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メタ倫理学

索引 メタ倫理学

メタ倫理学(英語:metaethics)とは倫理学の一分野であり、「善」とは何か、「倫理」とは何か、という問題を扱う。規範の実質的な内容について論じる規範倫理学と異なり、メタ倫理学においては、そもそもある規範を受け入れるというのはどういうことか、ということについての概念的分析、道徳心理学的分析、形而上学的分析などを行う。.

14 関係: リチャード・マーヴィン・ヘアデイヴィッド・ウィギンズアラン・ギバードアルフレッド・エイヤーコーネル実在論ジョン・マッキー (哲学者)ジョン・マクダウェルジョージ・エドワード・ムーアサイモン・ブラックバーン倫理倫理学規範倫理学英語

リチャード・マーヴィン・ヘア

リチャード・マーヴィン・ヘア(Richard Mervyn Hare, 1919年3月21日 - 2002年1月29日)は、イギリスの哲学者。.

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デイヴィッド・ウィギンズ

デイヴィッド・ウィギンズ(, 1933年3月8日 - )は、イギリスの倫理学者、形而上学者、論理学者。専門は同一性の問題とメタ倫理学の諸問題。2006年の著作『Ethics.

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善(ぜん、ἀγαθὸν, bonum, goodness)は、道徳的な価値としての良さ。道徳的に正しい事、多くの人が是認するようなもの。 善とは社会的な規範に是とされる存在、行為などである。 社会規範はありたいにいえば所属する集団のルールのことである。 宗教では戒律や宗教指導者の教えのことである。ゾロアスター教においては善と悪の対立によって世界を捉え、のちの一神教に影響を与えた。一神教では善の存在である神と悪の存在である悪魔の存在が信じられ、善に生きることで天国への扉が開かれるとされる。一神教のうち特にキリスト教は欧米の倫理、イスラム教は中東の倫理の礎となった。 西洋哲学において「善とは何か」を議論探求する学として倫理学がある。 道徳的な卓越の事、プラトンの言う「アレテー」(卓越性)。相対的なより良いではなく、絶対的な良さといえるものの事。 西洋思想では「善」の反対概念は「悪」であるが、東洋の仏教思想においては「善」の反対概念は「煩悩」である。すなわち、仏教思想では「善」は心の問題である。ただし、メタ倫理学の立場からは、仏教的な「善」の概念も「善」を記述する上での立場の一つとして相対化される。 エミール・デュルケームによれば、道徳の要素には、義務と善とがある。義務は強制により実現されるが、善はそれを遵守すれば社会から果実を得られるものであるとした。.

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アラン・ギバード

アラン・ギバード(Allan F. Gibbard、1942年4月7日 - )は、アメリカ合衆国の哲学者、経済学者。専門は倫理学・社会選択理論。 現在はミシガン大学リチャード・B・ブランド特別哲学教授(Richard B. Brandt Distinguished University Professor of Philosophy)を務める。とりわけメタ倫理学の分野で重大な業績を残している他、言語哲学、形而上学の分野でも活躍した。社会選択理論においても重要な論文を書いており、経済学にも影響力を及ぼしている。.

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アルフレッド・エイヤー

ー・アルフレッド・ジュールズ・エイヤー(Sir Alfred Jules Ayer、姓はエアとも、1910年10月29日 - 1989年6月27日)は、イギリスの哲学者で、論理実証主義の代表者、イギリスへの紹介者として知られている。一般には、A.J.Ayerという呼称が使われる。親しい友人たちからは、「フレディ」(Freddie)と呼ばれる。著書の中では『言語・真理・論理』(1936年)と『知識の問題』(1956年)が特に名声を博している。 エイヤーは、1946年から1959年までユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの心と論理学のグロート教授職にあり、その後オックスフォード大学の論理学のウェイクハム教授職に移った。彼は1970年にナイトに叙勲されている。.

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コーネル実在論

ーネル実在論(Cornell Realism)とはリチャード・ボイド、ニコラス・スタージョン、デイヴィド・ブリンクといったコーネル大学に関係する哲学者によって主張されたメタ倫理学の学説である。ピーター・レイルトンらの還元主義とともに、形而上学的自然主義の代表的学説として知られる。.

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ジョン・マッキー (哲学者)

ョン・マッキー(John Leslie Mackie, 1917年8月25日 - 1981年12月12日)とはオーストラリアの哲学者。 メタ倫理学の研究領域において道徳的に関する錯誤説を主張したことで知られており、代表作に『倫理学』(Ethics: Inventing Right and Wrong)などがある。.

