマルクス・レーニン主義系の共産主義のシンボルともされる赤い星 共産主義(きょうさんしゅぎ、Communism、Коммунизм)とは、政治や経済分野での思想や理論、運動、政治体制のひとつ、財産の一部または全部を共同所有することで平等な社会をめざす。その理念、共有化の範囲や形態、あるいは共産主義社会実現のための方法論などには古くから多数の議論があり、このため「共産主義」の定義は多数存在している。 共産主義のシンボルには、社会主義と同様に赤色や赤旗が広く使用されている。また特にマルクス・レーニン主義系の共産主義を表すシンボルには赤い星や鎌と槌なども使用されている。.

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副調整室

副調整室(ふくちょうせいしつ)は、テレビ、ラジオなどの放送局における各種スタジオに設けられる機器類を操作するための操作室のうち、放送を送出する「主調整室」(マスター・コントロール・ルーム。簡略化して「マスター」)と放送用の回線が接続されている、番組制作用機器を操作し、音声、映像等を調整するための操作室をいう。サブ・コントロール・ルーム、簡略化して「サブ」もしくは「サブコン」と呼ばれる、番組制作の中枢である。昨今は生放送ではなく、収録による番組が多くなり、収録専用のスタジオ、すなわちマスターとの放送用の回線が接続されていない操作室を持つものが多くなっている。法令上は異なるが、この場合の操作室も通称、サブもしくはサブコンと呼ばれることが多い。また、全編中継放送(中継車やサテライトスタジオを使用)の場合、現地でCM送出(アンタイム制御)やテロップ付加などの操作ができず、演奏所でそれらを行う場合に使われる操作室は、通称「受けサブ」または「リモートサブ」と呼ばれている。.

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純丘曜彰

純丘 曜彰(すみおか てるあき、Teruaki Georges Sumioka 1962年 - )は、日本の哲学者、メディア文化論・表象文化論研究者(映像文法、映像ビジネス)、小説家、クリエーター。大阪芸術大学芸術学部教授。 東京生まれ。版画家稲田年行の息子。博士(美術)(東京芸術大学)、文学修士(東京大学)。東海大学准教授、ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ(マインツ大学)客員教授を経て、大阪芸術大学芸術学部教授。.

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D・W・グリフィス

デヴィッド・ウォーク・グリフィス(David Wark Griffith、1875年1月22日 - 1948年7月23日)は、アメリカ合衆国の映画監督、俳優、脚本家、映画製作者。 映画文法の基礎を築いた人物であり、様々な映画技術(モンタージュ、カットバック、クローズアップなど)を確立して、映画を芸術的な域へと高めた。アメリカ初の長編映画『國民の創生』や『イントレランス』などの監督作品は彼の技術の集大成的な作品であり、現在でもアメリカ映画の名作として数えられる。また、女優のメアリー・ピックフォードやリリアン・ギッシュなど数多くの映画人を輩出したことでも知られ、それらの功績から「映画の父」と呼ばれている。.

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視点

視点(してん)という言葉は、通常異なった2つの意味で用いられる。1つはどこから見ているかという、対象を見るときの立脚点のことであり、もう1つはどこを見ているかという、注視点のことである。本記事では原則として前者の意味で用いる。 認知科学、絵画・写真、文学・映画など幅広い分野で用いられる用語である。.

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黒澤明

黒澤 明(くろさわ あきら、新字体:黒沢、1910年(明治43年)3月23日 - 1998年(平成10年)9月6日)は、日本の映画監督、脚本家である。妻は女優の矢口陽子。 ダイナミックな映像表現とヒューマニズムに徹した作風で、『羅生門』『生きる』『七人の侍』など30本の監督作品を生み出し、アカデミー賞と世界三大映画祭(ヴェネツィア、カンヌ、ベルリン)で賞を得た。 小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男らと共に世界的にその名が知られ、映画史においてはスティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラ、北野武などの映画人に大きな影響を与えており、日本では「世界のクロサワ」と呼ばれた。 映画監督として初めて文化勲章受章、文化功労者顕彰、東京都名誉都民選出、贈従三位(没時叙位)、贈国民栄誉賞(没後追贈)。1990年に日本人初のアカデミー名誉賞を受賞。1999年には米週刊誌『タイム』アジア版の「今世紀最も影響力のあったアジアの20人」に選出されている。米国映画芸術科学アカデミー会員。.

