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マルメロ

索引 マルメロ

マルメロ (、漢名: 榲桲『広辞苑』「マルメロ」、学名) はバラ科マルメロ属の1種である落葉高木。マルメロ属はマルメロのみの1属1種である。 ポルトガル語本来ではマルメロは果実の名で、樹はマルメレイロ という。英語名はクインス 別名「セイヨウカリン」。栽培が盛んな長野県諏訪市など一部の地域では「カリン」と呼ばれる。また、「木瓜」の字を当てられることもある。しかし、セイヨウカリン、カリン、ボケ(木瓜)はいずれも別属である。なお、マルメロはヨーロッパ原産でもない。 ただしカリン属 とは、カナメモチ属 と共に非常に近縁である。そのほか、セイヨウカリン属、ボケ属、リンゴ属、ナシ属 などとも、詳細な系統関係は不明ではあるがバラ科の中では比較的近く、同じナシ亜連に含まれる。.

26 関係: 偽果単型 (分類学)中央アジア広辞苑ナシ属マーマレードバラ科バラ目ポルトガル語ヨーロッパリンゴ属ボケ (植物)ボケ属パンクラース・ベッサカナメモチ属カリン (バラ科)シモツケ亜科セイヨウカリン石細胞真正双子葉類被子植物諏訪市長野県果実果実酒植物

偽果

イチゴでは、いわゆる「種」の1つ1つがそれぞれの花の雌蕊に由来する痩果である。 偽果(ぎか)は、子房ではなく、その隣接組織に由来する果実状の器官である。 イチジクはイチジク状果と呼ばれるタイプの偽果である。リンゴやナシのようなナシ状果は、芯の部分が真の果実である偽果である。 英語では accessory fruit と呼ばれる。その他、false fruit、spurious fruit、pseudocarp 等とも呼ばれるが、不適切であるとしてEsau, K. 1977.

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単型 (分類学)

単型(たんけい、monotypic)は、単形、モノタイプともいい、生物の分類体系で、ある項目の1階級下の項目が単一であることを指すことばである。言い換えると、そのグループにはその仲間以外に類縁のあるものが存在しないことである。これは様々な分類の階級に当てはめて使われる。.

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中央アジア

東南アジア 中央アジアのいくつかの定義。狭い順に濃茶: ソ連の定義+茶: 現代的な定義+淡茶: UNESCOの定義 中央アジアの位置 中央アジア(ちゅうおうアジア)は、ユーラシア大陸またアジア中央部の内陸地域である。18世紀から19世紀にかけては一般にトルキスタンを指したが、現在でも使用される。トルキスタンとは「テュルクの土地」を意味し、テュルク(突厥他)系民族が居住しており、西トルキスタンと東トルキスタンの東西に分割している。 西トルキスタンには、旧ソ連諸国のうちカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5か国が含まれる(以下、中央アジア5か国と記す)。 東トルキスタンは中華民国に併合されて以降、新疆省と成り、中華人民共和国に併合されて以降は新疆ウイグル自治区と成った。中国領トルキスタン、ウイグルスタンともいう。 広義には、「アジアの中央部」を意味し、東西トルキスタンのほか、カザフステップ、ジュンガル盆地、チベット、モンゴル高原、アフガニスタン北部、イラン東部、南ロシア草原を含む。UNESCOはトルキスタン以外にも、モンゴル地域、チベット地域、アフガニスタン、イラン北東部、パキスタン北部、インド北部、ロシアのシベリア南部などを中央アジア概念の中に含めている。.

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広辞苑

『広辞苑』(こうじえん)とは、岩波書店が発行している中型の日本語国語辞典である。編著者・新村出、新村猛。.

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ナシ属

ナシ属 (Pyrus) は、バラ目バラ科の植物分類項目の一つ。.

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マーマレード

マーマレード()は、柑橘類を加工した食品。果皮が残っているため、苦味がある。.

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バラ科

バラ科 はバラ目に属する植物の科の一つ。およそ90属2500種を含む。.

