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メギ科

索引 メギ科

メギ科(Berberidaceae)は双子葉植物に属する科で、多年草と低木を含み、主に北半球に分布する約15属570種(大部分がメギ属)からなる。花は両性花で、がく片、花弁と雄蕊は多くは3、4または6個(花弁を欠くものもある)、雌蕊1本(心皮1個)からなり、子房上位。アルカロイドを含むものが多く、メギ(ベルベリンを含む)、イカリソウ(漢方薬)、ナンテンなど薬用になるものや、有毒なものもある。園芸用に広く栽培されるナンテンやヒイラギナンテンのほか、イカリソウなどのように花が美しいので山草として栽培されるものがある。維管束が分散するものもあるため、単子葉植物との類縁が考えられたこともある(現在は特に近縁ではないと考えられている)。.

25 関係: APG III単子葉植物双子葉植物ナンテンポドフィルムメギメギ属ルイヨウボタンルイヨウボタン属トガクシソウヒイラギナンテンベルベリンアルカロイドイカリソウイカリソウ属キバナイカリソウキンポウゲ目サンカヨウサンカヨウ属維管束真正双子葉類被子植物植物漢方薬

APG III

APG III は、APG体系の、2009年に公表された第3版である。.

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単子葉植物

単子葉植物(たんしようしょくぶつ)とは、被子植物のうち、1枚の子葉を持つことで特徴づけられている植物の一群のことであり、双子葉植物としばしば対比される。.

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双子葉植物

双子葉植物(そうしようしょくぶつ)、双子葉植物綱(そうしようしょくぶつこう)とは、2枚の初期葉もしくは子葉をもつ植物のことである。.

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ナンテン

ナンテン(南天、学名:)は、メギ科ナンテン属の常緑低木。 和名の由来は、漢名の「南天燭」の略。南天の花は、仲夏の季語。実は三冬の季語。.

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ポドフィルム

ポドフィルム(学名:Podophyllum peltatum)は、メギ科の多年草。別名、アメリカハッカクレン(亜米利加八角蓮)。.

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メギ

メギ(目木、学名:Berberis thunbergii )は、メギ科メギ属に分類される落葉低木の1種林 (2011)、186頁。別名が、「コトリトマラズ」菱山 (2011)、107頁と「ヨロイドオシ」牧野 (1982)、127頁。和名は茎を煎じて洗眼薬に利用されていたことに由来する。.

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メギ属

メギ属(学名:、和名漢字表記:目木属)はメギ科の属の1つ。.

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ルイヨウボタン

ルイヨウボタン(類葉牡丹、Caulophyllum robustum)は、メギ科ルイヨウボタン属の多年草。葉の形がボタンの葉に似ているのでこの名がつく。.

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ルイヨウボタン属

ルイヨウボタン属(ルイヨウボタンぞく、学名:、和名漢字表記:類葉牡丹属)はメギ科の属の一つ。.

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トガクシソウ

トガクシソウ(戸隠草、学名:Ranzania japonica )は、メギ科トガクシソウ属の多年草。別名、トガクシショウマ(戸隠升麻)『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.209『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』pp.88-89『新牧野日本植物圖鑑』p.159。日本特産の1属1種。.

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ヒイラギナンテン

ヒイラギナンテン(柊南天、学名: )は、メギ科メギ属の常緑低木。.

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ベルベリン

ベルベリン(berberine)とはキハダ(ミカン科)やオウレン(キンポウゲ科)などの植物に含まれるベンジルイソキノリンアルカロイドの1種。ベルベリンという名前は、メギ科メギ属の属名(Berberis)に由来する。 対アニオンの種類の違いにより、塩化ベルベリン、硫酸ベルベリン、タンニン酸ベルベリンなどが知られる。いずれも抗菌・抗炎症・中枢抑制・血圧降下などの作用があり、止瀉薬として下痢の症状に処方されるほか、目薬にも配合される。タンニン酸ベルベリンを除いて強い苦味がある。 腸管出血性大腸菌O157などの出血性大腸炎、細菌性下痢症では、症状の悪化や治療期間の延長をきたすおそれがあるため原則として禁忌である。 ベルベリンの抗炎症作用はNF-κB遺伝子の不活性化等に基づくとされる。動物実験では、糖尿病性腎症の発症・進展抑制効果が示唆された。.

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アルカロイド

isbn.

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イカリソウ

イカリソウ(碇草、錨草 Epimedium grandiflorum var.

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イカリソウ属

イカリソウ属(イカリソウぞく、学名:Epimedium、和名漢字表記:碇草属または錨草属)『新牧野日本植物圖鑑』pp.161-163『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.206はメギ科の属の一つ。.

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キバナイカリソウ

バナイカリソウ(黄花錨草、学名:Epimedium koreanum )は、メギ科イカリソウ属の多年草。.

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キンポウゲ目

ンポウゲ目 (Ranunculales) は被子植物の目の一つで、キンポウゲ科を含むもの。クロンキスト体系の元となったストロビロイド説では、モクレン目などと共に被子植物の中でも原始的な形態を保存したグループとしていた。.

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サンカヨウ

ンカヨウ(山荷葉、学名:Diphylleia grayi )は、メギ科サンカヨウ属の多年草。.