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長回し

長回し(ながまわし)は、カットせずに長い間カメラを回し続ける映画の技法。 どのくらいの時間回し続けていれば長回しと呼ぶのか、というような明確な定義はないが、分単位で連続していれば長回しと言い得る。カットせずにカメラを回し続けることにより、役者の緊張感や映像の臨場感を維持し続けることができるという効果がある。 一つの映画の中でここぞという時に使うことが多いが、中にはその緊張感や持続性に惹かれ、長回しを多用する作家もいる。アンドレイ・タルコフスキー、テオ・アンゲロプロス、タル・ベーラ、溝口健二、相米慎二がその代表だが、アンゲロプロスやタル・ベーラに至っては長回し以外のカット(ショット)がほとんどないほど徹底されており、両名の作品を特徴づけるものとなっている。 また、アルフレッド・ヒッチコックは自身の作品『ロープ』で、作品全編を一つのカットで撮影するという究極の長回し撮影を敢行している。ただし、当時使用されていた35ミリのフィルムのワン・リールは10分しかなかったため、繋ぎ目でそれとわからないような巧妙な編集を行っている。しかし、デジタルシネマではフィルム長の制限が無いため約10分という制約もなくなり、アレクサンドル・ソクーロフの『エルミタージュ幻想』(2002年)では約90分間の全編がワンカットで撮影され、以降この作品を嚆矢として全編がワンカットで撮影された作品が続出している。 ロバート・アルトマン監督の『ザ・プレイヤー』(1992年)では、冒頭から映画製作者が「『黒い罠』(1958年)の長回しが凄い」や「『ビギナーズ』(1986年)の長回しが凄い」など、長回しに関する議論をしながら、この映画本編でも8分6秒間の長回しを行うという試みがなされている。柳町光男監督の『カミュなんて知らない』(2006年)では、その『ザ・プレイヤー』に似た6分40秒の長回しがトップシーンで行われ、長回しの間に「『黒い罠』のトップシーンが3分30秒、相米慎二の『ションベン・ライダー』が6分30秒、『ザ・プレイヤー』が8分ちょうど。『ザ・プレイヤー』の8分はよく見ると2カットで撮っていて、編集で1カットに見えるようにしている」という、『ザ・プレイヤー』と同じようなシーンが出る。 他に長回しが話題となったものに『スネーク・アイズ』(1998年)、『トゥモロー・ワールド』(2006年)、『ヴィクトリア』(2015年)などがある。.

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集英社新書

集英社新書(しゅうえいしゃしんしょ、SHUEISHA SHINSHO)は、株式会社集英社が発行している新書レーベル。1999年12月に刊行開始。第1号は、五木寛之著『知の休日』。装幀は原研哉。カバーには水の上を船で行く人のイラストが描かれ、"A pilot of wisdom"という言葉が入っている。 2014年11月、装丁がリニューアルされた。色はシャンパンゴールドが用いられ、タイトルのフォントはゴシック体になった。創刊以来、表紙(表表紙)に入るタイトルは基本的に縦書きであったが、リニューアルに伴い、横書きで入る例も出てきた。 朽木ゆり子著『フェルメール 全点踏破の旅』、尾田栄一郎・内田樹共著『ONE PIECE STRONG WORDS【上・下】』、金子達仁・小林紀晴共著『美女の一瞬』などの集英社新書ヴィジュアル版(第1号は田中優子・石山貴美子共著『江戸を歩く』)や、椎名誠著『風景は記憶の順にできていく』などの集英社新書ノンフィクションもある。.

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技術

技術(ぎじゅつ)とは、かなり多義的に用いられる言葉であり、.

