ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

大自在天

索引 大自在天

大自在天『図像抄』「尊像三目八臂騎白牛」とある 大自在天(だいじざいてん、梵:महेश्वर、Maheśvara、マヘーシュヴァラ、音写:摩醯首羅、まけいしゅら)とも言う。もともとはヒンドゥー教におけるシヴァ神である。仏教では自在天外道の主神とされる。なお大聖歓喜自在天・他化自在天と名称が似ているため多く混同されるが、別の天部である(後述)。妻は烏摩妃(パールヴァティー)。.

38 関係: 十地大般涅槃経天神信仰天魔天満大自在天神如来密教崑崙主神三千大千世界三界仏教他化自在天伊舎那天御霊信仰応身マーラバラモン教パールヴァティーパクダ・カッチャーヤナヒンドゥー教ファルス (性)シヴァサンスクリット六師外道六欲天菩薩菅原道真那羅延天釈迦如来色究竟天色界降三世明王陰茎梵天歓喜天曼荼羅

十地

十地(じっち、じゅうじ)は、菩薩が修行して得られる菩薩五十二位の中、下位から数えて第41番目から第50番目の位をいう。十廻向の上位であり等覚より下位にあたる。上位から法雲・善想・不動・遠行・現前・難勝・焔光・発光・離垢・歓喜の10位がある。 仏智を生成し、よく住持して動かず、あらゆる衆生を荷負し教化利益する様子が、大地が万物を載せ、これを潤益(にょうやく)することに似ているから「地」と名づく。.

新しい!!: 大自在天と十地 · 続きを見る »

大般涅槃経

『大般涅槃経』(だいはつねはんぎょう、महापरिनिर्वाणसूत्र(Mahāparinirvāṇa Sūtra、マハーパリニルヴァーナ・スートラ)、महापरिनिब्बानसुत्तन्त Mahaaparinibbaana Sutta(nta)(マハーパリニッバーナ・スッタ(ンタ))は、釈迦の入滅(=大般涅槃(だいはつねはん))を叙述し、その意義を説く経典類の総称である。阿含経典類から大乗経典まで数種ある。略称『涅槃経』。 大乗の『涅槃経』 は、初期の『涅槃経』とあらすじは同じだが、「一切衆生悉有仏性」を説くなど、趣旨が異なる。 涅槃経を宗旨とする宗派涅槃宗が中国で興ったが、日本には直接伝来しなかった。.

新しい!!: 大自在天と大般涅槃経 · 続きを見る »

天神信仰

天神信仰(てんじんしんこう)は、天神(雷神)に対する信仰のことである。特に菅原道真を「天神様」として畏怖・祈願の対象とする神道の信仰のことをいう。 本来、天神とは国津神に対する天津神のことであり特定の神の名ではなかったが、道真が没後すぐに、天満大自在天神(てんまんだいじざいてんじん)という神格で祀られ、つづいて、清涼殿落雷事件を契機に、道真の怨霊が北野の地に祀られていた火雷神と結び付けて考えられ火雷天神(からいてんじん)と呼ばるようになり、後に火雷神は眷属として取り込まれ新たに日本太政威徳天(にほんだいじょういとくてん / にほんだじょういとくてん)などの神号が確立することにより、さらには、実道権現(じつどうごんげん)などとも呼ばれ、『渡唐天神』『妙法天神経』『天神経』など仏教でもあつい崇敬をうけ、道真の神霊に対する信仰が天神信仰として広まった。.

新しい!!: 大自在天と天神信仰 · 続きを見る »

天魔

葛飾北斎画『釈迦御一代図会』より、仏法を滅ぼすために釈迦と仏弟子たちのもとへ来襲する第六天魔王 天魔(てんま)とは第六天魔王波旬(はじゅん、पापीयस् 、より邪悪なもの)、すなわち仏道修行を妨げている魔のことである。天子魔(てんしま)・他化自在天(たけじざいてん)・第六天魔王(あるいは単に魔王)ともいう。また、天魔の配下の神霊(魔縁参照)のことを表す場合もある。.