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ジョン・マクダウェル

ョン・マクダウェル(John Henry McDowell, 1942年生まれ )は、南アフリカ出身の哲学者。のフェローを経て、現在ピッツバーグ大学教授。著作の主題は、形而上学、認識論、古代哲学、メタ倫理学など多岐にわたるが、心の哲学と言語哲学の領域における功績で最もよく知られている。2010年のアンドリュー・メロン財団功労賞受賞者に選ばれた。 マクダウェルは一貫して、哲学を「治療的」なものとして捉えており、「あらゆるものごとをあるがままにしておく」という、ある種の静寂主義をとっている(ただし、自分が「静寂」であると彼が考えているわけではない)。静寂主義者にとって、哲学は問題(例えば、思考や言語は世界とどのような関係にあるか)に対して説明を与えることはできないとされる。その代わりに、哲学的な問題を引き起こす事柄を再記述することで、混乱した哲学者を知的に静寂な状態へと連れ戻すのである。このように静寂主義的な態度をとるマクダウェルは、現代の哲学者たちの議論における誤りを治療的に解きほぐすとともに、各種の主題(言語、心、価値など)に関して独創的で際立った見解を練り上げている。マクダウェルは、北米の哲学業界を支配している還元的な自然主義に対抗する見解を打ち出そうとしているのである。.

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ジョージ・エドワード・ムーア

ョージ・エドワード・ムーア(George Edward Moore、G.E. Moore、1873年11月4日 - 1958年10月24日)は、イギリスの哲学者。ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学で哲学の教授を務めた。ラッセル、ウィトゲンシュタイン、フレーゲらと共に今日の英語圏の哲学界で主流を占める分析哲学の礎を築いたとされる哲学者の一人。主著は倫理学における自然主義的誤謬を批判した『倫理学原理Principia Ethica』。.

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サイモン・ブラックバーン

イモン・ブラックバーン(Simon Blackburn, 1944年7月12日- )は、イギリスの哲学者。メタ倫理学上の学説である準実在論を提唱したことで知られる。一般に向けた哲学入門書を多数執筆している。長年、ケンブリッジ大学の哲学教授を務めていたが、2011年に退官した。現在、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の哲学科特任教授として、毎年秋学期に授業を持っている。それに加え、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのフェロー、ロンドンのニューカレッジ・オブ・ヒューマニティーズ(New College of the Humanities)の教授も務める。過去には、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジのフェロー、ノースカロライナ大学のエドナ・コウリー教授(専任教員)も歴任した。2009年~2010年度まで、アリストテレス協会の会長として役割を果たした。.

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倫理

倫理(りんり).

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倫理学

倫理学(りんりがく、Ηθική、ethica、ethics)あるいは道徳哲学(どうとくてつがく、moral philosophy)とは一般に行動の規範となる物事の道徳的な評価を理解しようとする哲学の研究領域の一つである。 法哲学・政治哲学も規範や価値をその研究の対象として持つが、こちらは国家的な行為についての規範(法や正義)を論ずることとなる。ただしこれら二つの学問分野が全く違う分野として扱われるようになったのは比較的最近である。.

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規範倫理学

規範倫理学(きはんりんりがく、Normative ethics)とは、倫理的行為に関する学問分野である。哲学的倫理学の一領域であり、道徳的な観点から見て、人はいかに行為すべきかにまつわる諸問題を探求する。規範倫理学はメタ倫理学とは次の点で異なっている。つまり、メタ倫理学は道徳的言語の意味と道徳的事実に関する形而上学を扱うのに対し、規範倫理学は行為の正しさと不正の基準を検討するものである。また、人々の道徳的信念についての経験的探求である記述倫理学とも、規範倫理学は区別される。別の言い方をすれば、記述倫理学は、例えば、「殺人は常に不正である」と信じる人びとの割合がどれほどかを調査するのに対し、規範倫理学は、そのような信念が正しいのかという事柄自体を検討することに関心を持つ。したがって、規範倫理学は時に、記述的(descriptive)ではなく「指令的(prescriptive)」な学問であると言われる。しかし、道徳的実在論と呼ばれる特定のメタ倫理学的立場によると、道徳的事実は記述的であると同時に指令的でもあるとされる。 伝統的な道徳理論では、任意の行為が正しいか正しくないかは、原理原則にもとづいて決定される。この類の古典的理論としては、功利主義、カント主義、そしていくつかの種類の契約主義がある。主にこれらの理論が、難しい道徳的決定を下すための包括的道徳原理を提供してきた。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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