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バラ目

バラ目 は双子葉植物の目のひとつである。 バラ科を中心とする目だが、形態的特徴による旧分類(新エングラー体系、クロンキスト体系)と分子系統学に基づくAPG植物分類体系とで内容が全く異なり、「バラ科を含む」という共通点以外は同名異物に近い。従来分類の「バラ目」は多系統群と考えられる。.

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ポルトガル語

ポルトガル語(Português, língua portuguesa)は、主にポルトガルおよびブラジルで使われている言語である。俗ラテン語から発展して形成されたロマンス語の1つで、スペイン語などと共にインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する。 スペインの作家セルバンテスはポルトガル語を「甘美な言語」と評し、ブラジルの詩人オラーヴォ・ビラックは「ラティウムの最後の、粗野で美しい花」と評している。 ポルトガル語は、大航海時代のポルトガル海上帝国の成長とともにアジア・アフリカ地域に広まった。日本では最初に伝播したヨーロッパの言語であり、古くからの外来語として定着しているいくつかの単語は、ポルトガル語由来である。代表的な例として「パン」があり、戦国時代にキリスト教と共に伝わった。.

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ヨーロッパ

ヨーロッパ日本語の「ヨーロッパ」の直接の原語は、『広辞苑』第5版「ヨーロッパ」によるとポルトガル語・オランダ語、『デジタル大辞泉』goo辞書版「」によるとポルトガル語。(、)又は欧州は、地球上の七つの大州の一つ。漢字表記は欧羅巴。 地理的には、ユーラシア大陸北西の半島部を包括し、ウラル山脈およびコーカサス山脈の分水嶺とウラル川・カスピ海・黒海、そして黒海とエーゲ海を繋ぐボスポラス海峡-マルマラ海-ダーダネルス海峡が、アジアと区分される東の境界となる増田 (1967)、pp.38–39、Ⅲ.地理的にみたヨーロッパの構造 ヨーロッパの地理的範囲 "Europe" (pp. 68-9); "Asia" (pp. 90-1): "A commonly accepted division between Asia and Europe...

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リンゴ属

リンゴ属(リンゴぞく、林檎属、学名:Malus)はバラ科の属の1つ。リンゴを含み30から35種が分類される。ヨーロッパ、アジア、北アメリカなどの、北半球の温帯に分布する。.

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ボケ (植物)

ボケ(木瓜、学名: )は、バラ科ボケ属の落葉低木。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われる。 学名のは、「美しい」、「華やか」、は「(大きく裂けた)+(リンゴ)」が語源だが、現実に実は裂けないので、勘違いしてつけられた属名だと思われる。 日本に自生するボケは、クサボケといわれる同属の植物。.

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ボケ属

ボケ属(Chaenomeles)はバラ科の植物の属である。この属の植物は、高さ1-3mの、とげだらけの低木である。ボケがよく知られる。 この属の植物は、中華人民共和国・朝鮮半島・日本といった東アジアに自生している。これらの植物と近い属のものに、マルメロやカリンがあり(ただし、カリンをボケ属とすることもある)、これらの植物と違うのは、葉に鋸歯があり、花の萼片が落ちやすいことと、根のほうにconnate して生えることである。 この属の植物は、葉は互生、単純な形の葉で、鋸歯がある。 冬の終わりごろから春の初めに咲く花は、直径3-4.5cmの大きさで、5つの雄蕊を持つ。色は朱色が多いが、白色や桃色もある。 この属の植物は、ドクガの仲間である Euproctis chrysorrhoea やチビガの一種 Bucculatrix pomifoliella といったガの幼虫の食草になる。.