新しい!!: 大自在天と天魔 · 続きを見る »

天満大自在天神

明治時代) 天満大自在天神(てんまん / てんま / そらみつ だいじざいてんじん)は、日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家である菅原道真(すがわら の みちざね / みちまさ / どうしん)の御霊を神格化した神。別号 日本太政威徳天(にほん / やまと / ひのもと だいじょう / だじょう いとくてん)、大聖威徳天(たいせいいとくてん)、火雷天神(からいてんじん)、大富天神(おおとみ / だいふ てんじん)、北野天満宮天神(きたのてんまんぐうてんじん)、北野天満大富天神(きたのそらみつおおとみてんじん)、実道権現(じつどうごんげん)。天神信仰、天満宮の主神。学問の神で雷神。.

新しい!!: 大自在天と天満大自在天神 · 続きを見る »

如来

如来 (にょらい)とは、仏教において、真理(如)に随って来た、真如より現れ出た者、すなわち仏陀のこと。仏の十の称号である十号の一つに数えられる。.

新しい!!: 大自在天と如来 · 続きを見る »

密教

密教(みっきょう)とは、秘密の教えを意味し、一般的には、大乗仏教の中の秘密教を指し、秘密仏教の略称とも言われる。金剛乗、あるいは金剛一乗教、金剛乗教ともいう。中国語圏では一般に密宗(ミイゾン)という。.

新しい!!: 大自在天と密教 · 続きを見る »

崑崙

崑崙(こんろん、クンルン)とは、中国古代の伝説上の山岳。崑崙山(こんろんさん、クンルンシャン)・崑崙丘・崑崙虚ともいう。中国の西方にあり、黄河の源で、玉を産出し、仙女の西王母がいるとされた。仙界とも呼ばれ、八仙がいるとされる。 崑崙奴(こんろんど)とは、アフリカ系黒人に対しての呼び名であるが、伎楽の崑崙(くろん)面の名称も、そもそもは黒人のことをさした。.

新しい!!: 大自在天と崑崙 · 続きを見る »

主神

主神(しゅしん)とは.

新しい!!: 大自在天と主神 · 続きを見る »

三千大千世界

三千大千世界(さんぜんだいせんせかい、)は、仏教において、一人の仏が教化する世界のことであり、仏教の世界観における全宇宙のこと。仏教の世界観では、須弥山を中心として日・月・四大州・六欲天・梵天などを含む世界を一世界(または小世界)とし、一世界が1000個集まったものを小千世界といい、小千世界が1000個集まったものを中千世界といい、中千世界が1000個集まったものを大千世界といい、これらを総括して三千大千世界という。10億個の須弥山世界が集まった空間(十万億土)をも意味する。略して三千世界といい、三界、三千界ともいう。.

新しい!!: 大自在天と三千大千世界 · 続きを見る »

三界

三界(さんがい、tri-dhātu)とは、仏教における欲界・色界・無色界の三つの世界のことであり、衆生が生死を繰り返しながら輪廻する世界をその三つに分けたもの。三有(さんう)ともいう。仏陀はこの三界での輪廻から解脱している。.

新しい!!: 大自在天と三界 · 続きを見る »

仏教

仏教寺院 仏教(ぶっきょう、旧字体:佛敎、サンスクリット:बौद्धधर्मः 、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教である。キリスト教・イスラム教と並んで、日本では出版点数の多い宗教の一つに数えられる。仏陀(仏、目覚めた人)の説いた教えである。 その教義は、苦しみの輪廻から解脱することを目指している。原因と結果の理解に基づいており、諸々の現象が縁起するとされる。 仏教は仏、その教えである法、その実践者である僧からなる三宝を中心に組織されている。実践における戒定慧の三学は、戒律、心を集中する禅定、ものごとの縁起を観察する智慧であり、後ろ二つは併せて止観とも呼ばれる仏教の瞑想法である。実践にて重要となる能力は六波羅蜜や八正道のように、いくつかの方法でまとめらている。 紀元前450年ごろに、インドで開始された仏教は、今では初期仏教として研究されている。釈迦は、他の苦行などの実践者の主張であるアートマン(真我)の存在を否定して無我とした。釈迦の死後数百年で部派仏教が生まれ、大きく大衆部と上座部とに、さらに細かく分かれたが、今なお大きな勢力として続いているのは南伝した上座部仏教であり、初期の教えを模範としている。紀元前の終わりごろには北伝し日本にも伝わることになる大乗仏教が開始され、教義や団体は多彩に発展しており、禅の瞑想法の様々、チベットや日本の真言宗に残る密教、一方で浄土信仰のような信仰形態の変化など多様である。『日本書紀』によれば仏教が伝来したのは飛鳥時代552年(欽明天皇13年)である(日本の仏教)。.

