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メリアス

索引 メリアス

メリアス(Μελιάς, Melias)は、ギリシア神話に登場する、トネリコの木の精霊であるニュムペーである。複数形はメリアデス(Μελιάδες, Meliades)。英語ではメリアイ (Meliai) あるいはメリアエ (Meliae) という。 クロノスがウーラノスの男性器を切り取った際、そこからこぼれた血より生まれた。槍は血まみれになるため、その柄をトネリコで作るのはこの神話に由来する。 メリアスたちはクレータ島にあるレアーの洞窟で幼いころのゼウスの世話をしていた。また、ウーラノスの男根が漂着したことで子を多く産む力を授かったレアー自身もメリアスたちを産んでいる。.

17 関係: 岩波書店伝説の生物一覧ハマドリュアスレアートネリコドリュアスニュンペーダプネーウーラノスギリシア神話クレタ島クロノスゼウス精霊高津春繁英語

岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

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伝説の生物一覧

F. J. Bertuch, C. Bertuch, ''Bilderbuch für Kinder: enthaltend eine angenehme Sammlung von Thieren, Pflanzen, Früchten, Mineralien... alle nach den besten Originalen gewählt, gestochen und mit einer... den Verstandes-Kräften eines Kindes angemessenen Erklärung begleitet'' (フリードリヒ・ユスティン・ベルトゥッヒ『子供のための図鑑 - 動物・果物・鉱物・衣装その他各種の学ぶべきものを、自然・芸術・学問の領域から集めた楽しい本』)第2版、ヴァイマール、1790年刊(ハイデルベルク大学付属図書館 蔵)、第1巻、175頁より "Fabelhafte Thiere / Animaux Fabuleux" (伝説上の動物)、バジリスク(上段左)、フェニックス(上段右)、ロック鳥(中央)、ユニコーン(下段左)、バロメッツあるいはスキタイの子羊(下段中央)、ドラゴン(下段右)http://digi.ub.uni-heidelberg.de/diglit/bertuch1801bd1/0190/image?sid.

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ハマドリュアス

en)所蔵 ハマドリュアス(Ἁμαδρυάς, Hamadryas)は、ギリシア神話に登場する木の精霊であるニュムペーである。複数形はハマドリュアデス(Ἁμαδρυάδες, Hamadryades)。 ドリュアスたち(ドリュアデス)の別名であり特に区別されないが、中にはオレイオスの息子オクシュロスとその姉妹であるハマドリュアスの娘たちであるとする説もある。ただしこのハマドリュアスを固有名詞とみるか、木の精の一人とみるかで話は変わってくる。 アテナイオスによればオクシュロスのハマドリュアスの娘のハマドリュアスの中には、クルミの木の精であるカリュアーなどがいる。その8人姉妹の名前は下表参照。.

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レアー

レアー(Ῥέα, Rheā)は、ギリシア神話に登場する女神であるマイケル・グラント、ジョン・ヘイゼル 『ギリシア・ローマ神話事典』 大修館書店。ティーターンの1柱で、大地の女神とされる。レイアー(Ῥεία, Rheiā)ともいい、長母音を省略してレア、レイアとも表記される。.

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トネリコ

トネリコ(梣、学名:Fraxinus japonica)は、 キク亜綱- ゴマノハグサ目- モクセイ科に分類される落葉樹であるトネリコ属中の、日本列島を原産地とする1種。.

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ドリュアス

Nymph with morning glory flowers, ユール・ヨゼフ・レビイ画 The Dryad, イヴリン・デ・モーガン画 ドリュアス(Δρυάς, Dryas)は、ギリシア神話に登場する、木の精霊であるニュムペー。複数形はドリュアデス(Δρυάδες, Dryades)。ほぼ同一の存在にハマドリュアス(複数形ハマドリュアデス)がある。 英語ではドライアド (Dryad) 、フランス語ではドリアード (Dryade) といい、日本ではこちらの読みでもよく知られる。ヒンドゥー教などに登場する木の精霊もギリシア神話のニンフの名を借りてこう呼ぶことがある。 多くのニンフと同じく長命であるが、ドリュアスたち(ドリュアデス)の場合、自らの宿る木が枯れると共にその命を閉じる。このためドリュアスたちやギリシアの神々は木の精霊に敬意を払うことなく木を傷つける人間をこらしめるのである。 ドリュアスたちは普段は人前に姿を現すことは滅多にないが、美しい男性や少年に対しては緑色の髪をした美しい娘の姿を現し、相手を誘惑して木の中に引きずり込んでしまうことがあるという。そこで一日を過ごしただけで、外では何十年、何百年もの時が経過している場合がある。 その起源はインド・ヨーロッパ語族やケルト族のドルイド文化の中ではオークの木と密接に関係している。ギリシア人は彼らより昔の人々はオークの木の実を食べていたと想像した。女性をかたどった神殿の柱は、そのような建築に使われる前はその実を食べていたさまざまな木々と関係している。 おもなドリュアスたちにオルペウスの妻エウリュディケーや、ダナオスの50人の娘・ダナイスたち(ダナイデス)の母の一人であるアトランティエーがいる。.