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パンクラース・ベッサ

パンクラース・ベッサ (Pancrace Bessa、1772年1月1日 – 1846年6月11日)は、フランスの博物画家である。特に植物画で知られている。 パリで生まれた。有名な版画家ヘラルド・ファン・スペンドンクと植物画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテに学び、彼らの植物画の技法を受け継いだ。1806年から1831年の間、パリの芸術アカデミーの公式展覧会、サロン・ド・パリに常に出品した。果物と花を題材にするのを好み、時に鳥や動物を描いた。1816年にシャルル10世の義理の娘、ベリー公爵夫人マリー・カロリーヌの庇護を受け、ベリー公爵家の家族に水彩画を教えた。フランス王室の有名な水彩植物画のコレクション “Velins du Roi” のためにも多くの絵を描いた。 版の表面に微細な点刻をほどこして、色合いや諧調を施す、「スティプル技法」を得意とした。1810年から1813年にルドゥーテと『北アメリカの森林樹木誌』("Histoire des Arbres Forestiers de L'Amerique Septentrionale")を発表した。1810年から1828年に出版されたデュローネー(Mordant de Launey)とロンシャン(Longchamp)の『素人のための一般標本』("L'Herbier Général de L'Amateur")には572の水彩画を描いた。『マルメゾンとナバラの希少栽培植物』("Description des Plantes Rares Cultivées à Malmaison et à Navarre")にはルドゥーテの54点の図とベッサの9点の図が用いられた。.

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カナメモチ属

ナメモチ属 (カナメモチぞく、) は、バラ科サクラ亜科ナシ連の1属。.

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カリン (バラ科)

果実 二つ割にしたカリン カリン(花梨、榠樝、学名: )は、バラ科の1種の落葉高木である。その果実はカリン酒などの原料になる。.

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シモツケ亜科

モツケ亜科(シモツケあか、)はバラ科の亜科の1つ。ただし、現在の分類ではあまり使われない。 古典的なシモツケ亜科は、系統的には、リンゴ亜科 (あるいはナシ亜科 )やサクラ亜科(モモ亜科 あるいはスモモ亜科 )を内包する側系統だった。そのため、それらは全て1亜科に統合された。その新しい亜科の名は当初シモツケ亜科とされたが、 (1832) より (1820) が先行していたことから、サクラ亜科(モモ亜科) が使われるようになった。 古典的なシモツケ亜科は、シモツケ、ユキヤナギ、コデマリなどを含んでいた(シモツケソウはシモツケ亜科ではなくバラ亜科)。クロンキストなどによりシモツケ亜科に入れられていたキラヤ属は、現在は独立のキラヤ科(マメ科に近い)とされている。.

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セイヨウカリン

イヨウカリン(西洋花梨、)は、南西アジアまたは南東ヨーロッパ原産の落葉性低木で、果樹として利用される。英語名はメドラー( または )。かつてはセイヨウカリン属の唯一の種だったが、1990年にアメリカ中部で第2の種 ()が発見された。 果実の性質がカリンに似ている(下述)ためセイヨウカリンという名がついているが、カリンは単型のカリン属であり属が異なる。またマルメロのことをセイヨウカリンと呼ぶこともあるが、マルメロも単型のマルメロ属であり別属である。見かけはむしろビワによく似ているため、ビワを英語では"Japanese Medlar"とも呼ぶ。系統的に( の次に)近いのはサンザシ属 である。.

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石細胞

石細胞(せきさいぼう、stone cell)とは厚壁細胞(こうへきさいぼう、sclerenchyma)の一種。細胞の細胞壁にリグニン、ペントザン、結晶化したセルロース、シリカ(プラントオパール)などの物質が蓄積し石のように硬くなったもの。細胞壁が厚く発達し木に近い状態に変化(木化)しており、細胞自体は死んでいる場合が多い。 通常石細胞は植物の皮などに存在し、野菜や果物の皮の部分に多く存在するが、ナシ、フェイジョア、釈迦頭、マルメロなどは果肉に多くの石細胞を蓄積している。植物の表面に存在する石細胞の役割は組織を固くし保護する為といわれているが、ナシの果肉に存在する石細胞の役割はよく分かっていない。 石細胞は人間が食べた時の食感に影響しており、ナシのシャリシャリ感や釈迦頭の砂糖を噛むようなジャリジャリした食感は石細胞によるものである。また石細胞は人間の胃腸では消化されず、腸を刺激し便通を良くする効果があるといわれている。.