新しい!!: 大自在天と仏教 · 続きを見る »

他化自在天

他化自在天(たけじざいてん、Para-nirmita-vaśa-vartin)は、三界における欲界の最高位、且つ六道の天道(天上界)の最下部である、六欲天の第六天。欲界の天主大魔王である第六天魔王波旬(はじゅん、Pāpīyas)の住処。 この天は、他人の変現する楽事をかけて自由に己が快楽とするからこの名がある。この天の男女は互いに相視るのみにて淫事を満足し得、子を欲する時はその欲念に随って膝の上に化現するという。天人の身長は三里、寿命は1万6千歳という。ただし、その一尽夜は人間の1600年に相当するという。 天人としての他化自在天は、弓を持った姿で描かれる。.

新しい!!: 大自在天と他化自在天 · 続きを見る »

伊舎那天

伊舎那天(『図像抄』) 伊舎那天(いざなてん、いしゃなてん、Skt:ईशान īśāna)は仏教の天部における天神の名である。欲界第六天(他化自在天)の主。.

新しい!!: 大自在天と伊舎那天 · 続きを見る »

御霊信仰

御霊信仰(ごりょうしんこう)とは、人々を脅かすような天災や疫病の発生を、怨みを持って死んだり非業の死を遂げた人間の「怨霊」のしわざと見なして畏怖し、これを鎮めて「御霊」とすることにより祟りを免れ、平穏と繁栄を実現しようとする日本の信仰のことである。.

新しい!!: 大自在天と御霊信仰 · 続きを見る »

応身

応身 (おうじん、nirmaaNa-kaaya、निर्माण काय (sanskrit))は仏教用語であり、法身・報身・応身の三身の1つ。 「応現した身体」という意味から応身と言い、サンスクリット語の「ニルマーナ」の「化成」という意味から、化身と同じ意味であり、これから「応化身」と呼ばれた。仏が衆生を済度するため、様々な形態で出現する際の姿。このような仏身についての考え方は、仏が単なる「法」や「理」ではなく、人間という一定の形をとるのでもなく、恒に衆生に向かって働きかけているものと考えられていることを示している。 チベット仏教では、すぐれた宗教者を化身と考え、その宗教者の没後に「生まれ変わり」を探し、同一人格の持ち主として扱い、その宗教者の地位を継承させる化身ラマ(いわゆる転生活仏)制度が14世紀から15世紀にかけて広く普及、定着した。 後世、日本では、訳語の応身と化身に意味上の区別が発生し、応身は衆生教化の対象に応じて現れた仏であり、化身は人間以外のほかの衆生への応現化成と考える用法が出現した。 category:仏 Category:仏教用語 ru:Нирманакая.

新しい!!: 大自在天と応身 · 続きを見る »

