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マナサー

索引 マナサー

マナサー(Manasā, ベンガル語:মনসা)は、インド神話に登場するナーガ族の女性(ナーギニー)。カシュヤパ仙とカドゥルーの間に生まれた1000のナーガの1人で、蛇王シェーシャの妹。ジャラトカール仙の妻、アースティーカ仙の母。蛇の毒を癒す力を持つことからマナサー・デーヴィーと称され、女神としても崇拝される。マナサーが聖仙に嫁いだことで、神々、聖仙、蛇、人間との間に平和が保たれたとされ、蛇王タクシャカがパリークシット王(英雄アルジュナの孫)を噛み殺したためにナーガ族が滅亡に瀕したときは、神々の要請によって息子アースティーカに仲裁を命じた。 ジャガトガウリー(世界で最も輝く女)、ニティヤー(永遠の女)、ヴィシャハラー(毒を除く者)などの別名がある。 Category:ナーガ Category:ヒンドゥー教の神 Category:インド神話の神.

7 関係: ナーガベンガル語アルジュナインド神話カドゥルーカシュヤパタクシャカ

ナーガ

ラオスの公園の像。ナーガに守られたブッダ ナーガ (नाग, Nāga) は、インド神話に起源を持つ、蛇の精霊あるいは蛇神のことである。.

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ベンガル語

ベンガル語(ベンガルご、বাংলা、バングラ)はベンガル人の言語。話者数は2億人を数え、日常会話の言語人口としては、世界で7番目に多い言語。主にバングラデシュおよびインドの西ベンガル州とその周辺で話されている。バングラデシュの国語であり、またインドでも憲法の第8付則に定められた22の指定言語のひとつとして、西ベンガル州とトリプラ州の公用語になっている。アッサム州にも話者がいる。ほか西アジアなどで移民によって話される。 インド・アーリア語派に属する。表記にはブラーフミー文字から発展したベンガル文字を用いる。構文は SOV型。ヒンディー語と異なり、名詞は性をもたない。なお、言語名の呼称に関しては、バングラ語と表記するほうが原語の音に忠実ではあるが、日本語では「ベンガル語」の表記が慣例である。.

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アルジュナ

インドネシアのジャワ島のワヤン・クリのアルジュナ アルジュナ(梵語: अर्जुन, Arjuna)は、ヒンドゥー教の聖典の1つである叙事詩『マハーバーラタ』に登場する英雄である。 その名は「白色」を意味する。彼はパーンダヴァ兄弟5人のうちの3人目で、ユディシュティラ、ビーマ、ナクラ、サハデーヴァと兄弟。パーンドゥの最初の妻クンティーの産んだ中では末っ子である。ドラウパディーを兄弟共通の妻としてもち、カルナを宿敵とする。.

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インド神話

ヒンドゥー教の最高神の一柱、シヴァの石像 インド神話(インドしんわ)は、インドに伝わる神話であり、特にバラモン教、ヒンドゥー教、仏教に伝わるものを指す。成立時期や伝承者の層などによって様々な神話があるが、概ねヴェーダ神話がバラモン教に、叙事詩・プラーナ神話がヒンドゥー教に属し、ブラーフマナ・ウパニシャッド神話がその両者を繋ぐものと考えられている。 以下、ヴェーダ神話とブラーフマナ・ウパニシャッド神話、叙事詩・プラーナ神話の3つに大別して概説する。.

