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メトディオス

索引 メトディオス

メトディオス(Μεθόδιος)はギリシャの人名。現代ギリシャ語からはメソディオスと転写し得る。.

11 関係: 奉神礼主教メトディオス (スラヴの(亜)使徒)モラヴィアパタラのメトディオスギリシア語ギリシア教父聖書致命者殉教者教会スラヴ語

奉神礼

在のコンスタンディヌーポリ総主教座聖堂である聖ゲオルギオス大聖堂の内観。奉神礼時の光景。詠隊が歌っている。左側に至聖所のイコノスタシスが写っている。 奉神礼(ほうしんれい、λειτουργία高橋保行『ギリシャ正教』162頁、講談社学術文庫 1980年 ISBN 9784061585003 (4061585002), Богослуже́ние, Liturgy)は、正教会における奉事・祈りの総称。日本ハリストス正教会の訳語。カトリック教会における典礼に相当する。 公祈祷(時と場所を定めて行われる公的な祈祷)と私祈祷(日々の生活の場や私室等において行う祈祷や臨時祈祷等)のいずれも含む。公に行う狭義の奉神礼を指す事を特に示したい場合には「公祈祷」「公奉神礼」といった用語が用いられる。 聖体礼儀などの機密を含む礼儀の他にも、毎日の奉事である時課、さらに成聖式・各種祈願・モレーベン・パニヒダ・埋葬式などの機会に応じた祈祷などが含まれる。 より広義には、奉神礼には日々の生活までが含まれる。正教会では奉神礼(=リトゥルギア)の範囲をどこからどこまでというように明確に区分する事を避け、奉神礼を広義の奉神礼としての生活の雛形として捉えるべきである事を教えている。 本記事では祈り・儀礼の総称としての奉神礼について詳述する。.

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主教

主教(しゅきょう、Επίσκοπος, Episcopus, Bishop, Епископ)とは、正教会、聖公会における高位聖職者主教について、「最高位」(英語では"highest" もしくは"supreme")に類した表現を使用して居らず、「高位」(英語では"high")に当たる言葉も使っていないケースもあるが(、 )、一方で「最高位」 ("highest") を使用している文献もある。ここでは大辞泉での表現「高位」に拠った。。複数教会によって構成される教区を管轄する(大辞泉)正教会の出典:聖公会の出典:。 カトリック教会では司教と呼ばれる。「主教」は正教会に属する日本ハリストス正教会、および聖公会に属する日本聖公会などで用いられる訳語。なお朝鮮語および中国語では、カトリック教会の司教も「主教」である。ルーテル教会やメソジストでは監督と呼ばれる『キリスト教大事典』519頁、教文館、昭和48年9月30日 改訂新版第二版。 2世紀初頭には既に主教職があり現代に至っているが、教派ごとにその位置付けは異なる。.

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メトディオス (スラヴの(亜)使徒)

メトディオス(826年-885年4月6日、ギリシャ語:,ラテン文字転写:Methodios, ラテン語:Methodius)は9世紀の東ローマ帝国の知識人、キリスト教の聖職者、モラヴィアの主教(司教)である。メトディウス(ラテン語形)、メフォディ(スラヴ諸語形)とも表記する。中世以降のギリシャ語ではメソディオス。 「キリル文字」で知られるキュリロスの兄にあたる。正教会・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会で聖人。 キュリロスとともにスラヴ地方にキリスト教をはじめて伝えた。キュリロスの補助を得ながら、教会スラヴ語への聖書の翻訳に従事した。そのためキュリロスとともに「スラブの(亜)使徒」と称され、スラヴ圏のキリスト教会では篤く崇敬される。.

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モラヴィア

モラヴィア(Moravia)は、チェコ共和国東部の地方。チェコ語ではモラヴァ(Morava)、ドイツ語ではメーレン(Mähren)と呼ばれる。面積は約26,000km2稲野「モラビア」『東欧を知る事典』新版、574-575頁。.