マーラ

敦煌で出土した10世紀の仏画。仏陀に攻めかかるマーラ マーラ()は、釈迦が悟りを開く禅定に入った時に、瞑想を妨げるために現れたとされる魔神。愛の神カーマと結び付けられ、カーマの別名又はカーマ・マーラとして一体で概念されることがある。マーラを降すことを降魔という。 煩悩の化身であるマーラにとって、釈迦が悟りを開く事は自身の破滅につながる。そこで手始めに釈迦のもとに美しく技に長けた三人の娘達を送り込むが、釈迦は数々の誘惑に屈せず、続いてマーラは恐ろしい形相の怪物達に釈迦を襲わせたが、なぜか釈迦に近づくことはできなかった。岩石やありとあらゆる武器を降らせ、周囲を暗闇に覆っても釈迦は動じず、最後はマーラ自らが巨大な円盤を振りかざして向かっていくが、円盤は花輪となった。こうしてマーラは敗北を認め、釈迦は悟りを開いた。 魔王マーラ・パーピーヤス(、天魔波旬、魔羅、天魔、悪魔などの漢訳がある)。マーラの語義は「殺すもの」であるとも、「死」の人称形とも言われる。パーピーヤスは「より以上悪いもの」の意。しかし、仏伝には天(deva、神)であるとの記述があり、「天」魔と呼ばれるのは、ここに由来する。そのためインドにおける肌の黒い被支配者が崇拝した神々を起源とする説もある。 摩と書かれていたのを梁の武帝蕭衍が、魔に改めたとされる。 マーラは原始聖典の阿含経『相応部』の「悪魔相応」Māra samyuttaに書かれている。 マーラと外教徒をあわせて悪魔外道と呼ぶ。 日本においては、マーラが釈迦の修行の邪魔をした故事から、修行僧達が煩悩の象徴として男根を“魔羅(まら)”と呼ぶようになったという。現在では一般社会でも同様に隠語として使用される。.

新しい!!: 大自在天とマーラ · 続きを見る »

バラモン教

バラモン教の儀式(南インド) インドラの像(ネパール、16世紀) バラモン教(ばらもんきょう、Brahmanism)は、近代のイギリス人がバラモン中心の宗教を呼ぶために作った造語である大正大学綜合佛教研究所公開講座 2002年12月4日。実質的にヴェーダに説かれる祭祀を行う人々の宗教を指す意味で使われることが多い。.

新しい!!: 大自在天とバラモン教 · 続きを見る »

パールヴァティー

パールヴァティー(पार्वती Pārvatī)は、ヒンドゥー教の女神の一柱で、その名は「山の娘」を意味する。シヴァ神の神妃。ヒマラヤ山脈の山神ヒマヴァットの娘で、ガンジス川の女神であるガンガーの姉に当たる。軍神スカンダや、学問の神ガネーシャの母。シヴァの最初の妻サティーの転生とされ、穏やかで心優しい、美しい女神といわれる。金色の肌を持つ。ウマー(umā)、ガウリー(gaurī)、チャンディー(caṅḍī)、アンビカー(ambikā)など別名が多い。 彼女の肌は金色ではなく元々は黒色だったが、それをシヴァに非難された事を恥じた彼女が森にこもって苦行を始めた為、それを哀れんだブラフマーが彼女の肌を金色に変えた。なお、この時の彼女の黒い肌がカーリーになったとする説もある。 後にドゥルガーやカーリーとも同一視され、パールヴァティーの変身した姿、あるいは一側面とされた。タントラ教においては、シヴァのシャクティであるとされ、シヴァとともにアルダーナリシュヴァラを形成する。 仏教名(漢訳名)は烏摩妃または波羅和底錦織亮介 『天部の仏像事典』 東京美術、1983年、204,213頁。。現図胎蔵界曼荼羅図の最外院の南西に、左手に三鈷戟を持ち牛に乗った姿で夫の大自在天(シヴァ)とともに描かれる。大自在天が乗るのは白牛で烏摩妃が乗るのは赤羊ともいわれる。また、密教では大自在天と共に降三世明王に踏みつけられている。.

新しい!!: 大自在天とパールヴァティー · 続きを見る »

パクダ・カッチャーヤナ

パクダ・カッチャーヤナ(パーリ語:Pakudha Kaccayana、漢:迦羅鳩駄迦旃延、生没年不詳)またはカクダ・カートゥヤーヤナは、釈迦の在世中に活躍した自由思想家で出家修行者。六師外道のひとりで、唯物論的・原子論的な七要素説を唱えた。釈迦による批判がある。.