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カドゥルー

ドゥルー(またはカドルー、Kadrū)は、インド神話に登場する女性。ダクシャの娘の1人で、カシュヤパ仙の妻。1000の偉大なナーガ(蛇)の王たちを生んだ太母的存在。白馬ウッチャイヒシュラヴァスの尾の色をめぐって姉妹のヴィナターと争った。 あるときカドゥルーは白馬ウッチャイヒシュラヴァスを見てヴィナターにその色を質問した。ヴィナターは白だと答え、カドゥルーと賭けをしようと言った。そこでカドゥルーは負けた方が奴隷になることにし、尻尾だけ黒色だと言った。 2人は翌日ウッチャイヒシュラヴァスの色を見に行くことに決めて家に帰った。しかしカドゥルーは賭けに勝つため、1000の子供たちにウッチャイヒシュラヴァスの尾の中にもぐりこんで、尾の色を黒に見せかけるよう命じた。しかし母の命令に従わなかった子供が多くいたので、カドゥルーは軽い気持ちで彼らを呪い、ジャナメージャナによって滅ぶよう言った。 ところでブラフマー神は常々、ナーガが恐るべき猛毒によって他の生類を圧倒し、強大な勢力になることを危惧していた。そのためカドゥルーの呪いを喜んだが、逆にナーガたちは母の言葉が必定であることをよく知っていて、滅亡を回避するために対策を講じなければならなかった。 翌日カドゥルーは子供たちの働きによって賭けに勝利し、500年の間ヴィナターを奴隷にしたとされる。.

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カシュヤパ

アンドラプラデシュ州でカシュヤパ像 カシュヤパ(サンスクリット कश्यप kaśyapa)は、古代インドのリシである。アトリ(Atri)、ヴァシシュタ(Vashistha)、ヴィシュヴァーミトラ(Vishvamitra)、ジャマダグニ(Jamadagni)、バラドヴァージャ(Bharadwaja)、ゴータマ(Gautama)の6人とともに現在のマンヴァンタラ(Manvantara、マヌに始まる暦)における7賢人(Saptarishi)のひとりに数えられる。 に代表されるShrutarshiは立法を司り、Jaiminiに代表されるKarmakandaは祭事を司る。--> また、彼はカシュヤパ・サンヒター(あるいはジヴァキヤタントラ(Jivakiya Tantra))の著者でもある。この書は特に小児科学、婦人科学、産科学の分野を扱うアーユルヴェーダの参考図書である。 カシュヤパとされる人物が複数存在した、或いはそもそも「カシュヤパ」は個を特定するものではなくある種の役職であったのではないかと考える向きもある。.

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タクシャカ

タクシャカの像 タクシャカ(Taksaka)は、インド神話に登場する蛇の王(ナーガラージャ)。カシュヤパ仙とカドゥルーの間に生まれた1000のナーガの1人。ナーガ族の中でも特に狡猾とされる。インドラ神の友人。英雄アルジュナの孫であるパリークシット王を咬み殺した。 あるときパリークシット王はシャミーカ仙に礼を失した行為をしたために、その息子シュリンギンによって7日以内に蛇王タクシャカによって咬まれて死ぬという呪いをかけられた。これを知ったパリークシット王はタクシャカが近づけないように海に巨大な柱を立て、その上に宮殿を建て、厳重に警備して住んだ。また蛇の毒の専門の医者である聖仙を呼んだ。タクシャカは宮殿に向かう途中の聖者と競って、自分の毒が聖者に劣ることを知ると、王以上の謝礼を約束して帰ってもらった。さらにタクシャカは仲間のナーガを呼んで聖者に化けさせ、王に果物を献上させ、自分は昆虫に化けてその果物の中に潜んだ。王が献上された果物を切ったとき、果実から這い出て蛇の姿に戻り、王の首筋に咬みついて殺した。 パリークシット王の息子ジャナメージャナは、父を葬るとナーガ族への復讐を開始した。彼は聖仙たちを集め、蛇を犠牲に捧げるサルパサトラという供犠を行わせた。この祭火によってナーガ族のほとんどが滅んだが、タクシャカは1人インドラ神の宮殿に逃げ込んだ。炎がインドラ神に迫ったとき、神々はマナサー女神に助けを求め、マナサーは息子アースティーカに命じて仲裁させたため、ナーガ族は滅亡を逃れたという。 タクシャカはまた、パウシャ王の王妃が大切にしている1対のイヤリングを盗もうとしたことがあったが、これには失敗している。.

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