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ニュンペー

en)所蔵 ニュンペー(, )、複数形ニュンパイ()は、ギリシア神話などに登場する下級女神(精霊)である。 山や川、森や谷に宿り、これらを守っている。 一般に歌と踊りを好む若くて美しい女性の姿をしている。 ギリシア語の普通名詞としては「花嫁」や「新婦」を意味する。 ニュムペー、ニュムパイ、長母音を省略してニュンペ、ニュムペとも表記される。英語ではニンフと呼ばれる。 オリュンポス十二神のように完全な不老不死ではないが、非常に長命であるとされる。 また、樹木のニュンペーなどは、守護している樹木が枯れると自身も共に死ぬという。 庭園や牧場に花を咲かせ、家畜を見張り、狩りの獲物を提供し、守護する泉の水を飲む者に予言の力を授けたり、病を治すなど、恩寵を与える者として崇拝の対象となり、ニュンペーのいるとされる泉などには、しばしば供物が捧げられた。 ヘスペリデスの園を知る海神ネーレウスの居場所をヘーラクレースに教えたニュンペーたちは、ゼウスとテミスの間の娘であった。.

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ダプネー

アポローンとダプネー(ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ) ダプネー(Δάφνη, )は、ギリシア神話に登場するニュンペーである。テッサリアー地方の河神ペーネイオスの娘ヒュギーヌス、203話。、あるいはアルカディア地方の河神ラードーンの娘。 ダプネーはギリシア語で月桂樹という意味。欧米では女性の名前として名付けられることもあり(著名な例ではデュ・モーリア)、日本語ではドイツ語・フランス語経由でダフネ(英・独:Daphne、仏:Daphné)とも呼ばれる。 アポローンに求愛されたダプネーが自らの身を月桂樹に変える話は、ギリシア神話の物語の中でもポピュラーであり、この物語に由来する芸術作品や風習が数多く存在している。.

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ウーラノス

ウーラノス(Ουρανός、Ouranos)は、ギリシア神話に登場する天空神である。全宇宙を最初に統べた原初の神々の王とされる。果てしなく巨大な体躯を持ち、無数の銀河系が鏤められた宇宙を常に身に纏っている。ウーラノスとはギリシア語で 「天」 の意味で、天そのものの神格化である。日本語では長母音を省略してウラノスとも表記する。 ローマ神話にも取り入れられカイルス(Caelus)と呼ばれる高津春繁 『ギリシア・ローマ神話辞典』 岩波書店 1960年、60,95,104,287頁。。.

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ギリシア神話

リシア神話(ギリシアしんわ、ΜΥΘΟΛΟΓΊΑ ΕΛΛΗΝΙΚΉ)は、古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語である。ギリシャ神話とも言う。 古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもあったが、現代では、世界的に広く知られており、ギリシャの小学校では、ギリシャ人にとって欠かせない教養として、歴史教科の一つになっている。 ギリシア神話は、ローマ神話の体系化と発展を促進した。プラトーン、古代ギリシアの哲学や思想、ヘレニズム時代の宗教や世界観、キリスト教神学の成立など、多方面に影響を与え、西欧の精神的な脊柱の一つとなった。中世においても神話は伝承され続け、その後のルネサンス期、近世、近代の思想や芸術にとって、ギリシア神話は霊感の源泉であった。.

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クレタ島

レタ島(Κρήτη / Kriti; Crete)は、ギリシャ共和国南方の地中海に浮かぶ同国最大の島。古代ミノア文明が栄えた土地で、クノッソス宮殿をはじめとする多くの遺跡を持つ。また、温暖な気候や自然景観から地中海の代表的な観光地でもある。 クレタ島は島全体で、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)を構成する。首府はイラクリオ(イラクリオン)。.

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クロノス

ョルジョ・ヴァザーリの描いた、クロノスとウーラノス クロノス(Κρόνος, Kronos)は、ギリシア神話の大地および農耕の神である。山よりも巨大な巨神族ティーターンの長であり、ウーラノスの次に全宇宙を統べた二番目の神々の王でもある。万物を切り裂くアダマスの鎌を武器とする。ゼウスの父親としてもよく知られており、ティーターン神族を率いてオリュンポスの神々と全宇宙を揺るがす大戦争を行った。.

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ゼウス

ウス(ΖΕΥΣ, Ζεύς, )は、ギリシア神話の主神たる全知全能の存在。全宇宙や天候を支配し、人類と神々双方の秩序を守護する天空神であり、オリュンポス十二神をはじめとする神々の王でもある。全宇宙を破壊できるほど強力な雷を武器とし、多神教の中にあっても唯一神的な性格を帯びるほどに絶対的で強大な力を持つ。.

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精霊

精霊(せいれい)とは、草木、動物、人、無生物、人工物などひとつひとつに宿っている、とされる超自然的な存在。他に「万物の根源をなしている、とされる不思議な気のこと」広辞苑 第五版、「精霊」の項目。精気や「肉体から解放された自由な霊」を意味する場合がある。.

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高津春繁

津 春繁(こうづ はるしげ、1908年1月19日 - 1973年5月4日)は、日本の言語学者、比較言語学研究者、古代ギリシア文学研究者。文学博士(東京大学)。東京大学文学部教授、武蔵大学人文学部教授、人文学部長(初代)を歴任。東京大学名誉教授。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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セコイアデンドロンの木 リュウケツジュ 木(き)とは、.

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