新しい!!: 大自在天とパクダ・カッチャーヤナ · 続きを見る »

ヒンドゥー教

ヒンドゥー教(ヒンドゥーきょう、Hinduism、हिन्दू धर्म、सनातनधर्मः)、慣用表記でヒンズー教、ヒンヅー教、ヒンド教、ヒンドゥ教は、インドやネパールで多数派を占める民族宗教、またはインド的伝統を指す。西欧で作られた用語である。 英語のHinduは、まずイスラム教徒との対比において用いられるのが現在では一般的で、イスラム教徒以外で小宗派を除いた、インドで5億人を超えるような多数派であるインド的な複数の有神教宗派の教徒の総称である。ヒンドゥー教徒の数はインド国内で8.3億人、その他の国の信者を合わせると約9億人とされ、キリスト教、イスラム教に続いて、人口の上で世界で第3番目の宗教である。 同じくヒンドゥー教と訳される英語のHinduismは、最も広い意味・用法ではインドにあり、また、かつてあったもの一切が含まれていて、インドの歴史では先史文明のインダス文明まで遡るものであるが、一般的には、アーリア民族のインド定住以後、現代まで連続するインド的伝統を指す。西洋では、このうち仏教以前に存在した宗教をバラモン教()、特にヴェーダ時代の宗教思想をヴェーダの宗教()と呼んだ。。 ヒンドゥー教の狭い意味での用法は、仏教興隆以後発達して有力になったもので、とくに中世・近世以後の大衆宗教運動としてのシヴァ教徒・ヴィシュヌ教徒などの有神的民衆宗教を意識しての呼び方であることが多い川崎信定 『インドの思想』 放送大学教育振興会、1997年。.

新しい!!: 大自在天とヒンドゥー教 · 続きを見る »

ファルス (性)

ファルス (phallus) とは、勃起した陰茎、あるいは陰茎のような形をしたオブジェを指す言葉。.

新しい!!: 大自在天とファルス (性) · 続きを見る »

シヴァ

ヴァ(; サンスクリット: 、「吉祥者」の意)はヒンドゥー教のである。現代のヒンドゥー教では最も影響力を持つ3柱の主神の中の1人であり、特にシヴァ派では最高神に位置付けられている。 トリムルティ(ヒンドゥーの理論の1つ)ではシヴァは「破壊/再生」を司る様相であり、ブラフマー、ヴィシュヌとともに3柱の重要な神の中の1人として扱われているZimmer (1972) p. 124.

新しい!!: 大自在天とシヴァ · 続きを見る »

サンスクリット

Bhujimolという書体を使って書かれており、椰子の葉からできている (貝葉)。 サンスクリット(संस्कृत、saṃskṛta、Sanskrit)は、古代インド・アーリア語に属する言語。インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古代語。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられた。ヒンドゥー教、仏教、シーク教、ジャイナ教の礼拝用言語でもあり、現在もその権威は大きく、母語話者は少ないが、現代インドの22の公用語の1つである。 サンスクリットは「完成された・洗練された(言語、雅語)」を意味する。言語であることを示すべく日本ではサンスクリット語とも呼ばれる。 漢字表記の梵語(ぼんご)は、中国や日本でのサンスクリットの異称。日本では近代以前から、般若心経など、サンスクリットの原文を漢字で翻訳したものなどを通して、梵語という言葉は使われてきた。梵語は、サンスクリットの起源を造物神ブラフマン(梵天)とするインドの伝承を基にした言葉である。.

新しい!!: 大自在天とサンスクリット · 続きを見る »

六師外道

六師外道」(ろくしげどう)とは、ゴータマ・シッダッタとおよそ同時代のマガダ地方あたりで活躍した6人の思想家たちを、仏教の側から見て異端だと見なし、まとめて指すための呼称。.

新しい!!: 大自在天と六師外道 · 続きを見る »

六欲天

六欲天(ろくよくてん)は、天上界のうち、いまだ欲望に捉われる6つの天界をいう。六天ともいう。またそのうちの最高位・他化自在天を特に指して言う場合もある。.