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サンカヨウ属

ンカヨウ属(サンカヨウぞく、学名:Diphylleia、和名漢字表記:山荷葉属)はメギ科の属の一つ。.

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維管束

維管束(いかんそく、vascular bundle)とは、植物が持つ内部組織の1つ。植物体の全体に亘ってその内部を貫く。役割としては液体(主に水や養分)の運搬と植物体の機械的な支持である。維管束を持つ植物は、シダ植物と種子植物であり、これらをまとめて維管束植物という。ただし、"維管束"とは線維と管からなる束の意味であるがシダ植物と裸子植物には維管束に繊維が無い。.

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真正双子葉類

真正双子葉類(しんせいそうしようるい、英語:eudicots、eudicotyledons)は、被子植物のクレード(単系統群)のひとつで、従来の「双子葉類」(側系統群とされる)の中で、単子葉類(単系統群)と姉妹群をなすグループである。すなわち、従来の双子葉類の中から、単子葉類が分岐する前に分岐した古いグループを除いたもの。分子系統解析に基づくAPG植物分類体系で分類階級のないクレードとして名称がつけられている。 DoyleとHotton(1991年)により提唱された。単子葉類が原始的な双子葉類から進化したとの推測は古くからあったが、Doyleらは花粉の構造などの形質に基づき、被子植物から従来の双子葉類の一部と単子葉類とを除いたものが単系統群としてまとまると考えた(Doyleらによればこの一部の双子葉類には主要なグループとしてモクレン類が含まれる)。 別名として三溝粒類(さんこうりゅうるい Tricolpates)とも呼ばれるが、これは花粉の発芽溝または発芽孔が基本的に3個ある (tricolpate) という意味である(二次的に数が変わったものもある)。原始的双子葉類と単子葉類はこれが基本的には1個(単溝粒)であり、この形質は裸子植物とも共通で、共有原始形質と考えられる。1990年代には分子系統学の立場からも、この考えが支持されるようになった。 なお真正双子葉類以外の双子葉類(真正双子葉類・単子葉類を除いた被子植物)を「原始的双子葉類 (paleodicots)」と称することがあるが、これは単系統群ではなく、古い考え方(下記)とも紛らわしいのであまり使われない。 真正双子葉類のうちで初期に分化したやや原始的な諸群(ステムグループ)には、キンポウゲ目、ハス科、ヤマグルマ科などの原始的な形質状態、例えば花で多数の心皮が離生してらせん状に配置する(ストロビロイド説で原始的とされる)ものや、道管のないものなどがある。古くはこれらを「原始的双子葉類」のシキミ科、モクレン科などとまとめて「多心皮類」と呼んでいた(クロンキスト体系のモクレン亜綱もこれに近い分類)。これは現代的に見れば多系統群ということになる。 このやや原始的な諸群を除いたクレードをcore eudicotsと呼び、日本語ではコア真正双子葉類、中核真正双子葉類、あるいは基幹真正双子葉類という。これらは基本的には「双子葉類らしい」形態(花弁とがく片が分化した花など)を持っており(それからさらに進化して無花被になったものなどもある)、種数的にも真正双子葉類の大多数を占める。 さらにコア真正双子葉類の主要な群は、バラ類とキク類の2つに分かれる。.

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桜の花 いろいろな花 花(はな、華とも書く。花卉-かき=漢字制限のため、「花き」と書かれることが多い)とは植物が成長してつけるもので、多くは綺麗な花びらに飾られる。花が枯れると果実ができて、種子ができる。多くのものが観賞用に用いられる。生物学的には種子植物の生殖器官である。また、植物の代表的器官として、「植物(種)」そのものの代名詞的に使われることも多い。なお、植物の花を生花(せいか)、紙や布・金属などで作られた花を造花(ぞうか)という。.

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被子植物

被子植物(ひししょくぶつ、Angiospermae、Magnoliophyta、Angiosperm)とは、植物の分類の主要な1グループ名。種子植物(顕花植物)のうち、一般に花と呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで、胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものをいう。裸子植物と対をなす分類群である。「被子植物門」、「被子植物類」。.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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漢方薬

漢方薬 (かんぽうやく)は、日本で独自に発展した漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品。 古代大陸においては、複数の生薬を組み合わせることにより、ある薬理作用は強く倍増する一方で、ある薬理作用は減衰すること(指向性の強化)が発見された。その優れた生薬の組み合わせに対し、「葛根湯」などと漢方薬(方剤)命名が行われ、後世に伝えられた。 漢方医学の特徴は、伝統中国医学と同様に体全体をみるところにあり、「証」という概念を持っている。証は主に体質をあらわす。この点で西洋医学とは大きく異なる。漢方診療は「証に随って治療する(随証治療)」が原則であり、体全体の調子を整えることで結果的に病気を治していく。このため、症状だけを見るのでなく体質を診断し、重んじる(ホーリズム)。西洋医学が解剖学的見地に立脚し、臓器や組織に病気の原因を求めるのとは対照的である。 同様に、漢方薬も「証」にもとづき患者一人ひとりの体質を見ながら調合される。西洋医薬は体の状態が正常でも異常でも一定の作用を示すが、漢方薬は病理状態ではじめて作用を示す。.

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