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真正双子葉類

真正双子葉類(しんせいそうしようるい、英語:eudicots、eudicotyledons)は、被子植物のクレード(単系統群)のひとつで、従来の「双子葉類」(側系統群とされる)の中で、単子葉類(単系統群)と姉妹群をなすグループである。すなわち、従来の双子葉類の中から、単子葉類が分岐する前に分岐した古いグループを除いたもの。分子系統解析に基づくAPG植物分類体系で分類階級のないクレードとして名称がつけられている。 DoyleとHotton(1991年)により提唱された。単子葉類が原始的な双子葉類から進化したとの推測は古くからあったが、Doyleらは花粉の構造などの形質に基づき、被子植物から従来の双子葉類の一部と単子葉類とを除いたものが単系統群としてまとまると考えた(Doyleらによればこの一部の双子葉類には主要なグループとしてモクレン類が含まれる)。 別名として三溝粒類(さんこうりゅうるい Tricolpates)とも呼ばれるが、これは花粉の発芽溝または発芽孔が基本的に3個ある (tricolpate) という意味である(二次的に数が変わったものもある)。原始的双子葉類と単子葉類はこれが基本的には1個(単溝粒)であり、この形質は裸子植物とも共通で、共有原始形質と考えられる。1990年代には分子系統学の立場からも、この考えが支持されるようになった。 なお真正双子葉類以外の双子葉類(真正双子葉類・単子葉類を除いた被子植物)を「原始的双子葉類 (paleodicots)」と称することがあるが、これは単系統群ではなく、古い考え方(下記)とも紛らわしいのであまり使われない。 真正双子葉類のうちで初期に分化したやや原始的な諸群(ステムグループ)には、キンポウゲ目、ハス科、ヤマグルマ科などの原始的な形質状態、例えば花で多数の心皮が離生してらせん状に配置する(ストロビロイド説で原始的とされる)ものや、道管のないものなどがある。古くはこれらを「原始的双子葉類」のシキミ科、モクレン科などとまとめて「多心皮類」と呼んでいた(クロンキスト体系のモクレン亜綱もこれに近い分類)。これは現代的に見れば多系統群ということになる。 このやや原始的な諸群を除いたクレードをcore eudicotsと呼び、日本語ではコア真正双子葉類、中核真正双子葉類、あるいは基幹真正双子葉類という。これらは基本的には「双子葉類らしい」形態(花弁とがく片が分化した花など)を持っており(それからさらに進化して無花被になったものなどもある)、種数的にも真正双子葉類の大多数を占める。 さらにコア真正双子葉類の主要な群は、バラ類とキク類の2つに分かれる。.

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被子植物

被子植物(ひししょくぶつ、Angiospermae、Magnoliophyta、Angiosperm)とは、植物の分類の主要な1グループ名。種子植物(顕花植物)のうち、一般に花と呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで、胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものをいう。裸子植物と対をなす分類群である。「被子植物門」、「被子植物類」。.

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諏訪市

諏訪市(すわし)は、長野県南信地方の市。.

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長野県

長野県空撮画像。長野盆地、富士山、浅間山、日本アルプスなどを望む。 長野県の地形図 長野県(ながのけん)は、本州内陸部に位置する日本の県の一つ。令制国名の信濃国に因み「信州」とも呼ばれている。海に面していないいわゆる内陸県であり、大規模な山岳地があるため可住地面積率は小さい。県庁所在地は長野市。善光寺の門前町として発展し第18回冬季オリンピックの開催地となった自治体でもある。.

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果実

果実(かじつ).

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果実酒

果実酒(かじつしゅ)とは、狭義として果汁から作られた醸造酒であり、一般に原料の果実の酸味や風味を持つのが特色である。しかし、果実を中性スピリッツのような酒に浸漬して作った混成酒のことも、俗に果実酒と呼ぶこともあり、欧米ではどちらも広義としてフルーツワインのカテゴリーに含まれる。.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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マルメロ属

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