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パタラのメトディオス

パタラの聖メトディオス(? - 311年もしくは312年頃、Μεθόδιος Πατάρων, Мефодий Патарский, Methodios of Patara)は、4世紀初期に殉教(致命)したギリシャ教父の一人であり主教(司教)。正教会 、カトリック教会 で聖人とされている。正教会では神品致命者として記憶される。 表記については、現代ギリシャ語からは「メソディオス」と転写し得るほか、日本正教会では教会スラヴ語再建音から「メフォディ」「メホディ」とも転写される。 主教(司教)としての任地を示すため、及び同名聖人との区別のために、聖人の名に付される地名につき、正教会では「パタラのメトディオス」として言及されるが、カトリック教会など西方教会では「オリンポスのメトディオス」(Methodius of Olympus, Metodio di Olimpo)として言及される。リュキア地方のパタラの主教であったという説や、同じくリュキアのオリュンポスの主教だったという説があるなど、実際はどこの主教であったかは異なる伝承が伝えられており、はっきりしていない。 真の修道的謙遜によって知られていたと伝えられる。各種の異端に反駁、特にオリゲネス異端に反対する優れた著作が遺されている。聖書の註解のほか、グノーシス主義への反駁、復活についての教え、倫理についての説教、婚姻および男女の性関係の結果としての出産に神学的根拠を与えている著作など、遺されている著作は多い。特に婚配機密をめぐる見解については、他の聖師父の多くが修道士であったこともあって関心が薄かったこともあり、パタラのメトディオスの婚配に関する教えは聖師父のものとしては貴重である。 エウセビオスはその著『教会史』においてメトディオスに言及していないが、これはオリゲネスに好意的であったエウセビオスの故意によるとの説がある。 311年、もしくは312年頃、キリスト教を迫害していたローマ帝国当局に捕らえられ、斬首されて処刑される(殉教、致命)。正教会における記憶日は6月20日(ユリウス暦使用教会ではグレゴリオ暦の7月3日に相当)。.

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ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

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ギリシア教父

リシア教父とは2世紀以降のキリスト教著述家で、特にギリシア語で著述を行った神学者群のこと。教父というのは特に正統信仰に基づいて誤りのない著述を行い、自らも聖なる生涯を送ったと教会が認めた人々のことである。ただし新約聖書の著述家たちは教父には含まない(ラテン語で著作を行った教父たちはラテン教父という)。特に古代のギリシア教父たちは豊かなギリシア哲学の知識によってキリスト論、三位一体論の発展に寄与した。 ギリシア教父たちの主な活動拠点はエジプトのアレクサンドレイア、現在はトルコ領であるカッパドキア地方、シリアのアンティオキア、エルサレム、また東ローマ帝国の首都であるコンスタンティノポリスなどであった。一方で、非ギリシア語圏の教会に赴任し、活動したエイレナイオスなどの例もある。 ユスティノスをはじめ、アレクサンドリアのクレメンス、オリゲネス、アタナシオス、カッパドキア三教父と呼ばれたカイサリアのバシレイオス、ナジアンゾスのグレゴリオス、ニュッサのグレゴリオス、またヨハネス・クリュソストモス(金口ヨハネス。クリュソストモス Chrysostomos とはギリシア語で「金の口」の意味で、説教に優れたためこう呼ばれる)、偽ディオニシウス・アレオパギタ、ダマスコスのヨアンネス(ダマスケヌス)などがギリシア教父の代表的な人物として挙げられる。 中世の神学者の称号を持つ聖人である新神学者聖シメオンと、ヘシュカスムを体系化したグレゴリオス・パラマスは、時代が下がるため思想史研究の文脈では通常教父とはいわないが、正教会において教父に相当する概念、聖師父(せいしふ)が時代を問わない呼称であるため、彼らも聖師父に数えられている。なお正教会において神学者の称号を持つ聖人は、聖使徒神学者福音記者イオアン(福音記者ヨハネ)、ナジアンゾスの神学者聖グリゴリイ(ナジアンゾスのグレゴリオス)、新神学者聖シメオンのみである。.

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聖書

聖書(せいしょ)とは、キリスト教、ユダヤ教の教典、正典であり、イスラム教でも教典とされている。.

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致命者

聖致命女解繋者アナスタシヤ(正教会のイコン) 致命者(ちめいしゃ、μάρτυς, Му́ченик, Martyr)とは、正教会で聖人に付されて記憶に用いられる称号。女性の場合は致命女(ちめいじょ)。信仰の立証者として全生命を代償に与えた者(致命した者)をいう。これに対し、信仰の立証者として苦難を受けた者のうち、死には至らなかった聖人には表信者の称号が付されて記憶される。 但し、致命者に限らず正教会の聖人の称号には厳密な区分けは無いこともあり、直接に殺害されなくとも(例えば監禁・軟禁・抑圧状態下で死を迎えるケースなどで)、致命者として記憶される聖人もいる(モスクワの総主教聖ティーホンなど)。 他教派・他宗教でいう殉教者に該当するが、日本正教会ではこの語は用いない。 「大致命者」(だいちめいしゃ)の称号で記憶される聖人もいる。また、「聖大致命者廉施者パンテレイモン」の名で記憶される聖パンテレイモンのように、称号が幾つか重ねられる場合も少なく無い。 正教会ではステファノが初致命者首輔祭聖ステファンとして記憶される。.

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殉教者

殉教者(じゅんきょうしゃ).

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教会スラヴ語

教会スラヴ語は古代教会スラヴ語より後、11世紀~17世紀頃に東・南スラヴで用いられた文章語である。 古代教会スラヴ語を教会スラヴ語と呼ぶ場合があり注意が必要である。.

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