新しい!!: 大自在天と六欲天 · 続きを見る »

(かみ)は、信仰の対象として尊崇・畏怖  されるもの。 一般的には「古代ギリシア語:Θεός テオス、ラテン語:deus、Deus デウス、英:god、God」にあたる外来語の訳語として用いられるが、これらの意味と日本語における「神」は厳密には意味が異なるとされる。詳細は下記を参照。また、英語において、多神教の神々はGodではなく、頭文字を小文字にしてgod、複数形:gods、もしくはdeity、複数形:deitiesと区別する。.

新しい!!: 大自在天と神 · 続きを見る »

菩薩

菩薩(ぼさつ、梵名ボーディ・サットヴァ(बोधिसत्त्व, bodhisattva) の音写、bodhisatta)は、仏教において、一般的には、悟り(菩提, bodhi)を求める衆生(薩埵, sattva)を意味する。菩提薩埵とも音写される。.

新しい!!: 大自在天と菩薩 · 続きを見る »

菅原道真

菅原道真(すがわら の みちざね / みちまさ / どうしん、承和12年6月25日(845年8月1日) - 延喜3年2月25日(903年3月26日))は、日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。参議・菅原是善の三男。官位は従二位・右大臣。贈正一位・太政大臣。 忠臣として名高く、宇多天皇に重用されて、寛平の治を支えた一人であり、醍醐朝では右大臣にまで昇った。しかし、左大臣・藤原時平に讒訴(ざんそ)され、大宰府へ大宰員外帥として左遷され現地で没した。死後天変地異が多発したことから、朝廷に祟りをなしたとされ、天満天神として信仰の対象となる。現在は学問の神として親しまれる。 小倉百人一首では菅家。.

新しい!!: 大自在天と菅原道真 · 続きを見る »

那羅延天

那羅延天(ならえんてん, नारायण、)は、漢訳仏典におけるバラモン教・ヒンドゥー教の神ヴィシュヌの異名「ナーラーヤナ」の音写。本項では、仏教におけるヴィシュヌについて記載する。.

新しい!!: 大自在天と那羅延天 · 続きを見る »

釈迦如来

釈迦如来(しゃかにょらい、しきゃじらい)または釈迦牟尼仏とは、仏教の開祖である釈迦(ゴータマ・シッダッタ、ガウタマ・シッダールタ、瞿曇悉達多)を、仏(仏陀)として敬う呼び名である。.

新しい!!: 大自在天と釈迦如来 · 続きを見る »

色究竟天

色究竟天(しきくきょうてん、Skt:Akanistha、音訳:阿迦尼吒天(あかにたてん)等他)は、仏教の世界観の1つであり、三界のうち、色界及び天上界における最高の天のこと。 三界は上から無色界・色界・欲界の3つの世界があるが、色究竟天はその中の色界の最上位に位置する。「色」とは形体・物質のことで、色界は欲望から離れて清らかな物質や肉体が存在する世界であるが、この天より上は肉体や物質が存在しない無色界になり、形体を有する天処の究る場所であるから、色究竟天と呼ばれる。 『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が16,000由旬、寿命が16,000劫とする。.

新しい!!: 大自在天と色究竟天 · 続きを見る »

色界

色界の十八天(一例。なお善現・善見が逆さまであるが、これは誤り) 色界(しきかい、Skt:rūpa-dhātu)は三界の一つ。色天、色行天ともいう。欲望を離れた清浄な物質の世界。無色界の下にあり、欲界の上にある。この色界には四禅の四地、初禅、第二禅、第三禅、第四禅があり、これを過ぎると無色界に入る。天界28天に属す。色は物質の義、あるいは変礙の義。 色界に住む天人は、食欲と淫欲を断じ、男女の区別がなく、光明を食とするという。しかし情欲と色欲はある。色界の諸天は、世間の禅定ならびに上品の十善を修してこの報を感じるという。 大乗仏教(特に唯識派)では、上座部と同じく18天とするが、薩婆多部は16天、経部は17天とするなど、数には諸説ある。この18天は四禅に分類できる。.

新しい!!: 大自在天と色界 · 続きを見る »

降三世明王

降三世明王(ごうざんぜみょうおう。降三世夜叉明王とも呼ばれる)、および勝三世明王は、密教特有の尊格である明王のひとつ。五大明王の一尊としては東方に配される。.