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東京物語

『東京物語』(とうきょうものがたり)は、1953年に公開されたモノクロの日本映画である。監督は小津安二郎、主演は笠智衆と原節子。『晩春』(1949年)、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)で原節子が演じたヒロインはすべて「紀子」という名前であり、この3作品をまとめて「紀子三部作」と呼ぶことがある。昭和28年度文化庁芸術祭参加作品。 上京した年老いた両親とその家族たちの姿を通して、家族の絆、夫婦と子供、老いと死、人間の一生、それらを冷徹な視線で描いた作品である。戦前の小津作品、特に『戸田家の兄妹』などにすでに見出されるテーマだが、本作でより深化させられることになった。「ロー・ポジション」を多用し、カメラを固定して人物を撮る「小津調」と形容される独自の演出技法で、家族を丁寧に描いている。家族という共同体が年を経るとともにバラバラになっていく現実を、独特の落ち着いた雰囲気でつづっている。 数度にわたり、テレビドラマとしてリメイクされている。 オマージュとして『東京画』(ヴィム・ヴェンダース)、『みんな元気』(ジュゼッペ・トルナトーレ)とそのリメイク『みんな元気 (2009年の映画)』(カーク・ジョーンズ)、『珈琲時光』(侯孝賢)、『HANAMI』(ドーリス・デリエ)、『東京家族』(山田洋次)などがある。.

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構造主義

構造主義(こうぞうしゅぎ、)とは、狭義には1960年代に登場して発展していった20世紀の現代思想のひとつである。広義には、現代思想から拡張されて、あらゆる現象に対して、その現象に潜在する構造を抽出し、その構造によって現象を理解し、場合によっては制御するための方法論を指す語である。.

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月世界旅行 (映画)

月世界旅行(着色版)の動画 『月世界旅行』(げつせかいりょこう、原題・仏語: Le Voyage dans la Lune, 英語: A Trip to the Moon)は1902年にフランスのジョルジュ・メリエスが脚本・監督した、モノクロ・サイレント映画。1秒16フレームで、14分の作品。原作はジュール・ヴェルヌの『月世界旅行』だが、この作品を大幅に簡略化し、変更を加えたものである。後半の月人のエピソードはH・G・ウェルズの『月世界最初の人間』(1901年)が基になっている。本作は色の付いた着色版(後述)も存在する。 本作は30のシーンで構成されており、当時の映画としては珍しい複数のシーンで撮られている。また様々なトリック撮影の技法が使われており、なおかつ物語があるという、非常に画期的な作品である。世界初のSF映画とされており、映画史を語る上で必ず登場する重要な作品の一つである。 日本でも1905年8月に、明治座で公開され、のちに『月世界探検』の邦題で再公開された。2000年、米『ヴィレッジ・ヴォイス』紙発表の「20世紀の映画リスト」で第84位にランクインされた。 本作品は著作権が切れパブリックドメインとなっているため、インターネット上で動画を視聴することができる。.

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戦艦ポチョムキン

『戦艦ポチョムキン』(せんかんポチョムキン、ロシア語: Броненосец «Потёмкин»ブラニノースィツ・パチョームキン、英語:Battleship Potemkin)は、1925年に製作・公開されたソビエト連邦のサイレント映画。セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の長編第2作目で、「第1次ロシア革命20周年記念」として製作された。 1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を描いたもので、「オデッサの階段」と呼ばれるオデッサの市民を虐殺する場面は映画史上有名なシーンの一つであり、様々なオマージュやパロディを生んでいる(後述)。しかし、「オデッサの階段」の場面や終盤の黒海艦隊の多くの艦が反乱に同調する(実際は数隻のみ)場面など史実とは大きく異なる部分も多い。当時のソ連の映画人が提唱したモンタージュ理論を確立した作品として知られ、エイゼンシュテインが唱える「アトラクションのモンタージュ」などといった独創的なモンタージュ理論を実践しており、世界各地で大きな反響を受けるとともに、後の映画人にも多大な影響を与えた。現在に至るまで映画史的に非常に重要な作品として評価されており、『國民の創生』、『市民ケーン』とともに映画芸術に革命をもたらした画期的作品とされる。 共産主義的プロパガンダ映画の為に、海外で公開される際は検閲を受け、多くの場面がカットされるなど公開に難航した。日本でも終戦から22年が経った1967年にようやく一般公開された。.

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映像編集

映像編集(えいぞうへんしゅう)は映画、ビデオ、テレビなど、映像・音声を伴うメディアにおける編集のことである。フィルムなど光学・化学的媒体を用いるもの、VTRなど、電磁気的な媒体を用いるものがある。.

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映画用語

映画用語(えいがようご)は、映画用語の一覧。.

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意味

意味(いみ)とは、次のような概念である。.

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