新しい!!: 大自在天と降三世明王 · 続きを見る »

陰茎

茎(いんけい、penis)は、男性器の一部で、体内受精をする動物のオス(雄)にあり、身体から常時突出しているか、あるいは突出させることができる生殖器官である。メス(雌)の生殖器に挿入し、体内に精子を直接送りこむ際に用いられる性器(生殖器・交接器)である。特に外性器のうちのひとつ。また、哺乳類では泌尿器を兼ね、睾丸の上部から突き出ている。.

新しい!!: 大自在天と陰茎 · 続きを見る »

梵天

帝釈天(左)と梵天(右) 梵天像 梵天(ぼんてん)は、仏教の守護神である天部の一柱。古代インドの神ブラフマーが仏教に取り入れられたもので、十二天に含まれる。梵はbrahmanの音写。 ブラフマーは、古代インドにおいて万物実存の根源とされた「ブラフマン」を神格化したものである。ヒンドゥー教では創造神ブラフマーはヴィシュヌ(維持神)、シヴァ(破壊神)と共に三大神の1人に数えられた。 帝釈天と一対として祀られることが多く、両者を併せて「梵釈」と称することもある。.

新しい!!: 大自在天と梵天 · 続きを見る »

歓喜天

歓喜天(かんぎてん、Skt:Vināyaka、Gaṇapati、またはナンディケーシュヴァラ Nandikeśvara 歓喜自在天)は、仏教の守護神である天部の一つ。 また、聖天(しょうでん、しょうてん)、大聖歓喜天、大聖歓喜大自在天、大聖歓喜双身天王、象鼻天(ぞうびてん)、天尊(てんそん)。あるいはVināyaka、Gaṇapatiを音写して、毘那夜迦(びなやか)、誐那缽底(がなぱてい)ともいう。 象頭人身の単身像と立像で抱擁している象頭人身の双身像の2つの姿の形像が多いが、稀に人頭人身の形像も見られる。 多くは厨子などに安置され、秘仏として扱われており一般に公開されることは少ない。ガネーシャ(गणेश)も参照のこと。.

新しい!!: 大自在天と歓喜天 · 続きを見る »

曼荼羅

曼荼羅(まんだら、梵語:मण्डल 、チベット語:མཎྜལ(めんでる, maNDal), དཀྱིར་འཁོར་(きんこる, dkyir 'khor))とは、密教の経典にもとづき、主尊を中心に諸仏諸尊の集会(しゅうえ)する楼閣を模式的に示した図像。ほとんどの密教経典は曼荼羅を説き、その思想を曼荼羅の構造によって表すので、その種類は数百にのぼる。古代インドに起源をもち、中央アジア、日本、中国、朝鮮半島、東南アジア諸国などへ伝わった。21世紀に至っても、密教の伝統が生きて伝存するチベット、ネパール、日本などでは盛んに制作されている。 漢字による表記のバリエーションとして「曼陀羅」があるが、日本の重要文化財等の指定名称は「曼荼羅」に統一されており、ここでも「曼荼羅」と表記する。 日本では、密教の経典・儀軌に基づかない、神仏が集会(しゅうえ)する図像や文字列にも、曼荼羅の呼称を冠する派生的な用法が生じた。またチベットでは、須弥山を中心とする全世界を十方三世の諸仏に捧げる供養の一種を「曼荼羅供養」と称し、この供養に用いる金銅製の法具や、この法具を代替する印契に対しても、「曼荼羅」の呼称が使用されている。 画像:Mandala1 detail.jpg|胎蔵曼荼羅中央部の中台八葉院 画像:Vishnu Mandala.jpg|ヴィシュヌ神の曼荼羅 画像:Hokke mandala.jpg|文字曼荼羅(法華曼荼羅) 画像:Painted 19th century Tibetan mandala of the Naropa tradition, Vajrayogini stands in the center of two crossed red triangles, Rubin Museum of Art.jpg|金剛瑜伽女の曼荼羅(チベット仏教).

新しい!!: 大自在天と曼荼羅 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

マヘーシュヴァライーシュバライーシュヴァラ

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »